JPH0647338Y2 - 網状支持体用フック - Google Patents

網状支持体用フック

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Publication number
JPH0647338Y2
JPH0647338Y2 JP9417389U JP9417389U JPH0647338Y2 JP H0647338 Y2 JPH0647338 Y2 JP H0647338Y2 JP 9417389 U JP9417389 U JP 9417389U JP 9417389 U JP9417389 U JP 9417389U JP H0647338 Y2 JPH0647338 Y2 JP H0647338Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
mesh support
horizontal wire
wire
fitting groove
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9417389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0333573U (ja
Inventor
紘十郎 田川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、網状支持体に小物を吊り下げる際に用いられ
るフックに関するものである。
(従来の技術) 一般に、ワイヤなどの線材を格子状に交絡させて形成し
た網状支持体が知られている。この網状支持体は壁面に
固定されることから、フックは前方からのみ取着される
こととなり、従来のフック02は、1本の横線材01に引っ
掛ける係合部07のみを備えたもの(第7図)、1本の横
線材01に引っ掛ける係合部07を備えるとともに、他の横
線材01に当接して跳ね上りを防止する当接部08を備えた
もの(第8図)、複数本の横線材01…に引っ掛ける複数
の係合部07…を備えたもの(第9図)、などが知られて
いる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、これら従来のフックは、線材の径のバラツ
キ、網状支持体を形成する線材の間隔など製造時の精度
維持が困難であることから、余裕をもった寸法設定をす
る必要があり、この結果、充分に固定されずに少しの衝
撃でもって網状支持体から脱落する欠点があった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、簡単な構造
で脱落を防止することのできる網状支持体用フックを提
供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、横線材が嵌合可能な複数本の嵌合溝部を形成
した側板を少なくとも有する第1の部材と、フック部を
前面に、横線材に係合可能な複数個の係合部を背面にそ
れぞれ備えた正面板を有する第2の部材とよりなり、第
1の部材の嵌合溝部に複数本の横線材を嵌合した状態で
その横線材に第2の部材の係合部を係合することによ
り、第2の部材を第1の部材の前面に装着したことを特
徴とするものである。
(作用) 第1の部材に形成された嵌合溝部を横線材に押し込み、
第1の部材を網状支持体に取り付ける。次いで、第2の
部材を第1の部材の上方より降下させると、第1の部材
に形成された嵌合溝部に嵌合している横線材に、第2の
部材に設けられた係合部が係合し、第1の部材の前面に
第2の部材が装着されて一体となり、フックが形成され
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面に基づいて説明す
る。
1は網状支持体を構成するワイヤーなどの線材であっ
て、網状支持体はこの線材1を格子状に交絡して形成さ
れている。そして、この網状支持体の線材1には、小物
などを吊り下げるフック2が取着される。このフック2
は第1の部材3と第2の部材4とにより構成されてお
り、このうち、第1の部材3は、線材1の横線材1aに嵌
合する複数個の嵌合溝部5…が形成された一対の側板3
a,3aと、これらの側板3a,3aを線材1の縦線材1b,1bに挟
まれる横幅を有するように連結する背面板3bおよび下面
板3cよりなる連結板とで構成され、全体として前面およ
び上面を欠如する箱状に形成されている。
本実施例では、連結板を背面板3bと下面板3cとで構成し
たことにより、背面板3bにも側板3aに形成した嵌合溝部
5に対応してスリットが形成されているが、連結板を下
面板3cのみで実施してもよい。
一方、第2の部材4は、第1の部材3と略同幅を有する
正面板4aと、この正面板4aの上端に連結された上面板4b
とで構成され、全体として略L字状に形成されている。
そして、この正面板4aの前面にはフック部6を有し、そ
の背面には、線材1の横線材1aに係合可能な係合部7…
が前述の嵌合溝部5…に対応して複数個設けられてい
る。なお、この係合部7は、図示するように、上面板4b
を利用して設けることもできる。
そして、後述するように、第1の部材3に第2の部材4
を装着した際には、第1の部材3の上面および前面を第
2の部材4が覆って箱体を形成するようになっている。
次に、本考案による網状支持体用フック2の装着手順を
説明すると、線材1の縦線材1b,1bの間に第1の部材3
を位置させ、その嵌合溝部5…を線材1の横線材1aに対
向させて前方より押し込む。この結果、第1図に示すよ
うに、第1の部材3は横線材1a…に嵌合溝部5…が嵌合
して網状支持体に取り付けられる。
この後、第2の部材4を第1の部材3の上方に位置さ
せ、第1の部材3の側板3a前面に沿って降下させると、
第2の部材4の係合部7…が、第1の部材3に形成され
た嵌合溝部5…に嵌合されている横線材1a…に係合する
と同時に、第1の部材3の前面に装着され、第1の部材
3と一体となって箱体を形成する。
ここで、第1の部材3の離脱方向は前方向のみであり、
この離脱方向に対しては、その嵌合溝部5…に嵌合され
た横線材1a…に第2の部材の係合部7…が係合している
ことから、第1の部材3の脱落は阻止されている。ま
た、第2の部材4の離脱方向は上方向のみであり、この
離脱方向に対しては、重力および第1の部材3との摩擦
力が抗することとなり、第2の部材の脱落もまた阻止さ
れる。
この結果、第1の部材3と第2の部材4は一体となり、
相互に脱落を阻止する方向に作用することとなる。
なお、第2の部材4の正面板4aの背面両端縁部に溝4cを
形成し、第1の部材3の側板3a,3aの前端に係合するよ
うにしてもよい。
さらに、第6図に示すように、係合部7内面に合成樹脂
などで係合突部7a…を形成し、係合部7が有する弾性に
抗して横線材1a…に係合させることにより、第2の部材
4の離脱方向に対して抵抗を与え、より確実にその脱落
を防止するようにしてもよい。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、フックを構成する第1の
部材および第2の部材の相乗作用により、フックは網状
支持体の線材に強固に固定され、多少の衝撃では網状支
持体から脱落することなく保持される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の網状支持体用フックの実施例を例示する
もので、第1図は第1の部材を網状支持体の線材に取り
付けた状態を示す斜視図、第2図は第2の部材の斜視
図、第3図はその背面を示す斜視図、第4図は網状支持
体にフックを取着した状態を示す斜視図、第5図はその
背面を示す斜視図、第6図はその中央断面図、第7図乃
至第9図は従来技術のフックを示す中央断面図である。 1…線材、2…フック 3…第1の部材、4…第2の部材 5…嵌合溝部、6…フック部 7…係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横線材が嵌合可能な複数本の嵌合溝部を形
    成した側板を少なくとも有する第1の部材と、フック部
    を前面に、横線材に係合可能な複数個の係合部を背面に
    それぞれ備えた正面板を有する第2の部材とよりなり、
    第1の部材の嵌合溝部に複数本の横線材を嵌合した状態
    でその横線材に第2の部材の係合部を係合することによ
    り、第2の部材を第1の部材の前面に装着したことを特
    徴とする網状支持体用フック。
JP9417389U 1989-08-09 1989-08-09 網状支持体用フック Expired - Lifetime JPH0647338Y2 (ja)

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JP9417389U JPH0647338Y2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09 網状支持体用フック

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JP9417389U JPH0647338Y2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09 網状支持体用フック

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Publication Number Publication Date
JPH0333573U JPH0333573U (ja) 1991-04-02
JPH0647338Y2 true JPH0647338Y2 (ja) 1994-12-07

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