JPH04252635A - 搬送波検出装置 - Google Patents

搬送波検出装置

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Publication number
JPH04252635A
JPH04252635A JP914391A JP914391A JPH04252635A JP H04252635 A JPH04252635 A JP H04252635A JP 914391 A JP914391 A JP 914391A JP 914391 A JP914391 A JP 914391A JP H04252635 A JPH04252635 A JP H04252635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier wave
circuit
control signal
timing
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP914391A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Wakabayashi
尚之 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP914391A priority Critical patent/JPH04252635A/ja
Publication of JPH04252635A publication Critical patent/JPH04252635A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、非接触式記録媒体を
用いたパスゲートシステムのように、電磁波を使用する
通信において搬送波の有無を検出する搬送波検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ゲート通過時における利用者によるカー
ドの提示を容易化するため、非接触式記憶媒体を用いた
パスゲートシステムが提案されている。このパスゲート
システムにおいては、ICカードなどの記憶媒体および
ゲートのそれぞれに送受信回路およびアンテナを備え、
記憶媒体とゲートとの間において無線通信によりデータ
の送受信を行うことによって記憶媒体をゲートの挿入口
に挿入する煩雑さを解消するようにしたものである。こ
のようなパスゲートシステムにおいて記憶媒体とゲート
との間でデータを無線通信により送受信する場合、相手
側から送信されたデータを受信するために、電磁波にお
ける搬送波の有無を検出しなければならない。このよう
に、電磁波を使用する通信において搬送波の検出を行う
ものとして従来より、搬送波に同調した共振回路の出力
を整流回路により整流し、搬送波の抱絡線検波を行うよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
搬送波検出装置では、コイルとコンデンサからなる共振
回路において電気エネルギが残留し、図6に示すように
搬送波の入力が終了してもこの残留エネルギの影響によ
り検波出力に残留振動となって現れ、検出信号において
搬送波の終了タイミングが遅延してしまう。この終了タ
イミングの遅延は、通信距離の長短に伴って増減するた
め、前述のパスゲートシステムのように利用者がゲート
に対して記憶媒体を提示する距離が一定でなく、通信距
離が変わる場合には搬送波の検出時間が変化してしまい
、正確なデータの検出を行うことができなくなる問題が
あった。
【0004】この発明の目的は、共振回路における残留
エネルギを一定のタイミングで放出するようにし、共振
回路における残留エネルギによって検出信号における搬
送波終了タイミングの遅延時間を短縮し、搬送波の検出
タイミングの変化を少なくして正確なデータ検出を行う
ことができる搬送波検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の搬送波検出装
置は、搬送波に同調した共振回路の出力を整流回路によ
り整流して搬送波の有無を検出する搬送波検出装置にお
いて、共振回路または整流回路の電気エネルギを所定時
間間隔で放電する放電回路を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明においては、共振回路または整流回路
における電気エネルギが所定時間間隔で放電回路により
放電される。したがって、搬送波の受信終了後に共振回
路に大きなエネルギが残留することがなく、残留振動に
よる搬送路検出信号の終了タイミングの遅延時間が長く
なることがない。
【0007】
【実施例】図1は、この発明の実施例である搬送波検出
装置の回路図である。共振回路1はリアクタンスL1お
よびコンデンサC1により構成されている。この共振回
路1の出力が整流器D1により整流され、抵抗R3およ
びコンデンサC2により検波された後フリップフロップ
2に入力される。この共振回路1と整流器D1との間は
抵抗R1,R2およびスイッチ素子Tr1,Tr2を介
して接地されている。このスイッチング素子Tr1,T
r2には、図外の制御回路から制御信号S1が供給され
ている。この制御信号S1がHiのときスイッチ素子T
r1,Tr2がオンして共振回路1のエネルギが放電さ
れる。この制御信号S1はインバータ3を介してフリッ
プフロップ2にも供給される。フリップフロップ2はイ
ンバータ3からの信号の供給タイミングでD入力の状態
をQ出力として保持する。
【0008】上記図1に示す電気回路において放電回路
を構成する抵抗R1,R2は、図2に示すように整流回
路のリアクタンスL1とコンデンサC1とともに二次遅
れ要素を形成する。このとき電源電圧Eに対する出力電
圧eは、   e/E=G(s)=Kωn 2 /(S2 +2ζ
ωn S+ωn 2 )となり、減衰率ζは、 ζ=(L/C)0.5 /2R で表される。そこで、この減衰率ζが2程度になるよう
に抵抗R1,R2の抵抗値を選ぶ。例えばリアクタンス
L=10μH、コンデンサC=2500pFのとき抵抗
R=16Ωとなる。
【0009】以上の構成により、図3に示すように送信
器から搬送波aが出力されると搬送波の受信により共振
回路1において共振による電気エネルギが生じる。この
電気エネルギは制御信号S1がHiレベルのとき放電さ
れ、制御信号がLoレベルのとき検波器D1を介して検
波出力cとして現れる。すなわち、検波出力cは搬送波
aを受信中において図4に示すように制御信号S1の立
ち下がりで立ち上がり、フリップフロップ2のD端子に
入力される。フリップフロップ2も前述のように制御信
号S1がLoレベルになるタイミングでD入力の状態を
出力する。  したがって、搬送波検出信号dであるフ
リップフロップ2のQ出力は、搬送波aの受信中におい
て制御信号S1の最初のLoタイミングから、搬送波a
を受信しなくなった後の最初のLoタイミングまでHi
レベルを維持する。このように、共振回路1において発
生した電気エネルギは制御信号S1がHiレベルのとき
に放電されるため、搬送波のレベルが高い場合にも共振
回路1内にエネルギが残留することがなく、搬送波のレ
ベルの高低に係わらず搬送波検出信号dの検出タイミン
グの誤差を小さくすることができる。
【0010】なお、検出タイミングの誤差を小さくする
ためには、制御信号S1のLoレベルの周期T1(図4
参照)を小さくすれば良いが、この周期T1は少なくと
も共振回路1における共振の周期より大きくしなければ
ならないことは言うまでもない。
【0011】図6は、この発明の別の実施例に係る搬送
波検出装置の回路図である。同図は、搬送波検出回路を
構成する整流回路4の出力を放電するようにしたもので
あり、ダイオードブリッジによって構成される整流回路
4とフリップフロップ2との間を抵抗R4およびスイッ
チ素子Tr3を介して接地している。このスイッチ素子
Tr3に前述と同様の制御信号S1を供給することによ
って図3に示す搬送波検出信号dをフリップフロップ2
のQ出力として得ることができる。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、共振回路において発
生する電気エネルギを共振回路または整流回路から所定
時間間隔で放電することにより、共振回路内において電
気エネルギの蓄積を無くし、搬送波を受信しなくなった
後に共振回路の残留エネルギを検出することのないよう
にし、通信距離の差によって生じる残留エネルギの高低
によって搬送波検出信号の出力タイミングに誤差を生じ
ることがなく、正確な搬送波検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である搬送波検出装置の回路
図である。
【図2】同搬送波検出装置において放電回路を製する抵
抗と共振回路との関係を示す図である。
【図3】同搬送波検出装置における各部の信号の状態を
示すタイミングチャートである。
【図4】同搬送波検出装置における制御信号と検波信号
との関係を示す図である。
【図5】この発明の別の実施例に係る搬送波検出装置の
回路図である。
【図6】従来の搬送波検出装置における搬送波と検波出
力および搬送波検出信号との関係を示す図である。
【符号の説明】
1−共振回路 4,D1−整流回路 5,5´−放電回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送波に同調した共振回路の出力を整流回
    路により整流して搬送波の有無を検出する搬送波検出装
    置において、共振回路または整流回路の電気エネルギを
    所定時間間隔で放電する放電回路を設けたことを特徴と
    する搬送波検出回路。
JP914391A 1991-01-29 1991-01-29 搬送波検出装置 Pending JPH04252635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP914391A JPH04252635A (ja) 1991-01-29 1991-01-29 搬送波検出装置

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JP914391A JPH04252635A (ja) 1991-01-29 1991-01-29 搬送波検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04252635A true JPH04252635A (ja) 1992-09-08

Family

ID=11712402

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP914391A Pending JPH04252635A (ja) 1991-01-29 1991-01-29 搬送波検出装置

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JP (1) JPH04252635A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093419A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Nec Electronics Corp データ通信装置、それを用いた空気圧圧力監視システム、及びデータ通信方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093419A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Nec Electronics Corp データ通信装置、それを用いた空気圧圧力監視システム、及びデータ通信方法

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