JPH0733174U - 掛け吊り具 - Google Patents

掛け吊り具

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JPH0733174U
JPH0733174U JP6605193U JP6605193U JPH0733174U JP H0733174 U JPH0733174 U JP H0733174U JP 6605193 U JP6605193 U JP 6605193U JP 6605193 U JP6605193 U JP 6605193U JP H0733174 U JPH0733174 U JP H0733174U
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JP
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hook
leg piece
claw
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政司 薬袋
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Lec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り扱いが安全で、且つきめ細かに位置調
整できる掛け吊り具を提供する。 【構成】 前脚片3aの縦方向に上辺を斜めに形成し
た長方形の凹部3bを複数個並設した合成樹脂性の引掛
具3と、下端部に掛け具類2を取着した支持部材1との
組み合わせから成り;上記支持部材1には、その頂面部
1aに上記前脚片3aを挿入する挿入口1bと、2本の
割り溝によってバネ性をもたせるとともに裏面に上記凹
部3bと嵌合可能な爪1eを設けた、上記支持部材1を
上記引掛具3に係止するためのストッパ部1cとを形成
して成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は扉とその枠部材との間に形成される隙間を利用し、扉の上面に引っ掛 けて取り付くようにした掛け吊具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このような掛け吊り具は、上述の隙間に納まる板厚の鉤状引掛具で扉の上面に 引掛け可能とし、その引掛具の前脚片下端にフック金具等の掛け具類を垂設して 使用されている。
【0003】 ところが、このような掛け吊り具を流し台等の扉裏側に引っ掛けて使用する場 合、流し台のシンク槽が深いものだとその底面が掛け吊り具に邪魔して物が引っ 掛けずらくなり、特に鍋蓋掛けのように大きいものを収納する掛け具では使用不 能となる。かかる不都合を解消するため、掛け吊り具の引掛具部分と掛け具部分 を挿脱自在の構造にしてシンク槽が邪魔になる場合には掛け具の取り付け位置を 調整して使用できるものが工夫されているが、その構造は金属製の前脚片の縦方 向に丸穴を多数設け、そこに掛け具類を取着する支持部材に形成した突起を嵌合 させ、掛け具類を適切な位置に係止、固定させるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような打ち抜きの金属穴では穴の周縁が鋭利でバリ等が発 生し易く、取り付けの際に手や指先を傷付けるといった危険性も多い。又、丸穴 ゆえ縦方向に穴径分のスペースがとられ穿設間隔が大きくなるため突起と穴との 嵌合位置が粗くなり、結果的に掛け具の位置調整が粗くなるといった欠点があっ た。その対応策として嵌合穴の径を小さくして穿設間隔を密にし微調整を可能に するという方法も考えられるが一方で嵌合強度が弱くなり支持部材の固定が不安 定になるといった不都合が発生する。
【0005】 本考案は上記不都合を解消し、取り扱いが安全で、且つきめ細かに位置調整で きる掛け吊り具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前脚片の縦方向に上辺を斜めに形成した長方形の凹部を複数個並設した合成樹 脂製の引掛具と、下端部に掛け具類を取着した支持部材との組み合わせから成り ;上記支持部材には、その頂面部に上記前脚片を挿入する挿入口と、2本の割り 溝によってバネ性をもたせるとともに裏面に上記凹部と嵌合可能な爪を設けた、 上記支持部材を引掛具に係止するためのストッパ部とを形成した。
【0007】
【作 用】
組み立ては引掛具を支持部材の頂面部に設けた挿入口に差し込み、前脚片の凹 部とストッパ部の爪とを嵌合させて支持部材を引掛具に係止、固定させる。
【0008】 支持部材を下げる場合はストッパ部を手前に引き爪を凹部から外して下げる。 適切な位置で止め、爪を戻せば上述のように凹部と爪とが嵌合して支持部材の下 降は固定される。
【0009】 支持部材を上げる場合はそのまま押し上げればラチェット機構により凹部が爪 を乗り越えて上昇する。
【0010】
【実施例】
図1は本考案による掛け吊り具の一実施例を示すもので、フック、或いは引掛 けレバー等の掛け具類2を取着する支持部材1と支持部材1に取り付け、扉等の 上面に引っ掛けるための引掛具3から構成されている。
【0011】 引掛具3は合成樹脂製で、前脚片3aには上辺を斜めに形成した長方形の凹部 3bが縦方向に複数個並設されている。(図2参照)又、対向する後脚片3cに は扉に引っ掛けたときの遊びを調節する引掛幅調節具4が装着されている。
【0012】 支持部材1の頂面部1a中央部には上記引掛具3の前脚片3aを挿入する偏平 状の挿入口1bを設け、その正面側には2本の割り溝を設けてバネ性をもたせた ストッパ部1cを形成し、その裏面側には前脚片3aに並設された凹部3bに嵌 合する爪1eを突設させると共に先端部を表側に曲げて外レバー1dが形成され ている。(図3参照) 本考案による掛け吊り具は、上述のような構成で、以下にその機構に付いて説 明する。
【0013】 引掛具3の前脚片3aを支持部材1の頂面部1aに設けた挿入口1bに挿入す る。挿入時は爪1eが凹部3bの傾斜辺と接触する方向となるので、凹部3bは バネ性を示す爪1eを乗り越えて滑動し、支持部材1はスムースに上昇する。凹 部3bと爪1eとが嵌合するとバネの復元力により凹部3bの傾斜辺に対向する 垂直辺と爪1eとがしっかり咬み合うので支持部材1が自重で下降することはな い。又、ストッパ部1cの外レバー1dを手前に引くと爪1eと凹部3bの嵌合 が外れてフリ−状態となり支持部材1の下降や取り外しが可能となる。
【0014】 上述の凹部3bは、長方形であるためその穿設間隔を密にすると支持部材の設 定位置を微調整できる。又、その嵌合強度は凹部の形状を横長にすることで十分 補うことができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば支持部材を係止するため引掛具に形成した凹部は長方形とした ので、その穿設間隔を狭めることが可能となった。その結果、支持部材の位置を 細かく設定できるようになり掛け吊り具の使い勝手は向上する。又、合成樹脂製 の引掛具に凹部を穿設して嵌合用の穴とし、貫通孔を無くしたため、従来のよう に金属穴の鋭利な周縁やバリで怪我をするといった危険性は無くなり安心して使 用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による掛け吊り具の一実施例を示す外観
斜視図である。
【図2】図1に示す引っ掛け具の断面図である。
【図3】図1に示す支持部材の断面図である。
【符号の説明】
1 支持部材 1a 頂面部 1b 挿入口 1c ストッパ部 1e 爪 2 掛け具類 3 引掛具 3a 前脚片 3b 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前脚片(3a)の縦方向に上辺を斜め
    に形成した長方形の凹部(3b)を複数個並設した合成
    樹脂製の引掛具(3)と、下端部に掛け具類(2)を取
    着した支持部材(1)との組み合わせから成り;上記支
    持部材(1)には、その頂面部(1a)に上記前脚片
    (3a)を挿入する挿入口(1b)と、2本の割り溝に
    よってバネ性をもたせるとともに裏面に上記凹部(3
    b)と嵌合可能な爪(1e)を設けた、上記支持部材
    (1)を引掛具(3)に係止するためのストッパ部(1
    c)とを形成して成る掛け吊り具。
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