JPH02140109A - 懸吊板 - Google Patents
懸吊板Info
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- JPH02140109A JPH02140109A JP29418288A JP29418288A JPH02140109A JP H02140109 A JPH02140109 A JP H02140109A JP 29418288 A JP29418288 A JP 29418288A JP 29418288 A JP29418288 A JP 29418288A JP H02140109 A JPH02140109 A JP H02140109A
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- locking plate
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Landscapes
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、懸吊板の改良に関するものである。
(従来の技術)
懸吊板は一般にハンガーボードと呼ばれ、公知である。
懸吊板は、係止板と係止具とで作られている。係止板は
、多数の孔が穿設された平板で構成され、垂直に立てて
設置される。係止具は、その一部を係止板の孔に通して
係止板上に固定され、その余の部分に他の物品を乗せた
り、係止したりすることができるように作られている。
、多数の孔が穿設された平板で構成され、垂直に立てて
設置される。係止具は、その一部を係止板の孔に通して
係止板上に固定され、その余の部分に他の物品を乗せた
り、係止したりすることができるように作られている。
係止具は、係止板上のどの孔にも固定できるようにされ
ている。そこで、係止板上の任意の位置に係止具を固定
し、係止具に色々な物品を乗せたり係止させたりして、
物品を垂直に並べて収納することができる。懸吊板は、
こうして物品を収納するのに用いられる。
ている。そこで、係止板上の任意の位置に係止具を固定
し、係止具に色々な物品を乗せたり係止させたりして、
物品を垂直に並べて収納することができる。懸吊板は、
こうして物品を収納するのに用いられる。
係止具としては、色々な構造のものが知られている。最
も簡単なものとしては、−本の針金を屈曲して、一端を
係止板の孔へ挿入可能とし、他端を物品の係止片とした
ものがある。この場合には、係止板の孔は丁度針金を通
すだけの大きさとされた。しかし、このような係止具は
一般に係止板から外れやすい、という欠点を持っている
。この欠点を改良するものとして、挿入部を複雑に屈曲
したものが作られた。ところが、挿入部を複雑に屈曲さ
せた係止具は、これを係止板に固定するのに、係止具を
複雑に回動させる必要があるので、固定が面倒になる、
という別の欠点を持っていた。
も簡単なものとしては、−本の針金を屈曲して、一端を
係止板の孔へ挿入可能とし、他端を物品の係止片とした
ものがある。この場合には、係止板の孔は丁度針金を通
すだけの大きさとされた。しかし、このような係止具は
一般に係止板から外れやすい、という欠点を持っている
。この欠点を改良するものとして、挿入部を複雑に屈曲
したものが作られた。ところが、挿入部を複雑に屈曲さ
せた係止具は、これを係止板に固定するのに、係止具を
複雑に回動させる必要があるので、固定が面倒になる、
という別の欠点を持っていた。
そこで、係止具を針金のような簡単なものとしないで、
それよりも広い面積を持った板状のもので作ることが提
案された。すなわち、複数の孔に跨る小板状の基板の裏
面に複数個の突起を設け、各突起を係止板の1つの孔内
に挿入して係止具を固定することが提案された。この場
合、突起を係止板に固定するために、突起の基部に下方
に向かう隙間を設け、隙間内に孔の縁を挿入することが
行われたが、ただ縁を挿入しただけの構造では係止具が
孔から脱出しやすいという欠点があった。
それよりも広い面積を持った板状のもので作ることが提
案された。すなわち、複数の孔に跨る小板状の基板の裏
面に複数個の突起を設け、各突起を係止板の1つの孔内
に挿入して係止具を固定することが提案された。この場
合、突起を係止板に固定するために、突起の基部に下方
に向かう隙間を設け、隙間内に孔の縁を挿入することが
行われたが、ただ縁を挿入しただけの構造では係止具が
孔から脱出しやすいという欠点があった。
そこで、係止具を係止板に固定することが容易であって
、且つ一旦固定すると、そのあとでは係止具が簡単に抜
けなくなり、しかも、係止具を取り外す必要があるとき
は、取り外すことも容易であるという、−見矛盾したよ
うな要求が出された。
、且つ一旦固定すると、そのあとでは係止具が簡単に抜
けなくなり、しかも、係止具を取り外す必要があるとき
は、取り外すことも容易であるという、−見矛盾したよ
うな要求が出された。
(発明が解決しようとする課題)
この発明は、上述の要求に応じようとしてなされたもの
である。すなわち、この発明は、係止板に容易に固定で
き、−旦固定したのちは、普通の使用態様では係止板か
ら外れるおそれがなく、しかも外す必要があるときは、
容易に外すこともできる係止具を提供しようとしてなさ
れたものである。
である。すなわち、この発明は、係止板に容易に固定で
き、−旦固定したのちは、普通の使用態様では係止板か
ら外れるおそれがなく、しかも外す必要があるときは、
容易に外すこともできる係止具を提供しようとしてなさ
れたものである。
(問題を解決するための手段)
この発明は、係止板の方は、従来の構造をそのまま使用
し、係止具の方を改良して上記の課題を解決したもので
ある。この発明では、係止具を係止板へ固定するための
機構として、従来の機構をそのまま用いることとし、使
用中に不意に脱出することを防止するために、特に弾性
片を設けることとしたのである。
し、係止具の方を改良して上記の課題を解決したもので
ある。この発明では、係止具を係止板へ固定するための
機構として、従来の機構をそのまま用いることとし、使
用中に不意に脱出することを防止するために、特に弾性
片を設けることとしたのである。
この発明では、係止具を係止板に固定するために、基板
の裏面に複数個の突起を設け、突起間の間隔を係止板の
孔の間隔に等しくして、各突起を係止板の孔内に挿入可
能とし、突起は何れもL字状に折れ曲がり、先端が下方
に向かって延びて、先端が基板から係止板の孔周縁肉厚
に等しい距離のところに位置し、突起を孔内に挿入し基
板と突起との間に孔の周縁を嵌め込んで固定することと
している。この発明では、突起を孔の上下に並べて設け
ることとし、従って、突起間の間隔を係止板の上下方向
の孔間隔に等しくしている。この発明では、突起の脱出
を防ぐために、上方の突起の真上に弾性片を設け、突起
の挿入時には弾性片を無理に突起に近づけて挿入するこ
ととし、挿入後は弾性片が弾力により、突起から遠ざか
り先が広がって脱出を防止できるようにする。
の裏面に複数個の突起を設け、突起間の間隔を係止板の
孔の間隔に等しくして、各突起を係止板の孔内に挿入可
能とし、突起は何れもL字状に折れ曲がり、先端が下方
に向かって延びて、先端が基板から係止板の孔周縁肉厚
に等しい距離のところに位置し、突起を孔内に挿入し基
板と突起との間に孔の周縁を嵌め込んで固定することと
している。この発明では、突起を孔の上下に並べて設け
ることとし、従って、突起間の間隔を係止板の上下方向
の孔間隔に等しくしている。この発明では、突起の脱出
を防ぐために、上方の突起の真上に弾性片を設け、突起
の挿入時には弾性片を無理に突起に近づけて挿入するこ
ととし、挿入後は弾性片が弾力により、突起から遠ざか
り先が広がって脱出を防止できるようにする。
(発明の要旨)
すなわち、この発明は、多数の孔を穿設した係止板と、
孔に挿入して固定できる係止具とから成る懸吊板におい
て、係止具は基板の表面がわに係止片を突出させており
、裏面がわに上下に並ぶ少なくとも2個の突起を備え、
突起間の間隔を係止板の孔の上下間隔に等しくして、各
突起を何れも係止板の孔内に挿入可能とし、突起は何れ
もL字状に折れ曲がり、先端が下方に向かって延びて、
先端が基板から係止板の孔周縁肉厚に等しい距離のとこ
ろに位置し、上方突起の上方には基板から裏面がわの上
方に向かって斜めに延びる弾性片が突設され、上方突起
は弾性片とともに係止板の孔内に挿入可能とされている
係止具を用いることを特徴とする、懸吊板を要旨とする
ものである。
孔に挿入して固定できる係止具とから成る懸吊板におい
て、係止具は基板の表面がわに係止片を突出させており
、裏面がわに上下に並ぶ少なくとも2個の突起を備え、
突起間の間隔を係止板の孔の上下間隔に等しくして、各
突起を何れも係止板の孔内に挿入可能とし、突起は何れ
もL字状に折れ曲がり、先端が下方に向かって延びて、
先端が基板から係止板の孔周縁肉厚に等しい距離のとこ
ろに位置し、上方突起の上方には基板から裏面がわの上
方に向かって斜めに延びる弾性片が突設され、上方突起
は弾性片とともに係止板の孔内に挿入可能とされている
係止具を用いることを特徴とする、懸吊板を要旨とする
ものである。
(実施例)
この発明に係る懸吊板の一例を図面に基づいて説明する
と、次のとおりである。第1図は、この発明に係る懸吊
板の使用態様を示した斜視図である。第2図は、この発
明で用し)られる係止具の拡大斜視図である。第3図は
、第2図に示された係止具の側面図である。第4図は、
第2図の係止具を係止板に固定する状態を示した斜視図
である。
と、次のとおりである。第1図は、この発明に係る懸吊
板の使用態様を示した斜視図である。第2図は、この発
明で用し)られる係止具の拡大斜視図である。第3図は
、第2図に示された係止具の側面図である。第4図は、
第2図の係止具を係止板に固定する状態を示した斜視図
である。
第5図及び第6図は、物品を懸吊したときのこの発明に
係る懸吊板の一部切欠斜視図である。第7図は、この発
明に係る他の懸吊板の使用態様を示した斜視図である。
係る懸吊板の一部切欠斜視図である。第7図は、この発
明に係る他の懸吊板の使用態様を示した斜視図である。
第1図において、Aは係止板であり、Bは係止具であっ
て、この発明に係る懸吊板は係止板Aと係止具Bとから
成るものである。係止板Aは作業台Cに取付けられてい
る。具体的には、作業台Cの正面両側に支柱りを立て、
支柱りの間に係止板Aがさしわたされて固定されている
。こうして、係止板Aは、作業台Cの上に直立した状態
で付設されている。係止板Aは多数の孔Eが穿設されて
いる。係止具Bは係止板Aに向かうがね、すなわち裏面
がわに複数個の突起を備え、各突起は孔Eの何れにも挿
入できるようになっている。こうして、係止具Bは係止
板A上の色々な位置に固定できるようになっている。ま
た、係止具Bは突起を孔Eから外すことにより、係止板
Aから離れ、また他の孔Eに挿入できるようになワてい
る。
て、この発明に係る懸吊板は係止板Aと係止具Bとから
成るものである。係止板Aは作業台Cに取付けられてい
る。具体的には、作業台Cの正面両側に支柱りを立て、
支柱りの間に係止板Aがさしわたされて固定されている
。こうして、係止板Aは、作業台Cの上に直立した状態
で付設されている。係止板Aは多数の孔Eが穿設されて
いる。係止具Bは係止板Aに向かうがね、すなわち裏面
がわに複数個の突起を備え、各突起は孔Eの何れにも挿
入できるようになっている。こうして、係止具Bは係止
板A上の色々な位置に固定できるようになっている。ま
た、係止具Bは突起を孔Eから外すことにより、係止板
Aから離れ、また他の孔Eに挿入できるようになワてい
る。
係止具Bは、第2図に示すように、直角四辺形状の基板
1の表面がわに係止片2を突出させており、裏面がわに
突起3.4.5.6を備えている。
1の表面がわに係止片2を突出させており、裏面がわに
突起3.4.5.6を備えている。
これらの突起は、係止板Aの孔Eの間隔に等しい間隔を
置いて設置され、基板1の四辺形の頂点近くに位置して
いる。これらの突起のうち、3と4とは対をなして上下
に並んでおり、5と6とも対をなして上下に並んでいる
。、また、これらの突起は、何れも係止板Aの孔E内に
挿入可能とされ、L字状に折れ曲がっており、先端が下
方に向かって延びている。これらの突起の先端は、基板
1から係止板Aの孔周縁肉厚に等しい距離のところに位
置している。従って、上方突起3と5とは、基板1との
間に隙間7を形成し、隙間7は、係止板の孔周縁肉厚に
等しくなっている。下方突起4と6とは、その基部が基
板1の下端に位置しているために、基板1との間にこの
ような隙間を形成していない。
置いて設置され、基板1の四辺形の頂点近くに位置して
いる。これらの突起のうち、3と4とは対をなして上下
に並んでおり、5と6とも対をなして上下に並んでいる
。、また、これらの突起は、何れも係止板Aの孔E内に
挿入可能とされ、L字状に折れ曲がっており、先端が下
方に向かって延びている。これらの突起の先端は、基板
1から係止板Aの孔周縁肉厚に等しい距離のところに位
置している。従って、上方突起3と5とは、基板1との
間に隙間7を形成し、隙間7は、係止板の孔周縁肉厚に
等しくなっている。下方突起4と6とは、その基部が基
板1の下端に位置しているために、基板1との間にこの
ような隙間を形成していない。
係止具Bは、第2図及び第3図に示すように、上方突起
3と5との真上に弾性片8を突出させている。弾性片8
は、それ自体が弾性を持っており、基板1の上端面上の
表がわに基部を置き、基板から上方に立上り、次いで裏
面がわの上方へ向かって斜めに延びている。弾性片8は
帯状をなしており、帯の幅は係止板Aの孔Eの幅以下と
されている。また、帯の厚みは、その斜めに向かう部分
が先端はど肉薄とされている。
3と5との真上に弾性片8を突出させている。弾性片8
は、それ自体が弾性を持っており、基板1の上端面上の
表がわに基部を置き、基板から上方に立上り、次いで裏
面がわの上方へ向かって斜めに延びている。弾性片8は
帯状をなしており、帯の幅は係止板Aの孔Eの幅以下と
されている。また、帯の厚みは、その斜めに向かう部分
が先端はど肉薄とされている。
そこで、弾性片8は、この先端を曲げて基板1に近づけ
ることができ、放置すれば自然に基板から離れる。従っ
て、弾性片8を基板1がわに引き寄せると、弾性片8は
、それに近接した突起3又は5と一緒に、係止板Aの孔
Eへ挿入できる状態となる。
ることができ、放置すれば自然に基板から離れる。従っ
て、弾性片8を基板1がわに引き寄せると、弾性片8は
、それに近接した突起3又は5と一緒に、係止板Aの孔
Eへ挿入できる状態となる。
係止具Bは、第4図に示したように、係止板Aにあるど
の孔Eにも容易に固定できる。すなわち、係止具Bの突
起3ないし6及び弾性片8は、何れも係止板Aの孔已に
挿入可能な大きさとされ、突起は孔Eの間隔に相当する
間隔をおいて設置されている。また、弾性片8は、これ
を基板1がわに引き寄せて突起3又は5とともに孔E内
へ挿入できるようにされている。そこで、第4図に示し
たように、係止具Bを手に持って、まず弾性片8を孔E
に挿入し、係止具Bを上方へ持ち上げるようにすると、
上方突起3及び5は何れも弾性片8の挿入されている孔
Eへ挿入可能な位置に来る。同時に、下方突起4及び6
も、別の孔Eへ挿入可能な位置へ来ている。そこで、基
板1を係止板Aに押しつけると、4個の突起4ないし6
は、すべてそれぞれの孔Eへ挿入される。その後、基板
1を下方へ引くと、孔Eの周縁が上方突起3及び5の基
部に形成された隙間7に入り込み、同時に弾性片8が斜
めに延びて、係止具Bは係止板A上に固定されることと
なる。
の孔Eにも容易に固定できる。すなわち、係止具Bの突
起3ないし6及び弾性片8は、何れも係止板Aの孔已に
挿入可能な大きさとされ、突起は孔Eの間隔に相当する
間隔をおいて設置されている。また、弾性片8は、これ
を基板1がわに引き寄せて突起3又は5とともに孔E内
へ挿入できるようにされている。そこで、第4図に示し
たように、係止具Bを手に持って、まず弾性片8を孔E
に挿入し、係止具Bを上方へ持ち上げるようにすると、
上方突起3及び5は何れも弾性片8の挿入されている孔
Eへ挿入可能な位置に来る。同時に、下方突起4及び6
も、別の孔Eへ挿入可能な位置へ来ている。そこで、基
板1を係止板Aに押しつけると、4個の突起4ないし6
は、すべてそれぞれの孔Eへ挿入される。その後、基板
1を下方へ引くと、孔Eの周縁が上方突起3及び5の基
部に形成された隙間7に入り込み、同時に弾性片8が斜
めに延びて、係止具Bは係止板A上に固定されることと
なる。
係止具Bが係止板Aに固定された状態では、突起3ない
し6が、何れも係止板Aの裏がねへ突出し、L字状に折
れ曲がって、先端が下方に向かって延びている。従って
、係止具Bはこれを持ち上げない限り、止板Aから外す
ことができない。また、突起の先端が、基板1から係止
板の孔周縁肉厚に等しい距離のところに位置しているか
ら、突起先端と基板1との間に係止板が入ると、係止具
Bは係止板A上で全くガタつかない状態で固定されるこ
とになる。しかもこのとき、弾性片8が延びて、係止具
Bの上方へ移動するのを防いでいる。
し6が、何れも係止板Aの裏がねへ突出し、L字状に折
れ曲がって、先端が下方に向かって延びている。従って
、係止具Bはこれを持ち上げない限り、止板Aから外す
ことができない。また、突起の先端が、基板1から係止
板の孔周縁肉厚に等しい距離のところに位置しているか
ら、突起先端と基板1との間に係止板が入ると、係止具
Bは係止板A上で全くガタつかない状態で固定されるこ
とになる。しかもこのとき、弾性片8が延びて、係止具
Bの上方へ移動するのを防いでいる。
一般に普通の使用状態では、係止具Bは下向きの力を受
けるだけで、上向きの力を受けることはない。従って係
止具Bは、普通の使用状態では係止板Aから外れること
がない。こうして、第5図に示すように、係止片2に各
種の物品を引掛けて、安全に収納することができる。
けるだけで、上向きの力を受けることはない。従って係
止具Bは、普通の使用状態では係止板Aから外れること
がない。こうして、第5図に示すように、係止片2に各
種の物品を引掛けて、安全に収納することができる。
こうして、係止された係止具Bを係止板Aから外すには
、固定時と逆に動かすことにより外すことができる。す
なわち、第4図に示すように、係止具Bを指で挟み、ま
す係止具Bを上方に持ち上げて突起3ないし6を孔周縁
の嵌合から外し、次いで係止具Bを手前に引(と、外す
ことができる。
、固定時と逆に動かすことにより外すことができる。す
なわち、第4図に示すように、係止具Bを指で挟み、ま
す係止具Bを上方に持ち上げて突起3ないし6を孔周縁
の嵌合から外し、次いで係止具Bを手前に引(と、外す
ことができる。
係止具Bを上方に持ち上げるとき、弾性片8を撓める必
要があるので、多少大きな力が必要とされるが、その取
外しは困難ではない。かくして、この発明によれば、係
止具Bの取外しも容易であり、従って、係止具Bの移動
も容易である。
要があるので、多少大きな力が必要とされるが、その取
外しは困難ではない。かくして、この発明によれば、係
止具Bの取外しも容易であり、従って、係止具Bの移動
も容易である。
これまでは、1つの係止具に4個の突起が付設されたも
のを例に取って説明したが、突起は4個に限らない。突
起は2個でもよい。第6図は、1つの係止具Fに2個の
突起を付設した例を示している。また、第6図の係止具
Fは、環状の係止片9を持っているが、環状の係止片9
は、この中にドライバーのようなものを挿し込んで収納
するに適している。
のを例に取って説明したが、突起は4個に限らない。突
起は2個でもよい。第6図は、1つの係止具Fに2個の
突起を付設した例を示している。また、第6図の係止具
Fは、環状の係止片9を持っているが、環状の係止片9
は、この中にドライバーのようなものを挿し込んで収納
するに適している。
第1図では、係止板Aの孔Eとして正方形の孔を例示し
たが、係止板Aはこれに限らない。第7図に示すように
、係止板Aは細隙状の孔Gを多数互いに平行に設けたも
のであってもよい。第7図に示した係止板Aに対して、
第2図に示したような係止具Bを用いる場合には、係止
具Bの4個の突起3ないし6のうち、左右に位置する2
個の突起3と5及び4と6とは、それぞれ1組として1
つの孔Gに挿入され、結局上下に位置する2組の突起が
隣接する孔G内に挿入されることになる。
たが、係止板Aはこれに限らない。第7図に示すように
、係止板Aは細隙状の孔Gを多数互いに平行に設けたも
のであってもよい。第7図に示した係止板Aに対して、
第2図に示したような係止具Bを用いる場合には、係止
具Bの4個の突起3ないし6のうち、左右に位置する2
個の突起3と5及び4と6とは、それぞれ1組として1
つの孔Gに挿入され、結局上下に位置する2組の突起が
隣接する孔G内に挿入されることになる。
この場合には、係止具Bをそのまま左右に自在に移動さ
せることができるので、便利である。
せることができるので、便利である。
なお、第7図の係止板Aは、孔Gが左右に大きく延びて
いるので、孔による強度低下を防ぐために、孔を構成す
るための切片を切り落とさないで、切片をそのまま裏が
わへ折り曲げ、断面り形の補強片として残している。
いるので、孔による強度低下を防ぐために、孔を構成す
るための切片を切り落とさないで、切片をそのまま裏が
わへ折り曲げ、断面り形の補強片として残している。
係止具B及びFは、金属又はプラスチックでこれを作る
ことができる。その際、係止片2及び9、並びに弾性片
8は、基板1と別に作り、あとで付設してもよいが、そ
れよりも全体を金属又はプラスチックで一体に作ること
が望ましい。プラスチックとしては、ナイロン、ABS
樹脂、ポリカーボネート、ポリプロピレンを用いること
が好ましい。そのうちでも、ポリカーボネート、ポリプ
ロピレンを用いることがとくに好ましい。
ことができる。その際、係止片2及び9、並びに弾性片
8は、基板1と別に作り、あとで付設してもよいが、そ
れよりも全体を金属又はプラスチックで一体に作ること
が望ましい。プラスチックとしては、ナイロン、ABS
樹脂、ポリカーボネート、ポリプロピレンを用いること
が好ましい。そのうちでも、ポリカーボネート、ポリプ
ロピレンを用いることがとくに好ましい。
第5図の係止具Bでは、基板1の上方突起に対向する部
分10を切欠したが、この切欠部分10は、係止具Bを
一体に形成する便宜から設けられたものである。すなわ
ち、切欠部分10を第5図のように設けると、突起3及
び5を金型内で成形するとき、突起3及び5の先端に接
する金型面を係止片2の付設方向へ移動させて片抜きが
できるから、金型の機構が簡単になるという利点がある
。
分10を切欠したが、この切欠部分10は、係止具Bを
一体に形成する便宜から設けられたものである。すなわ
ち、切欠部分10を第5図のように設けると、突起3及
び5を金型内で成形するとき、突起3及び5の先端に接
する金型面を係止片2の付設方向へ移動させて片抜きが
できるから、金型の機構が簡単になるという利点がある
。
(発明の効果)
この発明によると、係止具は、裏面がわに上下に並ぶ少
なくとも2個の突起を備え、突起間の間隔を係止板の孔
の上下間隔に等しくし、各突起を何れも係止板の孔内に
挿入可能としたから、係止具の2個の突起を何れも係止
板の孔内に挿入することができる。また、突起は何れも
L字状に折れ曲がり、先端が下方に向かって延び、先端
が基板から係止板の孔周縁肉厚に等しい距離のところに
位置しているので、突起を孔に挿入したのち、係止具を
下方に引くと、係止板の孔周縁が丁度基板と突起の先端
との間に嵌まり込み、係止具をガタつきなく係止板上に
固定することができる。しかも、上方突起の上方には基
板から裏面がわの上方に向かって斜めに延びる弾性片が
突設され、上方突起は弾性片とともに係止板の孔内に挿
入可能とされているので、上方突起を孔内に挿入すると
き、まず弾性片を孔内に挿入し、係止具を持ち上げなが
ら、突起を孔内に挿入することにより、弾性片を上方突
起とともに同じ孔内に挿入することができる。その後、
係止具を下方に引くと弾性片は上方突起から離れて、斜
めに係止板の裏がわへ突出し、係止具の上方への移動と
係止板からの脱出を防止している。だから、係止具は係
止板から使用中に離れなくなり、物品の収納を確実にし
ている。
なくとも2個の突起を備え、突起間の間隔を係止板の孔
の上下間隔に等しくし、各突起を何れも係止板の孔内に
挿入可能としたから、係止具の2個の突起を何れも係止
板の孔内に挿入することができる。また、突起は何れも
L字状に折れ曲がり、先端が下方に向かって延び、先端
が基板から係止板の孔周縁肉厚に等しい距離のところに
位置しているので、突起を孔に挿入したのち、係止具を
下方に引くと、係止板の孔周縁が丁度基板と突起の先端
との間に嵌まり込み、係止具をガタつきなく係止板上に
固定することができる。しかも、上方突起の上方には基
板から裏面がわの上方に向かって斜めに延びる弾性片が
突設され、上方突起は弾性片とともに係止板の孔内に挿
入可能とされているので、上方突起を孔内に挿入すると
き、まず弾性片を孔内に挿入し、係止具を持ち上げなが
ら、突起を孔内に挿入することにより、弾性片を上方突
起とともに同じ孔内に挿入することができる。その後、
係止具を下方に引くと弾性片は上方突起から離れて、斜
めに係止板の裏がわへ突出し、係止具の上方への移動と
係止板からの脱出を防止している。だから、係止具は係
止板から使用中に離れなくなり、物品の収納を確実にし
ている。
それにも拘らず、係止具を外そうとするときは、これを
持ち上げ弾性片を撓ませ、突起を外すことにより、係止
具を簡単に係止板から外し、また移動させることができ
る。この発明は、このような利点をもたらしている。
持ち上げ弾性片を撓ませ、突起を外すことにより、係止
具を簡単に係止板から外し、また移動させることができ
る。この発明は、このような利点をもたらしている。
第1図は、この発明に係る懸吊板の使用態様を示した斜
視図である。第2図は、この発明で用いられる係止具の
拡大斜視図である。第3図は、第2図に示された係止具
の側面図である。第4図は、第2図の係止具を係止板に
固定する状態を示した斜視図である。第5図及び第6図
は、物品を懸吊したときのこの発明に係る懸吊板の一部
切欠斜視図である。第7図は、この発明に係る他の懸吊
板の使用態様を示した斜視図である。 図において、Aは係止板、E及びGは係止板Aの孔、B
及びFは係止具、1は基板、2及び9は係止片、3ない
し6は突起、7は隙間、8は弾性片、10は切欠部であ
る。 第1図 特許出願人 サカエ金属工業株式会社 第 図 14υ109 (6)
視図である。第2図は、この発明で用いられる係止具の
拡大斜視図である。第3図は、第2図に示された係止具
の側面図である。第4図は、第2図の係止具を係止板に
固定する状態を示した斜視図である。第5図及び第6図
は、物品を懸吊したときのこの発明に係る懸吊板の一部
切欠斜視図である。第7図は、この発明に係る他の懸吊
板の使用態様を示した斜視図である。 図において、Aは係止板、E及びGは係止板Aの孔、B
及びFは係止具、1は基板、2及び9は係止片、3ない
し6は突起、7は隙間、8は弾性片、10は切欠部であ
る。 第1図 特許出願人 サカエ金属工業株式会社 第 図 14υ109 (6)
Claims (1)
- 多数の孔を穿設した係止板と、孔に挿入して固定できる
係止具とから成る懸吊板において、係止具は基板の表面
がわに係止片を突出させており、裏面がわに上下に並ぶ
少なくとも2個の突起を備え、突起間の間隔を係止板の
孔の上下間隔に等しくして、各突起を何れも係止板の孔
内に挿入可能とし、突起は何れもL字状に折れ曲がり、
先端が下方に向かって延び、先端が基板から係止板の孔
周縁肉厚に等しい距離のところに位置しており、上方突
起の上方には基板から裏面がわの上方に向かって斜めに
延びる弾性片が突設され、上方突起は弾性片とともに係
止板の孔内に挿入可能とされている係止具を用いること
を特徴とする、懸吊板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29418288A JPH02140109A (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 懸吊板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29418288A JPH02140109A (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 懸吊板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02140109A true JPH02140109A (ja) | 1990-05-29 |
Family
ID=17804372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29418288A Pending JPH02140109A (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 懸吊板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02140109A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011083346A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Asahi:Kk | 懸吊具 |
-
1988
- 1988-11-21 JP JP29418288A patent/JPH02140109A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011083346A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Asahi:Kk | 懸吊具 |
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