JPH07326983A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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Publication number
JPH07326983A
JPH07326983A JP6118271A JP11827194A JPH07326983A JP H07326983 A JPH07326983 A JP H07326983A JP 6118271 A JP6118271 A JP 6118271A JP 11827194 A JP11827194 A JP 11827194A JP H07326983 A JPH07326983 A JP H07326983A
Authority
JP
Japan
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signal
data
transmission
timing
reception
Prior art date
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Pending
Application number
JP6118271A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Tachika
雄彦 田近
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Idec Izumi Corp
Original Assignee
Idec Izumi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】データ伝送装置を構成する受信側装置において
受信データのオン/オフ期間の計時を不要にし、計時動
作に必要な発信回路を不要にする。 【構成】アンテナから送信終了タイミングが一定周期で
送信開始タイミングがデータS2の内容に応じて前後す
るデータ信号SL1を送信する。データキャリアは、デ
ータ信号SL1を送受信コイルで受信し、データ信号S
L1の立ち下がりのタイミングに同期した応答信号S1
1を送受信コイルから送信するとともに、データ信号S
L1の送信終了タイミングに同期した受信クロック信号
D1および受信コイルの共振信号SL3の状態を表す受
信データ信号D2を作成する。受信クロック信号D1の
各周期における受信データ信号D2の状態変化からデー
タ信号SL1の内容を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送信側装置から受信
側装置に対してディジタルデータを送信するデータ伝送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンベア上を搬送される物品に取り付け
られたデータキャリアと、コンベアによって構成される
搬送路中の一部に設置されたアンテナとの間でデータの
送受信を行うデータキャリアシステムなどのデータ伝送
装置がある。このようなデータ伝送装置では図5に示す
ように、送信側装置であるアンテナ50の送受信回路5
1からデータキャリアなどの受信側装置60に対して
“1”または“0”の2値化信号のディジタルデータS
21を送信する。受信側装置60はコイルを含む送受信
回路61によりデータ信号S21を受信し、受信信号S
22を制御回路62に導き、送信されたデータの内容を
判別する。
【0003】この受信側装置60におけるデータの判別
処理としては、図6に示すように、同期クロック成分の
含まれたバイフェーズ符号などを使用してデータの1ビ
ットごとに区切りを付け、信号レベルの変化周期の時間
的長短によってデータの内容を判別するようにしてい
る。例えば、バイフェーズ符号は各ビットの中央におい
て“1”または“0”の内容に応じて“Hi”から“L
o”または“Lo”から“Hi”に切り換わるが、ビッ
トの境目では必ずしもレベル変化があるとは限らない。
このため、ビットの周期tA毎にバイフェーズ符号のレ
ベル変化周期t1,t2,・・・,tNを観測すること
より、“1”のパターンであるか“0”のパターンであ
るかを判別してデータを読み取る。このように、受信側
装置60は、受信信号の時間的な長さを測定し、その長
短によってデータの内容を弁別するために発振回路63
を備え、制御回路62は、受信信号の同一レベルが継続
する間において発振回路63から出力される基準パルス
数を計数する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データ伝送装置では、受信信号の同一レベルの継続時間
を測定するために、受信側装置に発振回路を含む計時手
段を備えなければならず、回路構成の複雑化による装置
の大型化およびコストの上昇を招く問題があった。ま
た、計時手段が有する発振回路に供給するための充分な
電力が必要となり、送信側装置から受信側装置に対して
電磁誘導により電源を供給する場合には送信側装置と受
信側装置との間の距離をより近づけなければならず、ま
た送信側装置においてもデータ伝送の時間タイミングを
厳格に維持しなければならない問題があった。
【0005】この発明の目的は、送信側装置から受信側
装置に対して送信するデータ信号の送信開始タイミング
を、受信側装置からデータ信号の送信終了タイミングに
同期して送信される応答信号を包括する第1のタイミン
グまたは包括しない第2のタイミングに切り換えること
により、受信信号の同一レベルの継続時間によってデー
タの内容を峻別する必要をなくし、受信側装置から発信
回路を含む計時手段を省き、受信側装置の小型化および
コストダウンを実現できるとともに、送信側装置と受信
側装置との距離を遠くすることができ、送信側装置にお
けるデータのタイミングを一定に維持する必要のないデ
ータ伝送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のデータ伝送装
置は、受信側装置が、信号を送受信する送受信コイルを
備え、送信側装置から送信されたデータ信号の送信終了
タイミングに同期して応答信号を送信する応答信号送信
手段と、データ信号の送信終了タイミングの1周期にお
ける送受信コイルの共振状態の変化に基づいてデータ信
号の内容を判別するデータ判別手段と、を備え、送信側
装置が、一定周期の送信終了タイミングで送信するデー
タ信号の送信開始タイミングを、データの内容に応じて
前記応答信号の送信終了タイミングより早い第1のタイ
ミングまたは前記応答信号の送信終了タイミングより遅
い第2のタイミングのいずれかに切り換える送信開始タ
イミング切換手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明においては、受信側装置は、送信側装
置から送信されたデータ信号を送受信コイルにより受信
するとともに、受信したデータ信号の送信終了タイミン
グに同期して同じ送受信コイルから応答信号を送信す
る。このため、送受信コイルは、データ信号の受信時お
よび応答信号の送信時に共振する。送信側装置は、受信
側装置に送信すべきデータの内容に応じてデータ信号の
送信開始タイミングを応答信号の送信終了タイミングよ
り早い第1のタイミングまたは応答信号の送信終了タイ
ミングより遅い第2のタイミングのいずれかに切り換え
る。
【0008】送信側装置から第1のタイミングでデータ
信号が送信された場合には、受信側装置からの応答信号
の送信が停止される前に送信側装置からデータ信号が送
信され、受信側装置の送受信コイルは、応答信号の送信
開始からデータ信号の受信終了までの間において継続し
て共振し、応答信号の送信開始から次のデータ信号の受
信終了までの間において、非共振状態から共振状態に変
化することはない。
【0009】一方、送信側装置からデータ信号が第2の
タイミングで送信された場合には、受信側装置からの応
答信号の送信が停止された後に送信側装置からデータ信
号が送信され、受信側装置の送受信コイルは、応答信号
の送信開始からデータ信号の受信終了までの間において
共振を一旦中断し、応答信号の送信開始から次のデータ
信号の受信終了までの間において、非共振状態から共振
状態に変化する。
【0010】したがって、受信側装置は、応答信号の送
信開始から次のデータ信号の受信終了までの間における
送受信コイルの共振状態が、非共振状態から共振状態へ
変化するか否かをチェックすることにより、送信側装置
から送信されたデータ信号の内容を判別することができ
る。受信側装置は、受信したデータ信号の送信終了タイ
ミングに同期して応答信号を送信するから、データ信号
の送信終了タイミングの1周期において、送受信コイル
の共振状態の変化をチェックすることによりデータ信号
の内容を判断できる。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の実施例に係るデータ伝送
装置であるデータキャリアシステムを示す図である。デ
ータキャリアシステムは、コンベア10上を搬送される
移動体3に取り付けられたデータキャリア2と、コンベ
ア10によって構成される移動体3の搬送路中に設置さ
れたアンテナ1と、により構成されている。アンテナ1
は、データケーブル4により図外のホスト装置に接続さ
れており、データキャリア2の有無に拘らず、移動体3
の搬送路の一部を含む通信可能範囲5に対してデータ信
号を送信している。この通信可能範囲5内にデータキャ
リア2が侵入すると、アンテナ1から送信されたデータ
信号をデータキャリア2が受信する。データキャリア2
は、データ信号の内容に応じて、例えば、移動体3の特
性などを示すデータの書込/読出などの処理を実行す
る。
【0012】図2は、上記データキャリアシステムのア
ンテナの構成を示す図である。アンテナ1は送信コイル
L1を含む送信回路11と受信コイルL2を含む受信回
路12とを備えている。送信回路11には、図外の制御
回路から出力される一定周期のクロック信号S1および
データS2が、ANDゲート14およびORゲート15
を経由して入力される。データS2は、アンテナ1から
データキャリア2に送信すべきデータの内容を示す2値
化信号であり、例えば、データS2がハイレベルのとき
に“1”を表し、ローレベルのときに“0”を表す。ま
た、アンテナ1は、受信回路12の受信信号S3がクロ
ック信号S1とともに入力されるフリップフロップ13
を備えている。
【0013】以上の構成により、アンテナ1において図
外の制御部から図4に示すクロック信号S1およびデー
タS2が供給される。受信コイルL2が、同図に示す状
態で外部信号を受信すると、受信回路12は、受信コイ
ルL2の受信レベルを基準レベルVaで検波し、同図に
示す受信信号S3を出力する。この受信信号S3がフリ
ップフロップ13のセット端子に入力され、クロック信
号S1がフリップフロップ13のリセット端子に入力さ
れる。これによって、フリップフロップ13のQ出力S
4は、同図に示す状態でデータS2とともにANDゲー
ト14に入力される。
【0014】ANDゲート14は、データS2とフリッ
プフロップ13のQ出力S4との論理積をとり、同図に
示す信号S5を出力する。ANDゲート14の出力信号
S5は、クロック信号S1とともにORゲート15に入
力される。ORゲート15は、クロック信号S1とAN
Dゲート14の出力信号S5との論理和をとり、駆動信
号S6として送信回路11に供給する。これによって送
信コイルL1は、同図に示す状態で共振してデータ信号
SL1を送信する。
【0015】以上のようにして送信コイルL1から送信
するデータ信号の波形を決定する。駆動信号S6は、デ
ータS2の内容に拘らずクロック信号S1に一致して一
定周期で立ち下がり、データS2の内容に応じて第1ま
たは第2のタイミングで立ち上がる。データS2がハイ
レベルのときに駆動信号S6が立ち上がる第1のタイミ
ングは、受信信号S3の立ち上がりタイミングに一致
し、データS2がローレベルのときに駆動信号S6が立
ち上がる第2のタイミングよりも早い。
【0016】例えば、時間tdにおけるクロック信号S
1の立ち下がりの後にデータS2が立ち上がると、時間
tpにおける受信信号S3の立ち上がりに一致して駆動
信号S6が立ち上がり、時間tqで受信信号S3が立ち
下がるよりも早くデータ信号SL1が送信される。これ
に対して、データS2がローレベルのときには、時間t
a、tcまたはtgにおいてクロック信号S1に同期し
て駆動信号S6が立ち上がり、受信信号S3が立ち下が
った後にデータ信号SL1の送信が開始される。
【0017】図3は、上記データキャリアシステムのデ
ータキャリアの構成を示す図である。データキャリア2
は送受信コイルL3を含む送受信回路21および変復調
回路22,23を備えている。復調回路23の後段には
エッジ検出回路24、自己信号遮断回路25、ワンショ
ット回路26、フリップフロップ27およびインバータ
28が接続されている。変調回路22は図外の制御部か
ら出力される応答信号S11を変調して送受信回路21
に供給する。復調回路23は送受信回路21から出力さ
れる共振信号を復調し、復調信号S12としてエッジ検
出回路24に供給する。エッジ検出回路24は、復調信
号S12の立ち下がりおよび立ち上がりのタイミングを
検出し、自己信号遮断回路25に供給する。
【0018】自己信号遮断回路25は、応答信号S11
がハイレベルの期間においてエッジ検出回路24とワン
ショット回路26およびフリップフロップ27との間を
切断する。ワンショット回路26は、自己信号遮断回路
25から出力される立ち下がり信号S13がハイレベル
からローレベルに切り換わった時に所定パルス幅の負の
矩形波を受信クロック信号D1として出力する。フリッ
プフロップ27は、自己信号遮断回路25から出力され
る立ち上がり信号S14、および、ワンショット回路2
6から出力された受信クロック信号D1に基づき受信デ
ータ信号D2を出力する。
【0019】以上の構成により、アンテナ1の送信コイ
ルL1から図4に示す状態でデータ信号SL1が送信さ
れると、データキャリア2の送受信コイルL3は同図に
示す状態で共振し、送受信回路21から共振信号SL3
が出力される。復調回路23は、この共振信号SL3を
基準電圧Vbで検波し、同図に示す復調信号S12を出
力する。この復調信号S12はエッジ検出回路24に入
力され、エッジ検出回路24は、復調信号S12の立ち
下がりタイミングおよび立ち上がりタイミングにおいて
パルス波を出力し、自己信号遮断回路25に入力する。
【0020】自己信号遮断回路25は、応答信号S11
のハイレベルの期間においてエッジ検出回路24の出力
を無効にするため、自己信号遮断回路25からは図4に
示すような立ち下がり信号S13および立ち上がり信号
S14が出力される。したがって、同図に示すように、
時間t2における復調信号S12の立ち上がりおよび立
ち下がりは、立ち上がり信号S14および立ち下がり信
号S13から除かれる。立ち下がり信号S13はワンシ
ョット回路26に供給され、ワンショット回路からは同
図に示す受信クロック信号D1が出力される。この受信
クロック信号D1は図外の制御回路に供給され、応答信
号S11の出力タイミングを決定する基準となる。即
ち、応答信号S11は受信クロック信号D1から時間t
1だけ遅れて時間t2の期間においてハイレベルにされ
る。
【0021】また、受信クロック信号D1は、フリップ
フロップ27のリセット端子に入力される。一方、フリ
ップフロップ27のセット端子には、自己信号遮断回路
25から立ち上がり信号S14が入力される。これによ
ってフリップフロップ27のQ出力は、同図に示すよう
に立ち上がり信号S14の立ち上がりタイミングで立ち
上がり、受信クロック信号D1の立ち上がりのタイミン
グで立ち下がる波形となる。このQ出力はインバータ2
8により反転され、同図に示す受信データ信号D2が制
御回路に出力される。
【0022】この受信データ信号D2が、送受信コイル
L3において受信したデータ信号SL1の内容を示す。
例えば、時間tpにおいてデータ信号SL1が第1のタ
イミングで立ち上がると、送受信コイルL3は、時間t
rで送信を開始した自己の応答信号S11による共振状
態が停止する前にデータ信号SL1を受信し、データ信
号SL1が時間tfで立ち下がるまで共振状態を継続す
る。このため、時間tkと時間tmとにおける受信クロ
ック信号D1の立ち下がりタイミングの1周期の期間に
おいて、立ち上がり信号S14は出力されず、時間tk
と時間tmとにおける受信クロック信号D1に続いて出
力される応答信号S11の1周期の期間において受信デ
ータ信号D2はハイレベルのままにされる。
【0023】一方、時間ta、tcまたはtgにおいて
データ信号SL1が第2のタイミングで立ち上がると、
送受信コイルL3は、受信クロック信号D1に同期して
送信した自己の応答信号S11による共振信号SL3a
が非共振状態になった後にデータ信号SL1を受信し、
例えば、時間tiと時間tkとにおける受信クロック信
号D1の立ち下がりタイミングの1周期の期間におい
て、立ち上がり信号S14が出力され、時間tjにおい
て受信データ信号D2はハイレベルからローレベルに変
化する。
【0024】したがって、受信クロック信号D1の各立
ち下がりタイミング(例えば、時間ti、tkまたはt
m)において、受信データ信号D2のレベルをチェック
することにより、アンテナ1から送信されたデータ信号
SL1の内容を判別できる。即ち、図外の制御回路は、
受信クロック信号D1の立ち下がりのタイミングで受信
データ信号D2の状態を判別し、受信データ信号D2が
ローレベルの状態である場合にはアンテナ1から送信さ
れたデータの内容が“0”であると判断し、受信データ
信号D2の状態がハイレベルである場合には送信された
データの内容が“1”であると判断する。
【0025】以上のようにしてこの実施例によれば、ア
ンテナ1から送信するデータ信号SL1の送信終了タイ
ミングを一定周期にするとともに、その送信開始タイミ
ングを、データキャリア2から送信される応答信号S1
1の送信終了タイミング前の第1のタイミング、また
は、応答信号S11の送信終了タイミング後の第2のタ
イミンクにデータS2の内容に応じて切り換えることに
より、データキャリア2の送受信コイルL3における共
振状態をデータS2の内容に応じて変化させることがで
きる。データキャリア2は、この送受信コイルL3の共
振状態をデータ信号SL1の送信終了タイミングに同期
したタイミングでチェックすることにより、受信したデ
ータ信号SL1の内容を判別することができる。
【0026】このように、データキャリア2は、データ
信号SL1の内容の判別にあたって、受信信号の同一状
態の継続期間を計時する必要がなく、発振回路を含む計
時手段が不要になる。また、データキャリア2において
送信データの内容の判別に用いられる受信クロック信号
D1および受信データ信号D2は、アンテナ1から送信
される送信信号SL1に基づいて作成されるため、デー
タキャリア2の処理タイミングをアンテナ1の処理タイ
ミングに確実に同期させることができる。このため、ア
ンテナ1においてデータのタイミングを含む処理速度を
厳格に維持する必要はなく、アンテナ1の構成をも簡略
化できる利点がある。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、受信側装置における
データの読取タイミングを送信側装置により設定するこ
とができるとともに、この読取タイミングにおける受信
信号の状態よって送信されたデータ信号の内容を正確に
判別することができ、受信信号の同一状態の継続期間を
計時するために必要とされる発信回路および電源回路を
受信側装置に設ける必要がなく、受信側装置の構成を簡
略化および小型化することができる利点がある。また、
受信側装置の電力消費を軽減することができるため、外
部給電方式の受信側装置と送信側装置との間の通信可能
距離を長くすることができる利点がある。さらに、送信
側装置から送信されたデータ信号に基づいて受信側装置
の処理タイミングが決定されるため、受信側装置の処理
タイミングは送信側装置の処理タイミングに必ず同期
し、送信側装置の処理タイミングを決定する発信回路の
精度を厳格に維持する必要がなく、送信側装置の構成を
も簡略化できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のデータ伝送装置を適用したデータキ
ャリアシステムを示す図である。
【図2】同データキャリアシステムを構成するアンテナ
のブロック図である。
【図3】同データキャリアシステムを構成するデータキ
ャリアのブロック図である。
【図4】同アンテナおよびデータキャリアの各部におけ
る信号の状態を示すタイミングチャートである。
【図5】従来のデータ伝送装置の構成を示す図である。
【図6】同従来のデータ伝送装置における送信信号およ
び受信データの波形を示す図である。
【符号の説明】
1−アンテナ(送信用装置) 2−データキャリア(受信側装置) L3−送受信コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信側装置が、信号を送受信する送受信コ
    イルを備え、送信側装置から送信されたデータ信号の送
    信終了タイミングに同期して応答信号を送信する応答信
    号送信手段と、データ信号の送信終了タイミングの1周
    期における送受信コイルの共振状態の変化に基づいてデ
    ータ信号の内容を判別するデータ判別手段と、を備え、 送信側装置が、一定周期の送信終了タイミングで送信す
    るデータ信号の送信開始タイミングを、データの内容に
    応じて前記応答信号の送信終了タイミングより早い第1
    のタイミングまたは前記応答信号の送信終了タイミング
    より遅い第2のタイミングのいずれかに切り換える送信
    開始タイミング切換手段を備えたことを特徴とするデー
    タ伝送装置。
JP6118271A 1994-05-31 1994-05-31 データ伝送装置 Pending JPH07326983A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001267980A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Oki Electric Ind Co Ltd 非接触の信号送受信回路

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JP4526644B2 (ja) * 2000-03-21 2010-08-18 Okiセミコンダクタ株式会社 非接触の信号送受信回路

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