JPH07322546A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH07322546A
JPH07322546A JP10835094A JP10835094A JPH07322546A JP H07322546 A JPH07322546 A JP H07322546A JP 10835094 A JP10835094 A JP 10835094A JP 10835094 A JP10835094 A JP 10835094A JP H07322546 A JPH07322546 A JP H07322546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
ball bearing
foreign matter
motor
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10835094A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kuroda
稔 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10835094A priority Critical patent/JPH07322546A/ja
Publication of JPH07322546A publication Critical patent/JPH07322546A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータに使用する軸受ハウジングと一体の簡
単な構成で粉塵や異物の侵入対策を改善し、さらにボー
ルベアリングの外輪レース面を荒らすことなく軸受保持
部に固定できるモータに関するものである。 【構成】 テープ駆動部をはさみこむように軸受を配置
できる構造にした軸受ハウジングのボールベアリング保
持部にベアリング内輪端面上でシャフト外径に近接する
内径で構成された異物侵入防止用遮蔽板を一体に構成し
ている。あるいは、熱可塑性樹脂製の軸受ハウジングの
上側ボールベアリング保持部に固定用突起部を構成し、
上側ボールベアリングの外輪を固定用突起部を熱かしめ
により固定する構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸受にボールベアリン
グを使用した軸受ハウジングを取り付けたテープ駆動用
モータ(以降モータと称する)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ・ビデオムービーの
音響・映像分野は市場の拡大にともないセットの小型化
・薄型化・軽量化が要求され、野外での使用,セットの
取り扱い方も様々である。それにともない、使用される
モータの小型化および高性能化の要求が高まっている。
【0003】以下に従来のモータについて説明する。図
5は従来のモータの構造図を示すものである。図5にお
いて1はシャフト、2はロータマグネット、3はロータ
フレーム、4はロータボス、5はステータコイル、6は
ステータ基板、7は軸受ハウジング、8は下側ボールベ
アリング、9は上側ボールベアリング、10は軸受ハウ
ジング7のボールベアリング保持部である。
【0004】下側ボールベアリング8と上側ボールベア
リング9を軸受ハウジング7のボールベアリング保持部
10に圧入固定し、ステータコイル5を取り付けたステ
ータ基板6を固定した固定体と、多極着磁されたロータ
マグネット2を取り付けたロータフレーム3をロータボ
ス4をかえしてシャフト1に固定された回転体で構成さ
れていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の軸
受ハウジングの構成では、ピンチローラでテープをシャ
フトに押し当てテープを走行させる際発生する粉塵や異
物のボールベアリングへの侵入をボールベアリングのシ
ールド板の部分のみで防止する構造となっており、粉塵
や異物の侵入対策が不完全であった。また、熱可塑性樹
脂製の軸受ハウジングにおいて、上側ボールベアリング
の固定方法として軸受保持部にボールベアリングを圧入
して固定していたが、ボールベアリングの外輪のレース
面に軸受保持部の真円度が転移し外輪レース面を荒らし
ボールベアリングの寿命が低下し、さらにモータ特性上
重要なワウ性能が低下するという問題を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、簡単な構成で粉塵や異物の侵入対策が改善でき、さ
らにボールベアリングの外輪レース面を荒らすことなく
軸受保持部に固定できるモータを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のモータは、テープ駆動部をはさみこむように
軸受を配置できる構造にした軸受ハウジングのボールベ
アリング保持部にベアリング内輪端面上でシャフト外径
に近接する内径で構成された異物侵入防止用遮蔽板を一
体に構成している。あるいは、熱可塑性樹脂製の軸受ハ
ウジングの上側ボールベアリング保持部に固定用突起部
を構成し、上側ボールベアリングの外輪を固定用突起部
を熱かしめにより固定する構成にしている。
【0008】
【作用】この構成によって、ボールベアリングへの粉塵
・異物の侵入を防止でき、耐環境性を上げるとともにシ
ールなしの安価なボールベアリングの使用を可能にす
る。さらに、ボールベアリングの寿命を低下させること
なく熱可塑性樹脂の軸受ハウジングに固定できモータ特
性の低下を防止できる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。なお、従来の構成と同じ部分につ
いては従来例での符号を付し、その説明を省略する。
【0010】図1は本発明の一実施例におけるモータの
構造断面図である。図2は図1の部分拡大図である。1
1は異物侵入防止用遮蔽板である。前記異物侵入防止用
遮蔽板11は軸受ハウジング7のボールベアリング保持
部10と一体に構成されており、ボールベアリング内輪
端面上でシャフト外径に近接する内径で形成されてい
る。
【0011】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、従来の構
成と同じ部分については従来例での符号を付し、その説
明を省略する。
【0012】図3は本発明の第2の実施例におけるモー
タの部分構造断面図である。図4は図3の部分拡大図で
ある。12は固定用突起部である。前記固定用突起部1
2は軸受ハウジング7のボールベアリング保持部10の
ボールベアリング挿入側の端面に構成されており、熱か
しめにより固定用突起部をかしめて上側ボールベアリン
グ9を固定する構成になっている。
【0013】
【発明の効果】以上の発明で明らかなように本発明によ
れば、テープ走行時に発生した粉塵・異物のボールベア
リングへの侵入を防止できる。さらに軸受ハウジングと
一体に成形することによりコストアップなしに耐環境性
を向上できる。また、ボールベアリングを圧入固定する
必要がなく、外輪のレース面に軸受保持部の真円度が転
移し外輪レース面を荒らしボールベアリングの寿命が低
下することがない。さらに、モータ特性上重要なワウ性
能が低下するという悪影響をおよぼすこともなくその目
的を達成することができる。また、本発明はテープ駆動
用モータでボールベアリングを使用する構造のものにつ
いて述べたが、テープ駆動用モータ以外のモータ・オイ
レスメタル使用のモータでも同様の効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるモータの構造断
面図
【図2】本発明の第1の実施例におけるモータのボール
ベアリング保持部の部分拡大図
【図3】本発明の第2の実施例におけるモータの構造断
面図
【図4】本発明の第2の実施例におけるモータのボール
ベアリング保持部の部分拡大図
【図5】従来例におけるモータの構造断面図
【符号の説明】
1 シャフト 2 ロータマグネット 3 ロータフレーム 4 ロータボス 5 ステータコイル 6 ステータ基板 7 軸受ハウジング 8 下側ボールベアリング 9 上側ボールベアリング 10 ボールベアリング保持部 11 異物侵入防止用遮蔽板 12 固定用突起部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープを直接駆動するシャフトと前記シャ
    フトのテープ駆動部をはさみこむように配置された軸受
    と前記軸受を保持する軸受ハウジングを有し、少なくと
    も軸受のどちらか一方にボールベアリングを使用するテ
    ープ駆動用モータにおいて、前記軸受ハウジングのボー
    ルベアリング保持部に異物侵入防止用遮蔽板を一体に形
    成したテープ駆動用のモータ。
  2. 【請求項2】軸受と軸受を支持する熱可塑性樹脂製の軸
    受ハウジングを有し、軸受の一方にボールベアリングを
    使用するモータにおいて、軸受ハウジングのボールベア
    リング保持部に固定用突起部を設け、ボールベアリング
    の外輪を固定用突起部を熱かしめにより固定したモー
    タ。
JP10835094A 1994-05-23 1994-05-23 モータ Pending JPH07322546A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012039065A1 (ja) * 2010-09-24 2012-03-29 Ykk株式会社 自動停止装置付きスライドファスナー用スライダー

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