JPH07321634A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH07321634A
JPH07321634A JP6117022A JP11702294A JPH07321634A JP H07321634 A JPH07321634 A JP H07321634A JP 6117022 A JP6117022 A JP 6117022A JP 11702294 A JP11702294 A JP 11702294A JP H07321634 A JPH07321634 A JP H07321634A
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和英 米谷
Hiroyuki Koinuma
弘之 鯉沼
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
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    • H03K19/00346Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents
    • H03K19/00361Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents in field effect transistor circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices

Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力トランジスタがオンするまでのロスタイ
ムを増加させることなく、出力ノイズを小さくすること
ができる半導体集積回路を提供する。 【構成】 高電源ノードまたは低電源ノードと出力ノー
ドとの間に接続され、コントロールノードの電位に基づ
いてオン/オフ制御される出力トランジスタと、前記コ
ントロールノードと低電源ノードとの間に接続され、第
1の制御信号に基づきオン/オフ制御される放電用トラ
ンジスタとを有する半導体集積回路において、前記放電
用トランジスタのオン時に該放電用トランジスタと共働
して前記コントロールノードを放電し、該コントロール
ノードの電位が所定レベルまで低下したタイミングで、
その放電動作を停止する臨時用放電回路を設けたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリセル内のデータ
を出力する出力段回路等の半導体集積回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、メモリセルに書かれたデータを
出力するための出力段回路の回路構成は、Pチャネル型
MOSトランジスタ(以下、単にP−MOSという)と
Nチャネル型MOSトランジスタ(以下、単にN−MO
Sという)から成るCMOS回路で構成されている。
【0003】このCMOS回路は、“1”データ出力時
にはP−MOSがオンして“1”データを出力し、
“0”データ出力時にはN−MOSがオンして“0”デ
ータを出力する。
【0004】このようなCMOS回路で構成された出力
段回路の回路図を図14に示す。
【0005】この出力段回路は、電源電位VCCと接地
電位VSSとの間に直列接続されたP−MOS101と
N−MOS102を有している。P−MOS101は、
ノードV1を非出力動作モード時に“H”レベルにプリ
チャージするための駆動素子となるトランジスタであ
り、そのソースは電源電位VCCに、ドレインはノード
V1にそれぞれ接続されている。また、N−MOS10
2は、ノードV1を出力動作モード時に“L”レベルに
するための駆動素子となるトランジスタであり、そのN
−MOS102のソースは接地電位VSSに、ドレイン
はノードV1にそれそれ接続されている。そして、この
P−MOS101及びN−MOS102の各ゲートに
は、共に非出力動作モード時に“L”レベルとなる制御
信号VAが供給されるようになっている。
【0006】さらに、電源電位VCCには出力トランジ
スタ(P−MOS)103のソースが接続されている。
出力トランジスタ103は、出力動作モード時に“1”
データを出力するための駆動素子となるトランジスタで
あり、そのドレインが出力ノードとなるノードI/Oに
接続されている。そして、この出力トランジスタ103
のゲートには、非出力動作モード時に“H”レベルにプ
リチャージされる前記ノードV1が接続されている。
【0007】また、電源電位VCCと接地電位VSSと
の間には、P−MOS104とN−MOS105とが直
列接続されている。P−MOS104は、ノードV2を
出力動作モード時に“H”レベルにするための駆動素子
となるトランジスタであり、そのソースが電源電位VC
Cに、ドレインがノードV2にそれぞれ接続されてい
る。N−MOS105は、ノードV2を非出力動作モー
ド時に“L”レベルにプリチャージするための駆動素子
となるトランジスタであり、ソースは接地電位VSS
に、ドレインはノードV2にそれぞれ接続されている。
そして、このP−MOS104及びN−MOS105の
各ゲートには、共に非出力動作モード時“H”レベルと
なる信号VBが供給されるようになっている。
【0008】さらに、前記出力トランジスタ103のド
レイン側には出力トランジスタ(N−MOS)106の
ドレインが接続されている。この出力トランジスタ10
6は、出力動作モード時に“0”データを出力するため
の駆動素子となるトランジスタであり、ソースが接地電
位VSSに接続され、ドレインが出力トランジスタ10
3のドレインと共通となる前記ノードI/Oに接続され
ている。
【0009】以下、動作を説明する。
【0010】非出力動作モード時においては、P−MO
S101及びN−MOS102のゲートには共に制御信
号VAとして“L”レベルが入力され、出力トランジス
タ103のゲートには“H”レベルが入力されているた
め、出力トランジスタである出力トランジスタ103は
オフのままである。
【0011】一方、P−MOS104及びN−MOS1
05のゲートには共に第1の制御信号VBとして“H”
レベルが入力され、出力トランジスタ106のゲートに
は“L”レベルが入力されているため、出力トランジス
タ106はオフ状態のままである。
【0012】この結果、ノードI/Oには、“1”デー
タ及び“0”データのいずれの場合も出力されておら
ず、ハイインピーダンス状態となっており、この状態で
出力動作モードになるのを待つことになる。
【0013】出力動作モードへの移行は、制御信号V
A,VBのいずれか1つの信号の状態が変化することで
行われる。すなわち、“1”データ出力動作への移行
は、信号VBは“H”レベル状態を保持したまま、制御
信号VAが“L”レベルから“H”レベルとなることで
行われ、これに対して“0”データ出力動作への移行
は、制御信号VAは“L”レベル状態を保持したまま信
号VBが“H”レベルから“L”レベルに変化すること
で行われる。
【0014】まず、“1”データ出力動作について説明
する。
【0015】P−MOS104及びN−MOS105の
ゲートには、非出力動作モード時と同様に“H”レベル
が入力されているため、出力トランジスタ106のゲー
トには“L”レベルが入力されており、該出力トランジ
スタ106はオフ状態のままである。
【0016】しかし、P−MOS101及びN−MOS
102のゲートには“L”レベルから“H”レベルが入
力されるため、ノードV1への電源電位VCCの供給が
切られ、接地電位VSSへの電流パスが形成されるた
め、ノードV1は“H”レベルから“L”レベルにな
る。
【0017】この結果、出力トランジスタ103のゲー
トには“L”レベルが入力され、ノードI/Oへの電源
電位VCCの供給が行われ、“1”データとして出力さ
れる。
【0018】次に“0”データ出力動作について説明す
る。
【0019】P−MOS101及びN−MOS102の
ゲートには、非出力動作モード時と同様に“L”レベル
が入力されているため、出力トランジスタである出力ト
ランジスタ103には、“H”レベルが入力されてお
り、該出力トランジスタ103はオフ状態のままであ
る。
【0020】しかし、P−MOS104及びN−MOS
105のゲートには“H”レベルから“L”レベルが入
力されるため、ノードV2から接地電位VSSへの電流
パスが断たれ、ノードV2への電源電位VCCの供給が
行われるため、ノードV2は“L”レベルから“H”レ
ベルとなる。
【0021】この結果、出力トランジスタ106のゲー
トには“H”レベルが入力され、ノードI/Oから接地
電位VSSへの電流パスが形成され“0”データとして
出力される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のCMOS回路では次のような問題点があった。
【0023】メモリ製品の多ビット化への移行に伴い、
出力ノイズの問題がクローズアップされてきているが、
この出力ノイズは出力トランジスタが流す電流の時間変
化の割合、つまりdI/dtの大きさに依存している。
【0024】ここで簡単に出力ノイズについて説明す
る。図15は、CMOSで構成した出力段回路からチッ
プ内部を見たときの等価回路の回路図である。同図にお
いて、P−MOS111は“1”データ出力用の出力ト
ランジスタであり、N−MOS112は“0”データ出
力用の出力トランジスタである。また、C0はチップ内
部の容量であり、チップ内部の電源電位レベルVccc
hipとチップ内部の接地電位レベルVsschipと
の間に接続されている。LI,L2は、チップ内部のイ
ンダクタンス成分である。さらに、C1は出力負荷容量
であり、出力ノードであるI/Oパッド113とチップ
外部の接地電位との間に接続されている。そして、パッ
ド114,115間には電源電圧VCCが供給されてい
る。
【0025】このような等価回路において、出力動作と
なり、出力トランジスタ111又は112がオンして生
じたdI/dtは、例えは“0”データ出力の場合では
出力トランジスタ112がオンしてdI/dtが生ずる
が、外部の接地電位VSSとチップ内部の接地電位Vs
schipとの間に接続されているインダクタンス成分
L2の両端には、dI/dtが生じたことによって、V
3=dI/dt、で表せる電位差が生ずる。これは、チ
ップ内部の接地電位Vsschipがチップ外部の接地
電位Vssと比べて浮き上がることを意味している。
【0026】このようなチップ内部の電源の揺れ(ノイ
ズ)によって、チップ外部の接地電位VSSを基準とし
て入力されたクロックレベルがチップ内部では正しく認
識されない場合が生じてくるため、チップ内部の電源の
揺れを小さくする必要があり、そのためにはdI/dt
を小さく抑え込む必要がある。
【0027】ここで、前述した図14に示す従来回路に
おいてdI/dtを小さくしようとする場合には、
“1”データ出力時ではN−MOS102の幅Wの寸法
を小さく、“0”データ出力時ではP−MOS104の
幅Wの寸法を小さくするなどして、出力トランジスタの
ゲートレベルV1,V2の時間変化の割合、つまりdV
/dtを小さくする必要がある。
【0028】ここで、問題となってくることは、ノード
V1またはノードV2の時間変化の割合を小さくすれ
ば、出力トランジスタがオンしたときのdI/dtを小
さくすることができるのであるが、ノードV1またはノ
ードV2の時間変化の割合を小さくすればするほど、出
力トランジスタがオンするまでのロスタイムが大きくな
ってしまうことである。
【0029】本来、出力トランジスタのゲートレベルの
時間変化を小さくするのは、そのゲートレベルが出力ト
ランジスタの閾値を越え、該出力トランジスタがオンす
る期間だけで十分である。それにも関わらず、図14に
示す従来回路では、出力トランジスタ103または10
6が未だオンしていない期間もゲートレベルの時間変化
を小さくしているため、出力トランジスタ103または
106がオンするまでのロスタイムが、ゲートレベルの
時間変化の割合を小さくする度合に応じて増大するので
ある。その結果、メモリのアクセスタイムが悪化すると
いう問題が生じていた。
【0030】本発明は上記従来の問題点に鑑み、出力ト
ランジスタがオンするまでのロスタイムの増加を抑制し
て、アクセスタイムを改善した半導体集積回路を提供す
ることを目的とする。また、その他の目的は出力ノイズ
を小さくすることができる半導体集積回路を提供するこ
とを目的とする。さらにその他の目的は、出力トランジ
スタがオンするまでのロスタイムを増加させることな
く、出力ノイズを小さくすることができる半導体集積回
路を提供することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明の特徴は、高電源ノードまたは低電源ノー
ドと出力ノードとの間に接続され、コントロールノード
の電位に基づいてオン/オフ制御される出力トランジス
タと、前記コントロールノードと低電源ノードとの間に
接続され、第1の制御信号に基づきオン/オフ制御され
る放電用トランジスタとを有する半導体集積回路におい
て、前記放電用トランジスタのオン時に該放電用トラン
ジスタと共働して前記コントロールノードを放電し、該
コントロールノードの電位が所定レベルまで低下したタ
イミングで、その放電動作を停止する臨時用放電回路を
設けたことにある。
【0032】また、前記臨時用放電回路は、前記コント
ロールノードと前記低電源ノードとの間に直列接続され
た第1及び第2のトランジスタと、前記第1の制御信号
を入力して前記コントロールノードの電位が前記所定レ
ベルまで低下したタイミングで第2の制御信号を出力す
る論理ゲートとを有し、前記第1及び第2のトランジス
タのいずれか一方は、前記第1の制御信号に基づいて前
記放電用トランジスタと同時にオン/オフ制御され、前
記第1及び第2のトランジスタのいずれかの他方は、前
記放電用トランジスタのオフ時にオン状態にあり、前記
放電用トランジスタのオン時に前記第2の制御信号によ
りオフするように構成することが望ましい。
【0033】また、前記臨時用放電回路は、前記コント
ロールノードの電位を検出する電位検出手段と、前記コ
ントロールノードと低電源ノードとの間に接続され前記
電位検出手段の出力に基づいてオン/オフ制御される第
3のトランジスタとを有し、前記放電用トランジスタの
オン時に、前記電位検出手段により前記コントロールノ
ードの電位が前記所定レベルまで低下したことが検出さ
れたときに、前記第3のトランジスタをオフするように
構成することが望ましい。
【0034】また、前記電位検出手段は、前記第1の制
御信号と前記コントロールノードの電位とが入力される
NANDゲートで構成することが望ましい。
【0035】上記目的を達成するために第2の発明の特
徴は、高電源ノードまたは低電源ノードと出力ノードと
の間に接続され、コントロールノードの電位に基づいて
オン/オフ制御される出力トランジスタと、高電源ノー
ドと前記コントロールノードとの間に接続され、第1の
制御信号に基づいてオン/オフ制御される充電用トラン
ジスタとを有する半導体集積回路において、前記充電用
トランジスタのオン時に該充電用トランジスタと共働し
て前記コントロールノードを充電し、該コントロールノ
ードの電位が所定レベルまで上昇したタイミングで、そ
の充電動作を停止する臨時用充電回路を設けたことにあ
る。
【0036】また、前記臨時用充電回路は、高電源ノー
ドと前記コントロールノードとの間に直列接続された第
1及び第2のトランジスタと、前記第1の制御信号を入
力して前記コントロールノードの電位が前記所定レベル
まで上昇したタイミングで第2の制御信号を出力する論
理ゲートとを有し、前記第1及び第2のトランジスタの
いずれか一方は、前記第1の制御信号に基づいて前記充
電用トランジスタと同時にオン/オフ制御され、前記第
1及び第2のトランジスタのいずれかの他方は、前記充
電用トランジスタのオフ時にオン状態にあり、前記充電
用トランジスタのオン時に前記第2の制御信号によりオ
フするように構成することが望ましい。
【0037】また、上述の第1または第2の発明におい
て、前記論理ゲートは、前記第1の制御信号を反転して
前記第2の制御信号を出力するインバータであることが
望ましい。
【0038】また、上述の第2の発明において、前記第
1の制御信号を昇圧する昇圧回路を設け、該昇圧回路の
出力側と前記コントロールノードとの間に、前記充電用
トランジスタを接続すると共に前記第1及び第2のトラ
ンジスタを直列接続してもよい。
【0039】また、上述の第1または第2の発明におい
て、前記コントロールノードの電位の前記所定レベル
は、前記出力トランジスタの閾値レベルであることが望
ましい。
【0040】上記目的を達成するために第3の発明の特
徴は、高電源ノードと出力ノードとの間に接続され、第
1のコントロールノードの電位に基づいてオン/オフ制
御される第1の出力トランジスタと、前記出力ノードと
低電源ノードとの間に接続され、第2のコントロールノ
ードの電位に基づいて前記第1の出力トランジスタに対
して相補的にオン/オフ制御される第2の出力トランジ
スタと、前記第1のコントロールノードと低電源ノード
との間に接続され、第1の制御信号に基づきオン/オフ
制御される放電用トランジスタと、高電源ノードと前記
第2のコントロールノードとの間に接続され、第2の制
御信号に基づいて前記放電用トランジスタに対して相補
的にオン/オフ制御される充電用トランジスタとを有す
る半導体集積回路において、前記放電用トランジスタの
オン時に該放電用トランジスタと共働して前記第1のコ
ントロールノードの電位を放電し、該第1のコントロー
ルノードの電位が所定レベルまで低下したタイミング
で、その放電動作を停止する臨時用放電回路と、前記充
電用トランジスタのオン時に該充電用トランジスタと共
働して前記第2のコントロールノードを充電し、該第2
のコントロールノードの電位が所定レベルまで上昇した
タイミングで、その充電動作を停止する臨時用充電回路
とを設けたことにある。
【0041】また、前記第1のコントロールノードの電
位の前記所定レベルは、前記第1の出力トランジスタの
閾値レベルであり、前記第2のコントロールノードの電
位の前記所定レベルは、前記第2の出力トランジスタの
閾値レベルであるが望ましい。
【0042】
【作用】上記構成により第1の発明によれば、出力トラ
ンジスタがオンするまでは、放電用トランジスタと臨時
用放電回路との2系統で迅速にコントロールノードの電
位を低下させるが、出力トランジスタがオンしてからは
放電用トランジスタからの1系統でゆっくりとコントロ
ールノードの電位を変化させることができる。すなわ
ち、出力トランジスタがオンする期間中のみコントロー
ルノードの電位の時間変化の割合を小さくすることがで
きる。
【0043】上記第1の発明において、臨時用放電回路
は、放電用トランジスタのオン時に電位検出手段よって
コントロールノードの電位が所定レベルまで低下したこ
とが検出されたときに、第3のトランジスタをオフす
る。これにより、電位検出手段によりコントロールノー
ドの電位を直接検知することができ、より的確に、臨時
用放電回路における放電動作の停止を行うことができ
る。
【0044】第2の発明によれば、出力トランジスタが
オンするまでは、充電用トランジスタと臨時用充電回路
との2系統で迅速にコントロールノードの電位を上昇さ
せるが、出力トランジスタがオンしてからは充電用トラ
ンジスタからの1系統でゆっくりとコントロールノード
の電位を上昇させることができる。すなわち、上記第1
の発明と同様に出力トランジスタがオンする期間中のみ
コントロールノードの電位の時間変化の割合を小さくす
ることができる。
【0045】第3の発明によれば、第1または第2の出
力トランジスタがオンするまでは、それぞれ2系統で第
1または第2のコントロールノードの放電あるいは充電
を行い、第1または第2の出力トランジスタがオンして
からは、それぞれ1系統のみで第1または第2のコント
ロールノードの放電あるいは充電を行うことができる。
従って、第1または第2の出力トランジスタがオンする
期間中のみ、それぞれ第1または第2のコントロールノ
ードの電位の時間変化の割合を小さくすることができ
る。
【0046】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0047】図1は、本発明の半導体集積回路の第1実
施例に係る出力段回路の概略構成を示すブロック図、及
び図2は図1に示す出力段回路の具体的な構成を示す回
路図である。
【0048】この半導体集積回路は、例えばダイナミッ
クRAM等のメモリセルに書かれた“1”データを出力
するための出力段回路を示すものであり、図1に示すよ
うに、電源電位VCCとコントロールノードVo1との
間に接続されたプリチャージ回路1を有している。
【0049】さらに、前記ノードVo1には、第1及び
第2の放電回路2,3が共通接続されている。第1の放
電回路2は、出力動作モード時にノードVo1の電位を
放電する機能を有し、第2の放電回路(臨時用放電回
路)3は、出力動作モード時に前記第1の放電回路2と
共働して前記ノードVo1の電位を放電し、そのノード
Vo1の電位が所定レベルまで低下したときに、その放
電動作を停止する機能を有している。
【0050】また、前記ノードVo1には、P−MOS
から成る出力トランジスタ4のゲートが接続されてい
る。この出力トランジスタ4は、出力動作モード時に
“1”データを出力ノードI/Oへ出力するための駆動
素子となるトランジスタであり、そのソースが電源電位
VCCに、ドレインが出力ノードI/Oにそれぞれ接続
されている。
【0051】より具体的には図2に示すように構成さ
れ、P−MOS(プリチャージ回路)1は、ノードVo
1を非出力動作モード時に“H”レベルにプリチャージ
するための駆動素子となるトランジスタであり、そのソ
ースは電源電位VCCに、ドレインはノードVo1にそ
れぞれ接続されている。さらに、N−MOS(第1の放
電回路)2は、ノードVo1を出力動作モード時に
“L”レベルにするための駆動素子となるトランジスタ
であり、そのソースが接地電位VSSに、ドレインがノ
ードVo1にそれぞれ接続されている。
【0052】また、第2の放電回路3は、N−MOS3
a、ロジックゲート(インバータ)3b及びN−MOS
3cで構成されている。N−MOS3aはノードVo1
を出力動作モード時に“L”レベルにするための駆動素
子となるトランジスタであり、そのソースがノードVN
に、ドレインがノードVo1にそれぞれ接続されてい
る。インバータ3bはInvert演算を行ってその出
力VGをN−MOS3cのゲートに供給する。N−MO
S3cは、非出力動作モード時にノードVNを接地電位
VSSレベルにしておくための駆動素子となるトランジ
スタであり、そのソースが接地電位VSSに、ドレイン
がノードVNにそれぞれ接続されている。
【0053】そして、P−MOS1、N−MOS2、及
びN−MOS3aの各ゲートとインバータ3cの入力ゲ
ートには、出力動作モード/非出力動作モード時にそれ
ぞれ“H”レベル/“L”レベルとなる第1の制御信号
VAが共通に供給される。
【0054】次に本実施例の動作について図3のタイミ
ングチャートを用いて説明する。
【0055】時刻t1以前の非出力動作モード時におい
ては、P−MOS1、N−MOS2及びN−MOS3a
の各ゲートとインバータ3bの入力ゲートには、共に第
1の制御信号VAとして“L”レベルが入力されている
ため、N−MOS3a及びN−MOS2はオフ状態であ
り、P−MOS1のみがオン状態となっている。そのた
め、出力トランジスタ4のゲートには“H”レベルが入
力される結果、該出力トランジスタ4はオフ状態のまま
である。
【0056】また、この時、インバータ3bの出力VG
1は“H”レベルとなっており、この“H”レベルの出
力VG1がN−MOS3cのゲートに入力されるため、
該N−MOS3cはオン状態となり、その結果、ノード
VNは“L”レベルとなっている。従って、出力ノード
I/Oには“1”データが出力されず、ハインピーダン
ス状態となっており、この状態で出力動作モードへ移行
するのを待つことになる。
【0057】出力動作モードへの移行は、第1の制御信
号VAが“L”レベルから“H”レベルに変化すること
で行われる。時刻t1を経過して、第1の制御信号VA
が“L”レベルから“H”レベルに変化すると、P−M
OS1を通してのノードVo1への電源電位VCCの供
給が切られる。しかし、N−MOS2及びN−MOS3
aの各ゲートには“H”レベルが入力されるため、ノー
ドVo1から接地電位VSSへの電流パスが系I1と系
I2の2系統形成される。但し、N−MOS3aを通し
ての電流パス(系I2)は、インバータ3bの出力VG
1が“H”レベルから“L”レベル(第2の制御信号)
に変化し、N−MOS3cがオフするまでの時間(時刻
t1〜t2)のみ形成される。
【0058】ノードVo1から接地電位VSSへの電流
パスが形成されたことにより、ノードVo1は“H”レ
ベルから“L”レベルとなる。この結果、出力トランジ
スタ4のゲートには“L”レベルが入力され、該出力ト
ランジスタ4がオン状態となることで、出力ノードI/
Oへの電源電位VCCの供給が行われ、“1”データと
して出力される。
【0059】ここで、系I1,I2の2系統の電流パス
により、出力トランジスタ4のゲートレベルVo1が
“H”レベルから“L”レベルへ低下していく過程にお
いて、インバータ3bの出力VG1が“H”レベルから
“L”レベルに変化する時点を、ゲートレベルVo1が
出力トランジスタ4の閾値電位VH1に達する時点に
(時刻t2)に予め設定しておけば、時刻t2でゲート
レベルVo1が出力トランジスタ4の閾値電位Vthに
達するタイミングでN−MOS3cがオフされるため、
出力トランジスタ4がオンする期間中(時刻t2以降)
はI1のみの1系統でノードVo1の放電を行うことが
できる。
【0060】以上のように本実施例の出力段回路では、
“1”出力の場合において、出力トランジスタ4がオン
するまでは、系I1,I2の2系統で迅速にゲートレベ
ルVo1を変化させるが(図3の時刻t1〜t2:例え
ば約1ns)、出力トランジスタがオンしてからは(時
刻2以降)、系I1の1系統のみでゆっくりとゲートレ
ベルVo1を変化させることができる。
【0061】すなわち、出力トランジスタ4がオンする
期間中のみゲートレベルVo1の時間変化の割合(dV
/dt)を小さくすることができるため、出力トランジ
スタ4がオンするまでのロスタイムの増加を抑えること
ができる。
【0062】この点において従来では、出力トランジス
タが未だオンしていない期間もそのゲートレベルの時間
変化を小さくしているため(図3の一点鎖線Vop)、
該ゲートレベルが出力トランジスタの閾値レベルに達す
る(時刻3)までの時間が長くなり、本実施例と比べて
時間LT1(例えば約2ns)分のロスタイムが増大す
る。
【0063】このように、本実施例によれば、上記の時
間LT1分のロスタイムを改善することができ、出力ト
ランジスタ4がオンするまでのロスタイムを増加させる
ことなく、チップ内部の電源の揺れ(出力ノイズ)を小
さくすることができる。
【0064】図4は、上記第1実施例の第1変形例を示
す出力段回路の回路図である。
【0065】この出力段回路が図2に示す回路と異なる
点は、N−MOS3aを省略し、ノードVo1と第1の
制御信号VAとが入力側に接続されるNANDゲート3
dを設け、その出力側をインバータ3bを介して図2の
N−MOS3cに相当するN−MOS3c´のゲートに
接続し、且つ第1の制御信号VAを2段のインバータ1
1を介してP−MOS1及びN−MOS2の各ゲートに
共に供給するようにした点である。
【0066】次に第1変形例の動作について説明する。
【0067】非出力動作モード時においては、P−MO
S1及びN−MOS2の各ゲートに、第1の制御信号V
Aとして“L”レベルが入力されているため、N−MO
S2はオフ状態であり、P−MOS1がオン状態となっ
ている。従って、ノードVo1は“H”レベルであり、
出力トランジスタ4のゲートには“H”レベルが入力さ
れ、該出力トランジスタ4はオフ状態のままである。
【0068】さらに、この時、NANDゲート3dの第
1入力ゲートにも“L”レベルの第1の制御信号VAが
入力されているため、インバータ3bの出力VG1は
“L”レベルであり、N−MOS3c´がオフ状態とな
っている。従って、出力ノードI/Oには“1”データ
が出力されず、ハインピーダンス状態となっており、こ
の状態で出力動作モードへ移行するのを待つことにな
る。
【0069】第1の制御信号VAが“L”レベルから
“H”レベルに変化して出力動作モードへ移行すると、
NANDゲート3dの第1の制御信号VAが入力される
第1入力ノードが“H”レベルとなる。この時、インバ
ータ11の出力側は未だ“L”レベルを維持しているの
で、NANDゲート3dの第2の入力ノードが接続され
るノードVo1は“H”レベルのままである。そのた
め、NANDゲート3dの第1及び第2入力ノードは共
に“H”レベルとなり、そのNANDゲート3dの出力
は“L”レベルになる。これによって、インバータ3b
の出力VG1は“H”レベルとなり、N−MOS3c´
がオン状態となる。
【0070】その後、インバータ11の出力側が“H”
レベルになると、P−MOS1を通したノードVo1へ
の電源電位VCCの供給が切られ、また、N−MOS2
のゲートには“H”レベルが入力されるため、ノードV
o1から接地電位VSSへの電流パスが系I1と系I2
の2系統形成される。
【0071】そして、ノードVo1の電位が“L”レベ
ルになってNANDゲート3dの閾値よりも小さくなる
と、NANDゲート3dの出力が“H”レベルに戻り、
インバータ3bの出力VG1が“L”レベル(第2の制
御信号)となり、N−MOS3c´がオフ状態となる。
すなわち、N−MOS3c´を通しての電流パス(系I
2)は、インバータ3bの出力VG1が“H”レベルか
ら“L”レベルに変化し、N−MOS3c´がオフする
までの時間のみ形成される。
【0072】ノードVo1がL”レベルとなると、出力
ノードI/Oへの電源電位VCCの供給が行われ、
“1”データとして出力される。
【0073】前述した第1実施例では、設計上の操作に
より、インバータ3bの出力VG1が“L”レベルに変
化する時点を、ノードVo1の電位が出力トランジスタ
4の閾値電位VH1に達する時点に設定しているため、
温度変化などによって素子の特性が変動した場合には、
その設定時点に誤差が生ずる恐れがある。これに対し
て、本変形例では、NANDゲート3dによりノードV
o1の電位(つまり出力トランジスタ4のゲートレベ
ル)を直接検知しているので、インバータ3bの出力V
G1が“L”レベルに変化する時点をより正確に設定す
ることができる。従って、出力トランジスタ4がオンす
るまでのロスタイムの増加を的確に抑えることができ
る。
【0074】図5は、上記第1実施例の第2変形例を示
す出力段回路の回路図である。
【0075】この出力段回路が図2に示す回路と異なる
点は、インバータ3bをN−MOS3aのゲート側にイ
ンバター3b´として移設し、加えてプリチャージ用の
N−MOS21,22を電源電位VCCとノードVo1
との間に直列接続し、インバータ23を介して第1の制
御信号VAの反転信号をN−MOS21のゲートに供給
すると共に、第1の制御信号VAを直接N−MOS22
のゲートに供給するようにした点である。
【0076】上記第1実施例では、N−MOS3cのオ
フ動作により第2の放電回路3の放電動作が停止された
が、本変形例では、N−MOS3aのオフ動作により放
電動作が停止される。このように構成しても上記第1実
施例と同様の作用効果が得られる。
【0077】また、第1の制御信号VAが“H”レベル
から“L”レベルに変化して出力動作モードから非出力
動作モードへ移行する際には、N−MOS2を通して形
成されていた接地電位VSSへの電流パスが断たれる一
方で、P−MOS1及びP−MOS22の各ゲートには
“L”レベルが入力されるため、該P−MOS1及びP
−MOS22はオン状態となる。また、この時点では、
インバータ23の出力VG2は“L”レベルとなってい
る。
【0078】その結果、ノードVo2への電源電位VC
Cの供給が、P−MOS1を経由する系とP−MOS2
1,22を経由する系との2系統で行われる。但し、P
−MOS21,22を経由する系による供給は、インバ
ータ23の出力VG2が“L”レベルから“H”レベル
に変化し、P−MOS21がオフするまでの時間のみ行
われる。
【0079】これにより、出力ノイズの発生を抑制しつ
つ出力トランジスタ2を迅速にオフし、出力ノードI/
Oを素早くハイインピーダンス状態に戻すことができる
ので、フローティングノードが多用された多ビットメモ
リ製品には有効である。
【0080】なお、上記第1実施例の他の変形例として
は、図6、図7及び図8に示すようなものがある。
【0081】また、上記第1実施例及びその変形例で
は、出力トランジスタを電源電位VCCと出力ノードI
/Oとの間に接続して“1”データを出力すると構成と
したが、この出力トランジスタを出力ノードI/Oと接
地電位VSSとの間に接続して“0”データを出力する
構成とすることも可能である。
【0082】図9は、本発明の半導体集積回路の第2実
施例に係る出力段回路の概略構成を示すブロック図、及
び図10は図9に示す出力段回路の具体的な構成を示す
回路図である。
【0083】この半導体集積回路は、メモリセルに書か
れた“0”データを出力するための出力段回路を示すも
のであり、図9に示すように、電源電位VCCとコント
ロールノードVo2との間に接続されたプリチャージ回
路61,62を有している。
【0084】第1のプリチャージ回路61は、出力動作
モード時にノードVo2を充電する機能を有し、第2の
プリチャージ回路(臨時用充電回路)62は、出力動作
モード時に前記第1のプリチャージ回路61と共働して
前記ノードVo2を充電し、そのノードVo2の電位が
所定レベルまで上昇したときに、その充電動作を停止す
る機能を有している。
【0085】さらに、前記ノードVo2と接地電位VS
Sとの間には、非出力動作モード時にノードVo2を放
電して“L”レベルの状態にしておく放電回路63が接
続され、そして、該ノードVo2が、N−MOSから成
る出力トランジスタ64のゲートに接続されている。こ
の出力トランジスタ64は、出力動作モード時に“0”
データを出力ノードI/Oへ出力するための駆動素子と
なるトランジスタであり、そのドレインが前記出力ノー
ドI/Oに、ソースが接地電位VSSにそれぞれ接続さ
れている。
【0086】より具体的には図10に示すように構成さ
れ、P−MOS(第1のプリチャージ回路)61は、ノ
ードVo2を出力動作モード時に“H”レベルにプリチ
ャージするための駆動素子となるトランジスタであり、
そのソースは電源電位VCCに、ドレインはノードVo
2にそれぞれ接続されている。
【0087】また、第2のプリチャージ回路62は、P
−MOS62a、ロジックゲート(インバータ)62b
及びP−MOS62cで構成されている。P−MOS6
2aはノードVo2を出力動作モード時に“H”レベル
にするための駆動素子となるトランジスタであり、その
ソースが電源電位VCCに、ドレインがノードVpにそ
れぞれ接続されている。インバータ62bはInver
t演算を行い、その出力VG2をP−MOS62aのゲ
ートに供給する。P−MOS62cは、出力動作モード
時にノードVo2を“H”レベルにするための駆動素子
となるトランジスタであり、そのソースがノードVP
に、ドレインがノードVo2にそれぞれ接続されてい
る。
【0088】また、N−MOS(放電回路)63は、非
出力動作モード時にノードVo2を“L”レベルの状態
にしておくための駆動素子となるトランジスタであり、
ドレインがノードVo2に、ソースが接地電位VSSに
それぞれ接続されている。
【0089】そして、P−MOS61、P−MOS62
c及びN−MOS63の各ゲートとインバータ62bの
入力ゲートには、出力動作モード/非動作モード時にそ
れぞれ“L”/“H”レベルとなる制御信号VBが共に
供給されるようになっている。
【0090】次に本実施例の動作について図11のタイ
ミングチャートを用いて説明する。
【0091】時刻t11以前の非出力動作モード時にお
いては、P−MOS61、N−MOS63及びN−MO
S62cの各ゲートとインバータ62bの入力ゲートに
は、共に第1の制御信号VBとして“H”レベルが入力
されているため、P−MOS61及びP−MOS62c
はオフ状態であり、N−MOS63のみがオン状態とな
っている。そのため、出力トランジスタ64のゲートに
は“L”レベルが入力される結果、該出力トランジスタ
64はオフ状態のままである。
【0092】また、この時、インバータ62bの出力V
G2は“L”レベルとなっており、この“L”レベルの
出力VG2がP−MOS62aのゲートに入力されるた
め、該P−MOS62aはオン状態となり、ノードVP
は“H”レベルとなっている。従って、出力ノードI/
Oには“0”データが出力されず、ハインピーダンス状
態となっており、この状態で出力動作モードへ移行する
のを待つことになる。
【0093】出力動作モードへの移行は、第1の制御信
号VBが“H”レベルから“L”レベルに変化すること
で行われる。時刻t11が経過して第1の制御信号VB
が“H”レベルから“L”レベルへ変化すると、N−M
OS63を通して形成されていた接地電位VSSへの電
流パスが断たれる一方、P−MOS61及びP−MOS
62cの各ゲートには“L”レベルが入力されるため、
該P−MOS61及びP−MOS62cはオン状態とな
る。その結果、ノードVo2への電源電位VCCの供給
が、P−MOS61を経由する系I1とP−MOS62
a,62cを経由する系I2との2系統で行われる。
【0094】但し、系I2による電源電位VCCは、イ
ンバータ62bの出力VG2が“L”レベルから“H”
レベル(第2の制御信号)に変化し、P−MOS62a
がオフするまでの時間(時刻t11〜t12)のみ形成
される。
【0095】電源電位VCCからノードVo2への電流
パスが形成されたことにより、ノードVo2は“L”レ
ベルから“H”レベルとなる。この結果、出力トランジ
スタ64のゲートには“H”レベルが入力され、該出力
トランジスタ64がオンすることで、出力ノードI/O
から接地電位VSSへの電流パスが形成され、“0”デ
ータとして出力される。
【0096】ここで、系I1と系I2の2系統の電流パ
スにより、出力トランジスタ64のゲートレベルVo2
が“L”レベルから“H”レベルへ上昇していく過程に
おいて、インバータ62bの出力VG2が“L”レベル
から“H”レベルに変化する時点を、ノードVo2の電
位が出力トランジスタ64の閾値電位VH2に達する時
点に(時刻t12)に予め設定しておけば、そのタイミ
ングでP−MOS62aがオフされるため、出力トラン
ジスタ64がオンする期間中(時刻t12以降)は系I
1のみの1系統でノードVo2(ゲートレベルVo2)
の充電を行うことができる。
【0097】以上のように本実施例の出力段回路では、
“0”データ出力の場合において、前述の第1実施例と
同様に、出力トランジスタ64がオンするまでは、系I
1,I2の2系統で迅速にゲートレベルVo2を変化さ
せるが(図11の時刻t11〜t12:例えば約1n
s)、出力トランジスタ64がオンしてからは(時刻1
2以降)、系I1の1系統でゆっくりとゲートレベルV
o2を変化させることができる。
【0098】すなわち、出力トランジスタ64がオンす
る期間中のみゲートレベルVo2の時間変化の割合(d
V/dt)を小さくすることができるため、出力トラン
ジスタ64がオンするまでのロスタイムの増加を抑える
ことができる。
【0099】この点において従来では、出力トランジス
タが未だオンしていない期間もゲートレベルの時間変化
を小さくしているため(図11の一点鎖線Vop)、ゲ
ートレベルが出力トランジスタの閾値レベルに達する
(時刻t13)までの時間が長くなり、本実施例と比べ
て時間LT2(例えば約2ns)分のロスタイムが増大
する。
【0100】このように、本実施例によれば、上記の時
間LT2分のロスタイムを改善することができ、出力ト
ランジスタ64がオンするまでのロスタイムを増加させ
ることなく、チップ内部の電源の揺れ(出力ノイズ)を
小さくすることができる。
【0101】図12は、本発明の半導体集積回路の第3
実施例に係る出力段回路の構成を示す回路図であり、図
2及び図10と共通の要素には同一の符号が付されてい
る。
【0102】本実施例の出力段回路は、前述した図2
(第1実施例)と図10(第2実施例)に示す出力段回
路を組み合わせた構成となっている。すなわち、出力ト
ランジスタ4,64の各ドレインが共通の出力ノードI
/Oに接続されている。
【0103】そして、非出力動作モード時には、第1の
制御信号VAは“L”レベル、また第1の制御信号VB
は“H”レベルとなっており、“1”データ出力動作に
入る時には、信号VBは“H”レベルを保ったまま、信
号VAが“L”レベルから“H”レベルへと変化する。
また、“0”データ出力動作に入る時には、信号VAが
“L”レベルを保ったまま、信号VBが“H”レベルか
ら“L”レベルへと変化するようになっている。
【0104】次に本実施例の動作を説明する。
【0105】まず、“1”データ出力時の場合は、上記
第1実施例と同様に、出力トランジスタ4がオンするま
では、系I1,I2の2系統で出力トランジスタ4のゲ
ートレベルであるコントロールノードVo1を電源電位
VCCから接地電位VSSに放電するが、出力トランジ
スタ4がオンしている期間中は、系I1のみの1系統で
ノードVo1の放電を行う。
【0106】また、“0”データ出力時の場合は、上記
第2実施例と同様に、出力トランジスタ64がオンする
までは、系I3,I4の2系統で出力トランジスタ64
のゲートレベルであるコントロールノードVo2を接地
電位VSSから電源電位VCCまで充電するが、出力ト
ランジスタ64がオンしている期間中は系I3のみの1
系統でノードVo2の充電を行う。
【0107】以上のように本実施例では、“1”データ
出力及び“0”データ出力のいずれの場合に関しても、
出力トランジスタがオンするまでは2系統でゲートレベ
ルの放電あるいは充電を行い、出力トランジスタがオン
してからは1系統のみでそのゲートレベルの放電あるい
は充電を行うことができる。
【0108】従って、“1”データ出力及び“0”デー
タ出力のいずれの場合に関しても、出力トランジスタが
オンする期間のみ、そのゲートレベルの時間変化の割合
を小さくすることができるため、出力トランジスタがオ
ンするまでのロスタイムの増加を防ぐことができる。
【0109】図13は、本発明の半導体集積回路の第4
実施例に係る出力段回路の構成を示す回路図であり、図
10と共通の要素には同一の符号を付し、その説明を省
略する。
【0110】本実施例の出力段回路は、上述した第2実
施例(図10)において、第1の制御信号VAを昇圧す
る昇圧回路71を設け、この昇圧回路71の出力電圧を
電源電位VCCの代わりとして前記P−MOS61,6
2aのソース側に供給する。加えて、出力トランジスタ
(N−MOS)64のドレインを電源電位VCCに接続
し、そのソースを出力ノードI/Oに接続し、さらに出
力トランジスタ(N−MOS)72を設け、そのドレイ
ンを前記出力ノードI/Oに接続し、ソースを接地電位
VSSに接続する。そして、この出力トランジスタ72
のゲートには前記第1の制御信号VAの反転信号VAバ
ーが供給されるようになっている。
【0111】本実施例の出力段回路によれば、第1の制
御信号VAの電位が“L”レベルの時には昇圧回路71
はVCCよりNch MOS Trのしきい値分だけ高
い電位が出力され、前記P−MOS61,62aのソー
ス側に供給される。
【0112】“0”データ出力時においては、第1の制
御信号VAは“L”レベルから“H”レベルに変化し、
N−MOS63がオンするため出力トランジスタ64が
オフする一方、トランジスタ72はオンする。従って、
出力ノードI/Oには“0”データが出力される。
【0113】“1”データ出力時においては、上記第2
実施例と同様に、第1の制御信号VAは“H”レベルか
ら“L”レベルに変化し、出力トランジスタ64がオン
するまでは、系I1,I2の2系統でコントロールノー
ドVo2を接地電位VSSから電源電位VCCまで充電
するが、出力トランジスタ64がオンしている期間中は
系I1のみの1系統でノードVo2の充電を行う。
【0114】従って、“1”データ出力の場合は、出力
トランジスタ64がオンする期間のみそのゲートレベル
の時間変化の割合を小さくすることができるため、上記
第2実施例と同様に、出力トランジスタ64がオンする
までのロスタイムの増加を抑えることができる。又、駆
動能力の比較的大きなNch Trを出力トランジスタ
64に用いる為高速化が達成できる。なお昇圧回路71
はTr64のしきい値落ちを防ぐ為のものである。
【0115】
【発明の効果】以上詳細に説明したように第1の発明に
よれば、出力トランジスタがオンする期間中のみコント
ロールノードの電位の時間変化の割合を小さくすること
ができるため、出力トランジスタがオンするまでのロス
タイムの増加を抑えつつ、出力ノイズを低減させること
が可能となる。
【0116】また、上記第1の発明において、放電用ト
ランジスタのオン時に、電位検出手段によりコントロー
ルノードの電位が所定レベルまで低下したことが検出さ
れたときに、第3のトランジスタをオフするように臨時
用放電回路を構成することにより、電位検出手段により
コントロールノードの電位を直接検知することができ、
臨時用放電回路における放電動作の停止をコントロール
ノードの所定レベルで正確に行うことが可能となる。従
って、より的確にロスタイムの増加を抑えつつ、出力ノ
イズを低減させることが可能となる。
【0117】第2の発明によれば、前記第1の発明と同
様の効果を有する。
【0118】第3の発明によれば、第1または第2の出
力トランジスタがオンする期間中のみ、それぞれ第1ま
たは第2のコントロールノードの電位の時間変化の割合
を小さくすることができるため、第1または第2出力ト
ランジスタがオンするまでのロスタイムの増加を抑えつ
つ、出力ノイズを低減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路の第1実施例に係る出
力段回路の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す出力段回路の具体的な構成を示す回
路図である。
【図3】第1実施例の動作タイミングチャートである。
【図4】第1実施例の第1変形例を示す出力段回路の回
路図である。
【図5】第1実施例の第2変形例を示す出力段回路の回
路図である。
【図6】第1実施例の他の変形例を示す出力段回路の回
路図である。
【図7】第1実施例の他の変形例を示す出力段回路の回
路図である。
【図8】第1実施例の他の変形例を示す出力段回路の回
路図である。
【図9】本発明の半導体集積回路の第2実施例に係る出
力段回路の概略構成を示すブロック図である。
【図10】図9に示す出力段回路の具体的な構成を示す
回路図である。
【図11】第2実施例の動作タイミングチャートであ
る。
【図12】本発明の半導体集積回路の第3実施例に係る
出力段回路の構成を示す回路図である。
【図13】本発明の半導体集積回路の第4実施例に係る
出力段回路の構成を示す回路図である。
【図14】従来の出力段回路の回路図である。
【図15】従来の出力段回路からチップ内部を見たとき
の等価回路の回路図である。
【符号の説明】
1,61 プリチャージ回路 2 放電用トランジスタ 3 臨時用放電回路 3a,62a 第1のトランジスタ 3b,3b´,62b 論理ゲート(インバータ) 3c,62c 第2のトランジスタ 3c´ 第3のトランジスタ 3d 電位検出手段(NANDゲート) 4,64 出力トランジスタ 61 充電用トランジスタ 62 臨時用充電回路 71 昇圧回路 VG1,VG2 第2の制御信号 VCC 電源電位 Vo1,Vo2 コントロールノード VA,VB 第1の制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/8234 27/088 H03K 19/003 Z H01L 27/08 102 J

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電源ノードまたは低電源ノードと出力
    ノードとの間に接続され、コントロールノードの電位に
    基づいてオン/オフ制御される出力トランジスタと、前
    記コントロールノードと低電源ノードとの間に接続さ
    れ、第1の制御信号に基づきオン/オフ制御される放電
    用トランジスタとを有する半導体集積回路において、 前記放電用トランジスタのオン時に該放電用トランジス
    タと共働して前記コントロールノードを放電し、該コン
    トロールノードの電位が所定レベルまで低下したタイミ
    ングで、その放電動作を停止する臨時用放電回路を設け
    たことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記臨時用放電回路は、前記コントロー
    ルノードと低電源ノードとの間に直列接続された第1及
    び第2のトランジスタと、前記第1の制御信号を入力し
    て前記コントロールノードの電位が前記所定レベルまで
    低下したタイミングで第2の制御信号を出力する論理ゲ
    ートとを有し、 前記第1及び第2のトランジスタのいずれか一方は、前
    記第1の制御信号に基づいて前記放電用トランジスタと
    同時にオン/オフ制御され、 前記第1及び第2のトランジスタのいずれかの他方は、
    前記放電用トランジスタのオフ時にオン状態にあり、前
    記放電用トランジスタのオン時に前記第2の制御信号に
    よりオフするように構成したことを特徴とする請求項1
    記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記臨時用放電回路は、前記コントロー
    ルノードの電位を検出する電位検出手段と、前記コント
    ロールノードと低電源ノードとの間に接続され前記電位
    検出手段の出力に基づいてオン/オフ制御される第3の
    トランジスタとを有し、 前記放電用トランジスタのオン時に、前記電位検出手段
    により前記コントロールノードの電位が前記所定レベル
    まで低下したことが検出されたときに、前記第3のトラ
    ンジスタをオフするように構成したことを特徴とする請
    求項1記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記電位検出手段は、前記第1の制御信
    号と前記コントロールノードの電位とが入力されるNA
    NDゲートで構成したことを特徴とする請求項3記載の
    半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 高電源ノードまたは低電源ノードと出力
    ノードとの間に接続され、コントロールノードの電位に
    基づいてオン/オフ制御される出力トランジスタと、高
    電源ノードと前記コントロールノードとの間に接続さ
    れ、第1の制御信号に基づいてオン/オフ制御される充
    電用トランジスタとを有する半導体集積回路において、 前記充電用トランジスタのオン時に該充電用トランジス
    タと共働して前記コントロールノードを充電し、該コン
    トロールノードの電位が所定レベルまで上昇したタイミ
    ングで、その充電動作を停止する臨時用充電回路を設け
    たことを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記臨時用充電回路は、高電源ノードと
    前記コントロールノードとの間に直列接続された第1及
    び第2のトランジスタと、前記第1の制御信号を入力し
    て前記コントロールノードの電位が前記所定レベルまで
    上昇したタイミングで第2の制御信号を出力する論理ゲ
    ートとを有し、 前記第1及び第2のトランジスタのいずれか一方は、前
    記第1の制御信号に基づいて前記充電用トランジスタと
    同時にオン/オフ制御され、 前記第1及び第2のトランジスタのいずれかの他方は、
    前記充電用トランジスタのオフ時にオン状態にあり、前
    記充電用トランジスタのオン時に前記第2の制御信号に
    よりオフするように構成したことを特徴とする請求項5
    記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 前記論理ゲートは、前記第1の制御信号
    を反転して前記第2の制御信号を出力するインバータで
    あることを特徴とする請求項2または6記載の半導体集
    積回路。
  8. 【請求項8】 前記第1の制御信号を昇圧する昇圧回路
    を設け、該昇圧回路の出力側と前記コントロールノード
    との間に、前記充電用トランジスタを接続すると共に前
    記第1及び第2のトランジスタを直列接続したことを特
    徴とする請求項6記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 前記コントロールノード電位の前記所定
    レベルは、前記出力トランジスタの閾値レベルであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の半導体
    集積回路。
  10. 【請求項10】 高電源ノードと出力ノードとの間に接
    続され、第1のコントロールノードの電位に基づいてオ
    ン/オフ制御される第1の出力トランジスタと、前記出
    力ノードと低電源ノードとの間に接続され、第2のコン
    トロールノードの電位に基づいて前記第1の出力トラン
    ジスタに対して相補的にオン/オフ制御される第2の出
    力トランジスタと、前記第1のコントロールノードと低
    電源ノードとの間に接続され、第1の制御信号に基づき
    オン/オフ制御される放電用トランジスタと、高電源ノ
    ードと前記第2のコントロールノードとの間に接続さ
    れ、第2の制御信号に基づいて前記放電用トランジスタ
    に対して相補的にオン/オフ制御される充電用トランジ
    スタとを有する半導体集積回路において、 前記放電用トランジスタのオン時に該放電用トランジス
    タと共働して前記第1のコントロールノードの電位を放
    電し、該第1のコントロールノードの電位が所定レベル
    まで低下したタイミングで、その放電動作を停止する臨
    時用放電回路と、 前記充電用トランジスタのオン時に該充電用トランジス
    タと共働して前記第2のコントロールノードを充電し、
    該第2のコントロールノードの電位が所定レベルまで上
    昇したタイミングで、その充電動作を停止する臨時用充
    電回路とを設けたことを特徴とする半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 前記第1のコントロールノードの電位
    の前記所定レベルは、前記第1の出力トランジスタの閾
    値レベルであり、前記第2のコントロールノードの電位
    の前記所定レベルは、前記第2の出力トランジスタの閾
    値レベルであることを特徴とする請求項10記載の半導
    体集積回路。
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