JPS5917422Y2 - 微片物質用散布機 - Google Patents

微片物質用散布機

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Publication number
JPS5917422Y2
JPS5917422Y2 JP3366778U JP3366778U JPS5917422Y2 JP S5917422 Y2 JPS5917422 Y2 JP S5917422Y2 JP 3366778 U JP3366778 U JP 3366778U JP 3366778 U JP3366778 U JP 3366778U JP S5917422 Y2 JPS5917422 Y2 JP S5917422Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
particulate matter
rotor
vehicle
fertilizer
Prior art date
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Expired
Application number
JP3366778U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54137914U (ja
Inventor
章一 西川
義雄 茶縁
Original Assignee
キヤタピラ−三菱株式会社
南榛原開発株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by キヤタピラ−三菱株式会社, 南榛原開発株式会社 filed Critical キヤタピラ−三菱株式会社
Priority to JP3366778U priority Critical patent/JPS5917422Y2/ja
Publication of JPS54137914U publication Critical patent/JPS54137914U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、微片物質用散布機に関し、より詳細には、微
片状の肥料をローダに積載してこれを走行しながら散布
するごとく、微片状物質を車輌により走行しながら散布
する形式の散布機に関する。
従来、農業用トラクタ或はローダ等車輛を走行させなが
ら肥料を広範囲に亘り散布する肥料散布機、特に肥料散
布、耕耘、種まき、締め固めの四工程を車輌の一回の通
過で完了させる方式における肥料散布機は、比較的散布
が容易な乳剤又は粉剤よりなる化学肥料を使用するもの
がほとんどであり、粒状乃至は微片状肥料特に湿気を含
んだ微片状堆肥を有効に散布可能な散布機は末だ提案さ
れていない。
このため、最近産業廃棄物利用の一環としてパルプカス
を主体とした有機堆肥の使用が肥料として有効であるこ
とがテストの結果判明しているが、これを広範囲に亘り
均一に散布できないという難点がある。
また、従来の散布機は、肥料積載装置、耕耘装置、種ま
き装置、締め固め装置のいずれもがトラクタの三点ヒツ
チ等車輛牽引部に装着されるように設計されているため
に肥料の収納容積が比較的小さくかつ車輌走行中に散布
量を手元にて調整できないという欠点を有していた。
本考案は、上記従来の欠点を除去すべくなされたもので
あって、これを図について説明するに、図は本考案を肥
料散布機に応用した場合を示している。
本考案による肥料散布機は、第1図に示すように、だい
たいローダRの前方に設けられて散布されるべき微片状
の肥料を収納するパケット10と、該パケット10の下
端より微片状肥料を散布せしめる散布機構20と、該散
布機構を調整可能に駆動せしめる駆動機構30とかt、
なる。
上記バケツ)10は、第1図乃至第3図に示すごとく、
一対のはパ平行な側壁11 a、 11 bと、概り上
方に向は拡開する前壁12および後壁13とから構成さ
れ、これにより−ヒ端には大きな肥料収容口14が形成
されるとともに下端部には比較的中が狭くかつ当該バケ
ツI・の巾方向に伸びる肥料散布用の長手状の開口15
が形成されている。
また、図示のごとく、上記バケツNOの前壁12は、上
記開口15上を覆うようにパケット内側に大きく張り出
して該パケットの上下方向中間部にネック部16を形成
しており、これによりパケット内の肥料荷重を中間部に
て支えて肥料散布時の目詰りを防止するとともに後述す
る駆動機構のスプロケットの軸取容部を形成している。
尚、ネック部16を形成するための前壁12の張り出し
傾斜角度は、該前壁12の垂直面に対して45°〜60
°に形成せられていることが本考案にとって好ましい。
また、図示のごとく、パケット後壁13の左右には上下
方向に伸びる一対のブラケツ)−173,17bが固着
されており、該ブラケッH7a、17bの−L下端付近
にはそれぞれローダRの左右一対のリフトアーム50、
50およびチルトリンク51.51の先端が枢着されて
いる。
これにより、パケット10は、通常のローダパケットの
ごとく、リフトシリンダ53.53およびチルトシリン
ダ54.54を作動させることにより上下動並に傾動さ
せることが可能でありパケット内の肥料を振動せしめる
ことができる。
次に、上記散布機構20は、第3図および第4図に示す
ごとく、上記パケット10の平端部開口15内で回転可
能に配置された長手状のロータ21からなり、該ロータ
の回転軸22はパケットの側壁11 a、 11 bと
該側壁11 a、 11 bニ取付けられた補強板18
a、 18 bとにより支持されており、また上記ロ
ータ21はその周囲に複数の放射状ブレード23を含み
、各ブレード23はその先端に開口15の縁に係合可能
なゴムリブ24を適当な手段により固着されている。
これにより、ロータ21は後述する駆動機構により回転
せしめられた際に、バケツ)10内の肥料をブレード2
3によりその回転速度に応じて開口15より散布すると
ともにゴムリブ24により肥料をロスなく効率よく散布
できかつロータ停止時における肥料の落下を防止するこ
とができる。
なお、ロータ21を接地による破損から保護するために
、第1図および第3図に示すごとく、パケット側壁11
a、11 b下端にガード板19を取付けることが望
ましい。
次に、上記駆動機構30は、第1図および第5図に示す
ごとく、車輛系油圧ポンプ31より減圧弁32、流量制
御弁33、方向制御弁34および導管35を介して油圧
モータ36を駆動する油圧系統と、該油圧モータ36よ
り変速機37、チェーン38、スプロケット39および
40、チェーン41.スプロケット42を介して前記ロ
ータ21に回転駆動力を伝達する機械的リンク系統とを
含む。
上記減圧弁32は車輛系油圧ポンプ31からの油圧を油
圧モータ36の許容圧内まで減圧させるものであり、ま
た流量制御弁33および方向制御弁34はそれぞれ油圧
モータ36の回転数および回転方向並に始動停止をコン
トロールするための制御弁であり、さらに上記油圧モー
タ36は油のもつエネルギーを回転力に変換するための
ものである。
これら減圧弁32、流量制御弁33、および方向制御弁
34はオペレータが手元にてコントロールできるように
運転台55に近接して配置されている。
また上記油圧モータ36および変速機37は、第1図お
よび第2図に示すように、パケット後壁13に固定され
た架台43上に適当な手段により設置されている。
さらに、上記スプロケット39および40は同一軸44
にキー止めされており、該軸44は上記パケット前壁1
2のネック部16により形成される朴側凹部内に配置さ
れかつパケット側壁11 bに固着された補強プレー)
18bにより軸支されている。
さらに、上記スプロケット42はロータ21の軸22に
キー止めされている。
さて本考案による肥料散布機は以上のような構成からな
るから、散布されるべき肥料がパルプカスを主体とした
有機堆肥のごとく湿気を含んだ微片状肥料であっても上
記パケットの特殊な形状に加え時々パケットを上下動お
よび傾動させることにより肥料はパケット内で固まった
り或は詰ったりすることなしにロータ21により確実に
排出および散布され、また運転台55に近接配置された
流量制御弁33を調整することにより手軽に散布量を調
整することができ、さらにパケット10をローダRの前
方において上下動および傾動可能にして配置せしめたの
で肥料の収納容積を増大できるとともにパケットへの肥
料の受は入れ動作を容易に行うことができる。
特に上記流量制御弁33による散布量の調整はローダの
走行速度に関係なく適宜調整することができるのでロー
ダ速度に関係なく耕地に一定の割合で肥料を散布するこ
とができる。
なお、上記実施例では特に記載しなかったが、本考案に
よる肥料散布機はローダRの後部に耕耘装置、種まき装
置および締め固め装置を備えた車輌を牽引させ、これら
の装置と組み合わせることによりローダの一回の通過に
より肥料散布、耕耘、種まきおよび締め固めの四工程を
一度に完了させる様に使用することが可能である。
また、上記実施例においては特に微片状肥料としてパル
プカスを主体とした有機堆肥のみを挙げているが、微片
状肥料はこれに限らず例えば鶏糞等のように散布しにく
い形態を有する肥料をも含む。
さらに、本考案は肥料散布機に限らず、車輌を走行させ
ながら広範囲に亘り微片状物質を散布する散布機として
他の分野にも応用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による肥料散布機の全体概略側面図、第
2図は第1図に示した肥料散布機の部分的上面図、第3
図は第2図の線III−IIIに沿う断面図、第4図は
ロータの斜視図、第5図は本考案肥料散布機の油圧駆動
系統を示す線図である。 10・・・・・・パケット、12・・・・・・前壁、1
3・・・・・・後壁、15・・・・・・開口、16・・
・・・・ネック部、21・・・・・・ロータ、23・・
・・・・ブレード、31・・・・・・油圧ポンプ、32
・・・・・・減圧弁、33・・・・・・流量制御弁、3
4・・・・・・方向制御弁、36・・・・・・油圧モー
タ、37・・・・・・変速機、38.41・・・・・・
チェーン、39、40.42・・・・・・スプロケット
、50・・・・・・リフトアーム、51・・・・・・チ
ルトリンク、55・・・・・・運転台、R・・・・・・
ローダ。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)車輌前方においてリフI・アームおよびチルトリ
    ンク等により昇降自在かつ傾動自在に支持されかつ散布
    されるべき微片物質を収納するパケットであって、上方
    開口端に向は拡開する前後壁を含みかつ下端付近に当該
    パケットの中方向に延在する長手状の開口部を含むパケ
    ットと、該パケットに軸支されかつ前記開口部内で回転
    可能な複数の放射状ブレードを含む長手状のロータと、
    該ロータを回転せしめる駆動装置であって、車輌系油圧
    ポンプより流量制御弁を介して駆動される油圧モータと
    、該油圧モータより前記ロータに回転駆動力を伝達する
    リンク装置とを含み、該リンク装置が前記油圧モータに
    連結された変速機と該変速機の出力側と前記ロータとを
    連結するスプロケットおよびチェーンを含み、前記流量
    制御弁が当該車輌の運転台に近接して設けられているこ
    とを特徴とする微片物質用散布機。
  2. (2)前記駆動装置が、前記車輛系油圧ポンプと油圧モ
    ータとの間に方向制御弁を含むことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲1の微片物質用散布機。
  3. (3)前記駆動装置が、前記車輌系油圧ポンプと前記流
    量制御弁との間に減圧弁を含むことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲1又は2の微片物質用散布機。
  4. (4)前記パケットの前後壁の少くともいずれが一方の
    壁が前記長手状のロータ上を覆うごとく内側に張り出し
    て当該パケットの上下方向中間部にネック部を形式して
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲1乃至3
    のいずれかによる微片物質用散布機。
JP3366778U 1978-03-16 1978-03-16 微片物質用散布機 Expired JPS5917422Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54137914U JPS54137914U (ja) 1979-09-25
JPS5917422Y2 true JPS5917422Y2 (ja) 1984-05-21

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