JP3631561B2 - 整理ケースの連結具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、枠体や天板、引き出し等からなる組立式の整理ケースを積み重ねて使用する場合に、各整理ケースを互いに固定するために使用する連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば図4(A)に示すような枠体11、天板12および1段の引き出し13からなる1段式の引き出し式整理ケースが提案され、それらを任意の数だけ積み重ねて多段式の整理ケースとして使用できるようにしている。
【0003】
この種の引き出し式の整理ケースは、通常、天板12の上面と枠体11の下面に互いに嵌合する嵌合凹部15と嵌入凸部14をそれぞれ設けて、積み重ねたときの横ずれ等を防止するようにし、その際、上記嵌入凸部14をコマ状として前後に移動可能としたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記嵌合構造は上下方向に嵌合するだけで横方向のずれを防止する効果はあるが、実際に各引き出しに種々の物品を収納して使用する場合、上段の引き出しを前方に引き出すと上段の整理ケースの重心のみが前方へ移動し、上段の整理ケースの後端が浮き上がって全体が前に落下してしまうおそれがあった。
【0005】
本発明はこの種の整理ケースを積み重ねて使用する場合において、各整理ケースを後端部で互いに連結して、上段の引き出しのみを引き出した場合にも上段の整理ケースのみが浮き上がって落下することを防止しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、多段に積み重ねた整理ケースを互いに連結する連結具であって、全体を合成樹脂で一体に成形し、第1基体の上端に鉤爪状の突出部分を有する上端係合部を突設すると共に前記第1基体の下端に前記突出部分と対向するように鉤爪状の突出部分を有する下端係合部を突設して上段の整理ケースのフレームに弾性的に嵌着するようにし、前記第1基体の下方に断面くの字状の折曲部分からなる上下方向に伸縮自在な伸縮部を連設し、前記伸縮部の下方に肉薄部分からなるヒンジ部を設けて第2基体を屈曲自在に連設し、前記第2基体の下端に鉤爪状の突出部分を有する天板係合部を突設して下段の整理ケースの天板に係合可能とするという手段を使用したものである。
【0008】
上記構成の連結具は、その上端係合部および下端係合部で上段となる整理ケースのフレームに確実に係合させると共に、連設した天板係合部を下段となる整理ケースの天板縁端に係合させ、上下の整理ケースを後端部で連結固定して、上段の整理ケースの浮き上がりを防止するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る整理ケースの連結具を、図面に示す実施の形態に基づいて更に詳述する。
1は一定幅の合成樹脂板からなる第1基体であって、その上端に整理ケースを構成する枠体のフレーム(F)の上端面と係合する上端係合部2を突出して設けると共に、そのフレーム(F)の高さに対応する間隔をおいて下端に、上記フレーム(F)の下端と係合する下端係合部3を突出して設けたものである。
【0010】
下端係合部3の下方に、断面をくの字状として上下方向に伸縮自在な伸縮部4を連設し、さらに肉薄のヒンジ部5を介して折曲自在とした第2基体6を連設する。第2基体6には下段の整理ケースの天板(P)の縁端の下端面と係合する形状の天板係合部7を突出して設け、その反対側に必要に応じて着脱用の舌部8を設ける。
【0011】
この第2基体6の長さは、整理ケースを積み重ねたときの、上段の整理ケースのフレーム(F)の上端面から下段の整理ケースの天板(P)の縁端の下端面までの長さが、本連結具の上記上端係合部2と天板係合部7の間の長さと一致するように決定される。
【0012】
尚、上記上端係合部2、下端係合部3及び天板係合部7はそれぞれ図2(B)に示すように、鉤爪状に構成したものであるが、その形状はこれに限定されるものではなく、使用する整理ケースのフレーム又は天板の断面形状に応じて、そのフレームまたは天板縁端に係合するような形状が採用されるものである。
【0013】
次に、上記連結具の使用方法について説明すると、図4(A)に示すように、上段となる整理ケースの後端のフレーム(F)の中央に本連結具の第1基体1を取り付け、次に下段となる整理ケースに積み重ねて、連結具の第2基体6をその天板(P)の縁端に係合させて、上下の整理ケースを連結するのである。
従って、上下の整理ケースは嵌合凹部15および嵌入凸部14で左右のずれが防止され、また、本連結具で後端が連結されるから、上段の引き出しのみを引き出しても上段のケースのみが後ろから浮き上がって前に落下するといった事態は生じないものである。
【0014】
なお、整理ケースの両側を本連結具を使用して連結するようにすれば、2つの整理ケースが完全に一体となって、全体を移動等する場合に都合がよい。
【0015】
この連結具を取り付ける方法についてさらに説明すると、図3に示すように、先ず、連結具の下端係合部3を上段となる整理ケースのフレーム(F)の下端にひっかけ、そのまま、ひっかけ部分を支点として上端係合部2の先端を上方に引き上げて両係合部2、3の距離が資材の弾性で開くようにして上端係合部2を上記フレームの上面と係合させて第1基体の部分を上段のフレームの中央に取り付ける(図3(c)参照)。即ち、連結具はフレームに弾性的に嵌着して容易には離脱しないものとなる。
【0016】
次に、この連結具を取り付けた整理ケースをもう一方の整理ケースに積み重ねる(図4(A)参照)。図4(B)に示すように舌部8を利用して第2基体6を下方に引っ張るか、天板係合部7を直接手で持って下方に引っ張ると、伸縮部4の伸長によって第2基体6の天板係合部7の位置がわずかに下方に下がるから、ヒンジ部5を介してそのまま前方に折曲して天板縁端の下方に位置させ、そのまま手を離せば伸縮部4が再び収縮し、天板係合部7がわずかに上昇して下段の整理ケースの天板縁端の下端面と係合して連結具の取り付けが完了し、上下の整理ケースが後端部で確実に連結される。
【0017】
連結具を取り外すには、図5に示すように、上端係合部2を上方に引き起こすようにすると、資材の弾性により該上端係合部2が変形してフレーム上面との係合が解除され、そのまま下方に下げると、下端係合部3および天板係合部7の係合が同時に解除され、簡単に連結具を取り外すことができる。
【0018】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係る連結具を使用すれば、上下に積み重ねた整理ケースを簡単な動作で確実に連結することができるから、整理ケースの使用に際して、上段の引き出しのみを引き出しても、上段の整理ケースが落下することがないという優れた効果が期待できるものである。
【0019】
また、本連結具は構造が簡単で、合成樹脂を一体に成型して製造することができるから極めて安価に製造できると共に、合成樹脂製であるため金属製の連結具等に比して安全性が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連結具の実施の形態の例を示す斜視図である。
【図2】(A)はその正面図、(B)は断面図である。
【図3】本連結具の装着方法の説明図である。
【図4】本連結具の使用方法の説明図である。
【図5】本連結具の取り外し方法の説明図である。
【符号の説明】
1 第1基体
2 上端係合部
3 下端係合部
4 伸縮部
5 ヒンジ部
6 第2基体
7 天板係合部

Claims (1)

  1. 多段に積み重ねた整理ケースを互いに連結する連結具であって、全体を合成樹脂で一体に成形し、第1基体の上端に鉤爪状の突出部分を有する上端係合部を突設すると共に前記第1基体の下端に前記突出部分と対向するように鉤爪状の突出部分を有する下端係合部を突設して上段の整理ケースのフレームに弾性的に嵌着するようにし、前記第1基体の下方に断面くの字状の折曲部分からなる上下方向に伸縮自在な伸縮部を連設し、前記伸縮部の下方に肉薄部分からなるヒンジ部を設けて第2基体を屈曲自在に連設し、前記第2基体の下端に鉤爪状の突出部分を有する天板係合部を突設して下段の整理ケースの天板に係合可能としたことを特徴とする整理ケースの連結具。
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