JPH07318319A - 熱延鋼帯の幅測定方法 - Google Patents

熱延鋼帯の幅測定方法

Info

Publication number
JPH07318319A
JPH07318319A JP11067194A JP11067194A JPH07318319A JP H07318319 A JPH07318319 A JP H07318319A JP 11067194 A JP11067194 A JP 11067194A JP 11067194 A JP11067194 A JP 11067194A JP H07318319 A JPH07318319 A JP H07318319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
width
hot
rolled steel
steel strip
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11067194A
Other languages
English (en)
Inventor
Sei Nakano
聖 中野
Kenji Takaoka
健二 高岡
Kengo Kuraoka
健悟 倉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP11067194A priority Critical patent/JPH07318319A/ja
Publication of JPH07318319A publication Critical patent/JPH07318319A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱延鋼帯の幅を先端からの位置と対応して把
握する。 【構成】 熱間仕上圧延機により圧延された熱延鋼帯の
幅を熱間仕上圧延機の出側で幅計により測定する方法に
おいて、幅計の設置位置よりも熱間仕上圧延機に近い位
置に熱延鋼帯の先端部を検出する位置検出器を設けると
ともに、位置検出器を設けた近傍の熱延鋼帯と同期して
回転している搬送ロールにパルスカウンターを設け、位
置検出器の先端部通過信号に基づきパルスのカウントを
開始し、パルスのカウント数があらかじめ設定してある
熱延鋼帯の先端部が幅計まで到達するに必要なカウント
数に達したら、幅計を作動させて幅測定を開始する熱延
鋼帯の幅測定方法。 【効果】 熱延鋼帯の歩留が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱間仕上圧延機によ
り圧延された熱延鋼帯の幅を、熱間仕上圧延機の出側で
幅計により測定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱間仕上圧延機により圧延された熱延鋼
帯の幅を測定するときには、図4に示すように、熱延鋼
帯21が熱間仕上圧延機22を出た位置に幅計23を設
置して、熱延鋼帯21がコイラー24に巻き取られる前
に幅を全長にわたって測定する。
【0003】このような熱延鋼帯21の幅を測定する幅
計には、下部光源式、自発光式、光電管方式およびCC
Dカメラ方式があるが、いずれも図5に示すように、熱
延鋼帯21の両エッジ部21aおよび21bを別々の位
置検出器25aおよび25bで検出することにより幅を
測定する方式となっている。そして、熱間仕上圧延機2
2により圧延される熱延鋼帯21の幅は、ある一定範囲
にあるので、位置検出器25aおよび25bで両エッジ
部21aおよび21bを検出できる範囲は、圧延される
熱延鋼帯21の幅の範囲に合わせて決定されるのが一般
的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の幅計を
使用して、熱延鋼帯の幅を測定する場合には、次のよう
な問題点があった。すなわち、熱延鋼帯の先後端部は、
ロールクラウンの状態に応じて、図6に示すような、幅
が一定しない非定常部BおよびCが発生する。このよう
な形状となった熱延鋼帯の先後端部には、当然のことな
がら上述した幅計では測定できない幅の狭い部分が発生
する。
【0005】したがって、そのような幅の狭い部分は幅
が測定されないまま幅計を通過し、幅計で測定できる幅
の部分から測定が開始されるので、例えば、測定結果を
記録するチャートには、幅の狭い部分の幅はほとんど記
録されず、幅の狭い部分の一部と幅が一定となる定常部
Aが、熱延鋼帯の先端からいくらの距離より始まるのか
分からないため、後工程において非定常部を切断除去す
るときに、定常部も含めた状態で切断しがちであり、歩
留が低下するという問題点があった。
【0006】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、熱延鋼帯の幅
の定常部がどの位置から始まっているのか、精確に把握
することのできる熱延鋼帯の幅測定方法を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱延鋼帯
の幅測定方法は、熱間仕上圧延機により圧延された熱延
鋼帯の幅を熱間仕上圧延機の出側で幅計により測定する
方法において、幅計の設置位置よりも熱間仕上圧延機に
近い位置に熱延鋼帯の先端部を検出する位置検出器を設
けるとともに、位置検出器を設けた近傍の熱延鋼帯と同
期して回転している搬送ロールにパルスカウンターを設
け、位置検出器の先端部通過信号に基づきパルスのカウ
ントを開始し、パルスのカウント数があらかじめ設定し
てある熱延鋼帯の先端部が幅計まで到達するに必要なカ
ウント数に達したら、幅計を作動させて幅測定を開始す
るものである。また、幅計が測定可能な幅以下の熱延鋼
帯の部分の幅は、あらかじめ設定してある一定レベルの
幅として幅測定チャートに記録させるものである。
【0008】
【作用】熱延鋼帯の先端部が位置検出器設置位置に到達
すると、位置検出器から先端部通過信号が幅計制御手段
に送られ、幅計制御手段からパルスカウンターにパルス
カウント指令が発せられ、パルスのカウントが開始され
る。
【0009】そして、カウントされたパルス数は時々刻
々幅計制御手段に送られ、パルスのカウント数があらか
じめ設定してある熱延鋼帯の先端部が幅計まで到達する
に必要なカウント数に達したら、幅計制御手段から幅計
に作動指令が発せられ、幅計が作動して幅測定を開始す
る。
【0010】熱延鋼帯の先端部が幅計まで到達するに必
要なカウント数は、次のようにして求められる。パルス
カウンターのカウントするロール1回転当りのパルス数
(p)は、既知の値であるので、位置検出器から幅計ま
での距離(L)とロールの直径(D)とから、熱延鋼帯
の先端部が幅計まで到達するに必要なカウント数(P)
は、(1)式で求められる。
【0011】P={L/(πD)}×p…………(1) 幅測定を開始してから実際に幅計で測定できる幅の位置
までは、幅計は作動しても幅測定は行っていないので、
この間の幅は0として記録される。
【0012】また、幅が0として記録されるのでは、幅
測定チャートでの先端位置が把握しずらい可能性もある
ので、あらかじめ設定した仮の幅を記録させて、先端位
置が明白となるようにしてもよい。
【0013】
【実施例】この発明の実施例の熱延鋼帯の幅測定方法
を、図1および図2により説明する。図1はこの熱延鋼
帯の幅測定方法を実施するときの機器の配置を示す説明
図、図2は幅計駆動制御機構を示すブロック図である。
【0014】この幅測定方法においては、図4で説明し
た従来の熱延鋼帯の幅測定方法で使用する幅計23に加
えて、幅計23よりも熱間仕上圧延機22に近い位置
に、熱延鋼帯21の先端部を検出するための位置検出器
1と、位置検出器1を設けた近傍の熱延鋼帯21と同期
して回転している搬送ロールにパルスカウンターを設け
ている。
【0015】位置検出器1が熱延鋼帯21の先端部を検
出すると、その信号が幅計制御器2に送られ、幅計制御
器2はこの信号を受けて、パルスカウンター3にパルス
をカウントするよう指令を発する。
【0016】パルスカウンター3でカウントされたパル
スのカウント数は、時々刻々幅計制御器2に送られ、カ
ウント数があらかじめ設定器4で設定してある所要パル
ス数になったとき、幅計制御器2から幅計23に対し
て、作動指令が発せられる。
【0017】幅計23は、この指令によって幅測定を開
始するが、前述したように、測定開始当初は幅が測定可
能な幅となっていないので、記録上は図3(a)の幅測
定チャートに示すように、幅が0として記録される。し
たがって、幅正常部の開始位置が先端からどの位置であ
るのかが分かる。また、当然のことながら、幅正常部の
終了位置も把握できる。
【0018】幅が0では、熱延鋼帯の先端部が読み取り
にくいということも考えられるが、そのときには、図3
(b)の幅測定チャートに示すように、あらかじめ設定
した仮の幅を記録させて、先端位置が明白となるように
してもよい。このようにすれば、板の先端から測定開始
点までの長さが明確になる。するとこのチャートを用い
て先・後端の非定常部を切断作業する際に、切断長さを
誤認して歩留り低下させる危険が減少する。
【0019】また板幅の測定値は後流の自動切断機に伝
送して、先・後端の非定常部を切断する場合がある。こ
のような用途に板幅測定値を用いるときは、非定常部の
長さ情報も板幅情報として一律の様式で伝送することが
可能になるので、切断機械の情報処理が容易になる。即
ち、板幅の測定のサンプリングピッチを変更した場合な
どに、板の先端から板幅測定開始点までの長さ・板幅測
定開始点からの板幅値・板幅値のサンプリングピッチ、
などを用いて複雑な演算をすることなく、単純にサンプ
リングピッチだけの変更連絡に基づいて自動的に切断長
さスケールを変更することができる。
【0020】
【発明の効果】熱延鋼帯の先端部からの各位置における
幅が精確に把握できるので、先後端の幅の非定常部を切
断するときに、幅定常部を切断することがなくなるの
で、歩留が向上する。
【0021】また、板幅チャートを使用して切断作業を
する場合の誤解がなくなり、自動切断機械の情報処理機
構が簡素になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の熱延鋼帯の幅測定方法を実施
するときの機器の配置を示す説明図である。
【図2】幅計駆動制御機構を示すブロック図である。
【図3】幅測定チャートであり、(a)は非定常部を0
として記録したもの、(b)は非定常部を仮の幅で記録
したものである。
【図4】従来の熱延鋼帯の幅測定方法を実施するときの
機器の配置を示す説明図である。
【図5】幅計で幅を測定している状態を示す説明図であ
る。
【図6】熱延鋼帯の平面図である。
【符号の説明】
1 位置検出器 2 幅計制御器 3 パルスカウンター 4 設定器 23 幅計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱間仕上圧延機により圧延された熱延鋼
    帯の幅を熱間仕上圧延機の出側で幅計により測定する方
    法において、幅計の設置位置よりも熱間仕上圧延機に近
    い位置に熱延鋼帯の先端部を検出する位置検出器を設け
    るとともに、位置検出器を設けた近傍の熱延鋼帯と同期
    して回転している搬送ロールにパルスカウンターを設
    け、位置検出器の先端部通過信号に基づきパルスのカウ
    ントを開始し、パルスのカウント数があらかじめ設定し
    てある熱延鋼帯の先端部が幅計まで到達するに必要なカ
    ウント数に達したら、幅計を作動させて幅測定を開始す
    ることを特徴とする熱延鋼帯の幅測定方法。
  2. 【請求項2】 幅計が測定可能な幅以下の熱延鋼帯の部
    分の幅は、あらかじめ設定してある一定レベルの幅とし
    て幅測定チャートに記録させることを特徴とする請求項
    1に記載の熱延鋼帯の幅測定方法。
JP11067194A 1994-05-25 1994-05-25 熱延鋼帯の幅測定方法 Withdrawn JPH07318319A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11067194A JPH07318319A (ja) 1994-05-25 1994-05-25 熱延鋼帯の幅測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11067194A JPH07318319A (ja) 1994-05-25 1994-05-25 熱延鋼帯の幅測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07318319A true JPH07318319A (ja) 1995-12-08

Family

ID=14541517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11067194A Withdrawn JPH07318319A (ja) 1994-05-25 1994-05-25 熱延鋼帯の幅測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07318319A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0171345B1 (en) Method for controlling a winder for stop-to-length or stop-to-roll diameter
EP3091414B1 (en) Paper money temporary storage module, drum rotating speed control method thereof and automatic teller machine
JPH07318319A (ja) 熱延鋼帯の幅測定方法
FR2542904A1 (fr) Procede et dispositif de positionnement d'une bande en tenant compte de son inertie
JPH0280112A (ja) ロールミルにおけるビレット間の時間的間隔制御系
CN110976526A (zh) 检验轧机测厚仪偏差度的方法、系统及计算机可读介质
CN113074645A (zh) 检查线开卷带头形状不规则区域和跑偏的检测装置及方法
JPH0685933B2 (ja) 熱間仕上圧延における板厚制御方法
JPH08309425A (ja) 熱延鋼板の冷却制御方法
KR100920578B1 (ko) 코일의 두께 측정장치
JP2726540B2 (ja) ホットストリップミルの設定方法および装置
KR100293208B1 (ko) 유니트롤의압력측정에의한스트립후단부위치제어방법
JP2733128B2 (ja) ペイオフリールの自動減速制御方法
JPH07328718A (ja) 巻取設備の鋼板速度検出方法
JPH0212647B2 (ja)
JP2658738B2 (ja) ラッパーロールの故障監視装置
SU1736652A1 (ru) Устройство слежени за координатой сварного шва на стане бесконечной прокатки
JPH0275412A (ja) ビレットツイスタ
SU988403A1 (ru) Устройство дл подъема съемной тележки моталки
JPH052404B2 (ja)
JPH09122751A (ja) ダウンコイラのストリップ巻取制御装置
JPH09257458A (ja) 連続熱間圧延における圧延材接合部板端形状測定方法
JPH01266916A (ja) 巻戻被加工金属箔の張力測定方法および同金属箔の一定張力自動制御方法
RU1804930C (ru) Способ определени плотности рулона в процессе смотки
JPS6023887B2 (ja) ストリップ圧延機の自動減速制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010731