JPH0732654A - プリンタの画像ずれ補正方法 - Google Patents

プリンタの画像ずれ補正方法

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JPH0732654A
JPH0732654A JP19998293A JP19998293A JPH0732654A JP H0732654 A JPH0732654 A JP H0732654A JP 19998293 A JP19998293 A JP 19998293A JP 19998293 A JP19998293 A JP 19998293A JP H0732654 A JPH0732654 A JP H0732654A
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JP
Japan
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printed
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JP19998293A
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English (en)
Inventor
Osamu Suzuki
治 鈴木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】往路と復路の双方向で印字するプリンタに印字
ずれ補正用の部品を追加せずに簡単に印字ずれを補正す
る。 【構成】往路と復路の双方向で印字可能なラインプリン
タ6で往路と復路の印字方向の違いにより主走査方向や
副走査方向の印字画像にずれが生じた場合に、操作者の
指定によりプリンタ制御部12で往路又は復路で印字さ
れる画像を印字ドット単位で移動させて印字画像のずれ
を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばファクシミリ
装置等に使用される往路及び復路の双方向で印字可能な
ラインプリンタの画像ずれ補正方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自走式の印字ヘッドを有し往路及び復路
の双方向で印字可能なラインプリンタにおいては、復路
で印字するときに駆動系と印字ヘッドとのバックラッシ
ュ等により往路で印字した画像と復路で印字した画像に
ずれが発生しやすい。この往路と復路の印字ずれを防止
するため、例えば特開昭60−248379号公報に示されてい
るように、印字ヘッドの駆動系にエンコ−ダディスクを
設け、これに2個の位置検査センサを設け、いずれか一
方の位置検出センサを位置調節可能としてバックラッシ
ュによる印字ずれを補正している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように印字ヘッ
ドの駆動系に取り付けたエンコ−ダディスク等を取り付
けて印字ずれを補正すると、エンコ−ダディスク等の部
品が必要になるとともに駆動系の構成が複雑になり、価
格が高くなってしまうという短所があった。
【0004】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、印字ずれ補正用の部品を追加せずに
印字ずれを補正することができるプリンタの画像ずれ補
正方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明においては、自
走式の印字ヘッドを有し往路及び復路の双方向で印字可
能なプリンタにおいて、往路又は復路で印字される画像
を主走査方向に印字ドット単位で移動させて印字する画
像の位置を補正することを特徴とする。
【0006】また、記録紙の送り量を印字ドット単位で
調整して、往路又は復路で印字する画像の位置を副走査
方向に対して補正する。
【0007】さらに、主走査方向と副走査方向のいずれ
か一方若しくは双方の移動ドット数を任意に指定して主
走査方向と副走査方向の印字画像位置を補正することが
好ましい。
【0008】また、一定ドット数間隔で描かれた複数の
縦罫線と横罫線を有するテストパタ−ンの印字画像によ
り移動ドット数を決定し、主走査方向と副走査方向の印
字画像位置を補正すると良い。
【0009】
【作用】この発明においては、往路と復路の双方向で印
字可能なプリンタで往路と復路の印字方向の違いにより
主走査方向の印字画像にずれが生じた場合に、往路又は
復路で印字される画像を操作者の指定で印字画像のずれ
に応じて主走査方向に印字ドット単位で移動させて印字
画像のずれを補正する。
【0010】また、印字画像の行間に副走査方向のずれ
が生じた場合も、記録紙の送り量を操作者の指定で印字
画像のずれに応じて印字ドット単位で調整して印字画像
のずれを補正する。
【0011】この印字画像のずれを補正するときに、一
定ドット数間隔で描かれた複数の縦罫線と横罫線を有す
るテストパタ−ンの印字画像によりずれ量を確認して移
動ドット数を決定する。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の一実施例に係るファクシミ
リ装置を示すブロック図である。図に示すように、ファ
クシミリ装置はファクシミリ制御部1と網制御部2,モ
デム3,操作表示部4,画像読取部5及びラインプリン
タ6を有する。ファクシミリ制御部1はCPU7,RO
M8,RAM9,画像メモリ10,符号化復号化部11
及びプリンタ制御部12を有し、デ−タバスを介して網
制御部2,モデム3,操作表示部4,画像読取部5及び
ラインプリンタ6を制御している。RAM9には電話回
線13から受信した符号化された画像デ−タを一時的に
記憶しておく先入れ先出し記憶部9aと、復号化された
画像デ−タや画像読取部5で読み取られた画像デ−タを
一時的に格納しておくラインバッファ9b,9cを有す
る。画像メモリ10はメモリ受信やメモリ送信といった
本来の目的に用いられるメモリ送受信用の領域10a
と、ラインプリンタ6の1行分の再構成された画像デ−
タを一時的に格納しておく領域10bとを有する。網制
御部2は電話回線13をモデム3側に切り換えたり呼出
信号を検出したりする。ラインプリンタ6は自走式の印
字ヘッドを有し往路と復路の双方向で印字することがで
きる。
【0013】まず、上記のように構成されたファクシミ
リ装置でメモリ受信した画像を印字するときの動作を説
明する。
【0014】回線12からモデム3を介して受信した画
像デ−タは、割込み処理によってRAM9の先入れ先出
し記憶部9aに蓄積される。先入れ先出し記憶部9aに
蓄積された画像デ−タはECM受信のエラ−チェックの
ために1ライン毎に符号化,復号化部11で復号化され
てラインバッファ9bに格納される。復号化してエラ−
チェックをした画像デ−タは符号化されたままの状態で
画像メモリ10のメモリ送受信用の領域10aに蓄積さ
れる。1頁分の蓄積処理が終了するとメモリ送受信用の
領域10aに蓄積された画像デ−タをラインプリンタ6
で画像出力するために復号化する。この画像デ−タの復
号化は順次ライン毎に行われRAM9のラインバッファ
9cに出力される。ラインバッファ9cは例えば画像デ
−タ8本分の容量があり、CPU7は8本分の画像デ−
タがラインバッファ9cに格納されるたびに画像デ−タ
の直交変換処理、すなわちラインプリンタ6の1キャラ
クタ単位に構成し直し、再構成した画像デ−タを画像メ
モリ10の画像デ−タ一時格納用の領域10bに格納す
る。ラインプリンタ6の1行分に相当するライン数の画
像デ−タの直交変換処理が終了したら、CPU7は1行
文の印字命令をプリンタ制御部12に送る。この印字命
令はキャラクタとラインフィ−ド量の指定命令とライン
フィ−ド命令で構成されている。
【0015】プリンタ制御部12は送られた制御命令を
解析してラインプリンタ6に印字開始を指令する。印字
を開始すると再構成された画像デ−タは割込み処理によ
りラインプリンタ6の実際の印字動作に同期して出力さ
れ、ラインプリンタ6は出力された画像デ−タの印字を
行う。
【0016】次ぎに上記のようにしてラインプリンタ6
で印字したときに印字画像にずれが生じた場合のずれ補
正を図2の説明図を参照して説明する。
【0017】操作者はラインプリンタ6で往路と復路の
双方向で印字した印字画像を調べ、印字画像にずれが生
じているか否を確認する。この確認の結果、図2に示す
ように、往路印字の割込み1回分で出力される1行毎の
画像デ−タ21a、21bに対して復路印字の割込み1
回分で出力される1行毎の画像デ−タ22a、22bが
例えば割込み処理1回分だけ右にずれている場合には、
復路印字のときに、割込み処理1回分だけ右の白デ−タ
23から印字出力すれば復路で印字された画像デ−タ2
2a,22bは割込み処理1回分だけ左にずれて、往路
印字の1行毎の画像デ−タ21a、21bと一致する。
逆に復路で印字された画像デ−タ22a,22bが往路
印字の画像デ−タ21a、21bより左にずれている場
合には割込み処理1回分左のデ−タから印字出力すれば
良い。そこで印字ずれを確認した操作者が操作表示部4
から主走査方向の印字ずれ補正処理を指令し、補正方向
と補正ドット数nを指定したら、プリンタ制御部12は
復路印字で最初に出力する画像デ−タのアドレスを(補
正ドット数n)×(割込み処理1回で出力するデ−タ数
N)分だけ指定された補正方向にずらして印字する画像
デ−タをラインプリンタ6に出力する。このように補正
ドット数n単位で画像デ−タを移動させることにより主
操作方向に印字ずれを補正することができる。
【0018】また、記録紙とラインプリンタ6の記録紙
のフィ−ドロ−ラとの間に滑りが発生したり、フィ−ド
ロ−ラと駆動系との間にバックラッシュが生じると、記
録紙は指定したフィ−ド量で送られずに、往路印字の画
像デ−タ21a、21bと復路印字の画像デ−タ22
a,22bが重なってしまう場合が生じる。そこで印字
画像を操作者が確認した結果、往路印字の画像デ−タ2
1a、21bと復路印字の画像デ−タ22a,22bが
重なっているとき、操作者はバックラッシュ等が発生し
ていると判断し、操作表示部4から副走査方向の印字ず
れ補正処理を指令し、補正ドット数mを指定する。この
ずれ補正指令によりプリンタ制御部12は各行の印字命
令を出力するときに通常のラインフィ−ド量に指定され
たドット数を加えてフィ−ド量を指定する。ラインプリ
ンタ6は指定されたフィ−ド量で記録紙を送りながら画
像デ−タを印字する。
【0019】上記のように主走査方向と副走査方向に印
字画像のずれを補正するときに、走査者がずれ量を確認
する必要がある。そこで図3に示すように主走査方向の
ずれ量を検出するための複数の縦罫線と、副走査方向の
ずれ量を検出するための複数の横罫線を有するテストパ
タ−ン31を使用すると良い。このテストパタ−ン31
は上半分を往路で印字し、下半分を復路で印字する。そ
して往路で印字される縦罫線は例えば10ドット間隔で描
かれ、復路で印字される縦罫線は11ドット間隔で描かれ
ている。したがって往路の縦罫線と復路の縦罫線の間隔
はそれぞれ図3に示すように(0,10,1,9,2,・
・・9,1,10,0)ドットになる。また、往路で印字
される横罫線は往路で印字される縦罫線の下端部に1本
描かれ、復路で印字される横罫線は復路で印字される縦
罫線の間に例えば1ドット毎にずらして描かれ、復路で
印字される縦罫線と往路で印字される横罫線の最小間隔
は1ドットになっている。
【0020】このデストパタ−ン31で往路と復路を印
字した結果、図4に示すように往路の印字パタ−ン32
に対して復路の印字パタ−ン33が主走査方向と副走査
方向にずれて、例えば往路の縦罫線(3)と復路の縦罫
線(7)が重なったとすると復路の印字パタ−ン33は
往路の印字パタ−ン32に対して3ドット右にずれたこ
とになる。また復路の縦罫線(1),(2)間の横罫線
が往路の横罫線と重なって印字されたとすると復路の印
字パタ−ン33は副走査方向に2ドットずれたことにな
る。このようにして得たドット数を補正ドットn,mと
して指定してずれ量を補正すると、往路と復路でずれの
ない印字画像を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、往路と
復路の双方向で印字可能なプリンタで往路と復路の印字
方向の違いにより主走査方向の印字画像にずれが生じた
場合に、往路又は復路で印字される画像を操作者の指定
で印字画像のずれに応じて主走査方向に印字ドット単位
で移動させるから、主走査方向の印字画像のずれを簡単
に補正することができ、良質な印字画像を得ることがで
きる。
【0022】また、印字画像の行間に副走査方向のずれ
が生じた場合も、記録紙の送り量を操作者の指定で印字
画像のずれに応じて印字ドット単位で調整することによ
り、副走査方向の印字画像のずれを簡単に補正すること
ができる。
【0023】さらに、印字画像のずれを補正するとき
に、一定ドット数間隔で描かれた複数の縦罫線と横罫線
を有するテストパタ−ンの印字画像によりずれ量を確認
することにより、印字画像のずれと補正ドット数を簡単
に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るファクシミリ装置を示
すブロック図である。
【図2】印字画像のずれを示す説明図である。
【図3】テストパタ−ンの構成図である。
【図4】テストパタ−ンをの印字画像を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ファクシミリ制御部 6 ラインプリンタ 12 プリンタ制御部 31 テストパタ−ン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走式の印字ヘッドを有し往路及び復路
    の双方向で印字可能なプリンタにおいて、往路又は復路
    で印字される画像を主走査方向に印字ドット単位で移動
    させて印字する画像の位置を補正することを特徴とする
    プリンタの画像ずれ補正方法。
  2. 【請求項2】 記録紙の送り量を印字ドット単位で調整
    して、往路又は復路で印字する画像の位置を副走査方向
    に対して補正する請求項1記載のプリンタの画像ずれ補
    正方法。
  3. 【請求項3】 主走査方向と副走査方向のいずれか一方
    若しくは双方の移動ドット数を任意に指定して主走査方
    向と副走査方向の印字画像位置を補正する請求項1又は
    2記載のプリンタの画像ずれ補正方法。
  4. 【請求項4】 一定ドット数間隔で描かれた複数の縦罫
    線と横罫線を有するテストパタ−ンの印字画像により移
    動ドット数を決定し、主走査方向と副走査方向の印字画
    像位置を補正する請求項1,2又は3記載のプリンタの
    画像ずれ補正方法。
JP19998293A 1993-07-20 1993-07-20 プリンタの画像ずれ補正方法 Pending JPH0732654A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6158905A (en) * 1997-09-02 2000-12-12 Seiko Epson Corporation Bidirectional printer and printing position adjustment method for the same
US7178895B2 (en) 2003-02-17 2007-02-20 Seiko Epson Corporation Correcting method, liquid ejecting apparatus, computer program, computer system, and correction pattern

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