JPH07332405A - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents

車両用ディスクブレーキ

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Publication number
JPH07332405A
JPH07332405A JP12633794A JP12633794A JPH07332405A JP H07332405 A JPH07332405 A JP H07332405A JP 12633794 A JP12633794 A JP 12633794A JP 12633794 A JP12633794 A JP 12633794A JP H07332405 A JPH07332405 A JP H07332405A
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JP
Japan
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disc
friction pad
torque
divided
curved
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Pending
Application number
JP12633794A
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English (en)
Inventor
Masahiro Watanabe
賢浩 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Kogyo Co Ltd filed Critical Nissin Kogyo Co Ltd
Priority to JP12633794A priority Critical patent/JPH07332405A/ja
Publication of JPH07332405A publication Critical patent/JPH07332405A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D2055/0004Parts or details of disc brakes
    • F16D2055/0045Braking members arranged non-symmetrically with respect to the brake disc
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D2055/0075Constructional features of axially engaged brakes
    • F16D2055/0091Plural actuators arranged side by side on the same side of the rotor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
    • F16D2065/026Braking members; Mounting thereof characterised by a particular outline shape of the braking member, e.g. footprint of friction lining

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ディスク回入側と回出側の分割摩擦パッドの間
のトルク受け片を廃止して、キャリパボディをコンパク
トで軽量にする。分割摩擦パッドのトルク伝達面のこじ
りを防止して、それぞれの分割摩擦パッドがピストンの
押動に対応して、ディスク軸方向へ良好に摺動できるよ
うにし、設定された制動力を充分に発揮させ、ライニン
グの摩耗差や偏摩耗を防止する。 【構成】 ディスク回入側の分割摩擦パッド5のトルク
伝達面22bを、円弧状の湾曲凹部22cに形成する。
ピン孔22gにハンガーピン25を挿通して、分割摩擦
パッド5をディスク回入側に吊持する。ディスク回出側
の分割摩擦パッド6のトルク伝達面23bを、円弧状の
湾曲突部23cに形成する。湾曲突部23cを湾曲凹部
22cに凹凸係合しながら、分割摩擦パッド6をディス
ク回出側に配設する。トルク伝達面22c,23cの上
コーナ部22d,23d間に間隙C1を設定する。ハン
ガーピン25とピン孔22gのディスク回入側端面22
hとの間に、間隙C1と同一長の間隙C2を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクロータの側面
に配設される摩擦パッドをディスク回入側と回出側とに
二分割した構造を持つ、自動車や自動二輪車等の走行車
両用ディスクブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】分割摩擦パッドを用いた車両用ディスク
ブレーキとして、例えば実開昭58−9534号公報に
示されるものがあり、摩擦パッドをディスク回入側とデ
ィスク回出側の分割摩擦パッドに二分割することによ
り、ディスクロータとライニングとの摺接時の振動によ
るブレーキ鳴き等を抑制できるようにしている。
【0003】また上記公報には、各分割摩擦パッドのデ
ィスク回入側または回出側に突出する外側の耳片を、そ
れぞれキャリパブラケットのトルク受け凹部に遊嵌し
(第2図,第6図)、両分割摩擦パッドの相対向するト
ルク伝達面同士を直接当接させる(第2図)か、或いは
双方のトルク伝達面を一部に耳片を残して互いに切欠
き、この切欠き部にキャリパブラケットのトルク受け片
を突出させて係止する(第6図)構成が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構成で制動
作用が行なわれると、ディスクロータとの摺接によっ
て、ディスク回入側及び回出側分割摩擦パッドがディス
ク回出方向へ引摺られると同時に、ディスク回入側の分
割摩擦パッドがディスク半径方向外側へ浮き上がるよう
に、またディスク回出側の分割摩擦パッドがディスク半
径方向内方へ食い込むようにそれぞれ挙動し、双方の分
割摩擦パッドの動きはそれぞれ別個のものとなる。
【0005】このため、ディスク回入及び回出側分割摩
擦パッドのトルク伝達面を直接当接させる上述の取付け
では、双方のトルク伝達面が直線状に長い面積で接触す
ることから、ディスク回入側の分割摩擦パッドが、ディ
スクロータからの制動トルクによってディスク回出側の
分割摩擦パッドへ押しつけられると、双方の分割摩擦パ
ッドは、互いに干渉し合ってディスクロータとの摺接に
応じた上述の動きが規制され、トルク伝達面をこじって
損耗をいたずらに早めたり、ピストンの押動に応じたデ
ィスク軸方向の自由な動きを妨げて、設定された制動力
を充分に発揮できなかったり、分割摩擦パッドのライニ
ングに摩耗差や偏摩耗を生じる原因となっていた。
【0006】また、ディスク回入側と回出側の分割摩擦
パッドのトルク伝達面側を、中間のトルク受け片で支承
する上述の取付けでは、トルク受け片の加工コストがか
かり、またトルク受け片の配置面積分だけキャリパボデ
ィが大型化し、重量増加となる。
【0007】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、中間のトルク受け片を
廃止して、キャリパボディをコンパクトで軽量にし、ま
た分割摩擦パッドのトルク伝達面のこじりを防止して、
分割摩擦パッドをピストンの押動に対応してディスク軸
方向へ良好に摺動させ、ライニングの摩耗差や偏摩耗を
防止し得る車両用ディスクブレーキを提供することにあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の目的を達成する
ため、第1発明は、ディスクロータの側面に配設される
摩擦パッドを、ディスク回入側の分割摩擦パッドとディ
スク回出側の分割摩擦パッドとに分割した車両用ディス
クブレーキにおいて、前記ディスク回入側及び回出側分
割摩擦パッドの相対向するトルク伝達面の一方を湾曲凹
部に、他方を湾曲突部にそれぞれ形成して、両トルク伝
達面を凹凸係合する。
【0009】第2発明では、前記ディスク回入側と回出
側の分割摩擦パッドのいずれか一方を、前記ディスクブ
レーキの外側をディスク軸方向に跨いでキャリパボディ
に装着されるハンガーピンにて吊持する。
【0010】また第3発明では、凹凸係合する前記両ト
ルク伝達面のディスク半径方向外側を離間して間隙C1
を設定し、前記ハンガーピンに吊持される一方の分割摩
擦パッドをディスク回入側の分割摩擦パッドとし、前記
ハンガーピンと、該ハンガーピンが差し込まれるディス
ク回入側分割摩擦パッドのピン孔のディスク回入側端面
との間に、前記間隙C1と同一長の間隙C2を設定す
る。
【0011】
【作用】これらの発明では、トルク伝達面の湾曲凹部と
湾曲突部には、円弧面のほか非円弧面が用いられ、また
同形或いは異形の円弧面や非円弧面の組合わせが可能で
ある。ディスク回入側及び回出側分割摩擦パッドのトル
ク伝達面は凹凸係合によって保持され、トルク伝達面の
間にトルク受け片が不要となる。トルク受け片の省略に
より、成形型が簡素化され、成形後の加工数が減少す
る。
【0012】制動時のディスク回入側分割摩擦パッド
は、ディスクロータとの摺接によってディスク回出方向
へ引摺られながら、ディスク半径方向外側への浮き上が
り力によって、トルク伝達面の湾曲凹部または湾曲突部
が、ディスク回出側分割摩擦パッドのトルク伝達面の湾
曲凹部または湾曲突部の外形状に沿って摺動し、ディス
ク回入側及び回出側の分割摩擦パッドは、互いの動きを
制約しなくなる。
【0013】第2発明では、一方の分割摩擦パッドをハ
ンガーピンで吊持することにより、一方の分割摩擦パッ
ドとトルク伝達面を凹凸係合させた他方の分割摩擦パッ
ドに、ハンガーピンやパッドスプリング等のディスク半
径方向外側に対する抜け止め部材が不要となる。
【0014】第3発明では、ディスク回入側の分割摩擦
パッドが、ディスク回出方向へ移動して間隙C1を埋め
るまでの間は、ディスク回入側分割摩擦パッドの制動ト
ルクが、ディスク回出側の分割摩擦パッドへ分散されな
がら伝達されて行くが、ディスク回入側の分割摩擦パッ
ドが間隙C1分移動すると、該分割摩擦パッドのピン孔
のディスク回入側端面が間隙C2を埋めてハンガーピン
に当接し、ハンガーピンとピン孔の当接以降のディスク
回入側分割摩擦パッドの制動トルクは、ディスク回出側
の分割摩擦パッドとハンガーピンとに分散して伝達され
て行く。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を、図1及び図2
に基づいて説明する。
【0016】ディスクブレーキ1は、図示しない車輪と
矢印A方向へ一体に回転するディスクロータ2と、該デ
ィスクロータ2の外側を跨ぐブリッジ部3eで分断され
た一対のキャリパ半体3a,3bを、6本の連結ボルト
4にて連結したキャリパボディ3と、キャリパ半体3
a,3bの作用部3c,3dの間に、ディスクロータ2
を挟んで配設される4枚の分割摩擦パッド5,5,6,
6とからなっており、キャリパボディ3は、一方の作用
部3cにディスク半径方向へ貫通形成された車体取付け
孔3f,3fを、車体にねじ止めにて固定される。
【0017】キャリパボディ3は、作用部3c,3dに
大小4個のシリンダ孔7,7,8,8をディスク周方向
に並べて対向配置し、これらシリンダ孔7,7,8,8
に、ピストン9,9,10,10を液密且つ移動可能に
収容した4ポットのピストン対向型で、ディスク回入側
の小径のピストン9とシリンダ孔7の底部との間にはそ
れぞれ液圧室11が、またディスク回出側の大径のピス
トン10とシリンダ孔8との間には、それぞれ液圧室1
2が画成される。キャリパ半体3a,3bのディスクロ
ータ側には、それぞれL字状のトルク受け部13,14
が、ピストン9,10を挟んで内向きに突設されてお
り、上記分割摩擦パッド5,6は、両トルク受け部1
3,14の間にピストン9,10と対応して配設されて
いる。
【0018】車体取付け側となる一方の作用腕3cに
は、ユニオン孔15がディスク回出側の液圧室12に連
通して設けられ、該ユニオン孔15に、別途に配設され
た液圧マスタシリンダにつながれるブレーキホース(い
ずれも図示せず)が接続される。ディスク回入側の液圧
室11,11には、それぞれブリーダ孔16が連通して
設けられ、各ブリーダ孔16にブリーダスクリュ17が
螺着される。ディスクロータ2のそれぞれの側部で隣り
合う大小2つの液圧室11,12は、液通孔18にて連
通され、またディスク回出側で対向する大径の2つの液
圧室12,12は、ディスクロータ2の外周を跨いで作
用部3c,3dのディスク回出側に接続される液通管1
9にて連通されている。
【0019】液圧マスタシリンダで昇圧された作動液
は、ブレーキホースからユニオン孔15を通して、キャ
リパ半体3cのディスク回出側の液圧室12へ導入さ
れ、更に液通孔18,18と液通管19を通して他の3
つの液圧室11,11,12へ送られ、それぞれのピス
トン9,10を前進させて、分割摩擦パッド5,5,
6,6のライニング20,20,21,21を、それぞ
れディスクロータ2の側面へ押圧する。
【0020】キャリパボディ3のブリッジ部3eには、
矩形の天井開口部24が、内方に配設された4枚の分割
摩擦パッド5,5,6,6を囲繞する大きさで形成され
ている。天井開口部24のディスク回入側面及び回出側
面は、上述のトルク受け部13,14と面一に連続して
おり、分割摩擦パッド5,5,6,6は、この天井開口
部24を通して抜き差しされる。
【0021】ディスク回入側の分割摩擦パッド5とディ
スク回出側の分割摩擦パッド6は、上述のライニング2
0,21と金属製の裏板22,23とからなっており、
裏板22のディスク回入側と裏板23のディスク回出側
には縦長の耳片22a,23aが突設されると共に、デ
ィスク回入側裏板22の上部には、横長のピン孔22g
を穿った吊下げ片22fが延設されている。裏板22,
23の相対向するトルク伝達面22b,23bは、ディ
スク回入側が大きな円弧状の湾曲凹部22cによって形
成され、またディスク回出側がこの湾曲凹部22cの円
弧と同径の湾曲突部23cで形成されている。
【0022】湾曲凹部22cの上下に連続するディスク
回入側裏板22のトルク伝達面22bの上コーナ部22
dと下コーナ部22eは、湾曲凹部22cとは逆に小さ
く突出する円弧状の突部となっている。また、ディスク
回出側裏板23のトルク伝達面23bの上コーナ部23
dは、湾曲突部23cとは逆に小さく凹む円弧状の凹部
で形成され、湾曲突部23cの下端からトルク伝達面2
3bの下角部までの間は直線状となっている。両裏板2
2,23のトルク伝達面22b,23bは、ディスク半
径方向外側がディスク半径方向内側よりもディスク回出
寄りに偏位していて、全体がやや傾斜しており、またデ
ィスク回出側裏板23のトルク伝達面23bは、ディス
ク回出側裏板23のそれよりも更に大きな傾きに設定さ
れている。
【0023】ディスク回入側の分割摩擦パッド5は、デ
ィスクロータ2の外側をディスク軸方向に跨いで双方の
作用部3c,3dに懸装されるハンガーピン25を、吊
下げ片22fのピン孔22gに挿通し、裏板22の耳片
22aをディスク回入側のトルク受け部13に係止し
て、ディスク軸方向へ移動可能に取付けられる。また、
ディスク回出側の分割摩擦パッド6は、裏板23の耳片
23aをディスク回入側のトルク受け部14に係止し、
トルク伝達面23bの湾曲突部23cをディスク回入側
分割摩擦パッド5のトルク伝達面22bの湾曲凹部22
c内に突出係合させて、ディスク軸方向へ移動可能に取
付けられる。
【0024】ディスク回出側分割摩擦パッド6のトルク
伝達面23bは、ディスク半径方向外側が、ディスク回
入側分割摩擦パッド5のトルク伝達面22bよりもディ
スク回出側に傾斜しているため、両トルク伝達面22
b,23bの湾曲凹部22cと湾曲突部23cの下側同
士が、ディスク軸方向に見て線接触で凹凸係合し、湾曲
突部23cの上方をトルク伝達面22bの上コーナ部2
2dが覆うと共に、両トルク伝達面22b,23bの上
コーナ部22d,23dの間に間隙C1が設定される。
【0025】ディスク回入側の分割摩擦パッド5は、裏
板22の耳片22aをディスク回入側のトルク受け部1
3に係止した上述の取付け状態において、ハンガーピン
25がピン孔22gの略中央に位置し、該ハンガーピン
25とピン孔22gのディスク回入側端面22hとの間
に、トルク伝達面22b,23bの上コーナ部22d,
23d間の間隙C1と等しい間隙C2が設定されてい
る。
【0026】また、ディスク回出側の分割摩擦パッド6
は、耳片23aを支承するトルク受け部14と、トルク
伝達面23bの湾曲突部23cを支承するディスク回入
側の分割摩擦パッド5のトルク伝達面22bの湾曲凹部
22cとによって保持されると共に、湾曲突部23cの
外方を覆うトルク伝達面22bの上コーナ部22dによ
って、ディスク半径方向外側への抜けを防止される。
【0027】本実施例は以上のように構成されており、
上述のようにして制動作用が行なわれると、ディスク回
出側の分割摩擦パッド6は、ディスクロータ2からディ
スク回出方向の引摺り力とディスク半径方向内側への付
勢力を受けて、ディスク回出側の耳片23aがトルク受
け部14に押圧され、分割摩擦パッド6自身の制動トル
ク及びディスク回入側の分割摩擦パッド5から伝達され
た制動トルクが、トルク受け部14へ伝達されて行く。
【0028】一方、ディスク回入側の分割摩擦パッド5
は、ディスクロータ2との摺接によって全体的にディス
ク回出方向へ引摺られながら、トルク伝達面22bの湾
曲凹部22cが、ディスク半径方向外側への浮き上がり
力によって、ディスク回出側分割摩擦パッド6のトルク
伝達面23bの湾曲突部23cの外形状に沿って摺動し
て行き、湾曲凹部22cと湾曲突部23cとの係合が線
接触から面接触へと変化し、更に接触面積を上方へ増大
させて行く。
【0029】ディスクロータ2の摺接でディスク回入側
の分割摩擦パッド5に生じた制動トルクは、トルク伝達
面22bの上コーナ部22dが、ディスク回出側分割摩
擦パッド6のトルク伝達面23bの上コーナ部23dと
の間隙C1を埋めるまでの間は、トルク伝達面22b,
23bの湾曲凹部22cと湾曲突部23cとの係合によ
って、ディスク回出側分割摩擦パッド6に多方向へ分散
されながら伝達されて行く。
【0030】また、トルク伝達面22bの上コーナ部2
2dが、ディスク回出側分割摩擦パッド6のトルク伝達
面23bの上コーナ部23dとの間隙C1を埋めた状態
では、湾曲凹部22cと湾曲突部23cの略全体が面接
触し、これと同時に、ディスク回入側分割摩擦パッド5
のピン孔22gのディスク回入側端面22hが、間隙C
2を埋めてハンガーピン25と当接する。そして、間隙
C1,C2が埋められた後の分割摩擦パッド5の制動ト
ルクは、ハンガーピン25とディスク回出側の分割摩擦
パッド6とに分散して伝達されるようになる。
【0031】本実施例は、分割摩擦パッド5,6のトル
ク伝達面22b,23bを湾曲凹部22cと湾曲突部2
3cに形成してこれらを凹凸係合させたので、分割摩擦
パッド5,6の互いの自由な動きが高められ、分割摩擦
パッド5,6のそれぞれを、ピストン9,10の押動に
応じてディスク軸方向へ良好に作動させることができる
ようになり、ディスクブレーキ1に設定された制動力を
充分に発揮できると共に、分割摩擦パッド5,6のライ
ニング20,21の摩耗差や、ライニング20,21個
々の部分的な偏摩耗を防止することができる。また、ト
ルク伝達面22b,22bをこじっていたずらに損耗を
早めることがなくなるので、分割摩擦パッド5,6の耐
久性を高めることができる。更に、湾曲凹部22cと湾
曲突部23cの凹凸係合を利用して、分割摩擦パッド
5,6を仮組状態のまま一体に着脱することができるの
で、作業性にも優れている。
【0032】また、ディスク回入側分割摩擦パッド5で
は、ピン孔22gのディスク回入側端面22hとハンガ
ーピン25との間に、トルク伝達面22b,23bの上
コーナ部22d,23d間の間隙C1と等しい間隙C2
を設定したことにより、ディスク回入側の分割摩擦パッ
ド5がディスク回出方向へ移動して、これらの間隙C
1,C2を埋めた後には、分割摩擦パッド5の制動トル
クが、ディスク回出側の分割摩擦パッド6とハンガーピ
ン25との双方に分割して伝達されるため、キャリパボ
ディ3のディスク回出側のトルク受け部14に、双方の
分割摩擦パッド5,6からの制動トルクが集中すること
がなくなる。
【0033】このように、制動時のキャリパボディ3に
は、分割摩擦パッド5,6からの制動トルクが、ディス
ク回出側のトルク受け部14と、ディスク回入寄りのハ
ンガーピン25を通して分散して伝達されるので、分割
摩擦パッド5,6からの偏荷重を曲げモーメントとする
キャリパボディ3の傾動が極力抑制されるようになり、
ピストン9,10をディスク軸方向へ良好に作動させ
て、ライニング20,21の摩耗差や個々の部分的な偏
摩耗を、尚一層防止することができる。
【0034】更に、ディスク回出側分割摩擦パッド6
は、キャリパボディ3のトルク受け部14と、トルク伝
達面22b,23bの湾曲凹部22cと湾曲突部23c
との凹凸係合によって保持されるので、ハンガーピン2
5はディスク回入側の分割摩擦パッド5,5の1本だけ
で済ませることができて経済的である。
【0035】また、分割摩擦パッド5,6の間に中間の
トルク受け片を用いないので、キャリパボディ3の成形
型が簡素化され、成形後の加工数を減少できて加工コス
トが安く済むばかりか、キャリパボディ3を中間トルク
受け片の面積分コンパクトにできるので、車体への組付
け自由度が向上し、更にディスクブレーキ1の全体を軽
量化することができる。
【0036】次に、本発明の第2実施例を、図3及び図
4に基づいて説明する。尚、上述の第1実施例と同一構
成部分は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0037】ディスクブレーキ30に用いられるキャリ
パボディ31は、キャリパブラケット32をディスクロ
ータ2の一側部で車体に固設し、該キャリパブラケット
32からディスクロータ2の外側を跨いでディスク軸方
向に延設された一対のキャリパ支持腕32a,32a
に、スライドピン33,33を介してディスク軸方向へ
移動可能に支持されるピンスライド型で、ブリッジ部3
1fから分断されたキャリパ半体31a,31bが、4
本の連結ボルト34にて一体に連結されている。
【0038】キャリパ半体31aの作用部31cには、
ディスク周方向に並設された2個のシリンダ孔35,3
5に、それぞれピストン36が液密且つ移動可能に内挿
され、キャリパ半体31bの反作用部31dには、板状
の反力爪31eがディスクロータ2の側面に対向して設
けられている。ディスクロータ2の一側面とピストン3
6,36との間には、2枚の分割摩擦パッド37,38
が配設され、ディスクロータ2の他側面と反力爪31e
との間には、作用部側の分割摩擦パッド37,38を一
体にした大きさの摩擦パッド39が配設されている。
【0039】作用部31cと反作用部31dとをつなぐ
ブリッジ部31fには、矩形の天井開口部40が、作用
部側の分割摩擦パッド37,38と反作用部側の摩擦パ
ッド39とを囲繞する大きさで形成されており、本実施
例では、この天井開口部40のディスク回入側と回出側
の開口面角部を、分割摩擦パッド37,38と摩擦パッ
ド39のトルク受け部41,42となしている。
【0040】作用部側の分割摩擦パッド37,38は、
ライニング43,44と裏板45,46とからなってい
る。ディスク回入側の分割摩擦パッド37の裏板45に
は、ディスク回入側の上部に耳片45aが突設され、ま
たディスク回出側の分割摩擦パッド38の裏板46に
は、ディスク回出側の上部に耳片46aが突設されると
共に、裏板46の上部には、ピン孔46gを穿った吊下
げ片46fが延設されている。
【0041】裏板45,46の相対向するトルク伝達面
45b,46bには、凹凸形状が上述の第1実施例とは
逆の関係に設定されている。即ち、ディスク回入側の裏
板45のトルク伝達面45bは、大きな円弧状の湾曲突
部45cによって形成され、上コーナ部45dが、湾曲
突部45cとは逆に小さく凹む円弧状の凹部で形成さ
れ、湾曲突部45cの下端からトルク伝達面45bの下
角部までの間が直線状となっている。また、ディスク回
出側の裏板46のトルク伝達面46bは、他方の湾曲突
部45cと同径に凹む湾曲突部46cで形成されてお
り、上下に連続する上コーナ部46dと下コーナ部46
eは、湾曲凹部45cとは逆に小さく突出する円弧状の
突部となっている。
【0042】更に、これらトルク伝達面45b,46b
は、ディスク半径方向外側がディスク半径方向内側より
もディスク回入寄りに偏位していて、全体がやや傾斜し
ており、またディスク回出側裏板46のトルク伝達面4
6bは、ディスク回出側裏板45のそれよりも更に大き
な傾きに設定されている。
【0043】ディスク回出側の分割摩擦パッド38は、
裏板46の耳片46aをディスク回出側のトルク受け部
42に係止し、吊下げ片46fのピン孔46gにハンガ
ーピン47を挿通して、ディスク軸方向へ移動可能に取
付けられる。また、ディスク回入側の分割摩擦パッド3
7は、裏板45の耳片45aをディスク回入側のトルク
受け部41に係止し、トルク伝達面45bの湾曲突部4
5cを、ディスク回出側分割摩擦パッド38のトルク伝
達面46bの湾曲凹部46c内に突出させ、湾曲突部4
5cと湾曲凹部46cの下側同士を、ディスク軸方向に
見て線接触で係合させて、ディスク軸方向へ移動可能に
取付けられる。湾曲突部45cの上方には、トルク伝達
面46bの上コーナ部46dが突出して、分割摩擦パッ
ド37を抜け止めする。
【0044】一方、反作用部側の摩擦パッド39は、ラ
イニング48と裏板49とで構成され、裏板49のディ
スク回入側及び回出側の上部に耳片49a,49bを、
該裏板49のディスク回出側上部に、横長のピン孔49
dを穿った吊下げ片49cをそれぞれ持っており、摩擦
パッド39は、両耳片49a,49bをトルク受け部4
1,42に係止し、ピン孔49dに上述のハンガーピン
47を挿通して、ディスク軸方向へ移動可能に取付けら
れる。
【0045】このように構成される本実施例は、分割摩
擦パッド37,38のそれぞれを、ピストン36の押動
に応じてディスク軸方向へ良好に作動させて、設定され
た制動力を充分に発揮することができ、また分割摩擦パ
ッド37,38のライニング43,44の摩耗差や、ラ
イニング43,44個々の部分的な偏摩耗を防止するこ
とができる。更に、分割摩擦パッド37,38の耐久性
を高めることができ、また分割摩擦パッド37,38を
仮組状態のまま一体に着脱することができる。
【0046】本実施例に示す如きピンスライド型のキャ
リパボディでは、反作用部のパッド押動部材である反力
爪が一枚板で、摩擦パッドを一体に押動するため、分割
摩擦パッドは作用部側にのみピストンに対応して設けら
れる。
【0047】尚、ディスク回入及び回出側双方の分割摩
擦パッドは、ハンガーピンまたは耳片の係止にパッドス
プリング等の抜け止め部材を組合わせるなど、キャリパ
ボディにいずれの手段で取付けしてもよく、或いは上述
の2つの実施例の如く、トルク伝達面の凹凸係合を利用
することによって、双方の分割摩擦パッドを、パッドス
プリング等の抜け止め部材を用いることなく、1本のハ
ンガーピンによってキャリパボディに取付けできるよう
になり、組付け性及び経済性に優れた効果を持たせるこ
とができる。
【0048】また、上述の実施例では、トルク伝達面の
湾曲凹部とこれに突出係合する湾曲突部に、同径の円弧
面を用いたが、本発明は異径の円弧面を組合わせてもよ
く、或いは同形または異形の非円弧面を組合わせたり、
円弧面と非円弧面とを組合わせて用いてもよい。湾曲凹
部と湾曲凹部との凹凸係合は、いずれの形状の湾曲面を
組合わせても、ディスク軸方向に線接触または面接触と
なり、面接触では接触面積に違いが出るが、双方のトル
ク伝達面に湾曲面を採用したことによって、トルク伝達
面のこじりが極力小さく抑えられるようになり、またデ
ィスク回入側分割摩擦パッドからの制動トルクが、ディ
スク回出側分割摩擦パッドのトルク伝達面へ多方向に分
散して伝達されるので、制動時にディスク軸方向へ移動
する分割摩擦パッドのそれぞれに高い自由度が得られ
る。
【0049】
【発明の効果】本発明は、ディスク回入側の分割摩擦パ
ッドとディスク回出側の分割摩擦パッドの相対向するト
ルク伝達面の一方を湾曲凹部に、他方を湾曲突部にそれ
ぞれ形成して、両トルク伝達面を凹凸係合したことによ
り、分割摩擦パッドの互いの自由な動きを高めることが
でき、分割摩擦パッドのそれぞれを、ピストンの押動に
応じてディスク軸方向へ良好に作動させることができる
ので、ディスクブレーキに設定された制動力を充分に発
揮できると共に、分割摩擦パッドのライニングの摩耗差
や、ライニング個々の部分的な偏摩耗を防止することが
できる。また、トルク伝達面のいたずらなこじりが防止
されるので、分割摩擦パッドの耐久性を高めることがで
きる。更に、湾曲凹部と湾曲突部の凹凸係合を利用し
て、双方の分割摩擦パッドを仮組状態のまま一体に着脱
することができるので、作業性にも優れている。
【0050】更に、分割摩擦パッドの間に中間のトルク
受け片を用いないので、キャリパボディの成形型を簡素
化でき、成形後の加工数を減少できて加工コストが安く
済むばかりか、キャリパボディを中間トルク受け片の面
積分コンパクトにできるので、車体への組付け自由度が
向上し、更にディスクブレーキの全体を軽量化すること
ができる。
【0051】また、トルク伝達面を凹凸係合させたディ
スク回入及び回出側分割摩擦パッドのいずれか一方の分
割摩擦パッドをハンガーピンで吊持することにより、他
方の分割摩擦パッドも併せて組付けできるので、ハンガ
ーピンやパッドスプリング等抜け止め部材を省略でき
て、組付け性と経済性に優れる。
【0052】更に、両トルク伝達面のディスク半径方向
外側を離間して間隙C1を設定し、ディスク回入側の分
割摩擦パッドをハンガーピンで吊持して、該ハンガーピ
ンと、このハンガーピンが差し込まれるディスク回入側
分割摩擦パッドのピン孔のディスク回入側端面との間
に、上述の間隙C1と同一長の間隙C2を設定したこと
により、キャリパボディの偏荷重による傾動を極力抑制
して、ピストンをディスク軸方向へ良好に作動させ、ラ
イニングの摩耗差や、個々の部分的な偏摩耗を尚一層防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図2のI−I断面図
【図2】本発明の第1実施例を示すディスクブレーキの
一部断面平面図
【図3】本発明の第2実施例を示すディスクブレーキの
平面図
【図4】本発明の第2実施例を示す図3のIV−IV断面図
【符号の説明】
1…ディスクブレーキ 2…ディスクロータ 3…キャリパボディ 3a,3b…キャリパ半体 3c,3d…作用部 3e…ブリッジ部 5…ディスク回入側の分割摩擦パッド 6…ディスク回出側の分割摩擦パッド 7,8…シリンダ孔 9,10…ピストン 13,14…L字状のトルク受け部 20…分割摩擦パッド5のライニング 21…分割摩擦パッド6のライニング 22…分割摩擦パッド5の裏板 23…分割摩擦パッド6の裏板 24…天井開口部 22a…裏板22の耳片 22b…裏板22のトルク伝達面 22c…トルク伝達面22bの湾曲凹部 22d…トルク伝達面22bの上コーナ部 22e…トルク伝達面22bの下コーナ部 22f…裏板22の吊下げ部 22g…吊下げ部22fのピン孔 22h…ピン孔22gのディスク回入側端面 23a…裏板23の耳片 23b…裏板23のトルク伝達面 23c…トルク伝達面23bの湾曲突部 23d…トルク伝達面23bの上コーナ部 25…ハンガーピン A…ディスクロータ2の回転方向 C1…トルク伝達面22b,23bの上コーナ部22
d,23d間の間隙 C2…ハンガーピン25とピン孔22gのディスク回入
側端面22hとの間の間隙 30…第2実施例のディスクブレーキ 31…キャリパボディ 31a,31b…キャリパ半体 31c…キャリパ半体31aに形成された作用部 31d…キャリパ半体31bに形成された反作用部 31e…反力爪 31f…ブリッジ部 32…キャリパブラケット 32a…キャリパ支持腕 33…スライドピン 35…シリンダ孔 36…ピストン 37…作用部31c側のディスク回入側分割摩擦パッド 38…作用部31c側のディスク回出側分割摩擦パッド 39…反作用部31d側の摩擦パッド 40…天井開口部 41,42…トルク受け部 43…作用部側分割摩擦パッド37のライニング 44…反作用部側分割摩擦パッド38のライニング 45…作用部側分割摩擦パッド37の裏板 45a…裏板45の耳片 45b…裏板45のトルク伝達面 45c…トルク伝達面45bの湾曲突部 45d…トルク伝達面45bの上コーナ部 46…反作用部側分割摩擦パッド38の裏板 46a…裏板46の耳片 46b…裏板46のトルク伝達面 46c…トルク伝達面46bの湾曲凹部 46d…トルク伝達面46bの上コーナ部 46e…トルク伝達面46bの下コーナ部 47…ハンガーピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクロータの側面に配設される摩擦
    パッドを、ディスク回入側の分割摩擦パッドとディスク
    回出側の分割摩擦パッドとに分割した車両用ディスクブ
    レーキにおいて、前記ディスク回入側及び回出側分割摩
    擦パッドの相対向するトルク伝達面の一方を湾曲凹部
    に、他方を湾曲突部にそれぞれ形成して、両トルク伝達
    面を凹凸係合したことを特徴とする車両用ディスクブレ
    ーキ。
  2. 【請求項2】 前記ディスク回入側と回出側の分割摩擦
    パッドのいずれか一方を、前記ディスクブレーキの外側
    をディスク軸方向に跨いでキャリパボディに装着される
    ハンガーピンにて吊持したことを特徴とする請求項1記
    載の車両用ディスクブレーキ。
  3. 【請求項3】 凹凸係合する前記両トルク伝達面のディ
    スク半径方向外側を離間して間隙C1を設定し、前記ハ
    ンガーピンに吊持される一方の分割摩擦パッドをディス
    ク回入側の分割摩擦パッドとし、前記ハンガーピンと、
    該ハンガーピンが差し込まれるディスク回入側分割摩擦
    パッドのピン孔のディスク回入側端面との間に、前記間
    隙C1と同一長の間隙C2を設定したことを特徴とする
    請求項2記載の車両用ディスクブレーキ。
JP12633794A 1994-06-08 1994-06-08 車両用ディスクブレーキ Pending JPH07332405A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1294367C (zh) * 2002-02-15 2007-01-10 株式会社日立制作所 盘形制动器
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