JPH0733244A - ワーク移送装置 - Google Patents

ワーク移送装置

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JPH0733244A
JPH0733244A JP18169993A JP18169993A JPH0733244A JP H0733244 A JPH0733244 A JP H0733244A JP 18169993 A JP18169993 A JP 18169993A JP 18169993 A JP18169993 A JP 18169993A JP H0733244 A JPH0733244 A JP H0733244A
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Naoki Watanabe
直樹 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ワークローダの故障時においても
プレスラインを停止させることなくワーク搬出コンベア
にワークを送り出すことができ、併せて上記ワークロー
ダにおけるアタッチメントの交換作業をも容易に実施し
得るワーク移送装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明では、ワーク搬入コンベア10Aから
ワーク100を受け取るセンタリング装置20を、ワー
ク搬入コンベア10Aの下流域においてワーク100を
受け取る稼動位置、および該稼動位置から離隔した退避
位置との間を移動自在に設けるとともに、手積み作業台
30を上記ワーク搬入コンベア10Aの下流域において
ワーク100を受け取る稼動位置、および該稼動位置か
ら離隔した退避位置との間において移動自在に設けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワーク移送装置に関し、
詳しくは前工程からのワークを受取って搬送するワーク
搬入コンベアと、次工程へワークを送り出すワーク搬出
コンベアとを備え、ワーク搬入コンベアにより搬入され
たワークをワークローダによってワーク搬出コンベアへ
移載するよう構成されたワーク移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のワーク移送装置、例えば大型ト
ランスファプレスラインの製品自動積込み装置(オート
パレタイザ)では、大型プレスにより加工されたワーク
(パネル)は、先ずワーク搬入コンベアを介してセンタ
リング装置に送り込まれ、このセンタリング装置におい
て位置決めされたのち、ワークローダによってセンタリ
ング装置から取り出され、次いでワーク搬出コンベア上
を流れるパレットに載置され、次工程へと送り出されて
行く。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ワーク移送装置において、ワークローダが故障した場
合、ワーク搬入コンベアからセンタリング装置に送り込
まれたワークを、オペレータの手作業によって取り出そ
うとしても、上記センタリング装置はワーク搬入コンベ
ア等に対して不動に固定設置され、しかも複雑な位置決
め機構を備えているために、オペレータはセンタリング
装置から容易にワークを取り出すことができず、よって
ワークローダが復旧するまでの間、プレスライン全体を
停止させねばならない。また、上記従来のワーク移送装
置では、段取り換えに伴って上記ワークローダのアタッ
チメントを交換する場合、ワークローダの移動域には当
然ながらワーク搬出コンベアやセンタリング装置が位置
しているために、オペレータに対する十分な作業空間を
確保することができず、もってオペレータに困難で煩雑
な作業を強いていた。本発明は上記実状に鑑みて、ワー
クローダの故障時においてもプレスラインを停止させる
ことなくワーク搬出コンベアにワークを送り出すことが
でき、併せて上記ワークローダにおけるアタッチメント
の交換作業をも容易に実施し得るワーク移送装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に関わるワーク移
送装置では、ワークをワーク搬入コンベアから受け取っ
てワークローダのローディング位置に対応させて位置決
めするセンタリング装置を、ワーク搬入コンベアの下流
域において該ワーク搬入コンベアからのワークを受け取
る稼動位置、および該稼動位置から離隔した退避位置と
の間を移動自在に設けるとともに、手積み作業台を上記
ワーク搬入コンベアの下流域において該ワーク搬入コン
ベアからのワークを受け取る稼動位置、および該稼動位
置から離隔した退避位置との間において移動自在に設け
ている。
【0005】
【作用】上記構成によれば、ワークローダが故障した場
合でも、センタリング装置を退避位置に移動させ、かつ
手積み作業台を稼動位置へ移動させることにより、ワー
ク搬入コンベアから手積み作業台に送り込まれたワーク
を、オペレータの手作業によってワーク搬出コンベアに
送り出すことが可能となる。また、上記構成によれば、
センタリング装置を退避位置に移動させることにより、
ワークローダの下方域に広い作業空間を確保することが
でき、もってオペレータはワークローダに対するアタッ
チメントの交換作業を容易に実施することができる。
【0006】
【実施例】以下、一実施例を示す図面に基づいて、本発
明を詳細に説明する。図1から図8は、本発明に関わる
ワーク移送装置を、大型トランスファプレスラインの製
品自動積込み装置(オートパレタイザ)に適用した例を
示しており、図1に示す如く上記製品自動積込み装置1
は、前工程からのワーク(パネル)を受取って搬送する
ためのワーク搬入コンベア10Aと、次工程へワークを
送り出すためのワーク搬出コンベア10Bとを具備して
いる。
【0007】上記ワーク搬入コンベア10Aの下流域
(図1中の下方側)、詳しくは上記ワーク搬入コンベア
10Aとワーク搬出コンベア10Bとの間には、センタ
リング装置20が配置されており、該センタリング装置
20の左方域には手積み作業台30が配置されている。
【0008】上記センタリング装置20は、ワーク搬出
コンベア10Bに沿って敷設されたガイドレール1Aに
載っており、図1および図2に示す如くワーク搬入コン
ベア10Aの下流域においてワークを受け取る稼動位置
と、図3および図4に示す如く上記稼動位置から離隔し
た退避位置との間を、図示していない電動モータ等の駆
動手段により走行して移動する。
【0009】一方、手積み作業台30もセンタリング装
置20と同じく、上記ガイドレール1Aに載っており、
図3に示す如くワーク搬入コンベア10Aの下流域にお
いてワークを受け取る稼動位置と、図1および図2に示
す如く上記稼動位置から離隔した退避位置との間を自在
に移動することができる。
【0010】また、上記センタリング装置20と上記手
積み作業台30との間には、手積み作業台30に対して
揺動自在に設けられた連結レバー41を要素とする連結
手段40が設けられており、上記連結レバー41を揺動
させてセンタリング装置20に係合・離脱させることに
よって、センタリング装置20と手積み作業台30との
連結・分離が行なわれる。
【0011】上記ワーク搬入コンベア10Aとワーク搬
出コンベア10Bとの間には、ワークローダ50が設置
されており、このワークローダ50は上記センタリング
装置20および手積み作業台30の移動域を跨ぐ態様で
構築されたフレーム51と、このフレーム51に対して
前後、左右、および上下の3軸方向に沿って移動自在に
設けられた吸着ハンド52とを具備している。
【0012】一方、上記センタリング装置20には、ワ
ーク搬入コンベア10Aから送り込まれたワークを、上
記ワークローダ50のローディング位置、すなわちセン
タリング装置20からワークを取り出す際にワークロー
ダ50の吸着ハンド52が占位する位置に対応させるた
めの、後述する位置決め機構が設けられている。
【0013】図1および図2に示す如く、上述の稼動位
置に占位したセンタリング装置20と、上述の退避位置
に占位した手積み作業台30との間には、ワークローダ
50によってセンタリング装置20から取り出された不
良ワークを、上記手積み作業台30へ搬送するための不
良ワーク搬送コンベア60が設置されている。
【0014】図9に示す如く上記不良ワーク搬送コンベ
ア60は、矢印Aで示すようにワークを手積み作業台3
0へ向けて搬送するコンベア本体61と、このコンベア
本体61の下流側(図中、左端側)に設けられたシュー
タ板62とを備えている。
【0015】また、上記不良ワーク搬送コンベア60
は、手積み作業台30に対して下向きに約10°傾斜し
た態様で設置されている一方、上記手積み作業台30の
上面には、不良ワーク搬送コンベア60から送り出され
たワークをガイドするためのシュータ台63が取り外し
自在に設けられている。
【0016】なお、図1中の符号1Bは製品自動積込み
装置1における主操作盤、1Cは検査ステーション(作
業員用足場)、1Dはローダ用アタッチメント置場であ
り、さらに1Eは後述するように不良ワークを一時スト
ックしておくための検査台、1Fは不良ワーク用パレッ
トである。
【0017】上記構成の製品自動積込み装置1では、通
常の稼働時、図1および図2に示す如く、センタリング
装置20は稼動位置に占位しているとともに、手積み作
業台30は退避位置に占位している。
【0018】図示していない大型プレスにより加工され
たワーク(パネル)は、製品自動積込み装置1における
ワーク搬入コンベア10Aに載せられ、該コンベア10
Aを介してセンタリング装置20に送り込まれる。
【0019】ワーク搬入コンベア10Aによる搬送の途
中、上記ワークは検査ステーション1Cの検査員による
目視と触感に基づく検査を受け、良品であると判定され
た場合には、上記ワークはセンタリング装置20におい
て位置決めされたのち、ワークローダ50の吸着ハンド
52によりセンタリング装置20から取り出され、次い
でワーク搬出コンベア10B上のパレット70(図1参
照)に積み込まれて次工程へと送り出される。
【0020】ところで、上記製品自動積込み装置1にお
いて、ワークローダ50が故障した場合には、手積み作
業台30における揺動レバー41をセンタリング装置2
0に係合させ、センタリング装置20に手積み作業台3
0を連結した状態で、図3に示すようにセンタリング装
置20を退避位置まで走行させて、上記手積み作業台3
0を稼働位置に占位させる。
【0021】上記手積み作業台30は、稼働位置への移
動に際してシュート台63が取り外され、図8に示すよ
うに稼働位置に占位したのち、実線で示す下降位置から
手動によって鎖線で示す上昇位置へアジャストされる。
【0022】上述した態様をとることにより、ワーク搬
入コンベア10Aに積み込まれたワークは、手積み作業
台30に一旦送り出され、ワーク搬出コンベア10Bに
隣接した足場1Gに立つオペレータの手作業によって、
上記手積み作業台30からワーク搬出コンベア10Bに
積み込まれる。
【0023】すなわち、手積み作業台30を稼動位置へ
移動させることにより、ワーク搬入コンベア10Aから
手積み作業台30に送り込まれたワークを、オペレータ
の手作業によってワーク搬出コンベア10Bに送り出す
ことが可能となり、ワークローダの故障時においてもプ
レスラインを停止させることなくワークの移送を実施で
きる。
【0024】一方、上記製品自動積込み装置1におい
て、段取り時にワークローダ50のアタッチメントを交
換する場合には、手積み作業台30における揺動レバー
41をセンタリング装置20から離脱させ、センタリン
グ装置20を手積み作業台30と分離させた状態で、図
3に示す如く記センタリング装置20を退避位置まで走
行させればよい。
【0025】この結果、図4からも明らかなように、上
記ワークローダ50の下方域には広い作業空間が確保さ
れることとなり、もってオペレータはアタッチメントの
交換作業を容易に実施することができる。
【0026】なお、上記アタッチメントの交換作業を実
施する際、オペレータは安全柵1Hにおいてローダ用ア
タッチメント置場1Dの近傍に設けられた扉1Haを開
け、ワークローダ50に対する作業域に入ることができ
る。
【0027】ところで、上記製品自動積込み装置1にお
けるセンタリング装置20は、図5に示す如く上記ワー
ク搬入コンベア10Aから移載されたワークを引入れる
左右一対の導入コンベア21,21を備えているととも
に、左右一対のフロントストッパ22,22と、左右一
対のリヤストッパ23,23とを有している。
【0028】上記各フロントストッパ22、および上記
各リヤストッパ23は、それぞれリフタ機構24によっ
て昇降可能に設けられ、かつスライド機構25によって
前後移動可能に設けられている。なお、上記各リフタ機
構24は、図示していない移動手段によって、それぞれ
左右方向、言い換えれば互いに近接離反する方向に沿っ
て移動可能に設けられている。
【0029】また、上記各導入コンベア21に対する外
側方域には,それぞれサイドガイド26が配置されてお
り、これらサイドガイド26は支持ブロック27に設け
られたシリンダアクチュエータ28により、互いに近接
離反する方向に沿って移動可能に設けられている。な
お、上記各サイドガイド26を支持している左右の支持
ブロック27は、それぞれガイドレール27Aおよびボ
ールスクリュー27Bから成る移動手段により、互いに
近接離反する方向に沿って移動し得るよう構成されてい
る。
【0030】上記センタリング装置20が、稼働位置に
占位してワーク搬入コンベア10Aからのワークを待っ
ている状態では、図6(a)に示すように、フロントス
トッパ22は導入コンベア21の上面21aより上方に
突出している一方、上記リヤストッパ23は導入コンベ
ア21のワーク搬送高さ、すなわち導入コンベア21の
上面21aよりも下方に位置している。また、図7
(a)に示すように、各サイドガイド26は、ワーク1
00の幅より大きな距離、互いに離隔した位置に占位し
ている。
【0031】図6(a)に示す如く、ワーク搬入コンベ
ア10Aからセンタリング装置20に送り込まれたワー
ク100は、導入コンベア21によって矢印B方向に搬
送され、前方縁部100fがフロントストッパ22に当
接した位置に停止する。
【0032】上記ワーク100が停止したのち、図6
(b)に示すようにリヤストッパ22が上動して、上記
ワーク100の後方縁部100rと当接することによ
り、上記ワーク100に対する前後方向の位置決めが行
なわれる。
【0033】こののち、図7(b)に示すように各サイ
ドガイド26が、各シリンダアクチュエータ28の伸張
動作により互いに近接移動し、上記ワーク100におけ
る左右の側縁部100s,100sと当接することによ
って、上記ワーク100に対する左右方向の位置決めが
行なわれる。
【0034】すなわち、上記センタリング装置20に搬
入されたワーク100は、フロントストッパ22と、リ
ヤストッパ23と、サイドガイド26との協働作用によ
り、前後・左右の4方向から正確に位置決めされること
となる。
【0035】なお、ワーク100を位置決めしている状
態での、フロントストッパ22、リヤストッパ23、お
よびサイドガイド26の位置は、上記ワーク100の種
類に基づいて予設定された条件に従ってコンピュータ制
御されている。
【0036】例えば、フロントストッパ22とリヤスト
ッパ23とは、コンピュータ制御されるスライド機構2
5によって、それぞれワーク100の前方縁部100f
と後方縁部100rとに対応した位置に、ワーク100
が搬入される前に予め移動される。
【0037】また、左右のサイドガイド26は、コンピ
ュータ制御されるシリンダアクチュエータ28によっ
て、ワーク100の通過を許容する位置から、ワーク1
00の側縁部100sに当接する位置へ移動され、さら
に後続するワークの幅が大きく変化する場合には、コン
ピュータ制御されるボールスクリュー27Bにより、後
続のワークが搬入される前に支持ブロック27を介して
移動される。
【0038】すなわち、上記センタリング装置20にお
いては、ワークの種類毎に専用の位置決め治具を用意す
る必要がなく、また段取り換えに伴う位置決め治具の交
換作業も不要なため、専用の治具に掛かる製造コストを
削減することができ、併せて段取り時間の短縮によって
生産性の向上が見込まれる。
【0039】上記フロントストッパ22、リヤストッパ
23、およびサイドガイド26によってワーク100の
位置決めが行なわれたのち、前方側における2つのフロ
ントストッパ22,22と、後方側における2つのリヤ
ストッパ23,23とが、共にリフト機構24によって
上動する。
【0040】かくすることにより、上記ワーク100
は、図7(c)に示すように位置決めされた状態を保っ
たまま、左右の導入コンベア21,21から持ち上げら
れることとなり、この状態においてワークローダ50の
吸着ハンド52により、上記センタリング装置20から
ワーク100が取り出される。
【0041】ここで、自動車の外観を構成するドアアウ
ターやサイドボディー等のプレス部品は、その形状に起
因して剛性が極めて小さいため、吸着ハンドのバキュー
ムカップが吸着する際、ワークにデフォーム(変形)が
発生し易いものの、上述したようにフロントストッパ2
2、リヤストッパ23、およびサイドガイド26によっ
て位置決めしたのち、この位置決め状態を保ったままワ
ーク100を導入コンベア21から持ち上げることによ
って、バキュームカップの吸着時におけるワークのデフ
ォームを可及的に防止することが可能となる。
【0042】ところで、先に述べたように製品自動積込
み装置1のワーク搬入コンベア10Aに積み込まれたワ
ークは、その搬送途中、検査ステーション1Cの検査員
によって目視と触感に基づく検査を受ける。
【0043】このとき、ワークが不良品であり修正が必
要と判定された場合には、オペレータが主操作盤1Bに
設けられたワークローダの移動コース切換えスイッチ
(図示せず)を操作することにより、上記不良ワークは
一旦センタリング装置20に送り込まれて位置決めされ
たのち、ワークローダ50の吸着ハンド52によってセ
ンタリング装置20から取り出され、次いで不良ワーク
搬送コンベア60に積み込まれて、この不良ワーク搬送
コンベア60からシュート台63を介し、図1および図
2に示す退避位置に占位する手積作業台30に送り込ま
れる。
【0044】すなわち、稼動位置に占位するセンタリン
グ装置20と、退避位置に占位する手積み作業台30と
の間に、不良ワーク搬送コンベア60を設けたことによ
り、不良ワークを後工程に流すことなく、かつラインを
停止させることなく、速やかに手積み作業台30へ不良
ワークを送り込んで処理することができる。
【0045】ここで、上記不良ワークが1枚の場合、手
積み作業台30上において作業員による修正が加えられ
たのち、上記ワークはラインサイドに配置された修正パ
ネル用パレット1Fに積み込まれる。
【0046】また、不良ワークが連続して手積み作業台
30へ送り込まれる場合には、不良ワークを作業員の手
作業によって一旦手積み作業台30から検査台1Eへ仮
置きし、こののち1枚ずつ手積み作業台30上に移され
た不良ワークは、修正が加えられたのち、上記修正パネ
ル用パレット1Fに積み込まれる。
【0047】なお、本発明に関わるワーク移送装置は、
実施例に示した大型トランスファプレスラインの製品自
動積込み装置のみならず、例えば大型あるいは中型のタ
ンデムプレスラインにおいても適用が可能であり、さら
にプレス部品以外の様々な製品を取り扱う生産設備にお
いても、本発明に関わるワーク移送装置を有効に適用し
得ることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明に関わる
ワーク移送装置では、センタリング装置を稼動位置と退
避位置との間において移動自在とするとともに、手積み
作業台を稼動位置と退避位置との間において移動自在と
したので、センタリング装置を退避させるとともに手積
み作業台を稼動位置に占位させることにより、ワークロ
ーダが故障した場合でも、ワーク搬入コンベアから手積
み作業台に送り込まれたワークを、オペレータの手作業
によってワーク搬出コンベアに送り出すことができる。
また、センタリング装置のみを退避位置に移動させるこ
とにより、ワークローダの下方域に広い作業空間を確保
することができ、もってオペレータはワークローダに対
するアタッチメントの交換作業を容易に実施することが
できる。また、本発明に関わるワーク移送装置では、セ
ンタリング装置にワークの前方縁部に当接するフロント
ストッパと、ワークの後方縁部に当接するリヤストッパ
と、ワークの側縁部に当接する一対のサイドガイドを設
けたので、ワークを前後左右の4方向から正確に位置決
めすることが可能となった。さらに、本発明に関わるワ
ーク移送装置では、稼動位置に占位するセンタリング装
置と、退避位置に占位する手積み作業台との間に、不良
ワーク搬送コンベアを設けたので、不良ワークを後工程
に流すことなく、速やかに手積み作業台へ送り込んで処
理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるワーク移送装置を概念的に示す
全体平面図。
【図2】本発明に関わるワーク移送装置を概念的に示す
全体側面図。
【図3】本発明に関わるワーク移送装置におけるセンタ
リング装置および手積み作業台の移動態様を概念的に示
す全体側面図。
【図4】本発明に関わるワーク移送装置におけるセンタ
リング装置の移動態様を概念的に示す全体側面図。
【図5】本発明に関わるワーク移送装置のセンタリング
装置を示す全体斜視図。
【図6】(a)および(b)は、本発明に関わるワーク
移送装置におけるセンタリング装置の動作態様を示す概
念側面図。
【図7】(a)、(b)、および(c)は、本発明に関
わるワーク移送装置におけるセンタリング装置の動作態
様を示す概念側面図。
【図8】本発明に関わるワーク移送装置の手積み作業台
と、ワーク搬入コンベアおよびオペレータとの位置関係
を示す概念図。
【図9】本発明に関わるワーク移送装置の手積み作業台
と、不良ワーク搬送コンベアおよびシュート台との位置
関係を示す概念図。
【符号の説明】
1…製品自動積込み装置(ワーク移送装置)、 1A…ガイドレール、 10A…ワーク搬入コンベア、 10B…ワーク搬出コンベア、 20…センタリング装置、 21…導入コンベア、 22…フロントストッパ、 23…リヤストッパ、 26…サイドガイド、 30…手積み作業台、 40…連結手段、 50…ワークローダ、 60…不良ワーク搬送コンベア、 100…ワーク、 100f…前方縁部、 100r…後方縁部、 100s…側縁部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/91 A 8010−3F // B65G 43/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前工程からのワークを受取って搬送
    するワーク搬入コンベアと、次工程へワークを送り出す
    ワーク搬出コンベアとを備え、上記ワーク搬入コンベア
    により搬入されたワークを、ワークローダを介して上記
    ワーク搬出コンベアに移載するよう構成されたワーク移
    送装置において、 上記ワーク搬入コンベアの下流域において該ワーク搬入
    コンベアからのワークを受け取る稼動位置と、該稼動位
    置から離隔した退避位置との間を移動自在に設けられる
    とともに、上記稼動位置において上記ワーク搬入コンベ
    アから受け取ったワークを、上記ワークローダのローデ
    ィング位置に対応させて位置決めするセンタリング装置
    と、 上記ワーク搬入コンベアの下流域において該ワーク搬入
    コンベアからのワークを受け取る稼動位置と、該稼動位
    置から離隔した退避位置との間を移動自在に設けられた
    手積み作業台と、 を具備して成ることを特徴とするワーク移送装置。
  2. 【請求項2】 上記センタリング装置と上記手積み
    作業台とは同一のガイドレール上を走行自在に設けられ
    るとともに、上記センタリング装置と上記手積み作業台
    との間には分離自在な連結手段が設けられ、上記連結手
    段を介して上記センタリング装置に連結された状態の上
    記手積み作業台は、駆動走行する上記センタリング装置
    に伴って移動されることを特徴とする請求項1記載のワ
    ーク移送装置。
  3. 【請求項3】 上記センタリング装置は、上記ワー
    ク搬入コンベアから移載されたワークを引入れる導入コ
    ンベアと、上記導入コンベア上におけるワークの前方縁
    部と当接するフロントストッパとを備えるとともに、上
    記フロントストッパの上流側に設けられてワークの通過
    時に上記導入コンベアのワーク搬送高さより低位に下降
    する一方、上記フロントストッパに当接した上記ワーク
    の後方縁部と当接するべく上動するリヤストッパと、上
    記導入コンベア上のワーク導入域を挟んで相対向かつ互
    いに近接離反自在に設けられ、上記フロントストッパと
    上記リヤストッパとに当接した上記ワークの側縁部と当
    接する一対のサイドガイドとを具備していることを特徴
    とする請求項1記載のワーク移送装置。
  4. 【請求項4】 上記ワーク搬入コンベアの下流域に
    おける上記稼動位置に占位した上記センタリング装置
    と、上記退避位置に占位した上記手積み作業台との間
    に、上記ワークローダにより上記センタリング装置から
    取り出された不良ワークを上記手積み作業台へ搬送する
    ための不良ワーク搬送コンベアを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のワーク移送装置。
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