JPH07331143A - 記録用インク - Google Patents

記録用インク

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JPH07331143A
JPH07331143A JP12392594A JP12392594A JPH07331143A JP H07331143 A JPH07331143 A JP H07331143A JP 12392594 A JP12392594 A JP 12392594A JP 12392594 A JP12392594 A JP 12392594A JP H07331143 A JPH07331143 A JP H07331143A
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JP
Japan
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glycol
ink
weight
parts
nonionic surfactant
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Application number
JP12392594A
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English (en)
Inventor
Hideto Yamazaki
秀人 山崎
Shunichi Higashiyama
俊一 東山
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 泡が発生しにくく、また泡が発生してもすぐ
に消泡する記録用インクを提供すること。 【構成】 水(60重量部)にグリセリン(10重量
部)、ポリビニルピロリドン(4重量部)及びアルキロ
ールアミン塩(5重量部)を溶解し、カーボンブラック
(10重量部)を添加してプレミックスした後、ポリプ
ロピレングリコール(10重量部)とポリオキシエチレ
ンオレイルエーテル(1重量部)を添加してプレミック
スした後分散して、インク組成物を得た。ポリオキシエ
チレンオレイルエーテルがポリプロピレングリコールを
溶け易くして、溶けたポリプロピレングリコールがグリ
セリンからの発泡を防止するので、分散中や、得られた
インク組成物に泡立ちは見られなかった。また、インク
ジェットヘッドで印字したところ、泡が生じることなく
良好に噴射することができ、印字品質が良好であった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも着色剤とし
ての顔料と、水及びグリコール系溶剤からなる溶媒とを
含有する記録用インクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクを噴射して被記録媒体に印
字を行うインクジェットプリンターに使用する記録用イ
ンクの着色剤として染料が多く用いられてきたが、耐水
性、耐光性が悪いといった欠点があった。
【0003】この欠点を解消するため、着色剤として染
料よりも耐水性、耐光性が優れている顔料を用いた液体
インク組成物の開発が進められており、そのインク組成
物は大別して非水系顔料インクと水系顔料インクに分け
られる。非水系顔料インクは主にMEK、トルエン、キ
シレンなどの揮発性有機溶剤をインク溶媒としており、
熱硬化性樹脂やUV硬化性樹脂を含んだものが多い。こ
れらのインクは熱をかけたりUVを照射することにより
容易に硬化するため、清涼飲料水等の缶の裏に製造年月
日等を印刷したりするような工業的な用途で用いられる
場合がほとんどであり、オフィスや家庭用の用途で用い
られることはほとんどない。また近年、特にインク・塗
料業界では従来まで非水系であったものが水系に替わり
つつある。
【0004】これに対して水系顔料インクは、インク組
成物の大部分が水であるため、水の蒸気圧がかなり高
く、乾燥し易く、インクジェットプリンターのヘッドの
先端部での目詰まりの原因となる。この問題を解決する
ために、一般的には沸点が高く、常温での蒸気圧が低い
グリコール系溶剤、例えばグリセリンやエチレングリコ
ール等が添加される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に前記のようなグリコール系溶剤を含有する水系顔料イ
ンクでは、グリコール系溶剤により泡立ち易くなる。そ
して、一旦インクジェットプリンターのヘッドのインク
流路内で泡が生じると脱気が困難であり、特にインクに
圧力を与えてインク滴を噴射するインクジェットヘッド
では、泡が圧力を吸収して、噴射されるインク滴の量が
変化したり、インク滴が噴射されなくなって、記録不能
やかすれ等が生じ、印字品質に大きな影響を及ぼす。そ
のため、そのようなインクを製造する際には脱気工程が
不可欠となり、インク製造コストが大幅にアップする。
【0006】そこで本発明は以上のような問題を解決
し、泡が発生しにくく、また泡が発生してもすぐに消泡
する記録用インクを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1では、少なくとも着色剤としての
顔料と、溶媒としての水及びグリコール系溶剤とを含有
する記録用インクにおいて、添加剤としてポリプロピレ
ングリコール及びエチレングリコール−プロピレングリ
コール共重合体の少なくとも一方と、ノニオン系界面活
性剤とを更に含むことを特徴とする。
【0008】請求項2では、前記ノニオン系界面活性剤
の添加量が1〜5重量%であることを特徴とする。
【0009】請求項3では、前記ノニオン系界面活性剤
は、ポリオキシエチレン誘導体またはポリエチレングリ
コール脂肪酸エステル類であることを特徴とする。
【0010】請求項4では、前記添加剤の添加量が0.
01〜10重量%であることを特徴とする。
【0011】請求項5では、前記グリコール系溶剤の添
加量が5〜30重量%であることを特徴とする。
【0012】請求項6では、前記グリコール系溶剤は、
グリセリンであることを特徴とする。
【0013】請求項7では、インクを噴射して被記録媒
体に印字を行うインク噴射装置に用いられることを特徴
とする。
【0014】
【作用】上記の構成を有する本発明の記録用インクで
は、ノニオン系界面活性剤が、ポリプロピレングリコー
ル及びエチレングリコール−プロピレングリコール共重
合体の少なくとも一方を水に溶解させ易くし、溶解した
ポリプロピレングリコール及びエチレングリコール−プ
ロピレングリコール共重合体の少なくとも一方が、前記
グリコール系溶剤から泡を発生しにくくし、また泡が発
生してもすぐに消泡させる。
【0015】
【実施例】本発明における記録用インクは、少なくとも
着色剤として顔料、インク溶媒として水及びグリコール
系溶剤、添加剤としてのポリプロピレングリコール及び
エチレングリコール−プロピレングリコール共重合体の
少なくとも一方、前記添加剤を溶解させ易くするノニオ
ン系界面活性剤からなる記録用インクであるが、一般的
には更に分散剤及びまたは樹脂も添加される。分散剤は
顔料を溶媒中で分散させるものであり、樹脂は顔料粒子
の凝集を防ぎ、かつ印字後の耐水性を向上させるもので
ある。
【0016】顔料としては無機顔料・有機顔料のいずれ
もが使用出来る。例えば白黒用としては、ファーネスブ
ラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャン
ネルブラック等のカーボンブラック類、または酸化チタ
ン等の金属酸化物、あるいはオルトニトロアニリンブラ
ック等の有機顔料が挙げられる。更にカラー用として
は、トルイジンレッド、パーマネントカーミンFB、フ
ァーストイエローAAA、ジスアゾオレンジPMP、レ
ーキレッドC、ブリリアントカーミン6B、フタロシア
ニンブルー、キナクリドンレッド、ジオキサンバイオレ
ット、ピクトリアピュアブルー、アルカリブルートナ
ー、ファーストイエロー10G、ジスアゾイエローAA
OT、ジスアゾイエローAAMX、ジスアゾイエローH
R、ジスアゾイエローAAOA、黄色酸化鉄、オルトニ
トロアニリンオレンジ、ジニトロアニリンオレンジ、バ
ルカンオレンジ、トルイジンレッド、塩素化パラレッ
ド、ブリリアントファーストカーレット、ナフトールレ
ッド23、ピラゾロンレッド、バリウムレッド2B、カ
ルシウムレッド2B、ストロンチウムレッド2B、マン
ガンレッド2B、バリウムリソームレッド、ピグメント
スカーレッド3Bレーキ、レーキボルドー10B、アン
ソシン3Bレーキ、アンソシン5Bレーキ、ローダミン
6Gレーキ、エオシンレーキ、ベンガラ、ファフトール
レッドFGR、ローダミンBレーキ、メチルバイオレッ
ドレーキ、ジオキサジンバイオレッド、ベーシックブル
ー5Bレーキ、ベーシックブルー6Gレーキ、ファース
トスカイブルー、アルカリブルーRトナー、ピーコック
ブルーレーキ、紺青、群青、レフレックスブルー2G、
レフレックスブルーR、ブリリアントグリーンレーキ、
ダイアモンドグリーンチオフラビンレーキ、フタロシア
ニングリーンG、グリーンゴールド、フタロシアニング
リーンY、酸化鉄、さびこ、亜鉛華、酸化チタン、炭酸
カルシウム、クレー、硫酸バリウム、アルミナホワイ
ト、アルミニウム、ブロンズ、昼光蛍光顔料、パール顔
料、ナフトールカーミンFB、ナフトールレッドM、パ
ーマネントカーミンFB、ファーストイエローG、ジス
アゾイエローAAA、アルカリブルーGトナー等、その
他顔料表面を樹脂等で処理したグラフトカーボン等の加
工顔料等が使用できる。
【0017】分散剤としては、イオン性(アニオン及び
カチオン性)、両性界面活性剤及び高分子系界面活性剤
あるいは高分子化合物等が使用できる。例えばアニオン
性界面活性剤としては、アルキル硫酸塩、高級アルキル
エーテル硫酸塩等であり、具体的にはラウリル硫酸アン
モニウムやポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナ
トリウム等である。
【0018】カチオン性界面活性剤としては、脂肪族ア
ンモニウム塩、アミン塩等であり、具体的にはアルキル
トリメチルアンモニウム、ポリオキシエチレンアルキル
アミン等である。
【0019】両性界面活性剤としては、アルキルジメチ
ルベタイン等のベタイン型、アルキルジメチルアミンオ
キシドのオキシド型等である。
【0020】高分子系界面活性剤あるいは高分子化合物
としては、高分子量ポリウレタン、ポリエステル、顔料
に強い親和性のある官能基(例えばカルボニル基、アミ
ノ基等)を含む高分子共重合物等が使用できる。
【0021】樹脂は、一旦溶媒に溶けてしまえばインク
ジェットプリンター操作温度もしくは室温で析出したり
ゲル化したりしないものが選ばれる。例えばポリビニル
化合物、水溶性アクリル樹脂、セルロース類等である。
【0022】また、グリコール系溶剤としては、グリセ
リン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロ
ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、トリメ
チレングリコール、ヘキシレングリコール等が使用でき
る。特に、グリセリンを用いた記録用インクは、乾燥し
にくく、用紙に対する滲みが少ないので、良好に印字を
行うことができる。また、グリコール系溶剤は、5〜3
0重量部の混合で、インクとして良好であることが実験
にて確認している。グリコール系溶剤が5重量部より少
ない記録用インクは、グリコール系溶剤の作用が少ない
ために乾燥し易い。また、グリコール系溶剤が30重量
部より多い記録用インクは、粘度が増加して噴射のため
のエネルギーが高くなったり、滲み易くなって印字品質
が悪くなったりする。
【0023】ポリプロピレングリコールとしては、旭電
化社製のPPGシリーズ等が使用でき、エチレングリコ
ール−プロピレングリコール共重合体としては、東邦化
学工業社製のペポールシリーズ等が使用できる。
【0024】ノニオン系界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレン誘導体、ポリエチレングリコール脂肪酸エス
テル類等が使用できる。ポリオキシエチレン誘導体とし
ては、例えばポリオキシエチレンソルビタンモノラウレ
ート、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル等が使用できる。ポリエチ
レングリコール脂肪酸エステル類としては、ポリエチレ
ングリコールモノラウレート、ポリエチレングリコール
モノステアレート等が使用できる。
【0025】以下に実施例によって本発明を具体的に説
明する。ただしポリプロピレングリコール及びエチレン
グリコール−プロピレングリコール共重合体の少なくと
も一方からなる添加剤と、ノニオン系界面活性剤と、グ
リコール系溶剤との関係を明確にするため、実験は顔
料、分散剤及び樹脂を固定して行った。無論顔料及びそ
の他の添加物は、以下に示すものに限定されるものでは
なく、添加量も以下に示す量に限定されるものではな
い。
【0026】実施例1 水(60重量部)にグリコール系溶剤(グリセリン、1
0重量部)、樹脂(ポリビニルピロリドン、PVP K
−30、ISP社製、4重量部)及び分散剤(多官能ポ
リマーのアルキロールアミン塩、Disperbyk−
181、BYK−Chemie社製、5重量部)を溶解
し、カーボンブラック(#850、三菱化成社製、10
重量部)を添加してプレミックスした後、ポリプロピレ
ングリコール(PPG#400、旭電化社製、10重量
部)及びノニオン系界面活性剤(ポリオキシエチレンオ
レイルエーテル、エマルゲン420、HLB=13.
6、花王社製、1重量部)を添加してプレミックスす
る。その後ビーズミル(0.5mmビーズ、回転数40
00rpm)にて10時間分散し、インク組成物を得
た。前記分散中はほとんど泡立つことはなく、得られた
インク組成物に泡立ちは見られなかった。また特開平2
−150355号公報に開示されているせん断モード型
のインクジェットヘッドを搭載したプリンターで印字し
たところ、ヘッドのインク流路内で泡が生じることなく
良好に噴射することができ、印字品質が良好であった。
【0027】比較例1 実施例1におけるポリプロピレングリコールとノニオン
系界面活性剤を含まない組成のインク組成物を作製して
実験したところ、分散中に泡立ってその泡が容器からこ
ぼれ出て、インク組成物は実施例1の約半分程度の量し
か得られなかった。またそのインク組成物も泡立ってお
り、その泡は3時間放置しても消えなかった。そこでそ
のインク組成物を脱気して消泡し、前記インクジェット
ヘッドを搭載したプリンターで印字したところ、そのヘ
ッドのインク流路内で泡が生じ、噴射されたインク滴量
が不安定となったり、吐出不能となったりして印字品質
が悪かった。
【0028】実施例2 水(65重量部)にグリコール系溶剤(エチレングリコ
ール、10重量部)、樹脂(ポリビニルピロリドン、P
VP K−30、ISP社製、4重量部)及び分散剤
(多官能ポリマーのアルキロールアミン塩、Dispe
rbyk−181、BYK−Chemie社製、5重量
部)を溶解し、カーボンブラック(#850、三菱化成
社製、10重量部)を添加してプレミックスした後、エ
チレングリコール−プロピレングリコール共重合体(ペ
ポールB−182、東邦化学工業社製、2重量部)及び
ノニオン系界面活性剤(ポリオキシエチレンノニルフェ
ニルエーテル、エマルゲン920、HLB=15.5、
花王社製、4重量部)を添加してプレミックスする。そ
の後、ビーズミル(0.5mmビーズ、回転数4000
rpm)にて10時間分散し、インク組成物を得た。前
記分散中はほとんど泡立つことはなく、得られたインク
組成物に泡立ちは見られなかった。また前記インクジェ
ットヘッドを搭載したプリンターで印字したところ、ヘ
ッドのインク流路内で泡が生じることなく良好に噴射す
ることができ、印字品質が良好であった。
【0029】比較例2 実施例2におけるエチレングリコール−プロピレングリ
コール共重合体とノニオン系界面活性剤を含まない組成
のインク組成物を作製し、実験したところ、分散中に泡
立ってその泡が容器からこぼれ出て、インク組成物は実
施例2の約3/8程度の量しか得られなかった。またそ
のインク組成物も泡立っており、その泡は2時間放置し
ても消えなかった。そこでそのインク組成物を脱気して
消泡し、前記インクジェットヘッドを搭載したプリンタ
ーで印字したところ、そのヘッドのインク流路内で泡が
生じ、噴射されたインク滴量が不安定となったり、吐出
不能となったりして印字品質が悪かった。
【0030】実施例3 水(60.5重量部)にグリコール系溶剤(ジエチレン
グリコール、15重量部)、樹脂(ポリビニルピロリド
ン、PVP K−30、ISP社製、4重量部)及び分
散剤(多官能ポリマーのアルキロールアミン塩、Dis
perbyk−181、BYK−Chemie社製、5
重量部)を溶解し、カーボンブラック(#850、三菱
化成社製、10重量部)を添加してプレミックスした
後、エチレングリコール−プロピレングリコール共重合
体(ペポールB−184、東邦化学工業社製、1.5重
量部)及びノニオン系界面活性剤(ポリオキシエチレン
ソルビタンモノラウレート、レオドールTW−L12
0、HLB=16.7、花王社製、4重量部)を添加し
てプレミックスする。その後ビーズミル(0.5mmビ
ーズ、回転数4000rpm)にて10時間分散し、イ
ンク組成物を得た。前記分散中はほとんど泡立つことは
なく、得られたインク組成物に泡立ちは見られなかっ
た。また前記インクジェットヘッドを搭載したプリンタ
ーで印字したところ、ヘッドのインク流路内で泡が生じ
ることなく良好に噴射することができ、印字品質が良好
であった。
【0031】比較例3 実施例3におけるエチレングリコール−プロピレングリ
コール共重合体とノニオン系界面活性剤を含まない組成
のインク組成物を作製し、実験したところ、分散中に泡
立ってその泡が容器からこぼれ出て、インク組成物は実
施例3の約半分程度の量しか得られなかった。またその
インク組成物も泡立っており、その泡は2時間放置して
も消えなかった。そこでそのインク組成物を脱気して消
泡し、前記インクジェットヘッドを搭載したプリンター
で印字したところ、そのヘッドのインク流路内で泡が生
じ、噴射されたインク滴量が不安定となったり、吐出不
能となったりして印字品質が悪かった。
【0032】実施例4 水(57.5重量部)にグリコール系溶剤(プロピレン
グリコール、20重量部)、樹脂(ポリビニルピロリド
ン、PVP K−30、ISP社製、4重量部)及び分
散剤(多官能ポリマーのアルキロールアミン塩、Dis
perbyk−181、BYK−Chemie社製、5
重量部)を溶解し、カーボンブラック(#850、三菱
化成社製、10重量部)を添加してプレミックスした
後、エチレングリコール−プロピレングリコール共重合
体(ペポールB−188、東邦化学工業社製、0.5重
量部)及びノニオン系界面活性剤(ポリオキシエチレン
高級アルコールエーテル、エマルゲン709、HLB=
13.3、花王社製、3重量部)を添加してプレミック
スする。その後ビーズミル(0.5mmビーズ、回転数
4000rpm)にて10時間分散し、インク組成物を
得た。前記分散中はほとんど泡立つことはなく、得られ
たインク組成物に泡立ちは見られなかった。また前記イ
ンクジェットヘッドを搭載したプリンターで印字したと
ころ、ヘッドのインク流路内で泡が生じることなく良好
に噴射することができ、印字品質が良好であった。
【0033】比較例4 実施例4におけるエチレングリコール−プロピレングリ
コール共重合体とノニオン系界面活性剤を含まない組成
のインク組成物を作製し、実験したところ、分散中に泡
立ってその泡が容器からこぼれ出て、インク組成物は実
施例4の約2/3程度の量しか得られなかった。またそ
のインク組成物も泡立っており、その泡は2時間放置し
ても消えなかった。そこでそのインク組成物を脱気して
消泡し、前記インクジェットヘッドを搭載したプリンタ
ーで印字したところ、そのヘッドのインク流路内で泡が
生じ、噴射されたインク滴量が不安定となったり、吐出
不能となったりして印字品質が悪かった。
【0034】実施例5 水(48.7重量部)にグリコール系溶剤(トリプロピ
レングリコール、30重量部)、樹脂(ポリビニルピロ
リドン、PVP K−30、ISP社製、4重量部)及
び分散剤(多官能ポリマーのアルキロールアミン塩、D
isperbyk−181、BYK−Chemie社
製、5重量部)を溶解し、カーボンブラック(#85
0、三菱化成社製、10重量部)を添加してプレミック
スした後、エチレングリコール−プロピレングリコール
共重合体(ペポールD−304、東邦化学工業社製、
0.3重量部)及びノニオン系界面活性剤(ポリエチレ
ングリコールモノラウレート、エマノーン1112、H
LB=13.7、花王社製、2重量部)を添加してプレ
ミックスする。その後ビーズミル(0.5mmビーズ、
回転数4000rpm)にて10時間分散し、インク組
成物を得た。前記分散中はほとんど泡立つことはなく、
得られたインク組成物に泡立ちは見られなかった。また
前記インクジェットヘッドを搭載したプリンターで印字
したところ、ヘッドのインク流路内で泡が生じることな
く良好に噴射することができ、印字品質が良好であっ
た。
【0035】比較例5 実施例5におけるエチレングリコール−プロピレングリ
コール共重合体とノニオン系界面活性剤を含まない組成
のインク組成物を作製し、実験したところ、分散中に泡
立ってその泡が容器からこぼれ出て、インク組成物は実
施例5の約3/4程度の量しか得られなかった。またそ
のインク組成物も泡立っており、その泡は2時間放置し
ても消えなかった。そこでそのインク組成物を脱気して
消泡し、前記インクジェットヘッドを搭載したプリンタ
ーで印字したところ、そのヘッドのインク流路内で泡が
生じ、噴射されたインク滴量が不安定となったり、吐出
不能となったりして印字品質が悪かった。
【0036】実施例6 水(70.7重量部)にグリコール系溶剤(トリメチレ
ングリコール、7重量部)、樹脂(ポリビニルピロリド
ン、PVP K−30、ISP社製、4重量部)及び分
散剤(多官能ポリマーのアルキロールアミン塩、Dis
perbyk−181、BYK−Chemie社製、5
重量部)を溶解し、カーボンブラック(#850、三菱
化成社製、10重量部)を添加してプレミックスした
後、エチレングリコール−プロピレングリコール共重合
体(ペポールBS−184、東邦化学工業社製、0.3
重量部)及びノニオン系界面活性剤(ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル、エマルゲン930、HLB
=15.1、花王社製、3重量部)を添加して充分プレ
ミックスする。その後ビーズミル(0.5mmビーズ、
回転数4000rpm)にて10時間分散し、インク組
成物を得た。前記分散中はほとんど泡立つことはなく、
得られたインク組成物に泡立ちは見られなかった。また
前記インクジェットヘッドを搭載したプリンターで印字
したところ、ヘッドのインク流路内で泡が生じることな
く良好に噴射することができ、印字品質が良好であっ
た。
【0037】比較例6 実施例6におけるエチレングリコール−プロピレングリ
コール共重合体とノニオン系界面活性剤を含まない組成
のインク組成物を作製し、実験したところ、分散中に泡
立ってその泡が容器からこぼれ出て、インク組成物は実
施例6の約1/3程度の量しか得られなかった。またそ
のインク組成物も泡立っており、その泡は2時間放置し
ても消えなかった。そこでそのインク組成物を脱気して
消泡し、前記インクジェットヘッドを搭載したプリンタ
ーで印字したところ、そのヘッドのインク流路内で泡が
生じ、噴射されたインク滴量が不安定となったり、吐出
不能となったりして印字品質が悪かった。
【0038】実施例7 水(61重量部)にグリコール系溶剤(ヘキシレングリ
コール、5重量部)、樹脂(ポリビニルピロリドン、P
VP K−30、ISP社製、4重量部)及び分散剤
(多官能ポリマーのアルキロールアミン塩、Dispe
rbyk−181、BYK−Chemie社製、5重量
部)を溶解し、カーボンブラック(#850、三菱化成
社製、10重量部)を添加してプレミックスした後、ポ
リプロピレングリコール(PPG#400、旭電化社
製、10重量部)及びノニオン系界面活性剤(ポリオキ
シエチレンソルビタンモノオレエート、レオドールTW
−O120、HLB=15.0、花王社製、5重量部)
を添加して充分プレミックスする。その後ビーズミル
(0.5mmビーズ、回転数4000rpm)にて10
時間分散し、インク組成物を得た。前記分散中はほとん
ど泡立つことはなく、得られたインク組成物に泡立ちは
見られなかった。また前記インクジェットヘッドを搭載
したプリンターで印字したところ、ヘッドのインク流路
内で泡が生じることなく良好に噴射することができ、印
字品質が良好であった。
【0039】比較例7 実施例7におけるポリプロピレングリコールとノニオン
系界面活性剤を含まない組成のインク組成物を作製し、
実験したところ、分散中に泡立ってその泡が容器からこ
ぼれ出て、インク組成物は実施例7の約3/4程度の量
しか得られなかった。またそのインク組成物も泡立って
おり、その泡は2時間放置しても消えなかった。そこで
そのインク組成物を脱気して消泡し、前記インクジェッ
トヘッドを搭載したプリンターで印字したところ、その
ヘッドのインク流路内で泡が生じ、噴射されたインク滴
量が不安定となったり、吐出不能となったりして印字品
質が悪かった。
【0040】以上説明したように、比較例1〜7の記録
用インクでは、グリコール系溶剤からインク作製時に泡
が発生し、作製されるインク量が少なく、インク噴射装
置に用いると、インク流路内で泡が生じ、噴射されたイ
ンク滴量が不安定となったり、吐出不能となって印字品
質が悪かった。これに対し、実施例1〜7の記録用イン
クには、ノニオン系界面活性剤が含まれているので、添
加剤としてのポリプロピレングリコールまたはエチレン
グリコール−プロピレングリコール共重合体が水に溶解
する量が多くなり、溶解したポリプロピレングリコール
またはエチレングリコール−プロピレングリコール共重
合体が、グリセリンなどのグリコール系溶剤からの泡の
発生を防止し、記録用インクの作製効率を向上してい
る。このため、記録用インクを製造する際には脱気工程
が不要となり、インク製造コストを大幅にダウンするこ
とができる。
【0041】そして、この記録用インクを用いたインク
ジェットヘッドでは、インク流路内で泡が生じることな
く良好に噴射することができ、印字品質が良好である。
【0042】前記実施例1〜7の記録用インクには、添
加剤としてポリプロピレングリコールまたはエチレング
リコール−プロピレングリコール共重合体が含まれてい
たが、添加剤としてポリプロピレングリコール及びエチ
レングリコール−プロピレングリコール共重合体の両方
が含まれた記録用インクにおいても、同様な結果が得ら
れ、同様な効果が得られた。
【0043】またノニオン系界面活性剤は1〜5重量部
含まれていたが、1重量部より少ない記録用インクを作
製したところ、添加量が少ないので、添加剤としてのポ
リプロピレングリコールまたはエチレングリコール−プ
ロピレングリコール共重合体を水に溶け易くする作用が
弱く、添加剤が溶解せずに残り、浮遊あるいは沈澱する
ことがあった。また、ノニオン系界面活性剤が5重量部
より多い記録用インクであると、ノニオン系界面活性剤
が溶解せずに残り、浮遊あるいは沈澱することがあっ
た。従って、ノニオン系界面活性剤が1〜5重量部であ
る記録用インクは、特に添加剤を水に溶解させて発泡防
止性に優れ、浮遊物や沈澱物がなく良好に印字を行うこ
とができる。
【0044】また、前記実施例1〜7の記録用インクに
は、添加剤としてポリプロピレングリコールまたはエチ
レングリコール−プロピレングリコール共重合体が0.
3〜10重量部含まれていたが、0.01重量部であっ
ても同様な結果が得られ、同様な効果が得られた。しか
し、添加剤が0.01重量部より少ない記録用インクを
作製したところ、添加剤が少ないので、グリコール系溶
剤からの発泡を防止する作用が弱く、泡が発生すること
があった。また、添加剤が10重量部より多い記録用イ
ンクであると、添加剤が溶解せずに残り、浮遊あるいは
沈澱することがあった。従って、添加剤が0.01〜1
0重量部である記録用インクは、特に発泡防止性に優
れ、浮遊物や沈澱物がなく良好に印字を行うことができ
る。
【0045】尚、実施例1〜7、比較例1〜7では、ビ
ーズミルを用いて顔料を分散していたが、ボールミル、
サンドミル、アトライター、ロールミル、アジテータ、
ヘンシェルミキサー、コロイドミル、超音波ホモジナイ
ザー、超高圧ホモジナイザー、パールミル等を用いて顔
料を分散してもよい。
【0046】また、実施例1〜7、比較例1〜7では、
特開平2−150355号公報に開示されているせん断
モード型のインクジェットヘッドに用いていたが、特公
昭53−12138号公報に開示されているカイザー型
や特公昭61−59914号公報に開示されているサー
マルジェット型のインクジェットヘッドに上記の条件の
記録用インクを用いて印字を行った結果、同様の効果が
得られた。
【0047】
【発明の効果】上記の構成を有する本発明の記録用イン
クによれば、添加剤としてポリプロピレングリコール及
びエチレングリコール−プロピレングリコール共重合体
の少なくとも一方と、ノニオン系界面活性剤が含まれて
いるので、ノニオン系界面活性剤が、ポリプロピレング
リコール及びエチレングリコール−プロピレングリコー
ル共重合体の少なくとも一方を水に溶け易くし、水に溶
けたポリプロピレングリコール及びエチレングリコール
−プロピレングリコール共重合体の少なくとも一方が、
前記グリコール系溶剤から泡を発生しにくくし、また泡
が発生してもすぐに消泡させる。このため、この記録用
インクを用いたインク噴射装置では、印字品質が良好で
ある。また、この記録用インクを製造する際には脱気工
程が不要となり、インク製造コストを大幅にダウンする
ことができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも着色剤としての顔料と、水及
    びグリコール系溶剤からなる溶媒とを含有する記録用イ
    ンクに於いて、 添加剤としてポリプロピレングリコール及びエチレング
    リコール−プロピレングリコール共重合体の少なくとも
    一方と、 ノニオン系界面活性剤とを更に含有することを特徴とす
    る記録用インク。
  2. 【請求項2】 前記ノニオン系界面活性剤の添加量が1
    〜5重量%であることを特徴とする請求項1記載の記録
    用インク。
  3. 【請求項3】 前記ノニオン系界面活性剤は、ポリオキ
    シエチレン誘導体またはポリエチレングリコール脂肪酸
    エステル類であることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の記録用インク。
  4. 【請求項4】 前記添加剤の添加量が0.01〜10重
    量%であることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の記録用インク。
  5. 【請求項5】 前記グリコール系溶剤の添加量が5〜3
    0重量%であることを特徴とする請求項1記載の記録用
    インク。
  6. 【請求項6】 前記グリコール系溶剤は、グリセリンで
    あることを特徴とする請求項1または請求項5記載の記
    録用インク。
  7. 【請求項7】 インクを噴射して被記録媒体に印字を行
    うインク噴射装置に用いられることを特徴とする請求項
    1記載の記録用インク。
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