JPH076234B2 - ユニット建物 - Google Patents

ユニット建物

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JPH076234B2
JPH076234B2 JP15734687A JP15734687A JPH076234B2 JP H076234 B2 JPH076234 B2 JP H076234B2 JP 15734687 A JP15734687 A JP 15734687A JP 15734687 A JP15734687 A JP 15734687A JP H076234 B2 JPH076234 B2 JP H076234B2
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JP
Japan
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box
unit
roof
units
shaped
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JPH011841A (ja
JPS641841A (en
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重義 小川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、平面形状が長方形の箱形ユニットの複数個か
らなるユニット建物に関し、特に屋根構造に特徴を備え
たものである。
〔従来技術及び問題点〕
従来、ユニット建物は平面形状が長方形の箱形ユニット
を予め工場で製造し、その複数個を建築現場までトラッ
クにより運搬して組み立てるものであり、箱形ユニット
は工場で製造されるので、品質が安定しており、且つ、
共通部分は大量に製造されるのでコストが安価であるた
め、近時高く評価され、その需要が増加しつつある。し
かしながら、箱形ユニットは道路上をトラック輸送する
関係からその平面形状はトラック架台に対応した長方形
とならざるを得ない。このような平面形状が長方形の箱
形ユニットの複数個から建物を構成する場合には、建物
の内部に必要な纏まった空間を形成するために、例えば
特公昭53-30245号公報及び特公昭52-282号公報に記載さ
れているように、箱形ユニットの3個を各々の長辺同士
で接続する場合が多い。例えば、ユニット建物を住宅に
使用する場合、3個の箱形ユニットのうち1個の箱形ユ
ニットをキッチンとすると他の2個の箱形ユニットで以
てキッチンに接続される居間とすることができる。
このように3個の箱形ユニットを接続する場合、特公昭
52-282号公報記載のように、屋根がフラットな陸屋根の
場合は何等問題を生じないが、勾配屋根を設ける場合は
問題が生じる。即ち、勾配屋根の棟の部分を支持する束
を立てる場所は並設された3個の箱形ユニットのうちの
中央の箱形ユニットの梁の中央部分であり、そこには鉛
直荷重を受けるべき柱がないので束を立てることは強度
上好ましくない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記の従来技術の問題点を解決し、箱形ユニ
ットの3個を各々の長辺同士で接続する場合、中央の箱
形ユニットの梁の中央部分に鉛直荷重を受ける柱がなく
ても勾配屋根を設けることができるものであって、その
要旨は、平面形状が長方形であって四隅に柱が設けら
れ、柱の上下端同士が梁により連結された骨組を有する
箱形ユニットの3個がその長辺同士が接続されて並設さ
れ、屋根梁から斜め下方に二股状に斜脚が設けられ、二
股状の斜脚がテンション材で連結されたサポートの各斜
脚の下端が並設された3個のユニットのうち中央ユニッ
トもしくはこれと相隣るユニットの柱の上に設置され、
並設された3個のユニットのうち両側のユニットの外側
上方の梁及び該梁の両端に連結された柱からサポートの
屋根梁にかけて屋根材が架設されていることを特徴とす
るユニット建物に存するものである。
本発明においては、長辺同士が接続されて並設された3
個の箱形ユニットの片側もしくは両側に更に他の箱形ユ
ニットが接続されてもよく、3個の箱型ユニットの一
個、2個もしくは全部のユニットの短辺に更に他の箱形
ユニットが接続されてもよく、又、並設された3個のユ
ニットの下方に他の箱形ユニットが接続積層されて2階
以上の建物とされてもよい。
箱形ユニットの骨組は、必要あれば梁間に補強材は筋交
いが適宜設けられて補強されていてもよい。
箱形ユニットの梁、柱やサポートの屋根梁、斜脚等は、
アングル型鋼、溝型鋼、工型鋼、鋼製角パイプのような
型鋼や木材により構成される。
テンション材は引張力に耐える構造材であり、箱形ユニ
ットの梁、柱やサポートの屋根梁、斜脚と同様にアング
ル型鋼、溝型鋼、エ型鋼、鋼製角パイプのような型鋼、
木材その他のワイヤー等が使用できる。
サポートの各斜脚の下端は並設された3個のユニットの
うちの中央ユニットの柱及びこれと相隣るユニットの柱
のいずれか一方、或いは図示の実施例のように双方に跨
がって載置されておればよい。
屋根材は屋根を構成する材料であり、図示の実施例のよ
うに屋根パネルや在来の屋根材料が適宜使用できる。
〔作用〕
平面形状が長方形であって四隅に柱が設けられ、柱の上
下端同士が梁により連結された骨組を有する箱形ユニッ
トの3個がその長辺同士が接続されて並設され、屋根梁
から斜め下方に二股状に斜脚が設けられ、サポートの各
斜脚の下端が並設された3個のユニットのうちの中央ユ
ニットもしくはこれと相隣るユニットの柱の上に載置さ
れているので、屋根材の荷重は屋根梁から各斜脚を介し
てユニットの柱に伝達される。
二股状の斜脚がテンション材で連結されているので、屋
根材の荷重が屋根梁に加わっても各斜脚の間隔が拡大さ
れることがない。
四隅の柱及び柱の上下端同士が梁により連結された骨組
を有する箱形ユニットに適宜壁材や窓等を取りつけて建
物とする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明ユニット建物の一例を示す斜視図、第2
図はその屋根材を取り去った状態を示す斜視図であり、
第3図はサポートを示す一部切欠斜視図である。
これらの図面において、1、2、3は夫々平面形状が長
方形の箱形ユニットであって、相隣るユニット1、2、
3の夫々の長辺同士が接続されて並設されている。各ユ
ニット1、2、3は四隅の鋼製角パネルからなる柱11、
11、・・、21、21、・・、31、31、・・の上下端部同士
が鋼製角パイプからなる梁12、12、・・、22、22、・
・、32、32、・・により接続された骨組を有している。
各ユニット1、2、3は高さが2830mm、短辺の長さが24
64mm、長辺の長さ3840mmの寸法を有している。
4はサポートであり、第3図に拡大して示すようにエ型
鋼からなる屋根梁41から斜め下方に二股状に鋼製角パイ
プからなる斜脚42、42が溶接により設けられ、2股状の
斜脚42、42の下端部がアングル鋼からなるテンション材
43で溶接により連結されている。サポート4の高さは85
0mm、二股状の斜脚42、42の下端部間の間隔は2684mm、
屋根梁41を構成するエ型鋼の高さは200mm、巾は125mm、
エ型鋼の横片の厚みは3.2mm、縦片の厚みは4.5mm、二股
状の斜脚42、42を構成する鋼製角パイプの断面形状は一
辺の長さ100mmの正方形であり、その厚みは3.2mm、テン
ション材43を構成するアングル鋼の一辺の長さが50mm、
その厚みは2.3mmである。
サポート4の各斜脚42、42の下端が並設された3個のユ
ニット1、2、3のうち中央ユニット2の柱21、21の上
及びこれと相隣るユニット1、3の柱11、31の上に跨が
って載置された上、図示しないボルト・ナットにより取
付けられている。
5、5、・・は架設された屋根パイプであり、両側のユ
ニット1、3の外側の梁12、32からサポート4の屋根梁
41にかけて架設されている。即ち、屋根パイプ5、5、
・・の上端は屋根梁41の上に載置された上、図示しない
ボルト・ナットにより取付けられ、下端は両側の箱形ユ
ニット1、3の外側の梁12、32に載置された上、図示し
ないボルト・ナットにより取付けられている。
屋根パネル5、5、・・は上方の凸状に弯曲された上弦
材51と弯曲されていない下弦材52とが複数本の連結棒5
3、53、・・・により連結されて構成されている。
上弦材51は、詳細には図示されないが、両側の側材間を
亘って複数本の連結棒が設けられた梯子状構造体に野地
板、アスファルト・ルーフィング、ステンレス板が敷か
れ、曲率半径12000mmで以て上方に凸状に弯曲され、全
長は3740mm、巾は910mmである 下弦材52は、詳細には図示されないが、両側に配された
側材間に亘って複数本の連結棒が設けられた梯子状構造
体に石工ボードが取付けられたものである。
〔効果〕
本発明においては、平面形状が長方形であって四隅に柱
が設けられ、柱の上下端同士が梁により連結された骨組
を有する箱形ユニットの3個がその長辺同士が接続され
て並設され、サポートの各斜脚の下端が並設された3個
の箱形ユニットのうちの中央の箱形ユニットもしくはこ
れと相隣る箱形ユニットの柱の上に載置されているの
で、屋根材の荷重は屋根梁から各斜脚を介して箱形ユニ
ットの柱に伝達され、更に、二股状の斜脚がテンション
材で連結されているので、屋根材の荷重が屋根梁に加わ
っても各斜脚の間隔が拡大されることがなく、強度上何
の不安もない安定したユニット建物となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ユニット建物の一例を示す斜視図、第2
図はその屋根材を取り去った状態を示す斜視図であり、
第3図はサポートを示す一部切欠斜視図である。 1、2、3:箱形ユニット 11、21、31:柱 12、22、32:梁 4:サポート 41:屋根梁 42:斜脚 43:テンション材 5:屋根材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面形状が長方形であって四隅に柱が設け
    られ、柱の上下端同士が梁により連結された骨組を有す
    る箱型ユニットの3個がその長辺同士が接続されて並設
    され、屋根梁から斜め下方に二股状に斜脚が設けられ、
    二股状の斜脚がテンション材で連結されたサポートの各
    斜脚の下端が並設された3個のユニットのうちの中央ユ
    ニットもしくはこれと相隣るユニットの柱の上に設置さ
    れ、並設された3個のユニットのうち両側のユニットの
    外側上方の梁及び該梁の両端に連結された柱からサポー
    トの屋根梁にかけて屋根材が架設されていることを特徴
    とするユニット建物。
JP15734687A 1987-06-23 1987-06-23 ユニット建物 Expired - Fee Related JPH076234B2 (ja)

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JPH011841A JPH011841A (ja) 1989-01-06
JPS641841A JPS641841A (en) 1989-01-06
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