JPS5953421B2 - ユニツト式建物における切妻屋根用棟トラス - Google Patents
ユニツト式建物における切妻屋根用棟トラスInfo
- Publication number
- JPS5953421B2 JPS5953421B2 JP52067660A JP6766077A JPS5953421B2 JP S5953421 B2 JPS5953421 B2 JP S5953421B2 JP 52067660 A JP52067660 A JP 52067660A JP 6766077 A JP6766077 A JP 6766077A JP S5953421 B2 JPS5953421 B2 JP S5953421B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- truss
- gable
- sides
- ridge truss
- ridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主として、配管工事の合理化と容易化とを指
向して開発されたユニット式建物で、特に、短辺と長辺
とが2対1の関係にあるように構成された複数のユニッ
トを隣接ユニットの短辺と長辺とが相対向する又は、隣
接ユニットの長辺同志が相対向するように、かつ、その
相対向する辺間に一定の間隔を形成する状態に配置して
構成するユニット式建物における切妻屋根用棟トラスに
関し、その目的は、この棟トラスを隣接ユニットの短辺
と長辺とが相対向する又は隣接ユニットの長辺同志が相
対向する状態で配置された複数のユニットの水平方向で
の連結強度の向上に有効に利用することができるように
するとともに、棟トラス自体の剛性向上も図ることがで
きて、建物全体を使用部材の割に、強度上有利に構成す
ることができるようにする点にある。
向して開発されたユニット式建物で、特に、短辺と長辺
とが2対1の関係にあるように構成された複数のユニッ
トを隣接ユニットの短辺と長辺とが相対向する又は、隣
接ユニットの長辺同志が相対向するように、かつ、その
相対向する辺間に一定の間隔を形成する状態に配置して
構成するユニット式建物における切妻屋根用棟トラスに
関し、その目的は、この棟トラスを隣接ユニットの短辺
と長辺とが相対向する又は隣接ユニットの長辺同志が相
対向する状態で配置された複数のユニットの水平方向で
の連結強度の向上に有効に利用することができるように
するとともに、棟トラス自体の剛性向上も図ることがで
きて、建物全体を使用部材の割に、強度上有利に構成す
ることができるようにする点にある。
7 先ず、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図、第2図は、建物構築予定箇所にコンクリートを
打設して構成した基礎3上に、短辺と長辺とが1対2の
関係にあるように構成された三つ1のユニットト・を、
一つのユニット1はその長辺が桁方向に沿う姿勢で、他
の二つのユニット1.1は前記隣接ユニット1の長辺に
短辺が相対向する妻方向に沿う姿勢で、かつ、それらの
相対向する辺間に一定の間隔Gを形成する状態に配置)
するとともに、これら隣接ユニットト・の上部には、切
妻形式の屋根パネル4を、前記隣接ユニットト・に亘っ
て設けた妻方向に沿う棟トラス2を介して固定支持させ
であるユニット式建物を示し、前記切妻屋根用棟トラス
2は第3図の如く構成されている。
打設して構成した基礎3上に、短辺と長辺とが1対2の
関係にあるように構成された三つ1のユニットト・を、
一つのユニット1はその長辺が桁方向に沿う姿勢で、他
の二つのユニット1.1は前記隣接ユニット1の長辺に
短辺が相対向する妻方向に沿う姿勢で、かつ、それらの
相対向する辺間に一定の間隔Gを形成する状態に配置)
するとともに、これら隣接ユニットト・の上部には、切
妻形式の屋根パネル4を、前記隣接ユニットト・に亘っ
て設けた妻方向に沿う棟トラス2を介して固定支持させ
であるユニット式建物を示し、前記切妻屋根用棟トラス
2は第3図の如く構成されている。
即ち、妻方向視において前記隣接ユニット1゜1・・間
に形成する間隔Gよりちゃ・大なる横巾を有する矩形の
下弦材2Aを底辺とし、妻方向に沿う上弦材2Bを頂辺
とし、かつ、前記下弦材2Aの構成部材である桁方向に
適宜間隔を隔てて相対向する一対の側辺部材2a、2a
と前記上弦材2Bとの間に亘って架着する斜材2C,2
Cを斜辺とする二等辺三角形状に構成している。
に形成する間隔Gよりちゃ・大なる横巾を有する矩形の
下弦材2Aを底辺とし、妻方向に沿う上弦材2Bを頂辺
とし、かつ、前記下弦材2Aの構成部材である桁方向に
適宜間隔を隔てて相対向する一対の側辺部材2a、2a
と前記上弦材2Bとの間に亘って架着する斜材2C,2
Cを斜辺とする二等辺三角形状に構成している。
また、前記斜材2C,2Cは、夫々妻方向で連続する■
字形に折り曲げ加工されていて、桁方向視において互い
に半ピツチづつ位置組酷する状態で前記上下両弦材2A
、2B間に亘って溶着されている。
字形に折り曲げ加工されていて、桁方向視において互い
に半ピツチづつ位置組酷する状態で前記上下両弦材2A
、2B間に亘って溶着されている。
尚、上述の如き構成された切妻屋根用棟トラス2を、第
4図、第5図に示すように、建物構築予定箇所にコンク
リートを打設して構成した基礎3上に、短辺と長辺とが
1対2の関係にあるように構成された三つのユニットト
・を、隣接ユニットの長辺同志が相対向する桁方向に沿
う姿勢で、かつ、それらの相対向する辺間に一定の間隔
Gを形成する状態に配置しであるユニット式建物に適用
しても良きものである。
4図、第5図に示すように、建物構築予定箇所にコンク
リートを打設して構成した基礎3上に、短辺と長辺とが
1対2の関係にあるように構成された三つのユニットト
・を、隣接ユニットの長辺同志が相対向する桁方向に沿
う姿勢で、かつ、それらの相対向する辺間に一定の間隔
Gを形成する状態に配置しであるユニット式建物に適用
しても良きものである。
また、第6図に示すように、切妻屋根を構成する屋根パ
ネル4を桁方向で2分割して、この分割パネル体4A、
4Aを、その対向端部間に採光用空間5を形成する状態
で前記棟トラス2に取り付けても良きものである。
ネル4を桁方向で2分割して、この分割パネル体4A、
4Aを、その対向端部間に採光用空間5を形成する状態
で前記棟トラス2に取り付けても良きものである。
第7図は切妻屋根用棟トラス2の他の実施例を示し、上
下両弦材2A、2Bとの間に架着される斜材2C,2C
を、前記上弦材2B及び下弦材2Aの一対の側辺部材2
a、2aに対して直交及び斜交する二種類の部材2C1
,2C2・・から構成している。
下両弦材2A、2Bとの間に架着される斜材2C,2C
を、前記上弦材2B及び下弦材2Aの一対の側辺部材2
a、2aに対して直交及び斜交する二種類の部材2C1
,2C2・・から構成している。
尚、図中5・・は、前記各ユニットト・を基礎3上に固
定する金具であり、6・・は、隣接するユニット1,1
・・同志を固定連結する金具である。
定する金具であり、6・・は、隣接するユニット1,1
・・同志を固定連結する金具である。
以上要するに、本発明によるユニット式建物における切
妻屋根用棟トラスは、妻方向視において、前記隣接ユニ
ット間に形成する間隔Gよりもや・横巾の大なる下弦材
2Aを底辺とし、上弦材2Bを頂辺とし、かつ、斜材2
C,2Cを斜辺とする二等辺三角形状に構成しであるこ
とを特徴とするものであるから、切妻屋根を固定支持す
るための棟トラス2を、隣接ユニットの短辺と長辺とが
相対向する又は隣接ユニットの長辺同志が相対向する状
態で配置された複数のユニットト・の水平方向の連結部
材に有効利用して、隣接するユニット1,1・・同志を
固定連結するために従来から使用されている連結専用金
具との協働によってユニット同志の水平連結強度を著し
く向上することができるとともに、このようにユニット
の水平連結部材の働きをもたせるために妻方向視におい
て二等辺三角形状に構成することが該棟トラス2の剛性
を高める効果にも寄与し、しかも、この棟トラス2が、
屋根荷重を各ユニットト・に分散してかける働きをも有
することとの相乗によって、建物全体を使用部材の割に
は、非常に丈夫なことができるに至ったのである。
妻屋根用棟トラスは、妻方向視において、前記隣接ユニ
ット間に形成する間隔Gよりもや・横巾の大なる下弦材
2Aを底辺とし、上弦材2Bを頂辺とし、かつ、斜材2
C,2Cを斜辺とする二等辺三角形状に構成しであるこ
とを特徴とするものであるから、切妻屋根を固定支持す
るための棟トラス2を、隣接ユニットの短辺と長辺とが
相対向する又は隣接ユニットの長辺同志が相対向する状
態で配置された複数のユニットト・の水平方向の連結部
材に有効利用して、隣接するユニット1,1・・同志を
固定連結するために従来から使用されている連結専用金
具との協働によってユニット同志の水平連結強度を著し
く向上することができるとともに、このようにユニット
の水平連結部材の働きをもたせるために妻方向視におい
て二等辺三角形状に構成することが該棟トラス2の剛性
を高める効果にも寄与し、しかも、この棟トラス2が、
屋根荷重を各ユニットト・に分散してかける働きをも有
することとの相乗によって、建物全体を使用部材の割に
は、非常に丈夫なことができるに至ったのである。
図面は本発明に係るユニット式建物における切妻屋根用
棟トラスの実施の態様を例示し、第1図はユニット式建
物の概略正面図、第2図は要部の概略平面図、第3図は
要部の拡大一部切欠斜視図、第4図、第5図は他の実施
例のユニット式建物を示す概略正面図とその要部の概略
平面図、第6図は他の実施例のユニット式建物を示す概
略正面図、第7図は他の実施例の棟トラスを示す要部の
拡大一部切欠斜視図である。 1・・・・・・ユニット、2・・・・・・切妻屋根用棟
トラス、2A・・・・・・下弦材、2B・・・・・・上
弦材、2C・・・・・・斜材、G・・・・・・間隔。
棟トラスの実施の態様を例示し、第1図はユニット式建
物の概略正面図、第2図は要部の概略平面図、第3図は
要部の拡大一部切欠斜視図、第4図、第5図は他の実施
例のユニット式建物を示す概略正面図とその要部の概略
平面図、第6図は他の実施例のユニット式建物を示す概
略正面図、第7図は他の実施例の棟トラスを示す要部の
拡大一部切欠斜視図である。 1・・・・・・ユニット、2・・・・・・切妻屋根用棟
トラス、2A・・・・・・下弦材、2B・・・・・・上
弦材、2C・・・・・・斜材、G・・・・・・間隔。
Claims (1)
- 1 短辺と長辺とが2対1の関係にあるように構成され
た複数のユニットト・を隣接ユニットの短辺と長辺とが
相対向する又は、隣接ユニットの長辺同志が相対向する
ように、かつ、その相対向する辺間に一定の間隔Gを形
成する状態に配置して構成するユニット式建物における
切妻屋根用棟トラス2であって、妻方向視において、前
記隣接ユニット間に形成する間隔Gよりもや・横巾の大
なる下弦材2Aを底辺とし、上弦材2Bを頂辺とし、か
つ、斜材2C,2Cを斜辺とする二等辺三角形状に構成
しであることを特徴とするユニット式建物における切妻
屋根用棟トラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52067660A JPS5953421B2 (ja) | 1977-06-07 | 1977-06-07 | ユニツト式建物における切妻屋根用棟トラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52067660A JPS5953421B2 (ja) | 1977-06-07 | 1977-06-07 | ユニツト式建物における切妻屋根用棟トラス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS541917A JPS541917A (en) | 1979-01-09 |
JPS5953421B2 true JPS5953421B2 (ja) | 1984-12-25 |
Family
ID=13351374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52067660A Expired JPS5953421B2 (ja) | 1977-06-07 | 1977-06-07 | ユニツト式建物における切妻屋根用棟トラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5953421B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52151894A (en) * | 1976-06-11 | 1977-12-16 | Hitachi Ltd | Resistance paste composite |
US5567358A (en) * | 1993-01-26 | 1996-10-22 | Sumitomo Metal Mining Company Limited | Thick film resistor composition |
JP2006294589A (ja) | 2005-03-17 | 2006-10-26 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 抵抗ペースト及び抵抗体 |
-
1977
- 1977-06-07 JP JP52067660A patent/JPS5953421B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS541917A (en) | 1979-01-09 |
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