JPH07104668B2 - 電子楽器のシ−ケンサ - Google Patents

電子楽器のシ−ケンサ

Info

Publication number
JPH07104668B2
JPH07104668B2 JP62131081A JP13108187A JPH07104668B2 JP H07104668 B2 JPH07104668 B2 JP H07104668B2 JP 62131081 A JP62131081 A JP 62131081A JP 13108187 A JP13108187 A JP 13108187A JP H07104668 B2 JPH07104668 B2 JP H07104668B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
data
sequencer
beat
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62131081A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63298292A (ja
Inventor
泰直 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP62131081A priority Critical patent/JPH07104668B2/ja
Priority to US07/199,363 priority patent/US4889026A/en
Publication of JPS63298292A publication Critical patent/JPS63298292A/ja
Publication of JPH07104668B2 publication Critical patent/JPH07104668B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。
産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段 作用 効果 実施例 第1図の電子楽器の構成説明 第1図の電子楽器の機能および操作説明 第1図の電子楽器の動作説明 1.ノーマルモード処理(第5図) 2.シンクロ待機モード処理(第7図) 3.ランモード処理(第9図) 4.ブレークモード処理(第9図) 5.エンディングモード処理(第10図) 6.クロック割込処理I(第11図) 7.シーケンサ読出処理(第12図) 8.リードファースト処理(第13図) 9.リードラスト処理(第14図) 10.クロック割込処理II(第11図) 11.コードチェック処理(第15図) 12.シーケンサチェック処理(第16図) 13.フィルインチェック処理(第17図) 14.エンディングチェック処理(第18図) 15.ブレークキャンセル処理(第19図) 16.エンディングキャンセル処理(第20図) 17.シーケンサ書込処理(第21図) 実施例の変形例 [産業上の利用分野] この発明は、電子楽器のシーケンサに関し、特に、複数
シーケンサの切換を、演奏者の意志を反映し、かつ容易
に行なえるようにした電子楽器のシーケンサに関する。
[従来の技術] 電子楽器で自動演奏を行なうための付加装置として、メ
モリ等の記憶手段を備え、演奏データを該記憶手段に書
き込んだり、該記憶手段から演奏データを読み出すいわ
ゆるシーケンサが知られている(例えば特開昭61−1745
99号)。電子楽器は、この演奏データに基づいて自動演
奏を行なう。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、従来の技術では、複数のシーケンサ(または
記憶手段)があり、それを切り換えた時にどうなるかま
では言及していなかった。上記公報にもその点は開示さ
れていない。
この発明の目的は、前述の従来形における問題点に鑑
み、複数のシーケンサを切り換えるとき、演奏者の意志
を反映し、かつ容易に行なえる電子楽器のシーケンサを
提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するためこの発明の電子楽器のシーケン
サは、それぞれにイントロおよびエンディングに関する
演奏データを含むシーケンスデータを複数記憶した記憶
手段と、該記憶手段の中から読み出す対象として1つの
シーケンスデータを選択し、選択指示に基づいて選択信
号を発生させる選択手段と、テンポクロック発生手段
と、該テンポクロックに基づいてシーケンスデータを記
憶手段より順次読み出す読出手段と、上記シーケンスデ
ータの1つを上記読出し手段が読み出している際、上記
選択手段によって他のシーケンスデータが選択されたこ
とに応じて、前記選択信号が小節内の所定拍以内に発生
したときにはこの所定拍の次の拍以降について読み出す
対象を切り換えて前記他のシーケンスデータをその第1
小節における前記次の拍から読み出すとともに、前記所
定拍以降で発生したときには次の小節の先頭拍以降につ
いて読み出す対象を切り換えて前記他のシーケンスデー
タをその第1小節における先頭拍から読み出す読出制御
手段とを備えることを特徴とする。
[作用] これによれば、それぞれのシーケンスデータにイントロ
やエンディングのイベントデータを含むことから明らか
なように、記憶手段には、複数の楽曲がそれぞれ各シー
ケンスデータに対応して記憶されており、この記憶手段
から順次データを読み出して演奏する際に、異なるシー
ケンスすなわち異なる楽曲に亘って読み出す対象が切り
換えられる。そしてその際に、選択信号が小節内の所定
拍以内に発生したときにはこの所定拍の次の拍以降につ
いて読み出す対象が切り換えられて、選択された他のシ
ーケンスデータがその第1小節における前記次の拍から
読み出されるとともに、前記所定拍以降で発生したとき
には次の小節の先頭拍以降について読み出す対象が切り
換えられて前記他のシーケンスデータがその第1小節に
おける先頭拍から読み出される。
したがって、シーケンサの切換えは通常、小節の頭で行
なわれ、演奏者による切換操作は小節の頭で切り換える
つもりでも、前後にずれがちであるが、この切換タイミ
ングが前記所定拍以内であれば、その小節の頭で操作す
るつもりだったものが遅れたものみなされ、前記所定拍
の次の拍から直ちにシーケンサが切り換わる。また、前
記所定拍以降に行なわれた切換操作に対しては、次の小
節の頭でシーケンサが切り換わる。このため、切換操作
が早すぎた場合でもシーケンサは演奏者の意志通り小節
の頭で切り換わるとともに、演奏者は次の小節の頭でシ
ーケンサを切り換えるためあらかじめスイッチを操作し
ておくことができる。
[効果] このように、この発明によれば、選択信号が小節内の所
定拍以内に発生したときにはこの所定拍の次の拍以降に
ついて読み出す対象を切り換え、この所定拍以降で発生
したときには次の小節の先頭拍以降について読み出す対
象を切り換えるようにしたため、演奏者の意志を反映し
たシーケンサ切換を実現することができる。たとえば、
切換のタイミングを小節の変化時点に同期させて異なる
曲をメドレー演奏させることができる。したがって、実
際の演奏家が行うのと同じような滑らかさで個々の曲が
切り換わり、実演奏と同様なメドレー演奏を行なうこと
ができる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を説明する。
第1図は、この発明の一実施例に係る電子楽器のハード
ウエア構成を示す。
(第1図の電子楽器の構成説明) 第1図において、中央処理装置(CPU)10はこの電子楽
器全体の動作を制御するためのもので、このCPU10には
双方向バスライン12を介してプログラムメモリ14、レジ
スタ群16、シーケンサメモリ18、鍵盤回路20、スイッチ
群22、テンポ発生器24、およびトーンジェネレータ26を
接続してある。トーンジェネレータ26には、スピーカ32
を駆動する増幅器30を接続してある。
プログラムメモリ14は、リードオンリメモリ(ROM)等
により構成され、CPU10用の制御プログラムが格納され
ている。
レジスタ群16は、CPU10が上記制御プログラムを実行す
る際に発生する各種のデータを一時記憶するためのもの
で、それぞれ例えばランダムアクセスメモリ(RAM)内
の所定の領域に設けられている。
この電子楽器に用意されているレジスタ群16を構成する
レジスタ類をアルファベット順に示すと下記の通りであ
る。なお、下記において、各レジスタ類は特に断らない
限りその内容(データ等)で示してある。
1.ADRS:シーケンサSEQ1〜SEQ3のリード/ライトに用い
るアドレスポインタ 2.BARCLK:小節ごとに1と2の値を交互にとるカウンタ 3.BAR:シーケンサにて前のイベントから小節単位で何番
目にあるか示すレジスタ 4.BEAT:シーケンサイベントの存在する拍(0〜7、8
分音符分解能) 5.CLK:テンポクロック(0〜31) 6.END:エンディングスイッチがオンのときCLKに同期し
て1となる 7.ENDCOD:シーケンサ終了コマンド(00H)を書くか否か
のフラグ 8.EVT:シーケンサライト時のイベントデータ 9.MODE:動作モード(0:ノーマル、1:シンクロ、2:ラ
ン、3:ブレイク、4:エンディング) 10.MDFLG:テンポ割込中にモードが変化したら1となる
フラグ 11.ROOT:和音の根音(1〜12) 12.TYPE:和音種類(0〜7) 13.OLDBT:直前のBEATの値 14.QNT:書込み時の量子化、CLKが32分解能、BEATが8分
解能 15.SEQMOD:シーケンサモード(0:シーケンサなし、1:シ
ーケンサプレイ(再生)、2:シーケンサレック(書込) 16.SEQL:読み出したシーケンサデータの下位4ビット 17.TIM:シーケンサ書込時のインベントデータのタイミ
ングデータ 18.TROOT,TTYPE,TSEQ,TFIL,TEND:それぞれ鍵盤回路20の
キーおよびスイッチ群22の各スイッチが押された時、対
応して即座に変化するレジスタ シーケンサメモリ18は、例えばランダムアクセスメモリ
(RAM)からなり、第2図に示すように、3つのシーケ
ンサSEQ1〜SEQ3エリアが設けられている。各シーケンサ
SEQ1〜SEQ3には第3図に示すフォーマットの「タイミン
グ」、「コード」、「イントロ/フィルイン」、「エン
ディング」、および「ストップ」等のイベントデータが
記憶されている。
第1ビット(MSB)が“1"のデータはタイミングデータ
である。このタイミングデータは、直前のイベント発生
小節からの小節数と小節内のイベント発生タイミングを
示し、第2〜5の4ビットの値(0〜15)は小節数、第
6〜8の3ビットの値(0〜7)は小節内タイミング
(拍数)を表わす。
MSBが“0"で、下位4ビットの値が1〜12のデータは、
コード(和音)データである。このコードデータは、上
位4ビットの値(0〜7)がコードタイプ(和音種
類)、下位4ビットの値(1〜12)が根音を表わす。
MSBが“0"で、下位4ビットの値が13のデータは、イン
トロ/フィルインデータである。このイントロ/フィル
インデータの上位4ビットの値(1〜3)はバリエーシ
ョン種類を表わす。
上位4ビットの値が0であるとき、下位4ビットの値が
14であればエンディングコマンドであり、下位4ビット
の値が15であればストップコマンドである。
鍵盤回路20は、鍵盤の各鍵にそれぞれ対応する多数のキ
ースイッチ(図示せず)を備え、鍵盤操作による押鍵お
よび離鍵ならびに鍵名を表わすキーイベントデータを発
生する。
スイッチ群22は、第1図に示すように、スタート/スト
ップ(S/S)スイッチ50、シンクロスタート/エンディ
ング(S/E)スイッチ52、イントロ/フィルインパター
ン選択(I/F)スイッチ54〜58、レック(REC)スイッチ
60、およびシーケンサ選択(SEQ)スイッチ62〜66等の
スイッチにより構成されている。
テンポ発生器24は、可変周波数発振器、または周波数固
定の発振器と分周率可変の分周器とを組合せたもので、
予め設定されたテンポに応じたクロックパルスを発生す
る。
トーンジェネレータ26は、CPU10から与えられる押鍵、
離鍵、音色(または楽器種類)および音高等のデータに
基づく楽音信号を形成して増幅器30に送出する。増幅器
30は、この楽音信号を増幅する。スピーカ32は増幅器30
により駆動され楽音を発音する。
(第1図の電子楽器の機能および操作説明) 第4図は、第1図の電子楽器の状態(モード)遷移図で
ある。この電子楽器は通常の鍵盤楽器としての演奏機能
の他、リズムを自動演奏するオートリズム機能、および
伴奏音を記録および再生する機能を有する。
第4図において、「ノーマル」モードは、リズムや伴奏
の自動演奏をしないで鍵盤演奏するためのモードであ
る。この「ノーマル」モードにおいては、鍵盤を操作す
るとその操作(Key On)に応じた楽音が発音される。
また、S/Eスイッチ52またはSEQスイッチ62〜66のいずれ
かをオンすると「シンクロ待機」モードに遷移し、S/S
スイッチ50またはI/Fスイッチ54〜58のいずれかをオン
すると「ラン(自動リズム演奏)」モードに遷移する。
「シンクロ待機」モードは、自動リズム演奏を鍵盤演奏
に合せて開始するためのモードである。この「シンクロ
待機」モードにおいては、鍵盤を操作(Key On)した
とき、およびS/Sスイッチ50またはI/Fスイッチ54〜58の
いずれかをオンしたとき「ラン」モードに遷移する。ま
た、S/Eスイッチ52をオンすると「ノーマル」モードに
遷移する。
「ラン」モードは、リズムを自動演奏しながら鍵盤演奏
するためのモードである。この「ラン」モードにおいて
は、S/Sスイッチ50をオンすると「ブレイク」モードに
遷移し、S/Eスイッチ52をオンすると「エンディング」
モードに遷移する。
「ブレイク」モードは、自動リズム演奏を中断して鍵盤
演奏するためのモードである。この実施例では自動リズ
ム演奏中断中もテンポクロックカウンタCLKを進行させ
てある。この「ブレイク」モードにおいては、I/Fスイ
ッチ54〜58のいずれかをオンすると「ラン」モードに遷
移する。この場合、オンしたスイッチに対応するフィル
インパターンの自動リズム演奏が「ブレイク」モードに
遷移する以前の拍のタイミングで再開される。また、こ
の「ブレイク」モードにおいては、S/Sスイッチ50をオ
ンすることによっても「ラン」モードに遷移する。但
し、この場合は、カウンタCLKがリセットされるため、
自動リズム演奏は新たに最初からスタートすることにな
り、拍のタイミングは必ずしも合わないことになる。さ
らに、この「ブレイク」モードに遷移した後、上記カウ
ンタCLKがその小節の終了点に対応するCLK=0をカウン
トするとモードは「ノーマル」モードに遷移する。すな
わち、自動リズム演奏は停止する。
「エンディング」モードは、曲の終了に相応した2小節
のリズムおよび伴奏パターンを自動演奏した後、自動演
奏を停止するモードである。この「エンディング」モー
ドにおいては、2小節目が終了すると(BARCLK=2の状
態からCLK=0になったとき)「ノーマル(自動演奏停
止)モードに遷移する。また、S/Sスイッチ50をオンし
たときも「ノーマル」モードに遷移する。この「エンデ
ィング」モードにおいては、S/Eスイッチ52およびI/Fス
イッチ54〜58のオンは無視される。
さらに、第4図には表われていないが、第1図の電子楽
器では、SEQスイッチ62〜66のいずれかをオンすると
「シーケンサプレイ」モードになる。また、これらのSE
Qスイッチ62〜66のいずれかとRECスイッチ60とを同時に
オンすると「シーケンサレック」モードになる。以下、
これらの「シーケンサプレイ」モードと「シーケンサレ
ック」モードとを総称して「シーケンサ」モードとい
う。
各シーケンサモードは、「ノーマル」、「シンクロ待
機」、「ラン」、「ブレイク」および「エンディング」
のいずれのモードにおいてもオンすることができる。但
し、「シーケンサレック」時、シーケンサの切換はでき
ない。また、「ノーマル」モードにおいてシーケンサモ
ード設定のためのSEQスイッチ62〜66をオンしたときは
上述のように「シンクロ待機」モードに遷移する。
「シーケンサプレイ」モードは、「ラン」モード時、伴
奏とリズムとを一緒に自動演奏するモードである。
「シーケンサレック」モードは、「ラン」モード時、伴
奏データをリアルタイムでシーケンサメモリ18に書き込
むためのモードである。
なお、シーケンサモードをオンにすることなく「ラン」
モードにしたときは、リズムだけが自動演奏される。
(第1図の電子楽器の動作説明) 次に、第5図〜第21図のフローチャートを参照しながら
第1図の電子楽器の動作を説明する。
この電子楽器に電流が投入されると、CPU10はプログラ
ムメモリ12に格納された制御プログラムに従って動作を
開始する。先ず、第5図ステップ100以下のノーマルモ
ード処理を実行する。
1.ノーマルモード処理 第5図を参照して、ステップ101ではモードレジスタMOD
Eにノーマルモードを表わすデータ0を格納する。次い
で、鍵盤回路20の出力、ならびにスタート/ストップ
(S/S)スイッチ50、シンクロスタート/エンディング
(S/E)スイッチ52、イントロ/フィルインパターン選
択(I/F)スイッチ54〜58、およびシーケンサ選択(SE
Q)スイッチ62〜66を順次走査する(ステップ111,121,1
31,141,151)。そして、いずれかのステップにおいて鍵
盤またはスイッチのイベントが検出されたとき、そのイ
ベントに応じた処理を実行する。
すなわち、ステップ111で鍵盤操作による鍵盤回路20か
らのキーイベントデータを検出したときは、ステップ16
0(第6図)のコード検出処理で上記鍵盤における押鍵
状態より和音を検出してその和音の根音および和音種類
(コードタイプ)をそれぞれレジスタTROOTおよびTTYPE
に格納し、続いてステップ115でこれらのデータTROOTお
よびTTYPEをトーンジェネレータ24に送出して検出した
和音を発音させた後、ステップ121に進む。一方、ステ
ップ111で上記キーイベントデータが検出されないとき
はステップ111から直接、ステップ121に進む。
ステップ121ではS/Eスイッチ52を検査する。S/Eスイッ
チ52がオンしていれば、ステップ170(第7図)のシン
クロ待機モード処理に移行する。スイッチ52がオンして
いなければ、ステップ131に進む。
ステップ131ではSEQスイッチ62〜66を検査する。SEQス
イッチ62〜66のいずれかがオンしていれば、オンしたSE
Qスイッチの番号(1〜3)をレジスタTSEQに格納した
(ステップ132)後、RECスイッチ60が同時にオンしてい
るか否か判定する(ステップ133)。RECスイッチ60が同
時にオンしていればシーケンサモードレジスタSEQMODに
シーケンサレックモードを示すデータ2を格納し(ステ
ップ134)、RECスイッチ60が同時にオンしていなければ
シーケンサモードレジスタSEQMODにシーケンサプレイモ
ードを示すデータ1を格納した(ステップ135)後、ス
テップ170(第7図)のシンクロ待機モード処理に移行
する。一方、ステップ131でSEQスイッチ62〜66のいずれ
もオンしていないときは、次のステップ141でS/Sスイッ
チ50を検査する。
ステップ141でS/Sスイッチ50がオンしていることを検出
すると、ステップ200(第8図)のラン(自動演奏走
行)モード処理に移行する。スイッチ50がオンしていな
ければ、ステップ151に移行する。
ステップ151ではI/Fスイッチ54〜58を検査する。I/Fス
イッチ54〜58のいずれかがオンしていれば、オンしたス
イッチの番号(1〜3)をレジスタTFILに格納した(ス
テップ152)後、ステップ200(第8図)のランモード処
理に移行する。一方、I/Fスイッチ54〜58のいずれもオ
ンしていないときは、ステップ151からステップ111へ戻
る。
2.シンクロ待機モード処理 第7図を参照して、ステップ171ではモードレジスタMOD
Eにシンクロ待機モードを表わすデータ1を格納する。
次いで、ステップ172で小節番号レジスタBARCLKにデー
タ1を格納し、かつ小節数レジスタBARをクリアした
後、S/Sスイッチ50、鍵盤回路20の出力、I/Fスイッチ54
〜58、S/Eスイッチ52、およびシーケンサ選択(SEQ)ス
イッチ62〜66を順次走査する(ステップ173,174,181,18
3,191)。
そして、ステップ173でS/Sスイッチ50がオンしていれ
ば、ステップ200(第8図)のランモード処理に移行す
る。スイッチ50がオンしていなければ、ステップ174に
移行する。
ステップ174でキーイベントデータを検出したときは、
ステップ160(第6図)でその押鍵状態より和音を検出
してその和音の根音および和音種類(コードタイプ)を
それぞれレジスタTROOTおよびTTYPEに格納した後、ステ
ップ200(第8図)のランモード処理に移行する。一
方、ステップ174で上記キーイベントデータが検出され
ないときはステップ181に進む。
ステップ181ではI/Fスイッチ54〜58を検査する。I/Fス
イッチ54〜58のいずれかがオンしていれば、オンしたス
イッチの番号(1〜3)をレジスタTFILに格納した(ス
テップ182)後、ステップ200(第8図)のランモード処
理に移行する。一方、I/Fスイッチ54〜58のいずれもオ
ンしていないときはステップ183に進む。
ステップ183ではS/Eスイッチ52を検査する。S/Eスイッ
チ52がオンしていれば、ステップ100(第5図)のノー
マルモード処理に移行する。スイッチ52がオンしていな
ければ、ステップ191に進む。
ステップ191ではSEQスイッチ62〜66を検査する。SEQス
イッチ62〜66のいずれもオンしていないときは直接ステ
ップ172へ戻る。SEQスイッチ62〜66のいずれかがオンし
ていれば、オンしたスイッチの番号(1〜3)をレジス
タTSEQに格納した(ステップ192)後、RECスイッチ60が
同時にオンしているか否か判定する(ステップ193)。R
ECスイッチ60が同時にオンしていればシーケンサモード
レジスタSEQMODにシーケンサレックモードを示す2を格
納し(ステップ194)、RECスイッチ60が同時にオンして
いなければシーケンサモードレジスタSEQMODにシーケン
サプレイモードを示すデータ1を格納した(ステップ19
5)後、ステップ172へ戻る。
3.ランモード処理 第8図を参照して、ステップ201ではモードレジスタMOD
Eにランモードを表わすデータ2を格納する。続くステ
ップ202で小節番号BARCLKを1にセットし、テンポクロ
ックCLK、小節数BAR、旧小節数OLDBAR、レジスタTENDお
よび旧ビート数OLDBTをクリアした後、ステップ211でキ
ーイベントの有無を判定する。
ステップ211でキーイベント有りと判定したときは、ス
テップ160(第6図)でその押鍵状態より和音を検出し
てその和音の根音および和音種類(コードタイプ)をそ
れぞれレジスタTROOTおよびTTYPEに格納した後、ステッ
プ213に進む。ステップ211でキーイベント無しと判定し
たときはステップ211から直接、ステップ213に進む。
ステップ213ではI/Fスイッチ54〜58を検査する。I/Fス
イッチ54〜58のいずれかがオンしていれば、オンしたス
イッチの番号(1〜3)をレジスタTFILに格納した(ス
テップ214)後、I/Fスイッチ54〜58のいずれもオンして
いないときはそのまま、ステップ215に進む。
ステップ215ではS/Eスイッチ52を検査する。S/Eスイッ
チ52がオンであれば、ステップ216でレジスタTENDにエ
ンディングを示すデータ1を格納した後、一方、スイッ
チ52がオンしていなければそのまま、ステップ217に進
む。
ステップ217ではS/Sスイッチ50を検査する。S/Sスイッ
チ50がオンしていれば、ステップ218で上記レジスタTRO
OTおよびTTYPEをクリアした後、ステップ250(第9図)
のブレイクモード処理に移行する。一方、スイッチ50が
オンしていなければ、ステップ217からステップ221に進
む。
ステップ221ではSEQスイッチ62〜66を検査する。SEQス
イッチ62〜66のいずれもオンしていないときはそのまま
ステップ211に戻る。一方、SEQスイッチ62〜66のいずれ
かがオンしていれば、続くステップ222でRECスイッチ60
が同時にオンしているか否か判定する。RECスイッチ60
が同時にオンしていればそのままステップ211に戻る。R
ECスイッチ60が同時にはオンしていなければ、ステップ
223でさらにシーケンサモードSEQMODが書込(=2)で
あるか否か判定する。シーケンサレックモード(=2)
でなければステップ224でレジスタTSEQにオンしたスイ
ッチの番号(1〜3)を格納した後、一方、シーケンサ
レックモードであればそのまま、ステップ211に戻る。
このステップ221〜224の処理により、ランモード中に、
SEQスイッチ62〜66のいずれかが操作された場合、シー
ケンサオフからシーケンサプレイの切換およびシーケン
サプレイ時のシーケンサの切換は許容されるが、シーケ
ンサレックモードへの切換およびシーケンサレック時の
シーケンサの切換は禁止される。
4.ブレークモード処理 第9図を参照して、ステップ251ではモードレジスタMOD
Eにブレイクモードを表わすデータ3を格納し、続くス
テップ261でキーイベントの有無を判定する。
ステップ261でキーイベント有りと判定したときは、ス
テップ160(第6図)でその押鍵状態より和音を検出し
てその和音の根音および和音種類(コードタイプ)をそ
れぞれレジスタTROOTおよびTTYPEに格納した後、一方、
ステップ261でキーイベント無しと判定したときはステ
ップ261から直接、ステップ263に進む。
ステップ263ではI/Fスイッチ54〜58を検査する。I/Fス
イッチ54〜58のいずれかがオンしていれば、オンしたス
イッチの番号(1〜3)をレジスタTFILに格納した(ス
テップ264)後、ステップ210(第8図)のブレイクラン
モード処理に移行する。I/Fスイッチ54〜58のいずれも
オンしていないときはステップ267に進む。ステップ210
(第8図)のブレイクランモード処理は、ステップ200
(同図)のランモード処理におけるテンポクロック関連
の各レジスタの初期設定(ステップ202)をスキップし
たもので、各レジスタはブレイク前の状態から継続する
状態にセットされているため、このブレイクランモード
処理によればリズム(および伴奏)の自動演奏はブレイ
クしなかった場合と同じ拍タイミングで再開される。
ステップ267ではS/Sスイッチ50を検査する。S/Sスイッ
チ50がオンしていれば、ステップ200(第8図)のラン
モード処理に移行する。一方、スイッチ50がオンしてい
なければ、ステップ267からステップ261に戻る。S/Sス
イッチ50のオンによりブレイクモードからランモードに
移行した場合は、ステップ202でテンポクロックに関連
する各レジスタを初期設定するため、リズム等の自動演
奏はS/Sスイッチ50のオンタイミングにより定まる新た
なタイミングで再開される。
5.エンディングモード処理 この電子楽器は、ランモード時にS/Sスイッチ52をオン
すると、そのオンのタイミングに応じたタイミングでエ
ンディングモードに切り換わる。例えば、S/Eスイッチ5
2を、ある小節の前半にオンすれば即座にエンディング
モードに切り換わり、後半のタイミングでオンすれば次
の小節の先頭からエンディングモードに切り換わる。動
作上は、上記ランモードのステップ216でレジスタTEND
に1がセットされた後、後述のクロック割込処理(第11
図)においてエンディングチェック処理(第18図)を実
行する際、ステップ617でクロック数CLKが15以下であれ
ばクロック割込を解除するときこのエンディングモード
処理に移行する。また、このエンディングモードにおい
ては、エンディング開始時のコードデータが保持され、
エンディング開始後のコード変更は禁止される。
第10図を参照して、ステップ281ではモードレジスタMOD
Eにエンディングモードを表わすデータ4を格納し、続
くステップ282で小節番号BARCLKを1にセットした後、
ステップ291でS/Sスイッチ50を検査する。S/Sスイッチ5
0がオンしていれば、ステップ100(第5図)のノーマル
モード処理に移行する。一方、スイッチ50がオンしてい
なければ、ステップ292に進んでキーイベントの有無を
判定する。
ステップ292でキーイベント無しと判定したときはその
ままステップ291へ戻る。ステップ292でキーイベント有
りと判定したときはステップ294でシーケンサモードレ
ジスタSEQMODおよび拍タイミングBARCLKとCLKを検査す
る。シーケンサモードが再生(SEQMOD=1)であり、か
つタイミングが第2小節(BARCLK=2)であるかまたは
小節の先頭(CLK=0)以外であれば、そのままステッ
プ291へ戻る。つまり、このエンディングモード処理に
おいて、シーケンサプレイ時は第1小節の先頭タイミン
グ以外、キーイベントデータからの和音検出は行なわな
い。一方、シーケンサプレイモードでないか、またはシ
ーケンサプレイモードであっても第1小節の先頭タイミ
ングであれば、ステップ160(第6図)に移行して現押
鍵状態より和音を検出しその和音の根音および和音種類
をそれぞれレジスタTROOTおよびTTYPEに格納した後、ス
テップ291へ戻る。すなわち、曲の終了直前において、
コードが頻繁に変化するのは好ましくないため、この電
子楽器においては、エンディングモード時シーケンサプ
レイがオンであれば、第1小節の第1拍目より後は鍵盤
操作があったとしてもそれを無視するようにしてある。
6.クロック割込処理I この電子楽器においては、テンポ発生器24から1小節の
1/32周期ごとに出力されるテンポクロックを割込信号と
してステップ300以下のクロック割込処理(第11図)を
実行する。
第11図を参照して、ステップ301ではモードレジスタMOD
Eの内容をチェックする。現在のモードが「ノーマル(M
ODE=0)」または「シンクロ待機(MODE=1)」であ
れば、リズムや伴奏者の発音処理およびテンポクロック
の計数処理は不要であるから、直ちに割込を解除しても
との処理に復帰する。
一方、現在のモードが「ノーマル」および「シンクロ待
機」以外であれば、ステップ302に進んでモード変更フ
ラグMDFLGをリセットした後、ステップ305でシーケンサ
モードレジスタSEQMODの内容をチェックする。レジスタ
SEQMODの内容が1であれば現シーケンサモードはシーケ
ンサプレイである。この場合はステップ500(第12図)
のシーケンサ読出処理を実行する。現シーケンサモード
がシーケンサプレイ以外であればステップ305から、直
接、ステップ311に進む。
7.シーケンサ読出処理 この電子楽器において、シーケンサは、8分音符すなわ
ち4クロックの分解能を有している。つまり、シーケン
サのイベントデータは8分音符を1ビートとして8分音
符の先頭(ビートトップ)のクロックのタイミングで読
出およ書込処理される。
第12図を参照して、ステップ501ではテンポクロックCLK
が4で割切れるか否か、すなわち8分音符の読出のタイ
ミング(ビートトップ)であるか否か判定する。読出の
タイミングでなければそのままもとの処理(第11図ステ
ップ311)に戻る。読出のタイミングであれば、ステッ
プ800(第13図)のリードファースト処理を実行した
後、ステップ511に進み、読み出すべきシーケンサSEQN
のアドレスポインタADRSで指示されるアドレスに格納さ
れているデータSEQN(ADRS)をチェックする。データ00
Hは読み出すべきシーケンサデータが終了したことを示
す。したがって、SEQN(ADRS)=00Hであれば、ステッ
プ512でシーケンサモードレジスタSEQMODおよび動作モ
ードレジスタMODEをクリアする。すなわち、シーケンサ
をオフし、動作モードを「ノーマル」に変更する。続い
てステツプ513でモード変更レジスタMDFLGをセットした
後、もとの処理(第11図ステップ311)に戻る。
ステップ511で読み出したデータSEQN(ADRS)が00H以外
であれば、ステップ521に進んでそのデータが現タイミ
ング(BAR+CLK/4)と同一のタイミングを表わすタイミ
ングデータ(80H+BAR+CLK/4)であるか否かを判定す
る。同一タイミングでなければもとの処理(第11図ステ
ップ311)に戻る。同一タイミングであれば、次のアド
レスのデータSEQN(ADRS+1)の下位4ビットを読み出
して下位ビットレジスタSEQLに格納した(ステップ52
2)後、このデータSEQLの種類を判定する(ステップ52
3,531,533)。
データSEQLがコードデータ(SEQL≦12)であれば、ステ
ップ523からステップ524に進んで現在の動作モードが
「エンディング」(MODE=4)であるか否か判定する。
「エンディング」であればそのままステップ541に進
む。「エンディング」でなければステップ525に進んで
根音データSEQLをレジスタTROOTに格納し、次のステッ
プ526でデータSEQN(ADRS+1)の上位4ビット、すな
わちコードタイプデータをレジスタTTYPEに格納した
後、ステップ541に進む。
データSEQLがイントロ/フィルインデータ(SEQL=13)
であれば、ステップ531からステップ532に進んでデータ
SEQN(ADRS+1)の上位4ビット、つまりイントロ/フ
ィルインパターンの番号(1〜3)をレジスタTFILに格
納した後、ステップ541に進む。
データSEQLがエンディングコマンド(SEQL=14)であれ
ば、ステップ533からステップ534に進んでレジスタTEND
にエンディングモードを表わすデータ1を格納した
後、、ステップ541に進む。
データSEQLがコードデータ、イントロ/フィルインデー
タおよびエンディングコマンドのいずれ(SEQL=1〜1
4)でもなけば、ステップ533からもとの処理(第11図ス
テップ311)に戻る。
ステップ541では、アドレスポインタADRSを次のデータ
読出位置まで2カウント進める。ステップ542ではアド
レスADRSに格納されたデータの最上位ビット(MSB)を
検査する。このMSBが“1"であればそのデータはタイミ
ングデータであり、次の読出タイミングを示している。
しかし、“0"であれば現在のタイミングで読み出すべき
データが未だ残っている。そこで、上記MSBが“0"であ
るときはステップ543でアドレスポインタADRSをディク
リメントした後、ステップ521に戻って、上記ステップ5
22で読み出したイベントデータの次のデータの読出処理
を繰返す。
一方、上記ステップ542で検査したデータがタイミング
データ(MSB=“1")であればステップ850(第14図)の
リードラスト処理を実行し、ステップ545で小節数レジ
スタBARをクリアした後、もとの処理(第11図ステップ3
11)に戻る。
8.リードファースト処理 この電子楽器は、SEQスイッチ62〜66で指定されたシー
ケンサSEQNにストップコマンドが書き込まれており、こ
のストップコマンドのイベントタイミングと同一小節内
でより後のタイミングにイントロ/フィルインデータが
書き込まれている場合、このストップのタイミングで
「ブレイク」モードとなり、イントロ/フィルインデー
タのタイミングで「ラン」モードに復帰する。
第13図を参照して、ステップ801ではシーケンサSEQN
アドレスADRSにおけるデータSEQN(ADRS)の上位5ビッ
トを検査する。このデータSEQN(ADRS)は、第1ビット
(MSB)が“1"であればタイミングデータであり、第2
〜5の4ビットが直前のイベント発生小節から何番目で
あるかの小節数を示す。データSEQN(ADRS)がタイミン
グデータでない場合およびタイミングデータであっても
小節数BARがそのデータの小節数(第2〜5ビット)と
異なる場合はもとの処理(第12図ステップ511)に戻
る。
一方、データSEQN(ADRS)がタイミングデータであり、
かつ小節数BARがそのデータの小節数に等しい場合は、
ステップ802で次のアドレスのデータSEQN(ADRS+1)
の下位4ビットを検査する。下位4ビットが15のデータ
はストップコマンドである。ストップコマンドでなけれ
ばもとの処理(第12図ステップ511)に戻る。
ストップコマンドであればステップ803でアドレスポイ
ンタADRSのデータ値に2を加算した値をポインタiに格
納し、ステップ804でデータSEQN(i)の上位5ビット
を検査してそのデータが現在の小節数BARと同じ小節数
データを有するタイミングデータ(80H+BAR)であるか
否かを判定する。
上位5ビットが(80H+BAR)であればポインタiを歩進
し(ステップ806)、さらに次のデータの下位4ビット
が13であるか否か、すなわちそのデータがイントロ/フ
ィルインデータであるか否かを判定する(ステップ80
7)。イントロ/フィルインデータでなければステップ8
08でポインタiをさらに歩進した後、ステップ804に戻
る。イントロ/フィルインデータであればアドレスポイ
ンタADRSにポインタiの値をセット(ステップ811)
し、動作モードを「ブレイク」に変更(ステップ812)
し、モード変更フラグMDFLGをセットした(ステップ81
3)後、もとの処理(第12図ステップ511)に戻る。
ステップ804の判定結果が“否”であればステップ805で
そのデータがタイミングデータであるか否かを判定し、
タイミングデータでなければステップ807に分岐し、後
続するデータの中からイントロ/フィルインデータを検
索する。一方、タイミングデータであれば、データSEQN
(i)の下位4ビットのビートデータをレジストBEATに
セットし(ステップ821)、続いて現在のクロックCLKが
0であるか否か、およびビートBEATが7以下であるか否
かを判定する(ステップ822)。クロックCLKが0であ
り、かつビートBEATが7以下であれば、レジスタTSEQに
シーケンサの番号N(1〜3)を格納した(ステップ82
3)後、もとの処理(第12図ステップ511)に戻る。ステ
ップ822の判定で、クロックCLKが0でないか、またはビ
ートBEATが8であれば、ステップ824でCLKがBEAT*4+
1に等しいか否かを判定する。等しくなければそのま
ま、等しければステップ825でレジスタTSEQにシーケン
サの番号Nを格納した後、もとの処理(第12図ステップ
511)に戻る。
9.リードラスト処理 第14図のリードラスト処理は、第13図のリードファース
ト処理に対し、ステップ821〜824の処理を削除したもの
である。共通する処理には下位2桁が同じ番号で100の
位を「9」としたステップ番号を付して表わしてある。
10.クロック割込処理II 前記ステップ305またはシーケンサ読出処理(第12図)
に続いて、ステップ311では動作モードが「ブレイク」
(MODE=3)か否かを判定する。「ブレイク」でなけれ
ばステップ312でクロック計数値CLKおよびリズム種類
(TROOT,TTYPE)に基づいてリズム音の発音処理を行な
い、コードチェック処理(第15図ステップ600)を実行
した後、シーケンサチェック(第16図ステップ650)、
フィルインチェック(第17図ステップ660)、エンディ
ングチェック(第18図ステップ670)、ブレイクキャン
セル(第19図ステップ680)、エンディングキャンセル
(第20図ステップ690)の各処理を実行し、ステップ321
に進む。
一方、ステップ311の判定で動作モードが「ブレイク」
であれば、リズムの発音処理は不要であるからステップ
312およびコードチェック処理(ステップ600)はスキッ
プして上記シーケンサチェック(ステップ650)ないし
エンディングキャンセル(ステップ690)の各処理を実
行した後、ステップ321に進む。
ステップ321ではクロックカウンタCLKを歩進する。続く
ステップ323〜327においては、0〜31を計数するカウン
タCLKが32をカウントした場合の桁上げ処理を行なう。
すなわち、ステップ323ではカウンタCLKの計数値が32に
なったか否かを判定する。32でなければそのままステッ
プ328に進む。
32であればステップ324でカウンタCLKをリセットし、ス
テップ325でシーケンサがオンしているか否かを判定す
る。シーケンサオンであればステップ326で小節数BARを
歩進した後、シーケンサオフであればステップ326をス
キップしてそのままステップ327に進む。ステップ327で
は小節番号BARCLKを1であれば2に、2であれば1に切
り換える。
ステップ328ではモード変更フラグMDFLGを検査してモー
ド変更があった否かを判定する。モード変更がなければ
割込を解除してもとの処理に復帰する。モード変更があ
ればステップ329を経て、「ノーマル」、「シンクロ待
機」、「ラン」、「ブレイク」または「エンディング」
モードのうち変更後の動作モードに応じた処理に復帰す
る。
11.コードチェック処理 第15図を参照して、ステップ601ではクロックカウンタ
の計数値CLKが4で割切れるか否かを判定する。4で割
切れれば現タイミングは8分音符の先頭(ビートトッ
プ)、すなわちシーケンサのイベントタイミングであ
る。イベントタイミングであればステップ602でレジス
タTROOTおよびTTYPEのコード(和音)データをレジスタ
ROOTおよびTYPEに転送した後、ステップ603でシーケン
サレックが設定されているか否か判定する。シーケンサ
レックが設定されていればステップ604でレジスタEVTの
下位4ビットに根音データROOTを、上位4ビットに和音
タイプデータTYPEを格納し、ステップ700(第21図)の
シーケンサ書込処理を実行した後、ステップ608に進
む。
ステップ601の判定がビートトップでない場合、および
ステップ603の判定がシーケンサレックでない場合に
は、ステップ601および603の各々から直接ステップ608
に進む。
ステップ608では、クロックCLKおよびコードデータROO
T,TYPEに基づき、パターンを読み出して伴奏音を発音し
た後、もとの処理に戻る。
12.シーケンサチェック処理 この電子楽器は、自動伴奏中にSEQスイッチ62〜66をオ
ンすると、そのタイミングに応じた所定のタイミングで
新たなシーケンサに基づく伴奏を開始する。例えば、SE
Qスイッチ62〜66を第1拍目内にオンすると第2拍目の
頭から新たなシーケンサに切り換わり、第2拍目以降に
オンすると次の小節の頭から新たなシーケンサに切り換
わる。第22図は、SEQスイッチA,Bのオンタイミングと伴
奏切換の様子を示す。
第16図を参照して、ステップ651でクロックCLKが0(小
節の先頭)または8(第2拍目の先頭)以外であれば直
ちにもとの処理に戻る。0または8であればステップ65
2で今度はレジスタTSEQの内容が0か否かを判定する。T
SEQ=0であればSEQスイッチ62〜66は新たには操作され
ていないのであるから、そのままもとの処理に戻る。
ステップ651においてレジスタTSEQの内容がN(≠0)
であれば、SEQスイッチ62〜66のいずれかが操作された
後、最初のイベント(読出)タイミングである。この場
合、レジスタTSEQのデータをレジスタNに転送し(ステ
ップ653)、TSEQをクリアし(ステップ654)、アドレス
ポインタADRSをリセットし(ステップ655)、シーケン
サからデータSEQN(ADRS)を読み出してそのタイミング
データがタイミングCLK以前のイベントを示していればA
DRSの値を増加することによりタイミングCLK以降のイベ
ントデータの位置にポインタADRSを合せた(ステップ65
6)後、小節数レジスタBARをクリアして(ステップ65
7)もとの処理に戻る。
13.フィルインチエック処理 この電子楽器は、ランモード時、フィルインスイッチ54
〜58が操作されると、そのタイミングに応じた所定のタ
イミングでフィルインパターンに切り換わる。例えば、
フィルインスイッチ54〜58を第4拍目(第6および7ビ
ート目)より前にオンすると直後のビートトップでスイ
ッチに対応するフィルインパターンに切り換わり、第4
拍目内(CLK≧24)にオンすると次の小節の頭で切り換
わる。また、フィルインパターンを演奏して次の小節の
先頭まで来るとそのフイルインパターンの演奏を終了す
る。第23図は、I/Fスイッチ54〜58のオンタイミングに
よる演奏パターン切換の様子を示す。
第17図を参照して、ステップ661では現タイミングCLKが
ビートトップであるか否かを判定し、ビートトップでな
ければそのままもとの処理に戻る。ビートトップであれ
ば次にステップ662で現在第7ビートであるか否かを判
定する。第7ビートであればそのままもとの処理に戻
る。第7ビートでなければステップ663で現タイミング
が小節の先頭(CLK=0)であるか否かを判定する。小
節の先頭であればステップ664でレジスタFILをクリアす
る。これにより、今までのフィルインパターン演奏は解
除される。小節の先頭でなければステップ664の処理は
スキップする。
ステップ665ではレジスタTFILの内容を検査する。TFIL
=0であればそのままもとの処理に戻る。TFIL≠0であ
ればI/Fスイッチ54〜58が操作された後、最初のフィル
インパターン切換タイミングが到来したのであるから、
ステップ666でレジスタFILにレジスタTFILの内容を転送
し、ステップ667でレジスタTFILをクリアした後、ステ
ップ668でシーケンサモードがレック(SEQMOD=2)か
否かを判定する。レックでなければここでもとの処理に
戻る。レックであれば、さらにステップ669でイベント
レジスタEVTの下位4ビットにフィルインデータ13を、
上位4ビットにフィルインパターン番号FILを格納した
後、ステップ700(第21図)のシーケンサレック処理を
実行してもとの処理に戻る。
14.エンディングチェック処理 第18図を参照して、ステップ671ではクロックCLKが15以
下であるか否かを判定し、ステップ672ではレジスタTEN
Dを検査する。レジスタTENDの内容が0であるのはS/Eス
イッチ52をオンしていないときであり、クロックCLKが1
5より大きいのは小節の後半にS/Eスイッチ52がオンした
ときであるから、これらの場合はそのままもとの処理に
戻る。クロックCLKが15以下であり、かつレジスタTEND
に1が格納されている場合には、ステップ673でレジス
タTENDの内容をレジスタENDに転送し、ステップ674でレ
ジスタTENDをクリアした後、ステップ675でシーケンサ
モードがレック(SEQMOD=2)か否か判定する。レック
であればステップ676でイベントデータレジスタEVTにエ
ンディングデータを格納し、後述のシーケンサ書込処理
(第21図)を実行した後、ステップ677に進む。シーケ
ンサモードがレックでないときはステップ675から直接
ステップ677に進む。
そして、ステップ677で動作モードを「エンディング」
(MODE=4)にセットし、ステップ678でモード変更フ
ラグMDFLGをセットした後、もとの処理に戻る。
15.ブレイクキャンセル処理 この電子楽器は、クロック走行(ランモード)中にS/S
スイッチ50をオンすると、直後のビートトップでブレイ
クモードとなってリズムおよび和音の演奏を中断し、同
一小節内でI/Fスイッチ54〜58をオンすると、クロック
はそのままで、オンしたI/Fスイッチ54〜58のフィルイ
ンパターンで演奏を再開する。。第24図は、スイッチ50
および54〜58のオンタイミングによる演奏状態の変化を
示す。但し、ブレイクモードに切り換わった小節が終了
するまでI/Fスイッチ54〜58がオンされないときは、ノ
ーマルモードとなり、自動演奏を停止する。
第19図を参照して、ステップ681では現タイミングが小
節の末尾(CLK=31)であるか否かを判定し、ステップ6
82では現在の動作モードが「ブレイク」(MODE=3)で
あるか否かを判定する。小節の末尾でない場合、および
動作モードが「ブレイク」でない場合は、直ちに元の処
理に戻る。
現在のタイミングCLKが小節の末尾であり、かつ動作モ
ードが「ブレイク」であればステップ683に進んで、動
作モードレジスタMODEを「ノーマル」(MODE=0)にセ
ットし、さらにステップ684でモード変更フラグMDFLDを
セットした後、もとの処理に戻る。
16.エンディングキャンセル処理 この電子楽器は、エンディングモードで2小節分の演奏
を終了すると、自動演奏を停止する。
第20図を参照して、ステップ691では現タイミングが第
2小節の末尾(BARCLK=2かつCLK=31)であるか否か
を判定し、ステップ692では現在の動作モードが「エン
ディング」(MODE=4)であるか否かを判定する。第2
小節の末尾でない場合、および動作モードが「エンディ
ング」でない場合は、直ちに元の処理に戻る。
現在のタイミングが第2小節の末尾であり、かつ動作モ
ードが「エンディング」であればステップ693に進ん
で、動作モードレジスタMODEを「ノーマル」(MODE=
0)にセットし、ステップ694でモード変更フラグMDFLD
をセットし、さらにステップ695でシーケンサモードを
オフ(SEQMOD=0)にセットした後、もとの処理に戻
る。
18.シーケンス書込処理 この電子楽器においては、鍵盤の押鍵操作を8分音符の
分解能で検出する。この場合、各押鍵タイミングは、各
ビートトップの前後2クロック以内の押鍵をそのビート
トップにおけるイベントデータとして書込処理する。
第21図を参照して、ステップ701ではクロック計数値CLK
に2を加算した値(CLK+2)を量子化レジスタQNTに格
納し、ステップ702ではこのレジスタQNTの値(以下、量
子数という)を検査する。この量子数QNTが32未満であ
ればそのまま、32以上であればステップ703でレジスタQ
NTから32を減算し、ステップ704で小節数レジスタBARを
歩進した後、ステップ705に進む。ステップ705では量子
数QNTを4で除いた値をビート数としてレジスタBEATに
格納する。
ステップ706ではデータSEQN(ADRS)が00Hであるか否か
を判定する。前述のように、00Hはイベントデータの終
了を示すシーケンサ終了コマンドである。00Hであれば
ステップ707でレジスタENDCODにエンドデータ1を格納
した後、ステップ711に進む一方、00H以外であればステ
ップ708でレジスタENCODをクリアした後、ステップ711
に進む。
ステップ711では旧ビート数OLDBTと現ビート数BEAT、お
よび旧小節数OLDBARと現小節数BARを比較する。両方と
も一致していればそのままステップ721に進む。少なく
とも一方が異なっていればステップ712で旧小節数レジ
スタOLDBARの内容を小節数BARに更新し、ステップ713で
旧ビート数レジスタOLDBTの内容を現ビート数BEATに更
新し、ステップ714でタイミングデータレジスタTIMの最
上位ビット(MSB)に1を、第2〜5ビットに小節数BAR
を、そして下位3ビットにビート番号BEATを格納し、ス
テップ715でレジスタBARをクリアし、ステップ716でシ
ーケンサSEQNのポインタADRSで指定されたアドレスにタ
イミングデータTIMを書き込み、ステップ717でポインタ
ADRSを歩進した後、ステップ721に進む。
ステップ721ではシーケンサSEQNの上記タイミングデー
タTIMを書き込んだ次のアドレスにイベントデータEVTを
書き込み、ステップ722でポインタADRSをさらに歩進し
た後、ステップ723でイベントデータEVTの内容およびエ
ンドコードレジスタENDCODを検査する。イベントデータ
EVTがエンディングコマンドまたはストップコマンドで
あるか、またはレジスタENDCODにエンドコードが格納さ
れているときは、ステップ724でシーケンサSEQNに上記
各データを書き込んだ次のアドレスにデータ00Hを書き
込んだ後、もとの処理に戻る。イベントデータEVTがエ
ンディングまたはストップコマンド以外であり、かつレ
ジスタENDCODの内容が0であるときはステップ723から
直接もとの処理に戻る。
第25図は、シーケンサへの書込データとその再生状態と
の関係を示す。
再生時は、シーケンサデータにエンディングコマンドが
ない場合、S/Sスイッチ50またはS/Eスイッチ52により終
了の操作が行なわれるまで同じシーケンサデータに基づ
く演奏を繰返す。但し、シーケンサデータにエンディン
グコマンドがある場合は、このコマンドが読み出された
ときストップに向かう。
書込時、第1拍内でストップスイッチ50をオンした場合
には、再生時、第25図(a)に示すように、前の小節ま
での演奏を繰返す。但し、第1拍内でストップ前に何ら
かのデータが書き込まれた場合には、再生時、第25図
(b)に示すように、そのデータを実行してから第1小
節の第2拍目に戻って演奏を繰返す。
書込時、第2拍目以降でストップされた場合には、再生
時、第25図(c)に示すように、ストップ時の時点での
データをその小節内最後まで保持し、その小節までの演
奏を繰返す。
[実施例の変形例] なお、この発明は、上記実施例に限定されることなく適
宜変形して実施することができる。
例えば、 1.シーケンサデータとしてはリズムセレクト命令を入れ
てもよい。
2.上述においては複数のシーケンサのアドレスを固定と
したが、そうでなくてもよい。
3.上述においてはリズムや自動伴奏のパターンは図示し
なかったが、和音で変更したり、多様なことが可能であ
る。
4.上述の実施例においては、同一小節内においてのみブ
レイク(モード3)からプレイ(モード2)に戻るよう
にしているが、このブレイクからプレイに戻るまでの時
間は、実施例に限らない。例えば2小節またはより長い
時間を設定することも可能である。
5.モード切換時の拍タイミングは実施例に限らず任意に
設定することができる。
6.上述においてはメロディキーについては述べていない
が、メロディキーを付加し、メロディ演奏可能に構成す
ることもできる。
7.シーケンサリピートの戻り先は、先頭以外であっても
よい。
8.また、上述においては、ブレイクスイッチとしてS/S
スイッチおよびI/Fスイッチを兼用したが、ブレイク専
用のオン/オフスイツチを設けてもよいことは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る電子楽器のハードウ
エア構成を示すブロック図、 第2図は、第1図におけるシーケンサメモリのデータ配
置図、 第3図は、第1図のシーケンサメモリのデータフォーマ
ット図、 第4図は、第1図の電子楽器の状態遷移図、 第5図は、第1図の電子楽器のノーマルモード処理のフ
ローチャート、 第6図は、第1図の電子楽器のコード検出処理のフロー
チャート、 第7図は、第1図の電子楽器のシンクロ待機モード処理
のフローチャート、 第8図は、第1図の電子楽器のランモード処理のフロー
チャート、 第9図は、第1図の電子楽器のブレークモード処理のフ
ローチャート、 第10図は、第1図の電子楽器のエンディングモード処理
のフローチャート、 第11図は、第1図の電子楽器のクロック割込処理のフロ
ーチャート、 第12図は、第1図の電子楽器のシーケンサ読出処理のフ
ローチャート、 第13図は、第1図の電子楽器のリードファースト処理の
フローチャート、 第14図は、第1図の電子楽器のリードラスト処理のフロ
ーチャート、 第15図は、第1図の電子楽器のコードチェック処理のフ
ローチャート、 第16図は、第1図の電子楽器のシーケンサチェック処理
のフローチャート、 第17図は、第1図の電子楽器のフィルインチェック処理
のフローチャート、 第18図は、第1図の電子楽器のエンディングチェック処
理のフローチャート、 第19図は、第1図の電子楽器のブレークキャンセル処理
のフローチャート、 第20図は、第1図の電子楽器のエンディング処理のフロ
ーチャート、 第21図は、第1図の電子楽器のシーケンサ書込処理のフ
ローチャート、 第22図は、第1図の電子楽器のシーケンサ切換状態説明
図、 第23図は、第1図の電子楽器のフィルイン切換状態説明
図、 第24図は、第1図の電子楽器のブレイク移行状態説明
図、そして 第25図は、第1図の電子楽器のシーケンサの書込データ
と再生状態との関係を示す説明図である。 10:中央処理装置(CPU) 14:プログラムメモリ 16:レジスタ群 18:シーケンサメモリ 20:鍵盤回路 22:スイッチ群 24:テンポ発生器 26:トーンジェネレータ 50:スタート/ストップ(S/S)スイッチ 52:シンクロスタート/エンディング(S/E)スイッチ 54〜58:イントロ/フィルインパターン選択(I/F)スイ
ッチ 60:レック(REC)スイッチ 62〜66:シーケンサ選択(SEQ)スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれにイントロおよびエンディングに
    関する演奏データを含むシーケンスデータを複数記憶し
    た記憶手段と、 該記憶手段の中から読み出す対象として1つのシーケン
    スデータを選択し、選択指示に基づいて選択信号を発生
    させる選択手段と、 テンポクロック発生手段と、 該テンポクロックに基づいてシーケンスデータを記憶手
    段より順次読み出す読出手段と、 上記シーケンスデータの1つを上記読出し手段が読み出
    している際、上記選択手段によって他のシーケンスデー
    タが選択されたことに応じて、前記選択信号が小節内の
    所定拍以内に発生したときにはこの所定拍の次の拍以降
    について読み出す対象を切り換えて前記他のシーケンス
    データをその第1小節における前記次の拍から読み出す
    とともに、前記所定拍以降で発生したときには次の小節
    の先頭拍以降について読み出す対象を切り換えて前記他
    のシーケンスデータをその第1小節における先頭拍から
    読み出す読出制御手段とを備えることを特徴とする電子
    楽器のシーケンサ。
JP62131081A 1987-05-29 1987-05-29 電子楽器のシ−ケンサ Expired - Fee Related JPH07104668B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62131081A JPH07104668B2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 電子楽器のシ−ケンサ
US07/199,363 US4889026A (en) 1987-05-29 1988-05-26 Sequencer unit of electronic musical instrument

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62131081A JPH07104668B2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 電子楽器のシ−ケンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63298292A JPS63298292A (ja) 1988-12-06
JPH07104668B2 true JPH07104668B2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=15049545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62131081A Expired - Fee Related JPH07104668B2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 電子楽器のシ−ケンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07104668B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5170003A (en) * 1989-06-22 1992-12-08 Yamaha Corporation Electronic musical instrument for simulating a wind instrument
JP2743680B2 (ja) * 1992-01-16 1998-04-22 ヤマハ株式会社 自動演奏装置
JPH05281966A (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6078487A (ja) * 1983-10-06 1985-05-04 カシオ計算機株式会社 電子楽器
JPS61174599A (ja) * 1985-01-30 1986-08-06 ヤマハ株式会社 和音進行記憶再生装置
JPS61204693A (ja) * 1985-03-08 1986-09-10 カシオ計算機株式会社 自動演奏装置を備えた電子楽器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6078487A (ja) * 1983-10-06 1985-05-04 カシオ計算機株式会社 電子楽器
JPS61174599A (ja) * 1985-01-30 1986-08-06 ヤマハ株式会社 和音進行記憶再生装置
JPS61204693A (ja) * 1985-03-08 1986-09-10 カシオ計算機株式会社 自動演奏装置を備えた電子楽器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63298292A (ja) 1988-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4448104A (en) Electronic apparatus having a tone generating function
US4889026A (en) Sequencer unit of electronic musical instrument
JP2956429B2 (ja) 自動編曲装置
US5457282A (en) Automatic accompaniment apparatus having arrangement function with beat adjustment
US5369216A (en) Electronic musical instrument having composing function
JPH07104668B2 (ja) 電子楽器のシ−ケンサ
JP2536525B2 (ja) 電子楽器のコ−ドシ−ケンサ
US5478967A (en) Automatic performing system for repeating and performing an accompaniment pattern
JP2518277B2 (ja) 電子楽器
JP2522337B2 (ja) 自動演奏装置
GB2091470A (en) Electronic Musical Instrument
JP3195111B2 (ja) 自動演奏装置
JP2625800B2 (ja) 自動演奏装置
JP2692539B2 (ja) 自動伴奏装置
JPS63298291A (ja) 電子楽器のシ−ケンサ
JPH0367276B2 (ja)
JP2556040B2 (ja) 自動演奏装置
JP2674331B2 (ja) 自動伴奏装置
JP3555255B2 (ja) 自動伴奏装置
JP2564811B2 (ja) 演奏記録装置
JPS6356559B2 (ja)
JP2576296B2 (ja) 電子楽器の自動伴奏装置
JPS61290495A (ja) 自動演奏装置
JP2819966B2 (ja) 自動演奏装置
JP2565152B2 (ja) 自動伴奏装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees