JPH0733102B2 - サ−マルヘツド - Google Patents
サ−マルヘツドInfo
- Publication number
- JPH0733102B2 JPH0733102B2 JP18925386A JP18925386A JPH0733102B2 JP H0733102 B2 JPH0733102 B2 JP H0733102B2 JP 18925386 A JP18925386 A JP 18925386A JP 18925386 A JP18925386 A JP 18925386A JP H0733102 B2 JPH0733102 B2 JP H0733102B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal head
- heating
- heating resistors
- resistors
- heating resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/345—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads characterised by the arrangement of resistors or conductors
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、サーマルヘッド、特に発熱抵抗体の配列に
特徴を有するサーマルヘッドに関する。
特徴を有するサーマルヘッドに関する。
(ロ)従来の技術 従来よりよく知られたサーマルヘッドとして、第4図に
示すように、セラミック等の基板11上に一列に、複数の
発熱抵抗体12-1、12-2、…、12-8が配列され、さらにこ
れら複数の発熱抵抗体12-1、12-2、…、12-8のそれぞれ
に共通に接続される共通電極パターン導体13と、前記各
発熱抵抗体12-1、12-2、…、12-8のそれぞれに個別に接
続される個別接続パターン14-1、14-2、…、14-8が形成
されたものである。
示すように、セラミック等の基板11上に一列に、複数の
発熱抵抗体12-1、12-2、…、12-8が配列され、さらにこ
れら複数の発熱抵抗体12-1、12-2、…、12-8のそれぞれ
に共通に接続される共通電極パターン導体13と、前記各
発熱抵抗体12-1、12-2、…、12-8のそれぞれに個別に接
続される個別接続パターン14-1、14-2、…、14-8が形成
されたものである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 上記従来のサーマルヘッドの各発熱抵抗体のドット面積
及びそのピッチは均一であるため、第3図に示すよう
に、発熱抵抗体列の両端ほど表面温度が低く、中央が温
度が高いため、印字動作時に、両端部の印字が中央部に
比して薄くなるという問題があった。
及びそのピッチは均一であるため、第3図に示すよう
に、発熱抵抗体列の両端ほど表面温度が低く、中央が温
度が高いため、印字動作時に、両端部の印字が中央部に
比して薄くなるという問題があった。
この発明は、上記に鑑み、複数の発熱抵抗体が配列され
てなる発熱抵抗体列の表面温度が均一となるサーマルヘ
ッドを提供することを目的としている。
てなる発熱抵抗体列の表面温度が均一となるサーマルヘ
ッドを提供することを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段及び作用 この発明のサーマルヘッドは、上記問題点を解決するた
めに、表面温度が特に顕著に中央部に比して低いのは、
両端の発熱抵抗体の数個分であることに着目し、基板上
に複数の発熱抵抗体が一列に配列された発熱抵抗体列
と、この発熱抵抗体の各々に通電するための共通電極及
び個別電極が形成されてなるサーマルヘッドにおいて、
前記発熱抵抗体列の列両端より中央に向けて、少なくと
も数個の発熱抵抗体の抵抗値が順次大きくなるように、
特徴的に構成している。
めに、表面温度が特に顕著に中央部に比して低いのは、
両端の発熱抵抗体の数個分であることに着目し、基板上
に複数の発熱抵抗体が一列に配列された発熱抵抗体列
と、この発熱抵抗体の各々に通電するための共通電極及
び個別電極が形成されてなるサーマルヘッドにおいて、
前記発熱抵抗体列の列両端より中央に向けて、少なくと
も数個の発熱抵抗体の抵抗値が順次大きくなるように、
特徴的に構成している。
このサーマルヘッドでは、中央部よりも両端にいくに従
い、抵抗値が小さくなるように形成されているので、両
端の発熱抵抗体、つまりドットほど電力配分が大とな
り、その分、表面温度が上昇され、各発熱抵抗体上にお
いて略同一の表面温度を得ることができ、このような状
態下で各ドットを印字すると、平均したドット印字を行
うことができる。
い、抵抗値が小さくなるように形成されているので、両
端の発熱抵抗体、つまりドットほど電力配分が大とな
り、その分、表面温度が上昇され、各発熱抵抗体上にお
いて略同一の表面温度を得ることができ、このような状
態下で各ドットを印字すると、平均したドット印字を行
うことができる。
(ホ)実施例 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明す
る。
る。
第1図は、この発明の一実施例を示すサーマルヘッドの
平面図である。
平面図である。
この実施例サーマルヘッドは、基板1上に複数の発熱抵
抗体2-1、2-2、…、2-8が配列され、これら発熱抵抗体2
-1、2-2、…、2-8の一方端には共通電極導体パターン3
が、また他方端には個別電極導体パターン4-1、4-2、
…、4-8が形成されてなるものであり、この基本構成に
おいて、第4図に示した従来のものと同一である。
抗体2-1、2-2、…、2-8が配列され、これら発熱抵抗体2
-1、2-2、…、2-8の一方端には共通電極導体パターン3
が、また他方端には個別電極導体パターン4-1、4-2、
…、4-8が形成されてなるものであり、この基本構成に
おいて、第4図に示した従来のものと同一である。
この実施例サーマルヘッドは、各発熱抵抗体2-1、2-2、
…、2-8の各ドット毎の発熱抵抗体パターンに特徴があ
る。つまり、両端の発熱抵抗体2-1、2-8は、従来と同様
に、1ドットに1個の発熱抵抗体パターンで形成されて
いるが、両端より内側の第2番目の発熱低抗体2-2、2-7
は、1ドット分が2個の発熱抵抗体に分割されて、例え
ばドット2-2については、2-2aと、2-2bの2個に、つま
り共通電極導体パターン3と個別電極導体パターン4-2
間に、それぞれが互いに分離された発熱抵抗体2-2a、2
-2bが並列に接続されたものとなっている。さらに、両
端より3列目以降の中央よりの発熱抵抗体2-3、2-4、
…、2-6については、各発熱抵抗体が3個に分割され、
例えば発熱抵抗体2-3のドットは、2-3a、2-3b、2-3cに
分割され、共通電極導体パターン3と個別電極導体パタ
ーン4-3間に分割された3個の発熱低抗体2-3a、2-3b、2
-3cが、並列に接続されて構成されている。
…、2-8の各ドット毎の発熱抵抗体パターンに特徴があ
る。つまり、両端の発熱抵抗体2-1、2-8は、従来と同様
に、1ドットに1個の発熱抵抗体パターンで形成されて
いるが、両端より内側の第2番目の発熱低抗体2-2、2-7
は、1ドット分が2個の発熱抵抗体に分割されて、例え
ばドット2-2については、2-2aと、2-2bの2個に、つま
り共通電極導体パターン3と個別電極導体パターン4-2
間に、それぞれが互いに分離された発熱抵抗体2-2a、2
-2bが並列に接続されたものとなっている。さらに、両
端より3列目以降の中央よりの発熱抵抗体2-3、2-4、
…、2-6については、各発熱抵抗体が3個に分割され、
例えば発熱抵抗体2-3のドットは、2-3a、2-3b、2-3cに
分割され、共通電極導体パターン3と個別電極導体パタ
ーン4-3間に分割された3個の発熱低抗体2-3a、2-3b、2
-3cが、並列に接続されて構成されている。
もっとも、各発熱抵抗体2-1、2-2、…、2-8の全体ドッ
ト輪郭パターンの面積、つまり各ドットパターンが形成
する外側の占有面積は、全く同一である。しかし、同じ
シート抵抗の発熱抵抗体を使用するものであるため、1
ドット−1発熱抵抗体の2-1と2-8は抵抗値が低くなり、
次に2分割される発熱抵抗体2-2、2-7が、その両端の発
熱抵抗体2-1、2-8の抵抗値より若干高くなり、さらに中
央部の発熱抵抗体2-3、2-4、…、2-6は、3個に分割さ
れているので、さらに抵抗値が高くなる。その結果、両
端の発熱抵抗体の抵抗値が一番低く、次の2番目がやや
高く、3番目が最も高くなるという抵抗値配分になり、
逆に、配分される電力パワーは両端ほど大となる。その
結果、この抵抗値の配分比を調整することにより、この
実施例サーマルヘッドの表面温度は、第2図に示すよう
に、ドット配列上をとってみると、略均一となり、この
ような表面温度を確保し得る状態で印字動作を行うと、
印字両端の濃度が従来のように中央部より薄くならず、
略同濃度の印字を行うことができる。
ト輪郭パターンの面積、つまり各ドットパターンが形成
する外側の占有面積は、全く同一である。しかし、同じ
シート抵抗の発熱抵抗体を使用するものであるため、1
ドット−1発熱抵抗体の2-1と2-8は抵抗値が低くなり、
次に2分割される発熱抵抗体2-2、2-7が、その両端の発
熱抵抗体2-1、2-8の抵抗値より若干高くなり、さらに中
央部の発熱抵抗体2-3、2-4、…、2-6は、3個に分割さ
れているので、さらに抵抗値が高くなる。その結果、両
端の発熱抵抗体の抵抗値が一番低く、次の2番目がやや
高く、3番目が最も高くなるという抵抗値配分になり、
逆に、配分される電力パワーは両端ほど大となる。その
結果、この抵抗値の配分比を調整することにより、この
実施例サーマルヘッドの表面温度は、第2図に示すよう
に、ドット配列上をとってみると、略均一となり、この
ような表面温度を確保し得る状態で印字動作を行うと、
印字両端の濃度が従来のように中央部より薄くならず、
略同濃度の印字を行うことができる。
なお、上記実施例において、発熱抵抗体の個数は8個に
しているが、この発明では、もちろんこの個数に限定さ
れるものではない。
しているが、この発明では、もちろんこの個数に限定さ
れるものではない。
また、実施例では、両端より3個の発熱抵抗体について
それぞれ抵抗値が順次増加するように形成しているが、
発熱抵抗体列の個数が多いサーマルヘッドにおいては、
さらにこの順次抵抗値を大きくしていく個数を変更でき
るこというまでもない。
それぞれ抵抗値が順次増加するように形成しているが、
発熱抵抗体列の個数が多いサーマルヘッドにおいては、
さらにこの順次抵抗値を大きくしていく個数を変更でき
るこというまでもない。
また、上記実施例においては、シート抵抗の同一のもの
を用い、その分割個数を変える場合を例に上げて説明し
たが、各発熱抵抗体のパターン面積を変えずに、中央の
発熱抵抗体ほど膜厚が小さくなるようにして、抵抗値が
大きくなるように構成してもよい。
を用い、その分割個数を変える場合を例に上げて説明し
たが、各発熱抵抗体のパターン面積を変えずに、中央の
発熱抵抗体ほど膜厚が小さくなるようにして、抵抗値が
大きくなるように構成してもよい。
(ヘ)発明の効果 この発明によれば、複数個の発熱抵抗体が一列に配列さ
れるサーマルヘッドにおいて、両端より中央に向けて、
それぞれ数個の発熱抵抗体の抵抗値を順次大きくなるよ
うにしているので、発熱抵抗体で消費されるパワーは両
端ほど大となり、従って、各発熱抵抗体の表面温度を略
均一とすることができ、これらの発熱抵抗体列によって
印字される各ドットの印字濃度は、略同一のものを得る
ことができる。
れるサーマルヘッドにおいて、両端より中央に向けて、
それぞれ数個の発熱抵抗体の抵抗値を順次大きくなるよ
うにしているので、発熱抵抗体で消費されるパワーは両
端ほど大となり、従って、各発熱抵抗体の表面温度を略
均一とすることができ、これらの発熱抵抗体列によって
印字される各ドットの印字濃度は、略同一のものを得る
ことができる。
また、このような構成を持つシリアルヘッドをビデオプ
リンタ等に用いる場合には、発熱抵抗体両端の印字が薄
くなるために生じる白筋等は、完全に除去することがで
きる。
リンタ等に用いる場合には、発熱抵抗体両端の印字が薄
くなるために生じる白筋等は、完全に除去することがで
きる。
第1図は、この発明の一実施例を示すサーマルヘッドの
平面図、第2図は、同実施例の表面温度の分布状態を説
明するための図、第3図は、従来のサーマルヘッドの表
面温度の分布状態を説明するための図、第4図は、従来
のサーマルヘッドの平面図である。 1:基板、 2-1・2-2……2-8:発熱抵抗体、 3:共通電極導体パターン、 4-1・4-2……4-8:個別電極導体パターン、
平面図、第2図は、同実施例の表面温度の分布状態を説
明するための図、第3図は、従来のサーマルヘッドの表
面温度の分布状態を説明するための図、第4図は、従来
のサーマルヘッドの平面図である。 1:基板、 2-1・2-2……2-8:発熱抵抗体、 3:共通電極導体パターン、 4-1・4-2……4-8:個別電極導体パターン、
Claims (2)
- 【請求項1】基板上に、複数の発熱抵抗体が一列に配列
された発熱抵抗体列と、この発熱抵抗体の各々に通電す
るための共通電極及び個別電極が形成されてなるサーマ
ルヘッドにおいて、 前記発熱抵抗体列の列両端より中央に向けて、少なくと
も数個の発熱抵抗体の抵抗値が順次大きくなるようにし
たことを特徴とするサーマルヘッド。 - 【請求項2】前記発熱抵抗体列の列両端より少なくとも
数個の各個別電極に応じて接続される発熱抵抗体は、電
極方向に分割形成される個数を中央部に向けて順次多く
したものである特許請求の範囲第1項記載のサーマルヘ
ッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18925386A JPH0733102B2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | サ−マルヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18925386A JPH0733102B2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | サ−マルヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6345063A JPS6345063A (ja) | 1988-02-26 |
JPH0733102B2 true JPH0733102B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=16238195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18925386A Expired - Lifetime JPH0733102B2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | サ−マルヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733102B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0393142U (ja) * | 1990-01-11 | 1991-09-24 |
-
1986
- 1986-08-11 JP JP18925386A patent/JPH0733102B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6345063A (ja) | 1988-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |