JP2889723B2 - 寝具等の乾燥機 - Google Patents

寝具等の乾燥機

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JP2889723B2 JP3084058A JP8405891A JP2889723B2 JP 2889723 B2 JP2889723 B2 JP 2889723B2 JP 3084058 A JP3084058 A JP 3084058A JP 8405891 A JP8405891 A JP 8405891A JP 2889723 B2 JP2889723 B2 JP 2889723B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は寝具等の乾燥機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の乾燥機(例えば実開昭54−63
269号公報)は、使用者が経験や勘または使用説明書
記載の標準時間によって乾燥運転を行う時間を設定し、
乾燥運転をスタートすると、設定され時間だけ乾燥運転
を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
乾燥機では寝具の乾燥具合いの情報をフィードバックす
る手段が施されていなかったため、充分乾燥しているの
に余分に乾燥を行うことにより無駄な電力の消費や、過
乾燥で布団の材質を痛める場合があったり、乾燥が足り
なくて快適な状態に仕上がらない等の問題があった。そ
こで本発明はこれらの問題を解決し、最適な乾燥状態に
寝具が仕上がる寝具等の乾燥機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、温風発生
手段と、運転開始時に乾燥時間を設定する乾燥時間設定
手段と、室内の湿度を検出する湿度検出手段と、該湿度
検出手段の出力に基づき前記乾燥時間決定手段によって
設定された乾燥運転の時間を補正する乾燥時間補正手段
を備え、該乾燥時間補正手段は部屋の湿度が最大になる
までの時間が長ければ乾燥運転時間が長くなるように、
部屋の湿度が最大になるまでの時間が短ければ乾燥運転
時間が短くなるように乾燥運転の時間を補正する構成と
する。
【0005】第2の発明は、温風発生手段と、運転開始
時に乾燥時間を設定する乾燥時間設定手段と、室内の湿
度を検出する湿度検出手段と、該湿度検出手段の出力に
基づき前記乾燥時間決定手段によって設定された乾燥運
転の時間を補正する乾燥時間補正手段を備え、該乾燥時
間補正手段は部屋の湿度の最大上昇幅が大きければ乾燥
運転時間が長くなるように、最大上昇幅が小さければ乾
燥運転時間が短くなるように乾燥運転の時間を補正する
構成とする。
【0006】
【作用】寝具の乾燥を行うと、寝具から蒸発する水分に
よって室内の湿度が変化することを利用し、第1の発明
によれば、室内の湿度が最大になるまでの時間が長けれ
ば、布団の湿り具合が大きいと判断して乾燥時間が長く
なるように補正し、短ければ布団の湿り具合が小さいと
判断して乾燥時間が短くなるように補正する。また、第
2の発明によれば、室内の湿度の最大上昇幅が大きけれ
ば、布団の湿り具合が大きいと判断して乾燥時間が長く
なるように補正し、小さければ布団の湿り具合が小さい
と判断して乾燥時間が短くなるように補正する。
【0007】
【実施例】布団乾燥機を例にとって本発明の実施例を説
明する。図1は布団乾燥機の構造を示し、図2はその操
作パネルを示している。図中(1)はケース、(2)は
吸入孔、(3)はフィルター、(4)はモータによって
回転されるファンである。(5)はファン(4)によっ
て送出される空気を加熱するヒータ、(6)はその温風
の温度を検出する風温センサー、(7)は吹出孔であ
る。ファン(4)とヒータ(5)は温風発生手段を構成
する。(8)は室温を検出する室温センサー、(9)は
部屋の湿度を検出する湿度センサーで、それぞれ吸入孔
(2)の近傍に配置されている。(10)は制御回路部
である。
【0008】制御回路部(10)及びその周辺回路につ
いて図3を参照して説明すると、(11)は各部を制御
するマイコン、(12)は交流電源、(13)はファン
(4)を回転するモータである。(14)は風温検出手
段で、風温センサー(6)を介して吹出孔(7)の温風
の温度を検出する。(15)は室温検出手段で、室温セ
ンサー(8)を介して部屋の温度を検出する。(16)
は湿度検出手段で、湿度センサー(9)を介して部屋の
湿度を検出する。(17)はブザー等の報知手段、(1
8)は直流電源である。(19)はモータ(13)と直
列に接続されたトライアック、(20)はヒータ(5)
と直列に接続されたトライアックで、それぞれのゲート
は抵抗(21)、(22)を介しマイコン(11)の出
力Po1、出力Po2に接続されている。
【0009】(23)は数値表示手段で、マイコン(1
1)が計時する時間の残り時間を表示する。(24
a)、(24b)はそれぞれ乾燥工程、仕上げ工程であ
ることを表示する工程表示ランプ、(24c)、(24
d)はそれぞれ羽毛布団乾燥制御であるか、綿布団乾燥
制御であるかを表示する布団選択表示ランプである。
(25)は運転を開始させるスタートスイッチ、(2
6)は運転を停止するストップスイッチ、(27)は押
し下げ毎に開成と閉成の保持を繰り返すプッシュロック
式の布団選択スイッチである。
【0010】このような構成の布団乾燥機について、図
4のタイムチャートを参照して動作を説明する。まず、
吹出孔(7)に通気性を有する袋状シート(図示せず)
を装着し、このシートを掛け布団と敷き布団の間に配置
して乾燥の準備を行う。そして、t0時点で電源を投入
すると布団選択スイッチ(27)の開閉に応じて布団選
択表示ランプ(24c)、(24d)のいずれかが点灯
する。ここでは仮に綿布団の乾燥を行うべく選択されて
おり、綿ランプ(24d)が点灯しているとする。t1
時点でスタートスイッチ(25)を押し下げると、マイ
コン(11)はあらかじめ設定されたプログラムに従
い、乾燥工程表示ランプ(24a)を点灯させ、数値表
示手段(23)に”3時間00分”を点滅表示させる。
この表示時間はこの乾燥機の最大運転時間であり、点滅
させているのはまだ運転時間が正式に決定されてないこ
とを表している。この時同時にトライアック(19)を
点孤し、モータ(13)を回転させて布団の間への送風
を開始する。
【0011】所定時間(本実施例では6秒)送風し、室
内の空気を布団乾燥機のケース(1)の中に取り込み、
室温センサー(8)と湿度センサー(9)が布団乾燥を
行う室内の空気になじんでから、t2時点で室温検出手
段(15)と湿度検出手段(16)により室内の空気の
温度と湿度を検出する。
【0012】その検出した値をもとに、まず乾燥工程の
時間を決定する。室温が低い場合は温風温度が上昇しに
くく乾燥効率が悪くなるので、乾燥時間を長く設定し、
逆に室温が高い場合には温風温度が上昇しやすく、乾燥
しやすいので乾燥時間を短くする。また、布団選択スイ
ッチ(27)により羽毛布団が選択されている場合は、
綿布団が選択されている時に比べ、本実施例では約2割
程度長めの乾燥時間に設定されるようにプログラムして
ある。これは羽毛布団を掛け布団にして乾燥する場合は
温風が掛け布団から逃げ易く、敷布団が乾燥しにくいの
で、綿布団を掛け布団にして乾燥する場合に比べ乾燥効
率が低下するためである。また、湿度が高い場合は、布
団が湿り気を多く含んでいることが予想されるので乾燥
時間を長めに設定し、逆に湿度が低い場合は短めに設定
が行われる。この乾燥工程の時間は図5に示すようにあ
らかじめマイコン(11)に設定され、本実施例では入
力に対する出力(乾燥時間)の形でデータテーブルとし
てプログラムに組み込まれている。仮に、室温検出手段
(15)の出力が13℃、湿度検出手段(16)の出力
が相対湿度65%であるとすると、図5から乾燥時間が
1時間36分に決定される。
【0013】次に室温検出手段(15)の出力をもと
に、乾燥工程の後に行われる仕上げ工程の制御内容が決
定される。マイコン(11)には乾燥時間の設定のとき
と同様に入力(室温)(室温検出手段(15)の出力)
と出力(送風時間、温風温度)の関係が図6で示すよう
にデータテーブルとしてプログラムに組み込まれてい
る。ここでは室温検出手段(15)の出力が13℃であ
るから仕上げ工程の送風時間は9分、目的仕上げ温度は
41℃、温風温度は43℃に設定される。
【0014】マイコン(11)は乾燥時間と仕上げ時間
の合計値”1間45分”を数値表示手段(23)に点滅
表示する。点滅表示させるのはまだ仮決定であることを
示すためである。このt2時点からマイコン(11)は
トライアック(20)を点孤してヒータ(5)への通電
を開始し、吹出孔(7)から吹き出される風を温風とす
る。
【0015】所定時間(本実施例では60秒)後のt3
時点で再び室温検出手段(15)と湿度検出手段(1
6)により室内の空気の温度と湿度を検出し、t2時点
と同様にして乾燥時間、送風時間及び温風温度を決定
し、乾燥時間と送風時間の合計時間から前記60秒を引
いた時間を数値表示器(23)に点灯表示させる。t3
時点で、室温が15℃、湿度が67%であると検出され
たとすると、乾燥時間は1時間26分、送風時間は11
分、温風温度は39℃と決定され、数値表示器(23)
に”1時間36分”が点灯表示させる。再び乾燥時間と
仕上げ時間の決定を行うのは、布団乾燥機内の空気と室
内の空気の温度と湿度が大きくかけ離れている場合に
は、初期の6秒では正確に温度と湿度を検出することが
出来ない事があるからである。
【0016】一方、仕上がりまでの時間を本決定して、
数字表示手段に点灯表示すると、湿度検出手段は図7の
フローチャートに示すようにして室内湿度が最大となる
までの時間と室内湿度の上昇最大幅とを検出する動作を
おこなう。ステップ(イ)〜(ホ)は各種データのイニ
シャライズで、ステップ(イ)(ロ)では、乾燥運転を
スタートした直後のt3時点の湿度データを初期湿度と
してIMとMAX0に格納している。ステップ(ハ)で
は湿度が最大となるまでの時間を表す時間データTMを
クリアーしている。各種データのイニシャライズが終わ
った後ステップ(ヘ)でカウンターCTをスタートさせ
る。カウンターCTが10分未満の間はステップ
(ト)、(チ)、(リ)をループすることにより10分
間毎の湿度のピークを検出する。この10分間毎の湿度
の最大値をMAX1として格納しておく。カウンターC
Tが10分に達する毎にステップ(ヌ)で今回の10分
間での最大湿度MAX1と前回の10分間での最大湿度
MAX0を比較して湿度の変化が、上昇中か下降に転じ
たかを検出する。即ち、今回の最大値が前回の最大値よ
り小さければ、湿度の変化が下降方向になったと判断し
ステップ(レ)で、前回10分間での最大値MAX0か
ら乾燥運転をスタートした時の初期湿度IMをひくこと
により湿度の最大上昇幅を求めている。今回の10分間
での最大値が前回の10分間での最大値以上であれば、
湿度はまだ上昇中であると判断しステップ(ル)で今回
の10分間での最大値MAX1をMAX0として登録す
る。次にステップ(ヲ)で乾燥運転時間の残りが10分
未満であるかどうかをチェックし、乾燥運転時間の残り
が10分以上のときは、ステップ(ワ)で時間データT
Mが9未満(90分未満)であることをチェックして、
時間データTMが9未満であれば、ステップ(カ)で時
間データTMに1を加え、時間データが9以上であれ
ば、ステップ(ヨ)でMAX1をクリアーし、ステップ
(タ)でカウンターCTをクリアーしステップ(ト)に
もどることにより10分毎の最大値を検出して前回の1
0分間での最大値と比較する動作を継続する。ステップ
(ヲ)で乾燥運転時間の残りが10分未満であった場合
には、ステップ(レ)に移り、その時点での湿度の最大
値から湿度の最大上昇幅を計算する。
【0017】10分間隔毎の最大値を比較することによ
って湿度の変化が上昇中か下降に転じたかを判断するの
は、室内湿度の検出データが図8のように細かな変動を
しながら全体としては上昇し、ピークをむかえた後下降
するという具合いに変化するので、大きな流れとしては
まだ上昇中であるにもかかわらず、細かな上がり下がり
で下降に転じたと誤判定することがないようにするため
である。以上の様にして、室内湿度の上昇最大幅と室内
湿度が最大となるまでの時間データが検出されると、こ
のデータを基に乾燥時間の補正を決定する。
【0018】次に乾燥時間の補正について説明するが、
まず、布団乾燥を行ったときの室内湿度の変化の一例を
図9を使って説明しておく。
【0019】布団乾燥を始めると布団の繊維から水分が
放出され布団内部の空気の相対湿度は急激に上昇する。
この時同時に布団内部の温度も上昇していくので布団内
部の空気の相対湿度は急激に上昇した後やや下降方向と
なるが、まだ布団の繊維からは多量に水分が放出されて
いる状態がしばらく続く。この後布団の乾燥が進むと布
団繊維からの水分の蒸発は、急激に減り布団内部の空気
の相対湿度も急激に下がり始める。この布団から蒸発す
る水分の量の変化に従って室内の湿度も変化する。即
ち、布団から蒸発する水分が多い間は室内湿度は徐々に
上昇し、布団から蒸発する水分が急激に減少を始めると
室内湿度も下降に転じる。
【0020】また、この室内湿度の変化の曲線は、布団
の湿り具合いによって図10に示すように異なった様子
を示す。図10において(a)は、布団の繊維が多くの
水分を含んでいて湿り気が多い場合である。室内湿度が
最大となるまでの時間が長く、また湿度の上昇最大幅も
大きい。(b)は布団の繊維が含む水分の量が少ない場
合で、室内湿度が最大となるまでの時間が短く、湿度の
最大上昇幅も小さい。窓を開けた状態で乾燥を行った場
合には、蒸発した水分が室外へ放散されるため室内湿度
の上昇最大幅は小さくなるものの、室内湿度が最大とな
るまでの時間は部屋が閉められている状態と同じく、湿
り気が多い布団では長くなり(cの曲線)、湿り気が少
ない布団では短い(dの曲線)。
【0021】以上述べた性質を利用し、乾燥時間の補正
は、先に述べた標準的な布団を標準的な部屋で乾燥させ
た時より、室内の湿度が最大となるまでの時間が長い場
合は乾燥運転時間が長くなるように動作し、室内の湿度
が最大となるまでの時間が短い場合は乾燥運転時間が短
くなるように動作するように設定している。また湿度上
昇の最大幅が大きい場合には乾燥運転時間が長めになる
ように動作し、逆に湿度上昇の最大幅が小さいときには
乾燥運転時間が短めになるように動作する設定としてい
る。この乾燥時間の補正の設定は図11のようになり、
本実施例では入力に対する出力の形でデータテーブルと
してプログラムに組み込まれている。仮に仕上がり迄の
時間を本決定したt3時点から37分後に室内湿度が最
大となり、湿度の最大上昇幅が相対湿度差で4%であっ
たとすると、t3時点から50分経過後、図11に基づ
き乾燥時間の補正値として「−3分」を得る。マイナス
の符号は乾燥運転時間を短縮することを表し、プラス符
号は乾燥運転時間を延長することを表す。今の例では本
決定で決定した乾燥運転時間「1時間26分」を3分短
縮し「1時間23分」とする。
【0022】乾燥工程(t2〜t4)中の温風温度は布
団選択の設定に基づいて、綿布団の時は最高温度60
℃、羽毛布団の時は同50℃に設定されており、マイコ
ン(11)は風温検出手段(14)の出力によって温風
温度が前記温度上回らないようにヒータ(5)の通電制
御を行う。これらの温度は布団の繊維を痛めないため
と、安全のためである。特に羽毛布団の時は、羽毛の油
脂分を痛めないために温度を低くしてある。
【0023】時間経過とともに、1分毎に数値表示手段
(23)の表示する時間を減らしてゆき、乾燥運転時間
の補正により決定された乾燥時間(1時間23分)が経
過したらt4時点で工程表示を乾燥ランプ(24a)か
ら仕上げランプ(24b)に切替え、仕上げ工程に入っ
た事をしらせる。仕上げ工程では決定された温度に温風
を制御し送風をおこなう。さらに時間が経過し、残り時
間が5秒になったt5時点でヒータ(5)への通電を停
止し、モータ(13)だけに通電し、冷風を送る。これ
は布団乾燥機内の熱気を取り去り、連続的に使用された
場合でも初期の温度と湿度の検出が正確に行うことが出
来るようにするためである。仕上げ工程が終了したら、
t6時点で仕上げランプ(24b)を消灯し、報知手段
(17)により報知する。報知中は数値表示手段(2
3)を”0分”の表示とする。報知が終了したら、t7
時点で数値表示手段(23)の表示を消し、初期の状態
に戻る。
【0024】尚、上記実施例では、乾燥運転時間の補正
を、湿度が最大になるまでの時間、その時の湿度の初期
値からの上昇幅の両方を入力として図11に基づいて設
定したが、図11の一部を利用して、湿度が最大になる
までの時間のみによって補正してもよいし、運転開始か
ら所定時間経過した時点の湿度の上昇幅のみに応じて補
正するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように第1、第2の発明によれ
ば、布団の湿り具合いを室内湿度の変化を監視すること
によって推定し、乾燥運転時間を補正するため、初期の
部屋の湿度や温度だけでは分からない布団の湿り具合の
多少に応じた最適な乾燥運転時間で乾燥運転を終了する
ことができ、常に快適な乾燥状態に布団を仕上げること
ができ、乾燥不足や過乾燥による無駄な電力の消費や布
団の傷みをなくすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す布団乾燥機の断面図で
ある。
【図2】同装置の操作表示部の模式図である。
【図3】同実施例の回路図である。
【図4】同実施例の動作を示すタイムチャートである。
【図5】室温及び湿度と乾燥時間の関係を示す関係図で
ある。
【図6】室温と仕上げ温度、温風温度、送風時間の関係
を示す関係図である。
【図7】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図8】布団乾燥を行ったときの室内湿度の変化の一例
を示す特性図である。
【図9】布団乾燥を行ったときの各部の温度、湿度の変
化を示す特性図である。
【図10】種々の状態で布団乾燥を行ったときの室内湿
度の変化を示す特性図である。
【図11】最大湿度に達するまでの時間及び湿度の最大
上昇幅と運転時間の補正値の関係を示す関係図である。
【符号の説明】
4 ファン 5 ヒータ 11 マイコン 14 風温検出手段 15 室温検出手段 16 湿度検出手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F26B 21/08 F26B 21/08 (56)参考文献 特開 平3−16600(JP,A) 特開 昭59−99(JP,A) 特開 平1−207098(JP,A) 特開 平4−197398(JP,A) 特開 昭62−142595(JP,A) 特開 平2−154796(JP,A) 特開 昭59−197299(JP,A) 特開 昭58−210482(JP,A) 実開 昭55−153097(JP,U) 実開 昭63−166196(JP,U) 実開 昭55−156691(JP,U) 特公 昭63−65360(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 58/00,58/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温風発生手段と、運転開始時に乾燥時間
    を設定する乾燥時間設定手段と、室内の湿度を検出する
    湿度検出手段と、該湿度検出手段の出力に基づき前記乾
    燥時間決定手段によって設定された乾燥運転の時間を補
    正する乾燥時間補正手段を備え、該乾燥時間補正手段は
    部屋の湿度が最大になるまでの時間が長ければ乾燥運転
    時間が長くなるように、部屋の湿度が最大になるまでの
    時間が短ければ乾燥運転時間が短くなるように乾燥運転
    の時間を補正することを特徴とする寝具等の乾燥機。
  2. 【請求項2】 温風発生手段と、運転開始時に乾燥時間
    を設定する乾燥時間設定手段と、室内の湿度を検出する
    湿度検出手段と、該湿度検出手段の出力に基づき前記乾
    燥時間決定手段によって設定された乾燥運転の時間を補
    正する乾燥時間補正手段を備え、該乾燥時間補正手段は
    部屋の湿度の最大上昇幅が大きければ乾燥運転時間が長
    くなるように、最大上昇幅が小さければ乾燥運転時間が
    短くなるように乾燥運転の時間を補正することを特徴と
    する寝具等の乾燥機。
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