JPH0732279U - 配管用接続具 - Google Patents

配管用接続具

Info

Publication number
JPH0732279U
JPH0732279U JP6234993U JP6234993U JPH0732279U JP H0732279 U JPH0732279 U JP H0732279U JP 6234993 U JP6234993 U JP 6234993U JP 6234993 U JP6234993 U JP 6234993U JP H0732279 U JPH0732279 U JP H0732279U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube holder
tube
taper portion
cap nut
taper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6234993U
Other languages
English (en)
Inventor
晃 井手野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP6234993U priority Critical patent/JPH0732279U/ja
Publication of JPH0732279U publication Critical patent/JPH0732279U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints With Pressure Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】1ケ所の締め付け部分でチューブを液密的に接
続可能であり、配管作業が簡略化された配管用接続具を
提供する。 【構成】チューブ保持具12と、該チューブ保持具12
を内部に収納する袋ナット11と、ボルト材19からな
り、袋ナット1の内面にボルト材19が螺着可能となさ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は配管用接続具に関し、特に高速液体クロマトグラフに使用される配管 用接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりステンレス管を接続する方法として、図5に示すように、1個のユニ オン52と2個のフェラル53及び2個の押しねじ19からなる接続具が使用さ れている。即ち、両方の押しねじ19及びフェラル53に設けられた通孔20及 び56に配管10をそれぞれ挿通し、押しねじ19を締め付けることにより、フ ェラル53がユニオン52部のテーパー部54によって押し潰され、配管10同 士が液密的に接続される。
【0003】 また、別の接続方法として、図6に示すように、1個のユニオン52と2個の 合成樹脂製押しねじ19からなる接続具が使用されている。即ち、押しねじ19 を締め付けることにより、押しねじ19のテーパー部18aがユニオン52内の テーパー部54に締め付けられ、押しねじ19の内部を挿通する配管10同士が 液密的に接続される。
【0004】 さらに別の接続方法として、ナット材と、該ナット材の両端に螺合するボルト 材と、該ボルト材のテーパー部に挿入されてチューブを保持するチューブ保持材 からなる継手構造が開示されている(実開昭64−6489号公報)。
【0005】 しかしながら、上記の接続方法及び継手構造は、いずれも、締め付け部分が2 ケ所以上あり、複雑な配管を接続する場合には配管作業が煩雑になるという問題 点があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は、上記欠点に鑑みてなされたものであって、その目的は、1ケ所の締 め付け部分でチューブを液密的に接続可能であり、配管作業が簡略化された配管 用接続具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の配管用接続具は、チューブ保持具と、該チューブ保持具を内部に収納 する袋ナットと、ボルト材からなり、袋ナットにボルト材が螺着可能となされて いる。
【0008】
【作用】
本考案の配管用接続具は、ボルト材を締め付けることにより、チューブ保持具 が押圧されて変形し、チューブ保持具に両端に設けられたチューブ挿入部に保持 されたチューブを押圧して液密的な接続が可能となる。
【0009】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。 (実施例1) 図1は、本考案の配管用接続具の一例を示す模式断面図であり、図1において 、11は袋ナットを、12はチューブ保持具を、19はボルト材をそれぞれ示す 。
【0010】 上記チューブ保持具12には、両端から中央部に向かって縮径された二つの凹 型のテーパー部14a及び17aが形成されており、これらのテーパー部14a 及び17aの中心部には、チューブ10及び10' の端部が挿入される挿入孔1 2a及び12bが設けられいる。また、チューブ保持具12には、挿入孔12a 及び12bの間を貫通する通路12cが設けられれている。
【0011】 上記袋ナット11の内部底面には、チューブ保持具12の一方のテーパー部1 4aと密着可能な凸型のテーパー部14aが形成され、該底面の略中心部を貫通 する挿孔15が設けられている。さらに、袋ナット11の開口部側内面には雌ね じ13が形成されている。
【0012】 上記ボルト材19の一端部にはチューブ保持具12のもう一方のテーパー部1 7aと密着可能な凸型のテーパー部18aが形成され、ボルト材19の中心部を 軸方向に貫通する挿孔15が設けられている。さらに、ボルト材19の平行部に は雄ねじ21が形成されている。
【0013】 上記配管用接続具を使用して、チューブ10及び10' を接続する方法につい て説明する。まず、チューブ保持具12を袋ナット11の内部に収納し、チュー ブ保持具12のテーパー部16aを、袋ナット11の内部底面に形成されたテー パー部14aに密着させる。次いで、チューブ10を袋ナット11底面に設けら れた通孔15から一方のチューブ10を挿通し、チューブ保持具12に設けられ たチューブ挿入孔12aにチューブ10の先端部を挿入する。
【0014】 さらに、ボルト材19の軸方向に設けられた通孔20からもう一方のチューブ 10' を挿通し、チューブ保持具12の挿入孔12bにチューブ10' の先端部 を挿入した後、ボルト材19を袋ナット11の内面に螺着することにより、袋ナ ット11のテーパー部14aがチューブ保持具12の凸型テーパー部16aによ って押圧され、チューブ10及び10' が配管用接続具によって液密的に接続さ れる。
【0015】 (実施例2) 図2は、本考案の配管用接続具の他の一例を示す模式断面図であり、図2にお いて、11は袋ナットを、12はチューブ保持具を、19はボルト材をそれぞれ 示す。
【0016】 上記チューブ保持具12には、一端から中央部に向かって拡径された凸型のテ ーパー部14bと他端から中央部に向かって縮径された凹型のテーパー部17a とが形成されており、両方のテーパー部14b及び17aの中心部には、チュー ブ10及び10' の端部が挿入される挿入孔12a及び12bがそれぞれ設けら れている。また、チューブ保持具12には、挿入孔12a及び12bの間を貫通 する通路12cが設けられれている。
【0017】 上記配管用接続具を使用して、チューブ10及び10' を接続する方法は、実 施例1と同様な操作手順による。
【0018】 (実施例3) 図3は、本考案の配管用接続具の他の一例を示す模式断面図であり、図2にお いて、11は袋ナットを、12はチューブ保持具を、19はボルト材をそれぞれ 示す。
【0019】 上記チューブ保持具12には、一端から中央部に向かって縮径された凹型のテ ーパー部16bと他端から中央部に向かって拡径された凸型のテーパー部17b とが形成されており、両方のテーパー部16b及び17bの中心部には、チュー ブ10及び10' の端部が挿入される挿入孔12a及び12bがそれぞれ設けら れている。また、チューブ保持具12には、挿入孔12a及び12bの間を貫通 する通路12cが設けられている。
【0020】 上記配管用接続具を使用して、チューブ10及び10' を接続する方法は、実 施例1と同様な操作手順による。
【0021】 (実施例4) 図4は、本考案の配管用接続具の他の一例を示す模式断面図であり、図2にお いて、11は袋ナットを、12はチューブ保持具を、19はボルト材をそれぞれ 示す。
【0022】 上記チューブ保持具12には、両端から中央部に向かって拡径された凸型のテ ーパー部16bと他端から中央部に向かって拡径された凸型のテーパー部17b とが形成されており、両方のテーパー部16b及び17bの中心部には、チュー ブ10及び10' の端部が挿入される挿入孔12a及び12bがそれぞれ設けら れている。また、チューブ保持具12には、挿入孔12a及び12bの間を貫通 する通路12cが設けられれている。
【0023】 上記配管用接続具を使用して、チューブ10及び10' を接続する方法は、実 施例1と同様な操作手順による。
【0024】
【考案の効果】
本考案の配管用接続具の構成は上述の通りであり、袋ナットにボルト材を螺着 するだけで、チューブを液密的に接続できるので、接続作業が簡略化され、能率 的に接続可能である。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の配管用接続具を示す模式断面図であ
る。
【図2】実施例2の配管用接続具を示す模式断面図であ
る。
【図3】実施例3の配管用接続具を示す模式断面図であ
る。
【図4】実施例4の配管用接続具を示す模式断面図であ
る。
【図5】従来の配管用接続具を示す模式断面図である。
【図6】従来の配管用接続具を示す模式断面図である。
【符号の説明】
10,10' チューブ 11 袋ナット 12 チューブ保持具 12a,12b チューブ挿入孔 12c 通路 13 雌ねじ 14a,14b テーパー部 15 挿孔 16a,16b テーパー部 17a,17b テーパー部 18a,18b テーパー部 19 ボルト材 20 挿孔 21 雄ねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端から中央部に向かって縮径された二つ
    の凹型テーパー部を設けるか、又は一端から中央部に向
    かって縮径された凹型テーパー部と他端から中央部に向
    かって拡径された凸型テーパー部を設けたチューブ保持
    具と、該チューブ保持具を内部に収納し該チューブ保持
    具のテーパー部と密着するテーパー部が底面内側に形成
    された袋ナットと、該チューブ保持具のテーパー部と密
    着するテーパー部が形成されたボルト材とからなる配管
    用接続具であって、前記袋ナット及びボルト材にはチュ
    ーブを挿通する通孔がそれぞれ設けられ、さらに前記チ
    ューブ保持具には、両端を接続する通路とチューブの先
    端部を固定するチューブ挿入孔が設けられ、ボルト材が
    袋ナットに螺着可能となされていることを特徴とする配
    管用接続具。
JP6234993U 1993-11-19 1993-11-19 配管用接続具 Pending JPH0732279U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6234993U JPH0732279U (ja) 1993-11-19 1993-11-19 配管用接続具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6234993U JPH0732279U (ja) 1993-11-19 1993-11-19 配管用接続具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0732279U true JPH0732279U (ja) 1995-06-16

Family

ID=13197563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6234993U Pending JPH0732279U (ja) 1993-11-19 1993-11-19 配管用接続具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0732279U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006120943A1 (ja) * 2005-05-10 2006-11-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 粘性流体塗布装置
JP2007014921A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 粘性流体塗布装置
JP2010174999A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Compact Sustainable System Kk 継手の構造
KR20210062590A (ko) * 2018-01-29 2021-05-31 이온 옵틱스 리서치 피티와이 리미티드 모세관 피팅

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006120943A1 (ja) * 2005-05-10 2006-11-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 粘性流体塗布装置
JP2007014921A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 粘性流体塗布装置
JP2010174999A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Compact Sustainable System Kk 継手の構造
KR20210062590A (ko) * 2018-01-29 2021-05-31 이온 옵틱스 리서치 피티와이 리미티드 모세관 피팅

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6324739B1 (en) Inner ring press-insertion jig for a pipe joint made of resin
EP1041330A1 (en) Pipe joint made of resin
JP2000240874A (ja) 軟質管用管継手
US4998831A (en) Force concentrating unitary fitting
JPH0732279U (ja) 配管用接続具
JPH07269764A (ja) 管継手
JP3065542B2 (ja) 圧縮天然ガス自動車用配管の管継手装置
KR100408930B1 (ko) 가요관 연결용 조인트
JPH0438153Y2 (ja)
JPS62118185A (ja) 継手金具
JP2001248768A (ja) プラスチックチューブの継ぎ手構造
JPH0137278Y2 (ja)
JP2589162Y2 (ja) 管継手用クランプ
JP3058843U (ja) 管継手
JPH0135107Y2 (ja)
JPH0117754Y2 (ja)
EP0299112A1 (en) A force concentrating unitary fitting
JPS626377Y2 (ja)
JPS624792Y2 (ja)
JP3785446B2 (ja) 管継手予備締め治具
JPH0663983U (ja) 管継手
JPS62188884A (ja) 管継手
JPS60107488U (ja) 管継手
JP2700645B2 (ja) 外面に雄ネジを備えた合成樹脂製のエルボ,分岐具等の配管器具の接続口に合成樹脂管を接続する方法,及びこれに使用される合成樹脂管接続工具
KR920004644Y1 (ko) 금속관 연결구