JPH07334850A - 光ピックアップ - Google Patents
光ピックアップInfo
- Publication number
- JPH07334850A JPH07334850A JP12362794A JP12362794A JPH07334850A JP H07334850 A JPH07334850 A JP H07334850A JP 12362794 A JP12362794 A JP 12362794A JP 12362794 A JP12362794 A JP 12362794A JP H07334850 A JPH07334850 A JP H07334850A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser unit
- hologram laser
- optical
- hologram
- circular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 円形の両端をカットした小判形状のホログラ
ムレーザーユニットをカットに対して垂直方向にガタが
出にくい状態で回転調整できるようにする。 【構成】 ホログラムレーザーユニット１を取り付ける
光学基台２の嵌合部の形状を、ホログラムレーザーユニ
ット１の円形の外形部１ａ，１ｂに対向する円形状の凹
部２ａ，２ｂと、ホログラムレーザーユニット１の直線
状の外形部１ｃ，１ｄの中央部を片側もしくは両側から
位置規制する突起部２ｃ，２ｄにより構成する。
ムレーザーユニットをカットに対して垂直方向にガタが
出にくい状態で回転調整できるようにする。 【構成】 ホログラムレーザーユニット１を取り付ける
光学基台２の嵌合部の形状を、ホログラムレーザーユニ
ット１の円形の外形部１ａ，１ｂに対向する円形状の凹
部２ａ，２ｂと、ホログラムレーザーユニット１の直線
状の外形部１ｃ，１ｄの中央部を片側もしくは両側から
位置規制する突起部２ｃ，２ｄにより構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は円盤状記録媒体に光学的
に情報を記録再生する光ディスク装置に用いられる光ピ
ックアップに関するものである。
に情報を記録再生する光ディスク装置に用いられる光ピ
ックアップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、光ディスク装置の小型化、低コス
ト化に伴い、光ピックアップの光学部品の集積化が進
み、半導体レーザーと回折格子、フォトディテクタなど
の光学部品が一体となったホログラムレーザーユニット
が用いられるようになった。また、光ピックアップがさ
らに薄型化するのに伴い、ホログラムレーザーユニット
の外形も円形から、円形の両端をカットした小判形状の
ものが多く用いられるようになってきた。
ト化に伴い、光ピックアップの光学部品の集積化が進
み、半導体レーザーと回折格子、フォトディテクタなど
の光学部品が一体となったホログラムレーザーユニット
が用いられるようになった。また、光ピックアップがさ
らに薄型化するのに伴い、ホログラムレーザーユニット
の外形も円形から、円形の両端をカットした小判形状の
ものが多く用いられるようになってきた。
【０００３】このホログラムレーザーユニットは、ディ
スクのトラッキング誤差検出にサブビームの光量差で誤
差を検出する３ビーム方式を用いた場合、回折格子が一
体となっており、サブビームとディスク上のトラックと
の角度を最適な値にするためにホログラムレーザーユニ
ットを光軸回りに回転調整する必要がある。
スクのトラッキング誤差検出にサブビームの光量差で誤
差を検出する３ビーム方式を用いた場合、回折格子が一
体となっており、サブビームとディスク上のトラックと
の角度を最適な値にするためにホログラムレーザーユニ
ットを光軸回りに回転調整する必要がある。
【０００４】以下図面を参照しながら、上述した従来の
光ピックアップの構造の一例について説明する。
光ピックアップの構造の一例について説明する。
【０００５】図５は従来の光ピックアップの構造の一部
を示すものであり、１は円形の両端をカットした小判形
状のホログラムレーザーユニット、２は光学基台、３は
ホログラムレーザーユニットから出射された光を折り曲
げるためのレーザーミラー、４は対物レンズをフォーカ
ス方向とトラッキング方向の２次元方向に駆動するため
のアクチェータである。図６は図５の一部を分解拡大し
たもので、１、２は図５の符号と同じ構成部品であり、
５はホログラムレーザーユニット１のリード部である。
ホログラムレーザーユニット１と光学基台２はそれぞれ
の円形状外形部分の嵌合部１ａ、１ｂ、２ａ、２ｂで嵌
合するようになっており、この嵌合部１ａ、１ｂ、２
ａ、２ｂに沿って、光軸回りに回転調整ができるように
なっている。
を示すものであり、１は円形の両端をカットした小判形
状のホログラムレーザーユニット、２は光学基台、３は
ホログラムレーザーユニットから出射された光を折り曲
げるためのレーザーミラー、４は対物レンズをフォーカ
ス方向とトラッキング方向の２次元方向に駆動するため
のアクチェータである。図６は図５の一部を分解拡大し
たもので、１、２は図５の符号と同じ構成部品であり、
５はホログラムレーザーユニット１のリード部である。
ホログラムレーザーユニット１と光学基台２はそれぞれ
の円形状外形部分の嵌合部１ａ、１ｂ、２ａ、２ｂで嵌
合するようになっており、この嵌合部１ａ、１ｂ、２
ａ、２ｂに沿って、光軸回りに回転調整ができるように
なっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構造では、ホログラムレーザーユニット１と光学基
台２のそれぞれの嵌合部１ａ、１ｂ、２ａ、２ｂの公差
を考慮した場合、図６に示す左右方向６に比べ、上下方
向７にガタが多く発生する。通常この上下方向７はディ
スクのトラック方向に一致しており、この方向にホログ
ラムレーザーユニット１が動くと光ピックアップの性能
が変化するという問題点を有していた。
うな構造では、ホログラムレーザーユニット１と光学基
台２のそれぞれの嵌合部１ａ、１ｂ、２ａ、２ｂの公差
を考慮した場合、図６に示す左右方向６に比べ、上下方
向７にガタが多く発生する。通常この上下方向７はディ
スクのトラック方向に一致しており、この方向にホログ
ラムレーザーユニット１が動くと光ピックアップの性能
が変化するという問題点を有していた。
【０００７】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、回転
調整が可能で、しかも上下方向にガタが発生しにくいホ
ログラムレーザーユニットの保持構造を有する光ピック
アップを提供することを目的としてなされたものであ
る。
調整が可能で、しかも上下方向にガタが発生しにくいホ
ログラムレーザーユニットの保持構造を有する光ピック
アップを提供することを目的としてなされたものであ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の光ピックアップは小判形状をしたホログラム
レーザーユニットを取り付ける光学基台の嵌合部の形状
を、ホログラムレーザーユニットの円形の外形部に対向
する円形状の凹部とホログラムレーザーユニットの直線
状の外形部の中央部を片側もしくは両側から位置規制す
る突起部を有する構成とするものである。
に本発明の光ピックアップは小判形状をしたホログラム
レーザーユニットを取り付ける光学基台の嵌合部の形状
を、ホログラムレーザーユニットの円形の外形部に対向
する円形状の凹部とホログラムレーザーユニットの直線
状の外形部の中央部を片側もしくは両側から位置規制す
る突起部を有する構成とするものである。
【０００９】
【作用】本発明は上記構成により、小判形状をしたホロ
グラムレーザーユニットの外形の直線部と垂直方向にガ
タを発生しにくい状態で、ホログラムレーザーユニット
を光軸回りに回転調整を行うことができる。
グラムレーザーユニットの外形の直線部と垂直方向にガ
タを発生しにくい状態で、ホログラムレーザーユニット
を光軸回りに回転調整を行うことができる。
【００１０】
【実施例】以下本発明の光ピックアップのホログラムレ
ーザーユニットの保持構造について、図１を参照しなが
ら説明する。
ーザーユニットの保持構造について、図１を参照しなが
ら説明する。
【００１１】図１は本発明の一実施例におけるホログラ
ムレーザーユニットの保持構造を示したものであり、符
号１、２、５は図６と同じ構成部品であり、２ｃ、２ｄ
は光学基台２に設けられた突起部である。図２は図１に
おいてホログラムレーザーユニット１を光学基台２に挿
入した状態を後方から見た図であるが（リード部は省
略）、ホログラムレーザーユニット１の直線状外形部の
嵌合部１ｃ、１ｄの中央付近に設けられた突起部２ｃ、
２ｄによりホログラムレーザーユニット１の上下方向が
位置規制されている。図３はこの状態でホログラムレー
ザーユニット１を角度θだけ回転調整した時の様子を示
したものであるが、図３において、Ｌ＝Ｈ／cosθであ
り、例えばＨ＝５mm、θ＝３°とした時、Ｌ＝５．００
７mmとなり、突起部２ｃ、２ｄの間隔をホログラムレー
ザーユニットの高さ（Ｈ）に対して０．００７mmだけ余
裕をとっておけば回転調整に支障はない。
ムレーザーユニットの保持構造を示したものであり、符
号１、２、５は図６と同じ構成部品であり、２ｃ、２ｄ
は光学基台２に設けられた突起部である。図２は図１に
おいてホログラムレーザーユニット１を光学基台２に挿
入した状態を後方から見た図であるが（リード部は省
略）、ホログラムレーザーユニット１の直線状外形部の
嵌合部１ｃ、１ｄの中央付近に設けられた突起部２ｃ、
２ｄによりホログラムレーザーユニット１の上下方向が
位置規制されている。図３はこの状態でホログラムレー
ザーユニット１を角度θだけ回転調整した時の様子を示
したものであるが、図３において、Ｌ＝Ｈ／cosθであ
り、例えばＨ＝５mm、θ＝３°とした時、Ｌ＝５．００
７mmとなり、突起部２ｃ、２ｄの間隔をホログラムレー
ザーユニットの高さ（Ｈ）に対して０．００７mmだけ余
裕をとっておけば回転調整に支障はない。
【００１２】また、本実施例と従来例（図７）における
上下方向７のガタを比較すると、例えばホログラムレー
ザーユニットの外径をＤ＝φ８mm、高さをＨ＝５mm、ホ
ログラムレーザーユニットと光学基台の嵌合部の公差範
囲をそれぞれ０．０５mmとした時、従来例ではガタの量
が約０．０８mmであるのに対し、本実施例のものでは
０．０５mmと約０．６倍に圧縮することができる。実際
には光学基台の金型で突起部の微調整を行うのは容易で
あるから、さらにガタ量を減らすことが可能である。
上下方向７のガタを比較すると、例えばホログラムレー
ザーユニットの外径をＤ＝φ８mm、高さをＨ＝５mm、ホ
ログラムレーザーユニットと光学基台の嵌合部の公差範
囲をそれぞれ０．０５mmとした時、従来例ではガタの量
が約０．０８mmであるのに対し、本実施例のものでは
０．０５mmと約０．６倍に圧縮することができる。実際
には光学基台の金型で突起部の微調整を行うのは容易で
あるから、さらにガタ量を減らすことが可能である。
【００１３】図４は本発明の第二の実施例であるが、光
ピックアップの薄型化のためホログラムレーザーユニッ
ト１の下面に図１のような突起部を設けられない場合、
上方にのみ突起部２ｃを設け、治具等で上方に押し当て
ながら（矢印８）、回転調整及び固定をすることも可能
である。
ピックアップの薄型化のためホログラムレーザーユニッ
ト１の下面に図１のような突起部を設けられない場合、
上方にのみ突起部２ｃを設け、治具等で上方に押し当て
ながら（矢印８）、回転調整及び固定をすることも可能
である。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明は、円形の両端をカ
ットした小判形状のホログラムレーザーユニットを取り
付ける光学基台の嵌合部の形状を、ホログラムレーザー
ユニットの円形の外形部に対向する円形状の凹部とホロ
グラムレーザーユニットの直線状の外形部の中央部を片
側もしくは両側から位置規制する突起部を有する構成と
することにより、ホログラムレーザーユニットの回転調
整が可能で、かつホログラムレーザーユニットの上下方
向にガタが発生しにくい保持構造を有する光ピックアッ
プを実現することができる。
ットした小判形状のホログラムレーザーユニットを取り
付ける光学基台の嵌合部の形状を、ホログラムレーザー
ユニットの円形の外形部に対向する円形状の凹部とホロ
グラムレーザーユニットの直線状の外形部の中央部を片
側もしくは両側から位置規制する突起部を有する構成と
することにより、ホログラムレーザーユニットの回転調
整が可能で、かつホログラムレーザーユニットの上下方
向にガタが発生しにくい保持構造を有する光ピックアッ
プを実現することができる。
【図１】本発明の一実施例における光ピックアップのホ
ログラムレーザーユニットの保持構造の分解斜視図
ログラムレーザーユニットの保持構造の分解斜視図
【図２】本発明の一実施例における同ホログラムレーザ
ーユニットの保持状態を示す背面図
ーユニットの保持状態を示す背面図
【図３】本発明の一実施例における同ホログラムレーザ
ーユニット回転調整時の保持状態を示す背面図
ーユニット回転調整時の保持状態を示す背面図
【図４】本発明の第二の実施例におけるホログラムレー
ザーユニットの保持構造を示す背面図
ザーユニットの保持構造を示す背面図
【図５】従来のホログラムレーザーユニットを取り付け
た光ピックアップの分解斜視図
た光ピックアップの分解斜視図
【図６】従来のホログラムレーザーユニットの保持構造
の分解斜視図
の分解斜視図
【図７】従来のホログラムレーザーユニットの保持状態
を示す背面図
を示す背面図
１ ホログラムレーザーユニット １ａ，１ｂ ホログラムレーザーユニットの円形状外形
部の嵌合部 １ｃ，１ｄ ホログラムレーザーユニットの直線状外形
部の嵌合部 ２ 光学基台 ２ａ，２ｂ 光学基台のホログラムレーザーユニット嵌
合部 ２ｃ，２ｄ 光学基台の突起部 ３ レーザーミラー ４ アクチェータ ５ ホログラムレーザーユニットのリード部 ６ ホログラムレーザーユニットの左右方向 ７ ホログラムレーザーユニットの上下方向 ８ ホログラムレーザーユニットの押し当て方向
部の嵌合部 １ｃ，１ｄ ホログラムレーザーユニットの直線状外形
部の嵌合部 ２ 光学基台 ２ａ，２ｂ 光学基台のホログラムレーザーユニット嵌
合部 ２ｃ，２ｄ 光学基台の突起部 ３ レーザーミラー ４ アクチェータ ５ ホログラムレーザーユニットのリード部 ６ ホログラムレーザーユニットの左右方向 ７ ホログラムレーザーユニットの上下方向 ８ ホログラムレーザーユニットの押し当て方向
Claims (1)
- 【請求項１】 光学基台との嵌合部が、円形の両端をカ
ットした小判形状をし、円形の嵌合部に沿って光軸回り
に回転調整が必要なホログラムレーザーユニットを取り
付ける光学基台の嵌合部の形状が、ホログラムレーザー
ユニットの円形の外形部に対向する円形状の凹部とホロ
グラムレーザーユニットの直線状の外形部の中央部を片
側もしくは両側から位置規制する突起部を有することを
特徴とする光ピックアップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12362794A JPH07334850A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 光ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12362794A JPH07334850A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 光ピックアップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07334850A true JPH07334850A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14865273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12362794A Pending JPH07334850A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 光ピックアップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07334850A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100764400B1 (ko) * | 2000-12-13 | 2007-10-05 | 산요덴키가부시키가이샤 | 광픽업의 반도체 레이저 고정 장치 |
| US7286450B2 (en) | 2003-01-22 | 2007-10-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Light pickup device with center axis and light balancing adjustment |
-
1994
- 1994-06-06 JP JP12362794A patent/JPH07334850A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100764400B1 (ko) * | 2000-12-13 | 2007-10-05 | 산요덴키가부시키가이샤 | 광픽업의 반도체 레이저 고정 장치 |
| US7286450B2 (en) | 2003-01-22 | 2007-10-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Light pickup device with center axis and light balancing adjustment |
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