JPH07326010A - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドの製造方法

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JPH07326010A
JPH07326010A JP11708794A JP11708794A JPH07326010A JP H07326010 A JPH07326010 A JP H07326010A JP 11708794 A JP11708794 A JP 11708794A JP 11708794 A JP11708794 A JP 11708794A JP H07326010 A JPH07326010 A JP H07326010A
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track width
substrate
magnetic
thin film
magnetic head
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JP11708794A
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Tadashi Saito
正 斎藤
Shinji Takahashi
伸司 高橋
Toshinobu Watanabe
利信 渡辺
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高密度記録化を可能とし、隣接イレーズが抑
えられ、再生出力が良好な磁気ヘッドを、製造歩留り良
好に製造する。 【構成】 基板16の一主面16aに複数のトラック幅
規制溝17を形成する際、基板16の両端部におけるト
ラック幅規制溝17間の間隔Bと、基板16の中央部に
おけるトラック幅規制溝17間の間隔Bを異なるものと
する。そして、上記基板16を一対の基板に分割し、該
基板上に金属磁性薄膜を被着形成し、その表面を鏡面加
工して、金属磁性薄膜の突き合わせ幅を規制する。次
に、上記一対の基板を前記鏡面加工した金属磁性薄膜同
士が対向するようにギャップ材を介して接合一体化し、
磁気ヘッド毎に切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダ等に搭載される高密度記録用磁気ヘッドを形成す
る磁気ヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダー(以下、
VTRと称する。)等の記録再生装置においては、高密
度記録化のためにトラックピッチを例えば10μm以下
とする狭トラック化が進められている。そして、これに
対応すべく、磁気ヘッドのトラック幅は13±1μm程
度とされている。
【0003】媒体である磁気テープに記録された情報を
再生する際、図13に示すように磁気テープ101上の
記録パターン中の再生しようとするトラックパターンP
1 を磁気ヘッド102がずれることなくトレースすれば
良いが、実際には図14に示すように磁気ヘッド103
は再生しようとするトラックパターンP2 に対して1μ
m程度のずれを有してトレースすることが多い。
【0004】すなわち、トラックピッチを10μmとし
た場合に磁気ヘッドのトラック幅も10μmとすると、
図13に示すように磁気ヘッド102がずれることなく
トラックパターンP1 をトレースすれば、磁気ヘッド1
02の磁気ギャップGのトラック幅tw102 とトラック
パターンP1 のトラック幅T1 が丁度重なり良好に再生
が行われる。しかしながら、図14に示すように磁気ヘ
ッド103がずれを有してトラックパターンP2 をトレ
ースすると、磁気ヘッド103の磁気ギャップGのトラ
ック幅tw103 とトラックパターンP2 のトラック幅T
2 間にずれが生じ、トラックパターンP2 の両端部に図
中S1 ,S2 で示す1μm程度のずれが生じ、再生出力
が低下してしまう。
【0005】そこで、図15に示すように、磁気ヘッド
104の磁気ギャップGのトラック幅tw104 を最低で
も12μmとし、再生しようとするトラックパターンP
2 を上記磁気ヘッド104がずれることなくトレースし
た場合にトラックパターンP 2 の両端部に図中S3 ,S
4 で示すマージンが形成されるようにしている。すなわ
ち、磁気ヘッド104のトラックパターンP2 に対する
ずれが1μm以下であれば、再生出力が低下することも
ない。
【0006】また、VTR等の記録再生装置において
は、隣接トラックパターンからのクロストークを避ける
ために、図13に示すように、隣接トラックパターンP
1 ,P 2 にそれぞれ異なったアジマス角を有する磁気ヘ
ッドを用いて情報の記録を行うようにしている。なお、
隣接トラックパターンP1 ,P2 間にはガードバンドが
ない。
【0007】そして、上記のような方法で記録を行い、
これを再生する際、磁気ヘッドのトラック幅があまり大
きいと、長波長領域においてクロストークが発生してし
まい、C/Nが劣化してしまう虞がある。
【0008】そこで、上記のような磁気ヘッドにおいて
は、磁気ギャップのトラック幅の上限を14μmとして
いる。すなわち、上記のような磁気ヘッドにおいては、
磁気ギャップのトラック幅を13±1μmの精度で規制
している。
【0009】ところで、VTR等の記録装置に搭載され
る磁気ヘッドとしては、該VTRにおいてメタルテープ
や蒸着テープ等の高抗磁力磁気記録媒体が使用されるよ
うになってきていることから、磁気コア半体に金属磁性
体を用いたものが用いられている。このような磁気ヘッ
ドの代表的なものとしては、フェライト等の酸化物磁性
材料よりなる磁気コア基板と金属磁性体の複合型の磁気
ヘッド、いわゆるメタル・イン・ギャップ(Metal
in gap)ヘッド(以下、MIGヘッドと略す
る。)が挙げられる。
【0010】上記MIGヘッドは、フェライト等の酸化
物磁性材料よりなる磁気コア基板の対向面に金属磁性薄
膜が被着形成された一対の磁気コア半体が、上記金属磁
性薄膜同士を突き合わせるようにして接合一体化された
ものであり、当該金属磁性薄膜の突合わせ面間には磁気
ギャップが形成されている。この時、磁気コア基板の対
向面の磁気ギャップに相当する位置には磁気ギャップと
平行なギャップ形成面が形成されており、上記ギャップ
形成面の両端には、磁気ギャップのトラック幅を規制す
るトラック幅規制溝が設けられている。従って、磁気コ
ア基板の対向面にその形状に沿って被着形成される金属
磁性薄膜は、ギャップ形成面上において磁気ギャップと
平行となる。また、上記トラック幅規制溝により一対の
磁気コア半体間に形成される溝部には融着ガラスが充填
され、一対の磁気コア半体は接合一体化されている。
【0011】上記のようなMIGヘッドは、例えば次に
示されるような方法によって製造される。先ず、フェラ
イト等の酸化物磁性材料よりなる一対の基板の一主面
に、所定の間隔を有して複数のトラック幅規制溝を形成
する。次いで、上記基板のトラック幅規制溝形成面に金
属磁性薄膜をスパッタリング,蒸着等の手法によって形
成し、一対の磁気コア半体ブロックを形成する。そし
て、上記一対の基板に形成されるトラック幅規制溝同士
の位置合わせを行い、各金属磁性薄膜を対向するように
突き合わせ、融着ガラスを溶融充填して一対の磁気コア
半体ブロックを接合一体化する。続いて、接合一体化さ
れた磁気コア半体ブロックを所定の切断線にて切断し、
複数のMIGヘッドを完成する。この時、金属磁性薄膜
の突き合わせ面間には、磁気ギャップが形成され、金属
磁性薄膜の突き合わせ面がトラック幅となる。
【0012】そして、上記のようなMIGヘッドを用
い、上述のように、隣接トラックパターンにそれぞれ異
なったアジマス角でガードバンドなしで記録を行う場
合、MIGヘッドの金属磁性薄膜のトラックエッジ近傍
にダレが生じていると、この部分からの漏れ磁界により
既に記録したトラックを消去する隣接イレーズが生じ、
再生出力が低下してしまう。そこで、特願平5−336
254号明細書に示されるように、上記のようなMIG
ヘッドを製造する際、金属磁性薄膜の形成後に該金属磁
性薄膜のエッジのダレを除去すべくその表面をポリッシ
ング等により研磨し、トラックエッジをシャープなもの
とし、上記のような不都合を防止している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に金属磁性薄膜の形成後に該金属磁性薄膜の表面を研磨
すると、基板の両端部と中央部で金属磁性薄膜の突き合
わせ幅が異なるものとなり、形成される複数の磁気ヘッ
ドのトラック幅にばらつきが生じ、製造歩留りが低下す
るという不都合が生じる。
【0014】すなわち、先ず、図16に示すように、基
板110の一主面110aに図中Cで示す所定のピッチ
で、すなわち所定の間隔を有して図中Wで示す溝幅の複
数のトラック幅規制溝111を形成し、一主面110a
を研磨してトラック幅規制溝111間の間隔を図中Mで
示す所定間隔とする。そして、上記一主面110a上に
金属磁性薄膜を形成すると、図17に示すように、基板
110と金属磁性薄膜112の熱膨張率の差から例えば
中央部が凸となるような反りが生じる。
【0015】例えば、基板110としてトラック幅規制
溝111の溝幅W方向の幅が20mm、トラック幅規制
溝111形成方向の長さが3mm、トラック幅規制溝1
11深さ方向の高さが1mmのものを使用し、膜厚8μ
mの金属磁性薄膜を形成した場合には、3μmの反りが
発生する。
【0016】なお、上記トラック幅規制溝111は、ヘ
ッド効率を向上させるために、その側面と該トラック幅
規制溝111深さ方向がなす角を30゜以上とすること
が好ましいとされている。
【0017】そして、この状態で図18に示すように、
基板110の中央部110bの金属磁性薄膜112の表
面112aを基準として該金属磁性薄膜112を研磨深
さdで破線の位置まで研磨すると、基板110に上記中
央部110bが凸となるような反りが生じていることか
ら、基板110の両端部110c,110dにおいては
研磨深さd1 が中央部110bにおける研磨深さdより
も浅くなる。
【0018】従って、基板110の中央部110bにお
ける研磨後のトラック幅tw1 は(1)式のように表さ
れる。 tw1 =(d×tanθ)×2+M・・・(1) 一方、基板110の両端部110c,110dにおける
研磨後のトラック幅tw2 ,tw3 は(2)式のように
表される。ただし、(2)式中においてはトラック幅t
2 のみを示す。
【0019】 tw2 =(d1 ×tanθ)×2+M・・・(2) このとき、θが30゜以上であること、d1 <dである
ことから、tw2 <tw1 となる。なお、トラック幅規
制溝tw3 においても同様である。
【0020】そして、前述のように狭トラック化に対応
できるように最終的なトラック幅を13μmとするた
め、dを4μm、θを30゜、Mを9μmとすると、ト
ラック幅規制溝tw1 は13.6μm、トラック幅規制
溝tw2 は10.1μmとなり、3.5μmのばらつき
が生じる。すなわち、製造される磁気ヘッドをトラック
幅寸法公差±1μmで選別すると、トラック幅寸法不良
が多発して製造歩留りが大幅に低下する。
【0021】そこで本発明は従来の実情に鑑みて提案さ
れたものであり、高密度記録化を可能とし、隣接イレー
ズが抑えられ、再生出力が良好な磁気ヘッドを、製造歩
留り良好に製造することが可能な磁気ヘッドの製造方法
を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、基板の一主面に複数のトラック幅規制溝
を所定の間隔で形成し、上記トラック幅規制溝が形成さ
れた基板上に金属磁性薄膜を被着形成し、基板上の金属
磁性薄膜の表面を鏡面加工して、金属磁性薄膜の突き合
わせ幅を規制した後、一対の基板を前記鏡面加工した金
属磁性薄膜同士が対向するようにギャップ材を介して接
合一体化し、磁気ヘッド毎に切断する磁気ヘッドの製造
方法において、基板の一主面に複数のトラック幅規制溝
を形成する際、基板の両端部におけるトラック幅規制溝
間の間隔と、基板の中央部におけるトラック幅規制溝間
の間隔を異なるものとすることを特徴とするものであ
る。
【0023】なお、本発明の磁気ヘッドの製造方法によ
れば、金属磁性薄膜の突き合わせ幅、すなわちトラック
幅の寸法公差が±1μm以下となる。
【0024】さらに、本発明は、金属磁性薄膜の突き合
わせ幅、すなわちトラック幅が15μm以下とされる磁
気ヘッドの製造に適している。
【0025】また、本発明の磁気ヘッドの製造方法にお
いては、基板が酸化物磁性材料により構成されていても
良い。
【0026】
【作用】本発明の磁気ヘッドの製造方法においては、基
板の一主面に複数のトラック幅規制溝を形成する際、基
板の両端部におけるトラック幅規制溝間の間隔と、基板
の中央部におけるトラック幅規制溝間の間隔を異なるも
のとしている。従って、上記トラック幅規制溝が形成さ
れた基板上に金属磁性薄膜を被着形成し、これにより基
板に反りが生じた状態で、金属磁性薄膜の表面を鏡面加
工し、金属磁性薄膜の突き合わせ幅であるトラック幅を
規制しても、基板の中央部のトラック幅と両端部のトラ
ック幅に差が生じ難く、製造される磁気ヘッドのトラッ
ク幅寸法不良が生じ難い。
【0027】以下に図面を用いて説明する。例えば、図
11に示すように、金属磁性薄膜21の形成された基板
の中央部20bの金属磁性薄膜21の表面21aを基準
として該金属磁性薄膜21を研磨深さD(ここでは4μ
mとする。)で破線の位置まで研磨して鏡面加工する。
なお、このときの基板の中央部20bにおけるトラック
幅規制溝間の間隔をA1 (ここでは9μmとする。)、
両端部20c,20dにおけるトラック幅規制溝間の間
隔をA2 ,A3 (ここでは12.5μmとする。)と異
なるものとしておく。
【0028】このとき、基板に上記中央部20bが凸と
なるような3μmの反りが生じていると、基板の両端部
20c,20dにおける研磨深さD1 (ここでは1μm
となる。)が中央部20bにおける研磨深さDよりも浅
くなる。
【0029】そして、基板の中央部20bにおける鏡面
加工後のトラック幅Tw1 は(1)式のように表され
る。 Tw1 =(D×tanθ)×2+A1 ・・・(1) 一方、基板の両端部20c,20dにおける鏡面加工後
のトラック幅Tw2 ,Tw3 は(2)式のように表され
る。ただし、(2)式中においてはトラック幅Tw2
みを示す。
【0030】 Tw2 =(D1 ×tanθ)×2+A2 ・・・(2)
【0031】ここで、Dが4μm、θが30゜、A1
9μmであるので、トラック幅Tw 1 は13.6μmと
なる。そして、D1 が1μm、A2 が12.5μmであ
るので、トラック幅Tw2 は13.6μmとなる。な
お、トラック幅Tw3 も同様である。すなわち、基板の
中央部20bと両端部20c,20dにおいて鏡面加工
後のトラック幅Tw1 とトラック幅Tw2 及びトラック
幅Tw3 間にばらつきが生じ難い。従って、本発明によ
り製造される磁気ヘッドには、トラック幅寸法不良が発
生し難い。
【0032】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。先ず、本発明
を適用した磁気ヘッドの製造方法によって形成される磁
気ヘッドについて説明する。
【0033】上記磁気ヘッドは図1に示すように、フェ
ライト等の酸化物磁性材料よりなる磁気コア基板3,4
の対向面に金属磁性薄膜5,6が被着形成された一対の
磁気コア半体1,2が、上記金属磁性薄膜5,6を突き
合わせるようにして接合一体化されたものであり、当該
金属磁性薄膜5,6の突合わせ面間には記録再生として
動作する磁気ギャップG1 (フロントギャップ)と磁気
ギャップG2 (バックギャップ)が形成されている。
【0034】この時、図2に示すように、磁気コア基板
3,4の対向面の磁気ギャップG1,G2 に相当する位
置には磁気ギャップG1 ,G2 と平行なギャップ形成面
3a,4aが形成されており(図2中には磁気ギャップ
1 のみを示す。)、その両端には、磁気ギャップG
1 ,G2 のトラック幅を規制するためのトラック幅規制
溝7,8が設けられている。
【0035】すなわち、磁気コア基板3,4の対向面に
その形状に沿って被着形成される金属磁性薄膜5,6
は、ギャップ形成面3a,4a上において磁気ギャップ
1 と平行となる。
【0036】また、トラック幅規制溝7,8によって磁
気コア基板3,4のギャップ形成面3a,4aの幅が規
制されていることから、金属磁性薄膜5,6の突き合わ
せ面の幅も自ずから規制されることとなる。従って、金
属磁性薄膜5,6の突き合わせ面間に形成される磁気ギ
ャップG1 のトラック幅Twも規制されることとなる。
なお、本実施例においては、トラック幅Twが13μm
とする。
【0037】また、図1中に示すように、磁気ギャップ
1 (フロントギャップ)側及び磁気ギャップG2 (バ
ックギャップ)側のトラック幅規制溝7,8により形成
される溝部には融着ガラス9,10が充填され、磁気コ
ア半体1,2は接合一体化されている。
【0038】さらに、磁気コア基板3,4にはコイルを
巻回するための巻線溝11,12及びこれらと相対向す
る位置に巻線補助溝13,14が設けられている。さら
に、この磁気ヘッドにおいては、磁気記録媒体に対する
当たりを確保するために磁気記録媒体と摺接する磁気記
録媒体摺動面に段差が設けられている。
【0039】次いで、本発明を適用した磁気ヘッドの製
造方法の実施例について説明する。先ず、図3に示され
るように、例えば図中Xで示す幅が20mm,図中Yで
示す長さが3mm,図中Zで示す高さが1mmのフェラ
イト等の酸化物磁性材料よりなる基板16を用意し、研
削盤により面出しを行う。そして、そのギャップ形成面
16aに磁気コア基板の突き合わせ面の幅を規制するた
めの複数のトラック幅規制溝17(本実施例において
は、17a,17b・・・17lの12個とする。)を
機械加工により形成する。
【0040】このとき、本実施例においては、図3中に
示されるようなトラック幅規制溝17のピッチL1 〜L
13及び隣接するトラック幅規制溝17間の間隔B1 〜B
13、トラック幅規制溝17の溝幅N1 〜N12を表1に示
すような数値とする。
【0041】
【表1】
【0042】すなわち、基板16の中央部よりも両端部
において隣接するトラック幅規制溝17間の間隔Bが広
くとられ、その差は3.5mm程度となされている。こ
れは、前述のようにこのサイズの基板を用いて最終的な
トラック幅を13μmとしようとすると、両端部と中央
部においてトラック幅に3.5μm程度のばらつきが生
じるためである。
【0043】また上記トラック幅規制溝17の形状は、
断面略半円形状とされ、図2中θで示す磁気ギャップG
1 のエッジ部の開き角が90゜以上とされる。なお、本
実施例においては、エッジ部の開き角θを120゜とす
るために、図4に示すように、基板16のギャップ形成
面16aと垂直な線aと断面略半円形状のトラック幅規
制溝17の接線bのなす角θが30゜となるように砥石
成形を行い、溝入れを行ってトラック幅規制溝を設け
た。
【0044】上記のように基板16としては、フェライ
ト等の酸化物磁性材料が用いられるが、このような酸化
物磁性材料としては、Mn−Zn系フェライト,Ni−
Zn系フェライトの単結晶或いは多結晶、これらの接合
材等が挙げられる。なお、本実施例においては、Mn−
Zn系フェライトの単結晶を用いた。
【0045】次いで、図5に示すように、コイルを巻装
するための断面略コ字状の巻線溝18、ガラス融着接合
を行うための断面略コ字状をなすガラス溝19をトラッ
ク幅規制溝17と直交するように機械加工によって形成
する。このとき、巻線溝18の一方の側面18aは、形
成される磁気ギャップG1 (フロントギャップ)深さ
(デプス)を規制することとなるために傾斜面とする。
なお、巻線溝18の他方の側面18bは、傾斜面または
垂直面のいずれでも良い。
【0046】そして、基板16のギャップ形成面16a
をポリッシング等により鏡面に仕上げる。なお、この工
程を一次鏡面加工と称する。また、この一次鏡面加工に
より、後工程により形成される金属磁性薄膜成膜後の鏡
面加工代を確保するべく、図6に示すように、基板16
の中央部16bのトラック幅規制溝17f,17g間の
間隔A1 が9μm、両端部16c,16dのトラック幅
規制溝17a,17b間の間隔A2 及びトラック幅規制
溝17k,17l間の間隔A3 が12.5μmとなるま
で研磨を行う。
【0047】そして、上記基板16を切断し、図7に示
すような一対の基板(図中には一方の基板20のみを示
す。)を形成する。
【0048】次いで、図8に示すようにトラック幅規制
溝17,巻線溝18,ガラス溝19の形成された上記基
板20のギャップ形成面20aに、金属磁性薄膜21を
スパッタリング法,蒸着法等により形成する。この際、
金属磁性薄膜21と基板20の付着力を向上させるため
に、図9に示すように、これらの間に下地層22を介在
させても良い。
【0049】上記金属磁性薄膜21としては、センダス
ト(Fe−Al−Si系合金)及びこれにO,Tiを添
加した結晶質磁性金属膜、Fe−Ru−Ga−Si系合
金及びこれにO,Nを添加した結晶質磁性金属膜、或い
はFe系,Co系の微結晶磁性金属膜が挙げられ、これ
らの合金膜,積層膜を用いても良い。
【0050】また、下地膜22としては、SiO2 ,T
25 等の酸化物膜、Si34等の窒化物膜、C
r,Al,Pt等の金属膜が挙げられ、これらの積層膜
を用いても良い。なお、本実施例においては、金属磁性
薄膜21としてFe−Ru−Ga−Si膜を膜厚8μm
で形成し、下地膜22としてCr膜を形成した。
【0051】なお、本実施例においては上記金属磁性薄
膜21の上に図示しない反応防止膜を設けても良く、該
反応防止膜によって金属磁性薄膜21と後工程の接合工
程において溶融充填される融着ガラスの反応を防ぐ構造
としても良い。上記反応防止膜としては、SiO2 ,T
25 ,Cr25 ,Al23 ,ZrO2 等の酸化
物膜、Si34 等の窒化物膜、Cr等の金属膜が挙げ
られ、これらの積層膜を用いても良い。
【0052】すると、図10に示すように、基板20に
は中央部20bが両端部20c,20dよりも凸となる
ような3μm程度の反りが生じてしまう。
【0053】なお、図9に示すように、単にスパッタリ
ング法等によって形成される金属磁性薄膜21において
は、突き合わせ面21aのエッジ部21a1 ,21a2
に図中に示すようなダレが発生しやすい。従って、金属
磁性薄膜21に加工を施すことなく、この状態のまま磁
気コア半体ブロックとし、これら磁気コア半体ブロック
同士の接合を行って磁気ヘッドを製造すると、磁気ギャ
ップのエッジ部漏洩磁界が大きなものとなり、隣接イレ
ーズが生じ、その再生特性を大きく低下させることとな
る。
【0054】また、金属磁性薄膜21の突き合わせ面2
1aの突き合わせ幅は所定のトラック幅と必ずしも一致
するものではなく、この状態のまま磁気コア半体ブロッ
ク同士の接合を行うことは、磁気ギャップのトラック幅
精度の点からも好ましくない。
【0055】そこで、本実施例の磁気ヘッドの製造方法
においては、ギャップ形成面20a上に被着形成された
金属磁性薄膜21の表面(反応防止膜を設けた場合にお
いては、反応防止膜表面)を鏡面加工して磁気コア半体
ブロックを得る。なお、この鏡面加工工程を二次鏡面加
工と称する。
【0056】すなわち、基板20の図11中に示すよう
な中央部20bの金属磁性薄膜21の表面である突き合
わせ面21aを基準として該金属磁性薄膜21を研磨深
さD(本実施例においては4μmとする。)で破線の位
置まで研磨する。その結果、金属磁性薄膜21のエッジ
部のダレが除去される。
【0057】そして、このとき、基板20には上記中央
部20bが凸となるような3μmの反りが生じているこ
とから、基板20の図11中に示すような両端部20
c,20dにおいては研磨深さD1 (本実施例において
は1μmとなる。)が中央部20bにおける研磨深さD
よりも浅くなる。
【0058】従って、基板20の図11中に示すような
中央部20bにおける二次鏡面加工後の金属磁性薄膜2
1の突き合わせ幅、すなわちトラック幅Tw1 は(1)
式のように表される。 Tw1 =(D×tanθ)×2+A1 ・・・(1) 一方、基板20の図11中に示すような両端部20c,
20dにおける鏡面加工後の金属磁性薄膜21の突き合
わせ幅、すなわちトラック幅Tw2 ,Tw3 は(2)式
のように表される。ただし、(2)式中においてはトラ
ック幅Tw2 のみを示す。
【0059】 Tw2 =(D1 ×tanθ)×2+A2 ・・・(2)
【0060】本実施例においては、Dが4μm、θが3
0゜、A1 が9μmであるので、トラック幅Tw1 は1
3.6μmとなる。そして、D1 が1μm、A2 が1
2.5μmであるので、トラック幅Tw2 は13.6μ
mとなる。なお、トラック幅Tw3 も同様である。すな
わち、本実施例においては、基板20の中央部20bと
両端部20c,20dにおいて二次鏡面加工後のトラッ
ク幅Tw1 とトラック幅Tw2 及びトラック幅Tw3
にばらつきが生じ難い。従って、製造される磁気ヘッド
をトラック幅寸法公差±1μmで選別しても、トラック
幅寸法不良は発生し難く、製造歩留りが大幅に向上す
る。
【0061】次に、上記のようにして得られる磁気コア
半体ブロックとこれと同様に形成される磁気コア半体ブ
ロックの接合を行う。この際、各磁気コア半体ブロック
半体の突き合わせ面には、所定のギャップ長を形成でき
るような図示しないギャップ膜がそれぞれ形成されてい
る。
【0062】磁気コア半体ブロック同士の接合を行うに
あたっては、図12に示すように、それぞれに形成され
る金属磁性薄膜21,28を対向させて突き合わせ面と
し、トラック幅規制溝17,25、巻線溝18,26、
ガラス溝19,27の位置合わせを行った上で、巻線溝
18,26、ガラス溝19,27間に融着ガラス29,
30を配し、図中に示すように溶融充填して磁気半体コ
アブロック23,24を接合する。このようにして接合
された金属磁性薄膜21,28の突き合わせ面間には、
磁気ギャップG1 (フロントギャップ)と図示しないバ
ックギャップが形成される。
【0063】最後に、磁気コア半体ブロック23,24
の巻線溝18,26に相対向する位置に巻線補助溝を形
成し、これらの媒体対向面に円筒研削を施し、所定のア
ジマス角に傾斜させ、当たり幅加工を行い、所定のチッ
プ厚に切断して図1に示すような磁気ヘッドを完成す
る。
【0064】本発明の磁気ヘッドの製造方法において
は、磁気コア半体ブロックの中央部と両端部でトラック
幅にばらつきが生じ難いことから、所定のチップ厚に切
断されて製造される磁気ヘッドにおいてトラック幅寸法
不良が発生し難く、製造歩留りが大幅に向上する。
【0065】また、本実施例の製造方法により製造され
る磁気ヘッドにおいては、トラック幅が13μm程度と
されていることから、高密度記録化が可能であり、また
金属磁性薄膜のトラックエッジ近傍のダレが除去されて
いることから隣接イレーズが抑えられて再生出力が良好
である。
【0066】続いて、本実施例の効果を確認すべく、従
来の磁気ヘッドの製造方法と本実施例の磁気ヘッドの製
造方法により磁気ヘッドの製造を行い、トラック幅寸法
不良発生率を評価した。なお、1回の製造個数を100
0個とし、それぞれの方法で3回製造を行い、トラック
幅が13±1μmの範囲とならないものをトラック幅寸
法不良としてその発生率を求めた。結果を表2に示す。
【0067】
【表2】
【0068】表2の結果を見てわかるように、従来の磁
気ヘッドの製造方法を用いた場合のトラック幅寸法不良
発生率が56〜66%程度であるのに対し、本実施例の
磁気ヘッドの製造方法を用いた場合のトラック幅寸法不
良発生率は5%程度であった。すなわち、本実施例の製
造方法によれば、トラック幅を13±1μmの精度で規
制することが可能であり、製造歩留りを大幅に向上させ
ることが可能であることが確認された。
【0069】本実施例においては、基板上に金属磁性薄
膜を形成した場合に、基板が中央部が凸となるように反
る場合について述べたが、基板が中央部が凹となるよう
に反る場合においても、本発明が適用可能であることは
言うまでもない。
【0070】また、本実施例においては、基板の反り量
が3μm程度である場合について述べたが、基板の反り
量が異なる場合においても本発明が適用可能であること
は言うまでもない。
【0071】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は、基板の一主面に複数のトラック幅規制溝を所定の
間隔で形成し、上記トラック幅規制溝が形成された基板
上に金属磁性薄膜を被着形成し、基板上の金属磁性薄膜
の表面を鏡面加工して、金属磁性薄膜の突き合わせ幅を
規制した後、一対の基板を前記鏡面加工した金属磁性薄
膜同士が対向するようにギャップ材を介して接合一体化
し、磁気ヘッド毎に切断する磁気ヘッドの製造方法にお
いて、基板の一主面に複数のトラック幅規制溝を形成す
る際、基板の両端部におけるトラック幅規制溝間の間隔
と、基板の中央部におけるトラック幅規制溝間の間隔を
異なるものとしている。従って、基板上に金属磁性薄膜
を被着形成することで基板に反りが生じた状態で、金属
磁性薄膜の表面を鏡面加工して、金属磁性薄膜の突き合
わせ幅であるトラック幅を規制しても、基板の中央部の
トラック幅と両端部のトラック幅に差が生じ難いことか
ら、製造される磁気ヘッドのトラック幅不良が生じ難
く、製造歩留りが大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法によっ
て製造される磁気ヘッドを示す斜視図である。
【図2】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法によっ
て製造される磁気ヘッドの磁気ギャップ近傍を示す要部
拡大平面図である。
【図3】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法を工程
順に示すものであり、基板にトラック幅規制溝を形成す
る工程を示す斜視図である。
【図4】トラック幅規制溝部分を示す要部拡大側面図で
ある。
【図5】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法を工程
順に示すものであり、基板に巻線溝,ガラス溝を形成す
る工程を示す斜視図である。
【図6】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法を工程
順に示すものであり、基板に一次鏡面加工を行う工程を
模式的に示す側面図である。
【図7】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法を工程
順に示すものであり、基板を一対の基板に切断する工程
を示す斜視図である。
【図8】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法を工程
順に示すものであり、基板に金属磁性薄膜を形成する工
程を示す斜視図である。
【図9】基板に形成される金属磁性薄膜近傍を示す要部
拡大側面図である。
【図10】基板に反りが生じている状態を模式的に示す
要部拡大側面図である。
【図11】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法を工
程順に示すものであり、金属磁性薄膜に二次鏡面加工を
施す工程を模式的に示す要部拡大側面図である。
【図12】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法を工
程順に示すものであり、一対の磁気コア半体ブロックを
接合する工程を示す斜視図である。
【図13】磁気テープに記録された情報を再生する際の
トラックパターンと磁気ヘッドの関係の一例を示す模式
図である。
【図14】磁気テープに記録された情報を再生する際の
トラックパターンと磁気ヘッドの関係の他の例を示す模
式図である。
【図15】磁気テープに記録された情報を再生する際の
トラックパターンと磁気ヘッドの関係のさらに他の例を
示す模式図である。
【図16】従来の磁気ヘッドの製造方法を工程順に示す
ものであり、基板にトラック幅規制溝を形成する工程を
示す斜視図である。
【図17】従来の磁気ヘッドの製造方法を工程順に示す
ものであり、基板に金属磁性薄膜を形成し、基板に反り
が生じた状態を模式的に示す要部拡大側面図である。
【図18】従来の磁気ヘッドの製造方法を工程順に示す
ものであり、金属磁性薄膜に二次鏡面加工を施す工程を
模式的に示す要部拡大側面図である。
【符号の説明】
16 基板 16a 一主面 16b 中央部 16c,16d 端部 17 トラック幅規制溝 21 金属磁性薄膜 23,24 磁気コア半体ブロック B 間隔 L ピッチ N 溝幅

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の一主面に複数のトラック幅規制溝
    を所定の間隔で形成し、上記トラック幅規制溝が形成さ
    れた基板上に金属磁性薄膜を被着形成し、基板上の金属
    磁性薄膜の表面を鏡面加工して、金属磁性薄膜の突き合
    わせ幅を規制した後、一対の基板を前記鏡面加工した金
    属磁性薄膜同士が対向するようにギャップ材を介して接
    合一体化し、磁気ヘッド毎に切断する磁気ヘッドの製造
    方法において、 基板の一主面に複数のトラック幅規制溝を形成する際、
    基板の両端部におけるトラック幅規制溝間の間隔と、基
    板の中央部におけるトラック幅規制溝間の間隔を異なる
    ものとすることを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】 基板が酸化物磁性材料よりなることを特
    徴とする請求項1記載の磁気ヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 金属磁性薄膜の突き合わせ幅の寸法公差
    が±1μm以下とされている請求項1記載の磁気ヘッド
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 金属磁性薄膜の突き合わせ幅が15μm
    以下とされている請求項1記載の磁気ヘッドの製造方
    法。
JP11708794A 1994-05-30 1994-05-30 磁気ヘッドの製造方法 Withdrawn JPH07326010A (ja)

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