JP3555255B2 - 自動伴奏装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、再生時の音色情報を有する複数の自動伴奏パターンが用意されている自動伴奏装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動伴奏パターンやリズムパターン毎に伴奏あるいはリズムの音色が異なる自動伴奏装置が知られている。
このような自動伴奏装置においては一連の演奏の中で、あるパターンの演奏に引き続いて他のパターンを演奏することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一連の演奏の中で、あるパターンの演奏に引き続いて他のパターンを演奏する時は、音色が異なることになり不自然になってしまう。特にリズムパートやベースパートの音色は1つの曲の中では、通常変化しないものとされているので、演奏中に音色が変化することは自然ではないという問題点があった。
そこで、本発明は演奏中でパターンが切り換えられても、自然な演奏が可能とされる自動伴奏装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】
上記目的を達成するために、本発明の自動伴奏装置は、再生時の音色情報を有する複数の自動伴奏パターンが記憶されている記憶手段と、該記憶手段から読み出されたある自動伴奏パターンから、他の自動伴奏パターンへ切り換える切換指示を行う指示手段と、該指示手段からの切換指示を受けて、再生する自動伴奏パターンを切り換える切換手段と、前記切り換えられた自動伴奏パターンの音色を、切り換えられる前の自動伴奏パターンが有していた音色情報を引き継いだ音色とするようにした音色制御手段を備えるようにしたものである。
【0005】
また、上記自動伴奏装置において、音色引き継ぎモードを指定する音色引き継ぎモード指定手段をさらに備え、前記音色制御手段は、音色引き継ぎモードが音色を引き継ぐことを指定するモードとされている時のみ、切り換えられる前の自動伴奏パターンが有していた音色情報を引き継ぐようにしたものであり、
さらに、各自動伴奏パターンは複数のパートを有し、特定のパートのみにおいて、切り換えられる前の自動伴奏パターンが有していた音色情報を引き継ぐようにしたものであり、
さらにまた、自動伴奏パターンの音色の切り換え時に、切り換え前後の自動伴奏パターンの音色の関係に応じて、切り換えられる前の自動伴奏パターンが有していた音色情報を引き継ぐか否かを制御するようにしたものである。
【0006】
【作用】
本発明によれば、前のパターンの音色が引き継がれるようにされるため、自然な伴奏が可能となる。
また、音色引き継ぎモードの時のみ前のパターンの音色が引き継がれるため、そのパターン固有の音色で演奏させたい場合にも適応することができる。
さらに、リズムパートやベースパート等の特定パートのみ前のパターンの音色が引き継がれるため、不自然な演奏になることを防止しつつ、変化に富んだ演奏を行うことができる。すなわち、コードバッキングのパートは音色を引き継がないようにすることができ、音色が引き継がれると不自然になる恐れがあるコードバッキングのパートにおいて、多彩な音色による演奏を行うことができる。
【0007】
さらにまた、前のパターンの音色と今回のパターンの音色が所定の関係を満たす時のみ、音色を引き継ぐようにするので、音色を引き継ぐと不自然になってしまうようなケースを防止することができる。例えば、楽器の演奏形態が異なるスタイルに切り換えられた場合には音色を引き継いでしまうと不自然になってしまうので、音色を引き継がないようにする。ただし、楽器の演奏形態が類似する場合には音色を引き継ぐようにしても違和感はない。
【0008】
【実施例】
本発明の自動伴奏装置の一実施例の構成を示すブロック図を図1に示す。
この図において、CPU10は自動伴奏プログラム等のプログラムを実行して自動伴奏等の各種制御を行なう演算処理装置ユニット(CPU)であり、タイマ11は時刻を計時して指示すると共に、タイマ割込処理を実行する処理タイミングをCPU10に指示するタイマであり、RAM12はCPU10のワークメモリエリアや、FDD22から読み出された自動伴奏パターンの記憶エリア等の記憶エリアを有するランダム・アクセス・メモリ(RAM)であり、ROM13はCPU10の動作プログラムや他の自動伴奏パターン等が記憶されているリード・オンリ・メモリ(ROM)である。
【0009】
また、鍵盤14はマニュアル演奏時に使用されると共に、その操作により伴奏パターンを入力することができ、押鍵検出回路15は鍵盤14の押鍵を検出して押鍵された鍵のキーコードやベロシティをバス24に送出している。スイッチ16は表示回路18が備える表示器の画面を観ながら各種操作を行う各種のスイッチボタンを備えているパネルスイッチであり、スイッチ検出回路17はスイッチ16の操作に応じたスイッチ情報をバス24に送出している。表示回路18はユーザが自動伴奏装置と対話するための表示器、およびその表示駆動回路からなり、音源回路19はノートイベント情報や音色情報等を受けて、受けた情報に応じた楽音を発生し、効果回路20は指示されたパンニング、リバーブ、ビブラート等の効果を音源回路19により生成された楽音信号に付与しており、SS21は効果の付与された楽音信号を発音するサウンドシステムである。
【0010】
また、FDD22は種々の自動伴奏パターン等が記憶されているフロッピーディスクから自動伴奏パターン等を読み出して、RAM12に格納させると共に、RAM12に記憶されている各種データをフロッピーディスクに書き込むフロッピーディスクドライブであり、MIDI I/F23はMIDIイベントが入力されると共に、生成されたMIDIイベントを出力するMIDIインタフェースであり、バス24は以上説明した各部の接続経路が設定されるバスである。
【0011】
次に、スイッチ16を構成するパネルスイッチに備えられている各種スイッチの内の一部のスイッチの配置例を図2に示すが、この図に示すパネルスイッチではジャズ、ロック、ダンス、ラテン等の伴奏のスタイルを設定するためのスタイル選択スイッチ30と、自動伴奏のスタート/ストップを行うスタート/ストップスイッチ31と音色を引き継ぐか否かを設定する音色引き継ぎスイッチ32と、音色引き継ぎスイッチ32が音色引き継ぎモードとされた時に点灯される発光ダイオード(LED)から構成されている。
スタイル選択スイッチ30のいずれかを操作すると、選択操作されたスイッチ30に応じたスタイルの伴奏パターンがROM13から読み出されて、音源回路19に送られ、音源回路19は選択されたスタイルの伴奏パターンを、入力されたノートイベントに応じて発音/消音するようになる。
【0012】
また、スタイル選択スイッチ30は伴奏の演奏中にも切り換えることができ、演奏中にこのスタイル選択スイッチ30を切り換えて伴奏のスタイルを切り換えた時に、本発明の自動伴奏装置は音色を引き継ぐか否かの特徴的な動作を行うものである。
例えば、音色引き継ぎスイッチ32を操作して音色を引き継がないモードに設定しているとする。すると、演奏中にスタイル選択スイッチ30を切り換えると、すべてのパートの音色が新たに選択されたスタイルの音色に切り替わるようになる。
【0013】
そして、音色引き継ぎスイッチ32を操作して音色引き継ぎモードに設定したとする。この場合、演奏中にスタイル選択スイッチ30を切り換えると、リズムパートは音色が切り換わらず、それまでの音色が引き継がれる。また、ベースパートはそれまでの音色と今回の音色が同一グループに属する音色であった場合は、それまでの音色が引き継がれる。さらに、コードパート1,2は新たに選択されたスタイルの音色に切り替わるようになる。
なお、演奏中でない時に音色引き継ぎスイッチ32を操作した場合は、音色引き継ぎスイッチ32の設定にかかわらず、すべてのパートの音色が新たに選択されたスタイルの音色に切り替わるようになる。
また、スタイルの切り換えは、スタイル選択スイッチ30の操作の後に到来する小節線タイミングにて行われる。
【0014】
上記したベースパートの音色グループの一例を上げると、グループ1を指やピックで弦を弾いて演奏するフィンガーベース、ピックベース、ウッドベース、およびフレットレスベースの音色とし、グループ2を弦を叩いたり弦を引っ張り上げて離してフィンガーボードに強く衝突させて演奏するチョッパーベース1、およびチョッパーベース2の音色とし、グループ3を電子的なシンセベース1、シンセベース2の音色とする。
すなわち、演奏中にスタイル選択スイッチ30が切り換えられて、例えばベースパートの音色がフィンガーベースからピックベースに切り換えられた時は、切り換えられたピックベースの音色の属するグループと、それまでのフィンガーベースの音色が属するグループとが同じであるので、ピックベースに切り換えることなくフィンガーベースの音色を引き継ぐようにする。
【0015】
また、フィンガーベースからチョッパーベース1に切り換えられた時は、グループが異なるので、ベースパートはフィンガーベースからチョッパーベース1の音色に切り換えるようにする。
なお、ドラムセットにおいても音色グループを作成してもよい。例えば、グループ1をスタンダード、ルーム、ロックのドラムセットとし、グループ2を電子的なエレクトリックのドラムセットとし、グループ3をアナログのドラムセットとし、グループ4をブラシで叩いたり擦ったりする演奏のドラムセットとする。このようにグループ化して、前述したベースパートと同様な音色の引き継ぎを行うようにしてもよい。
【0016】
次に、スタイルデータのフォ−マットを図3に示すが、スタイルデータは各パートのデータが混在されて構成されている。この図に示すように、スタイルデータの先頭部分は直前のイベント情報との時間間隔を表すデルタタイムデータと、音色を切り換えるためのMIDI情報であるプログラムチェンジデータとからなるデータで、1つのパートの音色を指示するパート音色指定データとされている。このプログラムチェンジデータは、プログラムチェンジのステータスバイト(MIDIチャンネル番号を含む)、および0〜127の128種類の音色のいずれかを示すプログラムナンバ(音色番号)の2バイトデータからなっている。
このプログラムチェンジデータはパート数だけ用意されて、最初にスタイルに応じた各パートの音色が設定されるように演奏データの前に組み込まれている。また、プログラムチェンジデータのデルタタイムは同時発生イベントを意味する”0”とされている。
【0017】
そして、演奏中にスタイルが切り換えられると、新たに指定されたスタイルのスタイルデータが先頭から読み出される。この場合、読み出されたプログラムチェンジデータに応じた音色を引き継がない場合は、音源回路19にそのプログラムチェンジデータを送り、切り換えられたスタイルの音色で発音するようにする。また、音色を引き継ぐ場合は、そのプログラムチェンジデータは音源回路19に送らず無視するようにする。これにより、スタイルを切り換えた時の音色を引き継ぐ/引き継がないの動作を行うようにしている。
なお、例えばパートは、MIDIチャンネル1に割り当てられたリズムパート、MIDIチャンネル2に割り当てられたベースパート、MIDIチャンネル3に割り当てられたコード1パート、MIDIチャンネル4に割り当てられたコード2パートの4パートとされている。
【0018】
また、スタイルデータ中の演奏データの1つは、直前のイベント情報との時間間隔を表すデルタタイムデータとノートイベントデータとで表されるが、ノートイベントデータは、ノートオン/オフデータ(MIDIチャンネルナンバを含む)、ノートナンバ、およびベロシティデータの3バイトデータからなっている。このノートイベントが読み出されると、音源回路19に送られ、音源回路19でノートイベントに応じたパートの発音/消音処理が実行される。
【0019】
次に、本発明の自動伴奏装置の動作をフローチャートを参照しながら説明する。まず、図4にスイッチ処理のフローチャートを示す。このスイッチ処理は、タイマ割込処理の1つであり、例えば約10ms毎の割込がタイマ11からCPU10にかかる毎により実行される。
タイマ割込がかかりスイッチ処理が開始されると、ステップS400にてパネルスイッチに備えられているトグルスイッチとされたスタート/ストップスイッチ31が操作されたか否かが判定される。ここで、スタート/ストップスイッチ31が操作されていたとすると「YES」と判定され、ステップS410にてこの時にRUNフラグが”1”か否かが判定される。この場合、最初は演奏は行われていないので、最初にスタート/ストップスイッチ31を押した場合はスタートを指示したことになり、この時はRUNフラグは演奏していないことを意味する”0”とされているので判定は「NO」とされ、ステップS440に分岐される。
【0020】
このステップS440にてスタイル選択スイッチ30により選択されているスタイルのデータの先頭へアドレスがセットされる。このスタイルのデータはROM13に記憶されており、ROM13にアドレスがセットされることになる。スタイルデータのフォ−マットは前記図3に示されている。次いで、ステップS450にてスタイルデータの先頭のデータが読み出される。この先頭のデータは図3に示すようにデルタタイムデータであるので、このデルタタイムデータがレジスタTIMEに書き込まれる。さらに、ステップS460にて音色引き継ぎフラグCONTINUEを”0”として、音色を引き継がないようにする。これは、スタートされた場合は、新しい曲を演奏することになるので音色を引き継ぐ必要がないからである。
さらに、スタートボタンが押されたのでステップS470にてRUNフラグが”1”とされ演奏中であることが指示される。
【0021】
また、演奏中にスタート/ストップスイッチ31が押された場合は、ストップを指示したことになるが、この場合はRUNフラグが”1”とされているのでステップS410にて「YES」と判定されてステップS420に進む。このステップでは、演奏のストップが指示されたので、発音中のスタイルの音があった場合はその消音処理が行われる。そして、RUNフラグが演奏されていないことを意味する”0”とされる。
次いで、ステップS480からのスタイル選択スイッチ処理が実行されるが、スタート/スタートスイッチ31を操作しなかった場合は、ステップS400で分岐されて以上のスタート/ストップスイッチ処理は何も行われず、スタイル選択スイッチ処理が実行される。
【0022】
スタイル選択スイッチ処理では、ステップS480にてスタイル選択スイッチ30が操作されたか否かが判定される。操作しなかった場合は、ステップS480で分岐されてスタイル選択スイッチ処理は行われず、ステップS540以降の音色引き継ぎスイッチ処理が行われる。また、スタイル選択スイッチ30を操作した場合は、「YES」と判定されてステップS490にて、押されたスタイル選択スイッチ30に対応したスタイルが選択される。続けて、ステップS500にてRUNフラグが”1”か否か判定される。
ここで、演奏していない場合はRUNフラグは”0”とされているので、「NO」と判定されてステップS540に分岐される。この場合、その後でスタート/ストップスイッチ31が操作されて演奏がスタートされると、前記したように選択されているスタイルのスタイルデータの先頭へアドレスがセットされ(ステップS440)て、切り換えられたスタイルで演奏されるようになる。
【0023】
また、演奏中の場合はRUNフラグは”1”であるので、ステップS510にてスタイルが切り換えられたことを意味するフラグSTYLE_CHG が”1”とされる。なお、演奏中の場合にスタイルの切り換えられるタイミングは小節タイミングとされるので、後述するスタイル再生処理において、小節タイミングになる毎に、このフラグSTYLE_CHG の状態を見てスタイルを切り換えるか否か判定している。
次いで、ステップS520にてユーザが音色引き継ぎスイッチ32を操作して音色を引き継ぐよう設定した(音色引き継ぎモードフラグCONT_MODE =1)か、音色を引き継がないよう設定した(音色引き継ぎモードフラグCONT_MODE =0)かが判定される。
【0024】
ここで、音色引き継ぎモードに設定されている場合は音色引き継ぎモードフラグCONT_MODE が”1”とされているので、「YES」と判定されてステップS530にて引き継ぎフラグCONTINUEが音色を引き継ぐことを意味する”1”とされる。そして、音色を引き継がないよう設定した場合は音色引き継ぎモードフラグCONT_MODE が”0”とされているので、「NO」と判定される。以上で、スタイル選択スイッチ処理は終了し、ステップS540以降の音色引き継ぎスイッチ処理が引き続いて実行される。
【0025】
音色引き継ぎスイッチ処理においては、ステップS540にてトグルスイッチとされた音色引き継ぎスイッチ32が操作されたか否かが判定され、操作されていない場合は何も処理が行われずスイッチ処理のルーチンは終了する。また、音色引き継ぎスイッチ32が操作されていた場合はステップS540にて「YES」と判定されて、ステップS550に進み、フラグCONT_MODE が”1”か否かが判定される。
このフラグCONT_MODE が”1”の場合は、前回の音色引き継ぎスイッチ32の操作で音色引き継ぎモードとされていたわけであるので、今回の音色引き継ぎスイッチ32の操作では音色を引き継がないと設定したことになり、ステップS560にてフラグCONT_MODE が”0”に設定されると共に、フラグCONTINUEが音色を引き継がないことを意味する”0”とされる。さらに、LED33がオフされて消灯される。
【0026】
また、フラグCONT_MODE が”0”の場合は、前回の音色引き継ぎスイッチ32の操作で音色を引き継がないと設定されていたわけであるので、今回の音色引き継ぎスイッチ32の操作では音色を引き継ぐと設定したことになり、ステップS570にてフラグCONT_MODE が”1”に設定されると共に、LED33がオンされて点灯される。
なお、フラグCONTINUEは演奏中にスタイル選択スイッチ30が操作された時に、音色の引き継ぎを行うか否かを指示するフラグであるので、スタイル選択スイッチ30が操作された時に実行されるステップS530にて”1”とされる。
以上で、スイッチ処理は終了し、割り込みがあった位置にリターンされてそれまでの処理が引き続いて実行される。
【0027】
次に、スタイル再生処理のフローチャートを図5に示し、スタイル再生処理の説明を行うが、スタイル再生処理もタイマ割込処理で起動され、この割込タイミングは演奏のテンポに応じたタイミングとされる。
スタイル再生処理が開始されると、ステップS10にてRUNフラグが”1”か否かが判定される。ここで、スタート/ストップスイッチ31が操作されていて演奏がスタートされているとすると、「YES」と判定されてステップS20にてレジスタTIMEが”0”か否かが判定される。このレジスタTIMEの値は、スタート直後においては、前記したステップS450にて前記図3に示すスタイルデータの先頭のデルタタイムの値とされているので、”0”である。したがって、ステップS20にても「YES」と判定されて、ステップS30にてアドレスが1つ進められ次のデータが読み出される。この読み出されたデータは図3に示すようにプログラムチェンジデータである。
【0028】
次いで、ステップS40にて読み出されたデータがデルタタイムデータか否かが判定されるが、この場合は最初のパートのプログラムチェンジデータであるので「NO」と判定されて、ステップS60に分岐される。そして、ステップS60にて後述する読み出されたイベント(プログラムチェンジ)に対応する処理が実行されて、ステップS30に戻り、アドレスがさらに1つ進められて次のデータが読み出される。この時に読み出された次のデータは図3に示すようにデルタタイムデータであるので、ステップS40にて「YES」と判定されて、そのデルタタイムデータがレジスタTIMEに書き込まれる。
そして、ステップS70にてレジスタTIMEが”0”か否かが判定される。この時レジスタTIMEの値は、前記図3に示すように”0”とされている。したがって、ステップS70にて「YES」と判定され、さらにステップS30に戻りアドレスが1つ進められ次のデータが読み出される。この読み出されたデータは図3に示すように2番目のパートのプログラムチェンジデータである。
【0029】
このような処理が繰返し行われることにより、すべてのパートのプログラムチェンジデータが読み出されて、各パートに音色が設定されるようになる。そして、演奏データの最初のデルタタイムがステップS30にて読み出されるようになるが、このデルタタイムも先頭データであることから”0”とされており、結局のところステップS30にてさらに次のデータが読み出される。この時読み出されるデータは図3に示すようにデルタタイムデータの次に位置する最初のノートイベントデータであり、このノートイベントデータに応じた処理がステップS60にて行われるようになる。
次いで、さらに次のデータがステップS30にて読み出されるが、このデータはデルタタイムであると共に”0”ではない値とされるので、ステップS70にて「NO」と判定されて、ステップS80に進みレジスタTIMEのデータが1つデクリメントされる。
【0030】
次いで、ステップS90にて小節タイミングとなったか否かが判定されるが、この場合はまだ小節タイミングに達していないので「NO」と判定される。スタイル再生処理はこれで終了するが、次の割込タイミングでスタイル再生処理が実行されるとステップS20にて「NO」と判定されて、ステップS80に分岐されレジスタTIMEのデクリメント処理だけが行われる。このような処理が何回か行われて、レジスタTIMEのデータが”0”となる。
すると、次の割込タイミングでスタイル再生処理が実行された時に、ステップS30にてノートイベントデータが読み出されて、ステップS60にてこのイベントデータに応じた処理が行われる。そして、次のデルタタイムデータがステップS30にて読み出され、ステップS50にてレジスタTIMEに新たに読み出されたデルタタイムデータが書き込まれるようになる。
【0031】
このような処理が繰り返し行われると、小節タイミングに達するようになり、ステップS90にて「YES」と判定されることになる。この小節タイミングは、四分音符あたり96回の割込が行われるテンポとされている共に4拍子とされている場合は、96×4回のスタイル再生処理が行われた時に小節タイミングが到来することになる。
すると、ステップS100にてスタイルの切り換えを指示するフラグSTYLE_CHG が”1”か否かが判定される。この時、スタイル選択スイッチが30が切り換えられていると、「YES」と判定されて、選択されているスタイルに切り換えられる。
【0032】
これにより、前記したスイッチ処理におけるステップS440およびステップS450と同様の処理が行われ、アドレスが指定されたスタイルデータの先頭位置へ設定されると共に、最初に読み出されるデルタタイムがレジスタTIMEに書き込まれるようになり、小節タイミングでスタイルの切り換えが行われるようになる。また、スタイルの切り換えが実行されたのでフラグSTYLE_CHG が”0”に戻される。
なお、フラグSTYLE_CHG が”0”の場合はスタイルを切り換える必要はないので、ステップS110の処理は実行されることなくスタイル再生処理は終了する。スタイル再生処理が終了すると、割込時に実行されていた処理の割込位置へリターンし、その処理が引き続き実行される。
【0033】
次に、スタイル再生処理のステップS60にて実行されるイベント対応処理のフローチャートを図6に示す。ただし、このイベント対応処理において、例えばパートは、MIDIチャンネル1に割り当てられたリズムパート、MIDIチャンネル2に割り当てられたベースパート、MIDIチャンネル3に割り当てられたコード1パート、MIDIチャンネル4に割り当てられたコード2パートの4パートとされているものとする。さらに、ベース音色グループは図示されているようなグループ1ないしグループ3とされている。
【0034】
イベント対応処理が開始されると、ステップS200にてプログラムチェンジの処理か否かが判定されるが、スタート直後には前述したようにまずプログラムチェンジデータが読み出される。したがって、ステップS200にては「YES」と判定されてステップS210に進み、プログラムチェンジデータ内のチャンネルナンバがチャンネル1か否かが判定される。
ここで「YES」と判定されるとリズムパートのプログラムチェンジデータであるので、ステップS220にてフラグCONTINUEが”0”か否かを判定することにより、音色引き継ぎモードとされているか否かが判定される。ここで、フラグCONTINUEが”0”(「YES」)と判定されると音色は引き継がないので、ステップS230にてプログラムチェンジデータが音源回路19へ送られ、指定されたスタイルの音色(ドラムセット)でリズムパートは発音されるようになる。また、フラグCONTINUEが”1”(「NO」)と判定されると音色は引き継ぐのでプログラムチェンジデータは捨てられることになる。
【0035】
また、リズムパートのプログラムチェンジデータでない場合は、ステップS210において「NO」と判定され、ステップS280に分岐してプログラムチェンジデータ内のチャンネルナンバがチャンネル2か否かが判定される。ここで「YES」と判定されるとベースパートのプログラムチェンジデータであるので、ステップS290にてフラグCONTINUEが”0”か否かを判定することにより、音色引き継ぎモードとされているか否かが判定される。ここで、フラグCONTINUEが”0”(「YES」)と判定されると音色は引き継がないので、ステップS230にてプログラムチェンジデータが音源回路19へ送られ、指定されたスタイルの音色でベースパートは発音されるようになる。
【0036】
また、フラグCONTINUEが”1”(「NO」)と判定されると音色は引き継ぐことになるが、切り換えられたスタイルの音色が切り換え前のグループと同じグループの時のみ音色が引き継がれるようになる。そこで、ステップS300にて切り換え前と切り換え後のベース音色が比較され、ステップS310にて共に同じグループ内の音色か否かが判定される。ここで、フィンガーベースからピックベースに切り換えられたとすると「YES」と判定され、フィンガーベースの音色が引き継がれ、プログラムチェンジデータは捨てられることになる。また、フィンガーベースからチョッパーベース1に切り換えられたとすると、ステップS310にて「NO」と判定されて音色が引き継がれなくなるため、ステップS230に分岐されてプログラムチェンジデータが音源回路19へ送られ、指定されたスタイルの音色でベースパートは発音されるようになる。
【0037】
さらに、ベースパートのプログラムチェンジデータでもない場合は、ステップS280で「NO」と判定され、コードパート1あるいはコードパート2のプログラムチェンジデータとされる。ここで、コードパートは音色を引き継がないものとされているので、ステップS270にてプログラムチェンジデータが音源回路19へ送られ、指定されたスタイルの音色でコードパート1あるいはコードパート2は発音されるようになる。このようにして、4つの各パートの音色の設定処理が行われるが、この処理はスタイルが切り換えられた場合にはかならず実行される。
【0038】
そして音色の設定処理が終了すると、プログラムチェンジデータに替わりノートイベントデータが読み出されるようになる。この場合は、ステップS200にて「NO」と判定されてステップS240に分岐し、ノートイベントデータか否かが判定される。ここで「YES」と判定されると、そのノートイベントデータが音源回路19へ送られ、ノートイベントデータがノートオンの場合は、そのデータ中で指示されるパートの発音処理が、ノートオフの場合はそのデータ中で指示されるパートの消音処理が行われる。
【0039】
また、ノートイベントデータでない場合、ステップS240にて「NO」と判定されステップS260へ分岐され、例えばスタイルのエンドデータの場合であれば、スタイルデータの先頭へアドレスを移行する処理が実行される。また、このほかにも音量データやピッチベンドデータの場合があり、これらのデータの場合は、データに応じた処理が行われる。
これで、イベント対応処理が終了し、引き続いて図5に示すスタイル再生処理におけるステップS30の処理が実行されるようになる。
【0040】
以上説明したように本発明の自動伴奏装置は動作するが、スタイル選択スイッチの操作後の小節線のタイミングで必ずしもスタイルを切り換える必要はなく、直ちに切り換わるようにしてもよいし、スイッチ操作タイミングが小節内のどのタイミングかに応じて、直ちに切り換えるか、次の小節線で切り換えるかを選択するようにしてもよい。この場合は、小節の前半部分ならば直ちに切り換え、後半部分ならば次の小節線を待って切り換えるようにする。
また、以上の説明では1つのスタイルについて1伴奏パターンの例を示したが、1つのスタイルについてメインパターン、イントロパターン、フィルインパターン、エンディングパターン等の複数のパターンを備えるものとしてもよい。この場合は、同一スタイル内のパターン間に本発明を適用してもよい。
【0041】
さらに、音色引き継ぎモードはスイッチで指定するようにし、このスイッチを操作する毎に音色引き継ぎモードがオン/オフと交互に切り換わるようにしたが、スイッチを押している間だけ音色引き継ぎモードをオン(あるいはオフ)となるようにしてもよい。また、スタイル選択スイッチが操作強度検出可能に構成されており、操作強度に応じて音色引き継ぎモードが設定されるようにしてもよい。この場合、例えば操作強度が強い場合に音色引き継ぎモードがオン(あるいはオフ)とされるようにする。
さらにまた、スタイル切り換えをスイッチ操作によって演奏中にリアルタイムに行うものに限らず、スタイルの切り換え順序、タイミングを決定するスタイル切り換えデータを予め記録しておき、このスタイル切り換えデータにしたがってスタイルを順次切り換えるようなものであってもよい。
【0042】
さらにまた、リズムパート、ベースパート、コードパート1,2にそれぞれチャンネル1,2,3,4を指定するようにして、パートの種類とチャンネルが固定関係にあるようにしたが、これに限らずパートの種類とチャンネルとを固定関係にする必要はない。例えば、ジェネラルMIDIのようにプログラムナンバ(音色番号)の値に応じてどのパートであるかを判別し、判別したパートに応じて音色引き継ぎ/非引き継ぎを制御するようにしてもよい。また、パート数は4つに限らず、例えばリズムパートだけであってもよい。
さらにまた、音色引き継ぎモードの時、リズムパートは音色を引き継ぎ、ベースパートは前後の音色の関係に応じて音色を引き継ぐとしたが、他のパートにおいても音色を引き継ぐようにしてもよい。また、ベースパートの音色を引き継がないようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されており、前のパターンの音色が引き継がれるようにされるため、自然な伴奏が可能となる。
また、音色引き継ぎモードの時のみ前のパターンの音色が引き継がれるため、そのパターン固有の音色で演奏させたい場合にも適応することができる。
さらに、リズムパートやベースパート等の特定パートのみ前のパターンの音色が引き継がれるため、不自然な演奏になることを防止しつつ、変化に富んだ演奏を行うことができる。すなわち、コードバッキングのパートは音色を引き継がないようにすることができ、音色が引き継がれると不自然になる恐れを防止できると共に、コードバッキングのパートにおいて、多彩な音色による演奏を行うことができる。
【0044】
さらにまた、前のパターンの音色と今回のパターンの音色が所定の関係を満たす時のみ、音色を引き継ぐようにするので、音色を引き継ぐと不自然になってしまうようなケースを防止することができる。例えば、前の音色がチョッパーベースで、今回の音色がフィンガーベースの音色である場合には、演奏形態が異なるため、音色を引き継いでしまうと不自然になってしまう。この場合は、音色を引き継がないようにする。
ただし、前の音色がピックベースで、今回の音色がフィンガーベースである場合には、演奏の形態が類似しているので、音色を引き継ぐようにしても違和感はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動伴奏装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の自動伴奏装置におけるパネルスイッチの配置例を示す図である。
【図3】本発明の自動伴奏装置におけるスタイルデータフォ−マットの一例を示す図である。
【図4】本発明の自動伴奏装置におけるスイッチ処理のフローチャートを示す図である。
【図5】本発明の自動伴奏装置におけるスタイル再生処理のフローチャートを示す図である。
【図6】本発明の自動伴奏装置におけるスタイル再生処理内のイベント対応処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10 CPU、11 タイマ、12 RAM、13 ROM、14 鍵盤、15押鍵検出回路、16 スイッチ、17 スイッチ検出回路、18 表示回路、19 音源回路、20 効果回路、21 サウンドシステム、22 FDD、23 MIDI I/F、24 バス、30 スタイル選択スイッチ、31 スタート/ストップスイッチ、32 音色引き継ぎスイッチ、33 LED
Claims (4)
- 再生時の音色情報を有する複数の自動伴奏パターンが記憶されている記憶手段と、
該記憶手段から読み出されたある自動伴奏パターンから、他の自動伴奏パターンへ切り換える切換指示を行う指示手段と、
該指示手段からの切換指示を受けて、再生する自動伴奏パターンを切り換える切換手段と、
前記切り換えられた自動伴奏パターンの音色を、切り換えられる前の自動伴奏パターンが有していた音色情報を引き継いだ音色とするようにした音色制御手段を備えることを特徴とする自動伴奏装置。 - 音色引き継ぎモードを指定する音色引き継ぎモード指定手段をさらに備え、
前記音色制御手段は、音色引き継ぎモードが音色を引き継ぐことを指定するモードとされている時のみ、切り換えられる前の自動伴奏パターンが有していた音色情報を引き継ぐようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動伴奏装置。 - 各自動伴奏パターンは複数のパートを有し、特定のパートのみにおいて、切り換えられる前の自動伴奏パターンが有していた音色情報を引き継ぐようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動伴奏装置。
- 自動伴奏パターンの音色の切り換え時に、切り換え前後の自動伴奏パターンの音色の関係に応じて、切り換えられる前の自動伴奏パターンが有していた音色情報を引き継ぐか否かを制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動伴奏装置。
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