JPH0732248Y2 - シートトラツク構造 - Google Patents
シートトラツク構造Info
- Publication number
- JPH0732248Y2 JPH0732248Y2 JP1988122408U JP12240888U JPH0732248Y2 JP H0732248 Y2 JPH0732248 Y2 JP H0732248Y2 JP 1988122408 U JP1988122408 U JP 1988122408U JP 12240888 U JP12240888 U JP 12240888U JP H0732248 Y2 JPH0732248 Y2 JP H0732248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rivet
- seat track
- lower rail
- mounting bracket
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用シートトラツクの改良に関するもので
ある。
ある。
(従来の技術) 通常、シートトラツクとフロア取付ブラケツトとは第4
図に示す様にリベツト締めによつて締結され、具体的に
は、シートトラツクのロアレール34の貫通穴(図示せ
ず)とフロア取付ブラケツト35の貫通穴(図示せず)と
を整合し、該両貫通穴(図示せず)にリベツト39,39を
挿通した後、リベツト締めしているが、アルミ製ロアレ
ール34およびフロア取付ブラケツト35を鉄製リベツト3
9,39でかしめる場合、鉄製リベツト39,39のかしめ圧を
上げると、鉄製リベツト39,39が該両貫通穴(図示せ
ず)内で座屈し、該両貫通穴(図示せず)を変形させる
という問題点がある。
図に示す様にリベツト締めによつて締結され、具体的に
は、シートトラツクのロアレール34の貫通穴(図示せ
ず)とフロア取付ブラケツト35の貫通穴(図示せず)と
を整合し、該両貫通穴(図示せず)にリベツト39,39を
挿通した後、リベツト締めしているが、アルミ製ロアレ
ール34およびフロア取付ブラケツト35を鉄製リベツト3
9,39でかしめる場合、鉄製リベツト39,39のかしめ圧を
上げると、鉄製リベツト39,39が該両貫通穴(図示せ
ず)内で座屈し、該両貫通穴(図示せず)を変形させる
という問題点がある。
(考案が解決しようとする課題) そこで、本考案はかかる問題点を解消するためになされ
たもので、リベツト締め時に発生するロアレールおよび
フロア固定ブラケツトの貫通穴の変形防止を図ることを
目的とする。
たもので、リベツト締め時に発生するロアレールおよび
フロア固定ブラケツトの貫通穴の変形防止を図ることを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために本考案において講じた
技術的手段は、少なくとも一方の貫通穴とリベツトとの
間に設けられリベツト締めに際して発生する前記リベツ
トの半径方向の応力を緩和するフランジ付ブツシユを有
した、ことである。
技術的手段は、少なくとも一方の貫通穴とリベツトとの
間に設けられリベツト締めに際して発生する前記リベツ
トの半径方向の応力を緩和するフランジ付ブツシユを有
した、ことである。
(作用) 本考案は上述のような構成であるので、リベツト締めに
際して発生するリベツトの半径方向の応力はブツシユ本
体によつて緩和され、リベツトの座屈変形および貫通穴
の変形が発生しない。また、シートトラツク使用時に発
生するリベツトの軸方向の応力はブツシのフランジによ
つて緩和され、リベツト抜けが発生しない。
際して発生するリベツトの半径方向の応力はブツシユ本
体によつて緩和され、リベツトの座屈変形および貫通穴
の変形が発生しない。また、シートトラツク使用時に発
生するリベツトの軸方向の応力はブツシのフランジによ
つて緩和され、リベツト抜けが発生しない。
(実施例) 第1図に本考案に係るシートトラツク構造の第1実施例
が示され、ボール1,1およびローラ2を介してアツプレ
ール3とロアレール4とが摺動自在に配設され、ロアレ
ール4の下部にはフロア取付ブラケツト5が設けられ、
ロアレール4およびフロア取付ブラケツト5るは各々貫
通孔6,7が穿設され、貫通孔6,7には両端にフランジを有
するブツシユ8が嵌装され、該ブツシユ8を介してロア
レール4とフロア取付ブラケツト5とがリベツト9締め
されている。本実施例においては、ロアレール4および
フロア取付ブラケツト5はアルミから形成され、リベツ
ト9は鉄から形成されている。
が示され、ボール1,1およびローラ2を介してアツプレ
ール3とロアレール4とが摺動自在に配設され、ロアレ
ール4の下部にはフロア取付ブラケツト5が設けられ、
ロアレール4およびフロア取付ブラケツト5るは各々貫
通孔6,7が穿設され、貫通孔6,7には両端にフランジを有
するブツシユ8が嵌装され、該ブツシユ8を介してロア
レール4とフロア取付ブラケツト5とがリベツト9締め
されている。本実施例においては、ロアレール4および
フロア取付ブラケツト5はアルミから形成され、リベツ
ト9は鉄から形成されている。
リベツト9締めに際して発生するリベツト9の半径方向
の応力はブツシユ8本体によつて緩和され、リベツト9
の座屈変形および貫通穴6,7の変形が発生しない。ま
た、シートトラツク使用時に発生するリベツト9の軸方
向の応力はブツシユ8のフランジによつて緩和され、リ
ベツト9抜けが発生しない。
の応力はブツシユ8本体によつて緩和され、リベツト9
の座屈変形および貫通穴6,7の変形が発生しない。ま
た、シートトラツク使用時に発生するリベツト9の軸方
向の応力はブツシユ8のフランジによつて緩和され、リ
ベツト9抜けが発生しない。
第2図には本考案の第2実施例が示され、アルミ製ロア
レール14と鉄製フロア取付ブラケツト15とが、ロアレー
ル14側にフランジを有するブツシユ18を介してリベツト
19締めされている。
レール14と鉄製フロア取付ブラケツト15とが、ロアレー
ル14側にフランジを有するブツシユ18を介してリベツト
19締めされている。
第3図には本考案の第3実施例が示され、鉄製ロアレー
ル24とアルミ製フロア取付ブラケツト25とが、フロア取
付ブラケツト25側にフランジを有するブツシユ28を介し
てリベツト29締めされている。第2〜4実施例におい
て、前記以外は第1実施例と同様に形成され、第1実施
例と同様の作用を奏する。
ル24とアルミ製フロア取付ブラケツト25とが、フロア取
付ブラケツト25側にフランジを有するブツシユ28を介し
てリベツト29締めされている。第2〜4実施例におい
て、前記以外は第1実施例と同様に形成され、第1実施
例と同様の作用を奏する。
本考案によれば、少なくとも一方の貫通穴とリベツトと
の間にリベツト締めに際して発生する前記リベツトの半
径方向の応力を緩和するフランジ付ブツシユを設けたの
で、リベツトしめに際して高いカシメ圧が使用でき、十
分なカシメ径が得られ、高いリベツト抜け強度が得られ
る。また、シートトラツクに高荷重がかかつた際、ブツ
シユのフランジによつて貫通穴の拡がりが押さえられ、
高いリベツト抜け強度が得られる。
の間にリベツト締めに際して発生する前記リベツトの半
径方向の応力を緩和するフランジ付ブツシユを設けたの
で、リベツトしめに際して高いカシメ圧が使用でき、十
分なカシメ径が得られ、高いリベツト抜け強度が得られ
る。また、シートトラツクに高荷重がかかつた際、ブツ
シユのフランジによつて貫通穴の拡がりが押さえられ、
高いリベツト抜け強度が得られる。
第1図は本考案の第1実施例を示す要部断面図、第2〜
3図はそれぞれ第2実施例、第3実施例を示す要部断面
図、第4図はシートトラツク構造を示す概略図である。 4,14,24……ロアレール,5,15,25……フロア取付ブラケ
ツト,8,18,28……ブツシユ,9,19,29……リベツト。
3図はそれぞれ第2実施例、第3実施例を示す要部断面
図、第4図はシートトラツク構造を示す概略図である。 4,14,24……ロアレール,5,15,25……フロア取付ブラケ
ツト,8,18,28……ブツシユ,9,19,29……リベツト。
Claims (1)
- 【請求項1】貫通穴が穿設されたロアレールと、貫通穴
が穿設されたフロア取付ブラケツトと、前記両貫通穴に
挿通されかしめられることで前記ロアレールと前記フロ
ア取付ブラケツトとをリベツト締めにて連結するリベツ
トとを有するシートトラツク構造において、少なくとも
一方の前記貫通穴と前記リベツトとの間に設けられ前記
リベツト締めに際して発生する前記リベツトの半径方向
の応力を緩和するフランジ付ブツシユを有するシートト
ラツク構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988122408U JPH0732248Y2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | シートトラツク構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988122408U JPH0732248Y2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | シートトラツク構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0242831U JPH0242831U (ja) | 1990-03-23 |
JPH0732248Y2 true JPH0732248Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=31370312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988122408U Expired - Lifetime JPH0732248Y2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | シートトラツク構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732248Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5780330U (ja) * | 1980-11-04 | 1982-05-18 | ||
JPS6058907U (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-24 | 藤井電工株式会社 | 複数部材の結合部の構造 |
JPS60126736U (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-26 | サンスタ−技研株式会社 | フロ−テイングデイスク |
JPH0511737Y2 (ja) * | 1986-12-27 | 1993-03-24 |
-
1988
- 1988-09-19 JP JP1988122408U patent/JPH0732248Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0242831U (ja) | 1990-03-23 |
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