JPH07220216A - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドの製造方法

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JPH07220216A
JPH07220216A JP896994A JP896994A JPH07220216A JP H07220216 A JPH07220216 A JP H07220216A JP 896994 A JP896994 A JP 896994A JP 896994 A JP896994 A JP 896994A JP H07220216 A JPH07220216 A JP H07220216A
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JP
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magnetic
core substrate
groove
track width
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JP896994A
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Tadashi Saito
正 斎藤
Shinji Takahashi
伸司 高橋
Toshinobu Watanabe
利信 渡辺
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造不良による生産性の低下を抑え、製造さ
れる磁気ヘッドのデプスのばらつきを抑え、これらの電
磁変換特性を安定化する。 【構成】 両側部分を除いて複数のトラック幅規制溝2
7を有し、酸化物磁性材料よりなる第2の磁気コア基板
29のトラック幅規制溝27形成面に鏡面加工を行う。
上記第2の磁気コア基板29のトラック幅規制溝27の
数に応じたトラック幅規制溝27を有し、トラック幅方
向の長さが第2の磁気コア基板29よりも短い第1の磁
気コア基板28を酸化物磁性材料により形成する。上記
第1の磁気コア基板28と第2の磁気コア基板29をト
ラック幅規制溝27形成面を突き合わせ面としてトラッ
ク幅規制溝27を相対向させてトラック位置合わせしな
がらギャップ接合し、これらの磁気コア基板28,29
の媒体摺動面となる面28a,29aを研磨して磁気ギ
ャップg1 のデプスを規制し、これをチップ切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダ等に搭載される高密度記録用磁気ヘッドを製造す
る磁気ヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダー(VTR)等の
磁気記録再生装置に組み込まれる磁気ヘッドとしては、
例えば単結晶フェライトや多結晶フェライト,単結晶フ
ェライトと多結晶フェライトの接合材等の酸化物磁性材
料によって磁気コア半体を構成したものが一般的であ
る。また、上記磁気記録再生装置においては、高密度記
録化等を目的として、磁気ヘッドの挟トラック化,磁気
記録媒体の高保磁力化が進められている。そして、上記
のような磁気記録媒体用の磁気ヘッドとして磁気コア半
体に高飽和磁束密度の金属磁性体を用いた磁気ヘッドが
種々開発されている。このような磁気ヘッドの代表的な
ものとしては、フェライト等の酸化物磁性材料よりなる
磁気コア基板と金属磁性体の複合型の磁気ヘッド、いわ
ゆるメタル・イン・ギャップ(Metal in ga
p)ヘッド(以下、MIGヘッドと略する。)が挙げら
れる。
【0003】上記MIGヘッドは、フェライト等の酸化
物磁性材料よりなる磁気コア基板の対向面に金属磁性膜
が被着形成された一対の磁気コア半体が、上記金属磁性
膜同士を突き合わせるようにして接合一体化されたもの
であり、当該金属磁性膜の突合わせ面間には磁気ギャッ
プが形成されている。この時、磁気コア基板の対向面の
磁気ギャップに相当する位置には磁気ギャップと平行な
ギャップ形成面が形成されており、上記ギャップ形成面
の両端には、磁気ギャップのトラック幅を規制するトラ
ック幅規制溝が設けられている。従って、磁気コア基板
の対向面にその形状に沿って被着形成される金属磁性膜
は、ギャップ形成面上において磁気ギャップと平行とな
る。また、上記トラック幅規制溝により一対の磁気コア
半体間に形成される溝部には融着ガラスが充填され、一
対の磁気コア半体は接合一体化されている。
【0004】そして、上記のようなMIGヘッドは、次
に示されるような方法によって製造される。先ず、平面
略矩形状のフェライト等の酸化物磁性材料よりなる基板
の一側縁側における両端部を切り欠いて、図7に示すよ
うな平面略凸状の基板101を用意し、研削盤により面
出しを行う。
【0005】なお、基板101としては、上記のように
フェライト等の酸化物磁性材料が用いられるが、このよ
うな酸化物磁性材料としては、Mn−Zn系フェライ
ト,Zn−Ni系フェライトの単結晶或いはこれらと多
結晶との接合材等が挙げられる。
【0006】次に、図8に示すように、基板101の一
主面101aに、コイルを巻装するための断面略コ字状
をなす巻線溝103,106、ガラス融着接合を行うた
めのガラス溝104,105を機械加工によって長手方
向に形成する。すなわち、先ず、図8中に示すように、
平面略凸状の基板101の凸部102に、この凸部10
2の突出する方向と直交する方向に第1の巻線溝103
を形成すると共に、該凸部102とは反対側の基板10
1の他側縁101b近傍部に第1の巻線溝103と平行
な第2の巻線溝106を形成する。このとき、巻線溝1
03,106の一方の側面103a,106aは、後工
程において形成される磁気ギャップの深さ(デプス)を
規制することとなるため傾斜面とする。
【0007】次に、図8中に示すように、基板101の
一主面101aの第1の巻線溝103と第2の巻線溝1
06の間に上記凸部102にかからないようにして、上
記巻線溝103,106と平行に、且つ第1の巻線溝1
03と第1のガラス溝104が隣合い、第2の巻線溝1
06と第2のガラス溝105が隣合うように第1のガラ
ス溝104と第2のガラス溝105を所定間隔で形成す
る。
【0008】次に、図9に示すように、磁気コア基板の
突き合わせ面の幅、すなわち後工程において形成される
磁気ギャップのトラック幅を規制するためのトラック幅
規制溝107を機械加工により巻線溝103,106及
びガラス溝104,105と直交する方向に基板101
の一主面101a全面にわたって所定の間隔で複数形成
する。そして、基板101の一主面101aにポリッシ
ング等により鏡面加工を行う。
【0009】次いで、図10に示すように上記基板10
1を第1のガラス溝104と第2のガラス溝105間で
これらガラス溝104,105に平行な図中一点鎖線で
示す切断線x−yで切断し、基板101を、凸部102
を有し、第1の巻線溝103,第1のガラス溝104を
有する第1の磁気コア基板108と第2の巻線溝10
6,第2のガラス溝105を有する第2の磁気コア基板
109に分割する。
【0010】そして、第1の磁気コア基板108の各溝
が形成された面、第2の磁気コア基板109の各溝が形
成された面に、金属磁性膜をスパッタリング法,蒸着法
等の真空薄膜形成法により形成する。この際、金属磁性
膜と磁気コア基板108,109の付着力を向上させる
ために、これらの間に下地膜を介在させても良く、また
金属磁性膜と後工程で充填される融着ガラスとの反応を
防ぐために金属磁性膜上に反応防止膜を形成してもよ
い。
【0011】上記金属磁性膜としては、センダスト(F
e−Al−Si)及びこれにO,Tiを添加した結晶質
磁性金属膜、Fe−Ru−Ga−Si及びこれにO,N
を添加した結晶質磁性金属膜、或いはFe系,Co系の
微結晶磁性金属膜が挙げられ、これらの合金膜,積層膜
を用いても良い。また、上記下地膜としては、SiO
2 ,Ta25 等の酸化物膜、Si34 等の窒化物
膜、Cr,Al,Pt等の金属膜が挙げられ、これらの
積層膜を用いても良い。さらに上記反応防止膜として
は、SiO2 ,Ta25 等の酸化物膜、Si34
の窒化物膜、Cr,Al,Pt等の金属膜が挙げられ、
これらの積層膜を用いても良い。
【0012】続いて、第1の磁気コア基板108のトラ
ック幅規制溝107の形成されない部分を除去する。
【0013】次に、図11に示すように、上記のように
して得られた磁気コア基板108,109同士をギャッ
プ接合する。なおこの際、各磁気コア基板108,10
9の突き合わせ面には、所定のギャップ長を形成できる
ような図示しないギャップ膜がそれぞれ形成されてい
る。
【0014】このように、磁気コア基板108,109
のギャップ接合を行うにあたっては、図11中に示すよ
うに、それぞれに形成される金属磁性膜111,112
を対向させて突き合わせ面とし、トラック幅規制溝10
7同士、巻線溝103,106、ガラス溝104,10
5の位置合わせを行った上で、巻線溝103,106、
ガラス溝104,105間に融着ガラスを配し、溶融充
填する。その結果、図中に示すようにトラック幅規制溝
107間にも融着ガラス113が充填され、磁気コア基
板108,109のギャップ接合がなされ、各金属磁性
膜111,112の突き合わせ面間に気ギャップG1
形成される。
【0015】なお、このとき、第1の磁気コア基板10
8は前述のように凸部102を有するものであることか
ら、そのトラック幅方向の長さが第2の磁気コア基板1
09よりも短く、第2の磁気コア基板109の両側には
第1の磁気コア基板108が接合されない部分が生じ
る。
【0016】そして、磁気コア基板108,109の巻
線溝103,106に相対向する位置に図示しない巻線
補助溝を形成する。その後、接合一体化された磁気コア
基板108,109の媒体摺動面となる面108a,1
09aに円筒研磨を行い、磁気ギャップG1 のデプスを
所定の長さとする。
【0017】このように媒体摺動面となる面108a,
109aに円筒研磨を行う場合には、図11中矢印aで
示す第2の磁気コア基板109のトラック幅規制溝10
7形成方向と直交する方向の両端縁部分より、第2の磁
気コア基板109の第1の磁気コア基板108の接合さ
れない部分の巻線溝106の媒体摺動面側のデプス零位
置となるエッジe1 ,e2 から媒体摺動面となる面10
9aまでの距離d1 ,d2 (デプス)を測定する。そし
て、距離d1 ,d2 が所定の長さとなるまで円筒研磨を
行い、各磁気ギャップG1 のデプスを所定の長さとする
とともに複数の磁気ギャップG1 のデプスを均一にして
いる。
【0018】さらに、接合一体化した磁気コア基板10
8,109を所定のアジマス角に傾斜させ、当たり幅加
工を行い、所定のチップ厚に切断して磁気ヘッドチップ
に切り出し、MIGヘッドを完成する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なMIGヘッドにおいては、前述のように高密度記録化
を達成するために挟トラック化を行っているが、これに
よって以下のような不都合が生じている。
【0020】すなわち、挟トラック化を行ったMIGヘ
ッドを上記のような製造方法で製造した場合、基板のト
ラック幅規制溝、巻線溝、ガラス溝の形成面に鏡面加工
を施す際の実際の被加工面の幅が非常に小さいことか
ら、図12に示すように基板101の両側部分、特に第
2の磁気コア基板109に相当する部分の両側の部分1
01c,101dに基板101の欠け、いわゆるトラッ
ク折れが生じ易い。このように基板101のトラック折
れが生じた状態のままギャップ接合し、磁気ギャップを
所定のデプスとするために媒体摺動面となる面を円筒研
磨した場合、第2の磁気コア基板のトラック幅規制溝形
成方向と直交する方向の両端縁部分から磁気ギャップの
デプスを測定することが不可能となり、製造不良となっ
て生産性が低下する。特に、トラック幅を15μm以下
とした場合の製造不良発生率は15〜30%となる。
【0021】また、基板のトラック幅規制溝、巻線溝、
ガラス溝の形成面に鏡面加工を施す際に、上記のような
トラック折れが生じないまでも、図13に示すように、
基板101の両側部分の第2の巻線溝106の媒体摺動
面側のエッジe1 ,e2 (図中にはエッジe1 のみを示
す。)に、図中Lで示すデプス方向の長さが数μm程度
である欠けが生じた場合、欠けの有無の認知が困難であ
り、そのまま製造が行われることが多い。上記のように
数μm程度の欠けが存在すると、それだけデプス零位置
がずれ、磁気ギャップのデプスの測定の際のデプスの精
度を低下させてしまう。さらには、巻線溝106は±1
μm以下の高精度で形成されており、上記のような欠け
が及ぼす影響は大きい。従って、製造されるMIGヘッ
ドのデプスにばらつきが生じ、且つこのことによりこれ
らMIGヘッドの電磁変換特性にもばらつきが生じてし
まう。
【0022】そこで本発明は、従来の実情に鑑みて提案
されたものであり、製造不良による生産性の低下が抑え
られ、製造される磁気ヘッドのデプスにばらつきが生じ
難く、これらの電磁変換特性が安定する磁気ヘッドの製
造方法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明の磁気ヘッドの製造方法においては、先ず、
両側部分を除いた中央部分のみに複数のトラック幅規制
溝を有する第1の磁気コア基板を酸化物磁性材料により
形成し、この第1の磁気コア基板のトラック幅規制溝形
成面に鏡面加工を行い、上記第1の磁気コア基板のトラ
ック幅規制溝の数に応じたトラック幅規制溝を有し、ト
ラック幅方向の長さが第1の磁気コア基板よりも短い第
2の磁気コア基板を酸化物磁性材料により形成する。
【0024】そして、上記第1の磁気コア基板と第2の
磁気コア基板をトラック幅規制溝形成面を突き合わせ面
としてそれぞれに形成されるトラック幅規制溝を相対向
させてトラック位置合わせしながらギャップ接合し、第
1の磁気コア基板の両側に第2の磁気コア基板が接合さ
れず、トラック幅規制溝も形成されない部分を露呈させ
る。
【0025】次に、第1の磁気コア基板の両側部分を該
第1の磁気コア基板のトラック幅規制溝形成方向と直交
する方向の両端縁部分より観察して磁気ギャップのデプ
ス量を確認しながら、接合一体化された磁気コア基板の
媒体摺動面となる面を研磨して磁気ギャップのデプスを
規制する。そして、接合一体化された磁気コア基板をチ
ップ切断する。
【0026】また、本発明の磁気ヘッドの製造方法にお
いては、先ず、平面略矩形状の酸化物磁性材料からなる
基板の一側縁側における両端部を切り欠いて、当該基板
を平面略凸状とする。
【0027】次に、上記基板の凸部にこの凸部の突出す
る方向と直交する方向に第1の巻線溝を形成すると共
に、該凸部とは反対側の基板他側縁近傍部に第1の巻線
溝と平行な第2の巻線溝を形成する。
【0028】続いて、上記第1の巻線溝と第2の巻線溝
の間に上記凸部にかからないようにして、これら巻線溝
と平行に、且つ第1の巻線溝と第1のガラス溝が隣合
い、第2の巻線溝と第2のガラス溝が隣合うように第1
のガラス溝と第2のガラス溝を所定間隔で基板に形成す
る。
【0029】次に、上記凸部の突出方向と直交する方向
の突出幅全域にわたって、巻線溝及びガラス溝と直交す
るトラック幅規制溝を基板全体に所定間隔で複数形成す
る。すなわち、基板の凸部を除く部分の両側部分にトラ
ック幅規制溝の形成されない部分が形成される。
【0030】次いで、これら各溝が形成された基板の主
面に鏡面加工を行い、上記第1のガラス溝と第2のガラ
ス溝間でこれらガラス溝と平行に切断することにより、
第1の巻線溝と第1のガラス溝を有した第1の磁気コア
基板と、第2の巻線溝と第2のガラス溝を有した第2の
磁気コア基板とを作成する。
【0031】続いて、これら第1の磁気コア基板と第2
の磁気コア基板の各溝が形成された面に金属磁性膜を成
膜する。
【0032】次に、上記第1の磁気コア基板と第2の磁
気コア基板にそれぞれ形成されたトラック幅規制溝を相
対向させてトラック位置合わせしながら、これら第1の
磁気コア基板と第2の磁気コア基板を突き合わせ融着ガ
ラスによりギャップ接合する。すなわち、第2の磁気コ
ア基板の両側部分に、第1の磁気コア基板が接合され
ず、かつトラック幅規制溝の形成されない部分を露呈さ
せる。
【0033】そして、上記第2の磁気コア基板のトラッ
ク幅規制溝形成方向と直交する方向の両端縁部分より磁
気ギャップのデプス量を確認しながら、接合一体化され
た磁気コア基板の媒体摺動面となる面を円筒研磨する。
【0034】次に、接合一体化された磁気コア基板より
チップ切断して各磁気ヘッドチップに切り出す。
【0035】さらに本発明の磁気ヘッドの製造方法にお
いては、トラック幅規制溝により規制されるトラック幅
が15μm以下であっても良い。
【0036】
【作用】本発明の磁気ヘッドの製造方法においては、第
1の磁気コア基板を両側部分を除いた中央部分のみに複
数のトラック幅規制溝を有するものとしており、トラッ
ク幅規制溝形成面に鏡面加工を行っても、該第1の磁気
コア基板の両側部分において基板の欠け等が生じない。
【0037】また、第2の磁気コア基板を上記第1の磁
気コア基板のトラック幅規制溝の数に応じたトラック幅
規制溝を有し、トラック幅方向の長さが第1の磁気コア
基板よりも短いものとしている。従って、上記第1の磁
気コア基板と第2の磁気コア基板をトラック幅規制溝形
成面を突き合わせ面としてそれぞれに形成されるトラッ
ク幅規制溝を相対向させてトラック位置合わせしながら
ギャップ接合すると、第1の磁気コア基板の両側部分に
第2の磁気コア部分が接合されず、トラック幅規制溝の
形成されない部分が露呈されることとなる。
【0038】この後、第1の磁気コア基板の両側部分を
該第1の磁気コア基板のトラック幅規制溝形成方向と直
交する方向の両端縁部分より観察して磁気ギャップのデ
プス量を確認しながら、接合一体化された磁気コア基板
の媒体摺動面となる面を研磨して磁気ギャップのデプス
を規制するが、第1の磁気コア基板の両側に基板の欠け
等が生じていないことから、デプス量の確認が精度良好
に行われ、デプスは精度良好に規制される。
【0039】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。先ず、本実施
例の磁気ヘッドの製造方法によって製造される磁気ヘッ
ドについて説明する。上記磁気ヘッドは図1に示すよう
に、フェライト等の酸化物磁性材料等よりなる磁気コア
基板3,4の対向面に金属磁性膜5,6が被着形成され
た一対の磁気コア半体1,2が、上記金属磁性膜5,6
を突き合わせるようにして接合一体化されたものであ
り、当該金属磁性膜5,6の突合わせ面間には記録又は
再生或いはその両方として動作する磁気ギャップg1
形成されている。
【0040】このとき、磁気コア基板3,4の対向面の
磁気ギャップg1 に相当する位置には磁気ギャップg1
と平行なギャップ形成面3a,4aが形成されており、
その両端には、磁気ギャップg1 のトラック幅を規制す
るためのトラック幅規制溝7,8が設けられている。す
なわち、磁気コア基板3,4の対向面にその形状に沿っ
て被着形成される金属磁性膜5,6は、ギャップ形成面
3a,4a上において磁気ギャップg1 と平行となる。
また、トラック幅規制溝7,8によって磁気コア基板
3,4のギャップ形成面3a,4aの幅が規制されてい
ることから、金属磁性膜5,6の突き合わせ面の幅も自
ずから規制されることとなる。従って、金属磁性膜5,
6の突き合わせ面間に形成される磁気ギャップg1 のト
ラック幅も規制されることとなる。本実施例において
は、特に、トラック幅を15μm以下とし、高密度記録
化に対応できる磁気ヘッドを製造するものとする。
【0041】また、上記磁気ヘッドにおいては、磁気コ
ア基板3,4にはコイルを巻回するための巻線溝11,
12及びガラス融着接合を行うためのガラス溝13,1
4が設けられ、巻線溝11,12間及びガラス溝13,
14間には融着ガラス15,16が充填されており、巻
線溝11,12に隣接するトラック幅規制溝7,8間に
も融着ガラス15が充填され、磁気コア半体1,2が接
合一体化されている。
【0042】さらに上記磁気ヘッドにおいては、磁気コ
ア基板3,4の巻線溝11,12と相対向する位置にコ
イルの巻回状態を良好なものとし、断線等を防止するた
めの巻線補助溝17,18が設けられている。そして、
この磁気ヘッドにおいては、磁気記録媒体に対する当た
りを確保するために磁気記録媒体と摺接する磁気記録媒
体摺動面に段差が設けられている。
【0043】次いで、本実施例の磁気ヘッドの製造方法
について説明する。先ず、平面略矩形状のフェライト等
の酸化物磁性材料よりなる基板の一側縁側における両端
部を切り欠いて、図2に示すような平面略凸状の基板2
1を用意し、研削盤により面出しを行う。
【0044】なお、基板21としては、上記のようにフ
ェライト等の酸化物磁性材料が用いられるが、このよう
な酸化物磁性材料としては、Mn−Zn系フェライト,
Zn−Ni系フェライトの単結晶或いはこれらと多結晶
との接合材等が挙げられる。なお、本実施例において
は、Mn−Zn系フェライトの単結晶を用いた。
【0045】次に、図3に示すように、基板21の一主
面21aに、コイルを巻装するための断面略コ字状をな
す巻線溝23,26、ガラス融着接合を行うための断面
略コ字状をなすガラス溝24,25を機械加工によって
長手方向に平行に形成する。すなわち、図3中に示すよ
うに、平面略凸状の基板21の凸部22に、この凸部2
2の突出する方向と直交する方向に第1の巻線溝23を
形成すると共に、該凸部22とは反対側の基板21の他
側縁21b近傍部に第1の巻線溝23と平行な第2の巻
線溝26を形成する。
【0046】そしてこのとき、巻線溝23,26の一方
の側面23a,26aは、後工程において形成される磁
気ギャップの深さ(デプス)を規制することとなるため
傾斜面とする。なお、巻線溝23,26の他方の側面
は、傾斜面または垂直面のいずれでも良い。
【0047】次に、図3中に示すように、基板21の一
主面21aの第1の巻線溝23と第2の巻線溝26の間
に上記凸部22にかからないようにして、上記巻線溝2
3,26と平行に、且つ第1の巻線溝23と第1のガラ
ス溝24が隣合い、第2の巻線溝26と第2のガラス溝
25が隣合うように第1のガラス溝24と第2のガラス
溝25を所定間隔で形成する。
【0048】次に、図4に示すように、磁気コア基板の
突き合わせ面の幅、すなわち後工程において形成される
磁気ギャップのトラック幅を規制するためのトラック幅
規制溝27を形成する。このとき、本実施例において
は、トラック幅規制溝27を上記凸部22の突出方向と
直交する方向の突出幅全域にわたって、巻線溝23,2
6及びガラス溝24,25と直交するように基板21全
体に所定間隔で複数形成する。従って、凸部22を除く
部分の両側にトラック幅規制溝27の形成されない部分
が形成されることとなり、後工程の媒体摺動面となる面
の円筒研磨の際のデプス測定に使用する部分にはトラッ
ク幅規制溝が形成されないこととなる。言い換えれば、
基板21の両側部分を除いた中央部分のみに複数のトラ
ック幅規制溝が形成されることとなる。
【0049】そして、基板21の一主面21aにポリッ
シング等により鏡面加工を行う。本実施例においては、
基板21の凸部22を除く部分の両側にトラック幅規制
溝27が形成されていないことから、基板21の両側部
分の被加工面積は大きく、上記のように基板21に鏡面
加工を行っても、両側部分に基板の欠けが生じない。す
なわち、後工程の媒体摺動面となる面の円筒研磨の際の
デプス測定に使用する部分には基板の欠けが生じないこ
ととなる。
【0050】次いで、図4中に示すように上記基板21
を第1のガラス溝24と第2のガラス溝25間でこれら
ガラス溝24,25に平行な図中一点鎖線で示す切断線
X−Yで切断し、基板21を、凸部22を有し、第1の
巻線溝23,第1のガラス溝24を有する第1の磁気コ
ア基板28と第2の巻線溝26,第2のガラス溝25を
有する第2の磁気コア基板29に分割する。
【0051】そして、第1の磁気コア基板28の各溝が
形成された面、第2の磁気コア基板29の各溝が形成さ
れた面に、金属磁性膜をスパッタリング法,蒸着法等の
真空薄膜形成法により形成する。この際、金属磁性膜と
磁気コア基板28,29の付着力を向上させるために、
これらの間に下地膜を介在させても良く、また金属磁性
膜と後工程で充填される融着ガラスとの反応を防ぐため
に金属磁性膜上に反応防止膜を形成してもよい。
【0052】上記金属磁性膜としては、センダスト(F
e−Al−Si)及びこれにO,Tiを添加した結晶質
磁性金属膜、Fe−Ru−Ga−Si及びこれにO,N
を添加した結晶質磁性金属膜、或いはFe系,Co系の
微結晶磁性金属膜が挙げられ、これらの合金膜,積層膜
を用いても良い。また、上記下地膜としては、SiO
2 ,Ta25 等の酸化物膜、Si34 等の窒化物
膜、Cr,Al,Pt等の金属膜が挙げられ、これらの
積層膜を用いても良い。なお、本実施例においては、金
属磁性膜としてセンダスト膜を形成し、下地膜としてC
r膜を形成した。さらに上記反応防止膜としては、Si
2 ,Ta25 等の酸化物膜、Si34等の窒化物
膜、Cr,Al,Pt等の金属膜が挙げられ、これらの
積層膜を用いても良い。
【0053】続いて、第1の磁気コア基板28のトラッ
ク幅規制溝27の形成されない部分を除去する。
【0054】次に、図5に示すように、上記のようにし
て得られた磁気コア基板28,29同士をギャップ接合
する。なおこの際、各磁気コア基板28,29の突き合
わせ面には、所定のギャップ長を形成できるような図示
しないギャップ膜がそれぞれ形成されている。
【0055】このように、磁気コア基板28,29のギ
ャップ接合を行うにあたっては、図5中に示すように、
それぞれに形成される金属磁性膜30,31を対向させ
て突き合わせ面とし、トラック幅規制溝27同士の位置
合わせを行い、トラック位置合わせをし、巻線溝23,
26、ガラス溝24,25の位置合わせを行った上で、
巻線溝23,26、ガラス溝24,25間に融着ガラス
を配し、溶融充填する。その結果、図中に示すようにト
ラック幅規制溝27間にも融着ガラス32が充填され、
磁気コア基板28,29のギャップ接合がなされ、各金
属磁性膜30,31の突き合わせ面間に磁気ギャップg
1 が形成される。
【0056】なお、このとき、第1の磁気コア基板28
は前述のように凸部22を有するものであることから、
そのトラック幅方向の長さが第2の磁気コア基板29よ
りも短く、第2の磁気コア基板29の両側にはトラック
幅規制溝27が形成されず、且つ第1の磁気コア基板2
8が接合されない部分が露呈されることとなる。
【0057】そして、図6に示すように、磁気コア基板
28,29の巻線溝23,26に相対向する位置に巻線
補助溝33(図中には巻線溝23に対向する巻線補助溝
33のみ示す。)を形成する。その後、磁気コア基板2
8,29の媒体摺動面となる面28a,29aに円筒研
磨を行い、各磁気ギャップg1 のデプスを所定の長さと
する。
【0058】このような媒体摺動面となる面28a,2
9aの円筒研磨は、図5中矢印Aで示す第2の磁気コア
基板29のトラック幅規制溝27形成方向と直交する方
向の両端縁部分より、第2の磁気コア基板29の第1の
磁気コア基板28の接合されない部分の巻線溝26の媒
体摺動面側のデプス零位置となるエッジE1 ,E2 から
媒体摺動面となる面109aまでの距離D1 ,D2 (デ
プス)を測定しながら行う。そして、距離D1 ,D2
所定の長さとなるまで円筒研磨を行い、磁気ギャップg
1 のデプスを所定の長さとするとともに複数の磁気ギャ
ップg1 のデプスを均一にしている。
【0059】本実施例の磁気ヘッドの製造方法において
は、前述のように第2の磁気コア基板29の両側の第1
の磁気コア基板28が接合されない部分にはトラック幅
規制溝が形成されておらず、すなわちデプスの測定に使
用する部分には鏡面加工による基板の欠けが生じていな
い。従って、上記のような円筒研磨の際のデプスの測定
を精度良好に行うことができ、デプスを精度良好に規制
することができ、製造不良による生産性の低下を抑え、
製造される磁気ヘッドのデプスのばらつきを抑え、電磁
変換特性の安定した磁気ヘッドを歩留り良く製造するこ
とができる。
【0060】さらにこの後、図6に示すように接合した
磁気コア基板28,29を所定のアジマス角に傾斜さ
せ、当たり幅加工を行い、所定のチップ厚に切断して磁
気ヘッドチップ34を切り出し、図1に示すような磁気
ヘッドを完成する。
【0061】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の磁気ヘッドの製造方法においては、第1の磁気コア
基板を両側部分を除いた中央部分のみに複数のトラック
幅規制溝を有するものとしており、トラック幅規制溝形
成面に鏡面加工を行っても、該第1の磁気コア基板の両
側部分において基板の欠け等が生じない。
【0062】また、第2の磁気コア基板を上記第1の磁
気コア基板のトラック幅規制溝の数に応じたトラック幅
規制溝を有し、トラック幅方向の長さが第1の磁気コア
基板よりも短いものとしている。従って、上記第1の磁
気コア基板と第2の磁気コア基板をトラック幅規制溝形
成面を突き合わせ面としてそれぞれに形成されるトラッ
ク幅規制溝を相対向させてトラック位置合わせしながら
ギャップ接合すると、第1の磁気コア基板の両側部分に
第2の磁気コア部分が接合されず、トラック幅規制溝の
形成されない部分が露呈されることとなる。
【0063】この後、第1の磁気コア基板の両側部分を
該第1の磁気コア基板のトラック幅規制溝形成方向と直
交する方向の両端縁部分より観察して磁気ギャップのデ
プス量を確認しながら、接合一体化された磁気コア基板
の媒体摺動面となる面を研磨して磁気ギャップのデプス
を規制するが、第1の磁気コア基板の両側に基板の欠け
等が生じていないことから、デプス量の確認が精度良好
に行われ、デプスは精度良好に規制される。従って、本
発明の磁気ヘッドの製造方法によれば、製造不良による
生産性の低下が抑えられ、かつ製造される磁気ヘッドの
デプスのばらつきが抑えられ、電磁変換特性の安定した
磁気ヘッドを歩留り良く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法により
製造される磁気ヘッドを示す斜視図である。
【図2】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法を工程
順に示すものであり、基板の面出しを行う工程を示す斜
視図である。
【図3】基板に巻線溝,ガラス溝を形成する工程を示す
斜視図である。
【図4】基板にトラック幅規制溝を形成し、分割する工
程を示す斜視図である。
【図5】磁気コア基板同士をギャップ接合する工程を示
す斜視図である。
【図6】磁気コア基板に巻線補助溝を形成し、チップ切
断する工程を示す斜視図である。
【図7】従来の磁気ヘッドの製造方法を工程順に示すも
のであり、基板の面出しを行う工程を示す斜視図であ
る。
【図8】基板に巻線溝,ガラス溝を形成する工程を示す
斜視図である。
【図9】基板にトラック幅規制溝を形成する工程を示す
斜視図である。
【図10】基板を切断して磁気コア基板に分割する工程
を示す斜視図である。
【図11】磁気コア基板同士をギャップ接合する工程を
示す斜視図である。
【図12】基板の欠けによるトラック欠けが生じた状態
を示す斜視図である。
【図13】基板の欠けが生じた状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
21 基板 22 凸部 23,26 巻線溝 24,25 ガラス溝 27 トラック幅規制溝 28,29 磁気コア基板 28a,29a 媒体摺動面となる面 30,31 金属磁性膜 32 融着ガラス E1 ,E2 エッジ D1 ,D2 デプス g1 磁気ギャップ X−Y 切断線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側部分を除いた中央部分のみに複数の
    トラック幅規制溝を有する第1の磁気コア基板を酸化物
    磁性材料により形成し、この第1の磁気コア基板のトラ
    ック幅規制溝形成面に鏡面加工を行い、 上記第1の磁気コア基板のトラック幅規制溝の数に応じ
    たトラック幅規制溝を有し、トラック幅方向の長さが第
    1の磁気コア基板よりも短い第2の磁気コア基板を酸化
    物磁性材料により形成し、 上記第1の磁気コア基板と第2の磁気コア基板をトラッ
    ク幅規制溝形成面を突き合わせ面としてそれぞれに形成
    されるトラック幅規制溝を相対向させてトラック位置合
    わせしながらギャップ接合し、接合一体化された磁気コ
    ア基板の媒体摺動面となる面を研磨して磁気ギャップの
    デプスを規制し、これをチップ切断することを特徴とす
    る磁気ヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】 平面略矩形状の酸化物磁性材料からなる
    基板の一側縁側における両端部を切り欠いて、当該基板
    を平面略凸状とする工程と、 上記基板の凸部にこの凸部の突出する方向と直交する方
    向に第1の巻線溝を形成すると共に、該凸部とは反対側
    の基板他側縁近傍部に第1の巻線溝と平行な第2の巻線
    溝を形成する工程と、 上記第1の巻線溝と第2の巻線溝の間に上記凸部にかか
    らないようにして、これら巻線溝と平行に、且つ第1の
    巻線溝と第1のガラス溝が隣合い、第2の巻線溝と第2
    のガラス溝が隣合うように第1のガラス溝と第2のガラ
    ス溝を所定間隔で基板に形成する工程と、 上記凸部の突出方向と直交する方向の突出幅全域にわた
    って、巻線溝及びガラス溝と直交するトラック幅規制溝
    を基板全体に所定間隔で複数形成する工程と、 これら各溝が形成された基板の主面を鏡面加工する工程
    と、 上記第1のガラス溝と第2のガラス溝間でこれらガラス
    溝と平行に切断することにより、第1の巻線溝と第1の
    ガラス溝を有した第1の磁気コア基板と、第2の巻線溝
    と第2のガラス溝を有した第2の磁気コア基板とを作成
    する工程と、 これら第1の磁気コア基板と第2の磁気コア基板の各溝
    が形成された面に金属磁性膜を成膜する工程と、 上記第1の磁気コア基板と第2の磁気コア基板にそれぞ
    れ形成されたトラック幅規制溝を相対向させてトラック
    位置合わせしながら、これら第1の磁気コア基板と第2
    の磁気コア基板を突き合わせ融着ガラスによりギャップ
    接合する工程と、 上記第2の磁気コア基板のトラック幅規制溝形成方向と
    直交する方向の両端縁部分より磁気ギャップのデプス量
    を確認しながら、接合一体化された磁気コア基板の媒体
    摺動面となる面を円筒研磨する工程と、 接合一体化された磁気コア基板よりチップ切断して各磁
    気ヘッドチップに切り出す工程を有することを特徴とす
    る磁気ヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 トラック幅規制溝により規制されるトラ
    ック幅が15μm以下であることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の磁気ヘッドの製造方法。
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