JPH0732694Y2 - 丸屋根用パネル - Google Patents
丸屋根用パネルInfo
- Publication number
- JPH0732694Y2 JPH0732694Y2 JP1987087110U JP8711087U JPH0732694Y2 JP H0732694 Y2 JPH0732694 Y2 JP H0732694Y2 JP 1987087110 U JP1987087110 U JP 1987087110U JP 8711087 U JP8711087 U JP 8711087U JP H0732694 Y2 JPH0732694 Y2 JP H0732694Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chord member
- side members
- connecting rods
- upper chord
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、丸屋根を形成するための丸屋根用パネルに関
するものである。
するものである。
屋根の上面は普通平面で構成されているが、これを上方
に凸に弯曲した丸屋根は屋根の外観に変化をもたらし、
且つ、機能として、屋根材を比較的薄肉の材料で以て比
較的大スパンとすることができる特徴がある。しかしな
がら、弯曲した屋根材が元に戻ろうとする復元力が働く
為、復元力に対処することが必要になる。かかる復元力
に対処したものとして、例えば特開昭60-226943号公報
に記載されているように、上弦材となる鉄骨梁に下弦材
としてケーブルを取付け、ケーブルのテンションで以て
上弦材の復元力に対抗するものが知られている。
に凸に弯曲した丸屋根は屋根の外観に変化をもたらし、
且つ、機能として、屋根材を比較的薄肉の材料で以て比
較的大スパンとすることができる特徴がある。しかしな
がら、弯曲した屋根材が元に戻ろうとする復元力が働く
為、復元力に対処することが必要になる。かかる復元力
に対処したものとして、例えば特開昭60-226943号公報
に記載されているように、上弦材となる鉄骨梁に下弦材
としてケーブルを取付け、ケーブルのテンションで以て
上弦材の復元力に対抗するものが知られている。
しかしながら、ケーブルで以て上弦材の復元力に対抗す
るものでは、上弦材のスパンの大きさには自ずから限度
があって上弦材のスパンを大きくすることは困難であ
り、大型の屋根パネルは得られない欠点がある。
るものでは、上弦材のスパンの大きさには自ずから限度
があって上弦材のスパンを大きくすることは困難であ
り、大型の屋根パネルは得られない欠点がある。
本考案は、従来技術の問題点を解決し、大型の丸屋根用
パネルが得られるものであって、その要旨は、上弦材及
び下弦材を有し、上弦材は上方に凸に弯曲された側材が
両側に配され、両側の側材間に亘り複数本の連結棒が取
付けられて梯子状であって、複数本の連結棒上に屋根材
が張設されており、下弦材は側材が両側に配され、側材
間にわたり複数本の連結棒により連結された梯子状であ
り、下弦材の側材の両端部が上弦材の側材の両端部に取
付けられていることを特徴とする丸屋根用パネルに存す
るものである。
パネルが得られるものであって、その要旨は、上弦材及
び下弦材を有し、上弦材は上方に凸に弯曲された側材が
両側に配され、両側の側材間に亘り複数本の連結棒が取
付けられて梯子状であって、複数本の連結棒上に屋根材
が張設されており、下弦材は側材が両側に配され、側材
間にわたり複数本の連結棒により連結された梯子状であ
り、下弦材の側材の両端部が上弦材の側材の両端部に取
付けられていることを特徴とする丸屋根用パネルに存す
るものである。
上弦材及び下弦材の両側に配される側材及び側材間に亘
って設けられる連結棒としてはアングル鋼、溝形鋼等の
型鋼や木材が使用できる。
って設けられる連結棒としてはアングル鋼、溝形鋼等の
型鋼や木材が使用できる。
上弦材及び下弦材を有し、上弦材は上方に凸に弯曲され
た側材が両側に配され、両側の側材間に亘り複数本の連
結棒が取付けられた梯子状であって、複数本の連結棒上
に屋根材が張設されたものであるから構造的に頑丈であ
り、下弦材は側材が両側に配され、側材間にわたり複数
本の連結棒により連結された梯子状であり、下弦材の側
材の両端が上弦材の側材の両端部に取付けられているの
で下弦材が上方に凸に彎曲した上弦材の復元力を負担す
ることができる。したがって、大スパンの大型の丸屋根
用パネルを得ることができる。
た側材が両側に配され、両側の側材間に亘り複数本の連
結棒が取付けられた梯子状であって、複数本の連結棒上
に屋根材が張設されたものであるから構造的に頑丈であ
り、下弦材は側材が両側に配され、側材間にわたり複数
本の連結棒により連結された梯子状であり、下弦材の側
材の両端が上弦材の側材の両端部に取付けられているの
で下弦材が上方に凸に彎曲した上弦材の復元力を負担す
ることができる。したがって、大スパンの大型の丸屋根
用パネルを得ることができる。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案丸屋根用パネルの一例を示す平面図、第
2図はその正面図であり、第3図は第2図のIII-III線
における断面図である。
2図はその正面図であり、第3図は第2図のIII-III線
における断面図である。
これらの図面において、1は上方に凸に弯曲された上弦
材、2は下弦材である。
材、2は下弦材である。
上弦材1において、11、11は両側に配された側材であ
り、高さ75mmの縦辺の上下に長さ20mmの横辺が設けられ
た厚み3.2mmの溝形鋼からなる。側材11、11はその下面
が曲率半径12000mmで以て上方に凸となるように弯曲さ
れ、全長は3740mmである。
り、高さ75mmの縦辺の上下に長さ20mmの横辺が設けられ
た厚み3.2mmの溝形鋼からなる。側材11、11はその下面
が曲率半径12000mmで以て上方に凸となるように弯曲さ
れ、全長は3740mmである。
両側の側材11、11間に亘って複数本の連結棒12、13、1
3、・・、14が設けられ、各連結棒12、13、13、・・、1
4の両端が側材11、11に溶接して取付けられている。連
結棒12、13、13、・・、14は全て厚み3.5mmの溝形鋼か
らなり、上端の連結棒12は高さ40mmの縦辺の上下に長さ
50mmの横辺が設けられ、中間の連結棒13は高さ40mmの縦
辺の上下に長さ30mmの横辺が設けられ、下端の連結棒14
は高さ40mmの縦辺の上端に長さ60mmの横辺が下端に長さ
50mmの横辺が設けられている。
3、・・、14が設けられ、各連結棒12、13、13、・・、1
4の両端が側材11、11に溶接して取付けられている。連
結棒12、13、13、・・、14は全て厚み3.5mmの溝形鋼か
らなり、上端の連結棒12は高さ40mmの縦辺の上下に長さ
50mmの横辺が設けられ、中間の連結棒13は高さ40mmの縦
辺の上下に長さ30mmの横辺が設けられ、下端の連結棒14
は高さ40mmの縦辺の上端に長さ60mmの横辺が下端に長さ
50mmの横辺が設けられている。
15は連結棒12、13、13、・・、14の上に張設された野地
板であり、厚み2.5mmの合板からなる。
板であり、厚み2.5mmの合板からなる。
16は野地板15の上に敷かれたアスファルト・ルーフィン
グ、17はその上に敷かれた厚み0.3mmのステンレス板で
ある。
グ、17はその上に敷かれた厚み0.3mmのステンレス板で
ある。
下弦材2において、21、21は両側に配された側材であ
り、高さ20mmの縦辺の下端に長さ20mmの横辺が設けられ
た厚み2.3mmのアングル材からなる。側材21、21間に連
結棒22、22、22、・・がビスねじにより取付けられ梯子
状となっている。連結棒22、22、22、・・は横辺の長さ
が38mmで縦辺の長さが35mmの木製である。
り、高さ20mmの縦辺の下端に長さ20mmの横辺が設けられ
た厚み2.3mmのアングル材からなる。側材21、21間に連
結棒22、22、22、・・がビスねじにより取付けられ梯子
状となっている。連結棒22、22、22、・・は横辺の長さ
が38mmで縦辺の長さが35mmの木製である。
23は連結棒22、22、22、・・に取付けられた石膏ボード
である。
である。
上弦材1の側材11と下弦材2の側材21とは上下端におい
て梯形状鉄板3に、中間部において短冊形鉄板4、4・
・に夫々溶接により取付けられている。梯形状鉄板3及
び短冊形鉄板4の厚みは2.3mmである。
て梯形状鉄板3に、中間部において短冊形鉄板4、4・
・に夫々溶接により取付けられている。梯形状鉄板3及
び短冊形鉄板4の厚みは2.3mmである。
尚、5は上弦材1の上端に取付けられた取付片であり、
屋根骨組に取付けるためのものである。
屋根骨組に取付けるためのものである。
本考案パネルの複数枚を屋根骨組に取付けることにより
丸屋根を形成することができる。
丸屋根を形成することができる。
本考案においては、上弦材及び下弦材を有し、上弦材及
び下弦材共に両側の側材間に亘り複数本の連結棒が取付
けられた梯子状の骨組を有するものであるから構造的に
頑丈であり、上弦材及び下弦材共にスパンの大きさを大
とすることができ、大型の丸屋根用パネルを得ることが
できる。
び下弦材共に両側の側材間に亘り複数本の連結棒が取付
けられた梯子状の骨組を有するものであるから構造的に
頑丈であり、上弦材及び下弦材共にスパンの大きさを大
とすることができ、大型の丸屋根用パネルを得ることが
できる。
又、下弦材の側材の両端部が上弦材の側材の両端部に取
付けられているので、下弦材が上方に凸に彎曲した上弦
材の復元力を負担することができるものであり、本考案
パネルを取付ける屋根骨組には上弦材の復元力が加わら
ないものであり、屋根骨組を特別の構造とする必要はな
い。
付けられているので、下弦材が上方に凸に彎曲した上弦
材の復元力を負担することができるものであり、本考案
パネルを取付ける屋根骨組には上弦材の復元力が加わら
ないものであり、屋根骨組を特別の構造とする必要はな
い。
第1図は本考案に係る丸屋根用パネルの一例を示す平面
図、第2図はその正面図であり、第3図は第2図のIII-
III線における断面図である。 1:上弦材 2:下弦材
図、第2図はその正面図であり、第3図は第2図のIII-
III線における断面図である。 1:上弦材 2:下弦材
Claims (1)
- 【請求項1】上弦材及び下弦材を有し、上弦材は上方に
凸に弯曲された側材が両側に配され、両側の側材間に亘
って複数本の連結棒が取付けられて梯子状とされ、複数
本の連結棒上に屋根材が張設されており、下弦材は側材
が両側に配され、側材間にわたり複数本の連結棒が取付
けられた梯子状であり、下弦材の側材の両端部が上弦材
の側材の両端部に取付けられていることを特徴とする丸
屋根用パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987087110U JPH0732694Y2 (ja) | 1987-06-04 | 1987-06-04 | 丸屋根用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987087110U JPH0732694Y2 (ja) | 1987-06-04 | 1987-06-04 | 丸屋根用パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63195009U JPS63195009U (ja) | 1988-12-15 |
JPH0732694Y2 true JPH0732694Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=30944035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987087110U Expired - Lifetime JPH0732694Y2 (ja) | 1987-06-04 | 1987-06-04 | 丸屋根用パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732694Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101015825B1 (ko) | 2009-01-07 | 2011-02-23 | (주) 현대산업 | 지붕 구조물 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5252559Y2 (ja) * | 1973-03-27 | 1977-11-29 | ||
JPS59210145A (ja) * | 1983-05-16 | 1984-11-28 | 中島 繁雄 | 曲面屋根の造成法 |
JPS60226943A (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-12 | 株式会社竹中工務店 | 梁とケ−ブルによるド−ムの構築法 |
-
1987
- 1987-06-04 JP JP1987087110U patent/JPH0732694Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63195009U (ja) | 1988-12-15 |
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