JPH06130981A - 音楽再生装置 - Google Patents

音楽再生装置

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JPH06130981A
JPH06130981A JP4281537A JP28153792A JPH06130981A JP H06130981 A JPH06130981 A JP H06130981A JP 4281537 A JP4281537 A JP 4281537A JP 28153792 A JP28153792 A JP 28153792A JP H06130981 A JPH06130981 A JP H06130981A
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Kazunori Igami
和典 伊神
Seiko Ishikawa
せい子 石川
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラオケ装置などの歌詞の表示について、表
示色、表示・消去のタイミング、歌詞の色変えなどを制
御し、歌詞の発声によく合い、見た目に自然で、きれい
な見やすい歌詞の表示を行なう。 【構成】 楽音データ12aの中の必要箇所に、歌詞表
示を制御する歌詞表示指示データ12bを入れ込み、こ
の歌詞表示指示データ12bを読みながら歌詞の表示を
行なう。また、歌詞データ14aは、文字色、輪郭色を
細かく指定できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル信号として記
憶された楽音情報に基づいて音楽再生を行なう、たとえ
ばカラオケ装置などの音楽再生装置に関わり、さらに詳
細には、再生音楽に対応した歌詞情報を画面に表示する
音楽再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカラオケ装置における歌
詞を画面に表示する手段としては、本出願人が、実開平
4−59867号公報にて提示している。本出願人は、
この公報において、楽音の演奏情報中に、歌詞の発声さ
れるタイミングに合わせて歌詞の文字の色を変化させる
ための指令(以下、色変え指令とする)を組み込み、演
奏情報再生中にこの色変え指令を検出した場合には、歌
詞の色を一文字分変化させるという技術を開示してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載の技術では、歌詞の色変えは一文字毎に不連続
に起ることになり、実際の歌詞の発声のタイミングには
よく合致しているものの、見た目に不自然である。歌詞
の色変えは、発声のタイミングによく合致し、かつ滑ら
かに行なわれることが望ましいが、上述したような色変
え指令を組み込むという方法では、これを実現すること
は不可能である。
【0004】さらに、画面に歌詞を表示する場合、背景
には様々な映像(たとえば、背景色、静止画、動画等)
が表示されている可能性がある。これらの表示状態によ
っては、歌詞の文字が背景映像に紛れてしまい、読みに
くくなるということがしばしば起る。また、デュエット
曲で男女のパートを色分けして歌詞表示するなど、歌詞
の表示色を細かく指定したい場合がある。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、歌詞の色変えを、色変えのスピ
ードを指定することにより行なうようにし、発声のタイ
ミングによく合致し、且つ滑らかに色変えを行なうこと
ができ、さらに、見やすく歌いやすい歌詞表示を行うこ
とのできる音楽再生装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の音楽再生装置は、歌詞情報を記憶する歌詞情
報記憶手段と、前記歌詞情報に対応する楽音情報と、そ
の楽音情報の再生に伴って前記歌詞情報に応じた歌詞を
表示させるための歌詞表示指示情報とからなる演奏情報
とを記憶する演奏情報記憶手段と、前記楽音情報を読み
出して再生出力する楽音再生手段と、前記歌詞表示指示
情報に基づいて前記歌詞情報を読み出し、歌詞情報に応
じた歌詞を表示出力する歌詞表示手段とを備え、前記歌
詞表示指示情報は、歌詞の表示・消去制御情報と、表示
されている歌詞の色を変化させると共にその色の変化の
速度を指定する色変化指示情報とからなる。
【0007】また、前記歌詞情報は、歌詞の文字を指定
する文字コードと、歌詞の画面における表示位置を指定
する表示位置情報と、歌詞の文字の色及び変化後の色を
指定する色指定情報とから構成されてもよい。
【0008】さらに、前記文字コードには、文字本体の
情報と輪郭の情報とが一組となって対応してもよい。
【0009】
【作用】上記構成を有する本発明の音楽再生装置では、
楽音情報記憶部は種々の楽器の演奏情報と歌詞表示指示
情報とを格納し、歌詞記憶部は楽曲の歌詞情報を格納
し、前記楽音情報記憶部と、前記歌詞記憶部とに記憶さ
れた各情報を読みだし、制御部は楽音の演奏ならびに歌
詞の画面表示制御を行ない、さらに詳細には、制御部は
歌詞の画面表示制御を、歌詞の表示・消去指示情報と、
歌詞として表示している文字の色変化を行なわせ、かつ
色変化のスピードを指定する色変え指示情報とから構成
されている前記歌詞表示指示情報と、歌詞の画面上での
表示位置情報と、歌詞の文字と輪郭の色ならびに色変化
後の色を規定する色指定情報と、歌詞の文字コードから
構成される前記歌詞情報とを参照することによって行な
い、また制御部は、文字本体のデータと輪郭のデータが
一組になって対応している前記歌詞の文字コードから歌
詞の表示データを作成する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の音楽再生装置をカラオケ
装置上において実現した場合の概略構成を示すブロック
図である。
【0012】各ブロックについて説明する前に、本実施
例での楽音情報について若干の説明を加えておく。本実
施例では、楽音情報としてMIDI(Musical Instrume
nt Digital Interface)情報を採用している。MIDI
とは、各楽器の演奏情報をデジタル通信するためのイン
ターフェイス情報であり、国際的な規格とされている
(なお、MIDIは登録商標である)。
【0013】続いて各ブロックについて説明する。本装
置の中央制御部である制御装置10には、演奏情報記憶
手段12および画像情報記憶手段14が接続されてい
る。
【0014】楽音情報記憶手段12には、MIDI情報
として格納されている楽音データ12aおよび歌詞表示
の制御に関わる歌詞表示指示データ12bが記憶されて
いる。また画像情報記憶手段14には、歌詞データ14
aおよび背景映像データ14bが記憶されている。これ
ら演奏情報記憶手段12と画像情報記憶手段14とは、
例えば、ハードディスクにより構成される。
【0015】また、制御装置10には、制御装置10の
動作プログラムの格納されたプログラムメモリ16と、
歌詞や背景映像を表示するモニタ28とが接続されてい
る。さらに、制御装置10には、楽音データ12aが送
出されるMIDIインターフェイスボード18が接続さ
れ、さらにMIDIインターフェイスボード18には、
MIDIマルチ音源ユニット20が接続されている。
【0016】このMIDIマルチ音源ユニット20は、
例えばシンセサイザーなどで構成されており、MIDI
インターフェイスボード18から送られてきたデータに
基づき、種々の楽器音の電子音楽信号を合成し、アンプ
22を介してスピーカ24に供給している。
【0017】またアンプ22には、歌い手の歌を入力す
るためのマイク26が接続されている。このマイク26
より入力された歌声はアンプ22にて前記電子音楽信号
とミキシングされてスピーカ24に出力される。
【0018】制御装置10は第1の処理として、楽音デ
ータ12aを構成するるMIDIデータを読みだし、こ
れをMIDIインターフェイスボード18に送る。MI
DIインターフェイスボード18は、制御装置10から
受け取ったMIDIデータの中の音情報と種々の制御情
報とを識別処理し、MIDIマルチ音源ユニット20に
送る。
【0019】さらに、制御装置10は第2の処理とし
て、画像情報記憶手段14に記憶されている歌詞データ
14aおよび背景映像データ14bをモニタ28に表示
する。
【0020】図2(a)は、画像情報記憶手段14中の
一曲分の歌詞データ14aの構成を示す図である。歌詞
データ14aは、歌詞用色データテーブル30と、複数
の一画面分の歌詞データ32とから構成されている。通
常、カラオケ装置の場合、歌詞を部分毎に分けて次々表
示するという方法がよく採用されているが、前記一画面
とは、この部分の一個を指すものとして使用する。歌詞
用色データテーブル30は、歌詞表示に使用する色を登
録しておくエリアである。一画面分の歌詞データ32
は、ブロック数32aと、ブロックデータ32bから構
成されている。ここでブロックとは、モニタ28に表示
される歌詞の一群を表す。すなわち、ブロックデータ3
2bはブロック数32aに格納された数だけあるので、
ブロックデータ32bは一画面分の歌詞データ32中に
複数存在する可能性がある。
【0021】図2(b)は、ブロックデータ32bの構
成を示す図である。ブロックデータ32bは、ブロック
データサイズ34、表示位置36、色データ38、文字
数40、文字コード42及びルビデータ44から構成さ
れている。
【0022】ブロックデータ32bは可変長のデータに
なるので、データの大きさを表すブロックデータサイズ
34が必要である。表示位置36は、歌詞の表示開始位
置を画面の左上を原点とした相対位置で表すものであ
る。
【0023】色データ38は、文字色38a、輪郭色3
8b、文字色替色38c、輪郭色替色38dから構成さ
れている。これらの文字色38a、輪郭色38b、文字
色替色38c、輪郭色替色38dは、それぞれ文字の表
示色、輪郭の表示色、文字の色変え後の色、輪郭の色変
え後の色として、歌詞用色データテーブル30の中のど
の色が使用されるかを、番号として記憶している。
【0024】前記歌詞用色データテーブル30には、複
数の色に対応する番号が登録されている。たとえば20
色が登録されているとすると、前述した文字の表示色、
輪郭の表示色、文字の色変え後の色、輪郭の色変え後の
色として、この20色の中から各々自由に色を選ぶこと
ができる。表示色は、ブロック毎に別の色にすることが
でき、また、歌詞用色データテーブル30には、曲毎に
別の色を登録しておくことができる。よって、たとえ
ば、デュエット曲で男性・女性の歌う部分毎に歌詞の表
示色を変えたり、曲調によって歌詞の表示色を変えた
り、背景映像に紛れないような歌詞の表示色を選んだり
といった、様々な歌詞表示が可能である。
【0025】前記文字数40は、文字コード42の数を
表す。一つの文字コード42に対しては、文字本体のデ
ータと輪郭のデータとが対応して存在している。
【0026】ルビデータ44は、ルビの必要な場合に設
けられる。ルビデータ44は、ルビブロック数44aと
ルビブロックデータ44bから構成されている。ルビは
1ブロック内に複数存在する可能性があるので、その数
をルビブロック数44aに格納しておく。なお、ルビの
一群をルビブロックと呼ぶ。ルビブロックデータ44b
は、ルビ表示位置441、ルビ文字数442、ルビ文字
コード443から構成されている。ルビ表示位置441
はルビの表示開始位置を、表示位置36を原点とした相
対位置で表す。ルビ文字数442は、ルビ文字コード4
43の数を表す。ルビ文字コード443に対しては、ル
ビ文字本体のデータと輪郭のデータとが対応して存在し
ている。
【0027】図3は、モニタ28に歌詞が表示されてい
る状態を示した図である。この図3には、ブロック50
a,50b,50c及びルビブロック52を示してい
る。そして、ブロック50cには1個のルビブロック5
2が存在している。なお、各ブロック50a,50b,
50cの外周を示す実線は図の説明のために書き入れた
もので、実際に画面上に表示されるものではない。
【0028】図4は、演奏情報記憶手段12中の楽音デ
ータ12a及び歌詞表示指示データ12bの構成を示す
図である。図4(a)はMIDIデータ60を示し、図
4(b)は歌詞表示に関する同期データ62を示し、図
4(c)は楽曲の前記MIDIデータ60の終了を示す
終了データ64である。MIDIデータ60と終了デー
タ64とは楽音データ12aに相当し、同期データ62
は歌詞表示指示データ12bに相当する。
【0029】上述したMIDIデータ60、同期データ
62、終了データ64の先頭部分には、それぞれ各デー
タの種類を示すためのデータタイプ60a,62a,6
4aが記録されている。
【0030】MIDIデータ60は、データタイプ60
aに続いて、各データの読み出しのためのタイミングを
制御するタイミングデータ60bが記録され、その後に
種々の音データ60cが記録されている。
【0031】図4(b)に示すように、同期データ62
は歌詞表示フラグ62bを有している。歌詞表示フラグ
62bには、以下の4種類、すなわち、1.歌詞の一画
面分を表示させる表示フラグ、2.歌詞の一画面分を消
去する消去フラグ、3.歌詞のブロック毎の色変え開始
を示す色変え開始フラグ、4.歌詞の色変えのスピード
を変化させる色変えスピードフラグとがある。色変え開
始フラグと色変えスピードフラグの後にはスピードデー
タ62cが記録されている。同期データ62は、MID
Iデータ60の間に適宜格納され、歌詞の表示、消去、
色変えの指示を行っている。
【0032】終了データ64は、一曲分のMIDIデー
タ60の最後に格納され、楽曲の終了を示している。こ
のデータを読むことにより楽曲の再生動作が終了する。
【0033】ここで、同期データ62について詳しく説
明しておく。同期データ62のMIDIデータ60への
埋め込みに関しては、歌詞の表示、消去、色変えができ
るだけ滑らかに、かつ歌いやすく行なわれるよう様々な
工夫が凝らされている。
【0034】まず、歌詞表示開始から色変え開始までの
時間間隔が0.7秒から2.5秒になるように、前記表
示フラグと色変え開始フラグとがMIDIデータ60の
中に埋め込まれている。また、同様に色変え終了から歌
詞消去までの時間間隔が0.1秒から0.7秒になるよ
うに、さらに、ある文字の色変え開始は実際にその文字
が歌われるより0.1秒早くなるように各フラグの埋め
込み位置が調節されている。
【0035】次に、スピードデータ62cであるが、こ
れは、単位時間内に色変えを行なうドット数を指定して
いる。色変えがゆっくり起る箇所ではスピードデータ6
2cは低い値に、色変えが速く起る箇所ではスピードデ
ータ62cは高い値になっている。スピードデータ62
cは、1文字分の表示について2データまで設定するこ
とができる。さらに、隣り合うスピードデータ62cの
変化量についても、急激な色変えスピードの変化の不自
然さを目立たなくするために、変化量のしきい値が設け
られている。
【0036】以上のように同期データ62を設定するこ
とによって、歌詞の表示、消去、色変えは歌詞の発声の
タイミングによく合致し、かつ滑らかに行なわれるの
で、歌いやすさが増すという利点がある。
【0037】さて、図1の説明で述べたとおり、制御装
置10は、音楽の再生、歌詞の表示、背景映像の表示な
どの複数の処理を並行して行なっている。このうち、音
楽の再生処理を演奏タスク、歌詞の表示処理を表示タス
クと呼んで以下の説明を進める。
【0038】図5は、演奏タスクと表示タスクの関係を
示している。演奏タスクと表示タスクの間でやり取りさ
れるのは、以下の四個の値、すなわち、ブロックカウン
タ70、ドットカウンタ72、表示指示エリア74及び
消去指示エリア76である。演奏タスクと表示タスクと
の間のデータのやり取りについて、図6及び図7に示す
フローチャートを用いて説明する。
【0039】以下、図6に示すフローチャートに従っ
て、演奏タスクの動作について説明する。
【0040】まず、MIDIインターフェイスボード1
8より制御装置10に割り込みがかかると、演奏タスク
は、演奏情報記憶手段12から楽音データ12aを読み
込む(S1)。すなわち図4に示すような各データで構
成された楽音データ12aの1個分を読み込む。
【0041】データタイプを参照した結果、読み込んだ
楽音データ12aがMIDIデータ60であることを示
すデータタイプ60aであった場合(S2;Y)、演奏
タスクは、MIDIインターフェイスボード18へタイ
ミングデータ60b及び音データ60cの各データを送
出する。送出されたデータは、さらにMIDIマルチ音
源ユニット20に送られ、楽音再生が行なわれる。そし
て、そのタイミングデータ60bで指定される時間の経
過後、制御装置10に割り込みがかけられ、次の楽音デ
ータ12aの読み込みが行なわれる。
【0042】読み込んだ楽音データ12aがMIDIデ
ータ60でない場合(S2;N)は、同期データ62で
あるかの判断が行なわれる(S3)。データタイプを参
照した結果、読み込んだ楽音データ12aが同期データ
62であることを示すデータタイプ62aであった場合
(S3;Y)、歌詞表示フラグ62bの内容が判断され
る。歌詞表示フラグ62bが表示フラグである場合(S
7;Y)、表示指示エリア74がセットされる。同様に
消去フラグである場合(S8;Y)、消去指示エリア7
6がセットされる。歌詞表示フラグ62bが色変え開始
フラグである場合(S9;Y)、演奏タスクはブロック
カウンタ70の値を1増し(S13)、ドットカウンタ
72をリセットし(S14)、スピードデータ62cを
読んで(S15)、単位時間毎のドットカウンタ72の
加算値を計算し(S16)、一定時間毎にドットカウン
タ72を加算する(S17)。このようにしてドットカ
ウンタ72には、現時刻までに色変えが行なわれている
べきドット数が格納されることになる。歌詞表示フラグ
62bが色変えスピードフラグである場合(S10;
Y)、S15からS17までの処理が行なわれる。
【0043】前記S3において、読み込んだ楽音情報が
同期データ62でない場合(S3;N)は、終了データ
64であるかの判断が行なわれる(S4)。データタイ
プを参照した結果、読み込んだ楽音データ12aが終了
データ64であることを示すデータタイプ64aである
場合(S4;Y)、演奏タスクは演奏終了のための再生
停止動作を行なう(S5)。
【0044】以下、図7に示すフローチャートに従っ
て、表示タスクの動作を説明する。
【0045】まず、制御装置10が表示タスクの処理に
入ると、表示タスクは表示指示エリア74のチェックを
行なう。表示指示エリア74がセットされている場合
(S21;Y)、表示タスクは一画面分の歌詞を表示し
(S22)、表示指示エリア74をリセットする(S2
3)。表示指示エリア74は、演奏タスクによるセッ
ト、表示タスクによるリセットが繰り返されているわけ
である。続いて表示タスクは、現在色変えを行なってい
る位置を示す値である色変えブロック位置を1とする
(S24)。
【0046】次に、表示タスクはブロックカウンタ70
の値を読み込む(S25)。ブロックカウンタ70の値
が1より小さい場合は(S26;1より小)、ブロック
の色変えが起る時刻になっていないということなので、
表示タスクはブロックカウンタ70が1になるのを待
つ。
【0047】ブロックカウンタ70の値が1の場合は
(S26;1)、表示タスクはブロックの色変えを行な
うためドットカウンタ72の値を読み(S27)、その
値の位置までブロックの色変えを実行する(S28)。
すなわち、文字、輪郭の表示色をそれぞれ文字色替色3
8c、輪郭色替色38dに変更する。ドットカウンタ7
2の値がブロックのドット数(文字数40に対応する
数)に等しくなった場合、すなわち色変えがブロックの
終りまで行なわれた場合(S29;Y)、表示タスクは
ブロックカウンタ70から1を減じ(S30)、色変え
ブロック位置に1を足して(S31)、色変えを行なう
ブロックを次に移す。色変えがブロックの終りまで行わ
れていない場合は(S29;N)、表示タスクは再びド
ットカウンタ72の値を読み、色変えをする動作を繰り
返す。このようにして、ドットカウンタ72の値まで次
々と歌詞の色変えが起り、滑らかな色変えが実現され
る。
【0048】ブロックカウンタ70の値が1より大きい
場合は(S26;1より大)、以下のような状態であ
る。ブロックカウンタ70は、演奏タスクによって1加
算される(S13を参照)ことと、表示タスクによって
1減算される(S30を参照)こととが交互に繰り返さ
れているので、S26での判断は通常は1となる。しか
し、制御装置10は、前述のように複数の処理を並行し
て行なっているので、表示タスクの処理状況が、演奏タ
スクによる表示指示よりも遅れる可能性もある。ただ
し、これは人間には意識されないほどの時間である。演
奏タスクの方は、すでに次のブロックの色変え開始を指
示しているのに、表示タスクの方が現ブロックの色変え
を完了していない場合、ブロックカウンタ70の加算が
2回起ることになり、その値は1を越える。
【0049】このような場合は、表示タスクは以下のよ
うな処理を行なうことにより、表示の遅れを解消する。
まず、現在色変えを行なっているブロックを最後まで色
変えし(S34)、ブロックカウンタ70から1をひき
(S35)、次のブロックの色変えを行なうために色変
えブロック位置に1を足す(S36)。以上の処理を行
なった後、再びS26の判断を行ない色変えを続行す
る。なお、ドットカウンタ72の値は、演奏タスクによ
って、ブロックの色変えが開始される毎にリセットされ
た後、加算されているので(S14乃至S17を参
照)、常に色変えを行なうドット数を正しく指してい
る。
【0050】色変えブロック位置と一画面分の歌詞デー
タ32のブロック数32aとを比較することにより、一
画面中の歌詞のすべてのブロックの色変えが終了したと
判断されると(S32;Y)、表示タスクは歌詞の消去
の処理に移る。消去指示エリア76がセットされるまで
待ち(S33;N)、セットされると(S34;Y)、
歌詞を消去し(S37)、消去指示エリア76をリセッ
トする(S38)。消去指示エリア76は、演奏タスク
によるセット、表示タスクによるリセットが繰り返され
ているわけである。
【0051】次に表示タスクは、次の歌詞データの有無
を判断し、次の歌詞がある場合は(S39;Y)、ST
ARTに戻り同様の処理を繰り返す。次の歌詞がない場
合は(S39;N)、歌詞の表示が終了する。
【0052】なお、本実施例では1つの制御装置10に
複数の処理をさせたが、各処理毎に別々の制御装置を割
り当て、制御装置間で同期を取るように構成することも
可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の音楽再生装置によれば、歌詞情報記憶手段に記憶
された歌詞情報に対応して表示された歌詞の色変えを、
楽音情報記憶手段に記憶された歌詞表示指示情報に基づ
いて、色変えの速度を指定することにより行なうように
したので、発声のタイミングによく合致し、かつ滑らか
な歌詞の色変えを実現できる。さらに、文字および輪郭
の表示色と色変え後の表示色とをそれぞれ別個に指定す
るようにしたので、見やすく歌いやすい歌詞表示を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるカラオケ装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】歌詞データの構成を示す図である。
【図3】歌詞がモニタ上に表示されている状態を示す図
である。
【図4】演奏情報記憶手段に記憶されているデータを示
す図である。
【図5】演奏タスクと表示タスクの関係を示す図であ
る。
【図6】演奏タスクの動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】表示タスクの動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 制御装置 12 楽音情報記憶手段 12a 楽音データ 12b 歌詞表示指示データ 14 画像情報記憶手段 14a 歌詞データ 16 プログラムメモリ 28 モニタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歌詞情報を記憶する歌詞情報記憶手段
    と、 前記歌詞情報に対応する楽音情報と、その楽音情報の再
    生に伴って前記歌詞情報に応じた歌詞を表示させるため
    の歌詞表示指示情報とからなる演奏情報とを記憶する演
    奏情報記憶手段と、 前記楽音情報を読み出して再生出力する楽音再生手段
    と、 前記歌詞表示指示情報に基づいて前記歌詞情報を読み出
    し、歌詞情報に応じた歌詞を表示出力する歌詞表示手段
    とを備え、 前記歌詞表示指示情報は、歌詞の表示・消去制御情報
    と、表示されている歌詞の色を変化させると共にその色
    の変化の速度を指定する色変化指示情報とからなること
    を特徴とする音楽再生装置。
  2. 【請求項2】 前記歌詞情報は、歌詞の文字を指定する
    文字コードと、歌詞の画面における表示位置を指定する
    表示位置情報と、歌詞の文字の色及び変化後の色を指定
    する色指定情報とから構成されることを特徴とする請求
    項1に記載の音楽再生装置。
  3. 【請求項3】 前記文字コードには、文字本体の情報と
    輪郭の情報とが一組となって対応していることを特徴と
    する請求項2に記載の音楽再生装置。
JP4281537A 1992-10-20 1992-10-20 音楽再生装置 Expired - Fee Related JP3062784B2 (ja)

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