JPH07319463A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH07319463A
JPH07319463A JP6133774A JP13377494A JPH07319463A JP H07319463 A JPH07319463 A JP H07319463A JP 6133774 A JP6133774 A JP 6133774A JP 13377494 A JP13377494 A JP 13377494A JP H07319463 A JPH07319463 A JP H07319463A
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playing
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flag
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Yuichi Sawada
雄一 澤田
Kazuya Yanase
和也 柳瀬
Yasuhiro Takenaka
康弘 竹中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動演奏機能と自動伴奏機能とを合わせ持つ電
子楽器などにおける操作性の向上にあり、各機能の動作
開始と動作停止とをそれぞれ独立して個別的に制御する
ことができようにして、変化に富んだ演奏を行うことが
できるようにする。 【構成】所望の演奏データに基づき演奏を行う第一の演
奏手段と、所望の演奏データに基づき演奏を行う第二の
演奏手段と、第一の演奏手段に対して演奏開始を指示す
る第一の操作子と、第一の演奏手段に対して演奏停止を
指示する第二の操作子と、第二の演奏手段に対して演奏
開始を指示する第三の操作子と、第二の演奏手段に対し
て演奏停止を指示する第四の操作子とを有し、これら操
作子を適宜操作することにより、第一の演奏手段と第二
の演奏手段との演奏開始と演奏停止とをそれぞれ独立し
て個別的に制御することができようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器に関し、さら
に詳細には、自動演奏機能と自動伴奏機能となどのよう
に、複数の演奏機能を合わせ持つ電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の演奏データを記憶し、
記憶した複数の演奏データの中から所望の演奏データを
選択し、選択した演奏データを読み出し再生して音源へ
出力し、当該演奏データに基づき楽音を生成して演奏を
行わせる自動演奏装置が知られていた。
【0003】また、所定の小節数の複数の伴奏パターン
よりなる演奏データを記憶し、記憶した複数の伴奏パタ
ーンよりなる演奏データの中から所望の伴奏パターンの
演奏データを選択し、選択した伴奏パターンの演奏デー
タを繰り返し読み出し再生して音源へ出力し、当該伴奏
パターンの演奏データに基づき楽音を生成して伴奏を行
わせる自動伴奏装置が知られていた。
【0004】さらには、こうした自動演奏装置と自動伴
奏装置とを一体化したような、自動演奏機能と自動伴奏
機能とを合わせ持つ電子楽器も提案されていた。
【0005】ところで、上記した自動演奏機能と自動伴
奏機能とを合わせ持つ電子楽器は、これら自動演奏機能
と自動伴奏機能との動作(演奏データの再生)の開始を
指示するための共通のスタート・スイッチとして、単一
のスタート・スイッチを備えるとともに、これら自動演
奏機能と自動伴奏機能との動作の終了を指示するための
共通のストップ・スイッチとして、単一のストップ・ス
イッチを備えるものであった。
【0006】このため、単一のスタート・スイッチを操
作するだけで、自動演奏機能と自動伴奏機能との動作を
同時に開始させることができ、単一のストップ・スイッ
チを操作するだけで、自動演奏機能と自動伴奏機能との
動作を同時に停止させることができるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の自動演奏機能と自動伴奏機能とを合わせ
持つ電子楽器にあっては、スタート・スイッチに関して
は、自動演奏機能と自動伴奏機能との動作を同時に開始
させる両者に共通の単一のスタート・スイッチを備える
のみであって、自動演奏機能の動作の開始を指示するス
タート・スイッチと自動伴奏機能の動作の開始を指示す
るスタート・スイッチとをそれぞれ備えているものでは
なかった。
【0008】また、ストップ・スイッチに関しても、自
動演奏機能と自動伴奏機能との動作を同時に停止させる
両者に共通の単一のストップ・スイッチを備えるのみで
あって、自動演奏機能の動作の停止を指示するストップ
・スイッチと自動伴奏機能の動作の停止を指示するスト
ップ・スイッチとをそれぞれ備えてはいなかった。
【0009】このため、自動演奏機能の動作中に自動伴
奏機能の動作を停止させたり、自動演奏機能の動作のみ
開始させ、その後に自動伴奏機能の動作を開始させたり
するなどのように、自動演奏機能と自動伴奏機能との動
作開始と動作停止とを、自動演奏機能と自動伴奏機能と
の間でそれぞれ独立して個別的に制御することができ
ず、変化のある演奏を行うことができないという問題点
があった。
【0010】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、自動演奏装置と自動伴奏装置とを一体化して、
自動演奏機能と自動伴奏機能とを合わせ持つなどのよう
に、複数の演奏機能を合わせ持つ電子楽器における操作
性の向上にあり、例えば、自動演奏機能と自動伴奏機能
との動作開始と動作停止とを、自動演奏機能と自動伴奏
機能との間でそれぞれ独立して個別的に制御することが
できようにして、変化に富んだ演奏を行うことができる
ようにした電子楽器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による電子楽器は、所望の演奏データに基づ
き演奏を行う第一の演奏手段と、所望の演奏データに基
づき演奏を行う第二の演奏手段と、上記第一の演奏手段
に対して演奏開始を指示する第一の操作子と、上記第一
の演奏手段に対して演奏停止を指示する第二の操作子
と、上記第二の演奏手段に対して演奏開始を指示する第
三の操作子と、上記第二の演奏手段に対して演奏停止を
指示する第四の操作子とを有し、上記第一の操作子と、
上記第二の操作子と、上記第三の操作子と、上記第四の
操作子とを適宜操作することにより、上記第一の演奏手
段と上記第二の演奏手段との演奏開始と演奏停止とを、
上記第一の演奏手段と上記第二の演奏手段との間でそれ
ぞれ独立して個別的に制御することができようにしたも
のである(第一の発明)。
【0012】また、所望の演奏データに基づき演奏を行
う第一の演奏手段と、所望の演奏データに基づき演奏を
行う第二の演奏手段と、上記第二の演奏手段に対して演
奏開始を指示する操作子と、上記第一の演奏手段の演奏
中に、上記操作子により上記第二の演奏手段に対して演
奏開始が指示されたとき、上記第二の演奏手段の演奏開
始を、上記第一の演奏手段による演奏の所定のタイミン
グと一致させる制御手段とを有するようにしたものであ
る(第二の発明)。
【0013】さらに、本発明による電子楽器は、所望の
演奏データに基づき演奏を行う第一の演奏手段と、所望
の演奏データに基づき演奏を行う第二の演奏手段と、上
記第一の演奏手段による演奏終了を検出する第一の検出
手段と、上記第二の演奏手段が所定の演奏データを演奏
中であるか否かを検出する検出手段と、上記第一の検出
手段が上記第一の演奏手段の演奏終了を検出したとき
に、上記第二の演奏手段が上記所定の演奏データの演奏
をしていないことを上記第二の検出手段が検出した場合
に、上記第一の演奏手段を停止させると同時に上記第二
の演奏手段を停止させ、上記第一の検出手段が上記第一
の演奏手段の演奏終了を検出したときに、上記第二の演
奏手段が上記所定の演奏データの演奏をしていることを
上記第二の検出手段が検出した場合に、上記第一の演奏
手段を停止させるとともに、上記第二の演奏手段による
上記所定の演奏データの演奏が終了したときに、上記第
二の演奏手段を停止させる制御手段とを有するようにし
たものである(第三の発明)。
【0014】さらにまた、本発明による電子楽器は、所
望の演奏データに基づき演奏を行う第一の演奏手段と、
上記第一の演奏手段の演奏開始情報を所定のタイミング
毎に記憶した演奏データに基づき演奏を行う第二の演奏
手段と、上記第二の演奏手段に対して演奏開始を指示す
る第一の操作子と、上記第二の演奏手段に対して演奏停
止を指示する第二の操作子と、上記第二の演奏手段に対
して上記第二の操作子により演奏停止が指示されたとき
に、上記第二の演奏手段を上記演奏停止の指示に従って
停止させると同時に、上記第一の演奏手段を停止させ、
上記第二の演奏手段に対して上記第一の操作子により演
奏開始が指示されたときに、上記第二の演奏手段による
演奏を開始させ、上記第一の演奏手段の演奏を上記第一
の演奏手段の演奏開始情報に従って開始させる制御手段
とを有するようにしたものである(第四の発明)。
【0015】
【作用】上記した第一の発明によれば、第一の演奏手段
と第二の演奏手段とのそれぞれに、演奏開始と演奏停止
とを指示する操作子を設けたので、第一の演奏手段の演
奏中においても、適当なタイミングで第二の演奏手段の
演奏開始と演奏停止とを行うことができる。
【0016】従って、例えば、第一の演奏手段を自動演
奏機能を実現する自動演奏手段とし、また第二の演奏手
段を自動伴奏機能を実現する自動伴奏手段とした場合に
は、自動演奏手段の演奏中に、自動伴奏手段を適当なタ
イミングで演奏開始あるいは演奏停止させることができ
るので、変化に富んだ演奏を行うことができる。
【0017】また、上記した第二の発明によれば、操作
子により第一の演奏手段の演奏中に第二の演奏手段に対
して演奏開始が指示されたときには、制御手段が、第二
の演奏手段の演奏開始を第一の演奏手段による演奏の所
定のタイミングと一致させる。
【0018】従って、例えば、第一の演奏手段を自動演
奏機能を実現する自動演奏手段とし、また第二の演奏手
段を自動伴奏機能を実現する自動伴奏手段とした場合に
は、自動演奏手段の演奏中に、操作子によって自動伴奏
手段の演奏開始が指示されると、自動伴奏手段は自動演
奏手段の演奏の所定のタイミング(例えば、小節の区切
りなどである。)に同期して演奏を開始することができ
る。
【0019】これによって、自動演奏手段の演奏中にお
いて、自動演奏手段による演奏と自動伴奏手段による演
奏との小節がずれることなく、自動伴奏手段による演奏
を開始することができるので、演奏と伴奏との小節のず
れによる違和感をなくすことができる。
【0020】さらに、上記した第三の発明によれば、第
一の検出手段が第一の演奏手段の演奏終了を検出したと
きに、第二の演奏手段が所定の演奏データの演奏をして
いないことを第二の検出手段が検出した場合には、制御
手段は、第一の演奏手段を停止させると同時に第二の演
奏手段を停止させるが、第一の検出手段が第一の演奏手
段の演奏終了を検出したときに、第二の演奏手段が所定
の演奏データの演奏をしていることを第二の検出手段が
検出した場合には、制御手段は、第一の演奏手段を停止
させる一方で、第二の演奏手段に関しては、所定の演奏
データの演奏が終了したときに停止させる。
【0021】従って、例えば、第一の演奏手段を自動演
奏機能を実現する自動演奏手段とし、また第二の演奏手
段を自動伴奏機能を実現する自動伴奏手段とし、所定の
演奏データをエンディング・パターンの演奏データとし
た場合には、自動演奏手段が演奏データを全て演奏し終
えると、自動伴奏手段は通常のパターンの演奏データを
演奏中であるならば即座に停止し、エンディング・パタ
ーンの演奏データを演奏中であるならば、エンディング
・パターンの演奏データの演奏が終了するまで停止しな
い。
【0022】これによって、自動伴奏手段が先に演奏を
終了しても、自動伴奏手段がエンディング・パターンの
演奏データを演奏中である場合には、自動伴奏手段は必
ずエンディング・パターンの演奏データの終わりまで演
奏することができるようになり、エンディング・パター
ンによる演奏が途中で途切れてしまうことが防止できる
ので、違和感のない演奏を行うことができる。
【0023】さらにまた、上記した第四の発明によれ
ば、予め第二の演奏手段の演奏データに第一の演奏手段
の演奏開始情報を所定のタイミング毎に記憶させておく
ものであり、制御手段は、第二の演奏手段に対して演奏
停止が指示されたときに、第二の演奏手段を演奏停止の
指示に従って停止させると同時に第一の演奏手段を停止
させ、第二の演奏手段に対して演奏開始が指示されたと
きに、第二の演奏手段による演奏を開始させる一方で、
第一の演奏手段の演奏を第一の演奏手段の演奏開始情報
に従って開始させるものである。
【0024】従って、例えば、第一の演奏手段を自動伴
奏機能を実現する自動伴奏手段とし、また第二の演奏手
段を自動演奏機能を実現する自動演奏手段とし、自動演
奏手段の演奏データに自動伴奏手段の演奏開始情報を所
定のタイミング毎(例えば、伴奏のパターンの区切り毎
である。)に予め記憶させた場合には、自動演奏手段の
再生中に自動演奏手段の演奏停止が指示されると、自動
演奏手段および自動伴奏手段は即座に停止するが、再び
自動演奏手段の演奏を開始したとき、次の演奏開始情報
によって自動伴奏手段が再度自動的に演奏開始される。
【0025】これによって、あらためて自動伴奏手段の
演奏開始を指示するための操作子を操作しなくても、演
奏開始情報が記憶されているタイミングで、自動的に自
動伴奏手段の演奏を開始させることができる。
【0026】さらに、演奏開始情報が、例えば、伴奏の
パターンの区切り毎に記憶されるようにすると、伴奏の
パターンを崩すことなく演奏を行うことができる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明による電
子楽器の実施例を詳細に説明することとする。
【0028】図1には、本発明の一実施例による電子楽
器のブロック構成図が示されているが、この電子楽器
は、バス10を介して接続されているCPU12と、R
OM14と、RAM16と、鍵盤18と、音源20と、
操作子群22と、タイマー24とを有して構成されてい
る。
【0029】この電子楽器は、その全体の動作の制御を
CPU12を用いて制御するように構成されている。C
PU12は、ROM14に記憶されたプログラム(な
お、本発明に関するソフトウェアについては、フローチ
ャートを参照しながら後に詳述する。)を実行する中央
処理装置と、当該プログラムを実行する際に必要な各種
レジスタやバッファなどを含むワーキング・メモリとし
ての書き込み可能メモリとなどにより構成されている。
そして、当該プログラムを実行することにより、操作子
群22を構成する後述する各種操作子の操作状態の読み
込み、RAM16へのソング・データ(「ソング・デー
タ」とは、本実施例においては、楽曲の演奏データを意
味する。)の書き込み、RAM16からのソング・デー
タやスタイル・データ(「スタイル・データ」とは、本
実施例においては、楽曲のエンディングにおける伴奏パ
ターンを示すデータたるエンディグ・データを含む伴奏
パターンの演奏データ(伴奏パターン・データ)を意味
する。)の読み出しなどを行い、鍵盤18ならびに操作
子群22の操作やソング・データならびにスタイル・デ
ータに基づき生成される楽音情報を音源20へ供給する
とともに、音源20を制御して楽音を発生させる処理な
どを行う。
【0030】然るに、RAM16には、ソング・データ
を記憶しておくソング・データ・メモリと、エンディン
グ・データを含むスタイル・データを記憶しておくスタ
イル・データ・メモリとが設定されている。
【0031】また、CPU12は、内部において実行さ
れる処理を電子楽器の機能的に分類した場合には、上記
したプログラムに基づいてRAM16からソング・デー
タを読み出して音源20へ供給するなどの自動演奏装置
としての機能の動作を実行するコンポーザー12aと、
上記したプログラムに基づいてRAM16からスタイル
・データを繰り返し読み出して音源20へ供給するなど
の自動伴奏装置としての機能の動作を実行するアレンジ
ャー12bと、上記したプログラムに基づいてコンポー
ザー12aとアレンジャー12bとに対して各種制御を
行うためのティック・イベント・マネージャー12cと
により構成される。
【0032】ここにおいて、CPU12に対して時間情
報を与えるタイマー24について説明すると、タイマー
24からCPU12に対して与えられる時間情報とし
て、コンポーザー12aによる自動演奏やアレンジャー
12bによる自動伴奏のテンポを制御するテンポ情報
や、CPU12の処理時間を制御するマスター・クロッ
クなどを発生する。
【0033】然るに、ティック・イベント・マネージャ
ー12cは、タイマー24から出力されるテンポ情報に
従って、コンポーザー12aに対して、ソング・データ
の読み出しならびに書き込みを指示する制御信号を発生
する。
【0034】コンポーザー12aが、ティック・イベン
ト・マネージャー12cからのソング・データの書き込
みを指示する制御信号を受信すると、ソング・データの
書き込み処理を行う。このソング・データの書き込み処
理は、公知の技術であるため詳細な説明は省略するが、
鍵盤18で操作された鍵に対応する音高、音色、音長な
らびに各種の制御情報を、ティック・イベント・マネー
ジャー12cからの制御信号(テンポ情報に対応してい
る)に従い、操作されたタイミングを表す時間情報とと
もに順次RAM16のソング・データ・メモリに記憶し
ていく。そして、全てのソング・データを記憶した時点
で、ソング・データの終了を示すデータたる「EOD」
を記憶する。
【0035】また、コンポーザー12aが、ティック・
イベント・マネージャー12cからのソング・データの
読み出しを指示する制御信号を受信すると、ソング・デ
ータの読み出し処理を行う。このソング・データの読み
出し処理も、公知の技術であるため詳細な説明は省略す
るが、RAM16のソング・データ・メモリに記憶され
ているソング・データを、ティック・イベント・マネー
ジャー12cからの制御信号と操作されたタイミングを
表す時間情報とを順次比較し、鍵盤18で操作された鍵
に対応する音高、音色、音長ならびに各種の制御情報を
読み出し、これらの情報を音源20へ送出する。そし
て、全てのソング・データを読み出した場合には、ソン
グ・データの終了を示す「EOD」を検出することによ
って、コンポーザー12aはその動作を停止する。
【0036】さらに、ティック・イベント・マネージャ
ー12cは、タイマー24から出力されるテンポ情報に
従って、アレンジャー12bに対して、スタイル・デー
タの読み出しを指示する制御信号を発生する。
【0037】アレンジャー12bが、ティック・イベン
ト・マネージャー12cからのスタイル・データの読み
出しを指示する制御信号を受信すると、スタイル・デー
タの読み出し処理を行う。このスタイル・データの読み
出し処理も、公知の技術であるため詳細な説明は省略す
るが、鍵盤18で操作された鍵に対応するコード・ネー
ムとルート音とを検出し、さらに操作子群22の後述す
るスタイル選択ボタン22i(伴奏を行うリズムや伴奏
形態を選択することができる。)によって選択されたス
タイルのスタイル・データの音高を変換し、ティック・
イベント・マネージャー12cの制御信号に従い、順次
音高、音色、音長ならびに各種の制御情報を読み出し、
これらの情報を音源20へ送出する。そして、操作子2
2の後述するアレンジャー・エンディング・ボタン22
fが操作された場合には、上記と同様にしてエンディン
グ・データを読み出した後に、アレンジャー12bはそ
の動作を停止する。
【0038】また、ティック・イベント・マネージャー
12cは、フローチャートを参照しながら後に詳述する
ように、コンポーザー12aとアレンジャー12bとの
演奏開始ならびに演奏停止の同期をとるように制御す
る。
【0039】なお、音源は、上記のようにしてコンポー
ザー12aとアレンジャー12bとから送出された音
高、音色、音長ならびに各種の制御情報に従い、楽音を
発生させる。
【0040】操作子群22は、ソング・データならびに
スタイル・データの選択や設定を行うスイッチ群(図示
せず)や、楽音に関する種々のパラメータや全体の音量
を入力するスイッチ群(図示せず)の他に、本発明の実
施に関連する操作子としては、コンポーザー・スタート
・ボタン22aと、コンポーザー・ストップ・ボタン2
2bと、コンポーザー録音ボタン22cと、アレンジャ
ー・スタート・ボタン22dと、アレンジャー・ストッ
プ・ボタン22eと、アレンジャー・エンディング・ボ
タン22fと、タイミング選択ボタン22gと、タイミ
ング設定ボタン22hと、スタイル選択ボタン22iと
が設定されており、各操作子の状態はCPU12に読み
込まれる。
【0041】コンポーザー・スタート・ボタン22a
は、コンポーザー12aに演奏開始の指示を与えるため
のボタンであり、コンポーザー・ストップ・ボタン22
bは、コンポーザー12aに演奏停止の指示を与えるた
めのボタンであり、コンポーザー録音ボタン22cは、
コンポーザー12aでソング・データの記憶の開始の指
示を与えるためのボタンである。
【0042】アレンジャー・スタート・ボタン22d
は、アレンジャー12bに演奏開始の指示を与えるため
のボタンであり、アレンジャー・ストップ・ボタン22
eは、アレンジャー12bに演奏停止の指示を与えるた
めのボタンであり、アレンジャー・エンディング・ボタ
ン22fは、アレンジャー12bによる演奏をエンディ
ング・パターンに切り替える指示を与えるためのボタン
である。
【0043】タイミング選択ボタン22gは、フローチ
ャートを参照しながら後に詳述する処理において、コン
ポーザー12aとアレンジャー12bとが同期する第1
のタイミングや、ソング・データにアレンジャー・スタ
ート情報を記憶する第2のタイミングを選択するための
ボタンであり、タイミング選択ボタン22gを操作する
毎に、上記した第1のタイミングと第2のタイミングと
を交互に選択できるようになっている。
【0044】タイミング設定ボタン22hは、上記した
第1のタイミングと第2のタイミングとを拍、小節、デ
ィビジョンの3つのタイミングから設定するためのボタ
ンであり、タイミング設定ボタン22hを操作する毎
に、拍、小節、ディビジョン(数小節からなるスタイル
のパターン・データの区切れ)が順次選択できるように
なっている。
【0045】スタイル選択ボタン22iは、スタイル・
データを選択するためのボタンであり、これにより伴奏
を行うリズムや伴奏形態を選択することができる。
【0046】次に、CPU12のワーキング・メモリと
しての書き込み可能メモリに設定されるフラグやカウン
タの中で、本発明の実施に関連するフラグやカウンタを
説明する。
【0047】(1)コンポーザー・スタート・フラグ コンポーザー12aの動作状態を表し、「0」で停止中
を表し、「1」でソング・データの再生中(実行中)を
表す。
【0048】(2)アレンジャー・スタート・フラグ アレンジャー12bの動作状態を表し、「0」で停止中
を表し、「1」でスタイル・データの再生中(実行中)
を表す。
【0049】(3)アレンジャー・スタート準備フラグ アレンジャー12bの演奏開始が指示された時点で
「1」にセットされ、実際にアレンジャー12bがスタ
ートした時点で「0」にクリアされる。
【0050】(4)アレンジャー・エンディング・フラ
グ アレンジャー12bが、エンディング・データ再生中に
「1」にセットされる。
【0051】(5)コンポーザー録音フラグ コンポーザー12aが、ソング・データを録音中に
「1」にセットされる。
【0052】(6)ティック・イベント・カウンタ タイマー24からCPU12へ出力される割り込み信号
によるインタラプトの度に起動される後述するタイマー
・インタラプト処理(図8)において「1」カウント・
アップされ、後述するティック・イベント処理(図9)
を行っていないティック・イベントの数を示す。
【0053】ここにおいて、ティックとは、ソング・デ
ータおよびスタイル・データの時間的な最小単位であ
り、「1ティック」は、「四分音符の120分の1」の
時間間隔に相当する。
【0054】また、ティック・イベントとは、再生テン
ポによって決定される一定時間間隔毎に、コンポーザー
12aならびにアレンジャー12bに対し、1ティック
分のデータの読み出しを指示するイベントである。そし
て、コンポーザー12aならびにアレンジャー12bは
1ティック分のデータを読み出すと、データの読み出し
アドレスを、次のティックのデータが記憶されているア
ドレスに更新する。
【0055】(7)ディビジョン内ティック・カウンタ ティック・イベントが1つ処理される度に「1」カウン
ト・アップされ、カウンタの値がディビジョン(数小節
からなるスタイルのパターン・データの区切れ)のティ
ック数に等しくなると「0」に初期化される。つまり、
現在のティックがディビジョン内の何番目にあたるかを
表し、ディビジョンの先頭を検出するために用いられ
る。
【0056】なお、図16には、上記したディビジョ
ン、小節およびティックの関係が示されており、上記し
たように複数の小節によりディビジョンが構成され、各
小節には、四分音符の120分の1の時間間隔で複数の
ティックが存在する。
【0057】以上の構成において、フローチャートを参
照しながら、上記した本発明による電子楽器の作用およ
び動作について説明する。
【0058】図2には、メイン・ルーチンのフローチャ
ートが示されている。この電子楽器に電源が投入される
とメイン・ルーチンが起動されて、ステップS202に
おいて、フラグやカウンタなどの初期化を行う。
【0059】この初期化においては、フラグおよびカウ
ンタを以下に示す値にセットする。 ・コンポーザー・スタート・フラグ : 0 ・コンポーザー録音フラグ : 0 ・コンポーザー録音準備フラグ : 0 ・アレンジャー・スタート・フラグ : 0 ・アレンジャー・スタート準備フラグ : 0 ・アレンジャー・エンディング・フラグ : 0 ・ティック・イベント・カウンタ : 0 ・ディビジョン内ティック・カウンタ : 0
【0060】ステップS202における初期化が終了す
ると、このメイン・ルーチンのサブ・ルーチンとして、
スイッチ操作処理(ステップS204)とチェック・イ
ベント処理(ステップS206)とのルーチンを、電源
が遮断されるまで繰り返し行う。
【0061】図3には、ステップS204のスイッチ操
作処理ルーチンが示されており、まずステップS302
において、コンポーザー・スタート・ボタン22aが操
作されたか否かを判断する。
【0062】ステップS302の判断結果が肯定
(Y)、即ち、コンポーザー・スタート・ボタン22a
が操作された場合には、ステップS304へ進み、サブ
・ルーチンとしてコンポーザー・スタート処理のルーチ
ンを実行し、ステップS306へ進む。
【0063】一方、ステップS302の判断結果が否定
(N)、即ち、コンポーザー・スタート・ボタン22a
が操作されていない場合には、何らの処理も行うことな
くステップS306へ進む。
【0064】ステップS306では、コンポーザー・ス
トップ・ボタン22bが操作されたか否かを判断する。
【0065】ステップS306の判断結果が肯定、即
ち、コンポーザー・ストップ・ボタン22bが操作され
た場合には、ステップS308へ進み、サブ・ルーチン
としてコンポーザー・ストップ処理のルーチンを実行
し、ステップS310へ進む。
【0066】一方、ステップS306の判断結果が否
定、即ち、コンポーザー・ストップ・ボタン22bが操
作されていない場合には、何らの処理も行うことなくス
テップS310へ進む。
【0067】ステップS310では、アレンジャー・ス
タート・ボタン22dが操作されたか否かを判断する。
【0068】ステップS310の判断結果が肯定、即
ち、アレンジャー・スタート・ボタン22dが操作され
た場合には、ステップS312へ進み、サブ・ルーチン
としてアレンジャー・スタート処理のルーチンを実行
し、ステップS314へ進む。
【0069】一方、ステップS310の判断結果が否
定、即ち、アレンジャー・スタート・ボタン22dが操
作されていない場合には、何らの処理も行うことなくス
テップS314へ進む。
【0070】ステップS314では、アレンジャー・ス
トップ・ボタン22eが操作されたか否かを判断する。
【0071】ステップS314の判断結果が肯定、即
ち、アレンジャー・ストップ・ボタン22eが操作され
た場合には、ステップS316へ進み、サブ・ルーチン
としてアレンジャー・ストップ処理のルーチンを実行
し、ステップS318へ進む。
【0072】一方、ステップS314の判断結果が否
定、即ち、アレンジャー・ストップ・ボタン22eが操
作されていない場合には、何らの処理も行うことなくス
テップS318へ進む。
【0073】ステップS318では、アレンジャー・エ
ンディング・ボタン22fが操作されたか否かを判断す
る。
【0074】ステップS318の判断結果が肯定、即
ち、アレンジャー・エンディング・ボタン22fが操作
された場合には、ステップS320へ進み、サブ・ルー
チンとしてアレンジャー・エンディング処理のルーチン
を実行し、ステップS322へ進む。
【0075】一方、ステップS318の判断結果が否
定、即ち、アレンジャー・エンディング・ボタン22f
が操作されていない場合には、何らの処理も行うことな
くステップS322へ進む。
【0076】ステップS322では、コンポーザー録音
ボタン22cが操作されたか否かを判断する。
【0077】ステップS322の判断結果が肯定、即
ち、コンポーザー録音ボタン22cが操作された場合に
は、ステップS324へ進み、サブ・ルーチンとしてコ
ンポーザー録音準備処理のルーチンを実行し、ステップ
S326へ進む。
【0078】一方、ステップS322の判断結果が否
定、即ち、コンポーザー録音ボタン22cが操作されて
いない場合には、何らの処理も行うことなくステップS
326へ進む。
【0079】ステップS326では、上記各ステップに
おいて操作の有無の判断対象としたコンポーザー・スタ
ート・ボタン22a、コンポーザー・ストップ・ボタン
22b、アレンジャー・スタート・ボタン22d、アレ
ンジャー・ストップ・ボタン22e、アレンジャー・エ
ンディング・ボタン22fおよびコンポーザー録音ボタ
ン22c以外のその他の操作子が操作されたか否かを判
断する。
【0080】ステップS326の判断結果が肯定、即
ち、上記したその他の操作子が操作された場合には、ス
テップS328へ進み、操作されたその他の操作子に応
じた処理を実行する。
【0081】そして、ステップS328の処理を終了す
ると、スイッチ操作処理ルーチンを終了してメイン・ル
ーチンへリターンする。
【0082】一方、ステップS326の判断結果が否
定、即ち、上記したその他の操作子が操作されていない
場合には、何らの処理も行うことなくスイッチ操作処理
ルーチンを終了してメイン・ルーチンへリターンする。
【0083】次に、図4に示すフローチャートを参照し
ながら、ステップS304におけるコンポーザー・スタ
ート処理ルーチンを詳細に説明する。
【0084】即ち、コンポーザー・スタート・ボタン2
2aを操作すると、図4に示すコンポーザー・スタート
処理ルーチンが起動されるものであり、このコンポーザ
ー・スタート処理ルーチンにおいては、まずステップS
402において、コンポーザー・スタート・フラグが
「0」であるか否かを判断する。
【0085】ステップS402の判断結果が否定、即
ち、コンポーザー・スタート・フラグが「1」である場
合には、既にコンポーザー12aが実行中であるという
ことなので、何らの処理も行うことなくコンポーザー・
スタート処理ルーチンを終了してスイッチ操作処理ルー
チンへリターンする。
【0086】一方、ステップS402の判断結果が肯
定、即ち、コンポーザー・スタート・フラグが「0」で
ある場合には、ステップS404へ進み、コンポーザー
・スタート・フラグに「1」をセットするとともに、テ
ィック・イベント・カウンタおよびディビジョン内ティ
ック・カウンタを「0」に初期化する。
【0087】ステップS404の処理を終了すると、ス
テップS406へ進み、コンポーザー録音準備フラグが
「1」であるか否かを判断する。
【0088】ステップS406の判断結果が否定、即
ち、コンポーザー録音準備フラグが「0」である場合に
は、既にコンポーザー12aが録音準備中ではないとい
うことなので、何らの処理も行うことなくコンポーザー
・スタート処理ルーチンを終了してスイッチ操作処理ル
ーチンへリターンする。
【0089】一方、ステップS406の判断結果が肯
定、即ち、コンポーザー録音準備フラグが「0」である
場合には、ステップS408へ進み、コンポーザー録音
フラグに「1」をセットするとともに、コンポーザー録
音準備フラグを「0」に初期化する。
【0090】そして、ステップS408の処理を終了す
ると、コンポーザー・スタート処理ルーチンを終了して
スイッチ操作処理ルーチンへリターンする。。
【0091】次に、図5に示すフローチャートを参照し
ながら、ステップS308におけるコンポーザー・スト
ップ処理ルーチンを詳細に説明する。
【0092】即ち、コンポーザー・ストップ・ボタン2
2bを操作すると、図5に示すコンポーザー・ストップ
処理ルーチンが起動されるものであり、このコンポーザ
ー・ストップ処理ルーチンにおいては、まずステップS
502において、コンポーザー・スタート・フラグが
「1」であるか否かを判断する。
【0093】ステップS502の判断結果が肯定、即
ち、コンポーザー・スタート・フラグが「1」である場
合には、既にコンポーザー12aが実行中であるという
ことなので、ステップS504へ進み、コンポーザー・
スタート・フラグを「0」にする。
【0094】ステップS504の処理を終了すると、ス
テップS506へ進み、コンポーザー録音フラグが
「1」であるか否かを判断する。
【0095】ステップS506の判断結果が肯定、即
ち、コンポーザー録音フラグが「1」である場合には、
既にコンポーザー12aが録音中であるということなの
で、ステップS508へ進み、コンポーザー録音フラグ
を「0」にする。
【0096】ステップS508の処理を終了した場合、
およびステップS506の判断結果が否定、即ち、コン
ポーザー録音フラグが「0」である場合には、ステップ
S510へ進み、アレンジャー・スタート・フラグが
「1」であるか否かを判断する。
【0097】ステップS510の判断結果が肯定、即
ち、アレンジャー・スタート・フラグが「1」である場
合には、既にアレンジャー12bが実行中であるという
ことなので、ステップS512へ進み、アレンジャー・
スタート・フラグを「0」にする。
【0098】そして、ステップS512の処理を終了す
ると、コンポーザー・ストップ処理ルーチンを終了して
スイッチ操作処理ルーチンへリターンする。
【0099】一方、ステップS510の判断結果が否
定、即ち、アレンジャー・スタート・フラグが「0」で
ある場合には、何らの処理も行うことなくコンポーザー
・ストップ処理ルーチンを終了して、スイッチ操作処理
ルーチンへリターンする。
【0100】また、ステップS502の判断結果が否
定、即ち、コンポーザー・スタート・フラグが「0」で
ある場合には、ステップS514へ進み、コンポーザー
録音準備フラグが「1」であるか否かを判断する。
【0101】ステップS514の判断結果が肯定、即
ち、コンポーザー録音準備フラグが「1」である場合に
は、既にコンポーザー12aが録音準備中であるという
ことなので、ステップS516へ進み、コンポーザー録
音準備フラグを「0」に初期化する。
【0102】そして、ステップS516の処理を終了す
ると、コンポーザー・ストップ処理ルーチンを終了して
スイッチ操作処理ルーチンへリターンする。
【0103】一方、ステップS514の判断結果が否
定、即ち、コンポーザー録音準備フラグが「0」である
場合には、何らの処理も行うことなくコンポーザー・ス
トップ処理ルーチンを終了して、スイッチ操作処理ルー
チンへリターンする。
【0104】次に、図6に示すフローチャートを参照し
ながら、ステップS312におけるアレンジャー・スタ
ート処理ルーチンを詳細に説明する。
【0105】即ち、アレンジャー・スタート・ボタン2
2dを操作すると、図6に示すアレンジャー・スタート
処理ルーチンが起動されるものであり、このアレンジャ
ー・スタート処理ルーチンにおいては、まずステップ6
02において、アレンジャー・スタート・フラグが
「0」であるか否かを判断する。
【0106】ステップS602の判断結果が否定、即
ち、アレンジャー・スタート・フラグが「1」である場
合には、既にアレンジャー12bは実行中であるという
ことなので、何らの処理も行うことなくアレンジャー・
スタート処理ルーチンを終了して、スイッチ操作処理ル
ーチンへリターンする。
【0107】一方、ステップS602の判断結果が肯
定、即ち、アレンジャー・スタート・フラグが「0」で
ある場合には、ステップS604へ進み、コンポーザー
・スタート・フラグが「0」であるか否かを判断する。
【0108】ステップS604の判断結果が肯定、即
ち、コンポーザー・スタート・フラグが「0」である場
合には、コンポーザー12aは停止中であるということ
なので、ステップS606へ進み、アレンジャー・スタ
ート・フラグに「1」をセットするとともに、ティック
・イベント・カウンタおよびディビジョン内ティック・
カウンタを「0」に初期化する。
【0109】そして、ステップS606の処理を終了す
ると、アレンジャー・スタート処理ルーチンを終了し
て、スイッチ操作処理ルーチンへリターンする。
【0110】一方、ステップS604の判断結果が否
定、即ち、コンポーザー・スタート・フラグが「1」で
ある場合には、既にコンポーザー12aが実行中である
ということなので、ステップS608へ進み、アレンジ
ャー・スタート準備フラグに「1」をセットする。この
とき、アレンジャー・スタート・フラグには、「1」を
セットしない。
【0111】そして、ステップS608の処理を終了す
ると、アレンジャー・スタート処理ルーチンを終了し
て、スイッチ操作処理ルーチンへリターンする。
【0112】次に、図7に示すフローチャートを参照し
ながら、ステップS312におけるアレンジャー・スト
ップ処理ルーチンを詳細に説明する。
【0113】即ち、アレンジャー・ストップ・ボタン2
2eを操作すると、図7に示すアレンジャー・ストップ
処理ルーチンが起動されるものであり、このアレンジャ
ー・ストップ処理ルーチンにおいては、まずステップ7
02において、アレンジャー・スタート・フラグが
「1」であるか否かを判断する。
【0114】ステップS702の判断結果が肯定、即
ち、アレンジャー・スタート・フラグが「1」である場
合には、既にアレンジャー12bが実行中であるという
ことなので、ステップS704へ進み、アレンジャー・
スタート・フラグを「0」に初期化する。
【0115】そして、ステップS704の処理を終了す
ると、アレンジャー・ストップ処理ルーチンを終了し
て、スイッチ操作処理ルーチンへリターンする。
【0116】一方、ステップS702の判断結果が否
定、即ち、アレンジャー・スタート・フラグが「0」で
ある場合には、何らの処理も行うことなくアレンジャー
・ストップ処理を終了し、スイッチ操作処理ルーチンへ
リターンする。
【0117】次に、図8に示すフローチャートを参照し
ながら、ステップS320におけるアレンジャー・エン
ディング処理ルーチンを詳細に説明する。
【0118】即ち、アレンジャー・エンディング・ボタ
ン22fを操作すると、図8に示すアレンジャー・エン
ディング処理ルーチンが起動されるものであり、このア
レンジャー・エンディング処理ルーチンにおいては、ま
ずステップ802において、アレンジャー・エンディン
グ・フラグが「0」であるか否かを判断する。
【0119】ステップS802の判断結果が否定、即
ち、アレンジャー・エンディング・フラグが「1」であ
る場合には、既にエンディング・データの再生中である
ということなので、何らの処理も行うことなくアレンジ
ャー・エンディング処理ルーチンを終了し、スイッチ操
作処理ルーチンへリターンする。
【0120】一方、ステップS802の判断結果が肯
定、即ち、アレンジャー・エンディング・フラグが
「0」である場合には、ステップS804へ進み、アレ
ンジャー・スタート・フラグが「1」であるか否かにつ
いて判断する。
【0121】ステップS804の判断結果が否定、即
ち、アレンジャー・スタート・フラグが「0」である場
合には、アレンジャー12bが実行中ではないというこ
となので、エンディング・データを再生する必要もな
い。このため、何らの処理も行うことなくアレンジャー
・エンディング処理ルーチンを終了し、スイッチ操作処
理ルーチンへリターンする。
【0122】一方、ステップS804の判断結果が肯
定、即ち、アレンジャー・スタート・フラグが「1」で
ある場合には、ステップS806へ進み、アレンジャー
・エンディング・フラグに「1」をセットする。
【0123】そして、ステップS806の処理を終了す
ると、アレンジャー・エンディング処理ルーチンを終了
してスイッチ操作処理ルーチンへリターンする。
【0124】次に、図9に示すフローチャートを参照し
ながら、ステップS324におけるコンポーザー録音準
備処理ルーチンを詳細に説明する。
【0125】即ち、コンポーザー録音ボタン22cを操
作すると、図9に示すコンポーザー録音準備処理ルーチ
ンが起動されるものであり、このコンポーザー録音準備
処理ルーチンにおいては、まずステップ902におい
て、コンポーザー・スタート・フラグが「0」であるか
否かを判断する。
【0126】ステップS902の判断結果が否定、即
ち、コンポーザー・スタート・フラグが「1」である場
合には、コンポーザー12aは既に実行中であるので、
何らの処理も行うことなくコンポーザー録音準備処理ル
ーチンを終了し、スイッチ操作処理ルーチンへリターン
する。
【0127】一方、ステップS902の判断結果が肯
定、即ち、コンポーザー・スタート・フラグが「0」で
ある場合には、ステップS904へ進み、アレンジャー
・スタート・フラグが「0」であるか否かを判断する。
【0128】ステップS904の判断結果が否定、即
ち、アレンジャー・スタート・フラグが「1」である場
合には、アレンジャー12bが実行中であるということ
なので、ステップS906へ進み、アレンジャー・スタ
ート・フラグを「0」にする。つまり、アレンジャー1
2bを停止することになる。そして、ステップS906
の処理を終了すると、ステップS908へ進む。
【0129】一方、ステップS904の判断結果が肯
定、即ち、アレンジャー・スタート・フラグが「0」で
ある場合には、何らの処理も行うことなくステップS9
08へ進む。
【0130】ステップS908では、コンポーザー録音
準備フラグが「0」であるか否かを判断する。
【0131】ステップS908の判断結果が肯定、即
ち、コンポーザー録音準備フラグが「0」である場合に
は、ステップS910へ進み、コンポーザー録音準備フ
ラグに「1」をセットする。
【0132】ステップS910の処理を終了すると、コ
ンポーザー録音準備処理ルーチンを終了して、スイッチ
操作処理ルーチンへリターンする。
【0133】一方、ステップS908の判断結果が否
定、即ち、コンポーザー録音準備フラグが「1」である
場合には、何らの処理も行うことなくコンポーザー録音
準備処理ルーチンを終了して、スイッチ操作処理ルーチ
ンへリターンする。
【0134】次に、図10に示すフローチャートを参照
しながら、ステップS328におけるその他の操作子に
関する処理のルーチンの一つとして、タイミング選択ボ
タン22gが操作された場合に起動されるタイミング選
択処理ルーチンを詳細に説明する。
【0135】即ち、タイミング選択ボタン22gを操作
すると、図10に示すタイミング選択処理ルーチンが起
動されるものであり、このタイミング選択処理ルーチン
においては、まずステップ1002において、現在選択
されているタイミング・レジスタがタイミング・レジス
タ1であるか否かを判断する。
【0136】ステップS1002の判断結果が肯定、即
ち、現在選択されているタイミング・レジスタがタイミ
ング・レジスタ1である場合には、ステップS1004
へ進み、タイミング・レジスタとしてタイミング・レジ
スタ2を選択し直す。具体的には、タイミング・レジス
タを指定するアドレスを変更することになる。
【0137】そして、ステップS1004の処理を終了
すると、タイミング選択処理ルーチンを終了してスイッ
チ操作処理ルーチンへリターンする。
【0138】一方、ステップS1002の判断結果が否
定、即ち、現在選択されているタイミング・レジスタは
タイミング・レジスタ1ではなくてタイミング・レジス
タ2であるので、ステップS1006へ進み、タイミン
グ・レジスタとしてタイミング・レジスタ1を選択し直
す。具体的には、タイミング・レジスタを指定するアド
レスを変更する。
【0139】そして、ステップS1006の処理を終了
すると、タイミング選択処理ルーチンを終了してスイッ
チ操作処理ルーチンへリターンする。
【0140】なお、本電子楽器においては、このように
必ずタイミング・レジスタ1かタイミング・レジスタ2
かの、いずれかのタイミング・レジスタが選択されてい
る。
【0141】次に、図11に示すフローチャートを参照
しながら、ステップS328におけるその他の操作子に
関する処理のルーチンの一つとして、タイミング設定ボ
タン22hが操作された場合に起動されるタイミング設
定処理ルーチンを詳細に説明する。
【0142】即ち、タイミング設定ボタン22hを操作
すると、図11に示すタイミング設定処理ルーチンが起
動されるものであり、このタイミング設定処理ルーチン
においては、まずステップ1102において、現在選択
されているタイミングが拍に対するタイミングであるか
否かを判断する。
【0143】ステップS1102の判断結果が肯定、即
ち、現在選択されているタイミングが拍に対するタイミ
ングである場合には、ステップS1104へ進み、タイ
ミングを小節に対応するタイミングに設定し直す。具体
的には、タイミング・レジスタ1ならびにタイミング・
レジスタ2の中から上記したタイミング選択処理ルーチ
ンにおいて選択されている方のタイミング・レジスタ
へ、小節に対応するティック数を書き込むものである。
【0144】ステップS1104の処理を終了すると、
タイミング設定処理ルーチンを終了してスイッチ操作処
理ルーチンへリターンする。
【0145】一方、ステップS1102の判断結果が否
定、即ち、現在選択されているタイミングが拍に対する
タイミングでない場合には、ステップS1106へ進
み、現在選択されているタイミングが小節に対するタイ
ミングであるか否かを判断する。
【0146】ステップS1106の判断結果が肯定、即
ち、現在選択されているタイミングが小節に対するタイ
ミングである場合には、ステップS1108へ進み、タ
イミングをディビジョンに対応するタイミングに設定し
直す。具体的には、タイミング・レジスタ1ならびにタ
イミング・レジスタ2の中から上記したタイミング選択
処理ルーチンにおいて選択されている方のタイミング・
レジスタへ、ディビジョンに対応するティック数を書き
込むものである。
【0147】ステップS1108の処理を終了すると、
タイミング設定処理ルーチンを終了してスイッチ操作処
理ルーチンへリターンする。
【0148】一方、ステップS1106の判断結果が否
定、即ち、現在選択されているタイミングが小節に対す
るタイミングでない場合には、現在設定されているタイ
ミングはディビジョンであるので、ステップS1110
へ進み、タイミングを拍に対応するタイミングに設定し
直す。具体的には、タイミング・レジスタ1ならびにタ
イミング・レジスタ2の中から上記したタイミング選択
処理ルーチンにおいて選択されている方のタイミング・
レジスタへ、拍に対応するティック数を書き込むもので
ある。
【0149】ステップS1110の処理を終了すると、
タイミング設定処理ルーチンを終了してスイッチ操作処
理ルーチンへリターンする。
【0150】なお、本電子楽器においては、このように
必ずいずれかのタイミングがタイミング・レジスタに記
憶されている。
【0151】図12には、ステップS206のティック
・イベント処理ルーチンが示されており、まずステップ
S1202において、ティック・イベント・カウンタの
値が正であるか否かを判断する。ここにおいて、ティッ
ク・イベント・カウンタは、タイマー24からCPU1
2に出力される所定時間毎(例えば、テンポを100と
した場合には、「100×1/120」(分)であ
る。)の割り込み信号によって、メイン・ルーチンの割
り込みルーチンとして所定時間毎に起動される図13に
示すタイマー・インタラプト処理ルーチンにおいて、
「1」づつインクリメントされる。
【0152】即ち、CPU12がタイマー24からの割
り込み信号を受信すると、図13のフローチャート示す
タイマー・インタラプト処理ルーチンが起動され、ステ
ップS1302において、ティック・イベント・カウン
タが「1」だけインクリメントされる。
【0153】そして、ステップS1302の処理を終了
すると、タイマー・インタラプト処理ルーチンを終了し
てメイン・ルーチンにリターンする。
【0154】上記したステップS1202の判断結果が
肯定、即ち、ティック・イベント・カウンタの値が正の
間はステップS1204以降の処理へ進み、ステップS
1204以降の処理を繰り返すことになるが、ステップ
S1202の判断結果が否定、即ち、ティック・イベン
ト・カウンタの値が0または負になると、ティック・イ
ベント処理を終了してメイン・ルーチンへリターンす
る。
【0155】ステップS1204では、ディビジョン内
ティック・カウンタの値が、タイミング・レジスタ1に
記憶されたティック数と一致するか否かを判断する。
【0156】ステップS1204の判断結果が肯定、即
ち、ディビジョン内ティック・カウンタの値とタイミン
グ・レジスタ1に記憶されたティック数とが一致する場
合であって、つまり設定されたタイミングであることが
検出された場合には、ステップS1206へ進み、アレ
ンジャー・スタート準備フラグに「1」がセットされて
いるか否かを判断する。
【0157】ステップS1206の判断結果が肯定、即
ち、アレンジャー・スタート準備フラグに「1」がセッ
トされている場合には、ステップS1208へ進み、ア
レンジャー・スタート・フラグに「1」をセットすると
ともに、アレンジャー・スタート準備フラグを「0」に
する。そして、ステップS1208の処理を終了する
と、ステップS1210へ進む。
【0158】一方、ステップS1204の判断結果が否
定、ディビジョン内ティック・カウンタの値とタイミン
グ・レジスタ1に記憶されたティック数とが異なる場合
であって、つまり設定されたタイミングではない場合に
は、何らの処理をすることなくステップS1210へ進
む。
【0159】さらに、ステップS1206の判断結果が
否定、アレンジャー・スタート準備フラグが「0」であ
る場合にも、何らの処理をすることなくステップS12
10へ進む。
【0160】ステップS1210では、アレンジャー・
スタート・フラグが「1」であるか否かを判断する。
【0161】ステップS1210の判断結果が肯定、即
ち、アレンジャー・スタート・フラグが「1」である場
合には、ステップS1212へ進み、ディビジョン内テ
ィック・カウンタの値が、タイミング・レジスタ2に記
憶されたティック数と一致するか否かを判断する。
【0162】ステップS1212の判断結果が肯定、即
ち、ディビジョン内ティック・カウンタの値とタイミン
グ・レジスタ2に記憶されたティック数とが一致する場
合であって、つまり設定されたタイミングであることが
検出された場合には、ステップS1214へ進み、コン
ポーザー録音フラグに「1」がセットされているか否か
を判断する。
【0163】ステップS1214の判断結果が肯定、即
ち、コンポーザー録音フラグに「1」がセットされてい
る場合には、ステップS1216へ進み、アレンジャー
・スタート情報をソング・データに記憶する。なお、こ
のステップS1216の処理に関しては、後述する動作
例においてより詳細に説明する。そして、ステップS1
216の処理を終了すると、ステップS1218へ進
む。
【0164】一方、ステップS1212の判断結果が否
定、即ち、ディビジョン内ティック・カウンタの値とタ
イミング・レジスタ2に記憶されたティック数とが異な
る場合であって、つまり設定されたタイミングではない
場合には、何らの処理をすることなくステップS121
8へ進む。
【0165】さらに、ステップS1214の判断結果が
否定、コンポーザー録音フラグが「0」である場合に
も、何らの処理をすることなくステップS1218へ進
む。
【0166】ステップS1218では、ステップS12
10の判断処理においてアレンジャー・スタート・フラ
グが「1」(アレンジャー12bが実行中であることを
示す。)とされているので、ティック・イベント処理ル
ーチンのサブ・ルーチンとして後述するアレンジャー再
生処理のルーチンを実行する。そして、ステップS12
18の処理を終了すると、ステップS1220へ進む。
【0167】一方、ステップS1210の判断結果が否
定、即ち、アレンジャー・スタート・フラグが「0」で
ある場合には、何らの処理をすることなくステップS1
220へ進む。
【0168】ステップS1220では、コンポーザー・
スタート・フラグが「1」であるか否かが判断される。
【0169】ステップS1220の判断結果が肯定、即
ち、コンポーザー・スタート・フラグが「1」である場
合には、コンポーザー12aが実行中であるということ
なので、ステップS1222へ進み、ティック・イベン
ト処理ルーチンのサブ・ルーチンとして後述するコンポ
ーザー再生処理のルーチンを実行する。そして、ステッ
プS1222の処理を終了すると、ステップS1224
へ進む。
【0170】一方、ステップS1220の判断結果が否
定、即ち、コンポーザー・スタート・フラグが「0」で
ある場合には、何らの処理をすることなくステップS1
224へ進む。
【0171】ステップS1224では、ディビジョン内
ティックカウンタを「1」カウント・アップし、その後
にステップS1226へ進む。
【0172】そして、ステップS1226では、ティッ
ク・イベント・カウンタを「1」カウント・ダウンし
て、その後にステップS1202へ戻り、ティック・イ
ベントカウンタの値が正の間は、上記したステップS1
202乃至ステップS1226によって構成されるルー
プの処理を繰り返す。
【0173】次に、図14に示すフローチャートを参照
しながら、ステップS1218におけるアレンジャー再
生処理ルーチンを詳細に説明する。
【0174】このアレンジャー再生処理ルーチンにおい
ては、まずステップS1402において、アレンジャー
・エンディング・フラグが「0」であるか否かを判断す
る。
【0175】ステップS1402の判断結果が肯定、即
ち、アレンジャー・エンディング・フラグが「0」であ
る場合には、ステップS1404へ進み、通常パターン
の再生処理を行う。即ち、通常パターンのスタイル・デ
ータを音源20へ送出して、音源20により当該スタイ
ル・データに基づいて伴奏が行われる。
【0176】一方、ステップS1402の判断結果が否
定、即ち、アレンジャー・エンディング・フラグが
「1」である場合には、ステップS1406へ進み、エ
ンディング・パターンの再生処理を行う。即ち、エンデ
ィング・パターンのスタイル・データたるエンディング
・データを音源20へ送出して、音源20により当該エ
ンディング・データに基づいて伴奏が行われる。
【0177】ステップS1404あるいはステップS1
406の処理の次には、ステップS1408において、
ディビジョン内ティック・カウンタの値が、ディビジョ
ンのティック数に一致するか否かを判断する。
【0178】ステップS1408の判断結果が肯定、即
ち、ディビジョン内ティック・カウンタの値とディビジ
ョンのティック数とが一致すれば、つまりディビジョン
の区切りであることが検出されれば、ステップS141
0へ進み、アレンジャー・エンディング・フラグが
「1」であるか否かを判断する。
【0179】ステップS1410の判断結果が肯定、即
ち、アレンジャー・エンディング・フラグが「1」であ
る場合には、エンディング・パターン再生中にディビジ
ョンの区切りが検出された、つまりエンディング・パタ
ーンの終わりまで再生したということになるので、ステ
ップS1412へ進み、アレンジャー・スタート・フラ
グおよびアレンジャー・エンディング・フラグをともに
「0」にして、ティック・イベント処理ルーチンにリタ
ーンする。
【0180】ここにおいて、アレンジャー・スタート・
フラグおよびアレンジャー・エンディング・フラグがと
もに「0」になるので、アレンジャー12bは停止され
る。
【0181】一方、ステップS1408の判断結果が否
定、即ち、ディビジョン内ティック・カウンタの値とデ
ィビジョンのティック数とが異なる場合には、何らの処
理も行うことなくティック・イベント処理ルーチンにリ
ターンする。
【0182】また、ステップS1410の判断結果が否
定、即ち、アレンジャー・エンディング・フラグが
「0」である場合にも、何らの処理も行うことなくティ
ック・イベント処理ルーチンにリターンする。
【0183】次に、図15に示すフローチャートを参照
しながら、ステップS1222におけるコンポーザー再
生処理ルーチンを詳細に説明する。
【0184】このコンポーザー再生処理ルーチンにおい
ては、まずステップS1502においてソング・データ
を読み出す。
【0185】次に、ステップS1504において、ステ
ップS1502で読み出されたソング・データが、ソン
グ・データの終わりを表すデータたるEODであるか否
かを判断する。
【0186】ステップS1504の判断結果が肯定、即
ち、ステップS1502で読み出されたソング・データ
がEODである場合には、ステップS1506へ進み、
コンポーザー・スタート・フラグを「0」にする。
【0187】ステップS1506の処理を終了すると、
ステップS1508へ進み、アレンジャー・スタート・
フラグが「1」であるか否かを判断する。
【0188】ステップS1508の判断結果が肯定、即
ち、アレンジャー・スタート・フラグが「1」である場
合には、ステップS1510へ進み、アレンジャー・エ
ンディング・フラグが「0」であるか否かを判断する。
【0189】ステップS1510の判断結果が肯定、即
ち、アレンジャー・エンディング・フラグが「0」であ
る場合には、アレンジャー12bは通常パターンを再生
中であるということなので、ステップS1512へ進
み、アレンジャー・スタート・フラグを「0」にした後
に、コンポーザー再生処理ルーチンを終了してティック
・イベント処理ルーチンへリターンする。
【0190】一方、ステップS1508の判断結果が否
定、即ち、アレンジャー・スタート・フラグが「0」の
場合には、何らの処理も行うことなくコンポーザー再生
処理ルーチンを終了して、ティック・イベント処理ルー
チンへリターンする。
【0191】また、ステップS1510の判断結果が否
定、即ち、アレンジャー・エンディング・フラグが
「1」である場合には、アレンジャー12bはエンディ
ング・パターンを再生中であるということなので、何ら
の処理も行うことなくコンポーザー再生処理ルーチンを
終了して、ティック・イベント処理ルーチンへリターン
する。
【0192】また、ステップS1504の判断結果が否
定、即ち、ステップS1502で読み出されたソング・
データがEODでない場合には、ステップS1514へ
進み、ステップS1502で読み出されたソング・デー
タがアレンジャー・スタート情報であるか否かを判断す
る。
【0193】ステップS1514の判断結果が肯定、即
ち、ステップS1502で読み出されたソング・データ
がアレンジャー・スタート情報である場合には、ステッ
プS1516へ進み、アレンジャー・スタート・フラグ
が「0」であるか否かを判断する。
【0194】ステップS1516の判断結果が肯定、即
ち、アレンジャー・スタート・フラグが「0」である場
合には、アレンジャー12bは停止中であるということ
なので、ステップS1518へ進み、アレンジャー・ス
タート・フラグを「1」にした後に、コンポーザー再生
処理ルーチンを終了してティック・イベント処理ルーチ
ンへリターンする。
【0195】一方、ステップS1516の判断結果が否
定、即ち、アレンジャー・スタート・フラグが「1」で
ある場合には、アレンジャー12bは既に実行中である
ということなので、何らの処理も行うことなくコンポー
ザー再生処理ルーチンを終了して、ティック・イベント
処理ルーチンへリターンする。
【0196】また、ステップS1514の判断結果が否
定、即ち、ステップS1502で読み出されたソング・
データがアレンジャー・スタート情報でない場合(な
お、この場合には、読み出されたソング・データはEO
Dでもない。)には、ステップS1520へ進み、当該
読み出したソング・データを音源20へ送出した後に、
コンポーザー再生処理ルーチンを終了してティック・イ
ベント処理ルーチンへリターンする。
【0197】以下に、本発明の動作例を説明することと
するが、まず「同期スタート処理」に関して説明する。
【0198】本電子楽器においては、コンポーザー12
aがソング・データの再生中において、アレンジャー・
スタート・ボタン22dによってアレンジャー12bの
再生開始が指示されると、アレンジャー12bはコンポ
ーザー12aの演奏中の特定のタイミングに同期してス
タートするものであり、この際の処理を同期スタート処
理と称しており、以下において、同期スタート処理の操
作手順と動作とを順次説明する。
【0199】まず、電源投入後の第1の操作として、コ
ンポーザー・スタート・ボタン22aを操作すると、メ
イン・ルーチンのステップS204、スイッチ操作処理
ルーチンのステップS302→ステップS304の処理
により、コンポーザー・スタート処理ルーチン(図4)
を実行される。
【0200】コンポーザー・スタート処理ルーチンにお
いては、コンポーザー・スタート・フラグを検出し(ス
テップS402)、このコンポーザー・スタート・フラ
グが初期化(ステップS202)により「0」となって
いるので、コンポーザー・スタート・フラグを「1」に
するとともに、ティック・イベント・カウンタおよびデ
ィビジョン内ティック・カウンタを「0」に初期化する
(ステップS404)。
【0201】初期化(ステップS202)によりコンポ
ーザー録音準備フラグは「0」となっているので、以降
の処理は行わずにコンポーザー・スタート処理ルーチン
は終了する。
【0202】そして、その後に何らのスイッチ操作が行
われなければ、ティック・イベント処理ルーチン(図1
2)が行われる(ステップS204→ステップS20
6)。
【0203】ティック・イベント処理ルーチンにおいて
は、初期化(ステップS404)によりディビジョン内
ティック・カウンタの値は「0」とされているので、デ
ィビジョン内ティック・カウンタの値とタイミング・レ
ジスタ1のティック数とが一致しないとともに(ステッ
プS1204)、初期化(ステップS202)によりア
レンジャー・スタート・フラグは「0」となっているの
で、次の段階の処理(ステップS1220)へ進む。
【0204】次の段階(ステップS1220)では、コ
ンポーザー・スタート・フラグを検出するが、この時点
ではステップS404においてコンポーザー・スタート
・フラグは「1」になっているので、コンポーザー再生
処理ルーチン(図15)を実行し(ステップS122
2)、ソング・データが音源に送出されて(ステップS
1520)、音源20によってソング・データに基づく
演奏を行う。
【0205】次に、第2の操作として、アレンジャー・
スタート・ボタン22dを操作すると、メイン・ルーチ
ンのステップS204、スイッチ操作処理ルーチンのス
テップS310→ステップS312の処理により、アレ
ンジャー・スタート処理ルーチン(図6)が実行される
ことになる。
【0206】アレンジャー・スタート処理ルーチンにお
いては、アレンジャー・スタート・フラグを検出し(ス
テップS602)、このアレンジャー・スタート・フラ
グが初期化(ステップS202)により「0」となって
いるので、コンポーザー・スタート・フラグを検出する
(ステップS604)。
【0207】上記した第1の操作により、コンポーザー
・スタート・フラグは「1」になっているので、アレン
ジャー・スタート準備フラグを「1」にセットして(ス
テップS608)、アレンジャー・スタート処理ルーチ
ンを終了する。
【0208】従って、この時点では、アレンジャー・ス
タート・フラグは「1」になっていない。
【0209】そして、その後に何らのスイッチ操作が行
われなければ、ティック・イベント処理ルーチン(図1
2)が行われる(ステップS204→ステップS20
6)。
【0210】ティック・イベント処理ルーチンが実行さ
れる時点においては、コンポーザー・スタート・フラグ
は「1」に、アレンジャー・スタート・フラグは「0」
に、アレンジャー・スタート準備・フラグは「1」にな
っているので、ティック・イベント処理ルーチンにおい
ては、タイミング・レジスタ1に記憶されたタイミング
が検出されるまでは、コンポーザーの再生のみが行われ
(ステップS1222)、記憶されたタイミングが検出
されると、アレンジャー・スタート・フラグは「1」
に、アレンジャー・スタート準備フラグは「0」になる
(ステップS1206→ステップS1208)。
【0211】従って、次の段階(ステップS1210)
では、アレンジャー・スタート・フラグが「1」になっ
ているので、アレンジャー再生処理ルーチンが実行され
ることになり(ステップS1210→ステップS121
8)、スタイル・データが音源に送出されて、音源20
によってスタイル・データに基づく伴奏が行われる。
【0212】このようにして、タイミング・レジスタ1
に記憶されたタイミングが検出されるまでは、コンポー
ザー12aのみが再生され、タイミング・レジスタ1に
記憶されたタイミングが検出されると、アレンジャー1
2bの再生が行われる。
【0213】従って、本電子楽器においては、コンポー
ザー12aがソング・データの再生中において、アレン
ジャー・スタート・ボタン22dによってアレンジャー
12bの再生開始が指示されると、アレンジャー12b
はコンポーザー12aの演奏中の特定のタイミングに同
期してスタートする、同期スタート処理が行われる。
【0214】次に、コンポーザー12aの演奏ならびに
アレンジャー12bの伴奏を終了させる、エンディング
処理の操作手順と動作とを順次説明する。
【0215】まず、上記した第1の操作および第2の操
作に引き続く第3の操作として、a・エンディング・ボ
タン22fを操作すると、メイン・ルーチンのステップ
S204、スイッチ操作処理ルーチンのステップS31
8→ステップS320の処理により、アレンジャー・エ
ンディング処理ルーチン(図8)が実行される。
【0216】アレンジャー・エンディング処理ルーチン
においては、アレンジャー・エンディング・フラグを検
出し(ステップS802)、アレンジャー・エンディン
グ・フラグが「0」である(ステップS202)ので、
アレンジャー・スタート・フラグを検出し、さらに、ア
レンジャー・スタート・フラグはステップS1208に
おいて「1」になっているので、アレンジャー・エンデ
ィング・フラグを「1」にする(ステップS804→ス
テップS806)。
【0217】そして、その後に何らのスイッチ操作が行
われなければ、ティック・イベント処理ルーチン(図1
2)が行われる(ステップS204→ステップS20
6)。
【0218】ティック・イベント処理ルーチンが実行さ
れる時点においては、既にアレンジャー・スタート・フ
ラグが「1」になっているので、アレンジャー再生処理
ルーチン(図14)が実行される。
【0219】アレンジャー再生処理ルーチンにおいて
は、アレンジャー・エンディング・フラグを検出し(ス
テップS1402)、アレンジャー・エンディング・フ
ラグは「1」であるのでエンディング・パターン再生処
理(ステップS1406)を行う。
【0220】そして、ディビジョン内ティック・カウン
タの値が、ディビジョンのティック数に一致すれば、つ
まりディビジョンの区切れであることが検出されれば、
アレンジャー・エンディング・フラグを検出し(ステッ
プS1408→ステップS1410)、アレンジャー・
エンディング・フラグは「1」であるので、エンディン
グ・パターン再生中にディビジョンの区切れが検出され
た、即ち、エンディング・パターンの終わりまで再生し
たということなので、アレンジャー・スタート・フラグ
およびアレンジャー・エンディング・フラグをともに
「0」にして、アレンジャー12bを停止する(ステッ
プS1412)。
【0221】一方、コンポーザー再生処理ルーチン(図
15)においては、ソング・データを読み出し(ステッ
プS1502)、ステップS1502で読み出したソン
グ・データがEODであれば、コンポーザー・スタート
・フラグを「0」にする(ステップS1504→ステッ
プS1506)。
【0222】それから、アレンジャー・スタート・フラ
グを検出し(ステップS1508)、アレンジャー・ス
タート・フラグが「1」であれば、アレンジャー・エン
ディング・フラグを検出し(ステップS1510)、ア
レンジャー・エンディング・フラグが「1」であれば、
アレンジャー12bはエンディング・パターンを再生中
であるということなので、以降の処理を何も行わないで
コンポーザー再生処理ルーチンを終了する。
【0223】即ち、もしアレンジャー12bがエンディ
ング・パターンの再生を終了する前に、コンポーザーが
EODを読み出した場合には、アレンジャー・スタート
・フラグが「1」であり、アレンジャー・エンディング
・フラグが「1」になっているので、アレンジャー・ス
タート・フラグは「0」にされない。つまり、アレンジ
ャー12bが停止されることはない。
【0224】その後に、アレンジャー12bのエンディ
ング・パターンの終了を検出した時点で、アレンジャー
・スタート・フラグは「0」にされる。つまり、この時
点でアレンジャー12bは停止する。
【0225】このようにして、アレンジャー12bがエ
ンディング・パターンの再生を終了する前に、コンポー
ザー12aがEODを読み出した場合には、エンディン
グ・パターンの再生を終了するまでアレンジャー12b
は停止されず、その後にアレンジャー12bのエンディ
ング・パターンの終了を検出した時点で、アレンジャー
12bは停止する。
【0226】従って、上記した実施例によれば、コンポ
ーザー12aの再生中に、アレンジャー・スタート・ボ
タン22dの操作によってアレンジャー12bの再生開
始が指示されると、アレンジャー12bはコンポーザー
12aの演奏中の特定のタイミング(小節の先頭や小節
中の特定の拍頭など)に同期して再生を開始するように
なる。
【0227】即ち、コンポーザー12aとアレンジャー
12bとが、所望のタイミングで同期して再生される。
【0228】また、コンポーザー12aがソング・デー
タを全て再生し終えると、アレンジャー12bは通常パ
ターンを演奏中であるならば即座に停止し、エンディン
グ・パターン演奏中であるならば、エンディング・パタ
ーンが終了するまで停止しない。
【0229】即ち、コンポーザー12aの再生が先に終
了しても、アレンジャー12bは必ずエンディング・パ
ターンの終わりまで再生される。
【0230】次に、他の実施例として、予めソング・デ
ータ中にアレンジャー・スタート情報を特定のタイミン
グ毎に記憶しておき、コンポーザー12aが再生中にコ
ンポーザー・ストップ・ボタン22bによってコンポー
ザー12aの停止が指示されると、コンポーザー12a
およびアレンジャー12bは即座に停止するが、再びコ
ンポーザー12aの再生を開始したとき、コンポーザー
12aの再生開始の後にあらわれるアレンジャー・スタ
ート情報によって、アレンジャーが自動的に再生を再開
させるという実施例に関して説明する。
【0231】この実施例においては、コンポーザー・ス
タート・ボタン22aの操作によるコンポーザー12a
の再生開始の指示の後に、あらためてアレンジャー・ス
タート・ボタン22dを操作しなくても、アレンジャー
・スタート情報が記憶されているタイミングで、自動的
にアレンジャー12bがスタートするため、煩雑な操作
が解消されて操作性が向上するという効果を得ることが
できる。
【0232】以下に、上記したように、アレンジャー1
2bが停止したとき、予めソング・データ中にアレンジ
ャー・スタート情報を記憶しておくことによって、アレ
ンジャー12bを再度自動的にスタートさせる場合の操
作と動作とに関して順次説明する。
【0233】まず、ソング・データにアレンジャー・ス
タート情報を記憶させるときの操作および動作に関して
説明する。
【0234】第1の操作として、コンポーザー録音ボタ
ン22cを操作すると、メイン・ルーチンのステップS
204、スイッチ操作処理ルーチンのステップS322
→ステップS324の処理により、コンポーザー録音準
備処理ルーチン(図9)が実行される。
【0235】コンポーザー録音準備処理ルーチンにおい
ては、コンポーザー・スタート・フラグを検出し(ステ
ップS902)、このコンポーザー・スタート・フラグ
が初期化(ステップS202)により「0」となってい
るので、アレンジャー・スタート・フラグを検出する
(ステップS904)。このアレンジャー・スタート・
フラグは初期化(ステップS202)により「0」とな
っているので、何らの処理を行うことなくステップS9
08へ進む。
【0236】次に、コンポーザー録音準備フラグを検出
し(ステップS908)、このコンポーザー録音準備フ
ラグは「0」である(ステップS202)ので「1」に
する(ステップS910)。
【0237】次に、第2の操作として、コンポーザー・
スタート・ボタン22aを操作すると、メイン・ルーチ
ンのステップS204、スイッチ操作処理ルーチンのス
テップS302→ステップS304の処理により、コン
ポーザー・スタート処理ルーチン(図4)が実行され
る。
【0238】コンポーザー・スタート処理においては、
コンポーザー・スタート・フラグが「0」であるので、
コンポーザー・スタート・フラグを「1」にするととも
にティック・イベント・カウンタおよびディビジョン内
ティック・カウンタを「0」に初期化した後に(ステッ
プS402→ステップS404)、コンポーザー録音準
備フラグを検出し(ステップS406)、コンポーザー
録音準備フラグが「1」であるので、コンポーザー録音
フラグを「1」にするとともにコンポーザー録音準備フ
ラグを「0」にする(ステップS408)。
【0239】さらに、第3の操作として、アレンジャー
・スタート・ボタン22dを操作すると、メイン・ルー
チンのステップS204、スイッチ操作処理ルーチンの
ステップS310→ステップS312の処理により、ア
レンジャー・スタート処理ルーチン(図6)が実行され
る。
【0240】アレンジャー・スタート処理ルーチンにお
いては、まずアレンジャー・スタート・フラグを検出す
る(ステップS602)。アレンジャー・スタート・フ
ラグは「0」に初期化されているので(ステップS20
2)、コンポーザー・スタート・フラグを検出する(ス
テップS604)。
【0241】この時点においては、第2の操作子の操作
によりコンポーザー・スタート・フラグは「1」になっ
ているので、アレンジャー・スタート準備フラグを
「1」にする(ステップS608)。
【0242】そして、その後に何らのスイッチ操作も行
われなければ、ティック・イベント処理ルーチン(図1
2)が行われる(ステップS204→ステップS20
6)。
【0243】ティック・イベント処理ルーチンにおいて
は、ディビジョン内のティック・カウンタがタイミング
・レジスタ1のティック数に一致したとき、この時点で
はアレンジャー・スタート準備フラグが「1」となって
いるので、アレンジャー・スタート・フラグを「1」に
するとともに、アレンジャー・スタート準備フラグを
「0」にする(ステップS1204→ステップS120
6→ステップS1208)。
【0244】それから、アレンジャー・スタート・フラ
グを検出することになる(ステップS1210)。ここ
において、ステップS1208においてアレンジャー・
スタート・フラグが「1」となっているので、ディビジ
ョン内のティック・カウンタがタイミング・レジスタ2
のティック数に一致したとき、コンポーザー録音フラグ
を検出する(ステップS1212→ステップS121
4)。
【0245】ここでは、ステップS408においてコン
ポーザー録音フラグは「1」となっているので、アレン
ジャー・スタート情報をソング・データに記憶し(ステ
ップS1216)、アレンジャー再生処理ルーチン(図
14)を実行する(ステップS1218)。
【0246】次に、コンポーザー・スタート・フラグを
検出するが(ステップS1220)、ここではステップ
S404においてコンポーザー・スタート・フラグは
「1」となっているので、コンポーザー再生処理ルーチ
ン(図15)が実行される(ステップS1222)。
【0247】その後は、上記のようにしてアレンジャー
再生処理ルーチンとコンポーザー再生処理ルーチンが、
繰り返し実行される。
【0248】そして、ティック・イベント処理ルーチン
において、ディビジョン内のティック・カウンタがタイ
ミング・レジスタ2のティック数に一致したことが検出
されると、ここではコンポーザー録音フラグが「1」で
あるので、アレンジャー・スタート情報をソング・デー
タに記憶する(ステップS1212→ステップS121
4→ステップS1216)。このようにして、アレンジ
ャー・スタート情報が、タイミング・レジスタ2のティ
ック数毎にソング・データに記憶される。
【0249】さらに、第4の操作として、コンポーザー
・ストップ・ボタン22bを操作すると、メイン・ルー
チンのステップS204、スイッチ操作処理ルーチンの
ステップS306→ステップS308の処理により、コ
ンポーザー・ストップ処理ルーチン(図5)が実行され
る。
【0250】コンポーザー・ストップ処理ルーチンにお
いては、まずコンポーザー・スタート・フラグを検出し
(ステップS502)、コンポーザー・スタート・フラ
グが「1」である、つまり、コンポーザー12aは実行
中であるので、これを「0」にしてコンポーザー12a
を停止する(ステップS504)。
【0251】次に、コンポーザー録音フラグを検出し
(ステップS506)、コンポーザー録音フラグが
「1」である、つまり、コンポーザー12aは録音中で
あるので、コンポーザー録音フラグを「0」にして録音
を停止し(ステップS508)、それからアレンジャー
・スタート・フラグの検出へと進む(ステップS51
0)。
【0252】アレンジャー・スタート・フラグを検出し
(ステップS510)、アレンジャー・スタート・フラ
グが「1」である、つまり、アレンジャー12bは実行
中であるということなので、アレンジャー・スタート・
フラグを「0」にしてアレンジャー12bを停止し(ス
テップS512)、コンポーザー・ストップ処理ルーチ
ンを終了する。
【0253】以上のようにして、録音動作は完了する。
【0254】次に、こうして録音されたソング・データ
を再生する際の操作および動作について、以下に説明す
る。
【0255】まず、第1の操作として、コンポーザー・
スタート・ボタン22aを操作すると、メイン・ルーチ
ンのステップS204、スイッチ操作処理ルーチンのス
テップS302→ステップS304の処理により、コン
ポーザー・スタート処理ルーチン(図4)が実行され
る。
【0256】コンポーザー・スタート処理においては、
コンポーザー・スタート・フラグを「1」にするととも
にティック・イベント・カウンタおよびディビジョン内
ティック・カウンタを「0」に初期化する(ステップS
402→ステップS404)。
【0257】そして、その後に何らのスイッチ操作も行
われなければ、ティック・イベント処理ルーチン(図1
2)が行われる(ステップS204→ステップS20
6)。
【0258】ティック・イベント処理ルーチンにおいて
は、コンポーザー・スタート・フラグが「1」であるの
で、コンポーザー再生処理ルーチン(図15)が実行さ
れる(ステップS1220→ステップS1222)。
【0259】コンポーザー再生処理ルーチンにおいて
は、ソング・データを読み出し(ステップS150
2)、そのデータがアレンジャー・スタート情報であれ
ば(ステップS1514)、アレンジャー・スタート・
フラグを検出し(ステップS1516)、これが「0」
であるのでアレンジャー12bは停止中であるというこ
となので、アレンジャー・スタート・フラグを「1」に
する(ステップS1518)。
【0260】即ち、ソング・データには、タイミング・
レジスタ2のタイミング毎にアレンジャー・スタート情
報が繰り返し記録されているので、コンポーザー12a
の再生が始まってアレンジャー・スタート情報を読み出
すと、アレンジャー12bがスタートする。
【0261】あるいは、ソング・データに記憶されたア
レンジャー・スタート情報を読み出す前にアレンジャー
・スタート・ボタン22dを操作した場合には、上記し
た実施例で説明したタイミングで、アレンジャー12b
がスタートする。
【0262】次に、第2の操作として、コンポーザー・
ストップ・ボタン22bを操作すると、メイン・ルーチ
ンのステップS204、スイッチ操作処理ルーチンのス
テップS306→ステップS308の処理により、コン
ポーザー・ストップ処理ルーチン(図5)が実行され
る。
【0263】コンポーザー・ストップ処理においては、
コンポーザー・スタート・フラグが「0」にされるとと
もに(ステップS506)、アレンジャー・スタート・
フラグが「0」にされ(ステップS512)、コンポー
ザー12aおよびアレンジャー12bが停止する。
【0264】さらに、第3の操作として、コンポーザー
・スタート・ボタン22aを操作すると、メイン・ルー
チンのステップS204、スイッチ操作処理ルーチンの
ステップS302→ステップS304の処理により、再
びコンポーザー・スタート処理ルーチン(図4)が実行
され、上記と同様にしてソング・データが読み出される
(ステップS1502)。
【0265】このときソング・データは、先ほど読み出
した次のデータから読み出す。ここで、ソング・データ
にはアレンジャー・スタート情報が、タイミング・レジ
スタ2のタイミング毎に繰り返し録音されているので、
次のタイミング・レジスタ2のタイミングまでくると、
アレンジャー・スタート情報を読み出してアレンジャー
12bがスタートする。
【0266】このようにして、アレンジャー12bが停
止したとき、タイミング・レジスタ2のタイミング毎に
自動的にスタートする。
【0267】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0268】所望の演奏データに基づき演奏を行う第一
の演奏手段と、所望の演奏データに基づき演奏を行う第
二の演奏手段と、第一の演奏手段に対して演奏開始を指
示する第一の操作子と、第一の演奏手段に対して演奏停
止を指示する第二の操作子と、第二の演奏手段に対して
演奏開始を指示する第三の操作子と、第二の演奏手段に
対して演奏停止を指示する第四の操作子とを有し、第一
の操作子と、第二の操作子と、第三の操作子と、第四の
操作子とを適宜操作することにより、第一の演奏手段と
第二の演奏手段との演奏開始と演奏停止とを、第一の演
奏手段と第二の演奏手段との間でそれぞれ独立して個別
的に制御することができようにしたため、第一の演奏手
段の演奏中においても、適当なタイミングで第二の演奏
手段の演奏開始と演奏停止とを行うことができるように
なり、変化に富んだ演奏を行うことができるようにな
る。
【0269】また、所望の演奏データに基づき演奏を行
う第一の演奏手段と、所望の演奏データに基づき演奏を
行う第二の演奏手段と、第二の演奏手段に対して演奏開
始を指示する操作子と、第一の演奏手段の演奏中に、操
作子により第二の演奏手段に対して演奏開始が指示され
たとき、第二の演奏手段の演奏開始を、第一の演奏手段
による演奏の所定のタイミングと一致させる制御手段と
を有するようにしたため、操作子により第一の演奏手段
の演奏中に第二の演奏手段に対して演奏開始が指示され
たときには、制御手段が、第二の演奏手段の演奏開始を
第一の演奏手段による演奏の所定のタイミングと一致さ
せることになり、演奏と伴奏とのずれによる違和感をな
くすことができる。
【0270】さらに、所望の演奏データに基づき演奏を
行う第一の演奏手段と、所望の演奏データに基づき演奏
を行う第二の演奏手段と、第一の演奏手段による演奏終
了を検出する第一の検出手段と、第二の演奏手段が所定
の演奏データを演奏中であるか否かを検出する検出手段
と、第一の検出手段が第一の演奏手段の演奏終了を検出
したときに、第二の演奏手段が所定の演奏データの演奏
をしていないことを第二の検出手段が検出した場合に、
第一の演奏手段を停止させると同時に第二の演奏手段を
停止させ、第一の検出手段が第一の演奏手段の演奏終了
を検出したときに、第二の演奏手段が所定の演奏データ
の演奏をしていることを第二の検出手段が検出した場合
に、上記第一の演奏手段を停止させるとともに、第二の
演奏手段による所定の演奏データの演奏が終了したとき
に、第二の演奏手段を停止させる制御手段とを有するよ
うにしたため、第一の検出手段が第一の演奏手段の演奏
終了を検出したときに、第二の演奏手段が所定の演奏デ
ータの演奏をしていないことを第二の検出手段が検出し
た場合には、制御手段は、第一の演奏手段を停止させる
と同時に第二の演奏手段を停止させるが、第一の検出手
段が第一の演奏手段の演奏終了を検出したときに、第二
の演奏手段が所定の演奏データの演奏をしていることを
第二の検出手段が検出した場合には、制御手段は、第一
の演奏手段を停止させる一方で、第二の演奏手段に関し
ては、所定の演奏データの演奏が終了したときに停止さ
せることになり、エンディング・パターンによる演奏な
どが途中で途切れてしまうことが防止できるので、違和
感をなくすことができる。
【0271】さらにまた、所望の演奏データに基づき演
奏を行う第一の演奏手段と、第一の演奏手段の演奏開始
情報を所定のタイミング毎に記憶した演奏データに基づ
き演奏を行う第二の演奏手段と、第二の演奏手段に対し
て演奏開始を指示する第一の操作子と、第二の演奏手段
に対して演奏停止を指示する第二の操作子と、第二の演
奏手段に対して第二の操作子により演奏停止が指示され
たときに、第二の演奏手段を演奏停止の指示に従って停
止させると同時に、第一の演奏手段を停止させ、第二の
演奏手段に対して第一の操作子により演奏開始が指示さ
れたときに、第二の演奏手段による演奏を開始させ、第
一の演奏手段の演奏を第一の演奏手段の演奏開始情報に
従って開始させる制御手段とを有するようにしたため、
予め第二の演奏手段の演奏データに第一の演奏手段の演
奏開始情報を所定のタイミング毎に記憶させておくもの
であり、制御手段は、第二の演奏手段に対して演奏停止
が指示されたときに、第二の演奏手段を演奏停止の指示
に従って停止させると同時に第一の演奏手段を停止さ
せ、第二の演奏手段に対して演奏開始が指示されたとき
に、第二の演奏手段による演奏を開始させる一方で、第
一の演奏手段の演奏を第一の演奏手段の演奏開始情報に
従って開始させるものであり、あらためて第一の演奏手
段の演奏開始を指示するための操作を行わなくても、演
奏開始情報が記憶されているタイミングで、自動的に第
一の演奏手段の演奏を開始させることができ、しかも演
奏開始情報を演奏の区切り毎に記憶されるようにする
と、演奏の流れを崩すことなく第一の演奏手段による演
奏を開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子楽器の一実施例を示すブロッ
ク構成図である。
【図2】メイン・ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図3】スイッチ操作処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図4】コンポーザー・スタート処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図5】コンポーザー・ストップ処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図6】アレンジャー・スタート処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図7】アレンジャー・ストップ処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図8】アレンジャー・エンディング処理ルーチンを示
すフローチャートである。
【図9】コンポーザー録音準備処理ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図10】タイミング選択処理ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図11】タイミング設定処理ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図12】ティック・イベント処理ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図13】タイマー・インタラプト処理ルーチンを示す
フローチャートである。
【図14】アレンジャー再生処理ルーチンを示すフロー
チャートである。
【図15】コンポーザー再生処理ルーチンを示すフロー
チャートである。
【図16】ティックと小節とディビジョンとの関係を示
す説明図である。
【符号の説明】
10 バス 12 CPU 14 ROM 16 RAM 18 鍵盤 20 音源 22 操作子群 24 タイマー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の演奏データに基づき演奏を行う第
    一の演奏手段と、 所望の演奏データに基づき演奏を行う第二の演奏手段
    と、 前記第一の演奏手段に対して演奏開始を指示する第一の
    操作子と、 前記第一の演奏手段に対して演奏停止を指示する第二の
    操作子と、 前記第二の演奏手段に対して演奏開始を指示する第三の
    操作子と、 前記第二の演奏手段に対して演奏停止を指示する第四の
    操作子とを有し、 前記第一の操作子と、前記第二の操作子と、前記第三の
    操作子と、前記第四の操作子とを適宜操作することによ
    り、前記第一の演奏手段と前記第二の演奏手段との演奏
    開始と演奏停止とを、前記第一の演奏手段と前記第二の
    演奏手段との間でそれぞれ独立して個別的に制御するこ
    とができようにしたことを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 所望の演奏データに基づき演奏を行う第
    一の演奏手段と、 所望の演奏データに基づき演奏を行う第二の演奏手段
    と、 前記第二の演奏手段に対して演奏開始を指示する操作子
    と、 前記第一の演奏手段の演奏中に、前記操作子により前記
    第二の演奏手段に対して演奏開始が指示されたとき、前
    記第二の演奏手段の演奏開始を、前記第一の演奏手段に
    よる演奏の所定のタイミングと一致させる制御手段とを
    有することを特徴とする電子楽器。
  3. 【請求項3】 所望の演奏データに基づき演奏を行う第
    一の演奏手段と、 所望の演奏データに基づき演奏を行う第二の演奏手段
    と、 前記第一の演奏手段による演奏終了を検出する第一の検
    出手段と、 前記第二の演奏手段が所定の演奏データを演奏中である
    か否かを検出する検出手段と、 前記第一の検出手段が前記第一の演奏手段の演奏終了を
    検出したときに、前記第二の演奏手段が前記所定の演奏
    データの演奏をしていないことを前記第二の検出手段が
    検出した場合に、前記第一の演奏手段を停止させると同
    時に前記第二の演奏手段を停止させ、前記第一の検出手
    段が前記第一の演奏手段の演奏終了を検出したときに、
    前記第二の演奏手段が前記所定の演奏データの演奏をし
    ていることを前記第二の検出手段が検出した場合に、上
    記第一の演奏手段を停止させるとともに、前記第二の演
    奏手段による前記所定の演奏データの演奏が終了したと
    きに、前記第二の演奏手段を停止させる制御手段とを有
    することを特徴とする電子楽器。
  4. 【請求項4】 所望の演奏データに基づき演奏を行う第
    一の演奏手段と、 前記第一の演奏手段の演奏開始情報を所定のタイミング
    毎に記憶した演奏データに基づき演奏を行う第二の演奏
    手段と、 前記第二の演奏手段に対して演奏開始を指示する第一の
    操作子と、 前記第二の演奏手段に対して演奏停止を指示する第二の
    操作子と、 前記第二の演奏手段に対して前記第二の操作子により演
    奏停止が指示されたときに、前記第二の演奏手段を前記
    演奏停止の指示に従って停止させると同時に、前記第一
    の演奏手段を停止させ、前記第二の演奏手段に対して前
    記第一の操作子により演奏開始が指示されたときに、前
    記第二の演奏手段による演奏を開始させ、前記第一の演
    奏手段の演奏を前記第一の演奏手段の演奏開始情報に従
    って開始させる制御手段とを有することを特徴とする電
    子楽器。
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