JPH07333670A - ブレ防止装置 - Google Patents

ブレ防止装置

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JPH07333670A
JPH07333670A JP12546794A JP12546794A JPH07333670A JP H07333670 A JPH07333670 A JP H07333670A JP 12546794 A JP12546794 A JP 12546794A JP 12546794 A JP12546794 A JP 12546794A JP H07333670 A JPH07333670 A JP H07333670A
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JP
Japan
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unit
time
shake
blur
exposure
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JP12546794A
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English (en)
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Yoshitoshi Kitagawa
好寿 北川
Yoshio Imura
好男 井村
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無駄な電力を消費することなく、ブレ補正誤
差を発生させず、より正確なブレ補正を行うことを可能
にする。 【構成】 半押し(S1)から全押し(S2)までの撮
影準備時間が、ブレ検出センサ25の検出が安定するま
でに必要な安定化時間よりも長いか短いかを判定し(S
107,Yes)、短いと判定されたときには、露光開
始から安定化時間の残り時間を過ぎるまで、ブレ補正駆
動を停止する(S502,S503,S504)ように
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影時に生じるカメラ
の振動を検知して、ブレ補正を行うブレ防止装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最近のカメラは、著しく軽量化が進めら
れており、長時間撮影を行っても重さが気にならない程
度になってきている。しかし、カメラが軽量化されるに
ともなって、撮影者の手振れによるブレ写真が多く見ら
れるようになってきた。
【0003】一方、従来のカメラは、シャッタスピード
や絞りを撮影者が決定することによって、撮影者の意図
を効果的に表現したり、被写体の良さを効果的に引き出
すことが可能である。例えば、シャッタスピードを故意
に遅くした撮影を行いたい場合や、被写体の輝度や使用
するフィルムの感度、使用するレンズの明るさ等の様々
の要因から、どうしても遅いシャッタスピードを用いな
ければならない場合も生じる。これらの場合に、撮影者
は、手振れを防止するために、三脚を使用したり、フィ
ルムの感度をあげたり、大口径の高価なレンズを使用し
なければならない等の制約が生じたり、また、手振れし
ないために訓練しなければならないという苦労があっ
た。
【0004】このような状況の下で、撮影者の手振れに
よる振動をカメラ又はレンズ内で補正するブレ防止装置
が提案されている。従来、この種のブレ防止装置は、例
えば、カメラの振動を検出するためのセンサをカメラ又
はレンズに内蔵し、手ブレによって生じた振動を電気信
号として検出して、その信号から撮影フィルム面上での
被写体像のズレ量や方向を計算し、そのズレ量や方向を
打ち消すように撮影光学系の一部をシフトすることによ
り、相対的にフィルム面上での被写体像が動かないよう
に制御して、ブレを打ち消すように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のブレ防止装置では、全露光時間の内で、常にブレ補正
駆動をしている場合には、内蔵電池を浪費する、という
心配があった。また、ブレ検出開始後に、直ちに露光が
始まるときには、ブレ補正制御のための準備時間が十分
とれずにブレ補正誤差が発生して、逆に、ブレ写真を撮
影してしまう、という心配があった。
【0006】つまり、ブレ検出センサとして、相対的な
角速度を検出する角速度センサを使用した場合に、その
角速度センサは、検出をはじめてからのデータに基づい
て、基準となる角速度、例えば角速度=0の出力レベル
を算出し、これに対する出力の違いによって絶対的な角
速度を算出することができ、さらに、ブレ補正駆動量を
算出できる。しかし、この角速度=0を検出するまでに
は、一定以上の時間が必要となる。
【0007】この理由は、センサの出力は、検出を始め
た直後には安定せずに信頼性に欠ける、ということであ
る。具体的には、角速度=0の算出方法の一例として、
検出開始後からの全出力の平均を角速度=0とすること
ができる。しかし、この算出方法は、ある程度の時間を
経過しないと、算出された角速度=0の精度が上がらな
い。従って、この値が安定するまでの時間が必要とな
る。
【0008】また、従来のブレ防止装置は、ブレ補正制
御のための時間を一定時間確保するために露光開始を遅
らせた場合には、肝心のシャッタチャンスを逃してしま
うという恐れがもあった。さらに、たとえブレ補正制御
のための準備時間が確保できても、露光時間が長時間に
なると、前述した角速度=0の値に誤差が生じていた場
合には、時間を追うに連れてブレ補正誤差が蓄積されて
いき、かえってブレ写真を撮影してしまう、という可能
性も生じていた。
【0009】一方、主要被写体の露光は、発光装置を発
光するときには、ごく短時間で終了するので、写真上で
主要被写体がブレることはない。つまり、発光装置を使
用した場合には、ブレ写真の発生は、背景のブレに起因
するのであり、そのブレは、背景の露出が行われてい
る、発光装置の発光していない時間中に起こると考えら
れる。従って、発光装置発光中又はその前後の一定時間
は、主要被写体のブレが生じないので、ブレ補正駆動を
行っても、内蔵電池を浪費するだけで実益がなかった。
【0010】本発明の目的は、前述した課題を解決し、
無駄な電力を消費することなく、ブレ補正誤差を発生さ
せず、より正確なブレ補正を行うことのできるブレ防止
装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるブレ防止装
置の第1の解決手段は、カメラが微小移動したときのブ
レ量を検出するためのブレ量検出部(25)と、前記ブ
レ量検出部の起動を含む撮影準備動作を開始する命令を
発する撮影準備動作開始命令部(S1)と、撮影動作を
開始する命令を発する撮影動作開始命令部(S2)と、
前記ブレ量検出部によって検出されたブレ量に基づいて
フィルム面上の像がブレない方向に撮影光学系を補正駆
動するためのブレ補正部(28,29,3)と、前記撮
影準備動作開始命令部が命令を発してから前記撮影動作
開始命令部が命令を発するまでの撮影準備時間が、前記
ブレ量検出部の検出が安定するまでに必要な安定化時間
よりも長いか短いかを判定する安定化時間判定部(2
2)と、前記安定化時間判定部によって、前記撮影準備
時間が前記安定化時間よりも短いと判定されたときに
は、露光開始から前記安定化時間の残り時間を過ぎるま
で、前記ブレ補正部による前記撮影光学系のブレ補正駆
動を停止するように制御するブレ制御部と(S502,
S503,S504)を有することを特徴とする。
【0012】第2の解決手段は、シャッタ速度を決定す
るための露光時間決定部(15)と、カメラが微小移動
したときのブレ量を検出するためのブレ量検出部(2
5)と、前記ブレ量検出部の起動を含む撮影準備動作を
開始する命令を発する撮影準備動作開始命令部(S1)
と、撮影動作を開始する命令を発する撮影動作開始命令
部(S2)と、前記ブレ量検出部によって検出されたブ
レ量に基づいてフィルム面上の像がブレない方向に撮影
光学系を補正駆動するためのブレ補正部(28,29,
3)と、前記撮影準備動作開始命令部が命令を発してか
ら前記撮影動作開始命令部が命令を発するまでの撮影準
備時間が、前記ブレ量検出部の検出が安定するまでに必
要な安定化時間よりも長いか短いかを判定する安定化時
間判定部(22)と、前記安定化時間判定部によって、
前記撮影準備時間が前記安定化時間よりも長いと判定さ
れたときには、露光時間決定部によって決定された露光
終了直前の、フィルム面上での像の移動量がブレとして
認識できない程度に移動するブレ許容時間だけ、前記ブ
レ補正部による前記撮影光学系のブレ補正駆動を停止す
るように制御するブレ制御部(S604,S605)と
を有することを特徴とする。
【0013】第3の解決手段は、第1又は第2の解決手
段のブレ防止装置において、前記安定化時間判定部は、
前記安定化時間を設定する安定化時間設定部を有し、前
記安定化時間設定部は、前記安定化時間を変えることが
できることを特徴とする。
【0014】第4の解決手段は、カメラが微小移動した
ときのブレ量を検出するためのブレ量検出部(25)
と、前記ブレ量検出部によって検出されたブレ量に基づ
いてフィルム面上の像がブレない方向に撮影光学系を補
正駆動するためのブレ補正部(28,29,3)と、被
写体の輝度を上げるための内蔵又は着脱自在な閃光部
(9)と、前記閃光部の発光するタイミングを先幕シン
クロにするか後幕シンクロにするかを選択する選択部
(21)と、前記選択部が先幕シンクロを選択している
ときには、露光開始から前記ブレ量検出部の検出が安定
するまでに必要な安定化時間を過ぎるまで、前記ブレ補
正部による前記撮影光学系のブレ補正駆動を停止するよ
うに制御するブレ制御部(S502,S503,S50
4)とを有することを特徴とする。
【0015】第5の解決手段は、シャッタ速度を決定す
るための露光時間決定部(15)と、カメラが微小移動
したときのブレ量を検出するためのブレ量検出部(2
5)と、前記ブレ量検出部によって検出されたブレ量に
基づいてフィルム面上の像がブレない方向に撮影光学系
を補正駆動するためのブレ補正部(28,29,3)
と、被写体の輝度を上げるための内蔵又は着脱自在な閃
光部(9)と、前記閃光部の発光するタイミングを先幕
シンクロにするか後幕シンクロにするかを選択する選択
部(21)と、前記選択部が後幕シンクロを選択してい
るときには、前記露光時間決定部によって決定された露
光終了直前の、フィルム面上での像の移動量がブレとし
て認識できない程度に移動するブレ許容時間だけ、前記
ブレ補正部による前記撮影光学系のブレ補正駆動を停止
するように制御するブレ制御部(S604,S605)
とを有することを特徴とする。
【0016】第6の解決手段は、シャッタ速度を決定す
るための露光時間決定部(15)と、カメラが微小移動
したときのブレ量を検出するためのブレ量検出部(2
5)と、前記ブレ量検出部によって検出されたブレ量に
基づいてフィルム面上の像がブレない方向に撮影光学系
を補正駆動するためのブレ補正部(28,29,3)
と、前記露光時間決定部によって決定された露光時間
が、長秒時であるか否かを判定する長秒時判定部(2
0)と、前記長秒時判定部によって、長秒時であると判
断されたときには、前記露光時間決定部によって決定さ
れた露光終了直前の、フィルム面上での像の移動量がブ
レとして認識できない程度に移動するブレ許容時間だ
け、前記ブレ補正部による前記撮影光学系のブレ補正駆
動を停止するように制御するブレ制御部(S604,S
605)とを有することを特徴とする。
【0017】第7の解決手段は、第6の解決手段のブレ
防止装置において、前記長秒時判定部は、前記長秒時の
時間を設定する長秒時設定部を有し、前記長秒時設定部
は、前記長秒時の時間を変えることができることを特徴
とする。
【0018】第8の解決手段は、第1、第2及び第4か
ら第6のいずれか1つの解決手段のブレ防止装置におい
て、前記ブレ制御部は、前記ブレ許容時間を設定するた
めのブレ許容時間設定部を有し、前記ブレ許容時間設定
部は、前記ブレ許容時間を変えることができることを特
徴とする。
【0019】
【作用】本発明においては、露光中に一定の時間、例え
ば、露光中のフィルム面上での被写体の像の移動量が人
間の目にブレとして認識できない程度に移動する間(ブ
レ許容時間)だけ、ブレ補正駆動を停止し、消費電力を
抑えることができる。この停止した時間が、露光時間の
開始から所定の時間まで(第1の解決手段、第4の解決
手段)とすると、その間をブレ検出部の出力が安定する
安定化時間に充てることができる。
【0020】つまり、ブレ検出センサの出力する信号が
相対的な角速度を検出する信号であった場合に、角速度
センサが検出をはじめてからのデータから基準となる角
速度、例えば、角速度=0の出力レベルを算出し、これ
に対する出力の違いによって絶対的な角速度を算出で
き、さらに、ブレ補正駆動量を算出できる。これによ
り、より正確なブレ補正駆動を行うことができる。
【0021】また、ブレ補正駆動を停止した時間が露光
時間の終了直前としたときには(第2の解決手段、第5
の解決手段、第6の解決手段)、次の動作のための準備
時間とすることが可能になり、例えば、連写時の時間あ
たりのコマ数を上げることもできる。
【0022】
【実施例】
(第1の実施例)以下、図面などを参照しながら、実施
例をあげて、さらに詳しく説明する。図1は、本発明に
よるブレ防止装置の第1の実施例を内蔵したカメラを示
すブロック図、図2、図5及び図6は、第1実施例によ
るブレ防止装置の制御回路の動作を説明するフローチャ
ートである。本実施例のカメラは、カメラ本体1とレン
ズ本体2とを備え、レンズ本体2内には、光軸を変化さ
せてブレ補正を行うブレ補正レンズ群3と、光軸方向に
移動して焦点調節を行うフォーカシングレンズ群4と、
固定レンズ群5とを備えている。
【0023】被写体光は、これら各レンズ群5,4,3
を通過して、カメラ本体1内に装填されたフィルム8上
に導かれ、その面上に被写体像が結ばれる。また、ブレ
補正レンズ群3の後方(フィルム側)には、絞り6が設
けられており、フィルム8の直前には、シャッタ7が設
けられている。これらの各レンズ群及び機構は、カメラ
本体1又はレンズ本体2に内蔵されたコンピュータ構成
の制御回路10によって制御される。
【0024】この制御回路10は、露出演算回路15、
ブレ補正演算回路27などを備えており、それらの演算
やカメラ全体の制御を行う中央演算回路である。露出演
算回路15は、DX接点11の出力が直接入力されると
共に、測光センサ12の出力がインターフェイス13を
介して入力される。DX接点11は、カメラ本体1のフ
ィルム室に設置されており、フィルム8に記載されてい
るISO感度をコード化したDXコードを読み取るもの
である。また、測光センサ12は、被写体の輝度を測定
するためのセンサである。
【0025】露出演算回路15は、DX接点11で読み
取った値及び測光センサ12の測光値に基づいて、シャ
ッタ速度及び絞り値の組み合わせを計算し、絞り駆動回
路18及び絞り駆動部19を介して、絞り6を駆動し、
シャッタ駆動回路16及びシャッタ駆動部17を介し
て、シャッタ7を駆動する。
【0026】発光装置9は、カメラ本体1に内蔵又は外
付されており、露出演算回路15が被写体の輝度が不十
分であると判断したとき、または、設定部(不図示)に
よって発光するように設定されているときには、発光指
示信号によって、露光時間中に発光する。発光タイミン
グは、先幕が開いた直後と、後幕が閉じる直前と、その
間の任意のタイミングの3通りあり、これらは設定部
(不図示)によって撮影者が任意に設定できる。また、
発光タイミングは、露光中のブレ量によって判断するこ
とができ、例えば、露光中のブレ量が最大であると判断
されたとき、または、予め決めておいたブレ量を越えた
ときに発光させる等とすることができる。
【0027】フォーカシングレンズ駆動量入力手段23
は、フォーカシングレンズ群4の駆動量を入力するため
のものであり、その出力は、フォーカシングレンズ駆動
部24に接続されている。フォーカシングレンズ駆動部
24は、フォーカシングレンズ駆動部23によって入力
された駆動量にしたがって、フォーカシングレンズ群4
を駆動し、光軸方向に移動することによって、所望の焦
点距離を得ることができる。
【0028】ブレ補正演算回路27は、ブレ検出センサ
25の出力がインターフェイス26を介して入力され
る。ブレ検出センサ25は、カメラ本体1又はレンズ本
体2に内蔵され、その微小移動を検出するセンサであ
り、例えばカメラ本体1又はレンズ本体2の振動を検出
する加速度センサ、回転振動を検出する角速度センサ、
角加速度センサ、角度センサ、被写体像をCCD(電荷
転送素子)上に結像させてカメラ本体1又はレンズ本体
2が微小移動したときの像振動を検出する光学的なセン
サなどを使用することができる。
【0029】ブレ補正演算回路27は、ブレ検出センサ
25の出力に基づいて、基準となる位置や速度、加速
度、角度、角速度、角加速度等を算出し、これを基準と
して、被写体像がフィルム8上で動かないように、ブレ
補正レンズ群3の駆動方向及び駆動量を演算する回路で
あり、その出力は、ブレ補正レンズ駆動回路28を介し
てブレ補正レンズ駆動部29に供給される。ブレ補正レ
ンズ駆動部29は、モータ等によって構成されており、
ブレ補正演算回路27で演算されたブレ補正レンズ群3
のシフト量に基づいて、そのブレ補正レンズ群3を光軸
と略直交する方向へ移動させる。
【0030】ここで、ブレ検出センサ25が相対的な角
速度を検出する角速度センサであった場合に、その出力
信号は、角速度センサが検出をはじめてからのデータか
ら基準となる角速度=0の出力レベルを算出し、これに
対する出力の違いによって絶対的な角速度を算出するこ
とができ、さらに、ブレ補正駆動量を算出することがで
きる。角速度=0の算出方法は、例えば、検出開始後か
らの全出力の平均を角速度=0とすればよい。
【0031】また、露出演算回路15、長秒時判定手段
20、SB条件判定手段21、レリーズ時間判定手段2
2、ブレ補正演算回路27は、それぞれ互いの情報に基
づいて、レリーズ釦(不図示)が押されてからフィルム
8に被写体像が露光されるまでの一連の動作を制御す
る。つまり、ブレ補正演算回路27、露光演算回路15
は、互いの交換情報に基づいて、絞り6を所定量だけ閉
じ、シャッタ7を駆動して露光を開始し、所定時間経過
後にシャッタ7を閉じ、絞り6を開放にし、露光を行う
わけであるが、その間に、ブレ補正レンズ3を駆動し
て、ブレを補正する。また、この間に、所定の条件にお
いて、ブレ補正を所定の時間停止することもできるよう
になっている。この時間は、全露光時間のうちの所定の
時間であり、さらに、この時間は、可変手段(不図示)
によって変えることもできる。なお、この実施例では、
ブレ量の検出に相対的な角速度を検出する角速度センサ
を用いたが、これに限定されるものでなく、相対的なブ
レ量を検出する全てののセンサを用いることができる。
【0032】以下、これらの制御を図2、図5及び図6
のフローチャートを用いて、詳細に説明する。まず、最
初に、撮影者がレリーズ釦の半押し(以下、S1と言
う)をしたか否かを検出する(ステップ101)。そし
て、ブレ検出センサ25は、ブレ検出を開始する(ステ
ップ102)。ブレ補正演算回路27は、ブレ検出セン
サ25の出力に基づいて、基準となる角速度(ここでは
角速度=0)を演算し算出する(ステップ103)。
【0033】ついで、DX接点11によってフィルム8
のDXコードからISO感度を読み込み、測光センサ1
2によって被写体の輝度を測光し、露出演算回路15に
よって測光演算を行う(ステップ104)。そして、再
び、レリーズ釦のS1を確認し(ステップ105)、S
1されていない場合には、ステップ101に戻り、S1
が確認された場合には、レリーズ時間判定手段22は、
S1からレリーズ釦の全押し(以下、S2と言う)まで
の撮影準備時間(以下、t1 と言う)が所定の時間(以
下、T1 と言う)よりも短いときに(ステップ10
7)、図5のステップ502に進む。このT1 時間は、
例えば、ブレ検出センサ25の出力が安定するのに必要
な安定化時間と考えることができる。
【0034】次に、図5を参照して、ステップ502以
降の動作を説明する。露出演算回路15は、絞り6及び
シャッタ7を駆動させて、露光を開始する(ステップ5
02)。全露光時間(以下、t3 と言う)の内の一部の
時間(以下、t2 と言う)が露光開始後から経過するま
で、ブレ補正レンズ駆動回路28は、ブレ補正の信号を
出力せずに待機し、その後に、露光開始からt2 を経過
ときには(ステップ503)、直ちに、ブレ補正駆動回
路28は、ブレ補正の信号を出力し、ブレ補正レンズ駆
動部29を介して、ブレ補正レンズ3の駆動を開始する
(ステップ504)。このt2 時間は、撮影準備時間か
ら安定化時間を引いた残時間と考えることができる。
【0035】その後に、露光開始後からの経過時間(以
下、tと言う)が、t3 に達したときに(ステップ50
5)、直ちに、露出演算回路15は、絞り6及びシャッ
タ7を駆動し露光を終了させる(ステップ506)。そ
して、ブレ補正演算回路28は、ブレ補正レンズ駆動部
29にブレ補正停止のための停止信号を出力し、ブレ補
正レンズ駆動部29を介して、ブレ補正レンズ群3を停
止し(ステップ507)、ブレ検出を停止する(ステッ
プ508)。この後に、ブレ補正レンズ群3をリセット
し(ステップ509)、撮影に係る一連の動作は終了す
る(請求項1に対応する)。
【0036】一方、ステップ107において、t1 がT
1 よりも長いときの動作は、図6のステップ602に進
む。以下、図6を用いて説明する。ステップ107にお
いて、t1 がT1 よりも長いと判断されたときは、直ち
に、ブレ補正駆動回路28は、ブレ補正の信号を出力
し、ブレ補正レンズ駆動部29を介して、ブレ補正レン
ズ3の駆動を開始する(ステップ602)。そして、絞
り6及びシャッタ7を駆動して露光を開始する(ステッ
プ603)。その後に、露光開始からの経過時間tが全
露光時間t3 に対してt2 を残すのみとなったときに
(ステップ604)、ブレ補正演算回路28は、露光終
了を待たずに、ブレ補正レンズ駆動回路28に対してブ
レ補正停止のための停止信号を出力し、ブレ補正レンズ
駆動部29を介して、ブレ補正レンズ群3を停止する
(ステップ605)。このt2 時間は、露光中のフィル
ム面上での被写体の像の移動量が人間の目にブレとして
認識できない程度に移動する間(ブレ許容時間)と考え
ることができる。
【0037】そして、全露光時間t3 が経過したときに
(ステップ606)、絞り6及びシャッタ7を駆動して
露光を終了する(ステップ607)。この後に、ブレ補
正レンズ群3をリセットし(ステップ609)、撮影に
係る一連の動作は終了する(請求項2に対応する)。
【0038】(第2の実施例)図3は、本発明によるブ
レ防止装置の第2の実施例の制御回路の動作を説明する
フローチャートである。ここでは、発光装置を発光する
ものとして説明しているが、発光装置が発光しない場合
は、第1の実施例と同じになるので省略している。ステ
ップ201から205までは第1の実施例の動作のステ
ップ101から105と全く同じであるので、説明は省
略する。ステップ205で半押し(S1)を確認した後
に、露出演算回路15は、発光装置9の発光する条件を
SB条件判定部21に問い合わせ(ステップ206)、
先幕同調か後幕同調かを確認する。先幕同調であった場
合、に進み、以下は図5を用いて説明する。図5で、
全押し(S2)を確認したら第1の実施例のステップ5
02以降と同様になる(請求項4に対応する)。また、
ステップ206において、後幕同調であったときには、
に進み、図6において、S1を確認したら(ステップ
601)、第1の実施例の602以降と同様になる(請
求項5に対応する)。
【0039】(第3の実施例)図4は、本発明によるブ
レ防止装置の第3の実施例の制御回路の動作を説明する
フローチャートである。ステップ301から305まで
は、第1の実施例の動作のステップ101から105と
全く同じであるので、説明は省略する。ステップ305
において、半押し(S1)を確認した後に、露出演算回
路15は、長秒時判定部20に対して、全露光時間t3
が所定の秒時T2 よりも長秒時か否かを確認する。そこ
で、長秒時であると判断されたときには(ステップ30
6)は、に進み、第2の実施例と同様の動作を行う
(請求項6に対応)。また、ステップ306において、
T2 よりも長秒時ではないと判断されたときには、第1
の実施例の動作の中のステップ106以降と全く同じ動
作を行う。
【0040】なお、前述した実施例では、半押しから全
押しまでの時間の長短を判定する時間T1 、全露光時間
の長短を判定する時間T2 、ブレ補正駆動をしない時間
t2は、いずれも設定部(不図示)によって、どのよう
にでも変えることができるようになっている(請求項7
及び8に対応)。例えば、撮影レンズ2の焦点距離f
(mm)に応じた秒時、詳しくは、1/f(s)(具体
的には、f=200(mm)の場合には、1/200
(s))を基準とした時間(以下tfと言う)に対し
て、例えば、マニュアルスイッチによって、4tf 、2
tf 、tf 、tf /2、tf /4のように、段階的に変
えることができるようにした設定部を設け、撮影者が自
由に設定できるようにしてもよい。また、全露光時間の
うちの一定の割合の時間を基準とした時間について、例
えば、1/10、2/10、3/10、4/10、5/
10のように、段階的に変えることができるようにして
もよい。
【0041】また、撮影者の癖を記憶し、半押しから全
押しまでの時間の判定時間T1 を増減することができる
ようにすることも可能である。これは、例えば、ブレ補
正駆動制御にともなう基準となる位置や速度、加速度、
角度、角速度、角加速度等を算出できるまでの時間を記
憶部(不図示)に記憶しておき、撮影毎に平均すること
によって撮影者の固有の時間を算出することができる
(請求項3に対応)。
【0042】角速度=0を検出するまでには、一定以上
の時間が必要となる。その理由は、センサの出力は、検
出を始めた直後は安定せず信頼性に欠ける、ということ
や、さらに角速度=0の算出方法の一例として、検出開
始後からの全出力の平均を角速度=0とすることができ
るのであるが、これにはある程度の時間を経過しないと
算出された角速度=0の精度が上がらない。従って、こ
の値が安定するまでの時間が基準となる判定時間にな
る。この時間をもとに、判定時間を増減すれば、個々の
ブレ検出センサ若しくは回路又は撮影者などにあった、
より正確なブレ補正をすることができる。
【0043】さらに、前述した判定時間の長短によっ
て、ブレ補正停止時間の増減を制御することができる。
つまり、早く安定する人は、露光中のブレが少ないと考
えられる人であるからブレ補正停止時間を長くし、逆
に、長くかかる人は、露光中のブレも大きい人であるか
らブレ補正停止時間は短くする。これによって、撮影者
にあったブレ補正停止駆動ができる。
【0044】さらにまた、ブレの大きさによって、ブレ
補正停止時間を増減できるようにすることも可能であ
る。例えば、露光開始後ブレの大きさがフィルム面上
で、30μm未満(これは、一般に、ネガフィルムをサ
ービスサイズに引き伸ばし、プリントしたときに、人間
の目にブレとして認識できないと言われている限界の大
きさ)である間は、ブレ補正を行わず、30μmを越え
た瞬間からブレ補正を始めることによって、実質的に露
光中のブレ量がフィルム面上で30μm以下に抑えられ
た写真を得ることができる。
【0045】また、設定部30によって設定できるフィ
ルム面上での被写体像のブレ量を入力でき(つまり、撮
影者が、このブレ量以下にブレを抑えた写真を欲すると
きに)、それに基づいて、例えば、設定量が上記のよう
に30μmであれば露光開始後に、フィルム面上の被写
体像が30μmに移動したところでブレ補正駆動を始め
る。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、全露光時間のうちの、
露光開始直後又は露光終了直前の所定時間だけ、ブレ補
正を停止するので、消費電力を節約できるばかりでな
く、次の撮影に移る時間を短縮できたり、ブレ補正駆動
制御に伴う、基準となる位置や速度、加速度、角度、角
速度、角加速度などを算出するための時間を稼ぐことが
でき、より正確なブレ補正駆動制御を行うことが可能に
なる。
【0047】また、発光装置発光中又はその前後の一定
時間は、主要被写体のブレが生じないので、ブレ補正駆
動を停止することにより、電池の消耗を防ぐことができ
る。
【0048】さらに、露光時間が長いときには、前記基
準となる位置や速度、加速度、角速度、角加速度などに
誤差が生じた場合に、ブレ補正制御に制御誤差が蓄積し
ていくことになり、露光終了直前では、かえってブレ補
正駆動を停止したほうがよりブレの少ない写真を得られ
る、という効果を生じる。
【0049】さらにまた、撮影者が設定部によって、自
由にブレ補正停止時間を設定できることによって、作品
として観賞するときの引き伸ばし倍率等を考慮に入れた
設定をすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブレ防止装置の実施例(第1〜第
3の実施例に共通)を内蔵したカメラを示すブロック図
である。
【図2】本発明の実施例によるブレ防止装置の制御回路
の動作を説明するフローチャートである。
【図3】本発明の実施例によるブレ防止装置の制御回路
の動作を説明するフローチャートである。
【図4】本発明の実施例によるブレ防止装置の制御回路
の動作を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の実施例によるブレ防止装置の制御回路
の動作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の実施例によるブレ防止装置の制御回路
の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 レンズ本体 3,4,5 レンズ群 6 絞り 7 シャッタ 8 フィルム 9 発光装置 10 制御回路 11 DX接点 12 測光センサ 13 インターフェイス 15 露出演算回路 16 シャッタ駆動回路 17 シャッタ駆動部 18 絞り駆動回路 19 絞り駆動部 20 長秒時判定部 21 SB条件選択部 22 安定化時間判定部 23 フォーカシングレンズ駆動量入力部 24 フォーカシングレンズ駆動部 25 ブレ検出センサ 26 インターフェイス 27 ブレ補正演算回路 28 ブレ補正レンズ駆動回路 29 ブレ補正レンズ駆動部 30 設定部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラが微小移動したときのブレ量を検
    出するためのブレ量検出部と、 前記ブレ量検出部の起動を含む撮影準備動作を開始する
    命令を発する撮影準備動作開始命令部と、 撮影動作を開始する命令を発する撮影動作開始命令部
    と、 前記ブレ量検出部によって検出されたブレ量に基づいて
    フィルム面上の像がブレない方向に撮影光学系を補正駆
    動するためのブレ補正部と、 前記撮影準備動作開始命令部が命令を発してから前記撮
    影動作開始命令部が命令を発するまでの撮影準備時間
    が、前記ブレ量検出部の検出が安定するまでに必要な安
    定化時間よりも長いか短いかを判定する安定化時間判定
    部と、 前記安定化時間判定部によって、前記撮影準備時間が前
    記安定化時間よりも短いと判定されたときには、露光開
    始から前記安定化時間の残り時間を過ぎるまで、前記ブ
    レ補正部による前記撮影光学系のブレ補正駆動を停止す
    るように制御するブレ制御部とを有することを特徴とす
    るブレ防止装置。
  2. 【請求項2】 シャッタ速度を決定するための露光時間
    決定部と、 カメラが微小移動したときのブレ量を検出するためのブ
    レ量検出部と、 前記ブレ量検出部の起動を含む撮影準備動作を開始する
    命令を発する撮影準備動作開始命令部と、 撮影動作を開始する命令を発する撮影動作開始命令部
    と、 前記ブレ量検出部によって検出されたブレ量に基づいて
    フィルム面上の像がブレない方向に撮影光学系を補正駆
    動するためのブレ補正部と、 前記撮影準備動作開始命令部が命令を発してから前記撮
    影動作開始命令部が命令を発するまでの撮影準備時間
    が、前記ブレ量検出部の検出が安定するまでに必要な安
    定化時間よりも長いか短いかを判定する安定化時間判定
    部と、 前記安定化時間判定部によって、前記撮影準備時間が前
    記安定化時間よりも長いと判定されたときには、露光時
    間決定部によって決定された露光終了直前の、フィルム
    面上での像の移動量がブレとして認識できない程度に移
    動するブレ許容時間だけ、前記ブレ補正部による前記撮
    影光学系のブレ補正駆動を停止するように制御するブレ
    制御部とを有することを特徴とするブレ防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のブレ防止
    装置において、 前記安定化時間判定部は、前記安定化時間を設定する安
    定化時間設定部を有し、 前記安定化時間設定部は、前記安定化時間を変えること
    ができることを特徴とするブレ防止装置。
  4. 【請求項4】 カメラが微小移動したときのブレ量を検
    出するためのブレ量検出部と、 前記ブレ量検出部によって検出されたブレ量に基づいて
    フィルム面上の像がブレない方向に撮影光学系を補正駆
    動するためのブレ補正部と、 被写体の輝度を上げるための内蔵又は着脱自在な閃光部
    と、 前記閃光部の発光するタイミングを先幕シンクロにする
    か後幕シンクロにするかを選択する選択部と、 前記選択部が先幕シンクロを選択しているときには、露
    光開始から前記ブレ量検出部の検出が安定するまでに必
    要な安定化時間を過ぎるまで、前記ブレ補正部による前
    記撮影光学系のブレ補正駆動を停止するように制御する
    ブレ制御部とを有することを特徴とするブレ防止装置。
  5. 【請求項5】 シャッタ速度を決定するための露光時間
    決定部と、 カメラが微小移動したときのブレ量を検出するためのブ
    レ量検出部と、 前記ブレ量検出部によって検出されたブレ量に基づいて
    フィルム面上の像がブレない方向に撮影光学系を補正駆
    動するためのブレ補正部と、 被写体の輝度を上げるための内蔵又は着脱自在な閃光部
    と、 前記閃光部の発光するタイミングを先幕シンクロにする
    か後幕シンクロにするかを選択する選択部と、 前記選択部が後幕シンクロを選択しているときには、前
    記露光時間決定部によって決定された露光終了直前の、
    フィルム面上での像の移動量がブレとして認識できない
    程度に移動するブレ許容時間だけ、前記ブレ補正部によ
    る前記撮影光学系のブレ補正駆動を停止するように制御
    するブレ制御部とを有することを特徴とするブレ防止装
    置。
  6. 【請求項6】 シャッタ速度を決定するための露光時間
    決定部と、 カメラが微小移動したときのブレ量を検出するためのブ
    レ量検出部と、 前記ブレ量検出部によって検出されたブレ量に基づいて
    フィルム面上の像がブレない方向に撮影光学系を補正駆
    動するためのブレ補正部と、 前記露光時間決定部によって決定された露光時間が、長
    秒時であるか否かを判定する長秒時判定部と、 前記長秒時判定部によって、長秒時であると判断された
    ときには、前記露光時間決定部によって決定された露光
    終了直前の、フィルム面上での像の移動量がブレとして
    認識できない程度に移動するブレ許容時間だけ、前記ブ
    レ補正部による前記撮影光学系のブレ補正駆動を停止す
    るように制御するブレ制御部とを有することを特徴とす
    るブレ防止装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のブレ防止装置におい
    て、 前記長秒時判定部は、前記長秒時の時間を設定する長秒
    時設定部を有し、 前記長秒時設定部は、前記長秒時の時間を変えることが
    できることを特徴とするブレ防止装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項2及び請求項4から請
    求項6のいずれか1項に記載のブレ防止装置において、 前記ブレ制御部は、前記ブレ許容時間を設定するための
    ブレ許容時間設定部を有し、 前記ブレ許容時間設定部は、前記ブレ許容時間を変える
    ことができることを特徴とするブレ防止装置。
JP12546794A 1994-06-07 1994-06-07 ブレ防止装置 Pending JPH07333670A (ja)

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US08/742,151 US5678067A (en) 1994-06-07 1996-10-31 Motion compensation device having stabilizing motion detection unit that does not inhibit imaging operations in an imaging unit

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