JPH09252610A - 自走式マニュアスプレッダ - Google Patents
自走式マニュアスプレッダInfo
- Publication number
- JPH09252610A JPH09252610A JP9611996A JP9611996A JPH09252610A JP H09252610 A JPH09252610 A JP H09252610A JP 9611996 A JP9611996 A JP 9611996A JP 9611996 A JP9611996 A JP 9611996A JP H09252610 A JPH09252610 A JP H09252610A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beater
- compost
- conveyor belt
- self
- manual spreader
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 堆肥の積み込みと散布ができる自走式マニュ
アスプレッダにおいて、散布時に散布量を規制する散布
規制具が、堆肥の積み込み時に邪魔にならないような状
態で固定して設ける。 【解決手段】 荷箱１の底部に設けるコンベアベルト２
と該コンベアベルト２の終端部に横架した回転軸３に設
けたビータ４を正逆回転させて堆肥の送り出しと積み込
みを行えるようにした自走式マニュアスプレッダにおい
て、コンベアベルト２の終端上でビータ４の最上端より
も下側に荷箱１側がビータ４の外周回転軌跡に略沿った
形状をした流量規制板５を設けた。
アスプレッダにおいて、散布時に散布量を規制する散布
規制具が、堆肥の積み込み時に邪魔にならないような状
態で固定して設ける。 【解決手段】 荷箱１の底部に設けるコンベアベルト２
と該コンベアベルト２の終端部に横架した回転軸３に設
けたビータ４を正逆回転させて堆肥の送り出しと積み込
みを行えるようにした自走式マニュアスプレッダにおい
て、コンベアベルト２の終端上でビータ４の最上端より
も下側に荷箱１側がビータ４の外周回転軌跡に略沿った
形状をした流量規制板５を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、堆肥を田畑に散布
するマニュアスプレッダで、堆肥の積み込みと散布が行
えるようにした自走式マニュアスプレッダに関する。
するマニュアスプレッダで、堆肥の積み込みと散布が行
えるようにした自走式マニュアスプレッダに関する。
【０００２】
【従来の技術】自走式マニュアスプレッダは、例えば実
開昭５３−１２１３１６号公報に記載されている。この
自走式マニュアスプレッダでは、堆肥を送り出すコンベ
アの終端部に設けたビータの荷箱内側を覆う状態でコン
ベアとの間隔を調整するシャッターを設けて、堆肥の散
布量を変更するようにしている。
開昭５３−１２１３１６号公報に記載されている。この
自走式マニュアスプレッダでは、堆肥を送り出すコンベ
アの終端部に設けたビータの荷箱内側を覆う状態でコン
ベアとの間隔を調整するシャッターを設けて、堆肥の散
布量を変更するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記のマニュアスプレ
ッダにおいて、ビータを逆回転させてコンベア上へ堆肥
を積み込む場合には、コンベア終端上に設けたシャッタ
ーが邪魔になるため取り外さなければならない。このよ
うなシャッターの着脱は堆肥の積み込みと散布を連続し
て行う場合に面倒で作業能率の低下を招いていた。そこ
で、本発明では、堆肥の積み込み時にも取り外す必要の
無い散布量規制手段を得ることを課題とする。
ッダにおいて、ビータを逆回転させてコンベア上へ堆肥
を積み込む場合には、コンベア終端上に設けたシャッタ
ーが邪魔になるため取り外さなければならない。このよ
うなシャッターの着脱は堆肥の積み込みと散布を連続し
て行う場合に面倒で作業能率の低下を招いていた。そこ
で、本発明では、堆肥の積み込み時にも取り外す必要の
無い散布量規制手段を得ることを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、荷箱１の底
部に設けるコンベアベルト２と該コンベアベルト２の終
端部に横架した回転軸３に設けたビータ４を正逆回転さ
せて堆肥の散布と積み込みを行えるようにした自走式マ
ニュアスプレッダにおいて、コンベアベルト２の終端上
でビータ４の最上端よりも下側に荷箱１側がビータ４の
外周回転軌跡に略沿った形状をした流量規制板５を設け
た。
部に設けるコンベアベルト２と該コンベアベルト２の終
端部に横架した回転軸３に設けたビータ４を正逆回転さ
せて堆肥の散布と積み込みを行えるようにした自走式マ
ニュアスプレッダにおいて、コンベアベルト２の終端上
でビータ４の最上端よりも下側に荷箱１側がビータ４の
外周回転軌跡に略沿った形状をした流量規制板５を設け
た。
【０００５】
【発明の作用及び効果】このように構成した自走式マニ
ュアスプレッダにおいて、堆肥を荷箱１内のコンベアベ
ルト２上に積み込むには、ビータ４をその上側が荷箱１
内に向かって回転するようにしコンベアベルト２が荷箱
１の奥に向かって移動するようにしてビータ４で掻き込
むが、その際に流量規制板５がビータ４の上端より低く
その荷箱１側の側面がビータ４の外周回転軌跡に略沿っ
ているので堆肥の荷箱１内への流れ込みが支障無く行わ
れる。また、荷箱１内の堆肥を散布する場合には、コン
ベアベルト２を終端に向かって移動しながらビータ４が
堆肥を掻き出すようにするが、堆肥はコンベアベルト２
と流量規制板５との間隔を通過して掻き出されるために
一度に多く散布させることがない。
ュアスプレッダにおいて、堆肥を荷箱１内のコンベアベ
ルト２上に積み込むには、ビータ４をその上側が荷箱１
内に向かって回転するようにしコンベアベルト２が荷箱
１の奥に向かって移動するようにしてビータ４で掻き込
むが、その際に流量規制板５がビータ４の上端より低く
その荷箱１側の側面がビータ４の外周回転軌跡に略沿っ
ているので堆肥の荷箱１内への流れ込みが支障無く行わ
れる。また、荷箱１内の堆肥を散布する場合には、コン
ベアベルト２を終端に向かって移動しながらビータ４が
堆肥を掻き出すようにするが、堆肥はコンベアベルト２
と流量規制板５との間隔を通過して掻き出されるために
一度に多く散布させることがない。
【０００６】以上の如く、コンベアベルト２の終端上に
散布量を制限する固定の流量規制板５を設けていても堆
肥の積み込みに支障が無く積み込みと散布の作業を効率
的に行えることになる。
散布量を制限する固定の流量規制板５を設けていても堆
肥の積み込みに支障が無く積み込みと散布の作業を効率
的に行えることになる。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。車台１０は左右側部にクローラ１１からなる
走行装置を具備し、後部の駆動取付部１２に原動機１３
を搭載している。この駆動取付部１２の下側にはミッシ
ョンケース１４を取り付けクローラ１１に動力を伝動す
るようにしている。また、駆動取付部１２の上側には、
原動機１３の側部に原動枠１５を設けている。この原動
枠１５の後側上部には、左右の操向レバー１６，１６と
走行用油圧変速機のクラッチを断続する走行クラッチレ
バー１９及び走行用油圧変速機１７の変速軸を操作する
前後進変速レバー２０等の操縦操作具を立設し、後側に
向けてハンドル杆２１を突設している。
説明する。車台１０は左右側部にクローラ１１からなる
走行装置を具備し、後部の駆動取付部１２に原動機１３
を搭載している。この駆動取付部１２の下側にはミッシ
ョンケース１４を取り付けクローラ１１に動力を伝動す
るようにしている。また、駆動取付部１２の上側には、
原動機１３の側部に原動枠１５を設けている。この原動
枠１５の後側上部には、左右の操向レバー１６，１６と
走行用油圧変速機のクラッチを断続する走行クラッチレ
バー１９及び走行用油圧変速機１７の変速軸を操作する
前後進変速レバー２０等の操縦操作具を立設し、後側に
向けてハンドル杆２１を突設している。
【０００８】車台１０の前側には、荷箱１を取り付けて
いるが、その取り付けは、荷箱１の後側底部を左右の枢
支軸２２で車台１０に枢支し、荷箱１の前側左右中央底
部と車台１０の前部左右中央を複動式油圧シリンダ２３
で連結して、油圧シリンダ２３を伸ばした状態で荷箱１
を水平に保持している。荷箱１の底部には前後にローラ
２４，２５を横架し、中間部の底板２６を挟んでコンベ
アベルト２をこのローラ２４，２５に巻き掛けている。
荷箱の左右側部には側枠２７，２７を立設し、後側には
後枠２８を立設し、前側にビータ４を取り付けている。
後枠２８の後側に変速ケース３５を設け、この変速ケー
ス３５から後方へ向けてコンベアベルト２とビータ４の
正逆回転切換を行う作業レバー３６を突設している。
いるが、その取り付けは、荷箱１の後側底部を左右の枢
支軸２２で車台１０に枢支し、荷箱１の前側左右中央底
部と車台１０の前部左右中央を複動式油圧シリンダ２３
で連結して、油圧シリンダ２３を伸ばした状態で荷箱１
を水平に保持している。荷箱１の底部には前後にローラ
２４，２５を横架し、中間部の底板２６を挟んでコンベ
アベルト２をこのローラ２４，２５に巻き掛けている。
荷箱の左右側部には側枠２７，２７を立設し、後側には
後枠２８を立設し、前側にビータ４を取り付けている。
後枠２８の後側に変速ケース３５を設け、この変速ケー
ス３５から後方へ向けてコンベアベルト２とビータ４の
正逆回転切換を行う作業レバー３６を突設している。
【０００９】後枠２８の内部下方には傾斜板３３を設け
その先端に弾性板３４をコンベアベルト２上へ押し付け
て取り付けている。ビータ４は、ビータケース３１の左
右側枠２９，２９に横架軸支した回転軸３に所定間隔で
配設している。ビータケース３１の上部は左右側枠２
９，２９を連結して覆枠３２を設け、ビータ４の荷箱１
内側に流量規制板５を横架し、荷箱の先端へ着脱自在に
取り付けている。尚、図示を省略したが、流量規制板５
の下部を上下調節できるようにしてコンベアベルト２と
の間隔を変更できるようにして散布量を調節するように
してもよい。
その先端に弾性板３４をコンベアベルト２上へ押し付け
て取り付けている。ビータ４は、ビータケース３１の左
右側枠２９，２９に横架軸支した回転軸３に所定間隔で
配設している。ビータケース３１の上部は左右側枠２
９，２９を連結して覆枠３２を設け、ビータ４の荷箱１
内側に流量規制板５を横架し、荷箱の先端へ着脱自在に
取り付けている。尚、図示を省略したが、流量規制板５
の下部を上下調節できるようにしてコンベアベルト２と
の間隔を変更できるようにして散布量を調節するように
してもよい。
【００１０】以上の如く構成した自走式マニュアスプレ
ッダで、堆肥を荷箱１内へ積み込む場合には、荷箱１を
前側させてビータ４を地面に接近させて前進させる。図
１に示す如く、堆肥が荷箱１の高さ以下に積まれている
場合にはビータ４の回転をＡ方向としてビータ３の下側
から堆肥をコンベアベルト２上へ掻き込み、堆肥がそれ
以上に積まれている場合にはビータ４の回転をＢ方向と
して堆肥をビータ４の上側から掻き込む。このとき、コ
ンベアベルト２は荷箱１の奥へ向かう積み込み方向Ｃへ
駆動する。堆肥を散布する場合で幅広く散布する場合に
は車台１０を走行させながらビータ４をＢ方向に回転さ
せ、狭い範囲に散布する場合にはビータ４をＡ方向に回
転させ、コンベアベルト２は送り出し方向Ｄへ散布量に
応じた微速で移動させる。このとき、流量規制板５が作
用して一度に多量の堆肥が散布されるのを防ぐことにな
る。
ッダで、堆肥を荷箱１内へ積み込む場合には、荷箱１を
前側させてビータ４を地面に接近させて前進させる。図
１に示す如く、堆肥が荷箱１の高さ以下に積まれている
場合にはビータ４の回転をＡ方向としてビータ３の下側
から堆肥をコンベアベルト２上へ掻き込み、堆肥がそれ
以上に積まれている場合にはビータ４の回転をＢ方向と
して堆肥をビータ４の上側から掻き込む。このとき、コ
ンベアベルト２は荷箱１の奥へ向かう積み込み方向Ｃへ
駆動する。堆肥を散布する場合で幅広く散布する場合に
は車台１０を走行させながらビータ４をＢ方向に回転さ
せ、狭い範囲に散布する場合にはビータ４をＡ方向に回
転させ、コンベアベルト２は送り出し方向Ｄへ散布量に
応じた微速で移動させる。このとき、流量規制板５が作
用して一度に多量の堆肥が散布されるのを防ぐことにな
る。
【図１】実施例の一部を断面とした側面図である。
【図２】実施例の平面図である。
１ 荷箱 ２ コンベアベルト ３ 回転軸 ４ ビータ ５ 流量規制板
Claims (1)
- 【請求項１】 荷箱（１）の底部に設けるコンベアベル
ト（２）と該コンベアベルト（２）の終端部に横架した
回転軸（３）に設けるビータ（４）を正逆回転させて堆
肥の散布と積み込みを行えるようにした自走式マニュア
スプレッダにおいて、コンベアベルト（２）の終端上で
ビータ（４）の最上端よりも下側に荷箱１側がビータ
（４）の外周回転軌跡に略沿った形状をした流量規制板
（５）を設けたことを特徴とする自走式マニュアスプレ
ッダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9611996A JPH09252610A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 自走式マニュアスプレッダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9611996A JPH09252610A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 自走式マニュアスプレッダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09252610A true JPH09252610A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=14156502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9611996A Pending JPH09252610A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 自走式マニュアスプレッダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09252610A (ja) |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP9611996A patent/JPH09252610A/ja active Pending
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