JPH07320080A - 図形編集装置 - Google Patents

図形編集装置

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Publication number
JPH07320080A
JPH07320080A JP6107320A JP10732094A JPH07320080A JP H07320080 A JPH07320080 A JP H07320080A JP 6107320 A JP6107320 A JP 6107320A JP 10732094 A JP10732094 A JP 10732094A JP H07320080 A JPH07320080 A JP H07320080A
Authority
JP
Japan
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data
line segment
branch
graphic
branched
Prior art date
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Pending
Application number
JP6107320A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Tanaka
敏 田中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6107320A priority Critical patent/JPH07320080A/ja
Publication of JPH07320080A publication Critical patent/JPH07320080A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 図形編集装置において、分岐した線分の作図
を簡単な操作で効率良く行えるようにする。 【構成】 編集画面上で選択した線分上に、分岐の始点
を設定する手段と、設定された始点から新たに分岐した
線分を作成する手段と、新たに分岐させた線分上にも分
岐の始点を設定する手段と、新たに分岐させた線分上に
設定された始点からさらに分岐した線分を作成する手段
と、分岐させた線分をもとの線分に沿って移動させる手
段と、分岐させた線分を拡大、縮小させる手段を有す
る。 【効果】 分岐した線分を作図する際に複数の線分を組
み合わせる必要がないため、効率のよい作図が可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画面上で線分や多角形な
どの図形を作成、編集する図形編集装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般のコンピュータシステムで構成さ
れ、画面上でマウスなどのポインティングデバイスを用
いてカーソルを操作し、図形の作成、および編集を行う
従来の図形編集装置においては、通常、線分の作成機能
を備えているものが一般的である。図21に従来の図形
編集装置における編集画面の例を示す。ユーザーはマウ
スなどのポインティングデバイスを用いて、画面上に表
示されるカーソル1を操作し、各種図形の作成、移動、
拡大、縮小などを行う。
【0003】このような図形編集装置において、分岐し
た線分を作図する場合を考える。図22は分岐した線分
の作成例である。ここではある項目を分類していること
を示すためにくし型に分岐された線分2を作成してい
る。このような線分を作成する場合、従来はあらかじめ
作成しておいた複数の線分を組み合わせるほかに方法が
なかった。
【0004】図23〜図26に従来の図形編集装置にお
ける分岐した線分の作成時の編集画面の例を示す。図2
3であらかじめ複数の線分を作成しておき、そのうちの
1つにカーソル1を合わせ、選択する(図24)。なお
選択された線分の両端には、選択されたことを示すマー
クが表示される。線分を選択したまま移動させ(図2
5)、その一端を別の線分上に重ね合せることによって
一本の分岐した線分の作成が完了する(図26)。図2
2に示した線分2を作成する場合にはこのような操作を
複数回繰り返す必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の作成
方法では、複数の線分の作成、および組み合わせといっ
た二段階の操作が必要であり、特に線分の組み合わせの
際にはある線分の一端を他の線分上に正確に重ねるとい
う非常に緻密な操作が要求される。また細い線分を編集
する場合や、編集画面の解像度が低い場合、編集画面上
で線分を正確に重ねたつもりでも印刷結果が図27の
(a)や(b)のように正確に分岐した線分にならない
といった問題が生じる。したがって特に分岐した線分を
多数作成する場合、効率のよい作図ができなかった。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、分岐
した線分の作図を簡単な操作で効率良く行える図形編集
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の図形編集装置は、座標データを入力する手
段と、データの入力を制御する手段と、座標データを抽
出する手段と、抽出した座標データを分析し、入力され
たデータの処理を制御する手段と、線分を分岐させる際
に、分岐の始点の設定を行う手段と、線分の分岐設定時
に入力されたデータを、設定された分岐の始点を基点と
する線分のデータとして処理する手段と、座標データを
図形データに変換する手段と、データを格納する手段
と、作成された図形データを表示するための処理を行う
手段と、処理された図形データや、入力の設定を表示す
る手段とを有する構成にしたものである。
【0008】さらに本発明は、前記の分岐の始点の設定
を行う手段、および線分の分岐設定時に入力されたデー
タを、設定された分岐の始点を基点とする線分のデータ
として処理する手段において、新たに分岐させた線分上
にも分岐の始点を設定する手段と、新たに分岐させた線
分上に設定された始点を基点としてさらに分岐させた線
分を作成する手段とを有する構成にしたものである。
【0009】さらに、本発明は、分岐させた線分をもと
の線分に沿って移動させる手段を有する構成にしたもの
であり、また、分岐させた線分を拡大、縮小させる手段
を有する構成にしたものである。
【0010】
【作用】本発明では前記の構成により、複数の線分を組
み合わせる操作なしに、線分上に設定された分岐の始点
を基点として、分岐した線分の作成を行うことができる
ので、分岐した線分を多数作成する場合、効率のよい作
業が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図を用いて
説明する。図1は本発明の一実施例における図形編集装
置の機能を示す機能ブロック図である。図1において、
3は図形の作成、編集時に必要な座標データを入力する
ためのデータ入力部、4は設定に応じてデータ入力部3
からのデータの入力を制御する入力制御部、5は入力制
御部4によって制御され、データ入力部3から座標デー
タを抽出するデータ抽出部、6は抽出した座標データを
分析し、入力されたデータの処理を制御するデータ処理
制御部、7は線分を分岐させる際に、分岐の始点となる
ポインタの設定を行う分岐設定部、8は線分の分岐設定
時に入力されたデータの処理を制御する分岐処理制御
部、9はデータ処理制御部6および分岐処理制御部8に
よって制御され、入力データを必要な図形データに変換
するデータ処理部、10はデータを格納するデータ記憶
部、11は作成された図形データを表示するために必要
なデータ処理を行う表示データ処理部、12は表示デー
タ処理部11によって処理された図形データや、入力の
設定などを表示するデータ表示部である。
【0012】図2は本発明の一実施例における図形編集
装置のハードウェア構成を示す装置ブロック図である。
13はテキストやコマンドを入力するキーボード、14
はマウスなどで構成され、図形の作成、編集などに用い
るポインティングデバイスである。リードオンリメモリ
15には中央演算処理装置16によって実行される図形
編集プログラムが格納されている。ランダムアクセスメ
モリ17にはプログラムで使用する記憶領域や、図形デ
ータの一時記憶領域が割り当てられる。18は作成され
た図形データや各種の設定を保存する外部記憶装置であ
り、19は、CRTや液晶ディスプレイなどで構成さ
れ、図形データや、プログラムの実行結果などを表示す
る表示装置である。
【0013】以下、本発明の一実施例における制御手順
について、線分作成時の編集画面を示す図3〜図20を
もとに説明する。なお本説明ではポインティングデバイ
ス14としてマウスを使用するものとする。
【0014】図22に示した線分2を作成する場合を考
える。ユーザーがマウスを用いて分岐させたい線分にカ
ーソル1を合わせてマウスボタンを押し、選択すると、
入力制御部4がその時点での座標データを抽出するよう
にデータ抽出部5を制御する。抽出されたデータをデー
タ処理制御部6が分析し、その座標が線分上のものであ
ることを検知すると、線分を選択した操作と判断し、該
当する線分のデータに対する変更の入力を待つ。そして
表示データ処理部11を介して、データ表示部12は線
分が選択されたことを示すマークを表示する(図3)。
ユーザーが特定の操作(ここではキーボード13のシフ
トキーを押すものとする)を行うことにより、分岐設定
部7は選択された線分の両端と中点の位置に分岐用のポ
インタを設定、表示する(図4)。なお本説明ではポイ
ンタの設定位置は線分の両端、および中点であるとして
いるが、線分上であればポインタの位置、数、および表
示方法は自由である。ユーザーが線分上に表示されたポ
インタにカーソル1を合わせ(図5)、マウスボタンを
押すと、データ処理制御部6はカーソルの位置がポイン
タ上にあることを検知し、分岐処理制御部8は以後の入
力データをポインタを始点とする線分のデータとして処
理するようデータ処理部9を制御する。ユーザーがマウ
スボタンを押したままカーソル1を移動させ(以下この
操作をドラッグと呼ぶ)、適当な箇所でボタンを離す
と、データ処理制御部6はボタンを離した時点での座標
をデータ処理部9に渡し、データ処理部9はその座標を
線分の終点として処理し、分岐した線分が作成、表示さ
れる(図6、図7)。
【0015】次に分岐させた線分を選択した状態(図
8)で、ユーザーがキーボード13のシフトキーを押す
と、もとの線分の場合と同様に分岐させた線分にも分岐
用のポインタが表示される(図9)。ユーザーがこのポ
インタをドラッグする(図10)と、さらにポインタを
始点とした線分が作成、表示される(図11)。さらに
シフトキーを押し(図12)、別のポインタをドラッグ
する(図13)ことにより図14のような線分が作成さ
れる。
【0016】次にユーザーが分岐させた線分にカーソル
1を合わせ、マウスボタンを押して選択すると、データ
処理制御部6は抽出されたデータから選択対象の線分が
分岐されたものであることを検知し、対象の線分に対す
る変更の入力を待つ。ユーザーがそのまま選択した線分
をドラッグする(図15)と、データ処理部9はデータ
処理制御部6からの制御を受け、マウスボタンを押した
地点と離した地点の座標データからもとの線分に平行な
移動距離を算出し、その結果から移動した線分のデータ
を作成し、データ表示部12は移動後の線分を表示する
(図16)。以上の操作で線分20の作成が完了する
(図17)。
【0017】またユーザーが分岐された線分の選択マー
クにカーソル1をあわせ、マウスボタンを押すと、デー
タ処理制御部6は対象となる線分、およびそれから分岐
された線分に対する変更の入力を待つ。ユーザーがその
まま選択マークをドラッグする(図18)と、データ処
理部9はデータ処理制御部6からの制御を受け、マウス
ボタンを離した地点の座標データを線分の終点として処
理する。そして対象となる線分のデータを新たに作成
し、それをもとに分岐された線分についてもその移動量
を算出し、新たにデータの作成を行う。そしてデータ表
示部12が処理結果を表示することにより、分岐させた
線分の拡大、縮小が行われる(図19,図20)。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の図形編集装置で
は、簡単な操作を付加することにより、従来は二段階の
操作が要求された複数の線分の作成と組み合わせを同時
に行うことが可能である。したがって特に数多く分岐し
た線分を作成、編集する場合などに効率の良い作業が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の図形編集装置の機能を示す
機能ブロック図
【図2】本発明の一実施例の図形編集装置のハードウェ
ア構成を示す装置ブロック図
【図3】本発明の一実施例の図形編集装置における編集
画面を示す図(その1)
【図4】本発明の一実施例の図形編集装置における編集
画面を示す図(その2)
【図5】本発明の一実施例の図形編集装置における編集
画面を示す図(その3)
【図6】本発明の一実施例の図形編集装置における編集
画面を示す図(その4)
【図7】本発明の一実施例の図形編集装置における編集
画面を示す図(その5)
【図8】本発明の一実施例の図形編集装置における編集
画面を示す図(その6)
【図9】本発明の一実施例の図形編集装置における編集
画面を示す図(その7)
【図10】本発明の一実施例の図形編集装置における編
集画面を示す図(その8)
【図11】本発明の一実施例の図形編集装置における編
集画面を示す図(その9)
【図12】本発明の一実施例の図形編集装置における編
集画面を示す図(その10)
【図13】本発明の一実施例の図形編集装置における編
集画面を示す図(その11)
【図14】本発明の一実施例の図形編集装置における編
集画面を示す図(その12)
【図15】本発明の一実施例の図形編集装置における編
集画面を示す図(その13)
【図16】本発明の一実施例の図形編集装置における編
集画面を示す図(その14)
【図17】本発明の一実施例の図形編集装置における編
集画面を示す図(その15)
【図18】本発明の一実施例の図形編集装置における編
集画面を示す図(その16)
【図19】本発明の一実施例の図形編集装置における編
集画面を示す図(その17)
【図20】本発明の一実施例の図形編集装置における編
集画面を示す図(その18)
【図21】従来の図形編集装置における編集画面の一例
を示す図
【図22】分岐した線分の作成例を示す図
【図23】従来の図形編集装置における分岐した線分を
作成する際の編集画面を示す図(その1)
【図24】従来の図形編集装置における分岐した線分を
作成する際の編集画面を示す図(その2)
【図25】従来の図形編集装置における分岐した線分を
作成する際の編集画面を示す図(その3)
【図26】従来の図形編集装置における分岐した線分を
作成する際の編集画面を示す図(その4)
【図27】従来の図形編集装置における印刷結果の例を
示す図
【符号の説明】
1 カーソル 2 くし型に分岐された線分 3 データ入力部 4 入力制御部 5 データ抽出部 6 データ処理制御部 7 分岐設定部 8 分岐処理制御部 9 データ処理部 10 データ記憶部 11 表示データ処理部 12 データ表示部 13 キーボード 14 ポインティングデバイス 15 リードオンリメモリ 16 中央処理演算装置 17 ランダムアクセスメモリ 18 外部記憶装置 19 表示装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標データを入力する手段と、データの
    入力を制御する手段と、座標データを抽出する手段と、
    抽出した座標データを分析し、入力されたデータの処理
    を制御する手段と、線分を分岐させる際に、分岐の始点
    の設定を行う手段と、線分の分岐設定時に入力されたデ
    ータを、設定された分岐の始点を基点とする線分のデー
    タとして処理する手段と、座標データを図形データに変
    換する手段と、データを格納する手段と、作成された図
    形データを表示するための処理を行う手段と、処理され
    た図形データや、入力の設定を表示する手段とを有する
    ことを特徴とする図形編集装置。
  2. 【請求項2】 前記の分岐の始点の設定を行う手段、お
    よび線分の分岐設定時に入力されたデータを、設定され
    た分岐の始点を基点とする線分のデータとして処理する
    手段において、新たに分岐させた線分上にも分岐の始点
    を設定する手段と、新たに分岐させた線分上に設定され
    た始点を基点としてさらに分岐させた線分を作成する手
    段とを有することを特徴とした請求項1記載の図形編集
    装置。
  3. 【請求項3】 分岐させた線分をもとの線分に沿って移
    動させる手段を有することを特徴とした請求項1記載の
    図形編集装置。
  4. 【請求項4】 分岐させた線分を拡大、縮小させる手段
    を有することを特徴とした請求項1記載の図形編集装
    置。
JP6107320A 1994-05-23 1994-05-23 図形編集装置 Pending JPH07320080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6107320A JPH07320080A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 図形編集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6107320A JPH07320080A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 図形編集装置

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JPH07320080A true JPH07320080A (ja) 1995-12-08

Family

ID=14456082

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6107320A Pending JPH07320080A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 図形編集装置

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JP (1) JPH07320080A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000052433A (ko) * 1998-12-08 2000-08-25 가나이 쓰토무 2차원 형상 그리기 시스템

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000052433A (ko) * 1998-12-08 2000-08-25 가나이 쓰토무 2차원 형상 그리기 시스템

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