JP2007014921A - 粘性流体塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】粘性流体塗布装置の洗浄の際のバルブユニットの分解や組立てを簡単に行うことができる粘性流体塗布装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ペースト供給体110と塗布部20とを接続する管路120に設けられたバルブユニット50を、可動部62を備えた本体部60と、本体部60を着脱自在に装着するホルダ80と、可動部62を作動させて粘性流体流路の開閉を行うアクチュエータ51から構成することにより、粘性流体塗布装置の洗浄の際のバルブユニット50の分解や組立てを簡単に行うことができるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、リードフレームや基板等の被塗布体に接着用の粘性流体を塗布する粘性流体塗布装置に関するものである。
半導体装置製造のダイボンディング工程では、リードフレームや基板等の被塗布体に半導体チップを接着するためのペースト等の粘性流体を塗布する粘性流体塗布装置が広く使用されている。粘性流体塗布装置には、粘性流体を基板等に塗布する塗布部や、塗布部に粘性流体を供給する粘性流体貯溜容器等の粘性流体供給部が設けられており、主として空圧により粘性流体の供給が行われる。粘性流体供給部から塗布部への粘性流体の供給は、両者の間に介在させたバルブユニットにより流量等を制御して行われる(例えば特許文献1参照)。
特開2000−117171号公報
一般に、ペースト等の粘性流体は短時間で変質する性質を有しているので、粘性流体塗布装置を適宜洗浄することが要求される。また、粘性流体塗布装置において使用される粘性流体は多品種あり、粘性流体の品種を変更する場合も洗浄を行う必要がある。従って、粘性流体塗布装置の洗浄の際には、粘性流体の流路を備えるバルブユニットを分解して洗浄する作業が頻繁に発生する。
しかしながら、バルブユニットが塗布部に組み込まれていると、塗布部からバルブユニットを脱着して分解する作業や、洗浄後にバルブユニットを組立てて塗布部に装着するという作業が必要となる。このような作業には工具や熟練した技術を必要とするため、多大な時間や労力を要し、効率的な作業ができないという問題があった。
そこで本発明は、粘性流体塗布装置の洗浄の際のバルブユニットの分解や組立てを簡単に行うことができる粘性流体塗布装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、粘性流体を供給する粘性流体供給部と、この粘性流体供給部より粘性流体を供給され被塗布体に粘性流体を塗布する塗布部と、この塗布部を移動させる水平移動手段と、前記粘性流体供給部と前記塗布部とを接続する管路と、この管路に設けられたバルブユニットとを備え、前記バルブユニットが、前記管路に連通する流路が形成され且つこの流路を開閉する可動部を備えた本体部と、この本体部を着脱自在に装着するホルダと、前記可動部を作動させて前記流路の開閉を行うアクチュエータから成り、前記本体部が被係合子を備え、また前記ホルダが前記被係合子と係脱自在に係合する係合部を有する係合体を備え、この係合部を前記被係合子に係合させることにより前記本体部を前記ホルダに装着し、前記被係合子から離脱させることにより前記本体部を前記ホルダから離脱する。
請求項2記載の発明は、被塗布体を位置決めする位置決め部と、粘性流体を供給する粘性流体供給部と、この粘性流体供給部より粘性流体を供給され被塗布体に粘性流体を塗布する塗布部と、この塗布部を被塗布体と相対的に移動させる水平移動手段と、前記粘性流体供給部と前記塗布部とを接続する管路と、この管路に設けられたバルブユニットとを備え、前記バルブユニットが、前記管路に連通する流路が形成され且つこの流路を開閉する
可動部を備えた本体部と、この本体部を着脱自在に装着するホルダと、前記可動部を作動させて前記流路の開閉を行うアクチュエータから成り、前記本体部が被係合子を備え、また前記ホルダが前記被係合子と係脱自在に係合する係合部を有する係合体を備え、この係合部を前記被係合子に係合させることにより前記本体部を前記ホルダに装着する位置と、前記被係合子から離脱させることにより前記本体部を前記ホルダから離脱する位置に選択的に前記係合体を移動自在とした。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、 前記被係合子が小径部とこの小径部より先端側に設けられた大径部とを有する突起体から成り、且つ前記係合部が前記被係合子が係入する係合孔であり、この係合孔に係入された前記被係合子の小径部に前記係合孔を係合させることにより前記本体部を前記ホルダに装着する。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、 前記被係合子が前記小径部と前記大径部の間に前記小径部から前記大径部に向けて径が漸増するテーパ部を備え、且つ前記ホルダが前記本体部を前記ホルダに装着する位置に前記係合体を付勢する付勢手段を備え、この付勢手段の付勢力により前記係合孔に前記テーパ部を押接させることにより前記本体部を前記ホルダに装着する。
本発明によれば、バルブユニットを本体部とこの本体部を着脱自在に装着するホルダで構成しているので、粘性流体塗布装置の洗浄の際のバルブユニットの分解や組立てを簡単に行うことができる。従って、作業に要する時間や労力が軽減され、粘性流体塗布装置の稼働率の向上を図ることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態1における粘性流体塗布装置の側面図、図2は本発明の実施の形態1における粘性流体塗布装置のバルブユニットの斜視図、図3は本発明の実施の形態1における粘性流体塗布装置のバルブユニットの本体部とホルダの分離状態の分解斜視図、図4は本発明の実施の形態1における粘性流体塗布装置のバルブユニットの本体部とホルダの分離状態の部分分解斜視図、図5(a)、(b)、図6(a)、(b)は本発明の実施の形態1における粘性流体塗布装置のバルブユニットの側面図、図7は本発明の実施の形態1における粘性流体塗布装置のバルブユニットの部分拡大図である。
まず、粘性流体塗布装置の全体構成について説明する。図1において、基台1上には位置決め部2が配設されている。位置決め部2は被塗布体としての基板Pの搬送機構を具備しており、基板Pを搬送して所定位置に位置決めする。なお本発明では、位置決め部2による基板Pの搬送方向をX方向とし、これに直交する方向をY方向とする。位置決め部2の上方には粘性流体としてのペーストを基板Pに塗布する粘性流体塗布部10が配設されている。
粘性流体塗布部10はXテーブル11とYテーブル12を備えている。Xテーブル11の下部にはZテーブル13が設けられている。Zテーブル13にはブラケット14を介して塗布部20が装着され、Xテーブル11には粘性流体供給部としてペースト供給体110が装着されている。ペースト供給体110と塗布部20は管路120により接続されており、ペースト供給体110内に貯溜されたペーストは管路120を経て塗布部20に供給される。
Xテーブル11、Yテーブル12、Zテーブル13には各々の駆動部としてXモータM
X、YモータMY、ZモータMZが備えられており、各モータMX、MY、MZの駆動により、塗布部20がX、Y、Zの各方向に移動する。これにより、ペースト供給体110から管路120を経て塗布部20に供給されるペーストを塗布部20下端のノズル19から吐出し、所定の描画パターンで基板Pに塗布する。Xテーブル11、Yテーブル12は、塗布部20を基板Pに相対的に水平移動させる水平移動手段となっている。
Zテーブル13の下端にはセンサ100が装着されている。センサ100は、ノズル19の先端部と基板Pとの距離を検知するとともに、基板Pに設けられた認識マークMを認識してノズル19の水平方向の位置を検知する。
管路120にはバルブユニット50が連結部90、130により接続されている。バルブユニット50は棒状の可動部62を備えており(図5(a)参照)、可動部62の移動(矢印a)により管路120と連通する流路65を開閉し、ペースト供給体110から塗布部20へのペースト供給の制御を行う。
次に、バルブユニット50について説明する。図2、図3において、バルブユニット50は、本体部60と、本体部60を着脱自在に装着するホルダ80から構成されている。図2は本体部60がホルダ80に装着された状態を示しており、図3は本体部60がホルダ80と分離された状態を示している。
本体部60は、箱形の本体61と、本体61内を流路65と直交する方向である長手方向(矢印a)に摺動する可動部62と、本体61の対向する面にそれぞれ設けられた流入管63と流出管64から成っている(以上、図5(a)も参照)。
図4において、本体61の一側面には被係合子70が突設されている。被係合子70は、本体61の一側面に装着された基部70aと、基部70aに連続する小径部70bと、小径部70bより先端側に設けられた大径部70cから成り、小径部70bと大径部70cは、小径部70bから大径部70cに向けて径が漸増するテーパ部70dにより連続している(図6(a)、(b)も参照)。
図3において、ホルダ80は長板状のフレーム81から成り、その背面側には係合体82が装着されている。フレーム81には側板81a、81bと端板81cが設けられている。側板81a、81bの間は溝部83になっている。フレーム81には、本体部60をホルダ80に装着する際に本体61の一側面に突設された被係合子70を挿入する挿入孔81dが2個開孔されている。フレーム81の背面側に装着された係合体82は長板状に形成されており、フレーム81の背面に設けられたガイド85との間に移動自在に保持されている。係合体82の端部は屈折されて操作部82aになっている。
図4において、ガイド85と操作部82aの間には係合体82の付勢手段としてバネ86が設けられており、操作部82aがフレーム81から離間する方向bへ係合体82を付勢している。係合体82には係合部としての係合孔82bが開孔されており、操作部82aをバネ86の付勢力に抗して指先等により矢印c方向(図6(b)参照)へ移動させると、フレーム81の挿入孔81dと合致する位置に移動する。
図3において、フレーム81の端板81cの略中央には貫通孔81eが開孔されている。端板81cの外側にはアクチュエータ51が設けられている。アクチュエータ51のロッド51aの先端にはジョイント部52が設けられており、ジョイント部52は貫通孔81eを通って端板81cの内側に突出している。アクチュエータ51の駆動によりロッド51aは進退動作し、ジョイント部52は矢印b方向に移動する。
図4及び図6において、可動部62の一端部はジョイント部62bとなっており、本体部60をホルダ80に装着した際にアクチュエータ51のジョイント部52と係合する。従って、アクチュエータ51のロッド51aが進退動作をすることにより、可動部62は本体61内を流路65と直交する方向である矢印a方向に摺動する(図5(a)参照)。
次に、本体61の内部について説明する。図5において、本体部60はホルダ80に装着されている。本体61内には、流入管63と流出管64とに連通する流路65が可動部62と直交して形成されている。可動部62には孔部62aが形成されている。孔部62aは可動部62の矢印a方向への移動に伴って移動し、図5(a)に示すように流路65と連通して流路65を開いたり、図5(b)に示すように流路65を遮断して流路65を閉じたりする。
流入管63は第1の連結部130を介してペースト供給体110側の管路120aと接続される。また、流出管64は第2の連結部90を介して塗布部20側の管路120bと接続される。従って、可動部62の移動による流路65の開閉動作により、ペースト供給体110に貯溜されたペーストの塗布部20への供給の制御が行われる(図1も参照)。
次に、本体部60のホルダ80に対する着脱について説明する。図6及び図7において、本体部60はホルダ80に装着されている。図6(a)は、被係合子70と係合孔82bが係合し、本体部60がホルダ80に装着された状態を示している。また図6(b)は、操作部82aを指先F等で押すことにより、係合体82を矢印c方向へ移動させて被係合子70が係合孔82bから離脱可能となり、本体部60がホルダ80に対し離脱可能となった状態を示している。
図6(a)、(b)において、指先F等により操作部82aをバネ86の付勢力に抗して強制的に矢印c方向へ押し動かし、係合孔82bが挿入孔81dと合致する位置まで移動させる。これにより、被係合子70と係合孔82bの係合状態が解除されるので、被係合子70を係合孔82bと挿入孔81dから離脱させて本体部60をホルダ80から離脱して分離することができる。
本体部60をホルダ80に装着する場合についても、同様に操作部82aをバネ86の付勢力に抗して矢印c方向へ押し動かし、係合孔82bが挿入孔81dと合致する位置まで移動させる。この状態において、係合孔82b及び挿入孔81dに被係合子70を挿入するとともに本体部60側のジョイント部62bをホルダ80側のジョイント部52に係合させ、本体61を溝部83に嵌入させる。この状態で操作部82aから指先Fを離すと、図6(a)に示すように、バネ86の付勢力により係合体82はフレーム81から離間する方向(図7における矢印b方向)へ移動して係合孔82bが被係合子70に係合し、本体部60がホルダ80に装着される。
図7において、ホルダ80に装着された本体部60は、被係合子70の基部70aと挿入孔81dの縁部81d’が当接するとともにテーパ部70dと係合孔82bの縁部82a’が当接することにより、フレーム81と係合体82に挟持されて保持されている。このとき、係合体82はバネ86の付勢力により矢印b方向に付勢されているため、テーパ部70dは係合孔82bの縁部82a’により矢印d方向(水平方向)に押圧された状態となる。テーパ部70dは押圧力が作用する矢印d方向に対して斜角をなして形成されているため、テーパ部70dには矢印e方向(垂直方向)にも押圧力が作用する。これにより、本体部60はホルダ80側に押圧された状態となる(矢印f)。従って、本体部60は、バネ86の付勢力により被係合子70がフレーム81と係合体82とに挟持されて保持されるとともにホルダ80側に押圧された状態で装着される。
このように構成される粘性流体塗布装置によれば、バルブユニット50が、本体部60とこの本体部60を着脱自在に装着するホルダ80から構成されるので、粘性流体塗布装置の洗浄の際のバルブユニット50の分解や組立てを簡単に行うことができる。また、粘性流体の流路となる本体部60と駆動源であるアクチュエータ51が分離されているので、本体部60の洗浄が容易となる。また、バネ86の付勢力により本体部60をホルダ80側に押圧した状態で装着するので、例えばボルト等により本体部60をホルダ80に締結した場合に比べ、アクチュエータ51の駆動等に起因する振動等によりボルトが緩む等の事故が発生することがなく、粘性流体塗布装置の稼動中に本体部60がホルダ80から遊離したり離脱したりする事故を防止することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について図8を参照して説明する。図8は本体部60がホルダ80に装着された状態を示している。なお、以下の説明において、実施の形態1と同一の構成部分については説明を省き、主として構成が異なる部分について説明を行う。
図8において、ホルダ80のフレーム81の背面には係合体92が設けられている。係合体92には、フレーム81の挿入孔81dと連通する係合孔92aが開孔されており、本体部60がホルダ80に装着される際に被係合子70が挿入される。係合孔92aに面して一対のポケット93が形成されている。ポケット93内には、付勢手段としてのバネ94と、バネ94に付勢されて係合孔92aの内側に一部突出する係合部としての球状の係合子95が設けられている。係合子95は、被係合子70が係合孔92aに挿入された状態において被係合子70のテーパ部70dに係合し、バネ94の付勢力によりこれを押圧する。
本体部60とホルダ80の着脱は被係合子70を係合孔92aに挿抜して行う。被係合子70を係合孔92aに挿入すると、係合子95がバネ94に付勢されて被係合子70のテーパ部70dに押接し、係合子95とテーパ部70dの接触点には矢印d方向(水平方向)と矢印e方向(垂直方向)の力が作用するので、本体部60はホルダ80側に押圧された状態で装着される(矢印f)。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について図9を参照して説明する。図9は本体部6がホルダ80に装着された状態を示している。なお、以下の説明において、実施の形態1と同一の構成部分については説明を省き、主として構成が異なる部分について説明を行う。
図9において、ホルダ80のフレーム81の背面には係合体96が設けられている。係合体96は、フレーム81の挿入孔81dと連通する係合孔96aが開孔された保持体97と、この保持体97の外側に設けられたスライドカム98から成っている。保持体97には係合孔96aに面する一対の貫通孔97aが形成されており、この貫通孔97a内に係合孔96aの内側に一部突出する係合部としての球状の係合子99が装着されている。係合子99は、被係合子70が係合孔96aに挿入された状態において被係合子70のテーパ部70dに係合する。
スライドカム98は、保持体97の外側を上下方向(矢印g)にスライド自在に取り付けられており、付勢手段としてのバネ100により下端部を弾持されて上方に付勢されている。スライドカム98の上部にはポケット98aが形成されており、スライドカム98をバネ100の付勢力に抗して下方にスライドさせたときに係合子99の一部がこのポケット98aに納まるようになっている。係合子99の一部がポケット98aに納まった状態においては係合子99が係合孔96aの内側に突出しない。スライドカム98は、通常状態においてはバネ100の付勢力により上方にスライドしており、このとき係合子99
は係合孔96aの内側に一部突出する。
本体部60をホルダ80に装着する際には、スライドカム98を指などにより下方にスライドさせ、係合子99が係合孔96aの内側に突出しない状態にして被係合子70を係合孔96aに挿入する。挿入後、スライドカム98から指を離すと、スライドカム98はバネ100の付勢力により上方にスライドして係合子99が係合孔96aの内側に一部突出し、被係合子70のテーパ部70dに押接しこれを挟持する。係合子99とテーパ部70dの接触点には矢印d方向(水平方向)と矢印e方向(垂直方向)の力が作用するので、本体部60はホルダ80側に押圧された状態で装着される(矢印f)。
本体部60をホルダ80からの離脱する際には、装着の際と同様にスライドカム98を下方にスライドさせ、係合子99が係合孔96aの内側に突出しない状態にして被係合子70を係合孔96aから抜き出して行う。
本発明の粘性流体塗布装置は、バルブユニットを本体部とこの本体部を着脱自在に装着するホルダで構成することにより、粘性流体塗布装置の洗浄の際のバルブユニットの分解や組立てを簡単に行うことができ、リードフレームや基板等の被塗布体に半導体チップ等を接着等するための粘性流体を塗布する分野において有用である。
本発明の実施の形態1における粘性流体塗布装置の側面図 本発明の実施の形態1における粘性流体塗布装置のバルブユニットの斜視図 本発明の実施の形態1における粘性流体塗布装置のバルブユニットの本体部とホルダの分離状態の分解斜視図 本発明の実施の形態1における粘性流体塗布装置のバルブユニットの本体部とホルダの分離状態の部分分解斜視図 (a),(b)本発明の実施の形態1における粘性流体塗布装置のバルブユニットの側面図 (a),(b)本発明の実施の形態1における粘性流体塗布装置のバルブユニットの側面図 本発明の実施の形態1における粘性流体塗布装置のバルブユニットの部分拡大図 本発明の実施の形態2における粘性流体塗布装置のバルブユニットの部分拡大図 本発明の実施の形態3における粘性流体塗布装置のバルブユニットの部分拡大図
符号の説明
2 位置決め部
10 粘性流体塗布部
11 Xテーブル
12 Yテーブル
19 ノズル
20 塗布部
50 バルブユニット
51 アクチュエータ
52 ジョイント部
60 本体部
62 可動部
65 流路
70 被係合子
70b 小径部
70c 大径部
70d テーパ部
80 ホルダ
82、92、96 係合体
82b、95、99 係合部
86、94 バネ
110 ペースト供給体
120 管路
P 基板

Claims (4)

  1. 粘性流体を供給する粘性流体供給部と、この粘性流体供給部より粘性流体を供給され被塗布体に粘性流体を塗布する塗布部と、この塗布部を移動させる水平移動手段と、前記粘性流体供給部と前記塗布部とを接続する管路と、この管路に設けられたバルブユニットとを備え、
    前記バルブユニットが、前記管路に連通する流路が形成され且つこの流路を開閉する可動部を備えた本体部と、この本体部を着脱自在に装着するホルダと、前記可動部を作動させて前記流路の開閉を行うアクチュエータから成り、前記本体部が被係合子を備え、また前記ホルダが前記被係合子と係脱自在に係合する係合部を有する係合体を備え、この係合部を前記被係合子に係合させることにより前記本体部を前記ホルダに装着し、前記被係合子から離脱させることにより前記本体部を前記ホルダから離脱することを特徴とする粘性流体塗布装置。
  2. 被塗布体を位置決めする位置決め部と、粘性流体を供給する粘性流体供給部と、この粘性流体供給部より粘性流体を供給され被塗布体に粘性流体を塗布する塗布部と、この塗布部を被塗布体と相対的に移動させる水平移動手段と、前記粘性流体供給部と前記塗布部とを接続する管路と、この管路に設けられたバルブユニットとを備え、
    前記バルブユニットが、前記管路に連通する流路が形成され且つこの流路を開閉する可動部を備えた本体部と、この本体部を着脱自在に装着するホルダと、前記可動部を作動させて前記流路の開閉を行うアクチュエータから成り、前記本体部が被係合子を備え、また前記ホルダが前記被係合子と係脱自在に係合する係合部を有する係合体を備え、この係合部を前記被係合子に係合させることにより前記本体部を前記ホルダに装着する位置と、前記被係合子から離脱させることにより前記本体部を前記ホルダから離脱する位置に選択的に前記係合体を移動自在としたことを特徴とする粘性流体塗布装置。
  3. 前記被係合子が小径部とこの小径部より先端側に設けられた大径部とを有する突起体から成り、且つ前記係合部が前記被係合子が係入する係合孔であり、この係合孔に係入された前記被係合子の小径部に前記係合孔を係合させることにより前記本体部を前記ホルダに装着することを特徴とする請求項1又は2記載の粘性流体塗布装置。
  4. 前記被係合子が前記小径部と前記大径部の間に前記小径部から前記大径部に向けて径が漸増するテーパ部を備え、且つ前記ホルダが前記本体部を前記ホルダに装着する位置に前記係合体を付勢する付勢手段を備え、この付勢手段の付勢力により前記係合孔に前記テーパ部を押接させることにより前記本体部を前記ホルダに装着することを特徴とする請求項3記載の粘性流体塗布装置。
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