JPH0226438A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

Info

Publication number
JPH0226438A
JPH0226438A JP63177585A JP17758588A JPH0226438A JP H0226438 A JPH0226438 A JP H0226438A JP 63177585 A JP63177585 A JP 63177585A JP 17758588 A JP17758588 A JP 17758588A JP H0226438 A JPH0226438 A JP H0226438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
unit
transmission
comparator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63177585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0817405B2 (ja
Inventor
Iichi Hirao
平尾 猪一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP63177585A priority Critical patent/JPH0817405B2/ja
Priority to AT88120656T priority patent/ATE108965T1/de
Priority to DE3850753T priority patent/DE3850753T2/de
Priority to EP88120656A priority patent/EP0320015B1/en
Publication of JPH0226438A publication Critical patent/JPH0226438A/ja
Priority to US08/068,263 priority patent/US5313198A/en
Priority claimed from US08/068,263 external-priority patent/US5313198A/en
Publication of JPH0817405B2 publication Critical patent/JPH0817405B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は誘導電磁界を用いて非接触で近接する第1.第
2のユニット間でデータ通信を行うデータ通信装置に関
するものである。
〔従来技術〕
従来例えば特開昭62−63050号に示されているよ
うに、工作機械のツールシャンク等に夫々の工具データ
を保持するデータ記憶装置を設け、データ入出力装置か
らそのデータ記憶装置にデータをシリアル伝送して書込
んだり、書込まれた内容を読出したりするようにしたデ
ータ伝送装置が提案されている。このようなデータ伝送
装置では、データ入出力装置とデータ記憶装置間の通信
は夫々−定の高周波信号を用いてそれを周波数シフトキ
ーイング(F S X)変調することによって行われて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような従来のデータ伝送装置によれば
、データ記憶装置及びデータ入出力装置にFSK信号を
復調するためのPLL回路等が必要となって多くの消費
電力を要する。データ記憶装置はデータ入出力装置から
誘起される交流電圧を整流して電源としている場合があ
り、このときには消費電力が多ければ誘起電圧が高くな
いとデータ通信が行えないため、通信可能な距離が短く
なるという欠点がある。又データ記憶装置側に電池を設
けている場合には電池寿命が短くなるという欠点があっ
た。一方出願人はデータ記憶装置の消費電力を少なくす
るために、データ記憶装置からデータ入出力装置にデー
タを伝送する際にその送信データに基づいて共振回路の
共振周波数を不連続に変化させるようにした方式を提案
している(未公開)。この場合にはデータ記憶装置の消
費電力を少なくすることができるが、データ入出力装置
との間の結合係数によって通信範囲が定まるためデータ
入出力装置からの出力を大きくしても通信距離を大きく
することができないという欠点がある。
又第1.第2のユニット間で一定周波数の信号を断続す
ると共に所定周期内でそのデユーティ比を変化させ、例
えばデユーティ比を30%、50%。
70%と変化させることによって二値信号を伝送すると
共に電力を伝送するようにした通信装置を提案している
(未公開)。この場合にはデユーティ比の判別により誤
動作や同期エラーを生じる恐れがあるため、精度の高い
弁別回路やチエツク機能を有する制御装置を設ける必要
がある。又いずれの方法も半二重のデータ通信しか行え
ず、伝送したデータが正しく受信されたかどうかを直ち
に確認することができないという欠点があった。
本発明はこのような従、来のデータ伝送装置の問題点に
鑑みてなされたものであって、一定周波数のキャリアを
用いて全二重のデータ通信ができるようにすることを技
術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は第1のユニットと第2のユニット間でシリアル
データのデータ伝送を行うデータ通信装置であって、第
1のユニットは、第2のユニットに対向する面に設けら
れた第1のコイルを有する発振器と、第1.第2のデユ
ーティ比の送信パルス信号を発生し、データ送信時には
送信データ信号に対応させて第1.第2のデユーティ比
を切換え、発振器に該送信パルス信号を与えることによ
ってその発振を断続する送信パルス発生手段と、発振器
の発振周波数に実質的に等しい共振周波数を有し、第2
のユニットに対向する面に設けられた第2のコイルを含
む第1の共振回路と、送信パルス発生手段の送信パルス
に対応した信号が与えられ発振器の発振停止時のタイミ
ングを有する受信ゲート信号を発生する受信ゲート信号
発生手段と、受信ゲート信号発生手段の受信ゲート信号
が与えられる間に第1の共振回路に得られる電磁誘導信
号を検波する検波回路と、受信ゲート信号の所定タイミ
ングで検波回路の出力をサンプリングするサンプルホー
ルド回路と、サンプルホールド回路のホールド信号を所
定レベルで弁別する第1の比較器と、を有するものであ
り、第2のユニットは、第1のユニットの発振器の発振
周波数に実質的に等しい共振周波数を有し第1のユニッ
トに対向する面に設けられた第3のコイルを含む第2の
共振回路と、第2の共振回路に得られる信号を検波する
検波回路と、検波出力を所定の閾値レベルで弁別するこ
とによって送信パルス信号を得る第2の比較器と、第1
のユニットからのデータ受信時に第2の出力に基づいて
第1.第2のデユーティ比を有する送信パルス信号より
送信データ信号を復調するデータ復調手段と、第2の共
振回路とアース間に接続されたスイッチング素子を有し
、第1のユニットへのデータ伝送時に第2の比較器より
得られる送信パルス信号に基づいて発振器の発振停止の
タイミングで該スイッチング素子を送信データに対応さ
せて断続することにより第2の共振回路に生じる残響を
制御する残響制御手段と、を有することを特徴とするも
のである。
〔作用〕
このような特徴を有する本発明によれば、第1のユニッ
トは送信データに基づいて第1.第2のデユーティ比の
送信パルスを常に発生し、データの送信時には送信デー
タによってそのデユーティ比を変化させて発振器の発振
を断続して第2のユニット側に送信するようにしている
。第2のユニット側はこの信号を検波し所定の閾値レベ
ルで弁別することによって送信パルス信号を復調し、更
にその信号のデユーティ比に基づいて元の送信データ信
号を復調するようにしている。又第2のユニットから第
1のユニットにデータを伝送する際には、第1のユニッ
トより任意のデータ系列の第1、第2のデユーティ比の
送信パルス信号に基づいて発振器の発振を断続しており
、発振の停止時に第2のユニットの共振回路に設けられ
るスイッチを送信データ信号に応じて断続することによ
って第1のユニットの共振回路に得られる残響を制御す
るようにしている。第1のユニットは発振器の発振の停
止期間内の受信ゲート信号を発生させると共に、受信ゲ
ート信号によって残響のみを取り出しその残響を検波し
ている。そして受信ゲート信号の所定タイミングでその
信号をサンプリングして第1の比較器に与えて所定閾値
レベルで弁別することによって第2のユニットから得ら
れる送信信号を復調するようにしている。
〔発明の効果〕
このように本発明によれば、電磁結合を利用して第1.
第2のユニット間でデータの伝送を行うことができる。
そして第2のユニットから第1のユニットにデータを伝
送する際には、第1のユニットより任意の信号を伝送す
ることによってデータ伝送がなされるため、第1のユニ
ットの送信データ系列を送信データによって変化させる
ことによって全二重のデータ伝送を行うことができる。
従って相互に送信したデータを順次他方のユニットに伝
送するようにすればビット毎に伝送内容をチエツクする
ことが可能となる。又第2のユニットから第1のユニッ
トにデータを伝送する際には、第1のユニットから得ら
れる信号の残響を送信データに基づいて制御するように
しているため、第1のユニットから第2のユニットに与
える発振出力を大きくすればそれに伴って残響レベルを
高くすることができる。従って第1のユニットに得られ
る残響の共振信号も大きくなるためデータ伝送距離を長
(することが可能となる。又第1.第2のユニットに設
けられた共振回路は発振器の発振周波数と実質的に一致
させるようにしているので、高い効率でデータ伝送を行
うことができ、SN比も向上させることができるという
効果が得られる。
〔実施例の説明〕
(実施例の構成) 第2図は本発明の一実施例によるデータ通信装置を物品
識別システムに適用した全体構成を示すブロック図であ
る。本図においてデータ通信装置は第1のユニットであ
る書込/読出制御ユニット1と、物品2等に取付けられ
る第2のユニットである10ユニツト3を有している。
書込/読出制御ユニット1はIDユニット3に対向する
位置に第1.第2のコイルLL、L2を有しており、I
Dユニット3もこれらのコイルに対向する位置に第3の
コイルL3を有している。書込/読出制御ユニ・7ト1
は例えば更に上位の制御機器4に接続される。上位制御
機器4は書込/読出制御ユニット1に送信コントロール
信号(CT)を送出した後送信データSDを送出し、書
込/読出制御ユニット1から得られる受信データRDを
読込むようにしている。
さて書込/読出制御ユニット1は第1図に詳細なブロッ
ク図を示すように、一定のクロック信号を発生するクロ
ック発生器11及びそのクロック信号に基づいてタイミ
ング信号を発生するタイムコントローラ12.送信パル
ス発生回路13が設けられる。タイムコントローラ12
は上位の制御機器4より得られる送信コントロール信号
(CT)が与えられれば送信パルス発生回路13と受信
ゲート信号発生回路14に送受信切換信号を送出するも
のであり、上位制御機器4は送信コントロール信号が与
えられれば送信信号を後述する変形バイフェーズ符号に
変換して送信データSDとして送信パルス発生回路13
に与える。送信パルス発生回路13はタイムコントロー
ラ12から得られる送受信切換信号が送信状態となるタ
イミングでクロック発生器11のクロックを計数して送
信データSDに対応してそのrHJレベルでは7:5、
そのrLJレベルでは3:5となるような第1゜第2の
デユーティ比の送信パルス信号を発生するものであって
、その出力は発振器15に与えられる0発振器15は送
信パルス発生回路13より送信パルス信号が与えられた
ときにのみ一定の周波数の発振をするものであり、その
発振出力は増幅器16を介して送信用となる第1のコイ
ルL1に与えるものである。又書込/読出制御ユニット
1には受信用となる第2のコイルL2が設けられる。
コイルL2にはコンデンサC1が並列に接続され発振器
15の発振周波数に共振する第1の共振回路17を構成
しており、その両端に得られる誘起電圧が増幅器18に
与えられる。増幅器18は誘起電圧を増幅するものであ
り、その出力をアナログスイッチ19を介して検波回路
20に与える。
受信ゲート信号発生回路14はタイムコントローラ12
により与えられる送受信切換信号が受信状態となってい
るときに送信パルスの立下りから所定時間、例えば1ク
ロック分遅らせた受信ゲート信号を発生するものである
。受信ゲート信号はゲート信号としてアナログスイッチ
19に与えられる。又クロック発生器11及び受信ゲー
ト信号発生回路14の受信ゲート信号はサンプリング信
号発生回路21にも与えられている。サンプリング信号
発生回路21は受信ゲート信号の所定のタイミング、例
えば終了直前のlクロック分の信号をサンプリング信号
としてサンプルホールド回路22に与えるものである。
検波回路20はアナログスイッチ19を介して得られる
信号を検波し、積分信号又はその包絡線信号を得るもの
であり、検波信号はサンプルホールド回路22に与えら
れる。
サンプルホールド回路22はサンプリング信号に基づい
て入力信号をホールドするものであり、その出力は第1
の比較器23に与えられる。比較器23は所定の閾値レ
ベルでホールドされている信号を弁別することによって
二値信号を得るものであり、その出力は受信信号RDと
して上位の制御機器4に与えられる。
IDユニット3は第3図に示すように書込/読出制御ユ
ニット1に対向する面に設けられたコイルL3及びコン
デンサC2から成る第2の共振回路30を有しており、
その両端の誘起電圧が検波回路31に与えられる。検波
回路31はこの信号を検波するものであり、その出力は
第2の比較器32に与えられる。比較器32には所定の
閾値レベルが設定され、検波出力をその閾値で弁別する
ものであり、比較器32の出力はカウンタ33及びデジ
タルコンパレータ34に与えられる。カウンタ33は比
較器32の出力によってリセットされて送信パルスが与
えられる間にクロック発生器35の一定の周期でクロッ
ク信号を計数しており、その計数値はデジタルコンパレ
ータ34に与えられる。デジタルコンパレータ34は比
較器32の出力の立上り時にカウンタ33の計数値を一
定の計数値と比較し、その計数値を越えているか否かに
よってrLJもしくはrHJの出力を得るものであり、
その出力をメモリ制御部36に与える。
メモリ制御部36にはIDユニット3の記憶手段である
メモリ37が接続される。書込/読出制御ユニット1か
ら得られる信号はデータ及びコマンドであるため、メモ
リ制御部36はこのコマンドに基づいて与えられたデー
タをメモリ37に書込むと共に、メモリ37内のデータ
を読出すように制御するものである。又メモリ制御部3
6の出力は残響制御パルス発生器38に与えられる。残
響制御パルス発生器38は比較器32の出力がrLJレ
ベルとなる所定のタイミングでメモリ制御部36から読
出された書込/読出制御ユニット1に送出する送信デー
タに基づいてその送出データが「H」レベルのときに所
定幅の残響制御パルスを発生するものである。さて共振
回路30の両端には夫々アースとの間に抵抗を介してス
イッチング素子であるFET39,40が接続される。
FET39.40は残響制御パルス発生器38の残響制
御パルスに基づいて共振回路30の両端を夫々接地する
ように制御するものである。又本実施例ではIDユニッ
ト3は図示のように電池41を有するものとし、この電
池41から各部に電源が供給されている。
ここでカウンタ33.デジタルコンパレータ34及びク
ロック発生器35は、カウンタ33の計数値、即ち書込
/読出制御ユニソI−1から与えられる送信パルス信号
に基づいて送信データSDを判別するデータ復調手段4
2を構成している。又残留制御パルス発生器38と共振
回路30の両端を接地するスイッチング素子であるFE
T39゜40は共振回路30の残響を制御する残響制御
手段43を構成している。
(実施例の動作) 次に本実施例の動作についてタイムチャートを参照しつ
つ説明する。ます書込/読出制御ユニット1よりIDユ
ニット3に信号を伝送する際には、上位の制御機器4よ
りタイムコントローラ12に送信コントロール信号CT
が送出される。そうすればタイムコントローラ12は送
信パルス発生回路13に送信切換信号を与える。その後
上位の制御機器4より第4図(a)に示す送信すべきデ
ータに対応して第4図(blに示す変形バイフェーズ符
号である送信データSDが与えられる。送信データSD
は送出すべき論理rOJレベルの送信では「HLJ、r
lJの送信ではrLHJとなるように変化する信号であ
って、rHJレベルの時間帯と「L」レベルの時間帯が
3:2の割合で変化するものとする。この送信データS
Dは送信パルス発生回路13に加えられる。そうすれば
送信パルス発生回路13は第4図(C)に示すように送
信データ「HLJに対応する時刻tl−h、t3〜L、
の間に夫々7:5及び3:5の割合の第1.第2のデユ
ーティ比を有する送信パルスを発生する。この信号によ
って第4図(dlに示すように発振器15の発振が断続
される。従ってIDユニット3が近接している場合には
、共振回路30の両端に第4図(e)に示すように発振
器15の駆動時間、即ち時刻t1〜t!。
t、〜t4+ ts〜t、に一定の振幅の信号が得られ
、その後減衰する信号が得られることとなる。この信号
は検波回路31によって検波されて所定の閾値レベルで
比較されるため、比較器32により第4図(f)に示す
ような送信パルス信号と同一の信号が得られる。この信
号がカウンタ33及びデジタルコンパレータ34に与え
られる。時刻t、からの計数が開始されたときその出力
が立下る時刻t!の時点でカウンタ33に所定値より大
きい計数値が得られ、時刻t、より計数を開始したとき
には時刻t。
の時点では所定値より低い計数値が得られている。
従ってデジタルコンパレータ34は時刻F+ t4にそ
の計数値を弁別し、第4図(幻に示すように送信データ
SDより1周期遅れたタイミングでメモリ制御部36に
信号を出力する。こうすれば書込/読出制御ユニットl
よりIDユニット3にデータを伝送することができる。
そして送信データSDは「H」レベルに対して7:5.
rLJレベルに対して3:5のデユーティ比であり、発
振器15が発振出力を出す時間帯が7=3と大幅に異な
るため、これらを混同することなく確実に弁別して出力
を得ることができる。更にFSK信号と異なり一定の周
波数の信号を断続するだけであるため、共振回路30の
共振周波数は発振器15の発振周波数と一致させておく
ことよって高い能率でデータ伝送を行うことができる。
又書込/読出制御ユニット1の発振器15の出力を大き
くすればそれにつれてIDユニット3に誘起される電圧
レベルが高くなるため、発振出力を上げて通信距離を大
きくすることができる。
次にIDユニット3から書込/読出制御ユニット1にデ
ータを伝送する際には、ます書込/読出制4Bユニット
1のタイムコントローラ12の送受信切換信号が受信状
態に切換えられ、送信パルス発生回路13は第5図(a
)に示すように任意の送信データ、例えばrHLHL・
−−−−−−Jに対応する第1゜第2のデユーティ比の
送信パルス信号を交互に発生する。そうすれば発振器1
5が周期的に断続されるため第5図(b)に示すような
発振信号がコイルL1よりIDユニット3に伝えられる
こととなる。
従って比較器32は第5図(C)に示すように送信パル
スに対応したクロック信号を出力することとなる。この
クロック信号に基づいてメモリ制御部36よりデータ信
号が読出される。第5図(dlはメモリ制御部36より
読出された信号がrHLLHL−・・−」である信号の
例を示しており、この信号が残響制御パルス発生器38
に与えられる。残響側J’Bハルス発生器38はこの信
号の論理レベルに基づいて比較器32の立下りの時点で
第5図(elに示すように所定幅の残響制御パルスを出
力する。この信号がFET39.40に与えられて断続
される。従ってFET39,40がオフ状態では、第5
図(flの時刻t、以後等に示すように共振回路30に
減衰信号が生じているが、FET39.40をオンとす
る時刻t、以後には共振回路30の両端が接地されるた
め、IDユニット3の共振回路30にはほとんど残響が
生じることがない。一方書込/読出制御ユニット1の共
振回路17に得られる信号は発振器15が駆動される時
刻t、〜t9. tl。
〜tl+ ’−−−の間は一定の高い振幅レベルを有す
るが、それ以後の時刻り、〜LIO+ jll〜Lz”
−・・−・はIDユニット3の共振回路30の残響に応
じて低いレベルの残響が残存する。そして送信パルスが
オフとなる周期より短い一定の周期で第5図(hlに示
すように受信ゲート信号発生回路14より受信ゲート信
号が発生し、その間だけ閉成するアナログスイッチ19
を介して検波回路20に信号が伝えられる。そしてその
立下りの直前で第5図(k)に示すようにサンプリング
信号がサンプルホールド回路22に与えられる。従って
サンプルホールド回路22の出力が比較器23によって
閾値と弁別されるため、比較器23より第5図(1)に
示すような信号、即ち第5図(d)と同様のメモリ読出
信号が書込/読出制御ユニットlに送信周期だけ遅れて
伝達されることとなる。
ここで本実施例の動作説明ではIDユニット3と書込/
読出制御ユニット1間のデータ伝送を交互に行う場合に
ついて説明しているが、IDユニット3よりデータを送
出する際は第5図(a)に示すように送信パルスは送信
データとしてrHLHL・−・・−・」に対応した信号
とする必要がなく、実際の送信データに基づいて送信パ
ルスを構成することができる。従ってこの場合にはID
ユニット3と書込/読出制御ユニット1とのデータ伝送
を同時に全二重で通信を行うことができる。従って書込
/読出制御ユニット1からデータを伝送する際には1周
期遅れてIDユニット3からIDユニットが受信したデ
ータを送り返すことによって伝送を確実にすることがで
きる。又同様にしてIDユニット3からデータを伝送す
る際にも書込/読出制御ユニット1から直ちに受信した
データを伝送するようにしてデータ伝送の信頼性を向上
させることができる。
尚本実施例は書込/読出制御ユニット1からIDユニッ
ト3にデータを伝送する際に変形されたマンチェスタ符
号を用いてデータを伝送するようにしているが、送信す
べき信号をそのまま送信データとして直接伝送するよう
にしてもよい。この場合には送信の各データ毎に一定周
期の信号を伝送することができないが、マンチェスタ符
号を用いる場合に較べて高速でデータを伝送することが
可能である。
又本実施例はIDユニット3のデータ復調手段としてク
ロックを計数するカウンタとデジタルコンパレータを用
い、デジタルコンパレータの出力によって発振信号のパ
ルス幅に対応した二値信号に弁別するようにしているが
、パルス幅を二値信号に復調する種々の構成、例えば比
較器に得られる信号を積分する積分回路と、その積分出
力を所定の閾値レベルで弁別する比較器とによってデー
タ復調手段を構成するようにしてもよい。
更に本実施例はIDユニット3の電源として内部に電池
を保持するようにした例を示しているが、IDユニット
3の共振回路30に整流・平滑回路を接続し、その回路
より得られる直流電圧を各ブロックに電源として供給す
るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のデータ通信装置の一実施例による物品
識別システムの書込/読出制御ユニットの構成を示すブ
ロック図、第2図はその全体構成を示すブロック図、第
3図はIDユニットの構成を示すブロック図、第4図は
書込/読出制御ユニットよりIDユニットにデータを伝
送する際の各部の波形を示すタイムチャート、第5図は
IDユニットより書込/読出制御ユニットに信号を伝送
する際の各部の波形を示すタイムチャートである。 1−・−・書込/読出制御ユニット  3・−・・・・
・IDユニット  4−−−−−−・制御機器  LL
、  L2.  L3・−・−・コイル  11−・−
・・クロック発生器  12・−・−タイムコントロー
ラ  13・−一一一一一送信パルス発生回路  14
−・・−受信ゲート信号発生回路15・・・−発振器 
 17.30・・・・・・・・共振回路19−−−−−
−−アナログスイッチ  20.31−・−・・検波回
路  22・−・−サンプルホールド回路  23.3
2−・・・・・・比較器  33・・・・・・−カウン
タ  34−・・−デジタルコンパレータ  36−・
・−・メモリ制御部  37・・・・−メモリ  38
・−・−残留制御パルス発生器  41−・−・電池 
 42・・−・−データ復調手段  43−−−−一残
響制御手段I!1図 特許出願人   立石電機株式会社 代理人 弁理士 岡本官喜(他1名) 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1のユニットと第2のユニット間でシリアルデ
    ータのデータ伝送を行うデータ通信装置であって、 前記第1のユニットは、 前記第2のユニットに対向する面に設けられた第1のコ
    イルを有する発振器と、 連続的に第1、第2のデューティ比の送信パルス信号を
    発生し、データ送信時には送信データ信号に対応させて
    第1、第2のデューティ比を切換え、前記発振器に該送
    信パルス信号を与えることによってその発振を断続する
    送信パルス発生手段と、 前記発振器の発振周波数に実質的に等しい共振周波数を
    有し、前記第2のユニットに対向する面に設けられた第
    2のコイルを含む第1の共振回路と、 前記送信パルス発生手段の送信パルスに対応した信号が
    与えられ前記発振器の発振停止時のタイミングを有する
    受信ゲート信号を発生する受信ゲート信号発生手段と、 前記受信ゲート信号発生手段の受信ゲート信号が与えら
    れる間に前記第1の共振回路に得られる電磁誘導信号を
    検波する検波回路と、 前記受信ゲート信号の所定タイミングで前記検波回路の
    出力をサンプリングするサンプルホールド回路と、 前記サンプルホールド回路のホールド信号を所定レベル
    で弁別する第1の比較器と、を有するものであり、 前記第2のユニットは、 前記第1のユニットの発振器の発振周波数に実質的に等
    しい共振周波数を有し前記第1のユニットに対向する面
    に設けられた第3のコイルを含む第2の共振回路と、 前記第2の共振回路に得られる信号を検波する検波回路
    と、 前記検波出力を所定の閾値レベルで弁別することによっ
    て送信パルス信号を得る第2の比較器と、 前記第1のユニットからのデータ受信時に前記第2の出
    力に基づいて第1、第2のデューティ比を有する送信パ
    ルス信号より送信データ信号を復調するデータ復調手段
    と、 前記第2の共振回路とアース間に接続されたスイッチン
    グ素子を有し、前記第1のユニットへのデータ伝送時に
    前記第2の比較器より得られる送信パルス信号に基づい
    て前記発振器の発振停止のタイミングで該スイッチング
    素子を送信データに対応させて断続することにより第2
    の共振回路に生じる残響を制御する残響制御手段と、を
    有することを特徴とするデータ通信装置。
JP63177585A 1987-12-09 1988-07-15 データ通信装置 Expired - Lifetime JPH0817405B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63177585A JPH0817405B2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 データ通信装置
AT88120656T ATE108965T1 (de) 1987-12-09 1988-12-09 Induktives datenübertragungssystem.
DE3850753T DE3850753T2 (de) 1987-12-09 1988-12-09 Induktives Datenübertragungssystem.
EP88120656A EP0320015B1 (en) 1987-12-09 1988-12-09 Inductive data communicating apparatus
US08/068,263 US5313198A (en) 1987-12-09 1993-05-28 Data communication apparatus

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63177585A JPH0817405B2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 データ通信装置
US08/068,263 US5313198A (en) 1987-12-09 1993-05-28 Data communication apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0226438A true JPH0226438A (ja) 1990-01-29
JPH0817405B2 JPH0817405B2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=26498097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63177585A Expired - Lifetime JPH0817405B2 (ja) 1987-12-09 1988-07-15 データ通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0817405B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007021494A (ja) * 1999-06-21 2007-02-01 Access Business Group Internatl Llc 流体処理システム用の無線周波数識別システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007021494A (ja) * 1999-06-21 2007-02-01 Access Business Group Internatl Llc 流体処理システム用の無線周波数識別システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0817405B2 (ja) 1996-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0320015B1 (en) Inductive data communicating apparatus
US5036308A (en) Identification system
JPH0561596B2 (ja)
JP2001527725A (ja) 無線周波数識別システム用読取装置
JPH01151831A (ja) データ通信装置
JPH0226438A (ja) データ通信装置
JPH07154292A (ja) 高速通信式電子同定システムおよび同システム用ラベル
JPH09298486A (ja) 非接触データ送受信方法およびその装置
US7039133B2 (en) Data carrier having means for synchronization with a received data stream
JP2730187B2 (ja) データ通信システム
JP3205260B2 (ja) 非接触データ送受信方法およびその装置
JPH0610456Y2 (ja) データ通信装置
JPH01151832A (ja) データ通信装置
JP2730051B2 (ja) データ通信装置
JP2724363B2 (ja) データ通信装置
JPH0543550Y2 (ja)
JP2730186B2 (ja) データ通信システム
JPH08316889A (ja) 非接触通信装置及びこれに用いられるデータキャリア
JPH05120497A (ja) 識別システム
JP3381370B2 (ja) 非接触通信装置及びこれに用いられるデータキャリア
JPH09312598A (ja) 非接触通信装置
JPH08316887A (ja) 非接触通信装置及びこれに用いられるデータキャリア
JP2943147B2 (ja) データ通信装置
JPH02194488A (ja) 物品識別システム
JPH05327794A (ja) データキャリアのクロック抽出方法及びクロック抽出回路