JPH07123629A - 小型dcモータ - Google Patents

小型dcモータ

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Publication number
JPH07123629A
JPH07123629A JP26459093A JP26459093A JPH07123629A JP H07123629 A JPH07123629 A JP H07123629A JP 26459093 A JP26459093 A JP 26459093A JP 26459093 A JP26459093 A JP 26459093A JP H07123629 A JPH07123629 A JP H07123629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
shaft
sintered oil
impregnated bearing
small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26459093A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Kawasaki
俊一 河崎
Keisuke Sakane
啓介 坂根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP26459093A priority Critical patent/JPH07123629A/ja
Publication of JPH07123629A publication Critical patent/JPH07123629A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CD,CD−ROM,ミニディスクのスピン
ドルモータとして使用される小型DCモータにおいて、
シャフトと焼結含油軸受のクリアランスによって発生す
るシャフトの首振り運動を押さえる手段を提供する。 【構成】 モータフレーム7にシャフト1を回転自在に
支持する焼結含油軸受11を備えた小型DCモータにお
いて、焼結含油軸受11の上に円周上の任意の一ヶ所に
平面部を設けた、焼結含油軸受11よりも外径が少し小
さい第2の焼結含油軸受14を挿入し、前記平面部とモ
ータフレーム7の間に板状バネ15を挿入したため、シ
ャフト1に側圧が加わりシャフト1を常に一定方向に押
さえるので、シャフト1と焼結含油軸受11の間のクリ
アランスの影響がなくなり、出力側の首振り運動を容易
に押さえることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD,CD−ROM、
およびミニディスク用のスピンドルモータに使用される
小型DCモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CD,CD−ROM、およびミニ
ディスクの普及に伴い、これらのセットの小型化,低価
格化が要望されている。
【0003】同様に、スピンドルモータとして使用され
る小型DCモータについても小型化,低価格化が要望さ
れ、ブラシ付きの小型DCモータが採用される傾向にあ
る。
【0004】このような背景における小型DCモータの
従来例について説明する。図4は小型DCモータの従来
例を示す断面図である。モータフレーム7には焼結含油
軸受8を圧入固定し、マグネット9が固定されフレーム
組立を構成している。
【0005】一方シャフト1にはアマチュアコア2がか
しめ固定され、アマチュアコア2にはインシュレータ3
を介して巻線4がほどこされている。5は整流子、6は
バリスタである。この状態をアマチュア組立と称す。ま
た、ブラケット9には焼結含油軸受11とブラシ組立1
2が取付けられ、ブラケット組立を構成している。
【0006】このようにして構成された各部品組立を組
立て、モータを構成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、シャフト1と焼結含油軸受8と11の間
のクリアランスがあり、スピンドルモータとして使用し
た場合、シャフト1には側圧が加わらないので、前記ク
リアランスのため出力側のシャフトが首振り運動を起こ
す。よって、ディスクの振れが大きくなりピックの追従
ができなくなる問題が発生していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
を解決するために、モータフレームにシャフトを回転自
在に支持する焼結含油軸受を備えた小型DCモータにお
いて、前記焼結含油軸受の上に円周上の任意の一ヶ所に
平面部を設けた、前記焼結含油軸受よりも外径が少し小
さい第2の焼結含油軸受を挿入し、前記平面部とモータ
フレームの間に板状バネを挿入した構造を有している。
【0009】
【作用】この構成によって、シャフトに側圧が加わりシ
ャフトを常に一定方向に押さえるので、シャフトと焼結
含油軸受の間のクリアランスの影響がなくなり、出力側
のシャフトが首振り運動を起こすことがない。
【0010】
【実施例】図1は本発明による小型DCモータの断面図
を示す。また、図2は本発明の第1の実施例の説明する
図である。
【0011】図1,図2にもとづき本発明の実施例を説
明する。シャフト1にはアマチュアコア2がかしめ固定
され、アマチュアコア2にはインシュレータ3を介して
巻線4がほどこされている。5は整流子、6はバリスタ
である。このようにしてアマチュア組立を構成する。ま
た、ブラケット10には焼結含油軸受11とブラシ組立
12,底板13が取付けられブラケット組立を構成して
いる。このようにして構成された各部品組立を組み合わ
せてモータを構成している。
【0012】一方、モータフレーム7には焼結含油軸受
8を圧入固定し、マグネット9が固定されフレーム組立
を構成している。このとき、モータフレーム7の焼結含
油軸受が挿入されるべき環状開口部17の立ち上げ寸法
Hは通常より大きく設定してある。
【0013】次に、上記のように構成された各部品組立
を使用して、モータ組立を構成する手順を説明する。ま
ずブラケット組立のブラシを治具で広げながら、アマチ
ュア組立を挿入する。次にフレーム組立をアマチュア組
立の上にかぶせる。さらに、ブラケット10をフレーム
7の嵌合部に納め、フレーム7の開口部の円周上の数ヶ
所をかしめ付けモータ組立を完成する。
【0014】さらに、フレームの環状開口部17に第2
の焼結含油軸受14を挿入し、すでに挿入されている第
1の焼結含油合金に接するようにする。そして第2の焼
結含油軸受の円周上に設けられた平坦部18とモータフ
レームの間に、板状のバネを挿入する。この時、板状の
バネは第2の焼結含油軸受14を片側へ押しつけるが、
第2の焼結含油軸受の外径は環状開口部17より少し小
さいため、シャフトに側圧を加えることになる。
【0015】次に図3によって、第2の実施例を説明す
る。上記の第1の実施例と同様にしてモータを組立て
る。そして、フレームの環状開口部17に第2の焼結含
油軸受14を挿入し、すでに挿入されている第1の焼結
含油合金に接するようにする。そして、第2の焼結含油
軸受14の円周上に設けられた平坦部18とモータフレ
ームの間にゴムブッシュ16を挿入する。
【0016】ゴムブッシュ16は第2の焼結含油軸受を
片側へ押しつけるが、第2の焼結含油軸受14の外径は
環状開口部17より少し小さいため、シャフトに側圧を
加えることになる。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例の説明により明らかなよう
に本発明は、モータフレームにシャフトを回転自在に支
持する焼結含油軸受を備えた小型DCモータにおいて、
前記焼結含油軸受の上に円周上の任意の一ヶ所に平面部
を設けた、前記焼結含油軸受よりも外径が少し小さい第
2の焼結含油軸受を挿入し、前記平面部とモータフレー
ムの間に板状バネを挿入したためシャフトに側圧が加わ
り、シャフトを常に一定方向に押さえるのでシャフトと
焼結含油軸受の間のクリアランスの影響がなくなり、出
力側のシャフトの首振り運動を押さえ、ディスクの振れ
のためピックの追従ができなくなるという問題を容易に
解決できる手段を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における小型DCモータ
の片側断面図
【図2】同小型DCモータの軸受部の説明図
【図3】本発明の第2の実施例における小型DCモータ
の軸受部の説明図
【図4】従来の小型DCモータの片側断面図
【符号の説明】
1 シャフト 2 アマチュアコア 3 インシュレータ 4 巻線 5 整流子 6 バリスタ 7 モータフレーム 8 第1の焼結含油軸受 9 マグネット 10 ブラケット 11 焼結含油軸受 12 ブラシ組立 13 底板 14 第2の焼結含油軸受 15 板状バネ 16 ゴムブッシュ 17 環状開口部 18 第2の焼結含油軸受の平坦部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトを回転自在に支持する焼結含油軸
    受をモータフレームに備えた小型DCモータにおいて、
    前記焼結含油軸受の出力軸側に、円周上の任意の1ヶ所
    に平面部を設けた、前記焼結含油軸受よりも外径が少し
    小さい第2の焼結含油軸受を挿入し、前記平面部と前記
    モータフレームとの間に板状バネを挿入したことを特徴
    とする小型DCモータ。
  2. 【請求項2】第2の焼結含油軸受の平面部とモータフレ
    ームの間に弾性材を挿入したことを特徴とする請求項1
    記載の小型DCモータ。
JP26459093A 1993-10-22 1993-10-22 小型dcモータ Pending JPH07123629A (ja)

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JP26459093A JPH07123629A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 小型dcモータ

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JP26459093A JPH07123629A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 小型dcモータ

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Publication Number Publication Date
JPH07123629A true JPH07123629A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17405418

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26459093A Pending JPH07123629A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 小型dcモータ

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JP (1) JPH07123629A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160664A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Hitachi Koki Co Ltd 燃焼式打込機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009160664A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Hitachi Koki Co Ltd 燃焼式打込機

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