JP2003277657A - インクセット及び画像形成方法 - Google Patents

インクセット及び画像形成方法

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JP2003277657A
JP2003277657A JP2002085824A JP2002085824A JP2003277657A JP 2003277657 A JP2003277657 A JP 2003277657A JP 2002085824 A JP2002085824 A JP 2002085824A JP 2002085824 A JP2002085824 A JP 2002085824A JP 2003277657 A JP2003277657 A JP 2003277657A
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ink
cationic
black
pigment
parts
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Ryuta Kato
龍太 加藤
Yoshihisa Yamashita
佳久 山下
Takeshi Miyazaki
健 宮崎
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アニオン性の色材を含む黒系インクと、カチ
オン性の物質および顔料を含む有色インクからなるイン
クセットにおいて、黒系インクを不溶化させる処理液と
して該有色インクを用いることで黒画像の光学濃度およ
び文字品位、耐光性、耐水性を向上させる。 【解決手段】 カチオン性有色インク中の顔料濃度をカ
チオン性物質の30質量%以下に、またカチオン性有色
インクのpHを4.0〜9.0の範囲に設定すること
で、その保存安定性、耐光性、耐水性等を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクセット及び
画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方法は、インクの小
滴を飛翔させ、紙等の記録媒体にインクを付着させて記
録を行なうものである。特に、特公昭61−59911
号公報、特公昭61−59914号公報において開示さ
れた、吐出エネルギー供給手段として電気熱変換体を用
い、熱エネルギーをインクに与えて気泡を発生させるこ
とにより液滴を吐出させる方式のインクジェット記録方
法によれば、記録ヘッドの高密度マルチオリフィス化を
容易に実現することができ、高解像度及び高品位の画像
を高速で記録することができる。
【0003】これらインクジェット方式を用いたカラー
プリント記録装置等の普及に従い、記録画像の高画質、
高品位化に対する要求は高まる一方である。特に、黒色
は文字等で頻繁に使用されることが多い為、より高い光
学濃度を有していることが好ましく、また白色を基調と
した紙等の記録媒体とのコントラストから、フェザリン
グ等が目立ちやすい為、よりシャープで鮮明な画像が望
まれている。
【0004】上記の問題に応えるべく、種々の方法が提
案されているが、簡便な方法の代表例として、次の二つ
の方法を挙げることができる。
【0005】一つは、同一の画素に対して黒インクを複
数回打ち込むか、あるいは黒インクの吐出量を増加させ
るなどして記録媒体に付与される色材量を増大させ、光
学濃度を向上させる方法である。しかし、このような方
法で印字した場合、インクにじみを生じやすくなり、結
果として画像品位の劣化を招くという問題を生じる場合
がある。
【0006】もう一つの方法としては、色材を不溶化さ
せる処理液をインクとともに記録媒体に付与し、これに
よりインク中の色材を記録媒体上に多く残し、光学濃度
を向上させる方法が知られている。この方法では色材が
凝集し、記録媒体表面に留まる為、フェザリングの制御
効果も期待できるものである。
【0007】色材不溶化用の処理液としては無色と有色
のものを用いることができる。有色の処理液を用いれ
ば、黒系インクとの色の対比から黒画像をより明瞭且つ
より鮮明にできるという利点がある。また、有色の処理
液の一つの使用態様として、インクに単独で記録に利用
できる機能を付与することができ、この場合は処理液用
のヘッドを新たに設ける必要が無い為、記録装置の構造
をより簡易にできる等の利点を有している。
【0008】この有色処理液は階調表現用の淡色インク
として使うことも可能である。淡色インクとは通常のイ
ンクよりも色材の濃度が低く、画像の明部から中間調部
分に用いられるもので、中間調部分から暗部までは濃度
の高い通常のインクで形成することによって、階調性豊
かで高品位なカラー画像を得ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような有色の処
理液を用いる方法によれば、黒画像の品位を向上させる
ことはできるものの、従来の処理液では、保存安定性、
耐光性、耐水性等についての考慮や検討が十分に成され
ていない場合が多く、場合によってはこれらの特性が十
分でないものもある。一般的に、有色処理液用の色材に
は、保存性や安定性の面からカチオン性の染料が用いら
れているが、所望とする耐光性、耐水性等の特性につい
ては満足するには至っていない場合があるのが現状であ
る。
【0010】本発明は上記問題の解決のためになされた
ものであり、その目的とするところは、黒画像の品位を
高める為にインクを不溶化する処理液が、単独で有色イ
ンクとして作用できる特性、例えば所望の保存安定性、
耐光性、耐水性等を満足するものであるインクセット及
びそれを用いたインクジェット記録方法を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決する為の手段】本発明者らは上記課題につ
いて、処理液に色材として耐水性及び耐光性に優れる顔
料の適用を検討したが、カチオン性物質を含む処理液中
で、顔料をより長期に渡り安定して分散させるのは困難
であった。
【0012】しかしながら鋭意検討の結果、長期保存性
を改善するための一つの方法として、処理液中の顔料濃
度をカチオン性物質の30質量%以下にし、pHを4.
0〜9.0の範囲にすることで、インクを長期間保存し
た場合でも顔料の分散安定性が保たれることを見出し、
本発明に至った。尚、色材にカチオン性分散剤により分
散する顔料を選択した場合、pHは4.0〜8.0の範
囲が更に好ましく、ノニオン性分散剤により分散する顔
料を選択した場合、pHは5.0〜9.0の範囲が更に
好ましい。
【0013】本発明にかかる処理液は単独でインクとし
て利用するための特性を満たすものであり、顔料濃度が
低い点を利用して、画像において濃度階調を表現するた
めに利用される有色インクとして好適に利用できるもの
である。すなわち、本発明にかかる処理液は従来のもの
と比べて黒画像の光学濃度及び文字品位を向上させるだ
けでなく、処理液を用いて形成された画像の部分に良好
な耐水性、耐光性を得ることができる。ここで、光学濃
度とは、記録用紙に本発明のインクを印字後の画像の濃
度を表し、これはマクベス光学濃度測定器を用いて測定
する。
【0014】本発明のインクセットは、アニオン性の色
材を含む黒系インクと、カチオン性の物質を含み且つ、
該黒系インクよりも光学濃度の低い有色インクと、を有
するインクセットにおいて、該カチオン性有色インク中
に色材として顔料を含むことを特徴とするものである。
【0015】有色インク中の顔料の含有量は、有色イン
ク中のカチオン性物質に対して30質量%以下に設定す
ることが好ましい。
【0016】黒インクの処理液としての有色インクの好
ましいpHは、4.0〜9.0の範囲から選択すること
が好ましい。
【0017】本発明のインクセットは、インクジェット
用に好適に用いることができる。また、本発明のインク
ジェット記録方法は、該インクをプリント媒体に向けて
吐出させて、該プリント媒体上に画像を記録する工程を
含む。
【0018】以上の構成によれば、黒系インクの処理液
としてのカチオン性有色インクの長期保存性を改善で
き、更に、この処理液を有色インクとして用いることで
黒色画像の光学濃度及び文字品位を向上させるだけでな
く、カチオン性有色インクを単独あるいは他のインクと
組み合わせて用いて形成した画像における耐水性、耐光
性を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について詳細に述べる。
【0020】イ)アニオン性黒系インク 先ず本発明で使用するアニオン性の色材を含む黒系イン
クとは、水溶性の黒系アニオン性の染料、若しくは黒系
アニオン性の顔料、またはこれらを混合したものを色材
とし、水、あるいは水と水溶性有機溶剤とからなる水性
媒体、及びその他の添加剤、例えば粘度調整剤、pH調
整剤、防腐剤、界面活性剤、酸化防止剤などを用いて調
製されたものである。
【0021】(アニオン性染料)上記黒系アニオン性染
料とは、カラーインデックス(COLOUR INDE
X)に記載されている水溶性の酸性染料、直接染料、反
応性染料であれば特に限定はない。また、カラーインデ
ックスに記載のないものでも、スルホン酸基、カルボキ
シル基等のアニオン性基を有するものであれば特に制限
はない。
【0022】具体的には、C.I.ダイレクトブラック
17、19、22、32、51、62、108、11
2、113、117、118、122、132、14
6、154、159、162、168、169、17
3、C.I.アシッドブラック1、3、7、24、2
6、31、48、50、58、60、61、63、10
7、109、112、119、131、132、14
0、155、164、170、172、187、18
8、192、194、207、222、C.I.フード
ブラック1、2等が挙げられるが無論これらに限定され
ない。これらから選択された1種あるいは2種以上の組
合せを用いることができる。
【0023】(アニオン性顔料)上記黒系アニオン性の
顔料とは、例えば少なくとも一つのアニオン性基が直接
もしくは他の原子団を介して顔料表面に結合させたもの
が好適に用いられ、具体的な例としては少なくとも一つ
のアニオン性基が直接あるいは他の原子団を介して表面
に結合しているカーボンブラックが挙げられる。その分
散形態としては、自己分散であっても、分散剤による分
散であってもよい。また、これらの形態が混在する形で
分散する形態を用いることもできる。
【0024】上記自己分散型のカーボンブラックとは具
体的に、少なくとも1つのスルホン酸基、カルボキシル
基等のアニオン性基がイオン性基としてカーボンブラッ
ク表面に直接若しくは他の原子団を介して結合している
ものであり、これによりカーボンブラックを分散させる
為の分散剤の添加が不要になる。
【0025】一方、分散剤による分散の形態をとるカー
ボンブラックとは具体的に、ファーネス法、チャネル法
等で製造されるものであり、市販品としては、例えば、
No.2300、No.900、MCF88、No.3
3、No.40、No.45、No.52、MA7、M
A.8、No.2200B(以上三菱化成製)、REG
AL400R、REGAL330R、REGAL660
R、MOGUL L(以上キャボット製)、Color
Black FWl、COLOR BlackFW1
8、COLOR Black S150、COLOR
Black S170、Printex 35、Pri
ntex U(以上デグッサ製)等があり、いずれも好
適に用いられるが、これらに限定されるものではなく従
来公知のカーボンブラックを使用することが可能であ
る。これらから選択された1種あるいは2種以上の組合
せを用いることができる。
【0026】(分散剤)上記カーボンブラックを分散さ
せる分散剤としては、水溶性樹脂ならどのようなもので
も使用できるが、質量平均分子量が1000〜3000
0の範囲のものが好ましく、3000〜15000の範
囲のものがより好ましい。
【0027】具体的には、スチレン、スチレン誘導体、
ビニルナフタレン、ビニルナフタレン誘導体、α,β−
エチレン性不飽和カルボン酸の脂肪族アルコールエステ
ル等、アクリル酸、アクリル酸誘導体、マレイン酸、マ
レイン酸誘導体、イタコン酸、イタコン酸誘導体、フマ
ール酸、フマール酸誘導体、酢酸ビニル、ビニルピロリ
ドン、アクリルアミド、及びその誘導体等から選ばれた
少なくとも2つ以上の単量体(このうち少なくとも1つ
は親水性単量体)からなるブロック共重合体、あるいは
ランダム共重合体、グラフト共重合体、またはこれらの
塩等が挙げられる。あるいは、ロジン、シュラック、デ
ンプン等の天然樹脂も好ましく使用できる。
【0028】(有機溶剤)本発明のインクセットで使用
される水溶性有機溶媒としては、例えば、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イ
ソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec
−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール等の
炭素数1〜4のアルキルアルコール類;ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセト
ン、ジアセトンアルコール等のケトンまたはケトアルコ
ール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコール類;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1、2、6−ヘキサントリオー
ル、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチ
レングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子
を含むアルキレングリコール類;グリセリン;エチレン
グリコールモノメチル(またはエチル)エーテル、ジエ
チレングリコールメチル(またはエチル)エーテル、ト
リエチレングリコールモノメチル(またはエチル)エー
テル、等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類;
N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1、3
−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が挙げられる。こ
れらから選択された1種あるいは2種以上の組合せを用
いることができる。
【0029】(pH調整剤)pH調整剤としては、例え
ば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン等の各種有機アミン、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物等の無
機アルカリ剤、有機酸や鉱酸が使用できる。これらから
選択された1種あるいは2種以上の組合せを用いること
ができる。
【0030】ロ)処理液としてのカチオン性有色インク カチオン性有色インクは、黒系インクに重ねて使用する
ため、顔料は青系、シアン系、マゼンタ系及び黒系から
選ばれた同系、異系を問わず少なくとも1種を用いるこ
とが好ましい。また、カチオン性有色インクとして2以
上の異色のインクを用いても良い。また、インクは顔料
を、水あるいは水と水溶性有機溶剤からなる水性媒体に
分散させて調製することができる。また、必要に応じて
先に挙げた各種添加剤を含むこともできる。
【0031】(カチオン性物質)本発明で述べるカチオ
ン性物質とは、黒系インク中に含有されるアニオン性色
材と静電的引力等により結合し、凝集体を形成するもの
であり、下記のカチオン性物質の少なくとも1つを用い
ることが好ましい。 (1)分子量が1000以下の低分子カチオン性物質。 (2)分子量が1500〜10000の範囲にある高分
子カチオン性物質。 この具体的な例を以下に列挙する。
【0032】上記(1)に属する物質としては、1級な
いし2級ないし3級アミン塩型化合物、具体的にはラウ
リルアミン、ヤシアミン、ステアリルアミン、ロジンア
ミン等の塩酸塩、酢酸塩等;第4級アンモニウム塩型の
化合物、具体的にはラウリルトリメチルアンモニウムク
ロライド、ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロ
ライド、ベンジルトリブチルアンモニウムクロライド、
塩化ベンザルコニウム等;ピリジニウム塩型化合物、具
体的にはセチルピリジニウムクロライド、セチルピリジ
ニウムブロマイド等;イミダゾリン型カチオン性化合
物、具体的には2−ヘプタデセニル−ヒドロキシエチル
イミダゾリン等;高級アルキルアミンのエチレンオキサ
イド付加物、具体的にはジヒドロキシエチルステアリル
アミン等である。これらから選択された1種あるいは2
種以上の組合せを用いることができる。以上、低分子カ
チオン性化合物の例を挙げたが、本発明で使用できる化
合物はこれに限定されるものではない。
【0033】次に上記(2)の具体例を列挙すると、ポ
リアリルアミン、ポリアミンスルホン及びこれらの共重
合体、ポリビニルアミン等が挙げられ、これらから選択
された1種あるいは2種以上の組合せを用いることがで
きるが、これに限定されるものではない。
【0034】また、この場合、カチオン性有色インク中
に含まれるカチオン性物質の総質量はインク全量に対
し、0.01〜10質量%の範囲から選択することが好
ましい。また、顔料濃度は、0.003〜3質量%の範
囲から選択することが好ましい。また、カチオン性有色
インク中の顔料の含有量は、カチオン性物質に対して3
0質量%以下であることが好ましく、0.03〜30質
量%の範囲から選択することがさらに好ましい。
【0035】また、カチオン性有色インクのpHは4.
0〜9.0の範囲であることが好ましい。また、色材に
カチオン性分散剤により分散する顔料を選択した場合、
pHは4.0〜8.0の範囲が更に好ましく、ノニオン
性分散剤により分散する顔料を選択した場合、pHは
5.0〜9.0の範囲が更に好ましい。
【0036】(顔料)本発明で使用されるカチオン性物
質を含み且つ、有色なインクに含まれる色材は顔料に限
定されるものであり、自己分散性のものでも、分散剤に
より分散する顔料を用いてもよい。また、これらの形態
が混在する形で分散する形態を用いることもできる。分
散剤により分散する顔料としては、カチオン性の界面活
性剤、カチオン性のポリマー等をカチオン性分散剤とし
て水性媒体に分散させることのできるカチオン性分散剤
分散型のものや、ノニオン性の界面活性剤、ノニオン性
のポリマー等を分散剤として水性媒体に分散させること
のできるノニオン性分散剤分散型のものを挙げることが
できる。
【0037】(カチオン性分散剤)カチオン性顔料の分
散剤としては、カチオン性顔料を水性媒体中に分散させ
る機能を有するものが用いられ、上述したカチオン性界
面活性剤、カチオン性ポリマーとしては、例えばラウリ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルベン
ジルジメチルアンモニウムクロライド等の界面活性剤、
N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドとス
チレンの共重合体のポリマー等を挙げることができる。
また、これらから選択された1種あるいは2種以上の組
合せを用いることができる。
【0038】(ノニオン性分散剤)ノニオン性高分子分
散剤としては、ポリビニルピロリドン、ポリプロピレン
グリコール、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体等
があり、これらから選択された1種あるいは2種以上の
組合せを用いることができるが、これらに限定されるわ
けではない。
【0039】ハ)画像形成方法 本発明のインクセットは、上記構成のアニオン性黒系イ
ンクと、カチオン性有色インクと、を少なくとも有し、
必要に応じてその他のインクを更に有するものでも良
い。このインクセットは、各種の記録方法に適用可能で
あり、なかでもインクジェット記録方法に好適に適用可
能である。
【0040】インクジェット記録方法による画像形成に
は、例えば、本発明のインクセットを構成するインクの
各々を収納しているインク収納部と、インク収納部から
インクを吐出させるためのインクジェットヘッド(記録
ヘッド)とを具備している構成を有するインクジェット
記録装置を用いることができる。なお、インク収納部
(インクタンク)は記録装置に着脱自在なカートリッジ
タイプとして、あるいは、インク収納部と記録ヘッドが
一体化された記録ユニットタイプとして用いることがで
きる。
【0041】インク吐出方式としては、熱エネルギー、
ピエゾなどの公知の方式を採用できる。熱エネルギー方
式は、インクに熱エネルギーを作用させ、これによって
インク中に気泡を生じさせ、この気泡の圧力によりイン
クを吐出す方式である。ピエゾ方式は、機械的エネルギ
ーを利用してインクの吐出しを行うものである。
【0042】本発明の画像形成方法による黒系インクと
処理液としての有色インクのプリント媒体への付与方法
としては、 A.プリント媒体表面において黒系インクと有色インク
とが実質的に同時に液体状態で接するようにプリント媒
体に付与する方法、または B.プリント媒体表面において黒系インクと有色インク
とが別々に付与されてこれらが液体状態で接するように
プリント媒体に付与する方法 が利用できる。
【0043】ここで、「実質的に同時に両インクが接す
る」とは、黒系インクと有色インクがプリント媒体と接
触する時は同一であり、このプリント媒体との接触と同
時に両インクも接触し、混合されることをいう。なお、
これらのインクが液体状態で接しさえすれば、各々の付
与位置が多少ずれていても良いことは言うまでもない。
【0044】また、「別々に付与されて両インクが接す
る」とは、黒系インクと有色インクが異時にプリント媒
体へ付与された後、プリント媒体上で混合されることを
意味する。なお、両インクをプリント媒体へ付与する順
番は、黒系インク、有色インクのどちらが先でも良い。
【0045】本発明に記載のように黒系インクと処理液
とが混合されるようにプリント媒体上にこれらが付与さ
れることにより、「もや」あるいは「フェザリング」の
発生の防止や抑制において顕著な効果を得ることができ
る。
【0046】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明する。
【0047】先ず、下記インク処方の成分を混合し、さ
らにポアサイズが0.22μmのメンブレンフィルター
にてろ過し、黒系インク1及び2を得た。 インク1: ・自己分散型ブラック顔料 5.0部 ・トリメチロールプロパン 3.0部 ・グリセリン 5.0部 ・ジエチレングリコール 5.0部 ・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 0.2部 (商品名:アセチレノールEH;川崎ファインケミカル(株)社製) ・水 残部(合計100質量部) (自己分散型ブラック顔料の調整法)カーボンブラック
30gと、p−アミノ−N−安息香酸10gとを水20
0gによく混合した後、これに硝酸4.8gを滴下して
70℃で撹拌した。数分後、15gの水に3.2gの亜
硝酸ナトリウムを溶かした溶液を加え、更に1時間撹拌
した。得られたスラリーを東洋濾紙No.2(アドバン
ティス社製)で濾過して、顔料粒子を十分に水洗し、9
0℃のオーブンで乾燥させた後、この顔料に水を加え、
顔料濃度10質量%の顔料水溶液を作製した。このよう
にして得られた顔料中のカーボンブラックには、下記式
で表されるフェニル基を介した親水性基が結合してい
る。以上の方法により、アニオン性の自己分散型カーボ
ンブラックが分散された顔料分散液を得た。
【0048】
【化1】
【0049】 インク2: ・FB−2(C.I.フードブラック2) 4.5部 ・トリメチロールプロパン 4.5部 ・グリセリン 4.0部 ・ジエチレングリコール 5.0部 ・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 0.2部 (商品名:アセチレノールEH;川崎ファインケミカル(株)社製) ・水 残部(合計100質量部) 次に下記インク処方の成分を混合し、さらにポアサイズ
が0.22μmのメンブレンフィルターにてろ過し、カ
チオン性淡インク3〜9を得た。
【0050】 インク3(pH7.0): ・カチオン性樹脂分散型ブラック顔料 0.4部 ・ポリアリルアミン 3.0部 ・塩化ベンザルコニウム 1.0部 ・酢酸 0.5部 ・グリセリン 6.0部 ・ジエチレングリコール 5.5部 ・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 2.0部 (商品名:アセチレノールEH;川崎ファインケミカル(株)社製) ・水 残部(合計100質量部)。 (カチオン性樹脂分散型ブラック顔料の調整法)ポリ−
N,N−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム塩
(分子量3700)を2部、ジエチレングリコール5
部、イオン交換水78部を混合し、ウォーターバスで7
0度に加温し、樹脂分を完全に溶解する。この溶液にカ
ーボンブラックを15部加え、30分間のプレミキシン
グを行った後、下記の条件で分散処理を行った。 ・分散機:サンドグラインダー(五十嵐機械製) ・粉砕メディア:ジルコニアビーズ 1mm径 ・粉砕メディア充填率:50%(体積) ・粉砕時間:3時間 さらに、遠心分離処理(12000rpm、20分)を
行い、粗大粒子を排除して分散液を得た。
【0051】 インク4(pH7.0): ・カチオン性樹脂分散型シアン顔料 0.4部 ・カチオン性樹脂分散型マゼンタ顔料 0.1部 ・ポリアリルアミン 3.0部 ・塩化ベンザルコニウム 1.0部 ・酢酸 0.5部 ・グリセリン 6.0部 ・ジエチレングリコール 5.5部 ・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 2.0部 (商品名:アセチレノールEH;川崎ファインケミカル(株)社製) ・水 残部(合計100質量部) (カチオン性樹脂分散型シアン顔料の調整法)前記イン
ク3のカチオン性樹脂分散型ブラック顔料の調整法にお
いてカーボンブラックをPB15:3(シアン)に置き
換え、分散液を得た。 (カチオン性樹脂分散型マゼンタ顔料の調整法)前記イ
ンク3のカチオン性樹脂分散型ブラック顔料の調整法に
おいてカーボンブラックをPR122(マゼンタ)に置
き換え、分散液を得た。
【0052】 インク5(pH7.0): ・ノニオン性活性剤分散型ブルー顔料 0.5部 ・ポリアリルアミン 3.0部 ・塩化ベンザルコニウム 1.0部 ・酢酸 0.1部 ・グリセリン 7.0部 ・ジエチレングリコール 5.0部 ・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 2.0部 (商品名:アセチレノールEH;川崎ファインケミカル社製) ・水 残部(合計100質量部) (ノニオン性活性剤分散型ブルー顔料の調整法)PB6
0を0.5部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
0.1部(ノニオン性界面活性剤、商品名:サンノニッ
ク SS−90;三洋化成社製)を混合、攪拌してイン
クを調整した。
【0053】 インク6(pH7.0): ・カチオン性ブラック染料 0.4部 (商品名:Kayacel Black CN;日本化薬社製) ・ポリアリルアミン 3.0部 ・塩化ベンザルコニウム 1.0部 ・酢酸 0.5部 ・グリセリン 6.0部 ・ジエチレングリコール 5.5部 ・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 2.0部 (商品名:アセチレノールEH;川崎ファインケミカル(株)社製) ・水 残部(合計100質量部)。
【0054】 インク7(pH7.0): ・カチオン性シアン染料(C.I.Basic.Blue 25) 0.4部 ・カチオン性マゼンタ染料(C.I.Basic.Blue 12)0.1部 ・ポリアリルアミン 3.0部 ・塩化ベンザルコニウム 1.0部 ・酢酸 0.5部 ・グリセリン 6.0部 ・ジエチレングリコール 5.5部 ・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 2.0部 (商品名:アセチレノールEH;川崎ファインケミカル(株)社製) ・水 残部(合計100質量部)
【0055】 インク8(pH7.0): ・カチオン性樹脂分散型ブラック顔料 1.5部 ・ポリアリルアミン 3.0部 ・塩化ベンザルコニウム 1.0部 ・酢酸 0.5部 ・グリセリン 6.0部 ・ジエチレングリコール 5.5部 ・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 2.0部 (商品名:アセチレノールEH;川崎ファインケミカル(株)社製) ・水 残部(合計100質量部) カチオン性樹脂分散型ブラック顔料は、インク3のカチ
オン性自己分散型ブラック顔料と同じ物質である。
【0056】 インク9(pH7.0): ・カチオン性樹脂分散型ブラック顔料 0.5部 ・ポリアリルアミン 1.0部 ・塩化ベンザルコニウム 1.0部 ・酢酸 0.5部 ・グリセリン 6.0部 ・ジエチレングリコール 5.5部 ・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 2.0部 (商品名:アセチレノールEH;川崎ファインケミカル(株)社製) ・水 残部(合計100質量部) カチオン性樹脂分散型ブラック顔料は、インク3のカチ
オン性自己分散型ブラック顔料と同じ物質である。
【0057】
【実施例1〜6、比較例1〜8】下記表1に示したよう
な黒系インク及びカチオン性淡色インクの組合せで、普
通紙に対して黒系インクを最初に付与し、次いでカチオ
ン性淡色インクを付与することによって印字物を得た。
【0058】尚、この際の印字条件は次の通りである。
黒系インク吐出用ヘッド及びカチオン性淡色インク吐出
用ヘッドを用い、これらのヘッドに対して、その際の黒
系インクとカチオン性淡色インクとの着弾時間差が0.
05〜0.3秒であるように、いわゆる普通紙を搬送し
た。また、印字した画像は、720dpi×360dp
iの密度の各画素に、黒インク約40plを1滴、カチ
オン性淡色インク約20plをそれぞれ重ねて着弾させ
た。
【0059】印字物の評価は次の方法で行なった。得ら
れた結果を表2に示す。 1)画像濃度 上記方法でベタ印字部を形成し、25℃/55%RH環
境下で48時間放置した後、反射濃度を反射濃度計(商
品名:マクベスRD915;マクベス社製)にて測定
し、3段階で評価した。 A;反射濃度が1.20以上。 B;反射濃度が1.10〜1.20未満。 C;反射濃度が1.10未満。 2)文字品位 上記方法にて英数文字を印字し、目視にて3段階で評価
した。 A;フェザリングが目立たない。 B;ややフェザリングが目立つ。 C;かなりフェザリングが目立つ。
【0060】
【実施例7〜9、比較例9〜12】次に、カチオン性淡
色インク単独を普通紙に対して印字し、その印字物の評
価を次の方法で行なった。得られた結果を表3に示す。 3)耐水性 上記方法でベタ印字及び英数文字を印字し、得られた印
字物を25℃/55%RH環境下で30分放置した後、
水温20℃の水道水に約10秒間浸漬させた。水から取
り出した後はそのまま風乾させ、目視にて耐水性を3段
階で評価した。 A;余白部分への記録剤の流れ出しが殆どなく、英数文
字のにじみも殆ど発生していない。 B;余白部分への記録剤の流れ出しがやや発生し、英数
文字のにじみもやや発生している。 C;余白部分への記録剤の流れ出しがかなり発生し、英
数文字のにじみもかなり発生している。 4)耐光性 上記方法でベタ印字部を形成し、25℃/55%RH環
境下で48時間放置した後、反射濃度を測定した。次い
で三波長蛍光灯試験機にて30000luxの光量を1
0日間照射した後、再び反射濃度を測定し、前後の反射
濃度残存率から耐光性を3段階で評価した。 A;反射濃度の残存率が90%以上 B;反射濃度の残存率が70%以上90%未満 C;反射濃度の残存率が70%未満 5)保存安定性 上記処方で作製されたカチオン性淡色インクを、25℃
/55%RH環境下で3ヶ月間放置した後、目視にて顔
料の分散安定性を3段階で評価した。 A;分散安定が保たれている。 B;やや、顔料が沈降している。 C;かなり顔料が沈降しており、固液分離している。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【表3】
【0064】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、黒系インクに対してカチオン性有色インクを処理液
として用いることで高い黒画像濃度を有し、優れた印字
品位の画像を得ることができ、また、カチオン性有色イ
ンクを通常のインクとして、例えば淡色インクとして用
いることで、このカチオン性有色インクを用いて得られ
た画像部分において良好な耐水性、耐光性を得ることが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 健 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA04 EA13 FC01 2H086 BA01 BA02 BA53 BA57 BA59 BA60 BA62 4J039 AB04 AB08 AD02 AD03 AD08 AD09 AD10 AD12 AD13 AD14 AD23 AE07 AE09 BA04 BA10 BA14 BA18 BA29 BC19 BC33 BC34 BC35 BC50 BE01 BE02 BE03 BE04 BE22 BE30 CA03 CA06 EA19 EA21 EA35 EA38 EA44 GA24

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アニオン性の色材を含む黒系インクと、
    カチオン性物質を含み且つ、該黒系インクよりも光学濃
    度の低い有色インクと、を有するインクセットにおい
    て、該カチオン性有色インク中に色材として顔料を含む
    ことを特徴とするインクセット。
  2. 【請求項2】 前記カチオン性有色インク中の顔料が、
    カチオン性分散剤により分散しているものであることを
    特徴とする請求項1に記載のインクセット。
  3. 【請求項3】 前記カチオン性有色インク中の顔料が、
    ノニオン性分散剤により分散しているものであることを
    特徴とする請求項1に記載のインクセット。
  4. 【請求項4】 前記カチオン性有色インク中の顔料の含
    有量が、前記カチオン性物質に対して、30質量%を超
    えない範囲で含むことを特徴とする請求項1に記載のイ
    ンクセット。
  5. 【請求項5】 前記カチオン性有色インクのpHが4.
    0〜9.0の範囲であることを特徴とする請求項1に記
    載のインクセット。
  6. 【請求項6】 前記インクセットがインクジェット用で
    ある請求項1〜5のいずれかに記載のインクセット。
  7. 【請求項7】 インクをプリント媒体に向けて吐出させ
    て、該プリント媒体上に画像を記録する工程を含むイン
    クジェット記録方法において、該インクが請求項6に記
    載のインクであることを特徴とするインクジェット記録
    方法。
  8. 【請求項8】 前記インクに熱エネルギーを印加して該
    インクを吐出させる請求項7に記載のインクジェット記
    録方法。
  9. 【請求項9】 前記インクに機械的エネルギーを印加し
    て該インクを吐出させる請求項7に記載のインクジェッ
    ト記録方法。
  10. 【請求項10】 前記黒系インクと前記有色インクと
    が、前記プリント媒体表面において実質的に同時に液体
    状態で接するようにプリント媒体に付与される工程を有
    する請求項7に記載のインクジェット記録方法。
  11. 【請求項11】 前記黒系インクと前記有色インクと
    が、前記プリント媒体表面において別々に液体状態で接
    するようにプリント媒体に付与する工程を有する請求項
    7に記載のインクジェット記録方法。
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