JPH07328291A - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
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- JPH07328291A JPH07328291A JP6122448A JP12244894A JPH07328291A JP H07328291 A JPH07328291 A JP H07328291A JP 6122448 A JP6122448 A JP 6122448A JP 12244894 A JP12244894 A JP 12244894A JP H07328291 A JPH07328291 A JP H07328291A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clogging
- filter
- current
- detection level
- correction value
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 PTCヒータの電流とPTCヒータの吸気温
度によりフィルターの目詰まりを検知する衣類乾燥機に
おいて、フィルター目詰まり検知精度を向上させる。 【構成】 衣類を乾燥させる回転ドラム1内への送風径
路にPTCヒータ3とフィルターを設け、回転ドラム1
と熱交換型両翼ファン2をモータ5により回転駆動し、
モータ4の回転数を制御手段9により制御する。PTC
ヒータ3への送風経路に温度検知手段6を設け、電流検
知手段17によりPTCヒータ3の電流を検知する。運
転コース等を設定する入力設定手段24と、フィルター
目詰まり検知レベルの補正値を記憶している記憶手段2
0とを備え、制御手段9は、温度検知手段6の出力信号
と電流検知手段17の出力信号とにより、フィルターの
目詰まりを報知するとともに、入力設定手段24の入力
状態に応じてフィルター目詰まり検知レベルの補正値を
変更して記憶手段20に記憶する。
度によりフィルターの目詰まりを検知する衣類乾燥機に
おいて、フィルター目詰まり検知精度を向上させる。 【構成】 衣類を乾燥させる回転ドラム1内への送風径
路にPTCヒータ3とフィルターを設け、回転ドラム1
と熱交換型両翼ファン2をモータ5により回転駆動し、
モータ4の回転数を制御手段9により制御する。PTC
ヒータ3への送風経路に温度検知手段6を設け、電流検
知手段17によりPTCヒータ3の電流を検知する。運
転コース等を設定する入力設定手段24と、フィルター
目詰まり検知レベルの補正値を記憶している記憶手段2
0とを備え、制御手段9は、温度検知手段6の出力信号
と電流検知手段17の出力信号とにより、フィルターの
目詰まりを報知するとともに、入力設定手段24の入力
状態に応じてフィルター目詰まり検知レベルの補正値を
変更して記憶手段20に記憶する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ドラム内の衣類を乾
燥させ、フィルター目詰まり報知をする衣類乾燥機に関
する。
燥させ、フィルター目詰まり報知をする衣類乾燥機に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、衣類乾燥機は、衣類を乾燥させる
回転ドラム内に糸屑などをとるフィルターを設け、フィ
ルターの糸屑が多くなって目詰まりした場合には、表示
灯により目詰まりを報知する衣類乾燥機が提案されてい
る。
回転ドラム内に糸屑などをとるフィルターを設け、フィ
ルターの糸屑が多くなって目詰まりした場合には、表示
灯により目詰まりを報知する衣類乾燥機が提案されてい
る。
【0003】従来、この種の衣類乾燥機は、カレントト
ランスにより正特性感温抵抗ヒータ(以下、PTCヒー
タ)の電流を検出し、PTCヒータの送風経路に設けた
温度センサの値に対してPTCヒータの電流変化が設定
値より小さければ目詰まり報知するようにしていた。
ランスにより正特性感温抵抗ヒータ(以下、PTCヒー
タ)の電流を検出し、PTCヒータの送風経路に設けた
温度センサの値に対してPTCヒータの電流変化が設定
値より小さければ目詰まり報知するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の衣類
乾燥機では、PTCヒータの電流は、風量、電圧により
変化し、夏、冬の季節変化や、電圧変化、PTCヒータ
の消費電流のばらつき、布量によるPTCヒータの電流
変化の方が目詰まりによる電流変化よりもずっと大きい
ため、すべての変動を考慮して電流変化とPTCヒータ
の吸気温度により目詰まり検知レベルを設定することは
困難であり、目詰まり検知精度にばらつきが発生すると
いう問題を有していた。
乾燥機では、PTCヒータの電流は、風量、電圧により
変化し、夏、冬の季節変化や、電圧変化、PTCヒータ
の消費電流のばらつき、布量によるPTCヒータの電流
変化の方が目詰まりによる電流変化よりもずっと大きい
ため、すべての変動を考慮して電流変化とPTCヒータ
の吸気温度により目詰まり検知レベルを設定することは
困難であり、目詰まり検知精度にばらつきが発生すると
いう問題を有していた。
【0005】本発明は上記従来課題を解決するもので、
目詰まり検知レベルの補正値を変更することにより、P
TCヒータの消費電流のばらつきや製品のばらつきによ
る風量変化に関係なく、精度のよい目詰まり検知ができ
るようにすることを第1の目的としている。
目詰まり検知レベルの補正値を変更することにより、P
TCヒータの消費電流のばらつきや製品のばらつきによ
る風量変化に関係なく、精度のよい目詰まり検知ができ
るようにすることを第1の目的としている。
【0006】また、表示手段により現在の目詰まり検知
レベルの内容と目詰まり検知レベルの補正値の内容を表
示してき、容易に確認することができるようにすること
を第2の目的としている。
レベルの内容と目詰まり検知レベルの補正値の内容を表
示してき、容易に確認することができるようにすること
を第2の目的としている。
【0007】さらに、吹鳴手段により現在の目詰まり検
知レベルの内容と目詰まり検知レベルの補正値の内容を
ブザーなどで吹鳴して、容易に確認することができるよ
うにすることを第3の目的としている。
知レベルの内容と目詰まり検知レベルの補正値の内容を
ブザーなどで吹鳴して、容易に確認することができるよ
うにすることを第3の目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、衣類を乾燥する回転ドラムと、前記
回転ドラム内へ温風を循環させる送風手段と、前記回転
ドラム内への送風径路に設けたPTCヒータと、前記送
風経路に設けたフィルターと、前記送風手段または前記
回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転ドラム、
モータなどの回転数または回転周期を検知する回転検知
手段と、前記モータの回転数または前記PTCヒータを
制御する制御手段と、前記PTCヒータへの送風経路に
設けた温度検知手段と、前記制御手段に接続され前記P
TCヒータの電流を検知する電流検知手段と、運転コー
ス等を設定する入力設定手段と、フィルター目詰まり検
知レベルの補正値を記憶している記憶手段とを備え、前
記制御手段は、前記温度検知手段の出力信号と前記電流
検知手段の出力信号とにより、前記フィルターの目詰ま
りを報知するとともに、前記入力設定手段の入力状態に
応じてフィルター目詰まり検知レベルの補正値を変更し
て記憶手段に記憶するようにしたことを第1の課題解決
手段としている。
を達成するために、衣類を乾燥する回転ドラムと、前記
回転ドラム内へ温風を循環させる送風手段と、前記回転
ドラム内への送風径路に設けたPTCヒータと、前記送
風経路に設けたフィルターと、前記送風手段または前記
回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転ドラム、
モータなどの回転数または回転周期を検知する回転検知
手段と、前記モータの回転数または前記PTCヒータを
制御する制御手段と、前記PTCヒータへの送風経路に
設けた温度検知手段と、前記制御手段に接続され前記P
TCヒータの電流を検知する電流検知手段と、運転コー
ス等を設定する入力設定手段と、フィルター目詰まり検
知レベルの補正値を記憶している記憶手段とを備え、前
記制御手段は、前記温度検知手段の出力信号と前記電流
検知手段の出力信号とにより、前記フィルターの目詰ま
りを報知するとともに、前記入力設定手段の入力状態に
応じてフィルター目詰まり検知レベルの補正値を変更し
て記憶手段に記憶するようにしたことを第1の課題解決
手段としている。
【0009】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、表示手段を備え、制御手
段は、記憶手段に記憶されているフィルター目詰まり検
知レベルの補正値の内容を前記表示手段により表示する
ようにしたことを第2の課題解決手段としている。
第1の課題解決手段に加えて、表示手段を備え、制御手
段は、記憶手段に記憶されているフィルター目詰まり検
知レベルの補正値の内容を前記表示手段により表示する
ようにしたことを第2の課題解決手段としている。
【0010】さらに、第3の目的を達成するために、上
記第1の課題解決手段に加えて、吹鳴手段を備え、制御
手段は、記憶手段に記憶されているフィルター目詰まり
検知レベルの補正値の内容を前記吹鳴手段により吹鳴す
るようにしたことを第3の課題解決手段としている。
記第1の課題解決手段に加えて、吹鳴手段を備え、制御
手段は、記憶手段に記憶されているフィルター目詰まり
検知レベルの補正値の内容を前記吹鳴手段により吹鳴す
るようにしたことを第3の課題解決手段としている。
【0011】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
温度検知手段により検知されたPTCヒータの吸気温度
とPTCヒータに加わる電力によりフィルター目詰まり
を検出するとともに、入力設定手段の入力状態に応じて
フィルター目詰まり検知レベルの補正値を容易に変更で
きるので、PTCヒータの消費電流の量産ばらつきや製
品の量産ばらつきによる風量の変化にかかわらず目詰ま
りを正確に検知し、報知することができる。
温度検知手段により検知されたPTCヒータの吸気温度
とPTCヒータに加わる電力によりフィルター目詰まり
を検出するとともに、入力設定手段の入力状態に応じて
フィルター目詰まり検知レベルの補正値を容易に変更で
きるので、PTCヒータの消費電流の量産ばらつきや製
品の量産ばらつきによる風量の変化にかかわらず目詰ま
りを正確に検知し、報知することができる。
【0012】また、第2の課題解決手段により、現在の
目詰まり検知レベルや目詰まり検知レベルの補正値の内
容を容易に表示ランプなどで確認できる。
目詰まり検知レベルや目詰まり検知レベルの補正値の内
容を容易に表示ランプなどで確認できる。
【0013】さらに、第3の課題解決手段により、現在
の目詰まり検知レベルや目詰まり検知レベルの補正値の
内容を容易にブザーなどで確認できる。
の目詰まり検知レベルや目詰まり検知レベルの補正値の
内容を容易にブザーなどで確認できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0015】図に示すように、回転ドラム1は被乾燥物
(衣類)を収容して乾燥させるもので、熱交換型両翼フ
ァン(送風手段)2は、回転ドラム1内に温風を循環さ
せると同時に外部からの空気を取り入れてファンを冷却
し、回転ドラム1の循環空気を除湿する。PTCヒータ
(加熱手段)3は、回転ドラム1への送風径路、すなわ
ち循環空気取り入れ口に配設して循環空気を加熱する。
(衣類)を収容して乾燥させるもので、熱交換型両翼フ
ァン(送風手段)2は、回転ドラム1内に温風を循環さ
せると同時に外部からの空気を取り入れてファンを冷却
し、回転ドラム1の循環空気を除湿する。PTCヒータ
(加熱手段)3は、回転ドラム1への送風径路、すなわ
ち循環空気取り入れ口に配設して循環空気を加熱する。
【0016】フィルター4は熱交換型両翼ファン2の送
風経路、すなわち回転ドラム1内の空気の排気口に設け
ている。糸屑などによりフィルター4が目詰まりする
と、送風量が減ってPTCヒータ3の加熱電力が減少
し、乾燥時間が長くなり乾燥効率も低下する。モータ5
は、回転ドラム1と熱交換型両翼ファン2を回転駆動さ
せるもので、モータ5の回転数を制御することにより回
転ドラム1と熱交換型両翼ファン2の回転数を制御で
き、PTCヒータ3の発熱量を制御でき電流制御が可能
となる。温度検知手段6は、PTCヒータ3の吸い込み
空気温度を検知するものである。
風経路、すなわち回転ドラム1内の空気の排気口に設け
ている。糸屑などによりフィルター4が目詰まりする
と、送風量が減ってPTCヒータ3の加熱電力が減少
し、乾燥時間が長くなり乾燥効率も低下する。モータ5
は、回転ドラム1と熱交換型両翼ファン2を回転駆動さ
せるもので、モータ5の回転数を制御することにより回
転ドラム1と熱交換型両翼ファン2の回転数を制御で
き、PTCヒータ3の発熱量を制御でき電流制御が可能
となる。温度検知手段6は、PTCヒータ3の吸い込み
空気温度を検知するものである。
【0017】回転検知手段7は回転ドラム1の回転数を
検知するもので、回転ドラム1に磁石8を3〜6個取り
付け、磁気センサ(図示せず)を本体部に固定して回転
ドラム1の回転数を検知する。制御手段9はモータ5の
回転数とPTCヒータ3を制御するもので、回転ドラム
1の回転数を設定する回転数設定手段10と、回転検知
手段7の出力と回転数設定手段10の出力を比較する回
転数比較手段11と、回転数比較手段11の出力により
モータ5に直列に接続した双方向性サイリスタ12の導
通角を制御する導通角制御手段13と、モータ5の起動
時に設定回転数を低くする低速起動手段14と、温度検
知手段6の出力を入力する温度制御手段15および目詰
まり検知レベル設定手段16と、目詰まり検知レベル設
定手段16の出力と電流検知手段17の出力とを比較す
る目詰まり判定手段18と目詰まり検知レベルの補正値
を決定す補正手段19とで構成している。記憶手段20
は、書き換え可能な不揮発性のメモリからなり、フィル
ター目詰まり検知レベルの補正値を記憶している。
検知するもので、回転ドラム1に磁石8を3〜6個取り
付け、磁気センサ(図示せず)を本体部に固定して回転
ドラム1の回転数を検知する。制御手段9はモータ5の
回転数とPTCヒータ3を制御するもので、回転ドラム
1の回転数を設定する回転数設定手段10と、回転検知
手段7の出力と回転数設定手段10の出力を比較する回
転数比較手段11と、回転数比較手段11の出力により
モータ5に直列に接続した双方向性サイリスタ12の導
通角を制御する導通角制御手段13と、モータ5の起動
時に設定回転数を低くする低速起動手段14と、温度検
知手段6の出力を入力する温度制御手段15および目詰
まり検知レベル設定手段16と、目詰まり検知レベル設
定手段16の出力と電流検知手段17の出力とを比較す
る目詰まり判定手段18と目詰まり検知レベルの補正値
を決定す補正手段19とで構成している。記憶手段20
は、書き換え可能な不揮発性のメモリからなり、フィル
ター目詰まり検知レベルの補正値を記憶している。
【0018】回転検知手段7により検知した回転ドラム
1の回転数と、回転数設定手段10からの設定回転数の
差を回転数比較手段11により比較し、導通角制御手段
13により双方向性サイリスタ12を制御してモータ5
の回転数を制御する。最も簡単な導通時間制御方法とし
て位相制御が考えられる。インバータの場合は導通時間
だけではなく周波数も制御する。このようにすれば、モ
ータ5と回転ドラム1の安定な回転制御ができる。
1の回転数と、回転数設定手段10からの設定回転数の
差を回転数比較手段11により比較し、導通角制御手段
13により双方向性サイリスタ12を制御してモータ5
の回転数を制御する。最も簡単な導通時間制御方法とし
て位相制御が考えられる。インバータの場合は導通時間
だけではなく周波数も制御する。このようにすれば、モ
ータ5と回転ドラム1の安定な回転制御ができる。
【0019】また、回転ドラム1の循環空気の温度を検
知する温度検知手段6の出力を温度制御手段15に入力
し、この温度制御手段15の出力によりPTCヒータ3
a、3bにそれぞれ接続したリレー接点21a、21b
を制御し、PTCヒータ3a、3bをオン、オフ制御し
て循環空気の温度を制御する。
知する温度検知手段6の出力を温度制御手段15に入力
し、この温度制御手段15の出力によりPTCヒータ3
a、3bにそれぞれ接続したリレー接点21a、21b
を制御し、PTCヒータ3a、3bをオン、オフ制御し
て循環空気の温度を制御する。
【0020】入力設定手段24は、制御手段9に接続さ
れ複数種類の運転コースを操作設定するもので、回転数
設定手段10に入力して回転ドラム1の回転数を運転コ
ースに応じた回転数に設定できるようにしたり、温度制
御手段15に入力して温度検知手段の出力に応じて回転
ドラム1内の温度を運転コースに応じて制御したり、補
正手段19に入力して目詰まり検知レベルの補正値を変
更するようにしている。そして、補正手段19により目
詰まり検知レベルの補正値を変更したときは、記憶手段
20の記憶内容を書き換えるようにしている。
れ複数種類の運転コースを操作設定するもので、回転数
設定手段10に入力して回転ドラム1の回転数を運転コ
ースに応じた回転数に設定できるようにしたり、温度制
御手段15に入力して温度検知手段の出力に応じて回転
ドラム1内の温度を運転コースに応じて制御したり、補
正手段19に入力して目詰まり検知レベルの補正値を変
更するようにしている。そして、補正手段19により目
詰まり検知レベルの補正値を変更したときは、記憶手段
20の記憶内容を書き換えるようにしている。
【0021】電流検知手段17は、カレントトランス2
5と電流−電圧変換回路26とで構成し、PTCヒータ
3の入力電流を検知し、その出力を電流設定比較手段2
7に入力する。電流比較設定手段27は、PTCヒータ
3の設定電流値と電流検知手段17の出力とを比較し、
その出力を回転数設定手段10に入力して設定回転数を
制御する。ここで、回転数設定手段10により設定され
る設定回転数は、PTCヒータ3の電流が所定の電流値
以上または以下にならない風量になるように設定する。
5と電流−電圧変換回路26とで構成し、PTCヒータ
3の入力電流を検知し、その出力を電流設定比較手段2
7に入力する。電流比較設定手段27は、PTCヒータ
3の設定電流値と電流検知手段17の出力とを比較し、
その出力を回転数設定手段10に入力して設定回転数を
制御する。ここで、回転数設定手段10により設定され
る設定回転数は、PTCヒータ3の電流が所定の電流値
以上または以下にならない風量になるように設定する。
【0022】また、電流検知手段17の出力は、温度検
知手段6の出力と補正手段19の出力または記憶手段2
0の記憶内容によって目詰まり検知レベルを演算する目
詰まり検知レベル設定手段16の出力とともに目詰まり
判定手段18に入力し、モータ5の回転数を一定に設定
した状態で、目詰まり検知レベル設定手段16の出力と
電流検知手段17の出力とを比較し、表示手段22や吹
鳴手段23によりフィルター4の目詰まりを表示ランプ
により表示したり、ブザーにより吹鳴させて使用者に知
らせるようにしている。
知手段6の出力と補正手段19の出力または記憶手段2
0の記憶内容によって目詰まり検知レベルを演算する目
詰まり検知レベル設定手段16の出力とともに目詰まり
判定手段18に入力し、モータ5の回転数を一定に設定
した状態で、目詰まり検知レベル設定手段16の出力と
電流検知手段17の出力とを比較し、表示手段22や吹
鳴手段23によりフィルター4の目詰まりを表示ランプ
により表示したり、ブザーにより吹鳴させて使用者に知
らせるようにしている。
【0023】すなわち、熱交換型両翼ファン2の回転制
御を行うことにより、目詰まり検知時の送風条件を一定
にしている。電源スイッチ28はPTCヒータ3、モー
タ5、制御手段9と商用電源の間に位置し、それぞれへ
の通電を入り切りすることができる。
御を行うことにより、目詰まり検知時の送風条件を一定
にしている。電源スイッチ28はPTCヒータ3、モー
タ5、制御手段9と商用電源の間に位置し、それぞれへ
の通電を入り切りすることができる。
【0024】入力設定手段24は、図3(a)(b)に示すよ
うに、複数個のスイッチからなり、PTCヒータ3を強
弱に切り換えるヒータ切換スイッチ24a、運転コース
を切り換えるコース切換スイッチ24b、運転のスター
トや一時停止を行うスタート/一時停止スイッチ24c
などからなっている。表示手段22は、図3(a)に示す
ように、入力設定手段24により設定されたPTCヒー
タ3の強弱を表示する強弱表示ランプ22a、乾燥コー
スを表示する乾燥コース表示ランプ22bなどからなっ
ている。また、図3(b)に示すように、7セグメント表
示ランプ22cにより残り乾燥時間を表示するようにし
ている。吹鳴手段23はブザーなどからなり、入力設定
手段24のスイッチの受け付け確認音を鳴らしたりする
ものである。
うに、複数個のスイッチからなり、PTCヒータ3を強
弱に切り換えるヒータ切換スイッチ24a、運転コース
を切り換えるコース切換スイッチ24b、運転のスター
トや一時停止を行うスタート/一時停止スイッチ24c
などからなっている。表示手段22は、図3(a)に示す
ように、入力設定手段24により設定されたPTCヒー
タ3の強弱を表示する強弱表示ランプ22a、乾燥コー
スを表示する乾燥コース表示ランプ22bなどからなっ
ている。また、図3(b)に示すように、7セグメント表
示ランプ22cにより残り乾燥時間を表示するようにし
ている。吹鳴手段23はブザーなどからなり、入力設定
手段24のスイッチの受け付け確認音を鳴らしたりする
ものである。
【0025】上記構成において動作を説明すると、ま
ず、図4は本発明による目詰まり検知方法を示すための
PTCヒータ3の入力電力と吸気温度Tの特性図であ
り、PTCヒータ3の入力電力Pは、キュリー温度Tq
と吸気温度Tの温度差ΔTと放熱係数Hの積で表され、 P=H(Tq−T) となる。フィルター4が目詰まりすると、目詰まりによ
る風量低下で放熱係数Hが低下するので、キュリー温度
Tqは一定であるから、入力電力Pと吸気温度Tより放
熱係数Hを求めることができ、目詰まりを推定すること
ができる。図4におけるAは衣類が少ない場合のPTC
ヒータ3の入力電流Iと吸気温度Tの関係を示してお
り、A’は衣類が多い場合、Bはフィルター目詰まりの
場合の特性を示している。Cは目詰まりを判定するため
の吸気温度Tに対するPTCヒータ3の入力電流Iの目
詰まり検知レベルを示している。検知レベルIsは吸気
温度Tに対応して、 Is=K−kT のようにほぼ直線的に設定できる。ここでK、kは定数
である。つぎに、目詰まり検知は、回転ドラム1の回転
数、いいかえればモータ5の回転数を一定に制御して行
う。すなわち、図5に示すように時間t0で低速起動手
段14により回転数設定手段10の設定回転数を低速回
転n1(通常運転時の回転ドラム1の回転数45rpm
に対して、たとえば、36rpm)に設定してスタート
する。そして、所定時間(たとえば、20秒)経過した
時間t1で温度検知手段6により検知した温度に従って
回転数設定手段10により設定回転数を演算し、この設
定回転数に基づいて、モータ5の回転数に制御し、徐々
に回転数を上昇させる。通常の回転数n3より低い回転
数n2に達した時間t2より時間t3までの所定時間(た
とえば、1分)回転数を一定に保った後、時間t3で目
詰まり検知をし、その後、回転数を徐々に上昇させて時
間t4より通常の回転数n3で運転する。
ず、図4は本発明による目詰まり検知方法を示すための
PTCヒータ3の入力電力と吸気温度Tの特性図であ
り、PTCヒータ3の入力電力Pは、キュリー温度Tq
と吸気温度Tの温度差ΔTと放熱係数Hの積で表され、 P=H(Tq−T) となる。フィルター4が目詰まりすると、目詰まりによ
る風量低下で放熱係数Hが低下するので、キュリー温度
Tqは一定であるから、入力電力Pと吸気温度Tより放
熱係数Hを求めることができ、目詰まりを推定すること
ができる。図4におけるAは衣類が少ない場合のPTC
ヒータ3の入力電流Iと吸気温度Tの関係を示してお
り、A’は衣類が多い場合、Bはフィルター目詰まりの
場合の特性を示している。Cは目詰まりを判定するため
の吸気温度Tに対するPTCヒータ3の入力電流Iの目
詰まり検知レベルを示している。検知レベルIsは吸気
温度Tに対応して、 Is=K−kT のようにほぼ直線的に設定できる。ここでK、kは定数
である。つぎに、目詰まり検知は、回転ドラム1の回転
数、いいかえればモータ5の回転数を一定に制御して行
う。すなわち、図5に示すように時間t0で低速起動手
段14により回転数設定手段10の設定回転数を低速回
転n1(通常運転時の回転ドラム1の回転数45rpm
に対して、たとえば、36rpm)に設定してスタート
する。そして、所定時間(たとえば、20秒)経過した
時間t1で温度検知手段6により検知した温度に従って
回転数設定手段10により設定回転数を演算し、この設
定回転数に基づいて、モータ5の回転数に制御し、徐々
に回転数を上昇させる。通常の回転数n3より低い回転
数n2に達した時間t2より時間t3までの所定時間(た
とえば、1分)回転数を一定に保った後、時間t3で目
詰まり検知をし、その後、回転数を徐々に上昇させて時
間t4より通常の回転数n3で運転する。
【0026】つぎに、図6を参照しながら動作の詳細を
説明すると、ステップ30で開始し、ステップ31で入
力設定手段24により初期設定した後、ステップ32で
ソフトスタートする。すなわち、低速起動手段14によ
り回転数設定手段10の設定回転数を低速回転数n1に
設定してスタートする。そして、ステップ33で温度検
知手段6により温度を検知して温度制御し、ステップ3
4で検知した温度によってPTCヒータ3がオンされて
いるかどうかを判定する。
説明すると、ステップ30で開始し、ステップ31で入
力設定手段24により初期設定した後、ステップ32で
ソフトスタートする。すなわち、低速起動手段14によ
り回転数設定手段10の設定回転数を低速回転数n1に
設定してスタートする。そして、ステップ33で温度検
知手段6により温度を検知して温度制御し、ステップ3
4で検知した温度によってPTCヒータ3がオンされて
いるかどうかを判定する。
【0027】つぎに、ステップ35で電流検知手段17
によりPTCヒータ3の電流を検知し、電流比較設定手
段27を介して回転数設定手段10に入力して、ステッ
プ36で設定回転数を演算し、この設定回転数に基づい
て、ステップ37でモータ5の回転数を制御し、ステッ
プ38、39を介してステップ40へ進み、回転ドラム
1の回転数を判定する。ステップ40で回転ドラム1の
回転数nが、n≧n2になるとステップ41へ進み、目
詰まりを検知する。
によりPTCヒータ3の電流を検知し、電流比較設定手
段27を介して回転数設定手段10に入力して、ステッ
プ36で設定回転数を演算し、この設定回転数に基づい
て、ステップ37でモータ5の回転数を制御し、ステッ
プ38、39を介してステップ40へ進み、回転ドラム
1の回転数を判定する。ステップ40で回転ドラム1の
回転数nが、n≧n2になるとステップ41へ進み、目
詰まりを検知する。
【0028】この目詰まり検知動作を図7を参照しなが
ら説明すると、ステップ50で目詰まり検知サブルーチ
ンを開始し、ステップ51で回転ドラム1の回転数をn
2に一定に制御する。ステップ52で一定時間(たとえ
ば、1分間)遅延させた後、ステップ53で温度検知手
段6により循環空気の温度を検知する。つぎに、ステッ
プ54で、目詰まり検知レベル設定手段16に記憶手段
20の目詰まり検知レベルの補正値を加えて図4に示し
た検知レベルISを演算する。
ら説明すると、ステップ50で目詰まり検知サブルーチ
ンを開始し、ステップ51で回転ドラム1の回転数をn
2に一定に制御する。ステップ52で一定時間(たとえ
ば、1分間)遅延させた後、ステップ53で温度検知手
段6により循環空気の温度を検知する。つぎに、ステッ
プ54で、目詰まり検知レベル設定手段16に記憶手段
20の目詰まり検知レベルの補正値を加えて図4に示し
た検知レベルISを演算する。
【0029】その後、ステップ55で電流検知手段17
によりPTCヒータ3の電流Iを検知し、ステップ56
で、検知レベルISと電流Iとを比較する。フィルター
4が目詰まりを起こすことにより循環空気量が減少し、
I<ISであれば、ステップ57で目詰まり判定手段1
8より出力を出し、表示手段22により目詰まりを表示
する。
によりPTCヒータ3の電流Iを検知し、ステップ56
で、検知レベルISと電流Iとを比較する。フィルター
4が目詰まりを起こすことにより循環空気量が減少し、
I<ISであれば、ステップ57で目詰まり判定手段1
8より出力を出し、表示手段22により目詰まりを表示
する。
【0030】そして、ステップ58で目詰まり検知フラ
グをオンし、ステップ59へ進み、図6のステップ33
へ戻る。その後、目詰まり検知が終わっているので、図
6のステップ33からステップ39を繰り返して回転ド
ラム1内の被乾燥物を乾燥し、ステップ38で乾燥が終
了したと判定するとステップ42へ進む。
グをオンし、ステップ59へ進み、図6のステップ33
へ戻る。その後、目詰まり検知が終わっているので、図
6のステップ33からステップ39を繰り返して回転ド
ラム1内の被乾燥物を乾燥し、ステップ38で乾燥が終
了したと判定するとステップ42へ進む。
【0031】つぎに、図8を参照しながら目詰まり検知
レベルの補正値を変更する場合の動作を説明すると、ス
テップ60で開始し、ステップ61で入力設定手段24
のヒータ切換スイッチ24aとコース切換スイッチ24
bと、電源スイッチ28を同時に数秒間押す。このステ
ップ61を行うことにより通常の乾燥を行うモードから
サービス対応のモードになる。さらに、ステップ62で
ヒータ切換スイッチ24aを数回押して目詰まり検知レ
ベルの補正値を変更するモードにする。
レベルの補正値を変更する場合の動作を説明すると、ス
テップ60で開始し、ステップ61で入力設定手段24
のヒータ切換スイッチ24aとコース切換スイッチ24
bと、電源スイッチ28を同時に数秒間押す。このステ
ップ61を行うことにより通常の乾燥を行うモードから
サービス対応のモードになる。さらに、ステップ62で
ヒータ切換スイッチ24aを数回押して目詰まり検知レ
ベルの補正値を変更するモードにする。
【0032】ステップ63で表示手段22によりヒータ
強など特定の表示ランプを点滅することにより、目詰ま
り検知レベルの補正値を変更するモードであることが確
認できるようにする。また、表示手段22は乾燥コース
のランジェリーの表示ランプを点灯させるが、これは通
常の乾燥を行うモードではランジェリーコースを選択し
たことを意味するが、ここでは目詰まり検知レベルの補
正値が初期値のままであることを示している。ステップ
64でコース切換スイッチ24bにより目詰まり検知レ
ベルの補正値を変更する。
強など特定の表示ランプを点滅することにより、目詰ま
り検知レベルの補正値を変更するモードであることが確
認できるようにする。また、表示手段22は乾燥コース
のランジェリーの表示ランプを点灯させるが、これは通
常の乾燥を行うモードではランジェリーコースを選択し
たことを意味するが、ここでは目詰まり検知レベルの補
正値が初期値のままであることを示している。ステップ
64でコース切換スイッチ24bにより目詰まり検知レ
ベルの補正値を変更する。
【0033】通常の乾燥モードではコース切換スイッチ
24bを押すことにより標準、厚物、ランジェリー、1
5分、30分の各コースが選択され表示されるが、目詰
まり検知レベルの補正値を変更するモードでは標準、厚
物、ランジェリー、15分、30分の表示がそれぞれ、
目詰まり検知レベルの補正値をに+2A(アンペア)、
+1A、+0A、−1A、−2Aすることになる。ステ
ップ65でスタート/一時停止スイッチ24cを押すこ
とで変更を終了させ、ステップ66で記憶手段20に目
詰まり検知レベルの補正値が記憶される。ステップ67
で電源スイッチ28をオフし、終了となる。
24bを押すことにより標準、厚物、ランジェリー、1
5分、30分の各コースが選択され表示されるが、目詰
まり検知レベルの補正値を変更するモードでは標準、厚
物、ランジェリー、15分、30分の表示がそれぞれ、
目詰まり検知レベルの補正値をに+2A(アンペア)、
+1A、+0A、−1A、−2Aすることになる。ステ
ップ65でスタート/一時停止スイッチ24cを押すこ
とで変更を終了させ、ステップ66で記憶手段20に目
詰まり検知レベルの補正値が記憶される。ステップ67
で電源スイッチ28をオフし、終了となる。
【0034】たとえば、目詰まり検知レベルの補正値が
−2Aに変更されていれば、 I'S=IS−2 となる。よって、図4のDに示すように目詰まり検知レ
ベルはI'Sとなり、従来のフィルター目詰まりの場合の
Bは目詰まり検知しなくなる。
−2Aに変更されていれば、 I'S=IS−2 となる。よって、図4のDに示すように目詰まり検知レ
ベルはI'Sとなり、従来のフィルター目詰まりの場合の
Bは目詰まり検知しなくなる。
【0035】したがって、製品の量産ばらつきによりP
TCヒータ3の風量が少なくかつ消費電流も低いもので
あれば、ヒータ吸気温度Tに対して通常目詰まりしては
いけない状態でもヒータ電流が少なくなり目詰まり誤検
知をしてしまう。そこで、目詰まり検知レベルの補正値
が簡単に変更できるので誤検知をなくすことが容易にで
きる。また、表示手段22の代わりに吹鳴手段23によ
り吹鳴回数や吹鳴時間の長さにより目詰まり検知レベル
の補正値を知らせることもできる。
TCヒータ3の風量が少なくかつ消費電流も低いもので
あれば、ヒータ吸気温度Tに対して通常目詰まりしては
いけない状態でもヒータ電流が少なくなり目詰まり誤検
知をしてしまう。そこで、目詰まり検知レベルの補正値
が簡単に変更できるので誤検知をなくすことが容易にで
きる。また、表示手段22の代わりに吹鳴手段23によ
り吹鳴回数や吹鳴時間の長さにより目詰まり検知レベル
の補正値を知らせることもできる。
【0036】また、図3(b)に示すように、表示手段2
2としてさらに7セグメント表示ランプ22cを使用す
ると、コース切換スイッチ24bにより−9.9A〜+
9.9Aまで目詰まり検知レベルの補正値を0.1A刻み
で可変できるので細やかな補正ができる。
2としてさらに7セグメント表示ランプ22cを使用す
ると、コース切換スイッチ24bにより−9.9A〜+
9.9Aまで目詰まり検知レベルの補正値を0.1A刻み
で可変できるので細やかな補正ができる。
【0037】以上のように本実施例によれば、目詰まり
の誤検知が発生しても、簡単に目詰まり検知レベルの補
正値を変更することができ、かつ補正値の変更を確認で
き、正常な目詰まり検知をさせることができる。
の誤検知が発生しても、簡単に目詰まり検知レベルの補
正値を変更することができ、かつ補正値の変更を確認で
き、正常な目詰まり検知をさせることができる。
【0038】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、衣類を乾燥する回転ドラムと、前記回転ドラ
ム内へ温風を循環させる送風手段と、前記回転ドラム内
への送風径路に設けたPTCヒータと、前記送風経路に
設けたフィルターと、前記送風手段または前記回転ドラ
ムを回転駆動するモータと、前記回転ドラム、モータな
どの回転数または回転周期を検知する回転検知手段と、
前記モータの回転数または前記PTCヒータを制御する
制御手段と、前記PTCヒータへの送風経路に設けた温
度検知手段と、前記制御手段に接続され前記PTCヒー
タの電流を検知する電流検知手段と、運転コース等を設
定する入力設定手段と、フィルター目詰まり検知レベル
の補正値を記憶している記憶手段とを備え、前記制御手
段は、前記温度検知手段の出力信号と前記電流検知手段
の出力信号とにより、前記フィルターの目詰まりを報知
するとともに、前記入力設定手段の入力状態に応じてフ
ィルター目詰まり検知レベルの補正値を変更して記憶手
段に記憶するようにしたから、製品のばらつきによるP
TCヒータへ送る風量の変化やPTCヒータの消費電流
のばらつきにより、目詰まりの誤検知が発生しても、簡
単に部品を交換することなく目詰まり検知レベルの補正
値を変更でき、正常な目詰まり検知をさせることができ
る。
によれば、衣類を乾燥する回転ドラムと、前記回転ドラ
ム内へ温風を循環させる送風手段と、前記回転ドラム内
への送風径路に設けたPTCヒータと、前記送風経路に
設けたフィルターと、前記送風手段または前記回転ドラ
ムを回転駆動するモータと、前記回転ドラム、モータな
どの回転数または回転周期を検知する回転検知手段と、
前記モータの回転数または前記PTCヒータを制御する
制御手段と、前記PTCヒータへの送風経路に設けた温
度検知手段と、前記制御手段に接続され前記PTCヒー
タの電流を検知する電流検知手段と、運転コース等を設
定する入力設定手段と、フィルター目詰まり検知レベル
の補正値を記憶している記憶手段とを備え、前記制御手
段は、前記温度検知手段の出力信号と前記電流検知手段
の出力信号とにより、前記フィルターの目詰まりを報知
するとともに、前記入力設定手段の入力状態に応じてフ
ィルター目詰まり検知レベルの補正値を変更して記憶手
段に記憶するようにしたから、製品のばらつきによるP
TCヒータへ送る風量の変化やPTCヒータの消費電流
のばらつきにより、目詰まりの誤検知が発生しても、簡
単に部品を交換することなく目詰まり検知レベルの補正
値を変更でき、正常な目詰まり検知をさせることができ
る。
【0039】また、表示手段を備え、制御手段は、記憶
手段に記憶されているフィルター目詰まり検知レベルの
補正値の内容を前記表示手段により表示するようにした
から、現在の目詰まり検知レベルと目詰まり検知レベル
の補正値を容易に目で確認することができる。
手段に記憶されているフィルター目詰まり検知レベルの
補正値の内容を前記表示手段により表示するようにした
から、現在の目詰まり検知レベルと目詰まり検知レベル
の補正値を容易に目で確認することができる。
【0040】さらに、吹鳴手段を備え、制御手段は、記
憶手段に記憶されているフィルター目詰まり検知レベル
の補正値の内容を前記吹鳴手段により吹鳴するようにし
たから、現在の目詰まり検知レベルと目詰まり検知レベ
ルの補正値を容易に耳で確認することができる。。
憶手段に記憶されているフィルター目詰まり検知レベル
の補正値の内容を前記吹鳴手段により吹鳴するようにし
たから、現在の目詰まり検知レベルと目詰まり検知レベ
ルの補正値を容易に耳で確認することができる。。
【図1】本発明の一実施例の衣類乾燥機のブロック図
【図2】同衣類乾燥機の断面図
【図3】(a) 同衣類乾燥機の操作表示部の一例の拡大正
面図 (b) 同衣類乾燥機の操作表示部の他の例の拡大正面図
面図 (b) 同衣類乾燥機の操作表示部の他の例の拡大正面図
【図4】同衣類乾燥機の循環温度と電流の時間変化を示
す特性図
す特性図
【図5】同衣類乾燥機のフィルター目詰まり検知時の回
転数変化を示す図
転数変化を示す図
【図6】同衣類乾燥機の動作フローチャート
【図7】同衣類乾燥機のフィルター目詰まり検知のフロ
ーチャート
ーチャート
【図8】同衣類乾燥機の目詰まり検知の補正値の変更時
のフローチャート
のフローチャート
1 回転ドラム 2 熱交換型両翼ファン(送風手段) 3 PTCヒータ(加熱手段) 4 フィルター 5 モータ 6 温度検知手段 7 回転検知手段 9 制御手段 17 電流検知手段 20 記憶手段 24 入力設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 正一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 衣類を乾燥する回転ドラムと、前記回転
ドラム内へ温風を循環させる送風手段と、前記回転ドラ
ム内への送風径路に設けた加熱手段と、前記送風経路に
設けたフィルターと、前記送風手段または前記回転ドラ
ムを回転駆動するモータと、前記回転ドラム、モータな
どの回転数または回転周期を検知する回転検知手段と、
前記モータの回転数または前記加熱手段を制御する制御
手段と、前記加熱手段への送風経路に設けた温度検知手
段と、前記制御手段に接続され前記加熱手段の電流を検
知する電流検知手段と、運転コース等を設定する入力設
定手段と、フィルター目詰まり検知レベルの補正値を記
憶している記憶手段とを備え、前記制御手段は、前記温
度検知手段の出力信号と前記電流検知手段の出力信号と
により、前記フィルターの目詰まりを報知するととも
に、前記入力設定手段の入力状態に応じてフィルター目
詰まり検知レベルの補正値を変更して記憶手段に記憶す
るようにした衣類乾燥機。 - 【請求項2】 表示手段を備え、制御手段は、記憶手段
に記憶されているフィルター目詰まり検知レベルの補正
値の内容を前記表示手段により表示するようにした請求
項1記載の衣類乾燥機。 - 【請求項3】 吹鳴手段を備え、制御手段は、記憶手段
に記憶されているフィルター目詰まり検知レベルの補正
値の内容を前記吹鳴手段により吹鳴するようにした請求
項1記載の衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6122448A JPH07328291A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6122448A JPH07328291A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 衣類乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07328291A true JPH07328291A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14836100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6122448A Pending JPH07328291A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07328291A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7222591B1 (en) | 2006-03-13 | 2007-05-29 | Rheem Manufacturing Company | Ducted secondary air fuel-fired water heater LDO detection |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP6122448A patent/JPH07328291A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7222591B1 (en) | 2006-03-13 | 2007-05-29 | Rheem Manufacturing Company | Ducted secondary air fuel-fired water heater LDO detection |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041005 |