JP3194671B2 - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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JP3194671B2
JP3194671B2 JP15975694A JP15975694A JP3194671B2 JP 3194671 B2 JP3194671 B2 JP 3194671B2 JP 15975694 A JP15975694 A JP 15975694A JP 15975694 A JP15975694 A JP 15975694A JP 3194671 B2 JP3194671 B2 JP 3194671B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は対物レンズの傾き調整が
可能であって、情報記録媒体に対し光学的に情報の記録
及び/または再生を行う光学式情報記録再生装置の光ピ
ックアップに関するものである。
【0002】
【従来技術】光学式情報記録再生装置がディスク状情報
記録媒体(以下、単にディスクと称す)に対し、情報を
正確に記録あるいは再生を行うためには光スポットをで
きる限り小さく絞り込んで照射する必要がある。そのた
めには対物レンズの光軸と光ピックアップの光軸を平行
にし,かつ対物レンズの光軸をディスク面に対し垂直に
して光スポットを照射しなければならない。よって情報
を正確に記録あるいは再生するにはディスクの傾きに対
し、対物レンズの傾きを調整し対物レンズの光軸を調整
する機構が必要になってくる。このような対物レンズの
光軸の傾きを調整する装置は従来種々の提案がされてい
る。以下、従来例の説明をする。
【0003】図18、図19は特公平 4-62133号公報に
示されたもので、対物レンズ1 の傾きを調整するために
対物レンズ1 の中心Oを中心とする凸の球面41を対物レ
ンズ駆動装置40に形成し、その凸の球面41に対応する凹
の球面51を前記対物レンズ駆動装置40を保持する光学ブ
ロック50に備えた装置である。この装置は対物レンズ駆
動装置40が球面41の中心である対物レンズ1 の中心Oを
中心として回動自在となるようにしたもので、対物レン
ズ1 の傾きの調整方法は光学ブロック50の底面に設けた
穴52a,52b,53a,53b と対物レンズ駆動装置40に設けたネ
ジ穴42a,42b,42c,42d にコイルバネ60a,60b,70a,70b を
介して調整ネジ80a,80b,80c,80d が螺合しており、この
調整ネジ80a,80b,80c,80d のねじ込み量によって対物レ
ンズ1 を傾き調整しようとするものである。
【0004】また、実開昭60-35322号公報には、対物レ
ンズを含む情報読取装置の光学系の合焦点位置を中心と
する円周上に沿ってガイド機構を設け、そのガイド機構
に沿って情報読取装置を回動させる調整手段を設けるこ
とで対物レンズの傾きを調整しようとする技術が開示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】光ピックアップは装置
全体のダウンサイジング化、光ピックアップの移動速度
の向上、そして共振特性改善のため出来る限り小型・軽
量化することが望ましい。しかし上述した特公平 4-621
33号公報に記載された構成によれば、対物レンズ駆動装
置を光学ブロック上に取り付けようとする場合、コイル
バネ及びネジが必要となる。またそれに伴ないネジ穴を
対物レンズ駆動装置及び光学ブロックに形成しなければ
ならない。よって光ピックアップの小型・軽量化を進め
た際に、ネジ及びネジ穴のためのスペース、コイルバ
ネ、ネジの重量を無視できなくなり、光ピックアップの
小型・軽量化の妨げとなってしまう。
【0006】また、実開昭60-35322号公報に記載された
構成では、コイルバネ、ネジが小型・軽量化の妨げとな
ると共に、対物レンズの傾き調整可能な方向が一方向の
みで、細かい調整ができないという不具合がある。本発
明では上記不具合を解消し、構成部品を削減し、小型・
軽量化を図り、組立性の良好な光ピックアップを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、 1.対物レンズと、前記対物レンズを保持するホルダ
と、前記ホルダを変位可能に支持する支持部材と、前記
支持部材が取り付けられるベースと、前記ベースを搭載
するキャリッジとを有し、光源からの光束を光学的記録
媒体に照射する光ピックアップにおいて、前記ベースは
前記キャリッジによって挟持され、前記ベースと前記キ
ャリッジ間の第1摺動部および前記キャリッジと前記ベ
ース間の第2摺動部において、前記第1摺動部には前記
ベースと前記キャリッジのうち少なくともどちらか一方
に前記対物レンズの節点もしくはその近傍を中心とする
第1の球面を形成し、前記第2摺動部には前記キャリッ
ジと前記ベースのうち少なくともどちらか一方に前記第
1の球面と同一中心を有する第2の球面を形成した。
【0008】2.前記第1項記載の光ピックアップにお
いて、前記キャリッジの第1摺動部近傍に形成される鉤
部と、前記ベースに形成される開口部もしくは切欠部と
を備え、前記鉤部は前記ベースと前記キャリッジとの相
対角度がある範囲内であるとき前記開口部に対し挿通可
能となる非係合状態を形成し、それ以外の相対角度であ
るとき前記開口部もしくは切欠部に対し挿通不可能とな
る係合状態を形成するようにした。
【0009】3.前記第2項記載の光ピックアップにお
いて、前記鉤部は頭部と脚部から構成され、前記頭部お
よび前記脚部は前記開口部に挿通可能であって、その挿
通方向上の前記脚部を回転中心とした際の前記頭部によ
って形成される回転範囲と前記開口部とが干渉し、前記
脚部を回転中心とした際の前記脚部によって形成される
回転範囲と前記開口部とが干渉しないようにした。
【0010】4.前記第3項記載の光ピックアップにお
いて、前記頭部と前記ベースとで第2摺動部を形成し
た。 5.前記第1項記載の光ピックアップにおいて、前記第
1摺動部もしくは前記第2摺動部の前記ベースと前記キ
ャリッジのうちどちらか一方に突起、他方にその突起と
係合する溝を形成した。
【0011】6.前記第5項記載の光ピックアップにお
いて、前記突起を形成した摺動部を突起近傍部とその周
辺部に2分割し、前記突起近傍部の半径を前記周辺部の
半径より小さくした。 7.前記第1項記載の光ピックアップにおいて、調整治
具によって前記キャリッジに対する前記ベースの傾きを
調整する。
【0012】8.前記第7項記載の光ピックアップにお
いて、前記調整治具が係合する調整溝を前記ベースに形
成した。 9.前記第8項記載の光ピックアップにおいて、前記調
整治具が係合する調整溝を前記ベースの第1摺動部もし
くは第2摺動部上に形成し、前記調整治具が挿入される
調整孔を前記キャリッジの第1摺動部もしくは第2摺動
部に形成した。
【0013】
【作用】上記第1項記載の構成において、対物レンズを
保持するホルダを搭載したベースはキャリッジに挟持さ
れることで支持され、第1及び第2の摺動面において対
物レンズの節点もしくはその近傍を中心に摺動され、対
物レンズの光軸を傾ける。
【0014】上記第2項乃至第4項記載の構成におい
て、組み付け用部品など特別な部品を用いることなく簡
単な構成でベースをキャリッジに組み付ける。上記第5
項記載の構成において、キャリッジに対するベースの回
動方向を規制する。上記第6項記載の構成において、ベ
ースの厚みを小さくする。特に突起を形成した分の厚み
を小さくする。
【0015】上記第7項乃至第9項記載の構成におい
て、簡単な調整機構によってベースの傾き調整すなわち
対物レンズの傾き調整を行える。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図1乃至
図6を用いて説明する。図1は本実施例の光ピックアッ
プの一部破断斜視図、図2は図1における分解斜視図、
図3はベースを下面側から見た斜視図、図4(A)、
(B)はベースのキャリッジへの組付け方法を示す図、
図5は調整ピンの概略斜視図、図6は摺動面に形成され
た調整部の断面図である。
【0017】初めに図1、図2を用いて本実施例の光ピ
ックアップの構成を説明する。図2において対物レンズ
1は対物レンズホルダ 2に保持されている。対物レンズ
ホルダ 2には対物レンズ保持部付近に対物レンズ 1の光
軸と平行に開口部 3が設けられている。該開口部 3には
対物レンズ 1をフォーカシング方向、トラッキング方向
に駆動させるためのフォーカシングコイル12及びトラッ
キングコイル13が嵌挿され接着固定されている。該開口
部 3を挟み対物レンズホルダ 2の両側部には支持部材取
付け部4a,4b,4c,4d が形成されている。この支持部材取
付け部4a,4b,4c,4d は対物レンズホルダ 2をフォーカシ
ング方向、トラッキング方向に駆動可能に支持する支持
部材16を固定するために設けられたもので、トラッキン
グ方向において片側2か所の計4か所形成している。こ
の支持部材取付け部4a,4b,4c,4dの対物レンズホルダ 2
の側面からの突出量は全て同量であるが、4aと4b、4cと
4dは図中Z方向に及びY方向においてずらして形成して
いる。
【0018】ベース 5はその中央部に光路用の長方形状
の開口部 6が形成されている。また、ベース 5の底面
(キャリッジ20側)には対物レンズ 1の節点を中心とし
た第1球面部 7が形成され、ベース 5の上面(対物レン
ズ 1側)には前記した第1球面部 7と同一中心を持つ第
2球面部 8が形成されている。第1球面部 7にはX方向
およびY方向に延在する溝9x,9y が形成されている(図
3参照、ただし9yのみ図示する)。ベース5 の上面の端
部には対物レンズホルダ 2を支持するための支持台10が
形成されている。支持台10の両側部には片側2か所ずつ
計4か所の支持部材取付け部11a,11b,11c,11d を形成し
ている。ベース 5側の支持部材取付け部11a,11b,11c,11
d は対物レンズホルダ 2側の支持部材取付け部4a,4b,4
c,4d と同様に図2中Z方向及びY方向にずれて形成さ
れている。そのずれ量も対物レンズホルダ 2側と同量で
ある。つまり4a-11a,4b-11b,4c-11c,4d-11d の間隔を等
しくしている。このように支持部材取付け部4a,4b,4c,4
d,11a,11b,11c,11d をZ方向及びY方向にずれて形成す
るのは支持部材取付け時において、作業を容易に進める
ためである。
【0019】支持台10には基板19が固定されている。こ
の基板19には図示しないフレキシブル基板が接続されて
おり、そのフレキシブル基板を介して図示しない本体の
電気回路と接続されている。対物レンズホルダ 2を支持
する支持部材16は主として4本の板バネ17からなってい
る。板バネ17はそれぞれアルミ箔などに制振体をはさん
だ粘弾性部材18が結合されている。この支持部材16は一
端を対物レンズホルダ2の支持部材取付け部4a,4b,4c,4d
に接着しフォーカシングコイル12及びトラッキングコ
イル13と電気的に接続する。また支持部材16の他端をベ
ース 5の支持部材取付け部11a,11b,11c,11d に接着する
と共に、基板19に対し電気的接続をする。これによりフ
ォーカシングコイル12及びトラッキングコイル13は本体
の電気回路と電気的に接続されることとなる。
【0020】永久磁石14は凹字状のヨーク15に内装し、
ベース 5の開口部 6を挟み支持台10の対向する場所に植
設される。対物レンズホルダ 2は支持部材16を介してベ
ース 5に支持される。このとき対物レンズ 1はその中心
をベース 5の第1、第2球面部7,8 の中心に来るよう
に、そして対物レンズホルダ 2の開口部 3には永久磁石
14が固着されたヨーク15を挿通させ磁気回路を形成す
る。
【0021】次にベースを支持するキャリッジの説明を
する。キャリッジ20はその材質を摺動性の優れたものと
している。キャリッジ20の中央にはベース 5の第1球面
部 7とほぼ同じ半径、同じ中心を持つ第1球面部21が形
成されている。キャリッジの第1球面部21の中央には鉤
部36が設けられ、その頭部にはベース 5の第2球面部8
とほぼ同じ半径、同じ中心を持つ第2球面部22が形成さ
れている。頭部のX方向両側にはY方向に平行な平行部
が形成されており、図中Z方向からみるとほぼ長方形状
をしている。この長方形の長辺、短辺のそれぞれはベー
ス 5の開口部 6の長辺、短辺それぞれより小さくなって
いるが、頭部の長辺がベース 5の開口部6の短辺より大
きくなっている。また図中X方向からみると鉤部36はほ
ぼT字状になっている。この根元部分の脚部のX−Y平
面における断面形状の対角線はベース 5の開口部 6の短
辺より小さくなっている。このT字状の下記部36の下方
には孔部37を設けてある。これによりT字状でも問題な
く成形できる。鉤部36の中央には図示しないレーザ光源
からの光束を対物レンズ 1方向に立ち上げるための立ち
上げミラー26が貼着されている。
【0022】キャリッジ20の第1球面部21には、ベース
5の第1球面部 7に形成された溝9x,9y に対応して、調
整孔23x,23y が形成されている。調整孔23x,23y は第1
球面部21に対して法線方向に形成され、その径は溝9x,9
y の幅よりも大きくなっている。キャリッジ20の第1球
面部21の両側には図1で示すように主軸27及び従動軸28
を支持する主軸受24、従動軸受25がそれぞれ平行に設け
られている。主軸受24及び従動軸受25はキャリッジ20と
一体に成形されている。キャリッジ20の材質は摺動性の
良いものを使用しており、軸との摺動特性が高められて
いる。主軸受24はその断面を主軸27より若干大きい径の
円形とし、従動軸受25はその断面の図中Z方向両側にY
方向に平行な平行部を有する略長方形状としている。
尚、従動軸受25の平行部の間隔は主軸受24の直径とほぼ
同じである。この従動軸受25の平行部は、主軸27と従動
軸28との平行間隔の誤差を吸収するためのものである。
つまり従動軸受25はZ方向の寸法のみ規制すれば良い。
【0023】主軸27及び従動軸28はキャリッジ20の移動
性能を高めるためにその表面を4フッ化エチレン樹脂に
よってコーティングしており、滑り性を良くしている。
キャリッジ20の両側面には環状のアクセスコイル29が片
側1個ずつ計2個接着固定されている。アクセスコイル
29は図示しないフレキシブル基板によって装置本体の電
気回路と接続されている。アクセスコイル29の内部には
内ヨーク30がそれぞれ主軸27及び従動軸28と平行に挿通
されている。内ヨーク30の長さはキャリッジ20の移動範
囲より長くなっている。内ヨーク30の外側には、コの字
状の外ヨーク31が固定されている。外ヨーク31の凹部に
はキャリッジ20の移動範囲より若干長い長さを有する永
久磁石32が接着固定されている。このアクセスコイル2
9、内ヨーク30、外ヨーク31、永久磁石32によって磁気
回路を形成し、アクセスコイル29に流れる電流によって
キャリッジ20をディスクの半径方向に駆動させる。これ
らの主軸27、従動軸28、内ヨーク30、外ヨーク31は図示
しないデッキベースに固定されている。
【0024】次に本実施例におけるベースのキャリッジ
への組付け方を図2、図4を参照して説明する。図2に
おいてベース 5の中央に設けられた開口部 6は図中Z方
向からみてX方向に延在する長方形状としている。キャ
リッジ20の中央に形成された鉤部36はZ方向から見てY
方向に延在する長方形状としている。ベース 5をキャリ
ッジ20に組付ける際にはベース 5をZ軸回りに+90°
回転させ、開口部 6に鉤部36(頭部および脚部)を挿通
させる(図4(A)参照)。次にベース 5をZ軸回りに
−90°回転させ、ベース 5をキャリッジ20の第1、第
2球面部21,22内に嵌合させる(図4(B)参照)。ベ
ース 5の第1、キャリッジの第1球面部7,21によって第
1摺動部が、ベースの第2、キャリッジの第2球面部8,
22によって第2摺動部が形成される。第1、第2摺動部
の嵌め合いの状態は、きつすぎず又緩すぎないように、
第1、第2摺動部には適当に寸法公差を設定している。
ベース 5は第1、第2摺動部に沿って、その角度を変え
ることが可能となる。即ち対物レンズ 1の光軸の傾きを
変えることができる。
【0025】次に図5を参照して調整治具としての調整
ピンの説明する。調整ピン33はボス部34と偏心ピン35と
から成っている。ボス部34は調整孔23とほぼ同径の円柱
状としており、調整孔23に対し挿通可能としている。ボ
ス部34の先端には溝 9の幅よりも小さい径を有するピン
35が植設されている。ピン35の中心はボス部34の中心と
ずらして植設されている。
【0026】次にベースに搭載された対物レンズの光軸
の傾き調整方法について図6を参照して説明する。初め
にキャリッジ20の底面からそれぞれの調整孔23x,23y に
調整ピン33x,33y を挿入し、先端の偏心ピン35x,35y を
ベース 5の溝9x,9y に差し込む。例えば図中X軸を中心
にしてY−Z平面内においてベース 5を変位させるには
溝9xと係合させた調整ピン33x を固定し、調整ピン33y
を調整孔23y 内で回転させる。先端のピン35y は偏心し
ているため、調整ピン33y を回転させればピン35y と係
合している溝9yはY−Z平面内において変位する。よっ
てベース 5をY−Z平面内において調整することができ
る。ベース 5をX−Z平面内において調整するには調整
ピン33y を固定させ、調整ピン33x を回転させることで
行なう。このようにしてベース 5をX方向およびY方向
に変位させることで対物レンズ 1を図示しないディスク
に対し正しい向き、即ち対物レンズ 1の光軸がディスク
に対し垂直に照射するように調整することができる。但
しZ軸回りの調整に関しては、ベース 5をキャリッジ20
に組み付ける段階で容易に調整できる。キャリッジは先
に述べたように軸との摺動特性を高めるために摺動性の
良いものとしているので、ベース5 との摺動部において
も良好な摺動特性を有し、容易に調整できる。調整後、
ベース5 とキャリッジ20を接着し固定する。これは孔部
37から接着剤を注入することで行うことができる。また
調整ピン33x,33y を取り外し、調整孔23x,23y から接着
剤を注入させても良い。尚、接着作業時において調整ピ
ン33x,33y を取り外しても、ベース 5とキャリッジ20は
ガタが生じない程度の寸法公差によって摺動可能として
いるので、ベース 5はその自重程度で調整がずれること
はない。
【0027】本実施例では上記したものに限らず、各種
変形及び応用が可能である。例えば調整孔の形成される
方向は、第1球面部に対して法線方向に限られることは
なく、ベースの傾き調整の調整性が良ければ第1球面部
に対しどの方向でも構わない。また第1、第2摺動部の
両方を球面としたが、例えば第1摺動部において、いず
れか一方が球面であれば他方は球面に略線接触するよう
な円柱形状のもの、或いは3点以上で接するような凸部
を持つ形状であっても良い。これは第2摺動部について
も同様である。
【0028】また2つに分割されている第2摺動部の半
径を同一としたが、たがいに摺動する球面の半径が同じ
であれば、第2摺動部の分割されている部分で半径を異
ならせても良い。また、本実施例では開口部および鉤部
の頭部の形状を長方形としたが、楕円状、三角形状であ
っても良い。要は頭部および脚部が開口部に対し挿通可
能であって、その挿通方向から見て脚部を回転中心とし
た際の頭部によって形成される回転範囲と開口部とが干
渉し、脚部を回転中心とした際の脚部によって形成され
る回転範囲と開口部とが干渉しないようにすれば、開口
部の形状および鉤部の頭部、脚部はいかなる形状であっ
ても良い。
【0029】またベースには開口部を形成したが、切欠
部であっても構わない。図7乃至図10は本発明の第2
実施例を示すもので、第1実施例と同一構成を成すとこ
ろは説明を省略する。また第1実施例と対応する箇所に
は同一符号を付してある。本実施例における第1実施例
との違いは第2摺動部に関する部分である。キャリッジ
20の第2球面部22a は第1実施例とは異なり、光軸に対
し片側にのみ形成されている。またその第2球面部22a
は調整孔23x と調整孔23y との中間に形成した。これに
伴いベース 5の第2球面部8aも支持台10側にのみ形成し
た。ベース5 の中心付近に形成されている開口部 6a も
キャリッジ20の第2球面部22a の変更に伴い、また光路
の通路をも踏まえてその形状を扇形とした。
【0030】ベースのキャリッジへの組付け、対物レン
ズの傾きの調整方法に関しては第1実施例と同様なので
説明を省略する。本実施例では第2摺動部が片側のみと
なっているが、2つの調整孔23x,23y の中間に形成した
ので、調整時に調整方向以外に働く力を効果的に受け止
めることができる。また、ベースとキャリッジは第1実
施例と同様に第1摺動部が広く接しているので、第2摺
動部が減少したことで共振が生じ易くなることはない。
【0031】このように第2摺動部を光軸に対し片側に
のみ形成したので、ベースの第2球面部をヨーク側に形
成する必要が無く、Y方向におけるベースの小型化を達
成できる。それに伴い対物レンズ駆動装置を対物レンズ
に接近させることができ、対物レンズホルダの小型化も
可能となる。またベースの小型軽量化により、キャリッ
ジも小型化が可能となり、移動速度が向上する。
【0032】図11乃至図14は本発明の第3実施例を
示すもので、第2実施例と同一構成を成すところは説明
を省略する。また第2実施例と対応する箇所には同一符
号を付してある。本実施例が第1実施例および第2実施
例と大きく異なる点は第1摺動部に突起と溝の係合部を
設けた点である。以下、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0033】対物レンズホルダ2 には対物レンズ1 はも
ちろん、その(Y軸方向の)両側面にはフォーカスコイ
ル12,12 が取り付けられる。対物レンズホルダ2 の−X
側にはX軸方向に延在する2枚の支持部材16a,16a の一
端が取り付けられる。支持部材16a,16a の他端はベース
5bに取り付けられる。尚、図中下側の支持部材16a のベ
ース5bに取付けられる−X方向に突出した部分はベース
5bの取付け用孔に挿入され、接着剤等で固着される。
【0034】ベース5bはプラスチックで形成されてお
り、第1および第2実施例で説明した支持台10に概略類
似した形状をしている。このベース5bには対物レンズ1
の節点もしくはその近傍を中心とする球面部7b,8b がそ
れぞれ形成されている。球面部7bはベース5bの−X側に
形成される凸の球面であって、球面部8bはベース5bの+
X側に形成される凹の球面であり、それぞれ半径が異な
っている。球面部7bの中央には−X方向に突出する円筒
形の突起38が植設されている。ベース5bの両側部(Y方
向)には、突起38と共にX−Y平面上に位置するよう
に、それぞれX方向に延在する調整用の溝9a,9b が形成
されている。
【0035】キャリッジ20b はベース5bと同様にプラス
チックで形成されている。キャリッジ20b の−X方向側
にベース5bの組み付け部が構成されており、その組み付
け部にはベース5bの球面部7b,8b とそれぞれ摺動可能な
球面部21b,22b が形成されている。球面部7bと21b (第
1摺動部)とはほぼ同一半径であって、同様に球面部8b
と22b (第2摺動部)はほぼ同一半径である。これらの
球面部はすべて同一中心の球面となっている。球面部21
b にはそのZ軸方向に延在する溝39が形成されており、
その溝39の幅はベース5bの突起38の直径より若干大き
く、またその溝39の深さはベース5bの突起38の球面部7b
からの突出量よりも若干大きく設定されている。キャリ
ッジ20の球面部21b と球面部22b の間にはZ軸方向に貫
通孔が形成されている。この貫通孔によって球面部21b,
22b をZ軸方向で2分割する型構造で容易に成形でき
る。
【0036】ベース5bはキャリッジの球面21b と球面22
b の間に組み付けられる。その組み付け方法はベース5b
の突起38をキャリッジ20の溝39と係合させ、かつベース
5bをY軸まわりに回動させながら挿入して組み付ける。
この際、キャリッジ20b やベース5bはプラスチックで成
形されているため、その形状が多少変形する可能性があ
るが、組み付け後はその材質のプラスチックの弾性によ
って所定の形状に復元するので問題にはならない。尚、
キャリッジ20b にベース5bを組み付ける時点では、対物
レンズホルダ2 や支持部材16a,16a などベース5bに支持
されるすべての部材がベース5bに取付いていることは言
うまでもない。
【0037】第1摺動部、第2摺動部はそれぞれ寸法公
差を適当に設定することで、キャリッジ20b に対してベ
ース5bが良好な摺動を可能にする。上記した適当な寸法
公差とは、ベース5bがきつすぎず又緩すぎない程度に摺
動可能となる寸法公差のことをいう。またこれらの摺動
部ばかりでなく、突起38と溝39との係合部においても同
様に適当な寸法公差を用いる。
【0038】次に対物レンズの傾き調整について説明す
る。ベース5bをその突起38を中心にX軸まわりに回動さ
せることで対物レンズ1 をX軸まわり(タンジェンシャ
ル方向)に傾き調整ができ、またベース5bをその突起38
を溝39に沿ってY軸まわりに回動させることで対物レン
ズ1 をY軸まわり(トラッキング方向)に傾き調整でき
る。ベース5bをX軸まわり又Y軸まわりに回動させるに
は図5に図示されているような調整ピン33等の調整治具
を用いる。ベース5bの調整溝9a,9b にそれぞれ調整ピン
33a,33b の先端の偏心ピン35a,35b をX方向より係合さ
せ、もしくは偏心ピン35a をY方向より、偏心ピン35b
を−Y方向より係合させるようにする。
【0039】対物レンズ1 をタンジェンシャル方向に傾
ける場合には、ベース5bをX軸まわりに回動させればよ
いので、偏心ピン35a,35b の相対的な高さを変えるよう
に調整ピン33a,33b を回転させる。例えば偏心ピン35a,
35b を互いに逆向きに同じ量だけ動かせばベース5bはX
軸まわりにのみ動く。また対物レンズ1 をトラッキング
方向に傾ける場合には、ベース5bをY軸まわりに回動さ
せれば良いので、偏心ピン35a,35b の相対的な高さを変
えずに調整ピン33a,33b を回転させる。例えば偏心ピン
35a,35b を同じ向きに同じ量だけ動かせばベース5bはY
軸まわりにのみ動く。
【0040】尚、本実施例では第1摺動部のベース側に
突起を、キャリッジ側に溝を形成したが、ベース側に溝
を、キャリッジ側に突起を形成してもよい。また本実施
例では係合部である突起と溝を第1摺動部に形成した
が、第2摺動部に形成してもなんら構わない。少なくと
もどちらか一方の摺動部に係合部を設ければよい。本実
施例ではZ軸まわりの回動を規制するためにZ軸方向に
延在する溝を第1摺動部のキャリッジ側に形成したが、
光ピックアップの仕様によってはX軸まわりあるいはY
軸まわりのベースの回動を規制するものもあるかと思わ
れるが、その場合にはそれぞれX軸方向に延在する溝あ
るいはY軸方向に延在する溝を第1摺動部に形成すれば
よい。
【0041】以上説明したように本実施例によれば少な
くともどちらか一方の摺動部に係合部を設けることで、
ベースがある方向に対し不用意に回動することを防止で
きる。図15乃至図17は本発明の第4実施例を示すも
ので、第3実施例と同一構成を成すところは説明を省略
する。また第3実施例と同一箇所には同一符号を付して
ある。本実施例が第3実施例と大きく異なる点は、第1
摺動部の中央付近を第1摺動部Aとし、その周辺を第1
摺動部Bとして第1摺動部Aの半径を第1摺動部Bの半
径よりも小さくした点である。第3実施例の光ピックア
ップにおいて、光ピックアップの小型化を図る目的でベ
ースを薄型化させようとすると周辺部の厚みが突起近傍
部に比べ薄くなり過ぎてしまい、強度の面で不具合が生
じてしまう。この点を改良したのが第4実施例である。
以下、図面を参照して詳細に説明する。
【0042】ベース5cには対物レンズの節点もしくはそ
の近傍を中心とする球面部7ca,7cb,8cがそれぞれ形成さ
れている。球面部7ca および7cb はベース5cの−X側に
凸の球面を、球面部8cはベース5cの+X方向側に凹の球
面を成しており、それぞれ半径の大きさの関係は7cb(I
I)>7ca(I)>8c(III)と設定されている。キャリッジ20c
の−X側にベース5cの組み付け部が構成されており、
その組み付け部にはベース5cの球面部7ca,7cb,8cとそれ
ぞれ摺動可能な球面部21ca,21cb,22c が形成されてい
る。球面部7ca と21ca(第1摺動部A)はそれぞれ半径
I、球面部7cb と21cb(第1摺動部B)はそれぞれ半径I
I、球面部8cと22c (第2摺動部)はそれぞれ半径IIIの
大きさであって、これらの球面部はすべて同一中心の球
面となっている。球面部21cbにはそのZ軸方向に溝39が
形成されており、その溝の幅はベース5cの突起38の直径
より若干大きく、またその溝の深さはベース5cの突起38
の球面部7ca からの突出量よりも若干大きく設定されて
いる。球面部21ca,21cbと球面部22c の間にはZ軸方向
に貫通孔が形成されている。
【0043】ベース5cはキャリッジ20c の球面21ca,21c
b と球面22c の間に組み付けられる。その組み付け方法
はベース5cの突起部38をキャリッジ20c の溝39と係合さ
せ、かつベース5cをY軸まわりに回動させながら挿入し
て組み付ける。第1摺動部A、第1摺動部B、第2摺動
部はそれぞれ寸法公差を適当に設定することで、キャリ
ッジ20c に対してベース5cが良好な摺動を可能にする。
【0044】次に対物レンズの傾き調整の説明について
は第3実施例と同様なので省略する。以上説明したよう
に本実施例によれば第3実施例の効果に加え、ベースに
形成される突起付近の摺動部の半径を周辺よりも小さく
することで、周辺部のX軸方向の寸法を小さくすること
なくベースのX軸方向の寸法を小さくすることができ
る。このことから光ピックアップ全体を小型にすること
ができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構成によ
れば以下の効果を奏する。請求項1記載の構成によれ
ば、対物レンズを保持しているホルダを搭載したベース
を第1及び第2摺動部上において摺動させることがで
き、対物レンズの節点もしくはその近傍を中心に対物レ
ンズの光軸を傾けることができる。
【0046】請求項2乃至請求項4記載の構成によれ
ば、組み付け用部品など特別な部品を用いることなく簡
単な構成でベースをキャリッジに組み付けることができ
る。請求項5記載の構成によれば、キャリッジに対する
ベースの回動方向を有効に規制することができる。請求
項6記載の構成によれば、ベースの強度を確保しつつ、
突起を形成した分大きくなったベースの厚みを小さくす
ることができる。
【0047】請求項7乃至9記載の構成によれば、簡単
な調整機構によってベースの傾き調整すなわち対物レン
ズの傾き調整を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における光ピックアップの一部断面
斜視図である。
【図2】第1実施例における光ピックアップの分解斜視
図である。
【図3】第1実施例におけるベースを下面側から見た斜
視図である。
【図4】(A)、(B)は第1実施例におけるベースの
キャリッジへの組付け方法を示す図である。
【図5】調整用ピンの斜視図である。
【図6】第1実施例における第1摺動部に形成された調
整部の断面図である。
【図7】第2実施例におけるの光ピックアップの一部断
面斜視図である。
【図8】第2実施例におけるの光ピックアップの分解斜
視図である。
【図9】第2実施例におけるベースを下面からみた斜視
図である。
【図10】第2実施例におけるキャリッジの斜視図であ
る。
【図11】第3実施例における光ピックアップの斜視図
である。
【図12】第3実施例における光ピックアップの分解斜
視図である。
【図13】第3実施例における光ピックアップの概略分
解斜視図(1)である。
【図14】第3実施例における光ピックアップの概略分
解斜視図(2)である。
【図15】第4実施例における光ピックアップの斜視図
である。
【図16】第4実施例における光ピックアップの概略分
解斜視図(1)である。
【図17】第4実施例における光ピックアップの概略分
解斜視図(2)である。
【図18】従来例における光ピックアップの分解斜視図
である。
【図19】従来例における光ピックアップの概略断面図
である。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 対物レンズホルダ 5 ベース 6 ベースの開口部 7 ベースの第1球面部 8 ベースの第2球面部 9x,9y 溝 20 キャリッジ 21 キャリッジの第1球面部 22 キャリッジの第2球面部 23x,23y 調整孔 33x,33y 調整ピン 36 鉤部 38 突起 39 溝

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズと、前記対物レンズを保持す
    るホルダと、前記ホルダを変位可能に支持する支持部材
    と、前記支持部材が取り付けられるベースと、前記ベー
    スを搭載するキャリッジとを有し、光源からの光束を光
    学的記録媒体に照射する光ピックアップにおいて、前記
    ベースは前記キャリッジによって挟持され、前記ベース
    と前記キャリッジ間の第1摺動部および前記キャリッジ
    と前記ベース間の第2摺動部において、前記第1摺動部
    には前記ベースと前記キャリッジのうち少なくともどち
    らか一方に前記対物レンズの節点もしくはその近傍を中
    心とする第1の球面を形成し、前記第2摺動部には前記
    キャリッジと前記ベースのうち少なくともどちらか一方
    に前記第1の球面と同一中心を有する第2の球面を形成
    したことを特徴とする光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ピックアップにおい
    て、前記キャリッジの第1摺動部近傍に形成される鉤部
    と、前記ベースに形成される開口部もしくは切欠部とを
    備え、前記鉤部は前記ベースと前記キャリッジとの相対
    角度がある範囲内であるとき前記開口部に対し挿通可能
    となる非係合状態を形成し、それ以外の相対角度である
    とき前記開口部もしくは切欠部に対し挿通不可能となる
    係合状態を形成することを特徴とする光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光ピックアップにおい
    て、前記鉤部は頭部と脚部から構成され、前記頭部およ
    び前記脚部は前記開口部に挿通可能であって、その挿通
    方向上の前記脚部を回転中心とした際の前記頭部によっ
    て形成される回転範囲と前記開口部とが干渉し、前記脚
    部を回転中心とした際の前記脚部によって形成される回
    転範囲と前記開口部とが干渉しないことを特徴とする光
    ピックアップ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光ピックアップにおい
    て、前記頭部と前記ベースとで第2摺動部を形成するこ
    とを特徴とする光ピックアップ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の光ピックアップにおい
    て、前記第1摺動部もしくは前記第2摺動部の前記ベー
    スと前記キャリッジのうちどちらか一方に突起、他方に
    その突起と係合する溝を形成したことを特徴とする光ピ
    ックアップ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の光ピックアップにおい
    て、前記突起を形成した摺動部を突起近傍部とその周辺
    部に2分割し、前記突起近傍部の半径を前記周辺部の半
    径より小さくしたことを特徴とする光ピックアップ。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の光ピックアップにおい
    て、調整治具によって前記キャリッジに対する前記ベー
    スの傾きを調整することを特徴とする光ピックアップ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の光ピックアップにおい
    て、前記調整治具が係合する調整溝を前記ベースに形成
    したことを特徴とする光ピックアップ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の光ピックアップにおい
    て、前記調整治具が係合する調整溝を前記ベースの第1
    摺動部もしくは第2摺動部上に形成し、前記調整治具が
    挿入される調整孔を前記キャリッジの第1摺動部もしく
    は第2摺動部に形成したことを特徴とする光ピックアッ
    プ。
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