JP2692539B2 - 自動伴奏装置 - Google Patents

自動伴奏装置

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JP2692539B2
JP2692539B2 JP5209893A JP20989393A JP2692539B2 JP 2692539 B2 JP2692539 B2 JP 2692539B2 JP 5209893 A JP5209893 A JP 5209893A JP 20989393 A JP20989393 A JP 20989393A JP 2692539 B2 JP2692539 B2 JP 2692539B2
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真一 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のパターンに対応
する伴奏パターンを読み出して再生する自動伴奏装置に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、複数のパートに対応する伴奏パターンを繰り返し読
み出すことにより自動伴奏を行う自動伴奏装置が提案さ
れている。この種の自動伴奏装置においては、演奏者に
よって押鍵された和音が変更されると、その変更された
時点で自動伴奏のタイミングとは関係なく、例えばベー
スパートからその変更された和音の根音が発音されるよ
うに構成されているものがあった。
【0003】しかしながら、上記従来の自動伴奏装置で
は、和音が変更される度にその根音がベースパートから
発音されるために、ベース演奏が単調になり、ひいては
演奏全体が単調になる虞があった。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、演奏者が和音を変更したときに演奏にバリエーショ
ンを付与することが可能な自動伴奏装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、和音情報を入力する和音情
報入力手段と、該入力された和音情報が変更されたこと
を検出する検出手段と、複数のパートを有する伴奏パタ
ーンが複数個あり、その中から所望の伴奏パターンを選
択する伴奏パターン選択手段と、該選択された伴奏パタ
ーンに含まれる複数のパートを同時に読み出す読み出し
手段と、前記複数のパートを有する通常の伴奏パターン
である通常パターンを記憶する通常パターン記憶手段
と、該通常パターンに含まれる前記複数のパートのそれ
ぞれに対応し、該通常パターンと異なった特殊な伴奏パ
ターンである特殊パターンを記憶する特殊パターン記憶
手段と、前記読み出し手段により前記選択された伴奏パ
ターンを読み出すときに、前記通常パターン記憶手段ま
たは前記特殊パターン記憶手段のうちいずれの記憶手段
に記憶されている伴奏パターンを読み出すかをパート毎
に選択設定する読み出し選択設定手段と、前記読み出し
手段により伴奏パターンが読み出されているときに、前
記検出手段により和音情報の変更が検出された場合に
は、その和音情報が変更されたタイミングで、当該伴奏
パターン中、前記読み出し選択設定手段により特殊パタ
ーンが選択設定されたパートを前記通常パターンから前
記特殊パターンに切り替え制御する切替え制御手段とを
有することを特徴とする。好ましくは、請求項2記載の
発明は、前記和音情報入力手段により入力された和音情
報に応じて、前記読み出し手段により読み出される通常
パターンまたは特殊パターンの音高を音高変換する音高
変換手段を有し、前記通常パターンおよび特殊パターン
の各パートは、それぞれ音高変換されるパートであるこ
とを特徴とする。さらに、好ましくは、請求項3記載の
発明は、前記読み出し手段によって前記特殊パターンが
読み出されているときには、所定のタイミングで、その
読み出しを前記通常パターンに移行するパターン移行手
段を有することを特徴とする。
【0006】
【作用】読み出し手段により伴奏パターンが読み出され
ているときに、検出手段により和音情報の変更が検出さ
れた場合には、その和音情報が変更されたタイミング
で、当該伴奏パターン中、読み出し選択設定手段により
特殊パターンが選択設定されたパートが通常パターンか
ら特殊パターンに切り替え制御され、そのパートのみこ
の特殊パターンが読み出され、他のパートはそのまま通
常パターンが読み出される。好ましくは、和音情報入力
手段により和音情報が入力されたタイミングで、音高変
換手段によって、前記パート毎にそれぞれ選択された通
常パターンまたは特殊パターンの音高が変換される。さ
らに、好ましくは、読み出し手段によって前記特殊パタ
ーンが読み出されているときには、所定のタイミング
で、その読み出しが前記通常パターンに移行される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
【0008】図1は、本発明に係る自動伴奏装置の一実
施例の概略構成を示すブロック図である。
【0009】同図において、本実施例の自動伴奏装置
は、演奏者が和音やメロディ等を入力するための鍵盤1
と、各パートの音色を入力するためのスイッチや各種の
伴奏パターンを選択するためのスイッチ等から成るスイ
ッチ群2と、通常の伴奏パターンを記憶する伴奏パター
ンメモリ3と、パーカッションパターンを記憶するパー
カッションパターンメモリ4と、特殊な伴奏パターンを
記憶する特殊パターンメモリ5と、装置全体の制御を司
るCPU6と、CPU6が実行するプログラムやテーブ
ルデータ等を記憶するプログラムメモリ7と、CPU6
が実行する演算結果や各種入力情報等を一時的に格納す
るワーキングメモリ8と、鍵盤1の押鍵により出力され
たイベントデータや伴奏パターンメモリ3等から出力さ
れる伴奏パターン等に従って楽音信号を出力するトーン
ジェネレータ(TG)9とにより主として構成され、上
記各要素1〜9は、バス10を介して、相互に接続され
ている。
【0010】また、CPU6には割り込み時間等の時間
を計時するためのタイマ11が接続され、トーンジェネ
レータ9には入力された楽音信号を楽音に変換するため
のサウンドシステム12が接続されている。
【0011】図2は、図1の特殊パターンメモリ5に記
憶されている特殊伴奏パターンのデータフォーマットを
示す図である。
【0012】特殊パターンメモリ5には複数の種類の特
殊伴奏パターン21,…が記憶され、各特殊伴奏パター
ン21は、各パターンおよび各パート毎に一組を成して
記憶され、各組の特殊伴奏パターン21は、続くイベン
トデータ23を出力するタイミング(タイミングクロッ
クのカウント数)を示すデュレーション22と特殊伴奏
パターンのイベントを示すイベントデータ23とから成
る複数のデータ列24,…と、組の最後を示すエンドデ
ータ25とにより構成されている。さらに、イベントデ
ータ23は、そのデータが発音のためのデータであると
きには、キーオンコード231、キーコード232、およ
びベロシティ233により構成され、一方、そのデータ
が消音のためのデータであるときには、キーオフコード
234およびキーコード232により構成される。
【0013】そして、特殊伴奏パターンの各データ(デ
ュレーション22、イベントデータ23、エンドデータ
)をポインタによって指定するように構成すると、
パターンおよびパートが決まると特殊伴奏パターンが一
意的に決まり、その一意的に決定された特殊伴奏パター
ン内の1つのデータがポインタにより指定される。した
がって、特殊パターンメモリ5に記憶されている任意の
特殊伴奏パターンデータは、SEQ(PTN,PRT,
P)によって表現することが可能となる。ここで、“P
TN”は前記ワーキングメモリ8の所定の領域に確保さ
れたメモリ領域であり、その内容はパターン(番号)
(以下、その内容を「パターンPTN」という)を示し
ている。同様に、“PRT”,“P”もワーキングメモ
リ8内のメモリ領域で、その内容はそれぞれパート(番
号)(以下、その内容を「パートPRT」という)、ポ
インタ(以下、その内容を「ポインタP」という)を示
している。
【0014】以上のように構成された自動伴奏装置にお
いて、CPU6が実行する制御処理を、以下、図3〜図
8のフローチャートを参照して説明する。
【0015】図3は、本実施例のメインルーチンの処理
手順を示すフローチャートである。
【0016】まず、ステップS1で各種初期設定を行
い、ステップS2でキーイベントがあるか否かの判別を
行い、キーイベントがあるときには後述するキーイベン
ト処理のサブルーチンを実行し(ステップS3)、一
方、キーイベントがないときにはステップS3をスキッ
プしてステップS4に進む。ステップS4では、前記ス
イッチ群2のパターン選択スイッチ(図示せず)が押さ
れたか否かを判別し、押されたときにはその選択パター
ン番号を前記PTNに設定し(ステップS5)、一方、
パターン選択スイッチが押されないときにはステップS
5をスキップしてステップS6に進む。
【0017】ステップS6では、スイッチ群2を構成す
る、自動演奏を開始または終了するスイッチであるスタ
ート/ストップスイッチ(図示せず)が押されたか否か
を判別し、押されたときには自動演奏の実行状態を示す
フラグRUNを反転させた(ステップS7)後に、フラ
グRUNの値を判別する(ステップS8)。ここで、フ
ラグRUNの値が“1”のときは自動演奏を実行してい
る状態を示し、“0”のときは自動演奏を停止している
状態を示す。
【0018】ステップS8の判別において、フラグRU
Nの値が“1”のとき、即ち、自動演奏が停止された状
態から実行状態に移行したときには、自動伴奏関連の初
期設定を行うために、前記ステップS5で選択したパタ
ーンPTNに対応した各パートの音色をそれぞれ対応す
るチャンネル番号と共に図1のトーンジェネレータ9に
出力し(ステップS9)、各チャンネルのポインタP
(0)〜P(3)に先頭値“0”を設定し、後述する図
4のステップ22で検出される和音の根音を格納するレ
ジスタRTに、根音が検出されていないことを示すデー
タである“0Fh”を設定し、各チャンネルの伴奏パタ
ーンが特殊伴奏パターンである(このとき、“1”)か
通常パターンである(このとき、“0”)かを示すレジ
スタNGM(0)〜NGM(3)に初期値“0”を設定
し、押鍵されたキーコードや特殊パターンメモリ5等か
ら読み出されたキーコードにより作成されたキーコード
リストをクリアする(ステップS10)。ここで、“0
Fh”の“h”は、その前の値が16進数であることを
示している。さらに、本実施例の自動伴奏装置は4ch
構成のパートを有している。
【0019】次に、各パートの読み出しポインタをパタ
ーンPTNにより指定された各パートのパターンの先頭
にそれぞれ設定し(ステップS11)、後述する図6の
ステップS61で、伴奏再生タイミングを生成するため
にタイミングクロックをカウントするソフトカウンタで
あるタイミングカウンタ(ワーキングメモリ8に領域が
確保されている)をリセットした(ステップS12)後
に、ステップS14に進む。ここで、ステップS11の
読み出しポインタは通常の伴奏の再生を行うためのポイ
ンタであり、ステップS10のポインタP(0)〜ポイ
ンタP(3)とは別のものである。
【0020】一方、ステップS8の判別において、フラ
グRUNの値が“0”のとき、即ち自動伴奏が停止され
たときにはトーンジェネレータ9に出力されている伴奏
用チャンネルを消音するための処理を行った後にステッ
プS14に進む。
【0021】さらに、ステップS6の判別において、ス
タート/ストップスイッチが押されないときにはステッ
プS7〜ステップS13の処理をスキップしてステップ
S14に進む。
【0022】ステップS14では、以上説明した処理以
外の処理を行った後にステップS2に戻り、上述のステ
ップS2以降の処理を繰り返す。
【0023】図4は、図3のステップS3のキーイベン
ト処理のサブルーチンの詳細な手順を示すフローチャー
トである。本サブルーチンは、主として和音の検出およ
び特殊伴奏パターンへの切り替えの制御を行うものであ
る。
【0024】まず、ステップS21で演奏者の押鍵(キ
ーイベント)が左鍵域で発生したか否かを判別し、左鍵
域で発生したときには和音を検出する(ステップS2
2)。即ち、本実施例では和音は左鍵域においてのみ検
出するように構成し、和音の検出は、既に周知となって
いる技術を用いて和音のルート(根音)およびタイプ
(種類)の検出を行う。
【0025】次に、ステップS23では前記ステップS
22において和音が検出されたか否かを判別し、検出さ
れたときには前回検出された和音のルートとタイプと
を、ワーキングメモリ8のメモリ領域ORTとOTPと
にそれぞれ記憶した(ステップS24)後に、ステップ
S22において今回検出された和音のルートとタイプと
を、ワーキングメモリ8のメモリ領域RT(Root)とT
P(Type)とにそれぞれ格納する(ステップS25)。
【0026】続くステップS26では、前回検出された
和音のルートORTが“0Fh”であるか、即ち和音
(根音)が検出されていないか、または、ステップS2
2で検出された和音のルートRTおよびタイプTPがそ
れぞれ前回のルートORTおよびタイプOTPに一致し
ているか否かを判別する。即ち、ステップS26では、
このルーチンに制御処理が移行する前に和音が検出され
なかったか否か、または、和音の変更がなされたか否か
の判別を行っている。
【0027】ステップS26の判別の答がNO、即ち前
回和音が検出され、かつ和音の変更がなされたときに
は、ステップS27で後述する特殊パターン切り替え処
理のサブルーチンを行った後に、本サブルーチン処理を
終了する。
【0028】一方、ステップS21の判別において、押
鍵が左鍵域で発生しない場合にはその押鍵に従って発音
または消音処理を行い(ステップS28)、本サブルー
チン処理を終了する。
【0029】さらに、一方、ステップS23の判別にお
いて和音が検出されないとき、または、ステップS26
の判別において前回和音が検出されなかったかまたは和
音の変更がなされなかったときには、本サブルーチン処
理を終了する。
【0030】図5は、図4のステップS27の特殊パタ
ーン切り替え処理のサブルーチンの詳細な処理手順を示
すフローチャートである。
【0031】まず、ステップS31で前記フラグRUN
の値を判別し、本装置が自動演奏を実行していないとき
(フラグRUN=0)には本サブルーチン処理を終了
し、一方、自動演奏を実行しているとき(フラグRUN
=1)には前記パートPRTを“0”にして最初のパー
トを選択する(ステップS32)。
【0032】次に、ステップS33ではパターンPTN
に対応するチャンネル番号をワーキングメモリ8のメモ
リ領域CHに格納する。続くステップS34では、各パ
ターンPTNおよび各パートPRTに応じて特殊パター
ンに切り替えるか否かの情報を格納するメモリ領域NG
EN(PTN,PRT)の値を判別する。ここで、メモ
リ領域NGEN(PTN,PRT)はワーキングメモリ
8内に確保され、演奏者により、図1のスイッチ群の選
択スイッチ(図示せず)を用いて各パートPRTおよび
各パターンPTN毎に特殊パターンと通常パターンとが
選択されるように構成され、選択スイッチにより特殊パ
ターンが選択されモードが設定されると、値“1”が
対応するメモリ領域NGEN(PTN,PRT)に記憶
され、通常パターンが選択されるモードが設定される
と、値“0”が対応するメモリ領域NGEN(PTN,
PRT)に記憶される。
【0033】ステップS34の判別において、現在のパ
ターンPTNおよびパートPRTに対して特殊パターン
に切り替える指示がなされているとき(NGEN(PT
N,PRT)=“1”)には、ステップS35〜37で
通常のパターンの再生、即ち、パターンPTNに対応す
るキーコードリストから全てのキーコードを読み出して
(ステップS35)、それぞれ前記和音のルートRTお
よびタイプTPにより変換し(ステップS36)、その
変換結果を前記CHと共にそれぞれ図1のトーンジェネ
レータ9に出力する処理に加えて、キーオフ信号もトー
ンジェネレータ9に出力する(ステップS37)。
【0034】続くステップS38ではパートPRTによ
り示されるポインタP(PRT)に“1(最初のイベン
トデータ)”を設定し、図3のステップS10で説明し
たレジスタNGM(PRT)に“1(特殊パターン)”
を設定し、ステップS39では図2で説明した特殊パタ
ーンデータSEQ(PTN,PRT,P)の内、最初の
データであるデュレーション22(SEQ(PTN,P
RT,0))をワーキングメモリ8のメモリ領域DR
(PRT)(この領域はソフトカウンタとして用いるた
め、以下、この領域を「カウンタDR(PRT)」とい
う)に格納した後に、ステップS43に進む。ここで、
特殊パターンデータSEQ(PTN,PRT,P)は厳
密にはSEQ(PTN,PRT,P(PRT))と記述
しなければならないが、特に“P(PRT)”を強調す
る必要のないときには“P”と記述することにする。
【0035】一方、ステップS34の判別において、現
在のパターンPTNおよびパートPRTに対して特殊パ
ターンに切り替える指示がなされていないとき(NGE
N(PTN,PRT)=“0”)には、通常のパターン
のみを再生する処理を行った(ステップS40〜S4
2)後に、ステップS43に進む。
【0036】ステップS43ではパートPRTを1だけ
インクリメントした後に、ステップS44でパートPR
Tが“4”であるか否かを判別し、特殊パターン切り替
え処理の判別が全てのパートについて終了したとき(P
RT=“4”)には本サブルーチン処理を終了し、一
方、特殊パターン切り替え処理の判別が全てのパートに
ついて終了していないとき(PRT≠“4”)にはステ
ップS33に戻り、残りのパートについて特殊パターン
切り替え処理を繰り返す。
【0037】以上説明したように、図3〜図5に示すメ
インルーチンでは、特殊パターンをはじめとする各種パ
ターンを再生するための各種設定値の設定処理を行い、
実際に楽音を再生する処理は次に説明するタイマ割り込
み処理において行われる。
【0038】図6は、図1のCPU6が実行するタイマ
割り込み処理の手順を示すフローチャートである。本実
施例ではパートPRTが“0”〜“2”のときにはコー
ドバッキングパートが選択され、パートPRTが“3”
のときにはベースパートが選択されるものとする。
【0039】また、本実施例において、タイマ割り込み
要求は、図1のタイマ11により96分長毎に1回の割
合でなされるように構成されている。即ち、タイマ11
は96分長に相当する時間を計時するとCPU6に対し
て割り込み要求を出力し、CPU6は、この割り込み要
求を受けてメインルーチンからタイマ割り込みルーチン
へ処理を移行させる。この96分長に相当する時間は、
テンポの変更に従って変化するため、テンポにより割り
込み要求がなされる時間間隔は変化することになる。
【0040】まず、ステップS51で、前記フラグRU
Nの値を判別し、その値が“0”であるときには本割り
込み処理を終了し、一方、その値が“1”のときにはス
テップS52に進む。
【0041】ステップS52ではパターンPTNに対応
するパーカッションパターンをタイミングクロックに応
じて再生し、ステップS53ではパートPRTを初期値
“0”に設定する。
【0042】続くステップS54では後述する伴奏再生
処理のサブルーチンを実行した後に、パートPRTを
“1”だけインクリメントし(ステップS55)、全て
のパートについて伴奏再生処理を終了したか否かを判別
し(ステップS56)、終了しないときにはステップS
54に戻って次のパートPRTの伴奏再生処理を続け、
一方、終了したときにはステップS57に進む。
【0043】ステップS57ではステップS53と同様
にパートPRTを初期値“0”に設定し、ステップS5
8〜ステップS60では、前記ステップS54〜ステッ
プS56と同様にして、後述する特殊パターン再生処理
のサブルーチンを、全てのパートについて実行した後
に、ステップS61では、自動演奏データの再生タイミ
ングを生成するためのタイミングクロックをカウント
し、本割り込み処理を終了する。
【0044】図7は、図6のステップS54の伴奏再生
処理のサブルーチンの詳細な手順を示すフローチャート
である。
【0045】まず、ステップS71でパートPRTに対
応するステップS11で説明した読み出しポインタが示
すデータを読み出し、そのデータが「エンドデータ」か
否かを判別する(ステップS72)。ステップS72の
判別において、「エンドデータ」であるときには、読み
出しポインタを、現在指しているパターン(パターンP
TNで示されるパターン)の先頭に戻した(ステップS
73)後に、前記ステップS71に戻る。
【0046】一方、ステップS72の判別において、読
み出されたデータが「エンドデータ」でないときにはこ
のデータは再生タイミングを示すデータであるので、こ
のデータと前記タイミングクロックのカウント値(図6
のステップS61)とを比較して再生タイミングである
か否かを判別し、再生タイミングでないときには本サブ
ルーチン処理を終了し、一方、再生タイミングのときに
はステップS75に進む。ここで、通常の伴奏パターン
のデータは、図1の伴奏パターンメモリ3に記憶され、
そのデータフォーマットは、図2で説明した特殊パター
ンのデータフォーマットと同様に、デュレーションに対
応する再生タイミングデータとイベントデータとから構
成され、イベントデータの構成は図2と同様である。
【0047】ステップS75では前記レジスタNGM
(PRT)の値を判別し、特殊パターン処理の指示がな
されているとき(NGM(PRT)=“1”)には後述
するステップS87に進み、一方、特殊パターン処理の
指示がなされていないとき(NGM(PRT)=
“0”)にはステップS76に進む。ステップS76で
は、再生タイミングデータの次のデータであるイベント
データが図2に示すキーオンコード231であるかまた
はキーオフコード234であるかを判別し、キーオンコ
ード231であるときにはそのデータ231に続くキーコ
ード232およびベロシティ233をそれぞれワーキング
メモリ8のメモリ領域KCおよびVLに設定し(ステッ
プS77)、パートPRTに対応するチャンネル番号を
前記CHに設定し(ステップS78)、パートPRTに
応じたキーコードリストにキーコードKCを追加し(ス
テップS79)、キーコードKCを前記ルートRTおよ
びタイプTYに基づいて変換し(ステップS80)、キ
ーオン信号、キーコードKC、ベロシティVL、チャン
ネルCHをトーンジェネレータ9に出力し(ステップS
81)、ステップS87に進む。
【0048】一方、ステップS76の判別において、キ
ーオフコード234であるときにはそのコード234に続
くキーコード232を、ステップS77で説明したメモ
リ領域KCに設定し(ステップS82)、前記ステップ
S78と同様にパートPRTに対応するチャンネル番号
を前記CHに設定し(ステップS83)、パートPRT
に応じたキーコードリストからキーコードKCを削除し
(ステップS84)、前記ステップS80と同様にキー
コードKCを前記ルートRTおよびタイプTYに基づい
て変換し(ステップS85)、キーオフ信号、キーコー
ドKC、チャンネルCHをトーンジェネレータ9に出力
し(ステップS86)、ステップS87に進む。
【0049】ステップS87では読み出しポインタを次
のデータが示されるように進めた後に、ステップS71
に戻る。
【0050】以上説明したように、本サブルーチンは通
常の伴奏パターンを再生するための処理を行うサブルー
チンであるため、レジスタNGM(PRT)に特殊パタ
ーンを再生する指示がなされていないときには、パート
PRTに対応するポインタP(PRT)を進める処理を
行うのみである。
【0051】図8は、図6のステップS58の特殊パタ
ーン再生処理のサブルーチンの詳細な手順を示すフロー
チャートである。
【0052】まず、ステップS91で前記レジスタNG
M(PRT)の値を判別し、特殊パターン処理の指示が
なされていないとき(NGM(PRT)=“0”)には
本サブルーチン処理を終了し、一方、特殊パターン処理
の指示がなされているとき(NGM(PRT)=
“1”)にはステップS92に進む。
【0053】ステップS92では前記カウンタDR(P
RT)の値を判別し、特殊パターンの再生タイミングで
ないとき(DR(PRT)≠0)はステップ93に進
み、カウンタDR(PRT)を“1”だけデクリメント
した後に、本サブルーチン処理を終了し、一方、特殊パ
ターンの再生タイミングのとき(DR(PRT)=0)
はステップ94に進み、特殊パターンデータSEQ(P
TN,PRT,P(PRT))で示されるデータ、即ち
イベントデータ23の最初のデータ(キーオンコード2
1またはキーオフコード234)をワーキングメモリ8
のメモリ領域EVに格納する。続くステップS95で
は、次のデータを指示するようにポインタP(PRT)
を“1”だけ進める。
【0054】ステップS96では前記イベントデータE
Vが「キーオンコード」であるか「キーオフコード」で
あるかを判別し、「キーオンコード」であるときにはポ
インタP(PRT)が示す特殊パターンデータSEQ
(PTN,PRT,P(PRT))を先頭にしてそこか
ら3個のデータを読み出し、それぞれ前記ワーキングメ
モリ8のメモリ領域KC,VL,DTに格納し(ステッ
プS97)、ポインタP(PRT)を“3”だけ進める
(ステップS98)。続くステップS99〜ステップS
102の処理は、図7のステップS78〜ステップS8
1と同一の処理であるため、その説明を省略する。
【0055】ステップS96の判別において、イベント
データEVが「キーオフコード」であるときにはポイン
タP(PRT)が示す特殊パターンデータSEQ(PT
N,PRT,P(PRT))から2個のデータを読み出
してそれぞれメモリ領域KC,DTに格納し(ステップ
S103)、ポインタP(PRT)を“2”だけ進める
(ステップS104)。続くステップS105〜ステッ
プS107の処理は、図7のステップS83〜ステップ
S86と同一の処理であるため、その説明を省略する。
【0056】次に、ステップS109ではメモリ領域D
Tの値が「エンドデータ」であるか否かを判別する。そ
の結果、「エンドデータ」であるときには前記レジスタ
NGM(PRT)に“0”を設定し(ステップS11
0)、本サブルーチンを終了し、一方、「エンドデー
タ」でないとき、即ち、デュレーションのデータである
ときにはDTを前記DR(PRT)に格納してステップ
S92に戻り、DTの値が「エンドデータ」になるまで
上述の処理を繰り返す。
【0057】以上のようにして、本実施例では、予め各
パート毎に特殊パターン処理を実行するか否かの指示が
与えられ、演奏者によって和音の変更がなされると、指
示の与えられたパートから和音の変更がなされたタイミ
ングで特殊パターンの再生が行われる。
【0058】なお、コードによって異なる特殊パターン
を使用することにしてもよい。
【0059】以上説明したように、請求項1の発明によ
れば、和音情報を入力する和音情報入力手段と、該入力
された和音情報が変更されたことを検出する検出手段
と、複数のパートを有する伴奏パターンが複数個あり、
その中から所望の伴奏パターンを選択する伴奏パターン
選択手段と、該選択された伴奏パターンに含まれる複数
のパートを同時に読み出す読み出し手段と、前記複数の
パートを有する通常の伴奏パターンである通常パターン
を記憶する通常パターン記憶手段と、該通常パターンに
含まれる前記複数のパートのそれぞれに対応し、該通常
パターンと異なった特殊な伴奏パターンである特殊パタ
ーンを記憶する特殊パターン記憶手段と、前記読み出し
手段により前記選択された伴奏パターンを読み出すとき
に、前記通常パターン記憶手段または前記特殊パターン
記憶手段のうちいずれの記憶手段に記憶されている伴奏
パターンを読み出すかをパート毎に選択設定する読み出
し選択設定手段と、前記読み出し手段により伴奏パター
ンが読み出されているときに、前記検出手段により和音
情報の変更が検出された場合には、その和音情報が変更
されたタイミングで、当該伴奏パターン中、前記読み出
し選択設定手段により特殊パターンが選択設定されたパ
ートを前記通常パターンから前記特殊パターンに切り替
え制御する切替え制御手段とを有するので、演奏者によ
り和音が変更されると、予め指定されたパートにおいて
特殊パターンの再生が行われ、演奏にバリエーションを
与えることが可能となる効果を奏する。さらに、特殊パ
ターンの再生タイミングは和音が変更された時点である
ので、演奏者の意図を十分に反映することができる。好
ましくは、前記和音情報入力手段により入力された和音
情報に応じて、前記読み出し手段により読み出される通
常パターンまたは特殊パターンの音高を音高変換する音
高変換手段を有し、前記通常パターンおよび特殊パター
ンの各パートは、それぞれ音高変換されるパートである
ので、さらに演奏にバリエーションを与えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動伴奏装置の一実施例の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の特殊パターンメモリに記憶されている特
殊パターンのデータフォーマットを示す図である。
【図3】本実施例のメインルーチンの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】図3のステップS3のキーイベント処理のサブ
ルーチンの詳細な処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】図4のステップS27の特殊パターン切り替え
処理のサブルーチンの詳細な処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】図1のCPUが実行するタイマ割り込み処理の
手順を示すフローチャートである。
【図7】図6のステップS54の伴奏再生処理のサブル
ーチンの詳細な手順を示すフローチャートである。
【図8】図6のステップS58の特殊パターン再生処理
のサブルーチンの詳細な手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 鍵盤(和音情報入力手段) 6 CPU(読み出し手段、検出手段、切替え制御手
段) 3 伴奏パターンメモリ(通常パターン記憶手段) 5 特殊パターンメモリ(特殊パターン記憶手段) 2 スイッチ群8 ワーキングメモリ(読み出し選択情報記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−181995(JP,A) 特開 平4−338799(JP,A) 特開 昭62−28796(JP,A) 特開 昭62−75599(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音情報を入力する和音情報入力手段
    と、 該入力された和音情報が変更されたことを検出する検出
    手段と、複数のパートを有する伴奏パターンが複数個あり、その
    中から所望の伴奏パターンを選択する伴奏パターン選択
    手段と、 該選択された伴奏パターンに含まれる複数のパートを同
    時に読み出す読み出し手段と、 前記複数のパートを有する通常の伴奏パターンである通
    パターンを記憶する通常パターン記憶手段と、該通常パターンに含まれる前記複数のパートのそれぞれ
    に対応し、該通常パターンと異なった特殊な伴奏パター
    ンである 特殊パターンを記憶する特殊パターン記憶手段
    と、前記読み出し手段により前記選択された伴奏パターンを
    読み出すときに、前記通常パターン記憶手段または前記
    特殊パターン記憶手段のうちいずれの記憶手段に記憶さ
    れている伴奏パターンを読み出すかをパート毎に選択設
    定する読み出し選択設定手段と、 前記読み出し手段により伴奏パターンが読み出されてい
    るときに、 前記検出手段により和音情報の変更が検出さ
    れた場合には、その和音情報が変更されたタイミング
    で、当該伴奏パターン中、前記読み出し選択設定手段に
    より特殊パターンが選択設定されたパートを前記通常パ
    ターンから前記特殊パターンに切り替え制御する切替え
    制御手段とを有することを特徴とする自動伴奏装置。
  2. 【請求項2】 前記和音情報入力手段により入力された
    和音情報に応じて、前記読み出し手段により読み出され
    る通常パターンまたは特殊パターンの音高を音高変換す
    る音高変換手段を有し、 前記通常パターンおよび特殊パターンの各パートは、そ
    れぞれ音高変換されるパートであることを特徴とする請
    求項1記載の自動伴奏装置。
  3. 【請求項3】 前記読み出し手段によって前記特殊パタ
    ーンが読み出されているときには、所定のタイミング
    で、その読み出しを前記通常パターンに移行す るパター
    ン移行手段を有することを特徴とする請求項1または2
    のいずれかに記載の自動伴奏装置。
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