JPH0614494A - 小型直流モータ - Google Patents

小型直流モータ

Info

Publication number
JPH0614494A
JPH0614494A JP16730192A JP16730192A JPH0614494A JP H0614494 A JPH0614494 A JP H0614494A JP 16730192 A JP16730192 A JP 16730192A JP 16730192 A JP16730192 A JP 16730192A JP H0614494 A JPH0614494 A JP H0614494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
metal
housing
sleeve
press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16730192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Shimada
島田  秀樹
Yoshifumi Shimogaki
好文 下垣
Ikuaki Saitou
郁明 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP16730192A priority Critical patent/JPH0614494A/ja
Publication of JPH0614494A publication Critical patent/JPH0614494A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロッピーディスク装置のディスク駆動用ス
ピンドルモータに適用する小型直流モータにおいて、軸
受け部の工数および部品点数の削減とともに、軸受寿命
を安定,向上させることを目的とする。 【構成】 ハウジングとスリーブメタルとを一体構造と
したハウジングメタル13を設け、そのハウジングメタ
ル13の内部にボールベアリング10を圧入するといっ
た構成とすることにより、スリーブメタルが不用であ
り、スリーブメタルの圧入,ボールベアリングの接着工
程がなくなり、軸受け部の部品点数,組立工数を削減す
ることができて低コスト化を図ることができる。しか
も、軸受け部から接着剤がなくなったため、接着剤がス
リーブメタルに流れて軸受寿命が悪化することがなくな
り、かつハウジングメタルのシャフト摺動面の内径が安
定し、軸受寿命を安定,向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばフロッピーディ
スク装置のディスク駆動用スピンドルモータに適用する
のに最適な小型直流モータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、3.5インチFDDは薄型化,低
価格化が進み、それに使用されるスピンドル小型直流モ
ータも薄型化,低価格化が要求されている。
【0003】従来、この種の小型直流モータの軸受け
は、寿命やシャフトの振れの関係上、上下に2個の軸受
けを配置している。また低価格化のために片側の軸受け
に含油軸受けを用いているものがある。
【0004】以下に従来のスピンドル用小型直流モータ
について図2を参照しながら説明する。
【0005】図に示すように、小型直流モータのロータ
はロータフレーム1の内面にロータマグネット2が接着
され、外周にFGマグネット3が一体成形されている。
前記ロータフレーム1の内周にボス4がかしめ固定さ
れ、前記ボス4はシャフト5にはめ込まれている。なお
6はハブマグネット、7はテフロンシートで、それぞれ
前記ロータフレーム1,ボス4に接着されている。ま
た、小型直流モータのステータはコア8に巻線コイル9
が施され、前記コア8とハウジング14は取付けねじ1
1にてプリント基板12に固定されている。前記ハウジ
ング14の内周に接着されたボールベアリング10と、
圧入されたスリーブ型焼結金属含油軸受け(以下スリー
ブメタルと記す)15が固定され、両軸受け10,15
を介してシャフト5が回転自在に保持されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、軸受け構造においてボールベアリング1
0をハウジング14内周に接着したり、スリーブメタル
15の内周をサイジングピン等にてサイジングしながら
ハウジング14内周に圧入するための工数が多く、かつ
軸受け部の部品点数が多いという問題点があった。しか
も、ボールベアリング10をハウジング14に接着して
いるため、その接着剤がスリーブメタル15に流れ、メ
タル寿命が悪化したり、スリーブメタル15を圧入して
いるため、スリーブメタル15の内径が小さくなった
り、内周のポーラス面が潰れ軸受け寿命が悪化するとい
った問題点があった。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、軸受け部の工数および部品点数の削減とともに、軸
受寿命を安定,向上させることができるようにした小型
直流モータを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の小型直流モータは、ハウジングとスリーブメ
タルとを一体構造とした焼結金属含油軸受け(以下ハウ
ジングメタルと記す)の内部に、ボールベアリングを圧
入するといった構成を有している。
【0009】
【作用】本発明は上記構成において、ハウジングとスリ
ーブメタルとを一体構造としているのでスリーブメタル
が不用となり、スリーブメタルの圧入,ボールベアリン
グの接着工程がなくなり、工数を削減することとなる。
しかも、軸受け部から接着剤がなくなったため、接着剤
がスリーブメタルに流れて軸受寿命が悪化することがな
くなり、かつハウジングメタルのシャフトの摺動面の内
径が安定し、軸受寿命が安定,向上することとなる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1を参照
しながら説明する。なお、従来例と同一構成部材には同
一番号を用い、その説明を省略する。
【0011】従来例と異なる点は、ハウジングとスリー
ブメタルとを一体構造としたハウジングメタル13を設
け、その内部にボールベアリング10を圧入する構成と
している。
【0012】以上のように本実施例によれば、ハウジン
グとスリーブメタルとを一体構造としたハウジングメタ
ル13を設け、そのハウジングメタル13の内部にボー
ルベアリング10を圧入するといった構成にすることに
より、スリーブメタルが不用であり、スリーブメタルの
圧入,ボールベアリングの接着工程がなくなり、工数を
削減することができる。しかも、軸受け部から接着剤が
なくなったため、接着剤がスリーブメタルに流れて軸受
寿命が悪化することがなくなり、かつハウジングメタル
13のシャフトの摺動面の内径が安定し、軸受寿命が安
定,向上する。
【0013】なお、本発明はフロッピーディスク装置の
ディスク回転駆動用スピンドルモータに限られることな
く、各種のディスク装置のディスク回転駆動用モータ,
ビデオテープレコーダのドラム,キャプスタン回転駆動
用モータ等に広範囲に適用可能である。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明は、ハウジングとスリーブメタルとを一体構造と
したハウジングメタルを設け、そのハウジングメタルの
内部にボールベアリングを圧入するといった構成を有す
ることにより、スリーブメタルが不用となり、スリーブ
メタルの圧入,ボールベアリングの接着工程がなくな
り、軸受け部の部品点数,組立工数を削減することがで
きて、低コスト化を図ることができる。しかも、軸受け
部から接着剤がなくなったため、接着剤がスリーブメタ
ルに流れて軸受寿命が悪化することがなくなり、かつハ
ウジングメタルのシャフト摺動面の内径が安定し、軸受
寿命が安定,向上した優れた小型直流モータを実現でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の小型直流モータの半断面図
【図2】従来の小型直流モータの半断面図
【符号の説明】
10 ボールベアリング 12 プリント基板 13 ハウジングメタル(焼結金属含油軸受け)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に取り付けられた焼結金属
    含油軸受けの内周に、ボールベアリングを圧入して装着
    した軸受け部を設けた小型直流モータ。
JP16730192A 1992-06-25 1992-06-25 小型直流モータ Pending JPH0614494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16730192A JPH0614494A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 小型直流モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16730192A JPH0614494A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 小型直流モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614494A true JPH0614494A (ja) 1994-01-21

Family

ID=15847219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16730192A Pending JPH0614494A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 小型直流モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614494A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007050424A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Hitachi Metals Ltd 電子機器用筐体およびその製造方法
JP2014099961A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Mitsubishi Electric Corp 電動機及び換気扇

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007050424A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Hitachi Metals Ltd 電子機器用筐体およびその製造方法
JP2014099961A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Mitsubishi Electric Corp 電動機及び換気扇

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002136031A (ja) ブラシレスモータ及びその製造方法
JP3373262B2 (ja) スピンドルモータ
JP2879189B2 (ja) ディスク駆動用モータ
JPH0614494A (ja) 小型直流モータ
JP2004104915A (ja) アウターロータ型ブラシレスモータ
JPH06197489A (ja) 小型直流モータ
JP2740439B2 (ja) 焼結含油軸受の固定構造
JP2651925B2 (ja) ディスク装置の片側から組込まれるディスク駆動用モータ
KR100193557B1 (ko) 스핀들 모터
JPH07244922A (ja) ブラシレスモータ
JPS6345831Y2 (ja)
JP2573169Y2 (ja) スピンドルモータ
JP3745896B2 (ja) 樹脂軸受を備えたブラシレスモータ
JPH06217509A (ja) ブラシレスモータ
JPH11275799A (ja) モータ
JP3086397B2 (ja) モータのスラスト軸受構造
JPH03261359A (ja) ディスク駆動装置用モータ
JPH05130764A (ja) スピンドルモータ
JPH06178520A (ja) 回転軸駆動機構
JP2558385Y2 (ja) ステッピングモータ
JPH08147868A (ja) ディスク駆動用スピンドルモータ
JP2000134894A (ja) スピンドルモータ及びそれを備えたディスク駆動装置
JPH11162092A (ja) スピンドルモータ
JPH08182283A (ja) モータ
JPH0970163A (ja) アキシャル形ブラシレスモータ