JPH0733244U - 蓋付バケツ - Google Patents

蓋付バケツ

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JPH0733244U
JPH0733244U JP6413393U JP6413393U JPH0733244U JP H0733244 U JPH0733244 U JP H0733244U JP 6413393 U JP6413393 U JP 6413393U JP 6413393 U JP6413393 U JP 6413393U JP H0733244 U JPH0733244 U JP H0733244U
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bag
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piece
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JP6413393U
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Inventor
猛男 本間
Original Assignee
本間冬治工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バケツ本体の上部に広げた袋の口部が、蓋の
開閉により損傷することを防止する。 【構成】 取っ手7の上部に内向きの受片11を形成す
る。この受片11に係合する係合鍔片22を蓋3の外周に設
ける。蓋3の回動により受片11の下面に係合鍔片22をス
ライド係入して蓋3をバケツ本体2に固定する。取っ手
7の取付腕部8に、袋13の口部14を挿入する溝部15を形
成する。 【効果】 袋13の口部14を溝部15に挿入配置する。これ
により蓋3の固定時に、受片11と係合鍔部22とによって
袋13の口部14が噛み込まれることがなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は蓋付バケツに係わり、特に取っ手の上部に内向きの受片を形成すると 共に、この受片に係合する係合鍔片を前記蓋の外周に設け、前記蓋の回動により 前記受片下面に前記係合鍔片をスライド係入して該蓋をバケツ本体に固定する蓋 付バケツに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、蓋付バケツとして、所謂ポリバケツなどが知られており、このような 蓋付バケツはごみの収集等に広く用いられている。図7はこの種の蓋付バケツの 一例を示し、同図に示すように、バケツ本体Aの上部外周に枠状の取っ手Bを複 数設け、この取っ手Bの上部に内向きの受片Cを形成すると共に、この受片Cに 係合する係合鍔部Dを蓋Eの外周に設け、この蓋Eの回動により前記受片Cの下 面に前記係合鍔片Dをスライド係入して該蓋Eをバケツ本体Aに固定するものが 知られている。そして、前記バケツ本体A内にごみを集めておく際に、該バケツ 本体A内に予めポリ袋等の袋Fを収納し、この袋Fと共にごみを捨てることによ り、ごみを衛生的に処理することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の蓋付バケツでは、前記受片Cの下面に係合鍔部Dを係入することに 蓋Eを簡便に固定することができるものの、上述したように袋Fを収納して蓋E を開閉すると、バケツ本体Aの上端縁に沿って広げた袋Fの口部fが、前記受片 Cと係合鍔部Dとよって噛み込まれてしまし、袋Fの口部f部分が破れてしまう という問題があり、このため取っ手B部分だけ袋Fの口部fを広げておくことが できず不便であった。
【0004】 そこで本考案は、蓋の開閉により袋の口部を破損することがなく、バケツ本体 の上端縁部の全周に袋の口部を広げておくことができる蓋付バケツを提供するこ とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、袋を収納するバケツ本体の上部に開閉可能な蓋を設け、前記バケツ 本体の上部外周に取っ手を設け、この取っ手の上部に内向きの受片を形成すると 共に、この受片に係合する係合鍔片を前記蓋の外周に設け、前記蓋の回動により 前記受片下面に前記係合鍔片をスライド係入して該蓋をバケツ本体に固定する蓋 付バケツおいて、前記取っ手には、前記受片の下方に前記袋の口部を挿入する溝 部を形成したものである。
【0006】
【作用】
バケツ本体内に収納した袋の口部を受片下方の溝部に挿入配置することにより 、受片の下面に係合鍔片をスライド係入する際に、袋が切断されることがなくな る。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1ないし図7は本考 案の一実施例を示し、同図において、合成樹脂例えばポリエチレンなどからなる 蓋付バケツ1は、バケツ本体2とこのバケツ本体2の上部開口を覆って開閉可能 な蓋3とからなり、前記バケツ本体2は、底板部4と略円筒形の側板部5とを備 えた有底筒形をなし、その上端開口部には断面略L字形の縁部6が周設され、こ の縁部6に沿って円周等間隔に取っ手7が四箇所設けられ、これら取っ手7を握 持してバケツ本体2を運搬できるようになっている。前記取っ手7は、一対の取 付腕部8,8を前記側板部5及び縁部6と一体に形成し、これら取付腕8,8の 外端側を、前記側板部5と同心をなす平面彎曲状の外枠板部9により連結し、こ の縦断面が垂直な外枠板部9の下方にはU字形に彎曲形成された彎曲部9Aが設 けられ、この彎曲部9Aに複数の水抜き孔10が形成されている。また、前記外枠 板部9の上端縁内面には、バケツ本体2側に向いた内向きの受片11が水平に形成 され、この受片11の長手方向一側には、ストッパ部12が形成されている。そして 前記受片11により蓋用掛け部を構成している。
【0008】 前記側板部5には、前記受片11の下方に開口して、前記バケツ本体2の内面に 沿って収納されるポリ袋などの袋13の口部14を挿入する溝部15が形成され、この 溝部15は、前記外枠板部9に沿って垂直に形成された外側部16と、この外側部16 と対向して前記縁部6の下端に連続して形成された内側部17と、これら内,外側 部16,17の下端を連結する水平底部18とから構成されている。
【0009】 前記蓋3の上面中央には握り部21が形成され、また、その蓋3の外周には、前 記受片11に係合する係合鍔片22,23が設けられ、前記蓋3を前記縁部6に被せた 状態で該蓋3の回動によりそれら係合鍔片22,23が前記受片11の下面にスライド 係入して蓋3がバケツ本体2に固定されるようになっており、対をなす前記係合 鍔片22,22は、前記蓋3の外周に段差部24,24を介して膨出形成された段差側面 部25の外周側に設けられ、この段差側面部25は前記外枠板部9とほぼ等しい長さ 寸法を有し、かつその段差側面部25の内面側に、前記受片11に係止する吊下げ用 係止部26が設けられ、対をなす吊下げ用係止部26,26は前記握り部21を中心とし て対称となる位置に設けられ、かつ対向している。
【0010】 次に前記構成につきその作用を説明する。まず図1に示すようにバケツ本体2 内に沿ってほぼ同形の袋13を収納し、この袋13の口部14を縁部6の外面に沿って 広げ、取っ手7部分では図2ないし図4に示すように、その口部14を溝部15に挿 入配置する。この状態で図2に示す白抜き矢印方向に蓋3を回転し、受片11の下 面に係合鍔片22,23をスライド係入して蓋3を固定する。この際、袋13の口部14 は、受片11下方の溝部15に挿入されているため、その受片11と係合鍔片22,23と によって口部14が噛み込まれることがなく、また、蓋3もスムーズに回転するこ とができる。
【0011】 また、バケツ本体2内にごみを投入する際や内部のごみを袋ごと取り出し際は 、蓋3を回動して受片11の下面から係合鍔片22,23をスライドして抜き出し、バ ケツ本体2から蓋3を取り外す。この取り外した蓋3は、その吊下げ用係止部26 を受片11に被せるにして係止することにより、図1に示すように、バケツ本体2 の側板部5外周に沿って吊下げられる。この場合、外枠板部9に蓋3の段差側面 部25が係合し、すなわち図6に示すように両側の段差部24,24が外枠板部9の上 端両側を挟み込むようにして係合し、これにより蓋3が回転してずれることなく 、受片11に蓋3を安定的に吊下げることができる。
【0012】 このように本実施例では、袋13を収納するバケツ本体2の上部に開閉可能な蓋 3を設け、バケツ本体2の上部外周に取っ手7を設け、この取っ手7の上部に内 向きの受片11を形成すると共に、この受片11に係合する係合鍔片22,23を蓋3の 外周に設け、蓋3の回動により受片11の下面に係合鍔片22,23をスライド係入し て蓋3をバケツ本体2に固定する蓋付バケツ1おいて、取っ手7には、受片11の 下方に袋13の口部14を挿入する溝部15を形成したものであるから、収納した袋13 の口部14をの溝部15に挿入配置することにより、受片11の下面に係合鍔片22,23 をスライド係入する際、袋13の破損が防止され、また、取っ手7部分にも袋13の 口部14を広げることができるため、バケツ本体2の上端の縁部6の全周に袋13の 口部14を広げて使用することができる。
【0013】 また実施例上の効果として、バケツ本体2の上部外周に蓋用掛け部たる受片11 を設けると共に、この受片11に係止する吊下げ用係止部26を蓋3の内面側に設け たことにより、取り外した蓋3は、その係止部26をバケツ本体2の受片11に係止 してバケツ本体2の側面に沿って吊り下げておくことができ、その蓋3が風など によって飛ばされることがなく、ごみ捨て作業中などにおいて蓋2を紛失するこ とがなくなる。また、開いた蓋3をバケツ本体2に沿って吊下げておくことがで きるから、わざわざ蓋3を地面等に置く必要がなく、蓋3の開閉作業も容易にな る。そして蓋3の紛失を防止できるため、蓋付バケツ1を衛生的に保つことがで きる。また、バケツ本体2の上部外周に取っ手7を設け、この取っ手7に蓋用掛 け部たる受片11を設け、かつこの受片11の蓋3の係合縁片22,23を係合して蓋3 をバケツ本体2に固定できるように構成したものであるから、蓋用掛け部を別個 にバケツ本体2に設ける必要がなく、蓋固定用と蓋吊下げ用とを一つの受片11に より兼用できるため、その製造コストを安価に押さえることができる。さらに、 係合鍔片22を蓋3の段差側面部25の内面側に設けることにより、その段差側面部 25が外枠板部9に係合して、吊下げ状態で蓋3の回り止めがなされ、蓋3を安定 して吊下げ保持することができる。さらにまた、蓋3の中心を対称として一対の 吊下げ用係合部26,26を形成したことによって、蓋3の成形時に該蓋3の内側を 形成する型枠(図示せず)を2分割し、この2分割した型枠を蓋中央側にスライ ドすることにより、蓋3の内側に向く係止部26,26を簡便に成形することができ る。
【0014】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内に おいて種々の変形実施が可能であり、例えば溝部15の大きさ形状等は適宜選定可 能である。また袋13は、紙製や合成樹脂製等の各種材質のものを用いることがで きる。さらに実施例においては、取っ手7に設けた受片11により掛け部を構成し た例を示したが、掛け部を取っ手7と別体でバケツ本体2の上部外周に設けるこ ともできる。また、取っ手7には必ずしも彎曲部9Aを設ける必要はなく、例え ば係合鍔片22が係合する2カ所の取っ手7のみに彎曲部9Aを設けるようにして もよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、袋を収納するバケツ本体の上部に開閉可能な蓋を設け、前記バケツ 本体の上部外周に取っ手を設け、この取っ手の上部に内向きの受片を形成すると 共に、この受片に係合する係合鍔片を前記蓋の外周に設け、前記蓋の回動により 前記受片下面に前記係合鍔片をスライド係入して該蓋をバケツ本体に固定する蓋 付バケツおいて、前記取っ手には、前記受片の下方に前記袋の口部を挿入する溝 部を形成したものであり、蓋の開閉により袋の口部を破損することがなく、バケ ツ本体の上端縁部の全周に袋の口部を広げておくことができる蓋付バケツを提供 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す要部の斜視図ある。
【図3】本考案の一実施例を示す要部の断面図である。
【図4】本考案の一実施例を示す要部の断面図である。
【図5】本考案の一実施例を示す蓋を吊下げた状態の要
部の断面図である。
【図6】本考案の一実施例を示す図5のY−Y線断面図
である。
【図7】従来例を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
1 蓋付バケツ 2 バケツ本体 3 蓋 7 取っ手 11 受片(蓋用掛け部) 13 袋 14 口部 15 溝部 22,23 係合鍔片 26,26A 吊下げ用係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋を収納するバケツ本体の上部に開閉可
    能な蓋を設け、前記バケツ本体の上部外周に取っ手を設
    け、この取っ手の上部に内向きの受片を形成すると共
    に、この受片に係合する係合鍔片を前記蓋の外周に設
    け、前記蓋の回動により前記受片下面に前記係合鍔片を
    スライド係入して該蓋をバケツ本体に固定する蓋付バケ
    ツおいて、前記取っ手には、前記受片の下方に前記袋の
    口部を挿入する溝部を形成したことを特徴とする蓋付バ
    ケツ。
JP6413393U 1993-11-30 1993-11-30 蓋付バケツ Expired - Fee Related JP2555115Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000017606A (ja) * 1998-07-03 2000-01-18 Omc:Kk 舗装材料の簡易ミキサー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000017606A (ja) * 1998-07-03 2000-01-18 Omc:Kk 舗装材料の簡易ミキサー

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