JPH02194488A - 物品識別システム - Google Patents

物品識別システム

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Publication number
JPH02194488A
JPH02194488A JP1014524A JP1452489A JPH02194488A JP H02194488 A JPH02194488 A JP H02194488A JP 1014524 A JP1014524 A JP 1014524A JP 1452489 A JP1452489 A JP 1452489A JP H02194488 A JPH02194488 A JP H02194488A
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JP
Japan
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circuit
signal
data
data carrier
resonant
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Pending
Application number
JP1014524A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Morikawa
森川 和徳
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02194488A publication Critical patent/JPH02194488A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は工作機の」二具や工場における部品、製品の管
理又は物流システム等に用いられる物品の識別システム
に関し、特にそのデータ伝送時の信号形態に特徴を有す
る識別システムに関するものである。
(従来の技術〕 従来]−作機の工具の管理や工場における組立搬送ライ
ンでの部品、製品の識別等を機械化するためには、工具
1部品、製品等の挿々の物品を識別して管理するシステ
ムが必要となる。従来のこのような管理ジステJ、とし
5ては、検知対象物にバーコード等から成るラベルを張
り付けて管理する方法や、データを二値で表すマグネッ
ト群を識別対象に取付は所定のマグネットの極性を外部
より反転させることによってデータを保持するようにし
た管理システムが知られでいる。しかしこのような管理
システムではデータの書き換えに手間がかかり、又デー
タの信頼性が低く保持できる情amが少ないという問題
点があった。そこで識別対象物にメモリを設は接触式や
ベースバンド方式のデータ伝送によってこのようなメモ
リに必要な情報を書込んでおき、必要に応じてその情報
を読出すようにした物品識別システムも提案されている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような従来の識別システl、によれば
、メモリの内容を保持しておくためにパンクアップ用め
電池を必要とし、管理に手間がかがると共に耐衝撃性、
耐振動性に劣るという欠点があった。
又データ伝送方式とL7て接触式1非接触式のシステム
が考えられるが、接触式の場合には位置合わせを正確に
行・う必要があり、又接点部分で接触不良の問題が生じ
易く、データを確実に書込むことができないという問題
点があった。又非接触式の場合には従来ベースバンド方
式によってデジタル信号を直接電磁波等を断続して信号
として物品に取付けられるメモリユニットに与えるよう
にしているが、高周波を断続しているためデータの伝送
距離が短く信頼性が低いという問題点があった。
又ベースバンド方式での伝送ではデータによって信号が
断続するためキャリアによって電力を伝送することが困
難であり、伝送装置本体とメモリユニットとの距離が短
い場合には電力伝送が困難になるという問題点があった
そこでこのよ−)な問題を解決するためキャリアを連続
させその周波数をデータに対応して変化させる、いわゆ
る周波数シフトキーイング(FSK)方式によってデー
タ伝送をすることも考えられる。
しかしFSK方式によっても一定振幅の信号を伝送する
ため伝送距離が短くなるという欠点があった。
本発明はこのような従来の物品識別システムの問題点に
鑑みてなされたものであって、本体とデータキャリア間
との距離を大きくした場合にも確実にデータ伝送できる
ようにすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は識別対象である物品に取付けられるデータキャ
リアと、8亥データキヤリアにデータを書込み及びデー
タを読出す書込/読出制御ユニ7)と、を具備する物品
識別システムであって、データキャリアは、コイルを含
みスイッチング素子によって共振周波数を変化さ−せる
共振回路と、コイルより得られる正及び負のクロックを
分離するクロック分離回路と、クロック分離回路の出力
によって送出されたデータ信号を復調する復調回路と、
データキャリアが取付けられる物品の識別データを記憶
する不揮発性メモリと、復調された信号に基づいてメモ
リへのデータの書込み、データの続出しを制御するロジ
ック制御回路と、ロジック制御回路より読出されたデー
タに基づいて共振回路の共振周波数を変化させる伝送信
号発生回路と、を有するものであり、書込/読出制御ユ
ニットは、特定の正負のパルスの組み合わせによって決
定される二値信号を送出するパルス送信回路と、パルス
送信回路により駆動される送信コイルと、送信コイルに
より駆動されるデータキャリアの共振周波数の変化を受
信する受信コイルと、受信コイルに得られる減衰信号の
周期を計数するカウンタ回路と、カウンタ回路の出力に
よって一定時間カウンタ回路への入力を禁止するタ右マ
回路と、カウンタ回路の出力によってパルス送信回路に
クロック信号として与えると共にその信号をパルス幅変
調された信号として復調する復調回路と、を具備するこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
このよ・コな特徴を有する本発明によれば、ヘッド部よ
り所定の正負のパルスの組み合わセによって決定される
二値信号を送信コイルより送出するようにしている。デ
ータキャリアではクロック分肺回路によってこのパルス
信号からクロックを分離すると共に復調回路により二値
信号を復調する。
そして不揮発性メモリに必要なデータを書込むと共に、
データを読出して共振回路の共振周波数を変化させるよ
うにしている。共振回路の共振周波数を変化させれば書
込/読出制御ユニットで受信される減衰信号の周波数が
共振周波数に応じて変化する。そして減衰振動の周期を
カウンタによって所定の計数値まで計数することによっ
てパルス幅変調された信号を得ることができる。従って
このようにして相互に半二重のデータ伝送を行うように
している。又タイマ回路により送信パルスが与えられた
直後に受信コイルに得られる信号を一定時間禁止し、デ
ータキャリアの位置によって受信コイルに生じる受信電
圧の歪みが起こる部分の信号をカウンタ回路に与えない
ようにしている。
〔発明の効果〕
そのため本発明によれば、書込/読出制御ユニットの送
信コイルよりパルスを送信するようにしている。従って
信号の伝送距離が大きく遠い位置にあるデータキャリア
に肘しても信号を確実に伝送することができる。そして
特定のパルスの組み合わせによって二値信号を送出して
おり、データキャリアから書込/読出制御ユニットに信
号を伝送する場合にはその共振周波数を切換えている。
従って書込/読出制御ユニットの減衰振動の周波数が異
なることとなるため、周波数の変化に基づいて信号を読
出すことができる。従ってノイズが重畳された場合にも
確実に信号を読出すことができ耐ノイズ性を向上させる
ことが可能となる。又データキャリアにパルスが入ると
同時にその回路を動作させることができるため、応答性
が速くなるという効果も得られる。又本発明ではデータ
キャリアの位置によって送イΔパルスを送出した直後に
受°信コイルに生じることがある歪みをタイマ回路によ
って取り除くようにしているため、カウンタ回路の計数
値を正確にすることができ、誤動作を起こすことがない
という効果も得られる。
(実施例の説明〕 第1図は本発明の一実施例による物品識別システムの構
造を示すブロック図である。本図において物品識別シス
テムは識別の対象となる工具や部品、製品等の物品1に
直接取付けられるデータキャリア2とデータキャリア2
にデータを書込み及び読出す書込/読出制御ユニット3
を有している。
書込/読出制御ユニット3はIDコントローラ4及びデ
ータキャリア2と近接する位置に設けられ、データキャ
リア2にデータを書込み及び読出すヘッド部5から成り
立っている。そしてデータキャリア2と書込/読出制御
ユニット3によって物品識別システムが構成される。書
込/読出制御ユニット3は例えば更に上位の制御機器6
に接続され、上位の制御機器6より書込/読出制御ユニ
ット3を介してデータキャリア2にデータを書込み及び
読出すように構成している。
(書込/゛読出制御ユニットの構成) さて書込/読出制御ユニット3の10コントローラ4は
第1図に示すように、データキャリア2へのデータの書
込み及び読取りを制御するマイクロプロセッサ(CPU
)11とぞのシステムプログラム等を記憶するり一ドオ
ンリメモリ (ROM)12、データを一時保持するラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)13が設けられる。又
ヘッド部5への電源を供給するt源供給回路14を有し
ている。epuiiにはヘッド部5との間でデータを伝
送するための入出力インターフェイス回路15が設けら
れる。入出力インターフエイス回路15はCPUから得
られるパラレル信号をシリアル信号に変換すると共に、
その信号のrlJのデータが得られるときにレベルシフ
ト回路16に「1」信号を与え、CPUIIから出力さ
れる信号をデコードしその信号がリセット信号である場
合にレベルシフト回路1Gにリセット信号を与えるもの
である。又入出力インターフェイス回路15にはPWM
信号復調回路17が接続されている。pwM信号復二N
回路I7はレベルシフト回路16より得られるP W 
M信号を復調するものである。復調信号は人出力インタ
ーフェイス回路15に与えられパラレル(5号に変換さ
れてcpuitに受イ8デ〜りとして与えられる。CP
UIIには又インターフェイス回路18を介して上位制
御機器6が接続されている。CPUIIは所定の処理プ
ログラムに従って入出力インターフェイス回路15を介
してデーター12ヤリア2にデータやコマンドを送出す
るものである。レベルシフト回路16は入出力インター
フェイス回路15の出力をレベルシフトして夫々異なっ
たリード線を介してヘッド部5に信号を与えるものであ
る。
第2図はヘッド部5の詳細な構成を示す回路図である3
本図に示すようにヘッド部5はインターフェイス回路2
1とパルス送信回路22.受信回路23が設けられてい
る。インターフェイス回路21は10コントローラ4か
ら得られる送信信号3リセット信号をパルス送信回路2
2に伝えると共に、受信回路23から与えられる受信信
号をIDコントローラ4に伝えるものである。パルス送
信回路22は受信回路23の出力端が接続、されたバッ
ファ24を有しており、その出力がコンデンサCI、C
2を介して一対のPチャンネル及びNチャンネルのMO
3Fト:T25.26のゲートに与えられる。FET2
5,26は電fiVceとアース間に直列に接続されて
いる。FET25,26の各ドレインの中間接続1点に
はコンデンサC3を介して送信コイルL1が接地端間に
直列に接続されている。FET25,26のゲート・ソ
ース間には夫々抵抗R1,R2が接続される。抵抗R1
゜R2は夫々コンデンザC1,C2とによって短時間の
時定数回路を構成しており、バッファ24より与えられ
る信号の立上り及び立下り時にFET25又は26に全
小時間の信号を与えるものである。インターフェイス回
路21を介して得られる送信の「1」の信号はインバー
タを構成するFE]’ 27のケ゛−トに与えられる。
FET27のドレインはI)チャンネルMO3FET2
8.29の夫々のゲートに接続されており、そのソース
端は接地されている。FET28はソースが電源端に接
続さ′!15、ドレ、インがFET25のゲートに接続
されている。又FET29はソースが電源端に接続され
一2ドレインが抵抗R3を介してFET25゜26の共
通接続端に接続される。又レベルシフト回路16からの
りセット信号はインターフェイス回路21を介してNチ
ャンネルMO3FET30゜31のゲートに与えられる
。FET30はFET26のゲート・アース間に接続さ
れており、FET31は抵抗R4を介してFET25.
26の共通接続端とアース間に接続されている。
一方受信回路23は受信コイル1,2と共振用のコンデ
ンサC4とを有しており、その出力が増幅器32に与え
られる。増幅器32は受信した高周波信号を増幅するも
のであっ°ζ、その出力はアンド回路33を介して排他
的論理和回路(以下IΣOR回路という)34の一方の
入力端に与えられる。
EOR回路34の出力は所定数、例えば5進のカウンタ
回路35に与えられている。又アンド回路33にはタイ
マ回路36からの一定時間の禁止信号が与えられる。カ
ウンタ回路35のオーバーフロー出力はフリップフロッ
プ37に与えられる。
フリップフロップ37は入力信号の立上りによってセン
ト及びリセットされるフリップフロップであって、その
Q出力はバッファ24に与えられ、受信データとしてイ
ンターフェイス回路21を介してIDコントローラ4に
与えられる。又フリップフロップ37のQ出力はインバ
ータ38及び抵抗R5,コンデンサC5から成る短時間
の時定数回路を介してEOR回路34の他方の入力端に
与えられている。
(データキャリアの構成) 次に第3図を参照し、つつデータキャリアの回路構成に
゛ついて説明する。データキャリア2はコイルL3とそ
の両端に接続された共振用のコンデンサC6を有してお
り、更にスイッチング用のFET4.1と二民/デンザ
C7が共振回路に並列に接続されている。ここでコンデ
ンサC6,C7とコイルL 3との共振周波数を1.コ
イルC7を除いたときの共振周波数をrz (>f+)
とする。これらの共振周波Lli、 r l、 r z
は例えば240 K Hz及び280 K Itとし、
ヘッド部5の受信回路23のコイルL2゜コンデンサC
4から成る共振回路はこれらの周波数の中間の周波数を
有するものとする。又共振回路の両端には接地端一を間
にスイッチング用のFET、12.4.3が接続される
。FE、T42.43のケ゛−!は夫々他方の共通接続
点に接続される。更に共振回路の両端にはその両端の電
圧を一定に保・つ電圧制限回路44とクロック分離回路
45とが接続される7クロック分離回路45は正方向又
はp方向のクロックを抽出と7で正方向のクロック(P
)及び負方向のクロック(N)を夫々ロジック制御回路
46に与えると共に、リセット信号発生回路47.rO
j信号発生回路48及びrlJ信号発生回路49に与え
ている。リセット信号発生回路47.rOJ信号発生回
路48及び「1」信号発生回路49は送出されたデータ
信号を復調する復調回路であって、夫々後述するように
リセット信号及びrOJ信号、rlJ侶号に対応するパ
ルス波形のときにのみリセット信号及び「0」信号、「
1」信号を発生させてロジック制御回路46に夫々の信
号を出力するものである。ロジック制御回路46は内部
にデータの一時保持用のRAMを有しており、又データ
キャリア2に特定のデータを保持する不揮発性メモリ、
例えば電気的書込消去可能なプログラマブルリードオン
リメモリ(E”PROM)50が接続されている。ロジ
ック制御回路46はE”PROM50に与えられたチ′
−夕を書込むと共に、E”PROM50から読出された
データを1ビツトづつ伝送信号発生回路51に与えるも
のである。伝送信号発生回路51はロジック制御回路4
6から読出されたデータ信号に基づいてクロック分離回
路45より得られるクロック (P、N)のタイミング
でスイッチング用FET41を断続することによって共
振回路の共振周波数をf、、 f2に変化させる′もの
である。ここでデータキャリア2は図示しないが内部に
電池外の電源を有するようにしているが、又共振回路の
両端に整流回路及び平滑回路を設はヘッド部5から得ら
れるパルス振動を電源として用いるようにしてもよい。
又BOYD G: WATKINS″A Low−Po
iyerMultiphase C4rcuit Te
chnique’ IEEE JOURNALOF 5
QLID−5’l”ATIE CIRCIJITS、 
P213〜P220. DECEM1’lER1967
に記載されているように、クロ・・ツクパルス自体を電
源として用いて各部の論理回路を構成することも可能で
ある。
第4図(al及び(blは夫々ヘッド部5とデータキャ
リア2の構成を示す断面図である。これらの図に示ずよ
うにヘッド部5はヘッドの前面に円筒状のコア内に送信
用のコイルL1が組込まれ、更にその内部の受イ、キ用
ボットコア内に設けられた環状溝内に受信コイルL2が
設けられている、そしてヘッド部5のインターフェイス
回路2]、パルス送信回路22及び受信回路23はプリ
ント基板39上に実装されており、空隙にはエポキシ樹
脂等の樹脂40が充填されて構成されている。又データ
キャリア2は樹脂製ケース52内に実装されており、例
えば物品1内に埋め込まれる。データキャリア2の前面
にはボットコア53が設けられその前面の環状溝にコイ
ルL3が埋設される。そしてボットコア53の背後に設
けられたプリント基板54上にデータキャリアの各回路
部が実装されている。このようにデータキャリア2を極
めて小型化し、例えば回路部をワンチップIC化するこ
とにより小型、軽量化するようにしている。
(本実施例の動作) 次に本実施例の動作について説明する。まずIDコント
ローラ4及びヘッド部5からデータキャリア2に送出さ
れるデジタル信号は第5図に示すように正及び負のパル
ス群の組み合わせから構成される。本実施例では論理信
号「0」は正負正負の4つのパルスから構成されるもの
とし、論理信号「1.1は「0」の信号から最初の正の
パルスを除いた負正負の3つのパルス列から構成される
ものとする。又データキャリア2をリセット状態とする
り七ット信号は、第5図に示すように「0」の論理信号
から最初の負のパルスを除いたパルス列から構成される
ものとする。このようなデジタル信号によってデータキ
ャリア2へ、のコマンド及びB”PROM50の読出/
′書込アドレスとデータがIDコントローラ4より送出
される。
さてフリップフロップ37よりバッファ24とコンデン
サC1,C2を介してFET25.26に信号が伝えら
れた場合、例えば第6図に示ず時刻Ll−h’−−一・
の立Fり時には、コンデンサCI。
抵抗R1で定まる時間だけFET25がオン状態となる
。従ってコンデンサC3が急速に充電され1、送信コイ
ルL1より第6図(dlに示すような正のクロックパル
ス(P)を出力することができる。データキャリア2が
近接しておりFET41がオフ状態にあればクロックパ
ルスがデータキャリア2に伝わって周波数f2の減衰振
動を起こす。そうすれば後述するように受イ言コイルL
2にそれと同一・で位相が遅れた信号が受信されること
となる。従ってこの減衰振動の信号が増幅器32によっ
て方形波信号に変換される。その出力はアンド回路;(
3及びEOR回路34を介してカウンタ回路35に伝え
られるため、5個目のパルスが加わった時点でフリップ
フコツブ37が反転する。更にソリツブフロップ37の
Q出力がクロック信号としてパルス送信回路22に伝え
られるため、時刻tt。
t4・−・・−の時点ではコンデンサC2,抵抗1マ2
で定まる時定数回路による微小時間だけF E T26
がオン状態となってコンデンサC3が放電し、そのとき
送信コイルL 、1に第6図(dlに示すように負のク
ロックパルス(N)が出力されることとなる。
従ってインターフェイス回路21を介して「1]信号又
はリセット信号が加わらなければ第6図(diに示すよ
うに所定周朋毎に正方向のパルス(P)及び負方向のパ
ルス(N)が交互にデータキャリア2y!に与えられる
こととなる。ここでインターフェイス回路21を介して
クロック信号が立上る、7例えば時刻t2のmj後にリ
セット信号が第6図山)に示すように加わった場合には
、その間にFET30及び31が導通する。従ってFE
T26はクロック信号の立下りによっても導通すること
はなく、そのときコンデンサC3の電荷は抵抗R4及び
FET31を介して放電される。従って抵抗R4の値を
十分大きな値としておくことによって送信コイルL1に
流れる放電電流を小さく保ったままで電荷を放電するこ
とができる。又時刻1..1hの前後に第6図(C1に
示すように「1」の信号がインターフェイス回路21を
介して加えられた場合には、インバータ27によってそ
の信号が反転され、クロック信号の立下り時にもFET
25は導通しない。しかしそのときFET29が同時に
導通ずることとなるため、電源より抵抗R3を介してコ
ンデンサC3が充電される。従って抵抗R3の値を十分
大きな値としておくことによって、送信コイルL1に流
れる電流を小さく保ってコンデンサC3を充電すること
ができる。そのため以後のクロック信号が立上る時刻t
、にはコンデンサC3の電荷をFET26によって放電
させることができ、第6図(telに示すように負のパ
ルス(N)を送出することができる。そして第6図(d
)に示すようにクロック信号の変化時の正及び負のクロ
ックパルスによってリセット信号又はrOJ、rilの
デジタル信号を送出するようにしている。
一方データキャリア2はパルス信号が与えられたときに
コイルL3とコンデンサC6の両端に得られる電圧に基
づいていずれか一方のFE’T42゜43が導通する。
そしてその一方の端子を接地し、他方をそれより高いパ
ルス電圧が得られる信号線としてクロック分離回路45
に与える。電圧制限回路44は入力信号の電圧を一定レ
ベルに制限してクロック分離回路45の破損を防止する
ようにしている。クロック分離回路45より分離された
クロックはロジック制御回路46に与えられると共に、
リセット信号発生回路47.rOJ及び「1」信号発生
回路48,4.9に与えられる。リセット信号発生回路
47.rOJ及び「1」信号発生回路48.49は第5
図に示す夫々の信号を検出してその信号が与えられたさ
きにのみロジック制御回路46に信号を伝える。ロジッ
ク制御回路46は第7図にその動作フローチャートを示
すように、動作を開始するとコマンドを受信しそのコマ
ンドを[jシック制?31回路46内のR,A Mにス
ト)”する(ステップ61.62) 、そしてそのコマ
ンドがIl−トコマント又はライトコマンドかどうかを
チエ1.・りし、(ステップ63)、リードコマンドで
あればステップ64に進んで続いて送られてくるアドレ
スデータからアドレス信号を出力する。そしてステップ
65に進んでE”PROM50の所定のアドレスより1
ハ1′1を読出し、読出したデータをロジック制御回路
46内のRA Mにストアする。
そしてステップ67に進んで最初の1ビア)を伝送fI
t号発生回路51に送出し、1バイトの送出が終了した
かどうかをチエ、ツクする(ステップ68)。
そし5て1ハイドの伝送が終了するまでステップ67゜
68を繰り返し、て伝送に号発生回路51にデータを送
出する。伝送信号発生回路51は例えば論理信号[0]
の信号を出力するときにはクロ、2り分離回路45で分
離された正のクロック(P)のときにFET41をオン
とし、負のクロック(N)が与えられたときにはFET
41をオフとする伝送信号を発生するものであり、又論
理信号「1」を出力するときには正のクロック(P)の
タイミングでFET4.1をオフ、負のクロック(N)
のタイミングでFET41をオンとするものである。
次にスイッチング用FET41が断続されたときの受信
回路23の動作について第8〜10図を参照しつつ説明
する。データキャリア2からヘッド部5及びIDコント
ローラ4へ3の信号伝送は送信コイルL1より正又は負
のクロックパルスが加わる毎に伝送信号発生回路51よ
りFET41を断続することによって行われる。例えば
第8図はへノド部5からデータキャリア2に[0」レベ
ルの信号を送出する動作を示すタイムチャー1・であっ
て、時刻t+o ”’tt+ のFET41がオン状態
ではコイルL3とコンデンサC6,C7から成る共振回
路は低い周波数f、に同調している。従って第8図fa
lに示すように時刻tloに正のクロックパルスを送出
すると、データキャリアがない状態では第8図(blに
示すようにこれと同一でレベルがやや低い信号が受信コ
イルL 2に得られる。又データキャリア2が近接し5
ていれば、データキャリア2のコイル■73の電圧は第
8図(C1に示すような周波数f、に同調した減衰振動
となる。この微、衰振動により第8図(d)に示すよう
に電MtL誘導によって受信コイルL2にこれと同〜で
位相が90’ずれた信号が誘起されることとなる。従っ
て受信コイルL2には第8図(81に示すように、この
信号と第8図(blの信号とを合成した信号が得られる
こととなり、これが増幅器32によって増幅されて方形
波に変換される。従ってタイマ回路36及びアンド回路
33がなく増幅器32の出力を直接E OR回路34に
接続した場合には、第8図(gl 、 (h)に示すよ
うにEOR回路34より出力が得られ5カウントの計数
によってフリップフロップ37が反転し周波数f、に対
応する信号が得られる。即ち時刻:、、、にはフリップ
フロップ37が反転し、バッファ24を介してパルス送
信回路22にり1コック信号が伝えられる。従って時刻
t、で負方向のパルスが送出されることとなる。負方向
のクロックパルスの送出により伝送信号発生回路51よ
りFET41がオフ状態に切換えられる。従ってデータ
キャリア2のコイルL3とコンデンサC6により定まる
共振周波数は高い周波数f2となって、第8図(C)。
fdlに示すように受信信号がより高い周波数で減衰振
動をする。この信号が同様にして増幅器32によって増
幅されて方形波信号に変換され、E OR回路34.カ
ウンタ回路35を介して5個目のパルスでフリップフロ
ップ37を反転させる。
さて第8図に示すようにデータキャリア2が近接してい
る場合には受信コイルL2に得られる減衰振動の電圧レ
ベルが比較的高く、従って第8図!”)に示すように受
信コイルL2の電圧の送信パルスが加えられた直後の波
形歪みが少なく、カウンタ回路35の計数に影響を与え
ることがない。しかしデータキャリア2がヘッド部5か
ら離れた位置にあって第9図(diに示すように受信コ
イルL2に誘起される減衰振動が小さければ、結果的に
受信コイル1.2に得られる受信電圧は送イεパルスが
与えら才した直後に歪み、闇値レベル以下となれば時刻
tlに示すように増幅器32の出力が変化する。従って
この状態では第9図<h+に示すようにEOR回路34
より出力が得られ、カウンタ回路35はこの信号をも計
数する。従ってフリ、・ブフロソブ回路37より第9図
(」)に示すように周期の短い信号が得られ、誤動作才
ることがある。この点を改良するために前述したタイマ
回路36及びアンド回路3()が設けられる。
第10図はこれらの回路を有する場1)のデータキャリ
ア2が離れた状態での各部の波形を示すタイムチャー1
・である。本図に示すようにデータキャリア2がk(れ
た位置にあれば第9図(dlに示すように受信コ・イル
L2に得られる減衰振動が小さくなるため、受イ:1コ
イル1,2の受信電圧は第1O図(tl)に示すように
第9図(e>と同一のものとなり、これによって増幅器
32の出力も第9図(f)と同一の波形となる。しかし
このときフリップフロソブ37の変化時点によってタイ
マ回路36が一定時間′Y、たけ動作し、この間アンド
回路33を介し、て増幅器32の出力を禁止する。従っ
てアンド回路33より第10図teiに示すよ・うな信
号が13られるごととなる。そしてE OR回路34に
は第8.第9図ig>と同B<第10圀fflの信号が
与えらイ1.るノごめ、これ番こよってE OR回路3
4より第10し] (glfこ示ず信し−が得られる。
このように送イSパルスが加えられた時点での波形の歪
みを〈j:しる可能性がある期間ではタイマ回路36に
よってカウンタ回路35への入力を禁止するようにして
いるため、。
第10図ではデータキャリア2が離れた位置にあっても
正確に5カウ゛、/[・の計数毎(こオ・〜バーブ[l
−出力を得るごとができ、こ1.によってフリップフロ
・/ブ37を反転させることができる。又時刻tls以
後にデータキャリア2の共振周波数は伏込信号発生回路
51の出力によって低い周波だ!、f、より高い周波数
f、に切換えられる。
従って第11図fa、1〜(C1に示すようにヘッド部
5から送出されたクロックパルスのタイミングでデータ
キャリア2からヘッド部5に伝送すべきデータ、この場
合はro 110Jに応じてFET41がオンオフを繰
り返すため、第11図(blに示すようにへ・ノド部5
の受信回路23よりパルス幅変調された信号が得られろ
こととなる。このパルス幅信号がインターフェイス回路
21.レベルシフト回路16を介してIDコントローラ
4のP W M (3号復調回路17に与えられる。こ
の信号が第11図(dlに示すように復調されてrOJ
、rlJの二値データに変換されてCPtJllに加え
られる。
こうしてデータキャリア2に保持されているデータをI
Dコントローラ4側で読出すことができる。
又10コントローラ4よりデータキャリア2にデータを
書込む場合には、リセット信号に加えてう・イトコマン
ドとして第6図に示すように例えばr o i−+のラ
イトコマンド、及びそれに引き続いてE’PROM50
のアドレスとデータを順次送出する。そうすれば第7図
に示すフローチャートにおいてステップ53よりステッ
プ59に進んでロジック制御回路46よりE2PROM
50のアドレスが指定される。そしてライトコマンドに
よって送出されたデータがE”PROMの指定のアドレ
スに1バイト分が書込まれて動作が終了する。、二のよ
うにIDコントローラ4とデータキャリア2間で半二重
のデータ伝送を行うことが可能となる。
尚本実施例ではメモリとして電気的書込消去可能なE2
PROMを用いているが、電気的に書込消去可能な種々
の不揮発性メモリを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による物品識別システムの全
体構成を示すブロック図、第2図は・・ノド部5の詳細
な構成を示す回路図、第13図はy〜′−タキャリア2
の詳細な構成を示すプロ・・ツク図、第4図falはヘ
ッド部5.第4図(t)lはデータキャリア2の構成を
示す断面図、第5図はIDコントローラから1−タキャ
リアに送出する信号のパルスの組み合わせ例を示す図、
第6図はヘッド部5の各部の波形を示すタイムチャート
、第7図はデータキャリア2のロジック制御回路の動作
を示すフロー−升ヤード、第8図及び第9図はタイマ回
路及び7゛・・目I+1路を用いない場合のデータキャ
リア2が接近り、 7いる場合及び離れている場合のリ
ードライ1−・へ、ノドの各部の、受信波形を示すタイ
ムチャート、第10図はタイマ回路及び下ノド回路4用
いた場合にデータキャリア2が離れた位置にあるときの
リードライ) ==1.・ドの各部の受信波形を示すタ
イムチャート、第11図はデータキャリアの送出信号と
受信波形の例を2tすタイムチャートである。 tlI御回路  47−−リセ・ソト信号発生回路4 
B−−−r OJ信号発生回路  49・−・−r I
 J(g号発生回路  50 ・−−E”PROM  
 51・−伝送信号発生回路  Ll・−一一一送信コ
イル1.2・−受信コイル  L3−=−・・・−コイ
ル特許出願人   立石電機株式会社 代理人 弁理士 岡本官喜(他1名) 1−物品  2 〜データキャリア  3古込/”読L
EX 制Jユニット  4  II)コン1へ「】−ラ
  5−・−ヘッド部  11−−− CP U14 
 電源供給回路  16−一復調回路22− パルス送
信回路  23−・−一受信回路25〜31.41〜4
3−m−・FET   33?ンド回路  34−E 
OR回路  35力ウング回路  36−タイマ回路 
 37・・−フリップフロップ  38− インバータ
45−クロック分離回路  46・−=−口ジンク1−
−一、−− 第 図 □−−土 第 図 (a) 第 図 第 閃 第 図 (」)「ト、う−I ω:tカ L−一一一一」 [ 第 図 σD 第 図 第 図 (i)FF37眞ハL−一一一−」 第11 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)識別対象である物品に取付けられるデータキャリ
    アと、該データキャリアにデータを書込み及びデータを
    読出す書込/読出制御ユニットと、を具備する物品識別
    システムであって、 前記データキャリアは、 コイルを含みスイッチング素子によって共振周波数を変
    化させる共振回路と、 前記コイルより得られる正及び負のクロックを分離する
    クロック分離回路と、 前記クロック分離回路の出力によって送出されたデータ
    信号を復調する復調回路と、 データキャリアが取付けられる物品の識別データを記憶
    する不揮発性メモリと、 前記復調された信号に基づいて前記メモリへのデータの
    書込み、データの読出しを制御するロジック制御回路と
    、 前記ロジック制御回路より読出されたデータに基づいて
    前記共振回路の共振周波数を変化させる伝送信号発生回
    路と、を有するものであり、前記書込/読出制御ユニッ
    トは、 特定の正負のパルスの組み合わせによって決定される二
    値信号を送出するパルス送信回路と、前記パルス送信回
    路により駆動される送信コイルと、 前記送信コイルにより駆動されるデータキャリアの共振
    周波数の変化を受信する受信コイルと、 前記受信コイルに得られる減衰信号の周期を計数するカ
    ウンタ回路と、 前記カウンタ回路の出力によって一定時間前記カウンタ
    回路への入力を禁止するタイマ回路と、 前記カウンタ回路の出力によって前記パルス送信回路に
    クロック信号として与えると共にその信号をパルス幅変
    調された信号として復調する復調回路と、を具備するこ
    とを特徴とする物品識別システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002271230A (ja) * 2001-03-14 2002-09-20 Shinsedai Kk 被識別体を非接触で識別する識別方法および識別装置ならびにそれを用いた入力装置
JP2011061792A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Korea Electronics Telecommun 近接場を利用する通信装置

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