JPH0733192A - コンテナ - Google Patents

コンテナ

Info

Publication number
JPH0733192A
JPH0733192A JP5174456A JP17445693A JPH0733192A JP H0733192 A JPH0733192 A JP H0733192A JP 5174456 A JP5174456 A JP 5174456A JP 17445693 A JP17445693 A JP 17445693A JP H0733192 A JPH0733192 A JP H0733192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable floor
container
floor
storage chamber
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5174456A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Tanabe
研二 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP5174456A priority Critical patent/JPH0733192A/ja
Publication of JPH0733192A publication Critical patent/JPH0733192A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はコンテナ内部に形成された収納室の
空間を有効に利用することができるよう構成したコンテ
ナを提供することを目的とする。 【構成】 コンテナ1は、コンテナ本体2の内部に収納
室3が形成され、コンテナ本体2の前面には収納室3を
開閉する扉4,5が設けられている。収納室3内の床3
a上には可動床6が重ねられている。ロック機構15の
操作ノブ18をガイドレール7と反対の方向に摺動させ
ることにより、可動床6のロックが解除される。可動床
6のロックが解除されると、支持機構8の支持アーム
9,10がガススプリング14の押圧力により開くよう
に回動して可動床6を上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンテナに係り、特にコ
ンテナ内部に形成された収納室の空間を有効に利用する
ことができるよう構成したコンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、鉄道、トラック、船舶等を使用
して積荷を輸送する輸送システムでは、鉄道からトラッ
クへあるいはトラックから船舶へ積荷を積み替える際の
作業を効率化するため、輸送用のコンテナに積荷を収納
させてコンテナごと積み替えるようになっている。この
種のコンテナは、全長、幅、高さの各寸法が規格で決め
られており、箱状のコンテナ本体の内部に積荷が収納さ
れる収納室が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のコン
テナでは、各寸法が規格で決められているため、積荷を
積み込む際は、収納室内の空間をできるだけ有効に活用
してより多くの積荷が積めるように積荷の積み方を工夫
しなければならない。ところが、積荷の種類によって
は、凹凸のある形状の物、あるいは壊れやすい物など積
み重ねることができない物がある。その場合、収納室内
の床に積荷を並べるだけであるため、積荷と収納室の天
井との間の空間が空きスペースとなってしまう。従っ
て、従来のコンテナでは、積み込まれる積荷の種類によ
って収納室の上部空間が無駄になり、収納効率が低くく
なるといった課題が生ずる。
【0004】そこで、本発明は上記課題を解決したコン
テナを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に積荷が
収納される収納室が形成され、該収納室を開閉する扉が
設けられたコンテナ本体と、該コンテナ本体の収納室内
に設けられた可動床と、該可動床を昇降自在に支持する
支持機構と、該支持機構を前記可動床が収納室の床から
離間する方向に付勢するガススプリングと、よりなるこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】コンテナ本体の収納室内に可動床が設けられ、
この可動床を支持する支持機構がガススプリングにより
上昇する方向に付勢されているので、収納室に収納され
る積荷が積み重ねることのできない場合、簡単に可動床
を上昇させることにより、積荷を収納室の床と可動床と
に2段に収納することができる。
【0007】
【実施例】図1乃至図3に本発明になるコンテナの一実
施例を示す。
【0008】各図中、コンテナ1は、箱状に形成された
コンテナ本体2の内部に収納室3が形成され、コンテナ
本体2の前面には収納室3を開閉する扉4,5が回動自
在に設けられている。従って、積荷の積み降ろし作業
は、扉4,5を両側に開いて行う。収納室3内の床3a
上には平板状の可動床6が重ねられている。
【0009】収納室3の四隅には、可動床6の昇降動作
をガイドするガイドレール7が起立している。そして、
可動床6の下面と床3aとの間には、可動床6の両側を
昇降自在に支持する一対の支持機構8が介在している。
【0010】この支持機構8は、第1の支持アーム9と
第2の支持アーム10とをX字状に交差させて軸11に
より回動自在に連結してなる。第1の支持アーム9は一
端が床3aに設けられた支承部3bに回動自在に連結さ
れる連結部12とされ、他端に可動床6の下面を転動す
るローラ13が設けられている。又、第2の支持アーム
10は一端が可動床6の下面に設けられた支承部3bに
回動自在に連結される連結部12とされ、他端に床3a
を転動するローラ13が設けられている。
【0011】この第1の支持アーム9と第2の支持アー
ム10との間には、ガススプリング14が装架されてい
る。即ち、ガススプリング14はシリンダ14a内に圧
縮されたガスが封入されており、このガス圧によりロッ
ド14bが伸長する。そして、ガススプリング14は一
端が第1の支持アーム9に連結され、他端が第2の支持
アーム10に連結されている。
【0012】従って、支持機構8は、X字状に連結され
た支持アーム9,10がガススプリング14により可動
床6を上昇させるように付勢されている。よって、可動
床6を上昇させる際は、ガススプリング14の押圧力に
より比較的小さい力で可動床6を上昇させることができ
る。しかも、ガススプリング14を使用して可動床6を
上昇させる構成であるので、可動床6を上昇させる駆動
手段に油圧あるいはモータ等を使用する場合よりも構成
が簡略化され、メンテナンス作業も容易に行える。
【0013】図4に示すように、可動床6には、収納室
3の床3a上に降下させた状態で可動床6をロックする
ロック機構15が設けられている。このロック機構15
は、可動床6内に設けられ横方向に摺動するロッド16
と、このロッド16に結合され可動床6の前端に穿設さ
れたガイド溝17に沿って摺動する操作ノブ18と、ガ
イドレール7の側面に穿設されたロック孔19とよりな
る。
【0014】従って、可動床6を収納室3の床3a上に
降下させた状態で使用する場合は、図5に示すように上
記操作ノブ18を側方に摺動させる。これにより、ロッ
ド16が可動床6の側面から突出してガイドレール7の
側面に穿設されたロック孔19に嵌合して可動床6が係
止される。そのため、支持機構8は、図3(C)に示す
ように折り畳まれた状態に保持される。
【0015】図6に示すように、ガイドレール7には、
可動床6を上昇させて収納室3を上下2段に区切って使
用する場合、可動床6が積荷の重量により降下しないよ
うに係止する係止機構20が設けられている。この係止
機構20は、ガイドレール7の側面に穿設された係止孔
21と、係止孔21に嵌合されて可動床6を係止する係
止ピン22とよりなる。
【0016】尚、係止孔21は可動床6の昇降高さに応
じて複数個穿設されており、本実施例では、収納室3の
1/3、1/2、2/3の各高さに調整することができ
るように3個の係止孔21a〜21cが穿設されてい
る。又、係止ピン22は各係止孔21a〜21c毎に設
けられており、紛失しないようにワイヤ23によりガイ
ドレール7に連結されている。
【0017】ここで、上記構成になるコンテナ1の使用
状況に応じた動作につき説明する。
【0018】例えば、比較的大きな積荷を収納室3内に
収納させるとき、あるいは比較的小さい積荷でも直接積
み重ねることができる場合は、図1に示すように、可動
床6を収納室3の床3a上に降下させた状態で使用す
る。その場合、図5に示すように上記操作ノブ18を側
方に摺動させてロッド16をロック孔19に嵌合させ
る。よって、可動床6は床3a上に降下させた状態で係
止される。
【0019】次に、例えば積荷が比較的小さくても凹凸
のある形状あるいは壊れやすい物であるため、積み重ね
ることができないことがある。その場合、図2に示すよ
うに、可動床6を収納室3の床3aの上方に上昇させた
状態で使用する。
【0020】つまり、図4に示すように、ロック機構1
5の操作ノブ18をガイドレール7と反対の方向に摺動
させることにより、ロッド16がロック孔19から離脱
して可動床6のロックが解除される。従って、可動床6
のロックが解除されると、支持機構8の支持アーム9,
10が図3(A)に示すようにガススプリング14の押
圧力により開くように回動する。
【0021】このように、ガススプリング14の押圧力
を利用して可動床6が上昇するため、例えば女性のよう
に力の弱い作業者でも、容易に可動床6を上昇させて収
納室3内を2段に仕切ることができる。
【0022】例えば、可動床6を収納室3の1/2の高
さで使用するときは、図8に示すように係止機構20の
下から2番目の係止ピン22を係止孔21bに嵌合させ
る。そして、パレット25上の積荷24が可動床6に載
置されると、可動床6は積荷24の重量により係止ピン
22に当接し1/2の高さに支持される。
【0023】又、可動床6を収納室3の2/3の高さで
使用するときは、図9に示すように係止機構20の下か
ら3番目の係止ピン22を係止孔21cに嵌合させる。
そして、積荷24が可動床6に載置されると、可動床6
は積荷24の重量により係止ピン22に当接し2/3の
高さに支持される。そのため、収納室3の床3a上には
上記積荷24よりも高い積荷26を載置することができ
る。
【0024】このように、可動床6を昇降させることに
より、1台のコンテナ1を積荷の大きさに応じて1段又
は2段に仕切って使用することができ、収納室3の上部
空間まで有効にしてコンテナ1の収納効率を高めること
ができる。従って、コンテナ1を2段に仕切って使用す
ることにより従来のコンテナの2台分の積荷を収納する
ことが可能になる。よって、1回の輸送で従来の2台分
の積荷を輸送することができるので、輸送コストを半減
させることもできる。
【0025】尚、上記実施例では、積荷が大きいときは
可動床6を収納室3の床3aに降下させるようにした
が、これに限らず、可動床6を収納室3の天井に上昇さ
せ、収納室3内を2段に仕切るときに可動床6を降下さ
せる構成としても良いのは勿論である。
【0026】
【発明の効果】上述の如く、本発明になるコンテナは、
コンテナ本体の収納室内に可動床が設けられ、この可動
床を支持する支持機構がガススプリングにより上昇する
方向に付勢されているので、例えば収納室に収納される
積荷が積み重ねることのできない場合には簡単に可動床
を上昇させることができ、これにより、積荷を収納室の
床と可動床とに2段に収納することができる。そのた
め、収納室内の上部空間を有効に使用して収納効率を高
めることができ、1回の輸送でより多くの積荷を輸送す
ることができるので、輸送コストを安価に抑えることが
できる。しかも、ガススプリングを使用して可動床を上
昇させる構成であるので、可動床を上昇させる駆動手段
に油圧あるいはモータ等を使用する場合よりも構成が簡
略化され、メンテナンス作業も容易に行える等の特長を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるコンテナの一実施例を示す斜視図
である。
【図2】可動床を上昇させた状態を示す斜視図である。
【図3】支持機構を説明するための図である。
【図4】ロック機構を説明するための正面図である。
【図5】ロック機構が可動床をロックした状態を説明す
るための正面図である。
【図6】係止機構を説明するための正面図である。
【図7】係止機構により可動床を係止した状態を説明す
るための正面図である。
【図8】可動床を1/2の高さに上昇させた状態を説明
するための正面図である。
【図9】可動床を2/3の高さに上昇させた状態を説明
するための正面図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 2 コンテナ本体 3 収納室 4,5 扉 6 可動床 7 ガイドレール 8 支持機構 14 ガススプリング 15 ロック機構 20 係止機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に積荷が収納される収納室が形成さ
    れ、該収納室を開閉する扉が設けられたコンテナ本体
    と、 該コンテナ本体の収納室内に設けられた可動床と、 該可動床を昇降自在に支持する支持機構と、 該支持機構を前記可動床が収納室の床から離間する方向
    に付勢するガススプリングと、 よりなることを特徴とするコンテナ。
JP5174456A 1993-07-14 1993-07-14 コンテナ Pending JPH0733192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5174456A JPH0733192A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 コンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5174456A JPH0733192A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 コンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0733192A true JPH0733192A (ja) 1995-02-03

Family

ID=15978812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5174456A Pending JPH0733192A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 コンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0733192A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004017693A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Pabco Co Ltd 二段床のロック機構
KR100419310B1 (ko) * 2001-02-09 2004-02-18 김점규 높이조절이 가능한 선박용 콘테이너
JP2009274506A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Kazuo Suga 貨物車両
WO2010022347A3 (en) * 2008-08-21 2010-06-03 Donnie Lancon Cargo container
WO2012138848A2 (en) * 2011-04-05 2012-10-11 Mcgowen Victor L Portable fluid storage system
CN107264372A (zh) * 2017-05-22 2017-10-20 杭州汤氏物流有限公司 一种可控制箱体升降的新式集装箱车
US9969547B2 (en) 2013-05-16 2018-05-15 Gregory A. WHITTAKER Expandable holding tank

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100419310B1 (ko) * 2001-02-09 2004-02-18 김점규 높이조절이 가능한 선박용 콘테이너
JP2004017693A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Pabco Co Ltd 二段床のロック機構
JP2009274506A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Kazuo Suga 貨物車両
WO2010022347A3 (en) * 2008-08-21 2010-06-03 Donnie Lancon Cargo container
WO2012138848A2 (en) * 2011-04-05 2012-10-11 Mcgowen Victor L Portable fluid storage system
WO2012138848A3 (en) * 2011-04-05 2012-11-29 Mcgowen Victor L Portable fluid storage system
US9248775B2 (en) 2011-04-05 2016-02-02 Victor L. McGowen Portable fluid storage system
US9969547B2 (en) 2013-05-16 2018-05-15 Gregory A. WHITTAKER Expandable holding tank
CN107264372A (zh) * 2017-05-22 2017-10-20 杭州汤氏物流有限公司 一种可控制箱体升降的新式集装箱车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040247422A1 (en) Cargo roller system for cargo handling
JPS6397445A (ja) トレ−ラ−
CN107914937A (zh) 物流系统、适配托盘和装载机构
KR950003586B1 (ko) 화물 운반용 트럭
JPH0733192A (ja) コンテナ
US6637351B1 (en) Shipping pallet with retractable rails
TW522127B (en) Cargo storage facility
JP2709047B2 (ja) トランスファクレーンおよびその運転方法
JP2700109B2 (ja) トラック輸送および鉄道輸送兼用のコンテナ
WO2008068448A1 (en) Transporting vehicles
JPH0120325Y2 (ja)
JP2002160793A (ja) 可変容積コンテナ及び同コンテナを用いた輸送方法
JP3889215B2 (ja) ローダ
WO2001083328A1 (en) Cargo freight container
WO2024053682A1 (ja) コンテナ
KR950011389B1 (ko) 하물 적재판, 하역장치 및 입체격납장치
CN220577294U (zh) 一种物流台车的分层装置
KR19980033048U (ko) 화물자동차 적재함 구조
JP6490864B1 (ja) 荷役補助装置、ロールボックスパレットの持ち上げ方法
JPH10310208A (ja) タイヤ保管倉庫の入庫方法,入庫装置および収容ラック
JPH0872975A (ja) コンテナーの据置構造
JP2829515B2 (ja) タイヤの運搬方法及びタイヤ運搬車
JPH0753059A (ja) コンテナ内へのロール貨物積み付け保持装置
JPS586758Y2 (ja) 荷物横取機構を備えた運搬車
CN113620160A (zh) 一种货运空铁集装箱运输承载装置及其吊装方法