JPH07322800A - 動力散粉機 - Google Patents

動力散粉機

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JPH07322800A
JPH07322800A JP14226694A JP14226694A JPH07322800A JP H07322800 A JPH07322800 A JP H07322800A JP 14226694 A JP14226694 A JP 14226694A JP 14226694 A JP14226694 A JP 14226694A JP H07322800 A JPH07322800 A JP H07322800A
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reduction
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Shigeo Kuraishi
栄夫 倉石
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HATSUTA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吐粉量が10アール当り3Kg,あるいは1
Kgとなる二つの散布態様に簡単に切り換えて使用でき
る動力散粉機を提供する。 【構成】 正逆回転形モータ10Aにより駆動されるロ
ータリーフィーダ7による粉剤繰出し装置2を有する動
力散粉機であって、モータ10Aの駆動軸12から「例
えば1/3」の減速ギア22a,22bを介して減速回
転される減速軸23と、この減速軸23に一方向クラッ
チ25を介して嵌合される低速スプロケット24と、駆
動軸12に一方向クラッチ21を介して嵌合される高速
スプロケット20とを備え、かつ低速スプロケット24
と高速スプロケット20とをそれぞれロータリーフィー
ダ7のシャフト9に伝動した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、正逆回転形モータに
より駆動されるロータリーフィーダによる粉剤繰出し装
置を有する動力散粉機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の動力散粉機を図6,図7
について説明する。図6は要部を断面して表した側面
図、図7は図6の線VII - VII の断面図である。
【0003】図において、1は粉剤農薬を収容するタン
ク、2はタンク1の下部に連設した粉剤繰出し装置、3
は粉剤繰出し装置2から繰出される粉剤を圧送する送風
機、4は送風機3の吐出管5に360度回転可能に連設
したエルボ管、6はエルボ管4に取付けた吐粉管、7は
粉剤繰出し装置2のロータリーフィーダ、8はロータリ
ーフィーダ7のシャフト9に嵌合したスプロケット、1
0は電気モータ、11は電気モータ10の駆動軸12に
嵌合したスプロケット、13は両スプロケット8,11
を連結するチェーン、14はスプロケット11にベルト
15により連結した発電機、16は発電機14に接続し
て発電機14の起電力をメータに示す方式の吐粉量計、
17は送風機3を駆動するエンジン、18は機枠、19
は機枠18に設けた操作板である。
【0004】次に動作について説明する。エンジン17
により送風機3を駆動して吐出管5からエルボ管4を通
して吐粉管6へ送風した状態で、電気モータ10により
ロータリーフィーダ7を駆動して粉剤をタンク1から吐
出管5内に落す(吸引)と、粉剤は送風に乗って吐粉管
6から散布される。
【0005】なお、吐粉管6は、長さが150mほどの
水平多孔噴頭であって、水田稲作等の病害虫防除に使用
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の動力散
粉機は、吐粉管6から散布される吐粉量が電気モータ1
0のある回転数で10アール当り3Kgになるように設
定されている。
【0007】ところが、近年農業作業人員の不足と高齢
化に伴い作業の時短,労働軽減が要求される中から、粉
剤中の農薬濃度が3倍になった粉剤が出現し、10アー
ル当り1Kgの散布態様で同等の防除効果が得られるよ
うになったが、前記したように従来の装置では電気モー
タ10の回転数が一定で10アール当り3Kgに吐粉量
が設定されているために、このままでは吐粉量が10ア
ール当り1Kgとなる散布態様には使用できないし、ま
た近年要求される吐粉量が10アール当り3Kg,ある
いは1Kgとなる散布態様の両方に切り換えて使用でき
ないという問題点があった。
【0008】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、吐粉量が10アール当り3Kg,ある
いは1Kgとなる二つの散布態様に簡単に切り換えて使
用できる動力散粉機を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る動力散粉
機は、正逆回転形モータにより駆動されるロータリーフ
ィーダによる粉剤繰出し装置を有する動力散粉機であっ
て、前記モータの駆動軸から「例えば1/3」の減速ギ
アを介して減速回転される減速軸と、この減速軸に一方
向クラッチを介して嵌合される低速スプロケットと、前
記駆動軸に一方向クラッチを介して嵌合される高速スプ
ロケットとを備え、かつ前記低速スプロケットと高速ス
プロケットとをそれぞれ前記ロータリーフィーダのシャ
フトに伝動したものである。
【0010】
【作用】この発明においては、正逆回転形モータを正転
させると駆動軸から高速スプロケットによりロータリー
フィーダを回転させ、また正逆回転形モータを逆転させ
ると駆動軸から減速ギアを介して減速軸が回転されこの
減速軸から低速スプロケットによりロータリーフィーダ
を「例えば1/3」の減速回転させるので、正逆回転形
モータの回転方向を正逆方向に切り換えるだけで吐粉量
が10アール当り3Kg,あるいは1Kgとなる二つの
散布態様に切り換わる。
【0011】
【実施例】 実施例1.この発明の一実施例を図1〜図3について説
明する。図1は要部を断面して表した側面図、図2は図
1の部分拡大図、図3は図2の線III - III の断面図で
あり、前記した従来の装置と同一または相当部分には同
一符号を付して説明を省略する。
【0012】図において、10Aは正逆回転形モータ、
20はモータ10Aの駆動軸12に一方向クラッチ21
を介して嵌合される高速スプロケット、22a,22b
は「1/3」の減速ギア、23は駆動軸12から減速ギ
ア22a,22bを介して減速回転される減速軸、24
は減速軸23に一方向クラッチ25を介して嵌合される
低速スプロケット、26a,26bはロータリーフィー
ダ7のシャフト9に嵌合した並行なスプロケット、27
a,27bは両スプロケット20,26aおよび両スプ
ロケット24,26bをそれぞれ連結するチェーンであ
る。
【0013】次に動作について説明する。正逆回転形モ
ータ10Aをスイッチ操作により正転(図2中矢印の方
向)させると、一方向クラッチ21により駆動軸12の
回転が高速スプロケット20に伝動され高速スプロケッ
ト20が図2中矢印の方向に回転し、チェーン27aに
よりスプロケット26aを介してロータリーフィーダ7
を回転させる。この時、駆動軸12から減速ギア22
a,22bを介して図2中矢印と逆の方向に回転する減
速軸23は、一方向クラッチ25がフリーとなるために
低速スプロケット24を図2中矢印と逆の方向に駆動し
ないので、低速スプロケット24はロータリーフィーダ
7のシャフト9からのスプロケット26b,チェーン2
7bにより図2中矢印の方向に回転される。
【0014】次に、正逆回転形モータ10Aをスイッチ
の切替え操作により逆転(図2中矢印と逆の方向)させ
ると、駆動軸12から減速ギア22a,22bを介して
減速軸23が図2中矢印と逆の方向「1/3」の減速回
転され、そのまま一方向クラッチ25により低速スプロ
ケット24が図2中矢印と逆の方向に減速回転され、チ
ェーン27bによりスプロケット26bを介してロータ
リフィーダ7を「1/3」の減速回転させる。この時、
駆動軸12は一方向クラッチ21がフリーとなるために
高速スプロケット20を図2中矢印と逆の方向に駆動し
ないので、高速スプロケット20はロータリーフィーダ
7のシャフト9からのスプロケット26a,チェーン2
7aにより図2中矢印の方向に回転される。
【0015】このように正逆回転形モータ10Aを正
転,逆転させる,つまり回転方向を正逆方向に切り換え
るスイッチの切替え操作のみで、吐粉量が10アールに
当り3Kg,あるいは1Kgとなる二つの散布態様に切
り換えることができる。
【0016】実施例2.上記実施例1では伝動歯車機構
のギアを減速ギア22a,22bとしてロータリーフィ
ーダ7の減速比「1/3」を得るようにしたものを示し
たが、図4,図5に示すようにロータリーフィーダ7の
シャフト9に嵌合する並行なスプロケット26A,26
Bにより減速比「1/3」を得るようにしてもよい。
【0017】この実施例では、駆動軸12に一方向クラ
ッチ21により嵌合されるスプロケットが第1のスプロ
ケット20Aに,駆動軸12にギア28a,28bによ
り連繋される軸が回転軸29に,この回転軸29に一方
向クラッチ25により嵌合されるスプロケットが第3の
スプロケット24Aに,ロータリーフィーダ7のシャフ
ト9の前記スプロケット26A,26Bが第2,第4の
スプロケットにそれぞれ相当する。
【0018】以上の各実施例1,2では、10アール当
り3Kg,あるいは1Kgとなる二つの散布態様に対応
させるために、減速比を「1/3」としたが、この減速
比は「1/3」に限定されるものではないことは勿論で
ある。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば吐粉量
が10アール当り3Kg,あるいは1Kgとなる二つの
散布態様に簡単に切り換えて使用できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す要部断面側面図であ
る。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図2の線III - III の断面図である。
【図4】この発明の実施例2を示す要部側面図である。
【図5】図4の線V−Vの断面図である。
【図6】従来の装置を示す要部断面側面図である。
【図7】図6の線VII - VII の断面図である。
【符号の説明】
1 タンク 2 粉剤繰出し装置 3 送風機 7 ロータリーフィーダ 9 シャフト 10A モータ 12 駆動軸 17 エンジン 20 高速スプロケット 21,25 一方向クラッチ 22a,22b 減速ギア 23 減速軸 24 低速スプロケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆回転形モータにより駆動されるロー
    タリーフィーダによる粉剤繰出し装置を有する動力散粉
    機であって、 前記モータの駆動軸から「例えば1/3」の減速ギアを
    介して減速回転される減速軸と、この減速軸に一方向ク
    ラッチを介して嵌合される低速スプロケットと、前記駆
    動軸に一方向クラッチを介して嵌合される高速スプロケ
    ットとを備え、かつ前記低速スプロケットと高速スプロ
    ケットとをそれぞれ前記ロータリーフィーダのシャフト
    に伝動したことを特徴とする動力散粉機。
  2. 【請求項2】 正逆回転形モータにより駆動されるロー
    タリーフィーダによる粉剤繰出し装置を有する動力散粉
    機であって、 前記モータの駆動軸に一方向クラッチを介して嵌合され
    る第1のスプロケットと、前記ロータリーフィーダのシ
    ャフトに嵌合されて前記第1のスプロケットからの伝動
    により回転される第2のスプロケットと、前記駆動軸か
    らギアを介して回転される回転軸と、この回転軸に一方
    向クラッチを介して嵌合される第3のスプロケットと、
    前記ロータリーフィーダのシャフトに嵌合されて前記第
    3のスプロケットからの伝動により回転されかつ前記第
    2のスプロケットに対して「例えば1/3」の減速比を
    有する第4のスプロケットとを備えたことを特徴とする
    動力散粉機。
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CN109029329A (zh) * 2018-07-09 2018-12-18 临安奥星电子股份有限公司 一种电容器铝壳圆度检测装置及其检测方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109029329A (zh) * 2018-07-09 2018-12-18 临安奥星电子股份有限公司 一种电容器铝壳圆度检测装置及其检测方法
CN109029329B (zh) * 2018-07-09 2020-10-23 临安奥星电子股份有限公司 一种电容器铝壳圆度检测装置及其检测方法

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