JPH0732052Y2 - サーマルプリンタ - Google Patents
サーマルプリンタInfo
- Publication number
- JPH0732052Y2 JPH0732052Y2 JP1988100882U JP10088288U JPH0732052Y2 JP H0732052 Y2 JPH0732052 Y2 JP H0732052Y2 JP 1988100882 U JP1988100882 U JP 1988100882U JP 10088288 U JP10088288 U JP 10088288U JP H0732052 Y2 JPH0732052 Y2 JP H0732052Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal head
- platen
- thermal
- line
- heating element
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Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 各種感熱.熱転写ラインプリンタに広く使用されるライ
ンサーマルヘッドの位置決め機構に関し、 軸架されたプラテンに対してサーマルヘッドに形成した
発熱素子の位置決めを容易することを目的とし、 枢着されたプラテンと、複数の発熱素子を媒体の搬送方
向と直交させて配列した印字面と前記発熱素子の配列方
向の平行線上に両端面から突出し設けたピンとを有する
サーマルヘッドと、一端が該サーマルヘッド側に固着さ
れ、他端が装置本体側に固着されてサーマルヘッドの印
字面を前記プラテンに押圧する押圧手段と、一端が前記
同じ装置本体側に固着され、他端に前記プラテンの軸を
回動自在に枢着する軸受け部と前記サーマルヘッドの印
字面が前記プラテンに対して接近、離間する方向に前記
サーマルヘッドの両端ピンを摺動可能に嵌合し且つ該ピ
ンの摺動によって前記印字面の摺動軌跡の延長線が前記
軸受け部の中心を通るように穿設した摺動溝とを有する
位置決め部材とで構成する 〔産業上の利用分野〕 本考案は、感熱、熱転写サーマルプリンタに係り、とく
にラインサーマルヘッドの位置決め機構に関する。
ンサーマルヘッドの位置決め機構に関し、 軸架されたプラテンに対してサーマルヘッドに形成した
発熱素子の位置決めを容易することを目的とし、 枢着されたプラテンと、複数の発熱素子を媒体の搬送方
向と直交させて配列した印字面と前記発熱素子の配列方
向の平行線上に両端面から突出し設けたピンとを有する
サーマルヘッドと、一端が該サーマルヘッド側に固着さ
れ、他端が装置本体側に固着されてサーマルヘッドの印
字面を前記プラテンに押圧する押圧手段と、一端が前記
同じ装置本体側に固着され、他端に前記プラテンの軸を
回動自在に枢着する軸受け部と前記サーマルヘッドの印
字面が前記プラテンに対して接近、離間する方向に前記
サーマルヘッドの両端ピンを摺動可能に嵌合し且つ該ピ
ンの摺動によって前記印字面の摺動軌跡の延長線が前記
軸受け部の中心を通るように穿設した摺動溝とを有する
位置決め部材とで構成する 〔産業上の利用分野〕 本考案は、感熱、熱転写サーマルプリンタに係り、とく
にラインサーマルヘッドの位置決め機構に関する。
最近、感熱.熱転写ラインプリンタにおいてはプリント
媒体である用紙を搬送するプラテンの外周に、ドットパ
ターン状に形成したサーマルヘッドの発熱素子を圧接
し、そのプラテン回転により用紙を発熱素子との間に搬
送して所要のドット字形を印字しているが、その発熱素
子の熱伝導を良好に保たせるためには発熱素子と用紙を
確実に密着させる必要があることから、サーマルヘッド
の発熱素子センターラインとプラテンのサーマルヘッド
接触ラインを一致させている。
媒体である用紙を搬送するプラテンの外周に、ドットパ
ターン状に形成したサーマルヘッドの発熱素子を圧接
し、そのプラテン回転により用紙を発熱素子との間に搬
送して所要のドット字形を印字しているが、その発熱素
子の熱伝導を良好に保たせるためには発熱素子と用紙を
確実に密着させる必要があることから、サーマルヘッド
の発熱素子センターラインとプラテンのサーマルヘッド
接触ラインを一致させている。
しかし、サーマルヘッド自体,およびそのサーマルヘッ
ドを保持する構成部材の寸法偏差により、上記の発熱素
子センターラインとプラテンのサーマルヘッド接触ライ
ンを一致させること困難であるため、プラテンとの位置
調整が容易となる新しいラインサーマルヘッドの位置決
め機構が要求されている。
ドを保持する構成部材の寸法偏差により、上記の発熱素
子センターラインとプラテンのサーマルヘッド接触ライ
ンを一致させること困難であるため、プラテンとの位置
調整が容易となる新しいラインサーマルヘッドの位置決
め機構が要求されている。
従来広く使用されているラインサーマルヘッドの位置決
め機構は、第5図に示す媒体の搬送方向、即ち矢印Aに
対して直交方向にドットパターン状の発熱素子4−1を
形成して印字面4aを設けたサーマルヘッド4に、第3図
の(a)に示すようにU字形に成形した板バネ7が印字
面4aと対向する反対側の面に固着されている。また、
(b)図に示すようにサーマルヘッド4を内側に挿入で
きるコ字形に成形して、対向する両側辺にプラテン5の
軸部5−2が嵌入できる幅の摺動溝6−1を、(b)図
に示すようにサーマルヘッド4を固着する面に対して垂
直に設けて、そのブラケット6の内側に前記印字面4aが
開口側となるように上記サーマルヘッド4を締着してい
る。
め機構は、第5図に示す媒体の搬送方向、即ち矢印Aに
対して直交方向にドットパターン状の発熱素子4−1を
形成して印字面4aを設けたサーマルヘッド4に、第3図
の(a)に示すようにU字形に成形した板バネ7が印字
面4aと対向する反対側の面に固着されている。また、
(b)図に示すようにサーマルヘッド4を内側に挿入で
きるコ字形に成形して、対向する両側辺にプラテン5の
軸部5−2が嵌入できる幅の摺動溝6−1を、(b)図
に示すようにサーマルヘッド4を固着する面に対して垂
直に設けて、そのブラケット6の内側に前記印字面4aが
開口側となるように上記サーマルヘッド4を締着してい
る。
そして、ブラケット6の摺動溝6−1を、図示していな
い装置フレームに軸架したプラテン5の軸部5−2に嵌
入し、ブラケット6を矢印B方向に移動するとプラテン
5のローラ部5−1に、発熱素子4−1のセンターライ
ンが接触するようにサーマルヘッド4の位置を調整す
る。そのサーマルヘッド4に固着した板バネ7の他端を
装置本体1に係着することにより、サーマルヘッド4を
矢印B方向に付勢してその印字面4aが矢印A方向に媒体
2を搬送するプラテン5のローラ部5−1外周に圧接す
るよう構成されている。
い装置フレームに軸架したプラテン5の軸部5−2に嵌
入し、ブラケット6を矢印B方向に移動するとプラテン
5のローラ部5−1に、発熱素子4−1のセンターライ
ンが接触するようにサーマルヘッド4の位置を調整す
る。そのサーマルヘッド4に固着した板バネ7の他端を
装置本体1に係着することにより、サーマルヘッド4を
矢印B方向に付勢してその印字面4aが矢印A方向に媒体
2を搬送するプラテン5のローラ部5−1外周に圧接す
るよう構成されている。
また、他の従来例としては、第4図に示すように軸架し
たプラテン5の中心に対して媒体2の送り,即ち矢印A
方向に、第5図のサーマルヘッド4の媒体送り方向側端
面と発熱素子4−1のセンターラインの間隔“P"と等し
い距離“S"の位置にストッパ8を装置本体1より突出さ
せ、サーマルヘッド4の媒体送り方向側端面がそのスト
ッパ8に当接させるとともにその印字面4aがプラテン5
のローラ部5−1に圧接するように、U字形に成形した
板バネ7を介してサーマルヘッド4を装置本体1に取着
している。
たプラテン5の中心に対して媒体2の送り,即ち矢印A
方向に、第5図のサーマルヘッド4の媒体送り方向側端
面と発熱素子4−1のセンターラインの間隔“P"と等し
い距離“S"の位置にストッパ8を装置本体1より突出さ
せ、サーマルヘッド4の媒体送り方向側端面がそのスト
ッパ8に当接させるとともにその印字面4aがプラテン5
のローラ部5−1に圧接するように、U字形に成形した
板バネ7を介してサーマルヘッド4を装置本体1に取着
している。
さらに、特開昭62−144961「感熱ラインプリンタ」で示
されるように、上記発熱素子のセンターラインが装置本
体に軸架されたプラテンの下部で対向するように、ヘッ
ドアームシャフトを支点にして一対の対向するヘッドア
ームによりヘッドアームを上下方向に摺動可能に支持さ
れて、そのサーマルヘッドをバネ等の弾性体を内蔵する
コネクティングロッドを介してクランクアームにて上下
に移動して、常に一定の押圧力でプラテンの外周に圧接
するように構成されている。
されるように、上記発熱素子のセンターラインが装置本
体に軸架されたプラテンの下部で対向するように、ヘッ
ドアームシャフトを支点にして一対の対向するヘッドア
ームによりヘッドアームを上下方向に摺動可能に支持さ
れて、そのサーマルヘッドをバネ等の弾性体を内蔵する
コネクティングロッドを介してクランクアームにて上下
に移動して、常に一定の押圧力でプラテンの外周に圧接
するように構成されている。
以上説明した従来のラインサーマルヘッドの位置決め機
構で問題となるのは、発熱素子の熱伝導を良好に保って
所要のドット字形を正確に印字するには、発熱素子と用
紙を確実に密着させることが必要である。そのために、
組立時に発熱素子のセンターラインがプラテンのローラ
部に圧接するよう調整しているが、サーマルヘッド自
体,およびそのサーマルヘッドを保持する構成部材の寸
法偏差により、その調整が困難で印字されたドット字形
の信頼性を低下させるという問題が生じている。
構で問題となるのは、発熱素子の熱伝導を良好に保って
所要のドット字形を正確に印字するには、発熱素子と用
紙を確実に密着させることが必要である。そのために、
組立時に発熱素子のセンターラインがプラテンのローラ
部に圧接するよう調整しているが、サーマルヘッド自
体,およびそのサーマルヘッドを保持する構成部材の寸
法偏差により、その調整が困難で印字されたドット字形
の信頼性を低下させるという問題が生じている。
本考案は上記のような問題点に鑑み、軸架されたプラテ
ンに対してサーマルヘッドに形成した発熱素子の位置決
めを容易することができる新しいラインサーマルヘッド
位置決め機構を有するサーマルプリンタの提供を目的と
する。
ンに対してサーマルヘッドに形成した発熱素子の位置決
めを容易することができる新しいラインサーマルヘッド
位置決め機構を有するサーマルプリンタの提供を目的と
する。
本考案は、第2図に示すように媒体と接触する印字面14
aにドットパターン状の発熱素子14−1を媒体の搬送方
向に対して直交方向に埋設し、その発熱素子14−1のセ
ンターラインを位置決めする細径のピン14−2を、前記
センターラインが移動する方向の平行線上で発熱素子14
−1の配列方向両端面より突出させたサーマルヘッド14
と、第1図に示すように中央部に媒体2を搬送するロー
ラ部5−1を設けて、両端より軸部5−2を突出させた
プラテン5と、プラテン5の軸部5−2を挿入する軸受
け部16−1を一方に穿設し、その軸受け部16−1の中心
を通る線上の他方に上記サーマルヘッド14のピン14−2
が摺動する摺動溝16−2を設けた位置決め部材16と、サ
ーマルヘッド14を圧接方向に付勢する押圧手段,例えば
U字形の板バネ7とからなり、 上記位置決め部材16を一定の間隔で平行に配設してその
軸受け部16−1にプラテン5の軸部5−2を挿入するこ
とにより回動自在に軸架し、摺動溝16−2に上記サーマ
ルヘッド14のピン14−2を挿入して、サーマルヘッド14
と装置本体1の間に板バネ7を介在させることにより、
サーマルヘッド14の印字面14aがプラテン5のローラ部
5−1外周に圧接するように構成される。
aにドットパターン状の発熱素子14−1を媒体の搬送方
向に対して直交方向に埋設し、その発熱素子14−1のセ
ンターラインを位置決めする細径のピン14−2を、前記
センターラインが移動する方向の平行線上で発熱素子14
−1の配列方向両端面より突出させたサーマルヘッド14
と、第1図に示すように中央部に媒体2を搬送するロー
ラ部5−1を設けて、両端より軸部5−2を突出させた
プラテン5と、プラテン5の軸部5−2を挿入する軸受
け部16−1を一方に穿設し、その軸受け部16−1の中心
を通る線上の他方に上記サーマルヘッド14のピン14−2
が摺動する摺動溝16−2を設けた位置決め部材16と、サ
ーマルヘッド14を圧接方向に付勢する押圧手段,例えば
U字形の板バネ7とからなり、 上記位置決め部材16を一定の間隔で平行に配設してその
軸受け部16−1にプラテン5の軸部5−2を挿入するこ
とにより回動自在に軸架し、摺動溝16−2に上記サーマ
ルヘッド14のピン14−2を挿入して、サーマルヘッド14
と装置本体1の間に板バネ7を介在させることにより、
サーマルヘッド14の印字面14aがプラテン5のローラ部
5−1外周に圧接するように構成される。
本考案では、装置本体1に一端を固着し他端にはプラテ
ン5の軸部5−2を回動自在に枢着する位置決め部材16
を設け、さらにサーマルヘッド14の印字面がプラテン5
の軸部5−2に対して接近、離間する方向に摺動可能な
ようにサーマルヘッド14の両端ピン14−2のそれぞれと
嵌合し、かつ該ピンの摺動による前記印字面の摺動軌跡
の延長線がプラテン5の軸部5−2の中心を通るように
設けた摺動溝16−2と、同じ装置本体1に一端を取着し
他端を前記サーマルヘッド14に取着して印字面を前記プ
ラテン5に対し押圧するための押圧手段7、例えばU字
形の板ばねとを有して構成することにより、一定の間隔
に離間して配設した位置決め部材16は、プラテン5の軸
部5−2を挿入する軸受け部16−1とサーマルヘッド14
のピン14−2をガイドする摺動溝16−2が一直線上に設
けられているので、摺動溝16−2にピン14−2を挿入し
て押圧方向に移動するサーマルヘッド14の発熱素子14−
1センターは、軸受け部16−1で回動自在に軸架したプ
ラテン5の回動中心に向かって移動する。
ン5の軸部5−2を回動自在に枢着する位置決め部材16
を設け、さらにサーマルヘッド14の印字面がプラテン5
の軸部5−2に対して接近、離間する方向に摺動可能な
ようにサーマルヘッド14の両端ピン14−2のそれぞれと
嵌合し、かつ該ピンの摺動による前記印字面の摺動軌跡
の延長線がプラテン5の軸部5−2の中心を通るように
設けた摺動溝16−2と、同じ装置本体1に一端を取着し
他端を前記サーマルヘッド14に取着して印字面を前記プ
ラテン5に対し押圧するための押圧手段7、例えばU字
形の板ばねとを有して構成することにより、一定の間隔
に離間して配設した位置決め部材16は、プラテン5の軸
部5−2を挿入する軸受け部16−1とサーマルヘッド14
のピン14−2をガイドする摺動溝16−2が一直線上に設
けられているので、摺動溝16−2にピン14−2を挿入し
て押圧方向に移動するサーマルヘッド14の発熱素子14−
1センターは、軸受け部16−1で回動自在に軸架したプ
ラテン5の回動中心に向かって移動する。
そのため、板バネ7によりサーマルヘッド14をプラテン
5の方向に付勢すると、発熱素子14−1のセンターライ
ンが自動的に軸架したプラテン5のローラ部5−1外周
に圧接するのでサーマルヘッド14の位置決めが容易とな
る。
5の方向に付勢すると、発熱素子14−1のセンターライ
ンが自動的に軸架したプラテン5のローラ部5−1外周
に圧接するのでサーマルヘッド14の位置決めが容易とな
る。
以下第1図および第2図について本考案の実施例を説明
する。
する。
第1図(a)(b)は本実施例によるラインサーマルヘ
ッドの位置決め機構を示す図,第2図は本実施例のサー
マルヘッドの破断斜視図を示し、図中において、第2図
と同一部材には同一記号が付してあるが、その他の14は
媒体に情報を転写するサーマルヘッド、16はサーマルヘ
ッドとプラテンの相対位置を決める位置決め部材であ
る。サーマルヘッド14は、第2図に示すように、方形に
成形されたセラミック基板の媒体と接触する印字面14a
に、ドットパターン状の発熱素子14−1を従来と同様に
媒体の搬送方向,即ち矢印Aに対して直交方向に埋設し
て、その配列方向両端面に発熱素子14−1のセンターラ
インを位置決めする細径のピン14−2を、前記センター
ラインが移動する方向,即ち印字面14aに対して垂直方
向の平行線上で突出させたものである。
ッドの位置決め機構を示す図,第2図は本実施例のサー
マルヘッドの破断斜視図を示し、図中において、第2図
と同一部材には同一記号が付してあるが、その他の14は
媒体に情報を転写するサーマルヘッド、16はサーマルヘ
ッドとプラテンの相対位置を決める位置決め部材であ
る。サーマルヘッド14は、第2図に示すように、方形に
成形されたセラミック基板の媒体と接触する印字面14a
に、ドットパターン状の発熱素子14−1を従来と同様に
媒体の搬送方向,即ち矢印Aに対して直交方向に埋設し
て、その配列方向両端面に発熱素子14−1のセンターラ
インを位置決めする細径のピン14−2を、前記センター
ラインが移動する方向,即ち印字面14aに対して垂直方
向の平行線上で突出させたものである。
位置決め部材16は、第1図の(a)に示すように、プラ
テン5の軸部5−2が挿入して回転できる軸受け部16−
1を穿設して、その軸受け部16−1の中心を通る線上に
上記サーマルヘッド14のピン14−2が摺動する摺動溝16
−2を設けた耐摩耗性を有する金属より形成したもので
ある。
テン5の軸部5−2が挿入して回転できる軸受け部16−
1を穿設して、その軸受け部16−1の中心を通る線上に
上記サーマルヘッド14のピン14−2が摺動する摺動溝16
−2を設けた耐摩耗性を有する金属より形成したもので
ある。
上記部材を使用したラインサーマルヘッドの位置決め機
構は、第1図の(b)に示すように装置本体1に摺動溝
16−2側を固着して一定間隔で平行に配設した位置決め
部材16の軸受け部16−1に、従来と同様に形成したプラ
テン5の軸部5−2を挿入することにより回動自在に軸
架し、(b)図に示すように位置決め部材16の摺動溝16
−2にサーマルヘッド14のピン14−2を挿入して、プラ
テン5と装置本体1の間にサーマルヘッド14を配設す
る。
構は、第1図の(b)に示すように装置本体1に摺動溝
16−2側を固着して一定間隔で平行に配設した位置決め
部材16の軸受け部16−1に、従来と同様に形成したプラ
テン5の軸部5−2を挿入することにより回動自在に軸
架し、(b)図に示すように位置決め部材16の摺動溝16
−2にサーマルヘッド14のピン14−2を挿入して、プラ
テン5と装置本体1の間にサーマルヘッド14を配設す
る。
そして、サーマルヘッド14と装置本体1の間に従来と同
様U字形に成形した板バネ7を介在させることにより、
サーマルヘッド14を矢印B方向に付勢してその印字面14
aの発熱素子センターラインをプラテン5のローラ部5
−1外周に圧接するよう構成している。
様U字形に成形した板バネ7を介在させることにより、
サーマルヘッド14を矢印B方向に付勢してその印字面14
aの発熱素子センターラインをプラテン5のローラ部5
−1外周に圧接するよう構成している。
その結果、サーマルヘッド14の発熱素子14−1センター
は回動自在に軸架したプラテン5の回動中心に向かって
移動するので、発熱素子14−1センターラインを自動的
にプラテン5のローラ部5−1外周に圧接させることで
きる。
は回動自在に軸架したプラテン5の回動中心に向かって
移動するので、発熱素子14−1センターラインを自動的
にプラテン5のローラ部5−1外周に圧接させることで
きる。
以上、図示実施例に基づき説明したが、本考案は上記実
施例の態様のみに限定されるものでなく、例えば位置決
め部材16の固着は、プラテン5を軸架したフレームに軸
受け部16−1側を固着しても良い。
施例の態様のみに限定されるものでなく、例えば位置決
め部材16の固着は、プラテン5を軸架したフレームに軸
受け部16−1側を固着しても良い。
以上の説明から明らかなように本考案によれば極めて簡
単な機構で、サーマルヘッドの発熱素子センターライン
が自動的にプラテンの外周に圧接する等の利点があり、
著しい経済的及び、信頼性向上の効果が期待できるライ
ンサーマルヘッドの位置決め機構を提供することができ
る。
単な機構で、サーマルヘッドの発熱素子センターライン
が自動的にプラテンの外周に圧接する等の利点があり、
著しい経済的及び、信頼性向上の効果が期待できるライ
ンサーマルヘッドの位置決め機構を提供することができ
る。
第1図は本考案の一実施例によるラインサーマルヘッド
位置決め機構を示す図、 第2図は本実施例のサーマルヘッドを示す破断斜視図、 第3図は従来のラインサーマルヘッド位置決め機構を示
す図、 第4図は他の従来例を示す正面図、 第5図は従来のサーマルヘッドを示す破断斜視図であ
る。 図において、 1は装置本体、2は媒体、5はプラテン、5−1はロー
ラ部、5−2は軸部、7は板バネ、14はサーマルヘッ
ド、14aは印字面、14−1は発熱素子、14−2はピン、1
6は位置決め部材、16−1は軸受け部、16−2は摺動
溝、 を示す。
位置決め機構を示す図、 第2図は本実施例のサーマルヘッドを示す破断斜視図、 第3図は従来のラインサーマルヘッド位置決め機構を示
す図、 第4図は他の従来例を示す正面図、 第5図は従来のサーマルヘッドを示す破断斜視図であ
る。 図において、 1は装置本体、2は媒体、5はプラテン、5−1はロー
ラ部、5−2は軸部、7は板バネ、14はサーマルヘッ
ド、14aは印字面、14−1は発熱素子、14−2はピン、1
6は位置決め部材、16−1は軸受け部、16−2は摺動
溝、 を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−240563(JP,A) 実開 昭62−22843(JP,U) 実開 昭59−76351(JP,U) 実開 昭62−11636(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】枢着されたプラテンと、 複数の発熱素子を媒体の搬送方向と直交させて配列した
印字面と前記発熱素子の配列方向の平行線上に両端面か
ら突出し設けたピンとを有するサーマルヘッドと、 一端が該サーマルヘッド側に固着され、他端が装置本体
側に固着されてサーマルヘッドの印字面を前記プラテン
に押圧する押圧手段と、 一端が前記同じ装置本体側に固着され、他端に前記プラ
テンの軸を回動自在に枢着する軸受け部と前記サーマル
ヘッドの印字面が前記プラテンに対して接近、離間する
方向に前記サーマルヘッドの両端ピンを摺動可能に嵌合
し且つ該ピンの摺動によって前記印字面の摺動軌跡の延
長線が前記軸受け部の中心を通るように穿設した摺動溝
とを有する位置決め部材とからなることを特徴とするサ
ーマルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988100882U JPH0732052Y2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | サーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988100882U JPH0732052Y2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | サーマルプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0222835U JPH0222835U (ja) | 1990-02-15 |
JPH0732052Y2 true JPH0732052Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=31329365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988100882U Expired - Fee Related JPH0732052Y2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | サーマルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732052Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5976351U (ja) * | 1982-11-17 | 1984-05-23 | 株式会社リコー | サ−マルヘツドの位置決め装置 |
JPS6211636U (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-24 | ||
JPS6222843U (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-12 | ||
JPS62240563A (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-21 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | 記録装置 |
-
1988
- 1988-07-28 JP JP1988100882U patent/JPH0732052Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0222835U (ja) | 1990-02-15 |
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