JPH07328719A - 金属帯の低張力巻取り方法および装置 - Google Patents

金属帯の低張力巻取り方法および装置

Info

Publication number
JPH07328719A
JPH07328719A JP12556694A JP12556694A JPH07328719A JP H07328719 A JPH07328719 A JP H07328719A JP 12556694 A JP12556694 A JP 12556694A JP 12556694 A JP12556694 A JP 12556694A JP H07328719 A JPH07328719 A JP H07328719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tension
winding
reel
applying device
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12556694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3396083B2 (ja
Inventor
Michimasa Inoue
美智正 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP12556694A priority Critical patent/JP3396083B2/ja
Publication of JPH07328719A publication Critical patent/JPH07328719A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3396083B2 publication Critical patent/JP3396083B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 合紙ならびにスリーブを必要としない低張力
巻取り方法および装置を提供する。 【構成】 第3ミル4と、巻取りリール6との間に張力
付与装置5が配設されている。第3ミル4の出側張力は
張力付与装置5と巻取りリール6とによって付与され
る。張力付与装置5の介在によって、巻取りリール6は
低張力で巻き取ることが可能となる。低張力巻取りによ
って、巻取り時の巻き締めによる層間スリップ、および
巻き戻し時の巻き緩みによる層間スリップ、ならびに巻
取り時の冷間圧延コイルのバックリングが防止され、合
紙ならびにスリーブが不要となる。本発明は生産性の向
上および原価低減にも有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてステンレス鋼
帯や高合金帯など金属帯の冷間圧延における低張力巻取
り方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に熱間圧延ステンレス鋼帯や高合金
帯は、熱間圧延組織を消失し改質するためや熱間圧延に
より加工硬化した鋼帯等を軟化するためと、この鋼帯表
面に熱間圧延や後記焼鈍により生じた厚くて緻密なスケ
ールを除去するために、たとえば特開昭59−4148
2号公報にも紹介されているように、主として焼鈍装置
および機械的処理と化学的処理とを組合せて構成された
脱スケール装置とから成る一連の焼鈍脱スケール設備の
配備された工程に連続的に通板して、焼鈍かつ脱スケー
ル処理を行っている。この場合に、特定の熱間圧延ステ
ンレス鋼帯によっては、別に配置された箱型焼鈍炉を有
する設備で焼鈍処理のみ先に行ってから、前記焼鈍脱ス
ケール設備に連続的に通板して、脱スケール処理のみ行
う場合もある。一方、一旦冷間圧延により加工硬化した
鋼帯等を軟化するためにも、同様に一連の焼鈍脱スケー
ル設備の配備された工程に連続的に通板して、焼鈍かつ
脱スケール処理を行っている。
【0003】このような焼鈍および脱スケール処理を終
えたたとえば熱間圧延ステンレス鋼帯や冷間圧延ステン
レス鋼帯は、種々の機種やその組合せによる冷間圧延機
を備えたレバース式あるいはタンデム式の様々な様式の
冷間圧延設備が別に配置された圧延工程に、鋼帯毎にそ
して連続的に通板して冷間圧延を行っている。一般にス
テンレス鋼帯や高合金帯は、普通鋼の鋼帯と比べて変形
抵抗が高く、硬質である。したがってステンレス鋼帯や
高合金帯は冷間圧延時に圧延荷重が大きくなり加工硬化
も激しくなるので、冷間圧下率を大きくしたくともする
ことができない。圧延荷重は圧延張力が大きくなるほど
減少するので、通常ステンレス鋼帯や高合金帯は冷間圧
延機の出側に巻取りリールを設けて大きな張力を付与し
つつ冷間圧延され巻き取られる。
【0004】図5は、このような冷間圧延において圧延
された金属帯をコイル状に巻き取る場合に、従来技術に
よる巻取りリールにおける巻取り状況の一例を示す斜視
図である。巻取りリール40は、たとえば特開昭60−
130418号公報に紹介されているように、拡縮型の
巻取りリールである。巻取りリール40はリール軸41
とその外周面に配置される複数の湾曲セグメント42よ
り構成される。リール軸41は外周面に図示しない楔型
の凸部を有しており、油圧シリンダ駆動によりリール軸
線方向に往復移動することができる。湾曲セグメント4
2は内面に前記凸部と嵌合する図示しない凹部を有して
おり、複数の湾曲セグメント42をリール軸41の外周
面にリール全体として円筒状に取付けてリールを形成す
る。湾曲セグメント42の軸線は前記リール軸41の軸
線と一致する。巻取りリールの拡縮はリール軸41を軸
線方向に移動させることにより行われる。すなわちリー
ル軸41は外周面の凸部が移動により湾曲セグメント4
2の凹部を摺動して、湾曲セグメント42を半径方向に
拡縮移動させることによって、巻取りリール40のリー
ル直径を拡縮することができる。
【0005】前記巻取りリール40は、リールの直径を
最大に拡大した状態で矢符Z方向に回転させられる。冷
間圧延ステンレス鋼帯44は矢符X方向に通板され、前
記巻取りリール40の外周面にコイル状に巻き取られ
る。巻取り終了後冷間圧延コイル45は外周面を鋼製バ
ンドで結束され、リールの直径を最小に縮小した状態
で、巻き取リール40の軸線方向に抜き出される。冷間
圧延コイル45を抜き出す際に、冷間圧延コイル45の
半径方向最内方の部分がバックリングを生じることがあ
る。バックリングは冷間圧延コイル45の円周方向応力
による座屈現象である。したがって、冷間圧延コイル4
5の板厚が薄く、かつ巻取り張力が大きくなる程バック
リングは生じ易い。前記バックリングを防止するため
に、スリーブ43が巻取りリール40に装着されること
がある。スリーブ43は中空円形断面を有する円筒であ
り、スリーブ43の材質は鋼または紙である。スリーブ
43の寸法はたとえば内径508mm、幅1300m
m、肉厚50mmである。スリーブ43はリール径を最
小に縮小した状態で巻取りリール40の外周面に装着さ
れ、巻取りリール40の直径を拡大して巻取りリール4
0の外周面の所定位置に固定される。冷間圧延ステンレ
ス鋼帯44は矢符Z方向に回転するスリーブ43の外周
面に巻き取られる。巻取り終了後、冷間圧延コイル45
はその外周面を鋼製バンドで結束され、巻取りリール4
0の直径を最小に縮小した状態でスリーブ43とともに
リール40の軸線方向に抜き出される。冷間圧延コイル
45は内径側にスリーブ43を嵌着しているので、バッ
クリングの発生は回避される。また冷間圧延コイル45
の板厚が厚い場合には、バックリングは発生し難くなる
のでスリーブ43は使用されない。
【0006】前述のように冷間圧延コイル45は、巻取
り張力を大きくして巻き取られる。巻取り張力を大きく
すると、巻き締めによる層間スリップが生じ易くなる。
また次工程の、たとえば焼鈍時の通板張力が通常小さい
ので、次工程の巻き戻し時に巻き緩みによる層間スリッ
プが生じ易くなる。層間スリップが生じると層間スリッ
プ疵が発生し鋼帯の表面品質を大幅に低下させる。した
がって、このスリップ疵を防止するために、冷間圧延コ
イル45は合紙コイル46を矢符Y方向に巻き戻し、鋼
帯44の巻取りに追従して合紙47を連続的にそのコイ
ル45間に挿入しながら矢符Z方向に巻き取られる。合
紙は次工程において金属帯の巻き戻しに追従して巻き戻
しながらコイル間から抜取られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術で
は、冷間圧延鋼帯の巻取り時に合紙ならびにスリーブを
用いるので次のような問題が生ずる。 紙しわや紙切れにより鋼帯の表面品質低下が生ずる。 紙切れならびに合紙およびスリーブ挿入による能率や
生産性の低下が生ずる。 合紙ならびにスリーブ使用による費用が生じランニン
グコストが増加する。
【0008】従来より合紙ならびにスリーブを必要とし
ない巻取り方法に関して、種々の検討が行われている。
前述のように、合紙は鋼帯の巻き締めおよび巻き戻しに
おける層間スリップを防止する。巻き締めおよび巻き戻
しによる層間スリップは巻取り張力を大きくすると生じ
易くなる。またスリーブは冷間圧延コイルのバックリン
グを防止する。冷間圧延コイルのバックリングは、コイ
ル円周方向応力による座屈現象であるので、巻取り張力
を大きくすると生じ易くなる。したがって、巻取り張力
を可能な限り小さくすることが合紙ならびにスリーブを
必要としない巻取り方法として非常に重要であり有効で
ある。しかしながら、従来技術では巻取り張力を小さく
すると圧延張力が小さくなるので次のような問題が生じ
る。
【0009】(a)ステンレス鋼帯や高合金帯のような
硬質金属帯は、前述のように変形抵抗が高く圧延荷重が
大きくなるので、冷間圧下率を大きくすることができな
いので、実質的に圧延困難や不能に陥ったり、圧延され
ても圧延パス回数が多くなる。 (b)加工硬化も激しく大きいので、圧延パス回数を増
しても変形し難くなり、所望変形量に対して一旦軟化焼
鈍してから再度冷間圧延するなど、繰返さなければなら
なくなる。 (c)圧延形状が悪くなる。 (d)冷間圧延時にスリップが発生して圧延が困難にな
る。またスリップが発生すると単に表面品質が低下する
だけでなく、製品にならない。
【0010】このような問題に対して、従来技術では有
効な対策を講ずることができない。したがって従来どお
り合紙ならびにスリーブは継続して使用されている。
【0011】本発明の目的は、前述の諸問題を解決し、
合紙ならびにスリーブを必要としない低張力巻取り方法
および装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧延機とそれ
によって圧延された金属帯を巻き取る巻取りリールとの
間に張力付与装置を介在して、圧延機と張力付与装置間
の第1張力を、張力付与装置と巻取りリールとの間の第
2張力を超える値に設定し、第2張力は、巻取り時に金
属帯の巻き締めによる層間スリップを生じず、かつ次工
程での巻き戻し時に巻き緩みによる層間スリップを生じ
ない範囲の値に選ばれることを特徴とする金属帯の低張
力巻取り方法である。
【0013】また本発明は、金属帯はステンレス鋼帯で
あって、第2張力は、10kgf/mm2以下であるこ
とを特徴とする。
【0014】また本発明は、第2張力は、コイルの半径
方向最内方の部分がバックリングを生じない値に選ばれ
ることを特徴とする。
【0015】また本発明は、圧延機の出側に設けられ、
圧延機の出側の金属帯に予め定める第1張力を与える張
力付与装置と、張力付与装置からの金属帯を、第1張力
未満の予め定める第2張力で巻き取る巻取りリールとを
含み、第2張力は、巻取り時に金属帯の巻き締めによる
層間スリップを生じず、かつ次工程での巻き戻し時に巻
き緩みによる層間スリップを生じない範囲の値に選ばれ
ることを特徴とする金属帯の低張力巻取り装置である。
【0016】また本発明は、金属帯はステンレス鋼帯で
あって、第2張力は、10kgf/mm2以下であるこ
とを特徴とする。
【0017】また本発明は、張力付与装置は、金属帯を
挟持する少なくとも一対のロールを含み、両ロールをモ
ータによって駆動する構成を有することを特徴とする。
【0018】また本発明は、第2張力は、コイルの半径
方向最内方の部分がバックリングを生じない値に選ばれ
ることを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明に従えば、圧延機と巻取りリールとの間
に張力付与装置が設けられている。また圧延機と張力付
与装置間の第1張力は、張力付与装置と巻取りリールと
の間の第2張力を超える値に設定される。第1張力は、
第2張力と張力付与装置の付与張力との和である。張力
付与装置は金属帯を挟持する少なくとも一対のロールを
含み、両ロールをモータによって駆動する構成を有して
いるので、大きな張力を付与することができる。したが
って、第2張力は前記第1張力の設定値を変えないで、
小さな値に設定することが可能である。第2張力は巻取
り時に金属帯の巻き締めによる層間スリップを生じず、
かつ次工程での巻き戻し時に巻き緩みによる層間スリッ
プを生じない値に選ばれる。ステンレス鋼帯において
は、第2張力は10kgf/mm2 以下に選ばれる。し
たがって、巻取り時に合紙が不要となる。
【0020】また本発明に従えば、第2張力は冷間圧延
コイルの最内方部がバックリングを生じない値に選ばれ
るので冷間圧延コイル内径に嵌着されるスリーブが不要
となる。
【0021】また本発明に従えば、張力付与装置は金属
帯を挟持する一対のロールを含み、両ロールをモータに
よって駆動する構成を有しているので、金属帯のスレッ
ディングが容易であり、かつ大きな張力を付与すること
も、大きな張力に耐えることもできる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のタンデム式冷間
圧延設備構成を簡略化して示す説明図である。ステンレ
ス鋼帯や高合金帯などの金属帯1は上流側よりブライド
ル装置7に通板される。ブライドル装置7の下流側に3
基の多重冷間圧延機が上流側から第1ミル2、第2ミル
3、第3ミル4の順に配設されている。第1ミル2は4
重圧延機であり、第2ミル3および第3ミル4は6重圧
延機である。第3ミル4の下流側には張力付与装置5が
配設されている。張力付与装置5の下流側にはたとえば
金属帯の一つとしてのステンレス鋼帯1の溶接部を剪断
する剪断機12が配設されており、デフレクタロール1
3を介してステンレス鋼帯1を巻き取る巻取りリール6
が配設されている。また第1ミル2の下流側には剪断機
8が配設されており、デフレクタロール9を介してステ
ンレス鋼帯1を巻き取る前面巻取りリール10が配設さ
れている。冷間圧延を行う場合、前面巻取りリール10
および剪断機8は使用されない。さらに前面巻取りリー
ル10の下流側にはセンタリング装置11が配設されて
いる。またセンタリング装置11は第2ミル3の上流側
に配設されている。ステンレス鋼帯1はセンタリングさ
れつつ第2ミル3に通板される。
【0023】張力付与装置5は少なくとも一対のロール
5a,5bと、ロール5a,5bを駆動するモータとで
構成される。ステンレス鋼帯1は一対のロール間に挟持
されて通板される。張力付与装置5のロールの直径はた
とえば760mmである。ロール5a,5bの受ける荷
重をP、摩擦係数をμとすると、ロール5a,5bとス
テンレス鋼帯1との間の摩擦力Tは、 T = μP …(1) となる。張力付与装置5のモータ負荷は、前記摩擦力T
と巻取りリールによる張力と合わせてステンレス鋼帯1
に第1張力を付与する。張力付与装置5は、単に張力を
付与するだけでなく、軽圧下して圧延される鋼帯1の板
厚調整や形状修正等に寄与することもできる。
【0024】図2は、本発明に係るプロセスラインの全
体構成を簡略化して示す説明図である。図1に示される
実施例と対応する部分には同一の参照符号を付す。ステ
ンレス鋼帯1はコイル毎にペイオフリール14a,14
bに装着され、先行コイルがペイオフリール14aから
繰り出される。先行コイルの通板が終了すると、後行コ
イルがペイオフリール14bから繰り出され、溶接装置
15で先行コイルの尾端と後行コイルの先端とが溶接さ
れる。溶接装置15の下流側には入側ルーパ装置16が
配設されている。入側ルーパ装置16は下流側にステン
レス鋼帯1を連続通板するために必要な鋼帯長さを蓄え
ているので、溶接は下流側を停止せずに行うことができ
る。入側ルーパ装置16の下流側には焼鈍装置17およ
び脱スケール装置18が配設されている。ステンレス鋼
帯1は焼鈍装置17で焼鈍され、冷却されて焼鈍処理を
終え、引続き脱スケール装置18で機械的処理と化学的
処理とを組合せて脱スケール処理される。脱スケール処
理を終えたステンレス鋼帯1は出側ルーパ装置19を介
して前記ブライドル装置7に連続通板される。ブライド
ル装置7より下流側の設備構成は先に図1に示し説明し
たとおりである。前記前面巻取りリール10は焼鈍処理
工程と脱スケール処理工程まで行い、剪断機8で先行お
よび後行ステンレス鋼帯1の溶接箇所を剪断しながら、
冷間圧延工程を行わない場合のステンレス鋼帯1の巻取
りに使用される。
【0025】図3は、図1に示す冷間圧延設備における
張力制御装置の電気的構成事例を示す模式図である。図
1に示される実施例と対応する部分には同一の参照符号
を付す。巻取りリール6の張力制御は、制御回路23a
によって開ループ制御が行われる。制御回路23aは巻
取りリール6の駆動モータ21aの電流値が目標張力設
定回路24aの設定張力値に合致するように、前記駆動
モータ21aの電流値を増減させる。第3ミル4の出側
張力制御は、制御回路23bによってフィードバック制
御が行われる。制御回路23bは張力検出器22aによ
って検出した張力値すなわち第1張力値T1 が目標張力
設定回路24bの設定する張力値に合致するように、張
力付与装置5の駆動モータ21bに対し、電流値を増減
させる出力を与える。張力検出器22aは張力付与装置
5の付与する張力値と巻取りリール6の張力値すなわち
第2張力値T2 との和を検出する。したがって張力付与
装置5の付与する張力値T3 は、第3ミル4の出側張力
値すなわち第1張力値T1と巻取りリール6の張力値T2
との差になる。第2ミル3および第1ミル2の出側張
力制御ならびに第1ミル2の入側張力制御についても、
第3ミル4の出側張力制御と同様に、制御回路23c,
23d,23eによってフィードバック制御がそれぞれ
行われる。制御回路23c,23d,23eは張力検出
器22b,22c,22dによって検出した張力値が目
標張力設定回路24c,24d,24eの設定する張力
値に合致するように、第3ミル、第2ミル、第1ミルの
駆動モータ21c,21d,21eに対し、電流値を増
減させる出力をそれぞれ与える。駆動モータ21a,2
1b,21c,21d,21eには、直流モータが使用
される。駆動モータ21eは第1ミル2のワークロール
を駆動する。第2ミル3および第3ミル4は6重圧延機
であり、ワークロールの直径が小さいので、駆動モータ
21d,21cは中間ロールを駆動する。6重圧延機の
ワークロールの直径が大きいときには、駆動モータはワ
ークロールを駆動してもよい。
【0026】本発明の実施例として、図1に示す冷間圧
延設備を使用して、合紙を使用しない巻取りを行った。
表1には本発明の実施例1の冷間圧延条件と、比較例1
として合紙を使用する従来技術の冷間圧延条件とが示さ
れている。表1に示す冷間圧延に使用したステンレス鋼
帯1の鋼種はSUS430であった。また出発材料であ
る熱間圧延ステンレス鋼帯の寸法は、板厚3.6mm、
板幅1030mmであり、冷間圧延後の寸法は板厚1.
521mm、板幅1030mmであった。冷間圧延のパ
ススケジュールおよび各ミル出側圧延張力は実施例1お
よび比較例1とも同一に設定した。実施例1の巻取りリ
ール6の巻取り張力は6.4kgf/mm2に、比較例
1の巻取りリール6の巻取り張力は19.1kgf/m
2に設定した。冷間圧延においては、圧延張力が前記
設定値に合致するように前記張力制御が行われた。前記
設定値は板厚および板幅を考慮してユニット張力値で設
定した。張力付与装置5は、第3ミル4出側に設置され
ている張力検出器22aの張力値T1 が第3ミル出側張
力設定値に合致するように、張力を付与している。張力
検出器22aは、張力付与装置5の付与張力値T3 と、
巻取りリール6の張力値T2 との和を検出する。したが
って、張力付与装置5の付与張力T3 は次式(2)に示
す張力値になる。
【0027】 T3 =T1 −T2 =25.7−6.4=19.3kgf/mm …(2) 張力付与装置5の付与張力T は第3ミル出側張力設
定値の75.1%を占める。実施例1においては、比較
例1に比べ、巻取りリールの張力を非常に小さい張力値
に設定しているので、合紙を使用しなくても巻取り時に
巻き締めによる層間スリップが生じなかった。また次工
程の焼鈍工程での巻き戻し時に、巻き緩みによる層間ス
リップが生じなかった。したがって張力付与装置の設置
によって合紙を使用しない巻取りが可能となった。
【0028】
【表1】
【0029】本発明の他の実施例として、図1に示す冷
間圧延設備を使用して、スリーブを使用しない巻取りを
行った。表2には本発明の実施例2の冷間圧延条件と、
比較例2としてスリーブを使用する従来技術の冷間圧延
条件とが示されている。表2に示す冷間圧延に使用した
ステンレス鋼帯の鋼種はSUS304であった。また出
発材料である熱間圧延ステンレス鋼帯の寸法は板厚2.
0mm、板幅1045mmであり、冷間圧延後の寸法は
板厚0.65mm、板幅1045mmであった。冷間圧
延のパススケジュールおよび各ミル出側圧延張力は実施
例2および比較例2とも同一に設定した。実施例2の巻
取りリール6の巻取り張力は14.7kgf/mm2
に、比較例2の巻取りリール6の巻取り張力は35.3
kgf/mm2 に設定した。冷間圧延においては、圧延
張力が前記設定値に合致するように前記張力制御が行わ
れた。前記設定値は板厚および板幅を考慮してユニット
張力値で設定した。張力付与装置5は第3ミル4出側に
設置されている張力検出器22aの張力値T1 が第3ミ
ル出側張力設定値に合致するように張力を付与してい
る。張力検出器22aは張力付与装置5の付与張力値T
3 と、巻取りリール6の張力値T2 との和を検出する。
したがって張力付与装置5の付与張力T3 は次式(3)
に示す張力値になる。
【0030】 T3 =T1 −T2 =39.5−14.7=24.8kgf/mm2 …(3) 張力付与装置5の付与張力T3 は第3ミル出側張力設定
値の62.8%を示す。実施例2においては、比較例2
に比べ巻取りリールの張力を小さい値に設定しているの
で、スリーブを使用しなくても冷間圧延コイルのバック
リングが生じなかった。したがって張力付与装置5の設
置によってスリーブを使用しない巻取りが可能となっ
た。
【0031】
【表2】
【0032】本発明のさらに他の実施例として、図1に
示す冷間圧延設備を使用して、スリーブを使用しない巻
取りを行った。表3には本発明の実施例3の冷間圧延条
件と、比較例3としてスリーブを使用する従来技術の冷
間圧延条件とが示されている。表3に示す冷間圧延に使
用したステンレス鋼帯の鋼種はSUS304であった。
また出発材料である熱間圧延ステンレス鋼帯の寸法は板
厚2.5mm、板幅1032mmであり、冷間圧延後の
寸法は板厚0.95mm、板幅1032mmであった。
冷間圧延のパススケジュールおよび各ミル出側圧延張力
は実施例3および比較例3とも同一に設定した。実施例
3の巻取りリール6の巻取り張力は20.4kgf/m
2 に、比較例3の巻取りリール6の巻取り張力は3
0.6kgf/mm2 に設定した。冷間圧延において
は、圧延張力は前記設定値に合致するように前記張力制
御が行われた。前記設定値は板厚および板幅を考慮して
ユニット張力値で設定した。張力付与装置5は第3ミル
4出側に設置されている張力検出器22aの張力値T1
が第3ミル出側張力設定値に合致するように張力を付与
している。張力検出器22aは張力付与装置5の付与張
力値T3 と、巻取りリール6の張力値T2 との和を検出
する。したがって張力付与装置5の付与張力T3は次式
(4)に示す張力値になる。
【0033】 T3 =T1 −T2 =39.9−20.4=19.5kgf/mm2 …(4) 張力付与装置5の付与張力T3 は第3ミル出側張力設定
値の48.9%を示す。実施例3においては、比較例3
に比べ巻取りリールの張力を小さい値に設定しているの
で、スリーブを使用しなくても冷間圧延コイルのバック
リングが生じなかった。したがって張力付与装置5の設
置によってスリーブを使用しない巻取りが可能となっ
た。
【0034】前記表1の実施例1で説明したように、ス
テンレス鋼帯1の巻取りや巻き戻し時に巻き緩みによる
ステンレス鋼帯1にとって致命的な層間スリップの発
生、これによって生じる層間スリップ疵の発生を防止す
るためには、巻取りリールの張力を非常に小さく、ユニ
ット張力として10kgf/mm2以下にする必要があ
る。
【0035】このような層間スリップの発生を防止する
場合に比べて、表2および表3の実施例2および実施例
3で説明したように、ステンレス鋼帯1コイルがバック
リングを生じさせないようにするためには、巻取り張力
をそれほど小さくする必要はないが、ユニット張力とし
て20kgf/mm2以下の程度に小さく設定する必要
がある。
【0036】したがって、このようなステンレス鋼帯1
の巻取りにおいて、合紙を使用しないで層間スリップの
発生を防止するとともにスリーブを使用しないでバック
リングを生じさせないようにするためには、ステンレス
鋼帯1の巻取りユニット張力として10kgf/mm2
以下程度に非常に小さく設定せねばならないのである。
勿論、バックリングのみを防止する場合と、層間スリッ
プとバックリングの両方を防止する場合とに限って、巻
取り張力を設定してもよいし、調整できるようにしても
よい。
【0037】
【表3】
【0038】図4は本発明の他の実施例の冷間圧延設備
構成を簡略化して示す説明図である。レバース式20段
センジミアミル30の前後面に前面張力付与装置31お
よび後面張力付与装置31aが配設されている。さらに
前面張力付与装置31の前面には前面リール33が配設
されており、後面張力付与装置の後面には、後面リール
33aが配設されている。前面および後面張力付与装置
31,31aは2重圧延機である。ステンレス鋼帯35
は前面リール33に装着され、前面リール33から矢符
F方向に繰出される。ステンレス鋼帯35はデフレクタ
ロール36および前面張力付与装置31を介して20段
センジミアミル30で冷間圧延され、後面張力付与装置
31aおよびデフレクタロール36aを介して後面リー
ル33aに矢符P方向に巻き取られる。前面リール33
および前面張力付与装置31はステンレス鋼帯35に2
0段センジミアミル30の後方圧延張力を付与する。後
面リール33aおよび後面張力付与装置31aはステン
レス鋼帯に20段センジミアミル30の前方圧延張力を
付与する。冷間圧延終了後、引続きステンレス鋼帯35
を矢符Fおよび矢符Pとは反対方向に通板して、2パス
目の冷間圧延が行われる。この往復通板は、ステンレス
鋼帯35の板厚が予め定める値になるまで繰返して行わ
れる。前面張力付与装置31および後面張力付与装置3
1aは20段センジミアミルの圧延張力の大部分、たと
えば75%の張力を付与することができるので、前面リ
ール33および後面リール33aの巻取り張力は小さな
値に設定することができる。したがって、巻取り時に合
紙を使用しなくても巻き締めによる層間スリップが生じ
なかった。また次工程での巻き戻し時に巻き緩みによる
層間スリップが生じなかった。さらに、巻取り時にスリ
ーブを使用しなくても、冷間圧延コイルのバックリング
が生じなかった。
【0039】本発明のさらに他の実施例として、張力付
与装置にブライドルロールを適用することもできる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、圧延機と巻取りリール
との間に張力付与装置が設けられる。また圧延機と張力
付与装置間の第1張力は張力付与装置と巻取りリールと
の間の第2張力を超える値に設定される。さらに第2張
力は、巻取り時に金属帯の巻き締めによる層間スリップ
を生じず、かつ次工程での巻き戻し時に巻き緩みによる
層間スリップを生じない範囲の値に選ばれる。ステンレ
ス鋼帯においては、第2張力は10kgf/mm2 以下
に選ばれる。したがって、巻取り時に合紙が不要とな
り、能率や生産性が向上し、紙しわや紙切れによる金属
帯の表面品質低下も解消し、かつ原価低減が実現でき
る。
【0041】また本発明によれば、第2張力は冷間圧延
コイルの最内方部がバックリングを生じない値に選ばれ
る。したがって、巻取り時に冷間圧延コイル内径に嵌着
されるスリーブが不要となり、能率や生産性が向上し、
かつ原価低減が実現できる。
【0042】また本発明によれば、張力付与装置は金属
帯を挟持する一対のロールを含み、両ロールをモータに
よって駆動する構成を有しているので、金属帯のスレッ
ディングが容易であり、かつ大きな張力を付与すること
も、大きな張力に耐えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の冷間圧延設備構成を簡略化
して示す説明図である。
【図2】本発明にかかわるプロセスラインの全体構成を
簡略化して示す説明図である。
【図3】図1に示す冷間圧延設備における張力制御装置
の電気的構成事例を示す模式図である。
【図4】本発明の他の実施例の冷間圧延設備構成を簡略
化して示す説明図である。
【図5】従来技術による巻取りリールにおける巻取り状
況の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 金属帯 2 第1ミル 3 第2ミル 4 第3ミル 5 張力付与装置 6 巻取りリール 15 溶接装置 17 焼鈍装置 18 脱スケール装置 21a,21b,21c,21d,21e 駆動モータ 22a,22b,22c,22d 張力検出器 23a,23b,23c,23d,23e 制御回路 24a,24b,24c,24d,24e 目標張力設
定回路 30 センジミアミル 31 前面張力付与装置 31a 後面張力付与装置 41 リール軸 42 湾曲セグメント 43 スリーブ 47 合紙

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延機とそれによって圧延された金属帯
    を巻き取る巻取りリールとの間に張力付与装置を介在し
    て、 圧延機と張力付与装置間の第1張力を、張力付与装置と
    巻取りリールとの間の第2張力を超える値に設定し、 第2張力は、 巻取り時に金属帯の巻き締めによる層間スリップを生じ
    ず、かつ次工程での巻き戻し時に巻き緩みによる層間ス
    リップを生じない範囲の値に選ばれることを特徴とする
    金属帯の低張力巻取り方法。
  2. 【請求項2】 金属帯はステンレス鋼帯であって、第2
    張力は、10kgf/mm2以下であることを特徴とす
    る請求項1記載の金属帯の低張力巻取り方法。
  3. 【請求項3】 第2張力は、コイルの半径方向最内方の
    部分がバックリングを生じない値に選ばれることを特徴
    とする請求項1記載の金属帯の低張力巻取り方法。
  4. 【請求項4】 圧延機の出側に設けられ、圧延機の出側
    の金属帯に予め定める第1張力を与える張力付与装置
    と、 張力付与装置からの金属帯を、第1張力未満の予め定め
    る第2張力で巻き取る巻取りリールとを含み、 第2張力は、巻取り時に金属帯の巻き締めによる層間ス
    リップを生じず、かつ次工程での巻き戻し時に巻き緩み
    による層間スリップを生じない範囲の値に選ばれること
    を特徴とする金属帯の低張力巻取り装置。
  5. 【請求項5】 金属帯はステンレス鋼帯であって、第2
    張力は、10kgf/mm2以下であることを特徴とす
    る請求項4記載の金属帯の低張力巻取り装置。
  6. 【請求項6】 張力付与装置は、金属帯を挟持する少な
    くとも一対のロールを含み、両ロールをモータによって
    駆動する構成を有することを特徴とする請求項4記載の
    金属帯の低張力巻取り装置。
  7. 【請求項7】 第2張力は、コイルの半径方向最内方の
    部分がバックリングを生じない値に選ばれることを特徴
    とする請求項4記載の金属帯の低張力巻取り装置。
JP12556694A 1994-06-07 1994-06-07 タンデム式冷間圧延設備 Expired - Fee Related JP3396083B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12556694A JP3396083B2 (ja) 1994-06-07 1994-06-07 タンデム式冷間圧延設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12556694A JP3396083B2 (ja) 1994-06-07 1994-06-07 タンデム式冷間圧延設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07328719A true JPH07328719A (ja) 1995-12-19
JP3396083B2 JP3396083B2 (ja) 2003-04-14

Family

ID=14913369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12556694A Expired - Fee Related JP3396083B2 (ja) 1994-06-07 1994-06-07 タンデム式冷間圧延設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3396083B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104692169A (zh) * 2013-12-05 2015-06-10 韩国威海机械系统显示有限公司 卷至卷膜处理系统
KR20190053921A (ko) * 2016-09-27 2019-05-20 노벨리스 인크. 금속 스트립의 비컨택 인장 시스템 및 방법
CN112203783A (zh) * 2018-05-30 2021-01-08 穆尔和本德公司 用于避免柔性轧制的带材上的带粘结的方法
US11785678B2 (en) 2016-09-27 2023-10-10 Novelis Inc. Rotating magnet heat induction

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104692169A (zh) * 2013-12-05 2015-06-10 韩国威海机械系统显示有限公司 卷至卷膜处理系统
CN104692169B (zh) * 2013-12-05 2017-05-24 韩国威海机械系统显示有限公司 卷至卷膜处理系统
US11072843B2 (en) 2016-09-27 2021-07-27 Novelis Inc. Systems and methods for non-contact tensioning of a metal strip
US10837090B2 (en) 2016-09-27 2020-11-17 Novelis Inc. Magnetic levitation heating of metal with controlled surface quality
US10844467B2 (en) 2016-09-27 2020-11-24 Novelis Inc. Compact continuous annealing solution heat treatment
KR20190053921A (ko) * 2016-09-27 2019-05-20 노벨리스 인크. 금속 스트립의 비컨택 인장 시스템 및 방법
US11242586B2 (en) 2016-09-27 2022-02-08 Novelis Inc. Systems and methods for threading a hot coil on a mill
US11377721B2 (en) 2016-09-27 2022-07-05 Novelis Inc. Systems and methods for threading a hot coil on a mill
US11479837B2 (en) 2016-09-27 2022-10-25 Novelis Inc. Pre-ageing systems and methods using magnetic heating
US11499213B2 (en) 2016-09-27 2022-11-15 Novelis Inc. Systems and methods for threading a hot coil on a mill
US11785678B2 (en) 2016-09-27 2023-10-10 Novelis Inc. Rotating magnet heat induction
US11821066B2 (en) 2016-09-27 2023-11-21 Novelis Inc. Systems and methods for non-contact tensioning of a metal strip
CN112203783A (zh) * 2018-05-30 2021-01-08 穆尔和本德公司 用于避免柔性轧制的带材上的带粘结的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3396083B2 (ja) 2003-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4413984B2 (ja) 冷間圧延材製造設備および冷間圧延方法
JP2538153B2 (ja) 熱間圧延から冷間圧延への転換のための連続処理ライン
JP3396083B2 (ja) タンデム式冷間圧延設備
KR20020079921A (ko) 열간압연방법 및 열간압연라인
JP3197502B2 (ja) 鋼板の連続熱間圧延方法
JP4305185B2 (ja) 鋼帯の製造方法
JP2966743B2 (ja) 圧延ラインにおけるサイドガイド制御方法
JPH10192938A (ja) 熱間圧延設備及び熱間圧延方法
JPH04172105A (ja) 熱間極薄ストリップの圧延方法
JP7028390B1 (ja) 冷間圧延方法及び冷延鋼板の製造方法
JP2003220401A (ja) 熱間圧延方法および熱間圧延ライン
WO2022123911A1 (ja) 冷間圧延方法及び冷延鋼板の製造方法
JP2003334601A (ja) 金属箔帯の重ね圧延方法
JP3046234B2 (ja) 金属箔帯の冷間圧延方法
JPH0857516A (ja) Ba仕上げステンレス鋼帯の冷間圧延方法
JPH06170411A (ja) 鋼片の連続熱間圧延設備
JPH0871644A (ja) 薄物鋼帯コイルの巻き取り方法
JPS63177904A (ja) 熱間連続仕上圧延設備
JPH01258802A (ja) 熱間仕上圧延方法
JP2703657B2 (ja) 熱間圧延方法
JPH0760303A (ja) 鋼帯の冷間圧延設備
JP3141926B2 (ja) 中間溶接点を持つ帯状材のクラスタミルによるリバース圧延方法
JPH05245539A (ja) 調質圧延におけるストリップの巻締まり疵防止装置
JP3575409B2 (ja) 金属箔帯の巻き取り装置および方法
JP2003285105A (ja) 金属箔帯の重ね圧延方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080207

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090207

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100207

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100207

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110207

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110207

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120207

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130207

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140207

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees