JPH07318559A - 免疫化学的測定装置 - Google Patents

免疫化学的測定装置

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JPH07318559A
JPH07318559A JP11111694A JP11111694A JPH07318559A JP H07318559 A JPH07318559 A JP H07318559A JP 11111694 A JP11111694 A JP 11111694A JP 11111694 A JP11111694 A JP 11111694A JP H07318559 A JPH07318559 A JP H07318559A
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興三 村松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全自動化が可能な免疫化学的測定装置を提供
する。 【構成】 回転テーブル10の全周縁に亘って反応容器
12を装着,脱着できる容器セット部11と、反応容器
12の間に挿入,引出しが行われる可動磁石13を設け
て試料部100Aを構成し、回転テーブ10の外方に、
反応容器移動機構20,サンプル分注機構30,試薬分
注機構40,洗浄機構50,撹拌機構60,光源70,
透過光検出機構80A,蛍光検出機構80B,可動磁石
13の挿入機構90A,引抜き機構90B等からなる操
作部100Bとを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サンプルの分析を全自
動化した免疫化学的測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】はじめに、免疫化学的測定について図7
を用いて説明する。なお、図7における(S1)〜(S
17)は各ステップを示している。
【0003】(S1): 非磁性体からなる反応容器内
に液体媒体(例えば、燐酸バッファ液)とサンプル(測
定しようとする抗原または抗体に対する抗体または抗
原)を注入する。
【0004】(S2): 第1試薬として磁性ラテック
スを入れる。
【0005】(S3): 混合した後、6分程度待機す
る。
【0006】(S4): 磁石を反応容器の両側にセッ
トし、両磁石の対向面の極性を反対として磁束が反応容
器中を貫通するようにする。
【0007】(S5): 磁場によって液体媒体と、サ
ンプルと反応した磁性ラテックスとが分離される。
【0008】(S6): 液体媒体のみ排水する。
【0009】(S7): 磁石をリセットする。
【0010】(S8): 第2試薬としてEu(ユーロ
ピューム)ラテックスを液体媒体と共に注入する。
【0011】(S9): 混合する。
【0012】(S10): 混合後、6〜26分程度待
機する。
【0013】(S11): 再び磁石をセットする。
【0014】(S12): 反応した磁性ラテックスと
Euラテックスと抗体(または抗原)が余剰のEuラテ
ックスおよび液体媒体と分離する。
【0015】(S13): 余剰のEuラテックス量を
透過光量(OD)および/または蛍光強度(FI)で測
定する。
【0016】(S14): 余剰のEuラテックスと液
体媒体を排出する。
【0017】(S15): 磁石を再びリセットする。
【0018】(S16): 分散液(例えば、界面活性
剤を含んだ水、または生理食塩水)を注入する。
【0019】(S17): 混合した後、透過光検出器
および蛍光検出器を備えた光学的機構により、反応容器
内の抗原・抗体量を測定する計測に回す。
【0020】上記のようにして、1サンプルの測定が終
了する。これを反応方法の点から述べると、 (a) 測定しようとする抗原または抗体に対する抗体
または抗原を担持させた不溶性磁性粒子からなる第1試
薬と、測定しようとする抗原または抗体とを反応容器の
液体媒体中で反応させる。 (b) 工程(a)の該不溶性磁性粒子を磁場の作用に
より反応容器壁に付着させ、該液体媒体を除去後、さら
に、該不溶性磁性粒子を洗浄する。 (c) 工程(a)と同一の測定しようとする抗原また
は抗体に対する抗体または抗原を担持させた不溶性蛍光
色素標識粒子からなる第2試薬と、工程(b)の抗原・
抗体反応を行った該不溶性磁性粒子とを液体媒体中で反
応させる。 (d) 工程(c)の該不溶性磁性粒子を磁場の作用に
より反応容器壁に付着させ、まず、非反応の余剰不溶性
蛍光色素標識粒子を測定し、その後、該液体媒体および
非反応の不溶性蛍光色素標識粒子を除去し、次いで、該
不溶性磁性粒子に反応した不溶性蛍光色素粒子の蛍光強
度を測定する。
【0021】必要ならば、前処理の一環として、抗原又
は抗体を含む検体を希釈する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来の免疫化学的測定
方法においては、例えば上記(S1)〜(S17)のよ
うな手順を必要とするため全自動化が困難であった。特
に、反応容器に対する磁石のセット,リセットは手動に
よる他はなく、全自動化のネックとなっていた。
【0023】本発明の目的は、磁石のセット,リセット
をはじめすべての手順を自動化し、かつ、処理効率の高
い免疫化学的測定装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる免疫化学
的測定装置は、回転テーブルの全周縁に亘って反応容器
を装着または脱着する容器セット部が形成されるととも
に、前記各反応容器間に各反応容器の側面に対向する位
置と側面から離れた位置とに移動可能な可動磁石が順次
隣り合うものの極性を反転させて配置された試料部と、
前記回転テーブルの外方に、前記反応容器を前記容器セ
ット部に装着,脱着する反応容器移動機構と、サンプル
分注機構と、試薬分注機構と前記反応容器の洗浄機構
と、前記反応容器の内容物の撹拌機構と、サンプルの蛍
光強度を測定する蛍光検出機構と、透過光検出機構およ
び前記可動磁石の挿入機構,引抜き機構とが配置固定さ
れ、さらに、所定シーケンスに従って前記回転テーブル
を回動させえるとともに前記各機構をタイミングに応じ
て作動させる制御機構とを有する操作部と、を備えたも
のである。
【0025】また、本発明は電磁石に代えて磁石を用
い、反応容器をリセット位置からセット位置へ、または
その逆に移動させることによって、反応容器の側面に固
定磁石が位置したり、位置しなかったりするように構成
したものである。
【0026】
【作用】本発明においては、試料部の回転テーブルが制
御機構によって時計方向あるいは反時計方向に所要ステ
ップ回転せしめられると、所定の反応容器に第1試薬が
分注され、混合撹拌され、可動磁石がセットされ、その
状態で、排水,可動磁石がリセットされ、第2試薬が分
注され、混合撹拌され、可動磁石がセットされ、その状
態で排水され、可動磁石がリセットされた後、分散液が
注入され、混合撹拌後、計測に回される動作が連続して
行われる。
【0027】この場合、必要ならば測定使用とする検体
をあらかじめ希釈(又は前処理)することを、サイクル
の前か又は最初に入れる。
【0028】また、可動磁石に代えて固定磁石を用い、
反応容器の方を移動させることによって上記と同様の測
定が行われる。
【0029】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す全体構成図
で、平面的に示したものである。100は免疫化学的測
定装置を表し、これは大別して、試料部100Aと操作
部100Bとからなる。試料部100Aは、図示しない
駆動機構により時計方向あるいは反時計方向に回動する
回転テーブル10を主体とし、その全周縁に反応容器1
2(図示せず)用の容器セット部11が等間隔に形成さ
れている。容器セット部11の図示の例は長方形の穴
で、これに後述する反応容器12が嵌着され、持ち上げ
ることで脱着することができる。13は可動磁石で、丁
度各容器セット部11の間に挿入,引抜きできるように
それぞれ配置される。
【0030】回転テーブル10の内側に示した1〜40
の符号は固定された位置を示し、同時に図示の位置に対
応する反応容器12の番号を示す。したがって、回転テ
ーブル10が仮りに図1の状態から2ピッチ時計方向に
回動したとすると、位置〔1〕には反応容器(39)が
対向することになる(位置は〔 〕で、反応容器12の
番号(サンプルともいう)は( )で示す)。
【0031】試料部100Aの外側には各種機構が配置
固定され、操作部100Bが構成されている。以下、順
次これらの機構について説明する。
【0032】20は反応容器移動機構,30はサンプル
分注機構であり、位置〔1〕に対応して設けられる。反
応容器移動機構20は容器セット部11に反応容器12
を装着または脱着させる機能を有し、サンプル分注機構
30は、反応容器12内にサンプルを分注する機能を有
する。40は試薬分注機構で、位置〔21〕に対応して
設けられ、第1試薬(例えば、磁性ラテックス),第2
試薬(例えばEuラテックス),分散液等を注入する機
能を有する。
【0033】50は洗浄機構で、〔位置18〕に対応し
て設けられ、反応容器12内に洗浄を行う機能を有す
る。60は撹拌機構で、位置〔16〕に対応して設けら
れ、反応容器12の内容物の混合撹拌を行う機能を有す
る。70はキセノンフラッシュランプ,チョッパー機構
付ハロゲンタンクステンランプ等の測光用の光源で、位
置〔11〕に対応して設けられており、80Aは透過光
検出機構で、位置〔11〕に対応して設けられており、
光源70からの透過光の強度を測定する。80Bは同じ
くサンプルの蛍光強度を測定する蛍光検出機構である。
90Aは挿入機構で、位置〔25〕と〔26〕の間に対
応して設けられた磁石挿入部91と、位置〔24〕と
〔25〕の間に対応して設けられた磁石挿入部92とか
らなる。また、90Bは引抜き機構で、位置〔6〕と
〔5〕の間に対応して設けられた磁石引抜き部93と、
位置〔4〕と〔3〕の間に対応して設けられた磁石引抜
き部94とからなる。
【0034】図2に示すのは、回転テーブル10の部分
詳細と、磁石挿入部91(92)との関係を示したもの
であり、図3に回転テーブル10の部分平面図を、図4
に同じく部分正面図を示す。これらの図において、容器
セット部11には反応容器12が嵌着されている。回転
テーブル10の下面の周縁にはコの字型の取付具16が
設けられ、これにアーム14の上端がピン15により回
動自在に取付けられる。アーム14の下端には可動磁石
13が固着されている。一方、取付具16と対向して取
付具17が同じく回転テーブル10の下面に設けられ、
これにL字型の磁性片18が固着されている。
【0035】次に、図2により磁石挿入部91(92)
の構成を説明する。Wはコイルで、通電によりプランジ
ヤPをばねCに抗して吸引し、その先端突起で、可動磁
石13のアーム14の上端を矢印方向に引張る。したが
って、アーム14は点線のように傾き、可動磁石13は
磁性片18に接近して吸引状態となり、点線図示の状態
を保つ。この状態は反応容器12の側面に対向する位置
に可動磁石13が移動したことを示す。
【0036】図1では、磁石挿入部91と92が同時に
作動して、2個の可動磁石13が反応容器12の両側面
に接するような形、換言すれば可動磁石13で反応容器
12は挟まれた形となる。可動磁石13は隣り合うもの
の極性が順次反転するように配置されているので、すな
わち、反応容器12はN極とS極との間に入るので磁場
が有効に作用し、分離作用が十分に行われる。磁石引抜
き部93,94の構成は、磁石挿入部91,92と逆動
作、つまり図2でコイルWに通電すると、プランジヤP
が矢印と逆方向に駆動され、仮想線で示す突起で傾いて
いるアーム14の上端を押し、アーム14を点線の状態
から実線の垂直の状態に戻す。
【0037】図5はプラスチックモールドにより可動磁
石13をアーム14に埋め込んだ実施例側を示す。
【0038】図8,9は、透過光検出機構80Aと蛍光
検出機構80Bとからなる測光機構を示す。
【0039】図8のフィルター組み込みの測定機構にお
いて、光源70から出た光は、反応容器12の内部を透
過し、励起用フィルター72で波長帯域幅が選択され
て、透過光用検出器85にて、透過光量が検出される。
【0040】透過光検出は、回転テーブル10において
反応容器12の移送中に行われるが、場合によっては停
止中でも行われる。
【0041】抗原または抗体の存在しない場合での、反
応容器12の透過光量、または反応容器12とその隣の
反応容器12との間の空間の透過光量(ブランク値)を
検出し、これを調整基準値として、検出透過光量を補正
することによって、検出透過光量から、抗原または抗体
の実質の量が算出できる。
【0042】透過光検出機構80Aを並列配置し、これ
らのうち1つを検体の透過光量の検出に用い、他の1つ
を濁度検出に用い、他の1つを比色分析に用いるという
ようなこともできる。
【0043】化学発光量の検出には、蛍光検出機構80
Bを用い蛍光検出器81の前段には、ミラー付きシャッ
タ75を設ける。
【0044】蛍光検出機構80Bに、蛍光標準物質74
が設けられてある。
【0045】蛍光標準物質74からの光量を基準値とし
て、これから蛍光検出量を補正し、反応容器内12にお
ける実質の蛍光の量を算出する。
【0046】ミラー付きシャッタ75によって、検出す
る反応容器12からの蛍光の光路を閉じたときには、基
準値として蛍光基準物質M4からの光量を得、またミラ
ー付きシャッタ75を開けたときには、反応容器12の
蛍光の光量を得る。
【0047】図9の回折格子組み込みの測光機構におい
て、光源70から出た光は、反応容器12の内部を透過
し、回折格子82によって分光されて透過光検出アレに
入り、透過光量が検出される。
【0048】ブランク値の算出については、図8のフィ
ルター組み込みの場合と同じである。 透過光検出機構
の多数並列配置についても、図8の場合と同じである。
【0049】蛍光検出機構についても、図8の場合と同
じである。
【0050】図10の検体を希釈する説明において、N
O.1の反応容器を試薬・希釈液分注位置に回転させ、
希釈液を分注する。
【0051】次に、このNO.1の反応容器をサンプル
分注位置まで回転させて、サンプルを分注する。
【0052】次に、このNO.1の反応容器を撹拌位置
まで回転させ、希釈液とサンプルを撹拌する。
【0053】続いて、NO.2の反応容器も同様に希釈
液を分注し、NO.33のサンプル分注位置に合わせる
が、やはり分注動作はしない。NO.2の反応容器にサ
ンプルを分注して、撹拌する。
【0054】以後、必要な回数だけ繰り返すが、もしN
O.5のときは希釈する必要がないとすると、回転テー
ブルの動作は同じだが分注する液が異なる。すなわち、
NO.5の反応容器を試薬・希釈液分注位置に回転さ
せ、試薬を分注する。NO.36の反応容器をサンプル
分注位置に合わせるが分注動作はしない。
【0055】次に、このNO.5の反応容器をサンプル
分注位置に回転させて、サンプルを分注する。
【0056】次に、このNO.5の反応容器を撹拌位置
に回転させ、希釈液とサンプルを撹拌する。
【0057】以後、同様に繰り返す。
【0058】NO.10の反応容器の番になったら、試
薬・希釈液分注位置で試薬を分注子、次にNO.1の反
応容器をサンプル分注位置に停止させ、先ほど希釈され
たサンプルを吸引する。
【0059】次に、NO.10をサンプル分注位置に停
止させ、いまNO.1で吸引した希釈サンプルを吐出す
る。これで、希釈させたサンプルの反応が開始される。
【0060】NO.2以後も同様に実施する。
【0061】つまり、検体を希釈又は前処理して分析さ
せるとき、通常の分析動作では、第1試薬を分注する
時期に希釈液(又は前処理液)を分注する。次に、反
応容器に希釈液(又は前処理液)を分注した後、同一反
応容器に検体を分注する(この分注順序は逆でもよ
い)。次に、複数の動作サイクルの後、先ほど希釈液
(又は前処理液)と混合した検体の入った反応容器から
一定量を、複数ヶ後の反応容器に分注する。
【0062】ただし、この場合における複数ヶとは、始
めに希釈液(又は前処理液)と検体を混合した反応容器
が一連の分析動作において、次工程(第2試薬分注や不
要液体溶媒の除去)動作が始まる前までにとどめなけれ
ばならない。例えば、検体分注から次の工程までに12
動作サイクルを要する場合、次工程までに12動作サイ
クルを要する場合、ここでの「複数ヶ」は最大11個と
なる。
【0063】従って、始め希釈液(又は前処理液)と混
合した検体は、複数ヶ後の容器に再分注され、そこから
通常の分析動作が開始する。
【0064】このようにして、回転テーブルは常に同一
パターンの動作を繰り返すことで、サンプルの希釈とそ
の分析もまた希釈しないサンプルの分析も同一回転テー
ブルで混在させて分析できる。
【0065】図11の試薬分注ノズル41の洗浄をする
説明図において、通常は試薬分注ノズル41は試薬ボト
ル42から試薬を反応容器12に分注し、終了したら水
洗浄槽25で水洗いし、続いて次の試薬を分注するよう
な動作に入る。
【0066】しかし、複数の試薬を次々分注するとき特
定の試薬を分注した後は、水洗浄では洗いきれない場合
がある。
【0067】互いに混入させると劣化する複数の試薬が
あり、例えばHBs抗原を検出する試薬とその確認試
薬,界面活性剤を多量に含有する試薬と界面活性剤で劣
化する試薬がある。
【0068】従来、これらを混在させた分析ができなか
ったが、本願発明では、そのようなときには洗浄液を試
薬の代わりに分注する動作を通常の試薬分注操作の間に
挟み込ますようにしたので、洗浄効果が上り、互いに混
入させると劣化する複数の試薬を混在させて検体測定が
可能となった。
【0069】本願発明では、本来の分析は1サンプル分
無駄が発生するが、あたかも「洗浄液」なる試薬で分析
するごとく動作させ、洗浄液を反応容器12に分注させ
る動作により試薬分注ノズルを洗浄液で洗浄することが
でき、この手順を自動化している。
【0070】次に、図1の全体の動作について説明す
る。なお、図1では制御機構が省略されているが、以下
の説明は制御機構により所定のシーケンスにしたがって
回転テーブル10を時計方向,反時計方向に所定ピッチ
だけ回動させたり、各機構部を所要のタイミングで作動
あるいは停止させたりするものである。
【0071】1) まず、サンプル(1)は位置〔1〕
にある。そこでそれは反応容器移動機構20により脱着
され持ち出される。
【0072】2) 次に、26ピッチ反時計回りに回転
する。サンプル(4)が位置〔18〕,サンプル(2)
が位置〔16〕に、サンプル(11)が磁石挿入部9
1,92の位置〔25〕に来て停止し、各動作を実行す
る。
【0073】3) 次に、時計方向に9ピッチ回転し、
サンプル(38)が第1試薬分注のため位置〔21〕に
停止する。このとき、サンプル(22)は磁石引抜き部
93,94の位置〔5〕にあり、それぞれの動作を実行
する。
【0074】4) 次に、サンプル(38)を撹拌する
ため、5ピッチ反時計方向に回転し、位置〔16〕とす
る。
【0075】5) 次に、16ピッチ反時計方向に回転
し、サンプル(9)を位置〔11〕にもってくる。この
とき、サンプル(4)は磁石引抜き部93,94の位置
〔6〕にあり、それぞれの動作を実行する。
【0076】6) 次に、時計方向に7ピッチ回転さ
せ、サンプル(2)を位置〔11〕に移動させる、する
とサンプル(9)は洗浄位置、サンプル(7)が撹拌位
置にあり、それぞれの動作を実行する。
【0077】7) 次に、反時計方向に9ピッチ回転さ
せ、反応容器出入りの位置〔1〕でサンプル(41)を
セットする。このとき、サンプル(21)は試薬分注の
位置〔21〕にあり第2試薬を受け取る。また、サンプ
ル(26)は磁石挿入部91の位置〔26〕にあり、そ
れぞれの動作を実施する。
【0078】8) 次に、時計方向に18ピッチ回転さ
せサンプル(7)を位置〔25〕に移動させ、可動磁石
13をセットする。このときサンプル(3)は試薬分注
の位置〔21〕にあり、ここで分散液R3を分注する。
【0079】9) 次に、時計方向に17ピッチ回転
し、サンプル(21)を撹拌の位置〔16〕に移動させ
る。このとき、サンプル(23)は洗浄の位置〔18〕
にあり、サンプル(9)は磁石引抜きの位置〔4〕にあ
り、それぞれの動作を実行する。
【0080】10) 最後に、時計方向に4ピッチ回転
し位置〔1〕でサンプル(2)の持ち出しを待つ。
【0081】以上を繰り返す。
【0082】上記の実施例における容器セット部11の
数、あるいは反応容器移動機構20,サンプル分注機構
30,……等の各機構を設ける位置は、図示のものに限
定されるものでなく、種々の位置をとりうる。これに伴
って制御シーケンスを変えることで容易に対応できるこ
とは明らかである。また、可動磁石13の挿入機構90
A,引抜き機構90B等は、回動により装着,脱着を行
わせたが、これらは前進,後退により行う構成等として
もよいことは言うまでもない。
【0083】図6は本発明の他の実施例を示すもので、
図1の実施例が反応容器12を固定し、可動磁石13を
移動させてセット,リセットを行ったが、図6において
は、反応容器12を移動させ、固定磁石13Aは動かさ
ないようにしたものである。
【0084】図6において、11Aは前記反応容器12
をセット位置とリセット位置に移動可能な容器セット部
である。つまり、リセット状態の反応容器12aからセ
ット状態の反応容器12bの位置に、あるいはその逆に
反応容器セット機構90C,反応容器リセット機構90
Dで操作できるように構成される。
【0085】この場合、固定磁石13Aは回転テーブル
10の内側に設けてあるが、これを外側に設けてセッ
ト,リセットを逆にしてもよい。また、反応容器12の
移動を行わせる反応容器セット機構90C,反応容器リ
セット機構90Dは反応容器12を前進,後退させうる
ものであればよく、各種の構成をとることができる。そ
して、図6の実施例では反応容器移動機構20とは別個
に反応容器セット機構90Cと反応容器リセット機構9
0Dを設けているが、これは1つに集約することもでき
る。
【0086】さらに、本発明の免疫化学的測定装置の使
用方法として、回転テーブル10の回動中に光路を通過
する各反応容器12のそれぞれの透過光量を計測するシ
ーケンスを付加することによって、従来のラテックス凝
集反応も測定することが可能となる。
【0087】なお、上記実施例では反応容器12の形状
を長方形としたが、これは円形,正方形等任意の形状と
することができる。
【0088】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる免疫化学的測定装置は、回転テーブルの全周縁に亘
って反応容器を装着または脱着する容器セット部が形成
されるとともに、前記各反応容器間に各反応容器の側面
に対向する位置と側面から離れた位置とに移動可能な可
動磁石が順次隣接するものの極性を反転させて配置され
た試料部と、前記回転テーブルの外方に、前記反応容器
を前記容器セット部に装着,脱着する反応容器移動機構
と、サンプル分注機構と、試薬分注機構と、前記反応容
器の洗浄機構と、前記反応容器の内容物の撹拌機構と、
サンプルの蛍光強度を測定する蛍光検出機構と、サンプ
ルの透過光強度を測定する透過光検出機構および前記可
動磁石の挿入機構,引き抜き機構とが配置固定され、さ
らに、所定シーケンスに従って前記の回転テーブルを回
動させるとともに前記各機構をタイミングに応じて作動
させる制御機構とを有する操作部とを備えたので、磁石
の反応容器への挿入,引抜きを回転テーブルの回動に従
って自動的に行うことができ、これまで困難であった全
自動化を実現できる利点を有する。
【0089】また、本発明は可動磁石に代えて固定磁石
とし、反応容器をリセット位置からセット位置へ、また
はその逆に移動させることによって反応容器の側面に固
定磁石が位置したり位置しなかったりするようにしたも
ので、上記と全く同じ測定を実施でき、しかも、反応容
器移動機構を用いて反応容器のリセット,セットを行え
るので、その分、構成を簡略化できる。
【0090】また、本発明は、測定機構においてキセノ
ンフラッシュランプ等の紫外線パルス光源と白熱ランプ
等の連続スペクトル光源を用いたので、高い精度で抗原
(又は抗体)量が測定できる。更に、反応容器を透過す
る特定波長の光を検出する光検出器と光学フィルターが
設置できるので、透過光量が検出できるとともに蛍光分
析以外の分析法にも利用できる。つまり、本発明の測定
機構の設置により、複数の分析手法の比色分析や濁度分
析が蛍光分析と同一装置で行うことができる。
【0091】また、本発明は、検出した光を回折格子や
プリズム等により、各波長に分解するように各波長毎に
検出器を配置すれば、同時に多数の波長における透過量
等が検出できるばかりではなく、回転テーブルに配置さ
れた反応容器列を回転させながら、しかも各反応容器毎
に異なる波長での透過光量等が測定できるため、各反応
容器毎に蛍光分析,比色分析,濁度分析等を混在させて
分析できるので、各種分析を1台の装置でまとめて測定
できる。
【0092】また、本発明は、ノズル洗浄において反応
容器に分注する操作の間にノズル洗浄液を分注する動作
でノズルを洗浄するようにしたことにより、互いに混入
させると劣化する複数の試薬(例えば、HBS 抗原を検
出する試薬とその確認試薬,界面活性剤を多量に含有す
る試薬と界面活性剤で劣化する試薬)を混在させた分析
ができるようになったということの他にノズル洗浄液を
試薬の分注操作の間に割り込ますようにすることもで
き、ノズルの洗浄能力が大幅に向上し、互いに混入させ
ると劣化する複数の試薬を混在させる検体測定が可能と
なる。
【0093】また、本発明は、検体を希釈する場合にお
いて、はじめに希釈液(又は前処理液)と混合した検体
は、複数個の容器に再分注されてそのサイクルの後に基
本分析動作としてのサイクルが開始されるので、1個の
分析に2個の反応容器を使用するという欠点はあるが、
基本分析動作は希釈のための特別な動作を設ける必要が
なく、前処理の反応時間も別に設ける必要もなく、通常
の2試薬分析(2段反応)と前処理分析(3段反応)を
同一分析動作で実施でき、装置が単純になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】図1の実施例の部分詳細を示す一部を断面で示
した側面図である。
【図3】図2の部分平面図である。
【図4】図2の部分正面図である。
【図5】本発明の可動磁石の他の実施例を反応容器と共
に示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例の構成を示す図である。
【図7】従来のラテックス凝集反応を用いた免疫検査の
手順の例を説明する図である。
【図8】フィルター組み込み測光機構を示す図である。
(a)は、その平面図、(b)は、そのA−A’線にお
ける断面図である。
【図9】回折格子組み込み測光機構を示す図である。
(a)は、その平面図、(b)は、そのA−A’線にお
ける断面図である。
【図10】検体を希釈する場合の説明図である。
【図11】試薬分注ノズルを洗浄する場合の説明図であ
る。
【符号の説明】
10 回転テーブル 11 容器セット部 11A 反応容器の移動可能な容器セット部 12 反応容器 13 可動磁石 13A 固定磁石 20 反応容器移動機構 25 試薬ノズルの水洗浄槽 30 サンプル分注機構 40 試薬分注機構 41 試薬分注ノズル 42 試薬ボトル 43 洗浄液ボトル 45 試薬テーブル 50 洗浄機構 60 撹拌機構 70 光源 71 ハーフミラー 72 励起光用フィルター 73 ミラー 74 傾向標準物質 75 ミラー付きシャッタ 76 蛍光用フィルター 80A 透過光検出機構 80B 蛍光検出機構 81 蛍光用検出器 82 回折格子 83 透過光用検出器アレー(波長毎検出用) 90A 挿入機構 90B 引抜き機構 90C 反応容器セット機構 90D 反応容器リセット機構 100 免疫化学的測定装置 100A 試料部 100B 操作部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定しようとする抗原または抗体に対す
    る抗体または抗原を担持させることができる不溶性磁性
    粒子からなる第1試薬と、測定しようとする抗原または
    抗体とを反応容器の液体媒体中で反応させ、前記不溶性
    磁性粒子を磁場の作用により前記反応容器壁に付着させ
    て前記液体媒体を除去後、さらに前記不溶性磁性粒子を
    洗浄した後、前記測定しようとする抗原または抗体に対
    する抗体または抗原を担持させることができる不溶性蛍
    光色素標識粒子からなる第2試薬と、前記抗原・抗体反
    応を行った前記不溶性磁性粒子とを液体媒体中で反応さ
    せ、その不溶性磁性粒子を磁場の作用により前記反応容
    器壁に付着させた後、前記液体媒体および非反応の不溶
    性蛍光色素標識粒子を除去し、次いで前記不溶性磁性粒
    子に反応した不溶性蛍光色素粒子の蛍光強度および/あ
    るいは透過光強度を測定するのに用いる装置であって、 回転テーブルの全周縁に亘って反応容器を装着または脱
    着する容器セット部が形成されるとともに、前記各反応
    容器間に各反応容器の側面に対向する位置と側面から離
    れた位置とに移動可能な可動磁石が順次隣接するものの
    極性を反転させることができるように配置された試料部
    と、 前記回転テーブルの外方に、前記反応容器を前記容器セ
    ット部に装着,脱着する反応容器移動機構と、サンプル
    分注機構と、試薬分注機構と、前記反応容器の洗浄機構
    と、前記反応容器の内容物の撹拌機構と、サンプルの蛍
    光強度を測定する蛍光検出機構と、サンプルの透過光強
    度を測定する透過光検出機構および前記可動磁石の挿入
    機構,引抜き機構とが配置固定され、さらに、所定シー
    ケンスに従って前記回転テーブルを回動させるとともに
    前記各機構をタイミングに応じて作動させる制御機構と
    を有する操作部と、を備えたことを特徴とする免疫化学
    的測定装置において、前記透過光検出機構により、回転
    テーブルに装着された反応容器の透過光ブランク値を含
    めて測定することで、反応容器内の抗原(又は抗体)と
    抗体(又は抗原)の反応による透過光変化から抗原又は
    抗体量を測定することを特徴とする免疫化学的測定装
    置。
  2. 【請求項2】 測定しようとする抗原または抗体に対す
    る抗体または抗原を担持させることができる不溶性磁性
    粒子からなる第1試薬と、測定しようとする抗原または
    抗体とを反応容器の液体媒体中で反応させ、前記不溶性
    磁性粒子を磁場の作用により前記反応容器壁に付着させ
    て前記液体媒体を除去後、さらに前記不溶性磁性粒子を
    洗浄した後、前記測定しようとする抗原または抗体に対
    する抗体または抗原を担持させることができる不溶性蛍
    光色素標識粒子からなる第2試薬と、前記抗原・抗体反
    応を行った前記不溶性磁性粒子とを液体媒体中で反応さ
    せ、その不溶性磁性粒子を磁場の作用により前記反応容
    器壁に付着させた後、前記液体媒体および非反応の不溶
    性蛍光色素標識粒子を除去し、次いで前記不溶性磁性粒
    子に反応した不溶性蛍光色素粒子の蛍光強度および/あ
    るいは透過光強度を測定するのに用いる装置であって、 回転テーブルの全周縁に亘って反応容器を装着または脱
    着し、かつセット位置とリセット位置に移動可能な容器
    セット部が形成されるとともに、前記各反応容器がセッ
    ト位置にあるときそれぞれ反応容器の側面に対向する位
    置で順次隣接するものの極性を反転させることができる
    ように配置された固定磁石を有する試料部と、 前記回転テーブルの外方に、前記反応容器を前記容器セ
    ット部に装着,脱着する反応容器移動機構と、サンプル
    分注機構と、試薬分注機構と、前記反応容器の洗浄機構
    と、前記反応容器の内容物の撹拌機構と、サンプルの蛍
    光強度を測定する蛍光検出機構と、サンプルの透過光強
    度を測定する透過光検出機構および前記反応容器をリセ
    ット位置からセット位置に移動させる反応容器セット機
    構および反応容器をセット位置からリセット位置に移動
    させる反応容器リセット機構とが配置固定され、さら
    に、所定シーケンスに従って前記回転テーブルを回動さ
    せるとともに前記各機構をタイミングに応じて作動させ
    る制御機構とを有する操作部と、を備えたことを特徴と
    する免疫化学的測定装置において、前記透過光検出機構
    により、回転テーブルに装着された反応容器の透過光を
    ブランク値を含めて測定することで、反応容器内の抗原
    (又は抗体)と抗体(又は抗原)の反応による透過光変
    化から抗原又は抗体量を測定することを特徴とする免疫
    化学的測定装置。
  3. 【請求項3】 前記透過光検出機構に回折格子を用い
    て、同時に多数の波長の透過光強度の検出ができること
    を特徴とする、特許請求の範囲1又は2における免疫化
    学的測定装置。
  4. 【請求項4】 前記透過光検出機構に回折格子を用い
    て、回転テーブルに装着された複数の反応容器に対し
    て、それぞれ異なった波長での透過光強度の検出ができ
    ることを特徴とする特許請求の範囲1又は2における免
    疫化学的測定装置。
  5. 【請求項5】 測定しようとする抗原又は抗体に対する
    抗体又は抗原を担持させることができる不溶性磁性粒子
    からなる第1試薬と、測定しようとする抗原又は抗体と
    を反応容器の液体媒体中で反応させるのに先立ち、前処
    理として抗原又は抗体の含む検体を希釈する際に、反応
    容器に希釈液を分注した後に、同一容器に検体を分注
    し、複数の動作サイクルの後に、前記希釈液と混合した
    検体の入った反応容器から一定量を複数ヶ後の別の反応
    容器に分注することを特徴とする特許請求の範囲1又は
    2における免疫化学的測定装置。
  6. 【請求項6】 前記前処理として、抗原又は抗体を含む
    検体を希釈する際に、反応容器に検体を分注した後に、
    同一容器に希釈液を分注することを特徴とする特許請求
    の範囲4における免疫化学的測定装置。
  7. 【請求項7】 前記洗浄機構における、反応容器の洗浄
    液として0.01〜2.0規定のアルカリ溶液又はアル
    カリ溶液に界面活性剤を含む溶液を用いることを特徴と
    する特許請求の範囲1又は2における免疫化学的測定装
    置。
  8. 【請求項8】 前記蛍光検出機構に蛍光発生源からの光
    路を遮断する機構を付加し、それを介して前記回転テー
    ブルに装置された反応容器内の反応液からの化学発光量
    を検出することを特徴とする特許請求の範囲1又は2に
    おける免疫化学的測定装置。
  9. 【請求項9】 試薬を設置するテーブルに試薬分注ノズ
    ル洗浄液の入った容器を設置し、この洗浄液を反応容器
    に分注する動作において、前記試薬分注ノズルを洗浄す
    ることを特徴とする特許請求の範囲1又は2における免
    疫化学的測定装置。
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