JPH07317890A - シフトロックユニット - Google Patents

シフトロックユニット

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JPH07317890A
JPH07317890A JP6118538A JP11853894A JPH07317890A JP H07317890 A JPH07317890 A JP H07317890A JP 6118538 A JP6118538 A JP 6118538A JP 11853894 A JP11853894 A JP 11853894A JP H07317890 A JPH07317890 A JP H07317890A
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shift lock
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pin
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化を図る。 【構成】 Pレンジを検出するシフトロックコントロー
ルスイッチ72が、シフトロックプレート28と係脱す
るストッパを駆動するソレノイド38に取り付けられた
状態で、ソレノイド38の動力入力コネクタピン98
が、スイッチ72に設けられたコネクタ筒94の筒底の
貫通孔100を貫通して筒内に突入し、スイッチ72の
信号出力コネクタピン96と並び位置し、両コネクタピ
ン96、98は、ソレノイド38及びシフトロックコン
トロールスイッチ72と、Pレンジにあってもブレーキ
ペダルを踏み込んでいる状態でストッパ42をシフトロ
ックプレート28と離脱してグルーブドピン14の移動
によるシフトロックプレートの移動を可能とするように
ソレノイド38を作動制御するシフトロックコントロー
ラとの配線にあたって、単一の雌型コネクタで嵌合可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のオートマチッ
クトランスミッションのシフトレバーの誤操作防止を図
るために用いられるシフトロックユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のオートマチックトランスミッシ
ョンのシフトレバー装置では、図17に示すように、シ
フトレバー300をこの下端の回動軸302回りに矢印
A方向へ回動することにより、シフトレバー300と共
に回動するグルーブドピン304がディテントプレート
306のディテント溝308との係合位置を変え、Pレ
ンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ等が順次得られ
る。シフトレバー300が垂直状態にあるPレンジから
他のレンジへシフト変更するには、シフトレバーノブボ
タン308を押圧操作し、グルーブドピン304をシフ
トレバー軸方向下方(矢印B方向)へ移動して、グルー
ブドピン304がディテントプレート306のディテン
ト溝308にある凸部310を越える必要がある。
【0003】ここで、シフトレバー300の誤操作を防
止するため、ブレーキを踏んでいない状態ではシフトレ
バーノブボタン308を押圧してもグルーブドピン30
4をシフトレバー軸方向下方へ移動しないようにして、
Pレンジから他のレンジへのシフト変更を阻止するシフ
トロックユニットが設けられる。
【0004】シフトロックユニットでは、図18及び図
19に示すように、水平片312と垂直片314とを屈
曲形成した金属製のブラケット316の垂直片314
に、シフトロックプレート318が対向配置される。シ
フトロックプレート318にはこの上下に2個の案内孔
320が設けられ、各案内孔320は、上下方向に長孔
とされ、各案内孔320に対応して垂直片314には上
下に2本の案内ピン322が突出止着されて各案内ピン
322は各案内孔320内にそれぞれ嵌合し、シフトロ
ックプレート318の上端部の係合凹部324に係合す
る上記グルーブドピン304がシフトレバー軸方向下方
へ移動するのに伴いシフトロックプレート318が同方
向へ移動できるように案内される。
【0005】水平片312には、ストッパ326が対向
配置される。ストッパ326は、中間部にストッパ軸3
28を備えてストッパ軸328回りに回動することによ
り、ストッパ326の一端部のロック部327がシフト
ロックプレート318の下端面に入り込んでシフトロッ
クプレート318と係合する係合状態と、ロック部32
7がシフトロックプレート318の下端面から出てシフ
トロックプレート318と離脱する離脱状態とを得る。
係合状態では、シフトロックプレート318の下方への
移動を不能とし、グルーブドピン304のシフトレバー
軸方向下方への移動を阻止し、Pレンジから他のレンジ
へのシフト変更ができない。離脱状態では、シフトロッ
クプレート318の下方への移動を可能とし、グルーブ
ドピン304のシフトレバー軸方向下方への移動を許容
し、グルーブドピン304は、シフトレバー軸方向下方
への移動後は、シフトレバー300を回動することによ
り、グルーブドピン304がシフトロックプレート31
8の係合凹部324から離脱し、ディテントプレート3
06のディテント溝308の凸部310を越えて、他の
レンジへ移動できる。
【0006】また、水平片312には、ソレノイド(ス
トッパ駆動手段)330が取り付けられる。ソレノイド
330のプランジャ(移動駆動軸)332の先端部に
は、嵌合孔334が形成され、嵌合孔334内には、ス
トッパ326の他端部に突出した作動ピン336が嵌合
する。ソレノイド330が作動すると、プランジャ33
2が引っ込んで、ストッパ326が、シフトロックプレ
ート318との係合状態から離脱状態へ回動する。
【0007】一方、垂直片314には、シフトロックコ
ントロールスイッチ(検出スイッチ)338が取り付け
られる。シフトロックコントロールスイッチ338は、
スイッチカバー340内にコンタクトホルダ342を収
容して、内面に固定接点(図示を省略)を有する基板3
44で蓋をした態様とされる。コンタクトホルダ342
は、シフトロックプレート318の係合孔346と係合
する係合ピン348を備えて、シフトロックプレート3
18と共に移動でき、また、基板344の固定接点と接
触する移動接点350を備えて、コンタクトホルダ34
2がシフトロックプレート318と共に移動することに
より、移動接点350がこれと接する基板344の固定
接点を変え、シフトロックプレート318が上位置にあ
るときのPレンジを検出するべくPレンジ検出信号を出
力することができる。
【0008】図示を省略するが、別途シフトロックコン
トロールコンピュータが設けられ、シフトロックコント
ロールコンピュータには、ソレノイド330とシフトロ
ックコントロールスイッチ338とが、それぞれ別個の
コネクタ352、354を介して接続されるるととも
に、ストップランプスイッチと接続される。シフトがP
レンジにあって、かつ、ブレーキが踏まれてストップラ
ンプスイッチがオンである場合に、ソレノイド330が
作動し、シフトがPレンジにあってもブレーキが踏まれ
ておらずストップランプスイッチがオフである場合に
は、ソレノイド330が作動せず、ブレーキを踏んでい
ない状態ではPレンジから他のレンジへのシフト変更が
阻止されるようになっている。
【0009】また、シフトロックユニットには、シフト
ロック解除レバー(シフトロック解除部)354が設け
られる。シフトロック解除レバー354は、中間部が上
記案内ピン322のうちの上方の案内ピン322の先端
部に嵌合して、案内ピン322回りに回動自在とされ
る。シフトロック解除レバー354の下端部は、ストッ
パ326の一端部に立設された作動片356と係合し、
捩じりコイルばね360に抗して、シフトロック解除レ
バー354の上端の作動部358を押してシフトロック
解除レバー354を回動することにより、ソレノイド3
30が作動せずとも、シフトロックプレート318との
離脱を図るべくストッパ326を強制的に回動すること
ができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
シフトロックユニットでは、ソレノイド330とシフト
ロックコントロールスイッチ338とがそれぞれ別個の
コネクタ352、354を介してシフトロックコントロ
ールコンピュータと接続されており、その分、構成部品
が多くて、これは、大型化の原因となる。
【0011】また、シフトロックプレート318を上下
方向に移動案内する案内ピン322は2本であり、その
分、広いスペースが必要とされ、これも大型化の一因と
なる。これに加え、シフトロックプレート318の上下
方向の移動が、ブラケット316の2本の案内ピン32
2と2個のシフトロックプレート318の案内孔320
とで案内されることで、ストッパ326の移動方向にお
けるシフトロックプレート318の位置は、シフトロッ
クプレート318のブラケット318への取り付けによ
って規制される。このため、ストッパ326のシフトロ
ックプレート318との係合状態から離脱状態に到るの
に要するソレノイド330のプランジャ332の移動量
は、シフトロックユニットを構成するブラケット31
6、シフトロックプレート318、ストッパ326、ソ
レノイド330等の個々の寸法精度やそれらの組み付け
精度等に左右されて異なることが予想される。このよう
な場合にも、ストッパ326のシフトロックプレート3
18との係脱を確実とするには、予めソレノイド330
のプランジャ332の移動量を余裕を持って大きく設定
する必要がある。これは、一層の大型化を招来する。更
に、ブラケット316は金属製であってプレス加工され
るが、これは、材料のとり回し等に起因する大型化の原
因となる。
【0012】また、ストッパ326は回動する構造であ
るため、移動領域が広くなり、その分、大型化される。
【0013】更に、シフトロック解除レバー354は、
ストッパ326と別途設けられ、また、回動する構造で
あるため、これも大型化の原因となる。かつ、部品点数
が多くなり、コストが高くつく。
【0014】また、プランジャ332の先端部の嵌合孔
334とストッパ326の他端部の作動ピン336との
間では、ソレノイド330の作動の際に嵌合孔334と
作動ピン336との間で接触離間が生じて、これは、打
音の発生の原因となる。
【0015】本発明は上記事実を考慮し、小型化を図る
シフトロックユニットを提供することが目的である。
【0016】また、請求項5に係る本発明は、小型化を
図るのに加え、打音の発生を防止するシフトロックユニ
ットを提供することが目的である。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の本発明に係るシフトロックユニッ
トは、シフトレバー操作によりグルーブドピンのディテ
ントプレートとの係合位置を変えて行うオートマチック
トランスミッションのシフト変更のうちのPレンジから
他のレンジへシフト変更するのにグルーブドピンのシフ
トレバーの軸方向の移動を要するそのグルーブドピンの
シフトレバー軸方向移動により移動するべくグルーブド
ピンと係合するシフトロックプレートと、前記グルーブ
ドピンのシフトレバー軸方向移動により移動するシフト
ロックプレートの移動方向と交差する方向へ移動してシ
フトロックプレートと係脱自在とされ、シフトロックプ
レートとの係合状態では、グルーブドピンのシフトレバ
ー軸方向移動によるシフトロックプレートの移動を不可
としてグルーブドピンのシフトレバー軸方向移動を阻止
し、シフトロックプレートとの離脱状態では、グルーブ
ドピンのシフトレバー軸方向移動によるシフトロックプ
レートの移動を可能としてグルーブドピンのシフトレバ
ー軸方向移動を許容するストッパと、このストッパを駆
動するストッパ駆動手段と、前記シフトロックプレート
と係合し、シフトロックプレートの移動位置によってP
レンジにあるか否かの検出を行う検出スイッチと、前記
ストッパ駆動手段の動力入力端子に形成される動力入力
コネクタピンと、前記検出スイッチの信号出力端子に形
成され、検出スイッチのシフトロックプレートとの係合
状態で動力入力コネクタピンと並び位置し、ストッパ駆
動手段及び検出スイッチと、ブレーキペダルを踏み込ん
でいない状態ではPレンジから他のレンジへのシフトを
阻止するべくストッパ駆動手段を制御するシフトロック
コントローラとの間の配線にあたって、動力入力コネク
タピンと共に単一の雌型コネクタで嵌合可能となる信号
出力コネクタピンと、を備えたことを特徴とする。
【0018】請求項2に記載の本発明に係るシフトロッ
クユニットは、シフトレバー操作によりグルーブドピン
のディテントプレートとの係合位置を変えて行うオート
マチックトランスミッションのシフト変更のうちのPレ
ンジから他のレンジへシフト変更するのにグルーブドピ
ンのシフトレバーの軸方向の移動を要するそのグルーブ
ドピンのシフトレバー軸方向移動により移動するべくグ
ルーブドピンと係合するシフトロックプレートと、前記
グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動により移動す
るシフトロックプレートの移動方向と交差する方向へ移
動してシフトロックプレートと係脱自在とされ、シフト
ロックプレートとの係合状態では、グルーブドピンのシ
フトレバー軸方向移動によるシフトロックプレートの移
動を不可としてグルーブドピンのシフトレバー軸方向移
動を阻止し、シフトロックプレートとの離脱状態では、
グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動によるシフト
ロックプレートの移動を可能としてグルーブドピンのシ
フトレバー軸方向移動を許容するストッパと、このスト
ッパを駆動するストッパ駆動手段と、前記シフトロック
プレートと係合し、シフトロックプレートの移動位置に
よってPレンジにあるか否かの検出を行う検出スイッチ
と、前記検出スイッチに設けられ、検出スイッチの信号
出力端子に形成される信号出力コネクタピンと、前記検
出スイッチに設けられ、検出スイッチのシフトロックプ
レートとの係合状態で相接する相接手段を介してストッ
パ駆動手段の動力入力端子と接続され、検出スイッチ及
びストッパ駆動手段と、ブレーキペダルを踏み込んでい
ない状態ではPレンジから他のレンジへのシフトを阻止
するべくストッパ駆動手段を制御するシフトロックコン
トローラとの間の配線にあたって、信号出力コネクタピ
ンと共に単一の雌型コネクタで嵌合可能となる動力入力
コネクタピンと、を備えたことを特徴とする。
【0019】請求項3に記載の本発明に係るシフトロッ
クユニットは、シフトレバー操作によりグルーブドピン
のディテントプレートとの係合位置を変えて行うオート
マチックトランスミッションのシフト変更のうちのPレ
ンジから他のレンジへシフト変更するのにグルーブドピ
ンのシフトレバーの軸方向の移動を要するそのグルーブ
ドピンのシフトレバー軸方向移動により移動するべくグ
ルーブドピンと係合するシフトロックプレートと、前記
グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動により移動す
るシフトロックプレートの移動方向と交差する方向へ移
動してシフトロックプレートと係脱自在とされ、シフト
ロックプレートとの係合状態では、グルーブドピンのシ
フトレバー軸方向移動によるシフトロックプレートの移
動を不可としてグルーブドピンのシフトレバー軸方向移
動を阻止し、シフトロックプレートとの離脱状態では、
グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動によるシフト
ロックプレートの移動を可能としてグルーブドピンのシ
フトレバー軸方向移動を許容するストッパと、軸方向へ
移動駆動される移動駆動軸を有し、この移動駆動軸に前
記ストッパが取り付けられるストッパ駆動手段と、前記
シフトロックプレートと係合し、シフトロックプレート
の移動位置によってPレンジにあるか否かの検出を行
い、ブレーキペダルを踏み込んでいない状態ではPレン
ジから他のレンジへのシフトを阻止するべくストッパ駆
動手段を作動するための検出スイッチと、案内ピンを有
し、前記シフトロックプレートを案内ピン直角方向へ移
動自在としかつストッパの移動方向へ案内ピン回りに回
動自在とするとともに、前記シフトロックプレートを案
内ピン回りに回動付勢する付勢手段を有し、シフトロッ
クプレートをストッパ駆動手段の固定部と当接し、グル
ーブドピンのシフトレバー軸方向移動により移動するシ
フトロックプレートをストッパ駆動手段の固定部と摺接
しながら案内ピン直角方向へ移動案内する案内手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0020】請求項4に記載の本発明に係るシフトロッ
クユニットは、請求項1又は2の構成において、箱形状
のブラケット本体と、このブラケット本体内に設けら
れ、前記グルーブドピンの移動により移動する前記シフ
トロックプレートを移動案内するシフトロックプレート
案内部と、前記ブラケット本体内に設けられ、前記スト
ッパ駆動手段を取り付けるストッパ駆動手段取り付け部
と、前記ブラケット本体外に設けられ、前記検出スイッ
チを取り付ける検出スイッチ取り付け部と、を有し、合
成樹脂で一体成形されるブラケットを備えることを特徴
とする。
【0021】請求項5に記載の本発明に係るシフトロッ
クユニットは、シフトレバー操作によりグルーブドピン
のディテントプレートとの係合位置を変えて行うオート
マチックトランスミッションのシフト変更のうちのPレ
ンジから他のレンジへシフト変更するのにグルーブドピ
ンのシフトレバーの軸方向の移動を要するそのグルーブ
ドピンのシフトレバー軸方向移動により移動するべくグ
ルーブドピンと係合するシフトロックプレートと、前記
グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動により移動す
るシフトロックプレートの移動方向と交差する方向へ移
動してシフトロックプレートと係脱自在とされ、シフト
ロックプレートとの係合状態では、グルーブドピンのシ
フトレバー軸方向移動によるシフトロックプレートの移
動を不可としてグルーブドピンのシフトレバー軸方向移
動を阻止し、シフトロックプレートとの離脱状態では、
グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動によるシフト
ロックプレートの移動を可能としてグルーブドピンのシ
フトレバー軸方向移動を許容するストッパと、軸方向へ
移動駆動される移動駆動軸を有し、この移動駆動軸に前
記ストッパが取り付けられるストッパ駆動手段と、前記
シフトロックプレートと係合し、シフトロックプレート
の移動位置によってPレンジにあるか否かの検出を行
い、ブレーキペダルを踏み込んでいない状態ではPレン
ジから他のレンジへのシフトを阻止するべくストッパ駆
動手段を制御するための検出スイッチと、前記ストッパ
と移動駆動軸との間に設けられ、移動駆動軸の移動にス
トッパを追随させる方向の付勢力を及ぼす弾性変形部
と、を備えたことを特徴とする。
【0022】請求項6に記載の本発明に係るシフトロッ
クユニットは、シフトレバー操作によりグルーブドピン
のディテントプレートとの係合位置を変えて行うオート
マチックトランスミッションのシフト変更のうちのPレ
ンジから他のレンジへシフト変更するのにグルーブドピ
ンのシフトレバーの軸方向の移動を要するそのグルーブ
ドピンのシフトレバー軸方向移動により移動するべくグ
ルーブドピンと係合するシフトロックプレートと、前記
グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動により移動す
るシフトロックプレートの移動方向と交差する方向へ移
動してシフトロックプレートと係脱自在とされ、シフト
ロックプレートとの係合状態では、グルーブドピンのシ
フトレバー軸方向移動によるシフトロックプレートの移
動を不可としてグルーブドピンのシフトレバー軸方向移
動を阻止し、シフトロックプレートとの離脱状態では、
グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動によるシフト
ロックプレートの移動を可能としてグルーブドピンのシ
フトレバー軸方向移動を許容するストッパと、軸方向へ
移動駆動される移動駆動軸を有し、この移動駆動軸に前
記ストッパが取り付けられるストッパ駆動手段と、前記
シフトロックプレートと係合し、シフトロックプレート
の移動位置によってPレンジにあるか否かの検出を行
い、ブレーキペダルを踏み込んでいない状態ではPレン
ジから他のレンジへのシフトを阻止するべくストッパ駆
動手段を制御するための検出スイッチと、前記ストッパ
に一体的に形成され、ストッパの移動方向と交差する方
向に押圧されるとストッパを前記シフトロックプレート
との離脱方向へ移動可能とするシフトロック解除部と、
を備えたことを特徴とする。
【0023】請求項7に記載の本発明に係るシフトロッ
クユニットは、請求項1乃至6のいずれか一項の構成に
おいて、前記ストッパ駆動手段はソレノイドとされ、前
記検出スイッチは、固定接点と、前記シフトロックプレ
ートと係合してシフトロックプレートと共に移動する係
合部と、固定接点と接触でき係合部と共に移動する移動
接点とを有することを特徴とし、ストッパ駆動手段及び
検出スイッチが具体化される。
【0024】
【作用】請求項1乃至7のいずれの構成によっても、ス
トッパ駆動手段がシフトロックプレートと係脱自在に移
動するストッパを駆動し、検出スイッチがシフトロック
プレートと係合してシフトロックプレートの移動位置に
従いPレンジにあるか否かを検出する。ストッパ駆動手
段及び検出スイッチはシフトロックコントローラと接続
されて、シフトコントローラはストッパ駆動手段を制御
する。
【0025】Pレンジにあってブレーキペダルが踏み込
まれている状態では、ストッパがシフトロックプレート
と離脱し、離脱状態では、グルーブドピンのシフトレバ
ー軸方向移動によるシフトロックプレートの移動が可能
となってグルーブドピンのシフトレバー軸方向移動が許
容される。従って、Pレンジから他のレンジへのシフト
変更が許容される。
【0026】Pレンジにあってもブレーキペダルが踏み
込まれていない状態では、ストッパがシフトロックプレ
ートと係合し、係合状態では、グルーブドピンのシフト
レバー軸方向移動によるシフトロックプレートの移動が
不可となってグルーブドピンのシフトレバー軸方向移動
が阻止される。従って、Pレンジから他のレンジへのシ
フト変更が阻止される。
【0027】ここで、請求項1の構成によれば、ストッ
パ駆動手段の動力入力コネクタピンがストッパ駆動手段
側にあり、検出スイッチの信号出力コネクタピンが検出
スイッチ側にある。検出スイッチがシフトロックプレー
トと係合した状態では、動力入力コネクタピンと信号出
力コネクタピンとは並び位置し、単一の雌型コネクタで
嵌合され、ストッパ駆動手段及び検出スイッチとシフト
ロックコントローラとの配線がなされる。
【0028】従って、ストッパ駆動手段及び検出スイッ
チとシフトロックコントローラとの間の配線にあたって
シフトロック側では、雄型コネクタが単一で足り、スト
ッパ駆動手段及び検出スイッチがそれぞれ別個のコネク
タを要する従来のものに比して、構成部品が少なくて済
み、小型化が果たされる。
【0029】請求項2の構成によれば、ストッパ駆動手
段の動力入力コネクタピンと、検出スイッチの信号出力
コネクタピンとは共に検出スイッチ側にある。検出スイ
ッチがシフトロックプレートと係合した状態では、相接
手段を介して動力入力コネクタピンとストッパ駆動手段
の動力入力端子とが接続される。動力入力コネクタピン
と信号出力コネクタピンとが単一の雌型コネクタで嵌合
されて、ストッパ駆動手段及び検出スイッチとシフトロ
ックコントローラとの配線がなされる。
【0030】これによっても、ストッパ駆動手段及び検
出スイッチとシフトロックコントローラとの間の配線に
あたってシフトロック側では、雄型コネクタが単一で足
り、この分、構成部品が少なくて済み、小型化が果たさ
れる。
【0031】請求項3の構成によれば、シフトロックプ
レートが、案内ピン回りに回動付勢されてストッパ駆動
手段の固定部と当接する。グルーブドピンのシフトレバ
ー軸方向移動により移動するシフトロックプレートは、
ストッパ駆動手段の固定部と摺接しながら案内ピン直角
方向へ移動案内される。
【0032】これにより、シフトロックプレートを移動
案内するのに一本の案内ピンで足り、シフトロックプレ
ートを移動案内するのに2本の案内ピンを要する従来の
ものに比して、省スペース化が可能となり、小型化が果
たされる。
【0033】これに加え、シフトロックプレートが、案
内ピン回りに回動付勢されてストッパ駆動手段の固定部
と当接し、また、ストッパがストッパ駆動手段の移動駆
動軸に取り付けられているので、ストッパのシフトロッ
クプレートとの離脱位置は、ストッパ駆動手段の固定部
を基準として決定され、ストッパのシフトロックプレー
トとの係合状態から離脱状態へ到るのに必要な移動駆動
軸の移動量は、シフトロックユニットの各構成部品の寸
法精度や組み付け精度等に左右されることなく一定であ
り、適度な移動駆動軸の移動量で適正なストッパのシフ
トロックプレートとの係脱が実現され、移動駆動軸の移
動量を余裕を持って大きき設定することが必要であった
従来のものに比して、小型化が達成される。
【0034】請求項4の構成によれば、ブラケットが箱
状とされ、ブラケット内部にシフトロックプレート案内
部、ストッパ駆動手段取り付け部が設けられ、ブラケッ
ト外には検出スイッチ取り付け部が設けられて、合成樹
脂で一体成形される。
【0035】シフトロックプレート案内部では、グルー
ブドピンの移動により移動するシフトロックプレートが
移動案内される。
【0036】また、ストッパ駆動手段取り付け部にはス
トッパ駆動手段が取り付けられ、検出スイッチ取り付け
部には検出スイッチが取り付けられる。
【0037】これにより、ブラケットは金属製であって
プレス加工されるため材料のとり回し等に起因して大型
化となっていた従来のものに比して小型化される。
【0038】請求項5及び請求項6の構成によれば、ス
トッパが、ストッパ駆動手段の移動駆動軸に取り付けら
れ、移動駆動軸の軸方向に移動するので、ストッパが回
動して移動領域が広くなる従来のものに比して小型化さ
れる。
【0039】これに加え、請求項5の構成によれば、弾
性変形部が、ストッパ駆動手段の移動駆動軸と、ストッ
パとの間で、移動駆動軸の移動にストッパを追随させる
方向へ付勢力を及ぼし、移動駆動軸とストッパとの間で
の接触離間を防止し、打音の発生をなくす。
【0040】請求項6の構成によれば、シフトロック解
除部がストッパに一体的に形成されるので、ストッパと
別途設けられてまた回動する構造である従来のものに比
して小型化が顕著となり、部品点数が減り、コストの低
減化が果たされる。
【0041】
【実施例】本発明に係るシフトロックユニットの第1実
施例を図1乃至図9に基づき説明する。
【0042】自動車のオートマチックトランスミッショ
ンのシフトレバー装置では、図2に示すように、シフト
レバー12をこの下端の回動軸13回りに回動すると、
シフトレバー12と共に回動するグルーブドピン14が
ディテントプレート16のディテント溝18との係合位
置を変え、シフトを変更することができる。例えば、シ
フトレバー軸方向が上下方向であるPレンジからシフト
レバー12を矢印A方向へ回動操作することにより、R
レンジ、Nレンジ、Dレンジ等が順次得られるが、Pレ
ンジから他のレンジへシフト変更するには、シフトレバ
ーノブ20に設けたシフトレバーノブボタン22を押圧
操作し、グルーブドピン14をシフトレバー軸方向下方
(矢印Bの方向)へ移動して、グルーブドピン14がデ
ィテントプレート16のディテント溝18に形成された
凸部24を越える必要がある。
【0043】シフトロックユニットは、ブレーキを踏ん
でいない状態ではシフトレバーノブボタン22を押圧し
てもグルーブドピン14をシフトレバー軸方向下方へ移
動させないようにしてPレンジから他のレンジへのシフ
ト変更を阻止し、シフトレバー12の誤操作を防止する
ために設けられる。
【0044】シフトロックユニットでは、図1及び図3
に示すように、立設された板状のブラケット26に、シ
フトロックプレート28が対向配置され、シフトロック
プレート28の上端部には、シフトロックプレート26
と対向する面に案内溝30が凹設される。案内溝30
は、上下方向に長く延びて上端で開放される。案内溝3
0に対応してブラケット26には案内ピン32が設けら
れる。案内ピン32は、基端部が小径とされブラケット
26の開孔31を貫通してかしめられてブラケット26
に止着され、中間部が中間径とされて案内溝30の幅狭
の溝口を通り、先端部が大径の大径部33とされて案内
溝30の幅広とされた溝底に位置し、シフトロックプレ
ート28のブラケット26との対向方向への移動を規制
した状態で、シフトロックプレート28を案内ピン32
回り(案内ピン32の軸回り)に回動自在に支持すると
ともに案内溝30の延び方向に沿って案内ピン32直角
方向(案内ピン32の軸方向と直角の方向)へ移動自在
に支持する。案内ピン32を案内溝30に嵌めるには、
案内ピン32を案内溝30の開放された上端から案内溝
30内へ挿入すればよい。
【0045】また、シフトロックプレート28の上端部
には側縁に係合凹部36が突出形成され、係合凹部36
には、Pレンジにある上記グルーブドピン14が係合で
き、グルーブドピン14の係合凹部36との係合状態で
は、グルーブドピン14がシフトレバー軸方向へ移動す
るのに伴いシフトロックプレート28がグルーブドピン
14で押されて同方向へ移動する。
【0046】ブラケット26にはまた、シフトロックプ
レート28の配置側の面にストッパ駆動手段を構成する
ソレノイド38が取り付けられる。ソレノイド38のプ
ランジャ40(移動駆動軸)の移動方向は、シフトロッ
クプレート28の移動方向(上下方向)と交差する水平
方向とされ、プランジャ40の先端部には、プランジャ
40に追随して同方向へ移動するストッパ42が取り付
けられる。ストッパ42は、水平部48と垂直部50と
でL字型に形成されて垂直部50の下部位には段差46
を備え、ソレノイド38が通電されず作動しないとき
は、プランジャ40が引き出された位置にあり、段差4
6が、シフトロックプレート28の下端部においてブラ
ケット26と反対方向へ突出形成された突片44の下端
面に入り込んでシフトロックプレート28と係合する係
合状態にあり(図4の状態)、ソレノイド38が通電さ
れて作動したときは、プランジャ40が矢印C方向へ引
っ込み、段差46が突片44の下端面から出てシフトロ
ックプレート28と離脱する離脱状態となる(図5の状
態、ストッパ42が鎖線位置から実線位置へ移動す
る)。係合状態では、シフトロックプレート28の下方
への移動を不能とし、グルーブドピン14のシフトレバ
ー軸方向下方への移動を阻止し、Pレンジから他のレン
ジへのシフト変更ができない。離脱状態では、シフトロ
ックプレート28の下方への移動を可能とし、グルーブ
ドピン14のシフトレバー軸方向下方への移動を許容す
る。グルーブドピン14は、シフトレバー軸方向下方へ
の移動後は、シフトレバー12を回動することにより、
シフトロックプレート28の係合凹部36から離脱し、
ディテントプレート26のディテント溝18の凸部24
を越えて、他のレンジへ移動できる。ストッパ42の垂
直部50の上部位は、ストッパ42の移動方向に間隔を
おいて対向する2片の垂直片52、54を備える。ソレ
ノイド38側の垂直片54には下端を開放した軸孔56
が形成され、軸孔56には、この開放下端から軸孔56
内へ挿入されるプランジャ40の先端部が圧入されて貫
通し、プランジャ40の拡径先頭41が垂直片52、5
4間に位置する。垂直片52、54間には、押さえ片5
8が上端で片持ち支持されて垂下され、押さえ片58は
弾性変形部を構成し、弾性的に撓み変形可能とされて、
押さえ片58の先端部(下端部)の突起59がプランジ
ャ40の拡径先頭41を押圧して、ストッパ42のプラ
ンジャ40への追随方向へ付勢し、拡径先頭41を垂直
片54に押し付けるようにしている。
【0047】ソレノイドコイル60は、上壁64、下壁
66を有する支持枠62の上壁64、下壁66間に支持
される。上壁64、下壁66には、ブラケット26に向
けて取り付け片68が突設され、取り付け片68がブラ
ケット26の開孔70を貫通してかしめられて、ソレノ
イド38のブラケット26への取り付けがなされる。
【0048】ソレノイド38には、検出スイッチを構成
するシフトロックコントロールスイッチ72が取り付け
られる。シフトロックコントロールスイッチ72は、シ
フトロックプレート28と対向位置して反対向側が開放
された矩形箱状のスイッチカバー74内にコンタクトホ
ルダ76を収容して、スイッチカバー74の開放部に、
内面に固定接点79を有する基板78(図6を参照)を
弾性的に嵌めて基板78でスイッチカバー74の蓋をし
た態様とされる。コンタクトホルダ76は、シフトロッ
クプレート28の突片44を更に屈曲してスイッチカバ
ー74と対向したスイッチ対向片80に形成した係合孔
82と係合するためにスイッチカバー74の底に形成さ
れた上下方向に延びる長孔77を貫通する係合ピン84
を備え、係合ピン84の係合孔82との係合によって、
シフトロックプレート28と共に上下方向に移動可能と
なる。コンタクトホルダ76はまた、基板78の固定接
点79と接触する移動接点86を備え、シフトロックプ
レート28が上位置にあるときと、シフトロックプレー
ト28が下位置にあるときとで、移動接点86がこれと
接する固定接点79を変えて、Pレンジにあるか否かを
検出してこの検出信号を出力することができる。なお、
係合孔82は、ソレノイド38のプランジャ40の軸方
向に沿って長い長孔とされ、係合孔82の長手方向に沿
って係合ピン84が相対的に移動できる分だけ、シフト
ロックコントロールスイッチ72のストッパ42との位
置合わせを容易としている。
【0049】基板78には、図7に示すように、ソレノ
イドコイル60側へ延びる延長板88が一体形成され、
延長板88は、ソレノイドコイル60のブラケット26
と反対側を覆うように、ソレノイド38の支持枠62
へ、後述する外装カバー122によって挟み付けられ、
コンタクトホルダ76の係合ピン84がシフトロックプ
レート28の係合孔82と係合した状態でシフトロック
コントロールスイッチ72のソレノイド38への取り付
けがなされる。なお、支持枠62の上壁64と下壁66
とには、ブラケット26と反対側へ取り付け片90が突
出形成され、取り付け片90に対応して延長板88の上
下端にはそれぞれ、取り付け片90を貫通するための矩
形の切り欠き92が形成される。
【0050】延長板88のソレノイド38と反対側の面
には、矩形状のコネクタ筒94が突出形成される。基板
78の固定接点79と連接されて延長板88の肉厚中を
通る信号出力端子には信号出力コネクタピン96が形成
されてその信号出力コネクタピン96が、コネクタ筒9
4の筒底肉厚中から筒内に突入する。また、コネクタ筒
94の筒底には、貫通孔100が形成される。
【0051】ソレノイド38の動力出力端子には動力出
力コネクタピン98が延長板88に向けて突出形成され
ている。シフトロックプレート28の取り付け状態で、
動力入力コネクタピン98が貫通孔100を貫通して、
コネクタ筒94内に突入する。これによって、信号出力
コネクタピン96と動力出力コネクタピン98とは、コ
ネクタ筒94内で並び位置し、図示を省略する単一の雌
型コネクタで嵌合可能とされ、この雌型コネクタを介し
て、ソレノイド38及びシフトロックコントロールスイ
ッチ72と、図示を省略するシフトロックコントロール
コンピュータとの間の配線がなされる。
【0052】シフトロックコントロールコンピュータに
は更に、図示を省略するストップランプスイッチが接続
される。シフトロックコントロールコンピュータによれ
ば、シフトがPレンジにあってシフトロックコントロー
ルスイッチ72がオンでありかつブレーキが踏まれてス
トップランプスイッチがオンである場合には、ソレノイ
ド38は通電されて作動するが、シフトがPレンジにあ
ってシフトロックコントロールスイッチ72がオンであ
ってもブレーキが踏まれておらずストップランプスイッ
チがオフである場合には、ソレノイド38は通電されず
作動しないように制御され、ブレーキを踏んでいない状
態ではPレンジから他のレンジへのシフト変更が阻止さ
れる。なお、シフトコントロールコンピュータでは、シ
フトロックプレート28がグルーブドピン14と共に下
方へ移動して下位置に到ると、ソレノイド38への通電
が止まるように制御される。プランジャ40は、ソレノ
イド内スプリング(図示を省略)によって引き出し方向
へ常時付勢されている。ソレノイド38への通電が止ま
るとプランジャ40の引き出しがソレノイド内スプリン
グによって可能となるが、シフトロックプレート28が
下位置(図5の位置)にあるときは突片44がストッパ
42の移動路に入り込んでいるので、ストッパ42の垂
直部50が突片44で当接規制されてプランジャ40の
引き出しが阻止される。グルーブドピン14が再びシフ
トロックプレート28の係合凹部36と係合して上方へ
移動し、それに伴いシフトロックプレート28が上方へ
移動して上位置(図4の位置)に到れば、突片44がス
トッパ42の移動路から退避し、プランジャ40が引き
出され、段差46が突片44の下面に入り込んで、スト
ッパ42とシフトロックプレート28とが係合状態とな
る。
【0053】また、スイッチカバー74には、案内片1
04が形成され、シフトロックプレート28の下端部に
は、案内片106(付勢手段)が片持ち支持されて突設
される。案内片106は弾性的に撓み変形可能とされ、
シフトロックコントールスイッチ72の取り付け状態で
は、案内片104と案内片106とは対向位置し、案内
片104が案内片106の先端の案内突起108を押し
て、シフトロックプレート28の側縁をソレノイドヘッ
ド110前面の案内突起112(ストッパ駆動手段の固
定部)と当接するように、シフトロックプレート28を
案内ピン32回りに矢印D方向へ回動付勢する(図7を
参照)。シフトロックプレート28をソレノイドヘッド
110前面の案内突起112と摺接してシフトロックプ
レート28を案内ピン32の軸直角方向へ移動すること
により、グルーブドピン14の移動により移動するシフ
トロックプレート28が上下方向に移動案内される。な
お、グルーブドピン14のシフトロックプレート28の
係合凹部36との係合位置は、案内ピン32を通る上下
線からずれており、シフトロックプレート28がグルー
ブドピン14で下方へ押されると、シフトロックプレー
ト28には、シフトロックプレート28の側端をソレノ
イドヘッド110前面の突起112へ押し付けるよう
に、案内ピン32回りに回動付勢力が及ぶ。なお、図1
では、ソレノイドヘッド110前面に突起が2個ある
が、ブラケット26側の突起が案内突起112となる。
【0054】なお、ブラケット26の下端には、ストッ
パ42の垂直部50の下端面の突起114と対向して、
水平片116が屈曲形成される。ストッパ42がシフト
ロックプレート28と係合状態にある場合に、シフトロ
ックプレート28が下方へ押されても、従って、ストッ
パ42が下方へ押されても、水平片116が突起114
を当接支持してその押圧力を受けることができるように
なっている。これにより、プランジャ40にはこの軸直
角方向へ過度の負荷が及ばない。
【0055】また、ストッパ42の水平部48は、ソレ
ノイド38の支持枠62の上壁64上に位置し、水平部
48の上面には、シフトロック解除部を構成するシフト
ロック解除片118が突出形成される。シフトロック解
除片118は三角形状とされ、その斜辺部120を下方
へ押圧することにより、水平部48の下面の突起49が
上壁64に当接して(図7を参照)水平部48が上壁に
沿ってスライドし、ソレノイド38が作動せずとも、シ
フトロックプレート28との離脱を図るべくストッパ4
2を強制的に移動することができる(図5の状態とする
ことができる)。
【0056】更に、外装カバー122は、シフトロック
コントロールスイッチ72からソレノイド38、更に
は、シフトロックプレート28へ渡るように(図8を参
照)屈曲形成されるとともに、取り付け片124を垂下
して備え、取り付け片124は、上端部に、上側が幅狭
で下側が幅広の倒立T字型の取り付け孔126を備え、
下端部に、下端を開放した取り付け孔128を備える。
一方、ソレノイド38の支持枠62の上壁64、66の
各取り付け片90は中間部が幅狭とされる。上方に位置
する取り付け片90を取り付け孔126の幅広の下側へ
挿入するとともに、下方に位置する取り付け片90を取
り付け孔128に挿入した後に、外装カバー122を下
方へずらせば、上方の取り付け片90の幅狭の中間部が
取り付け孔124の幅狭の上側へ嵌入するとともに、下
方の取り付け片90の幅狭の中間部が取り付け孔116
の開放先端の突起130で弾性的に挟持される。これに
より、外装カバー122が装着され、支持枠62との間
へのシフトロックコントロールスイッチ72の延長板8
8の挟み込みがなされる。シフトロックコントロールス
イッチ72をソレノイド38から取り外すには、外装カ
バー122を上方へずらせばよい。
【0057】また、外装カバー126とブラケット26
との間には、外装カバー122の装着時に係合する係合
凸部134、係合凹部136が設けられ、外装カバー1
22の装着保持が強化される。
【0058】なお、外装カバー122には、シフトロッ
ク解除片118の斜辺部120と対向する開口132が
形成され、この開口132を通して、図示を省略する別
途部材によって斜辺部120を押圧可能とする。
【0059】また、図9に示すように、ブラケット26
には凸部138が形成され、シフトロックプレート28
にはその凸部138に対応する上下方向に延びる溝部1
40が形成される。凸部138は、シフトロックプレー
ト28のブラケット26との対向方向の移動を規制する
ように、溝部140内に嵌合し、シフトロックプレート
28の上下方向の移動に従い、溝部140内をこれと相
対的に移動する。シフトロックプレート28を案内ピン
32回りに矢印D方向(図7を参照)へ回動することに
より、凸部138の溝部140内への挿入が可能とな
る。なお、シフトロックプレート28には、シフトロッ
クプレート28との対向方向でブラケット26と点接触
的に接触し、シフトロックプレート28の上下方向移動
により摺接する突起142が形成されている。
【0060】なお、ブラケット26は金属製とし、シフ
トロックプレート28、ストッパ42、シフトロックコ
ントロールスイッチ78(移動接点86、固定接点79
等の導電部を除く)は合成樹脂製とすることがそれぞれ
可能であり、また、シフトロックプレート28は、案内
片106を含めて、ストッパ42は、押さえ片58を含
めて、それぞれ一体成形することが可能である。
【0061】また、ブラケット26の下端部には、シフ
トロック装置への取り付け用の取り付け孔144が形成
されている。
【0062】上記構成によれば、ソレノイド38が、シ
フトロックプレート28と係脱自在に移動するストッパ
42を駆動し、シフトロックコントロールスイッチ72
が、シフトロックプレート28と係合してそれと共に移
動するコンタクトホルダ76の移動位置に従いPレンジ
にあるか否かを検出する。ソレノイド38及びシフトロ
ックコントロールスイッチ72はシフトロックコントロ
ーラと接続されて、シフトロックコントローラはソレノ
イド38を制御する。
【0063】Pレンジにあってブレーキペダルが踏み込
まれている状態では、ストッパ42がシフトロックプレ
ート28と離脱し、離脱状態では、グルーブドピン14
のシフトレバー軸方向下方への移動によるシフトロック
プレート28の同方向への移動が可能となってグルーブ
ドピン14のシフトレバー軸方向下方への移動が許容さ
れる。従って、Pレンジから他のレンジへのシフト変更
が許容される。
【0064】Pレンジにあってもブレーキペダルが踏み
込まれていない状態では、ストッパ42がシフトロック
プレート28と係合し、係合状態では、グルーブドピン
14のシフトレバー軸方向下方への移動によるシフトロ
ックプレート28の同方向への移動が不可となってグル
ーブドピン14のシフトレバー軸方向下方への移動が阻
止される。従って、Pレンジから他のレンジへのシフト
変更が阻止される。
【0065】ここで、ソレノイド38の動力入力コネク
タピン98がソレノイド38側にあり、シフトロックコ
ントロールスイッチ72の信号出力コネクタピン96が
シフトロックコントロールスイッチ72側にある。シフ
トロックコントロールスイッチ72のコンタクトホルダ
76の係合ピン84がシフトロックプレート28のスイ
ッチ対向片80の係合孔82と係合しシフトロックコン
トロールスイッチ72がソレノイド38に取り付けられ
た状態では、動力入力コネクタピン98と信号出力コネ
クタピン96とは並び位置し、単一の雌型コネクタで嵌
合され、ソレノイド38及びシフトロックコントロール
スイッチ72とシフトロックコントローラとの配線がな
される。
【0066】従って、ソレノイド38及びシフトロック
コントロールスイッチ72とシフトロックコントローラ
との間の配線にあたってシフトロックコントロールスイ
ッチ72側では、雄型コネクタ(コネクタ筒94と、筒
内の動力入力コネクタピン98、信号出力コネクタピン
96とが雄型コネクタを構成することになる)が単一で
足り、ソレノイド及びシフトロックコントロールスイッ
チがそれぞれ別個のコネクタを要する従来のものに比し
て、構成部品が少なくて済み、小型化が果たされる。
【0067】更に、シフトロックコントロールスイッチ
72のコンタクトホルダ76の係合ピン84がシフトロ
ックプレート28のスイッチ対向片80の係合孔82と
係合した状態で、動力入力コネクタピン98と信号出力
コネクタピン96とは並び位置するので、逆に、雄型コ
ネクタをなすべく動力入力コネクタピン98を信号出力
コネクタピン96と並び位置すれば、係合ピン84を係
合孔82と係合してシフトロックコントロールスイッチ
72を取り付けるにあたって、シフトロックコントロー
ルスイッチ72の位置決めを容易に行うことができる。
【0068】特に、動力入力コネクタピン98は、コネ
クタ筒94の筒底の貫通孔100を貫通して筒内に突入
するので、シフトロックコントロールスイッチ72の位
置決めを精度よく行うことができる。
【0069】また、シフトロックプレート28は、案内
ピン32回りに回動付勢されてソレノイドヘッド110
の案内突起112と当接する。グルーブドピン14のシ
フトレバー軸方向への移動により移動するシフトロック
プレート28は、ソレノイドヘッド110の案内突起1
12と摺接しながら案内ピン32直角方向へ移動案内さ
れる。
【0070】これにより、シフトロックプレート28を
移動案内するのに一本の案内ピン32で足り、シフトロ
ックプレートを移動案内するのに2本の案内ピンを要す
る従来のものに比して、省スペース化が可能となり、小
型化が果たされる。
【0071】これに加えて、シフトロックプレート28
が、案内ピン32回りに回動付勢されてソレノイドヘッ
ド110の案内突起112と当接するので、ストッパ3
8のシフトロックプレート28との離脱位置は、ソレノ
イドヘッド110の案内突起112を基準として決定さ
れる。プランジャ40の引出し位置で、ソレノイドヘッ
ド110の案内突起112を基準とするシフトロックプ
レート28に係る寸法イとストッパ42に係る寸法ロと
の差が、ソレノイド作動ストロークSより小さくなるよ
うに予め設定しておけばよい。ストッパ42のシフトロ
ックプレート28との係合状態から離脱状態へ到るのに
要するプランジャ40の移動量(ソレノイド作動ストロ
ーク)は、シフトロックユニットの各構成部品の寸法精
度や組み付け寸法精度等に左右されることなく一定であ
り、適度のソレノイド作動ストロークでストッパ42の
シフトロックプレート28との係脱が適正に実現され、
プランジャの移動量を余裕を持って大きく設定すること
が必要であった従来のものに比して、小型化が可能であ
る。
【0072】なお、シフトロックプレート28が当接す
るのはソレノイドヘッド110の案内突起112に限定
されるものではなく、ソレノイド38の固定部であれば
他の部位でよい。ただ、シフトロックプレート28がソ
レノイドヘッド110の案内突起112と当接すること
により、点接触が行われ、シフトロックプレート28の
移動抵抗が低減される。
【0073】また、案内片106の突起108、突起1
42も、シフトロックプレート28の上下方向移動にあ
たり、点接触をなしてシフトロックプレート28の移動
抵抗を低減するのに寄与する。
【0074】更に、ストッパ42が、ソレノイド38の
プランジャ40に取り付けられ、プランジャ40と同方
向へ移動する構成によれば、ストッパが回動して移動領
域が広くなる従来のものに比して小型化される。
【0075】また、ストッパ42の垂直部50の押さえ
片58が、ソレノイド38のプランジャ40とストッパ
42との間で、プランジャ40の移動にストッパ42を
追随させる方向へ付勢力を及ぼすことにより、プランジ
ャ40とストッパ42との間での接触離間を防止し、打
音の発生をなくす。
【0076】更に、シフトロック解除片118がストッ
パ42に一体的に形成されるので、ストッパと別途設け
られてまた回動する構造である従来のものに比して小型
化が顕著となり、部品点数が減り、コストの低減化が果
たされる。
【0077】なお、上記実施例では、付勢手段を案内片
106で構成しているが、それに限定されず、位置、形
状等、例えば、付勢手段をブラケット側に設ける等、種
々のものが可能である。また、弾性変形部を押え片58
で構成しているが、これも、位置、形状等は任意であ
る。
【0078】次に、シフトロックユニットの第2実施例
を図10乃至図14に基づき説明する。
【0079】第1実施例では、ソレノイド38の動力入
力端子に動力入力コネクタピン98が形成されている
が、本実施例では、ソレノイド150の動力入力端子に
は、プランジャ184の軸方向へ長尺となる端子板15
2が形成される。シフトロックコントロールスイッチ1
54の延長板156のソレノイドコイル60と対向する
面には、延長板156の開孔161に、端子板152と
対向する長板状のコンタクタ158(端子板156と共
に相接手段を構成する)が片持ち的にリベット160で
支着される。シフトロックコントロールスイッチ154
のソレノイド150への取り付け状態では、コンタクタ
158の先端の突起162が端子板152と弾性的に付
勢接触される。コネクタ筒94内には、信号出力コネク
タピン96(第1実施例と同様)と並んで、上記コンタ
クタ158と延長板156の肉厚中で接続された動力入
力コネクタピン164が筒底の肉厚中から突入してい
る。信号出力コネクタピン96と動力入力コネクタピン
164とは、雄型コネクタをなし、ソレノイド150及
びシフトロックコントロールスイッチ154とシフトロ
ックコントロールコンピュータ(図示を省略)との配線
にあたって、単一の雌型コネタクタで嵌合可能となる。
【0080】また、第1実施例では、シフトロックプレ
ート28が単一の案内ピン32で支持され、案内片10
6が案内ピン32回りにシフトロックプレート28に回
動付勢力を及ぼし、シフトロックプレート28をソレノ
イドヘッド110前面の案内突起112と摺接してシフ
トロックプレート28を案内ピン32直角方向へ移動す
ることにより、シフトロックプレート28の上下方向の
移動を案内しているが、本実施例では、シフトロックプ
レート166は、この上部と中央部とに2つの案内孔1
68を備える。各案内孔168は、上下方向に延びる長
孔とされ、各案内孔168に対応してブラケット170
には、上下に2本の案内ピン172、32がこの基端を
ブラケット170の開孔31を貫通してかしめられて止
着される。案内ピン172、32は案内孔168を貫通
しており、案内孔168内を孔長手方向へ相対的に摺動
することにより、シフトロックプレート166を上下方
向へ移動案内する。案内孔168を貫通した各案内ピン
172、32の先端部には、案内ピン172、32の案
内孔168からの脱出を防止するために案内孔168よ
り径の大きな大径部33が形成される。案内孔168の
下端には、大径孔176が連続して形成され、大径孔1
76から案内ピン172、32の大径部33を貫通させ
ることができる。
【0081】更に、第1実施例では、ストッパ42がソ
レノイド38のプランジャ40に取り付けられ、プラン
ジャ40の軸方向と同方向へ移動するが、第2実施例で
は、ストッパ178は、この下端部を貫通するストッパ
軸180回りに回動自在とされる。ストッパ軸180
は、基端がブラケット170の開孔181を貫通してか
しめられて止着される。ストッパ178の回動によっ
て、ストッパ178の上端部がシフトロックプレート1
66の突片182(第1実施例の突片44に相当する)
の下端面に入り込みシフトロックプレート166と係合
する係合状態(図11の状態)と、ストッパ178の上
端部がシフトロックプレート166の突片182の下端
面から出てシフトロックプレート166と離脱する離脱
状態(図12の状態)とを得る。また、ソレノイド15
0のプランジャ184の先端部には、プランジャ184
の軸直角方向で水平な嵌合ピン186がプランジャ18
4の軸方向から見て左右両側へ突出され、嵌合ピン18
6には、ストッパ178の上端部に形成されたU字型の
嵌合凹部188が嵌まる。嵌合ピン186と嵌合凹部1
88との間には、クッション190が介在し、クッショ
ン190は、各嵌合ピン186に嵌合する筒部192と
筒部間を連結する連結片194とで一体的に構成され
る。ソレノイド150が作動してプランジャ184が矢
印C方向へ引っ込むと、図12に示すように、ストッパ
178がシフトロックプレート166との係合状態から
離脱状態へ矢印F方向へ回動する。
【0082】なお、シフトロックプレート166の突片
182の下端面と当接係合するストッパ178の係合面
218を、ストッパ軸180を中心とする円弧面とする
ことにより、ストッパ178のシフトロックプレート1
66との係合状態ではストッパ216の回動中、シフト
ロックプレート166の突片182の下端面と当接する
高さ位置を不変とすることができる。また、ストッパ1
78の突片182との離脱状態で下方へ移動するシフト
ロックプレート166の突片182と対向するストッパ
178の離脱面220を、ストッパ178のシフトロッ
クプレート166との離脱状態で垂直面となるように係
合状態では傾斜すれば、ストッパ178の係合面218
が突片182の下端面から出たら更なるストッパ178
の回動を要せずに、直ちに、シフトロックプレート16
6の下方への移動を自由にすることができる。
【0083】また、第1実施例では、シフトロック解除
片118がストッパ42に一体的に形成されているが、
本実施例では、ブラケット170にシフトロック解除部
としてのシフトロック解除レバー196が設けられ、シ
フトロック解除レバー196は、上記案内ピン172、
32のうち上方の案内ピン172の先端部が延出されて
この延出された延出部198回りに回動自在とされる。
延出部198は、シフトロック解除レバー196の中間
部を貫通し、貫通した延出部198の先端は、座板20
2を介してEリング212で係止される。
【0084】シフトロック解除レバー196の上端部に
は、矩形の押圧片200が形成され、図14に示すよう
に、押圧片200が図示を省略する別途部材で下方へ押
圧されると、シフトロック解除レバー196がねじりコ
イルスプリング214の回動付勢力に抗して延出部19
8回りに矢印E方向へ回動して、シフトロック解除レバ
ー196の下端部が、ストッパ178の上端部に突出形
成された作動突起216を押してストッパ178を矢印
F方向へ回動し(そしてプランジャ184をソレノイド
内スプリングに抗して矢印C方向へ引っ込ませる)、ス
トッパ178をシフトロックプレート166と離脱する
ことができる。ねじりコイルスプリング214(回動付
勢手段)は、延出部198のシフトロック解除レバー1
96と座板202との間に嵌合し、ねじりコイルスプリ
ング214の一端はシフトロック解除レバー196に係
止され、他端は、シフトロックプレート166の側縁に
係止される。なお、シフトロックプレート166の突片
182には、切り欠き183が形成され、切り欠き18
3は、シフトロックプレート166が下方へ移動したと
きに、作動突起216が相対的に切り欠き183内を移
動して突片182と作動突起216との干渉を防止して
いる。
【0085】また、第1実施例では、シフトロックコン
トロールスイッチ72は、この延長板88が外装カバー
122でソレノイド38の支持枠62との間に挟み込ま
れて取り付けられるが、本実施例では、シフトロックコ
ントロールスイッチ154は、延長板156(第1実施
例の延長板88に相当する)の上下端にそれぞれ屈曲し
てなる挟み片204がソレノイド150の支持枠206
の上壁208、下壁210を弾性的に挟み込み、そし
て、挟み込んだ状態では、ソレノイド150の支持枠2
06の上壁208、下壁210と、各挟み片204との
間に形成された係止突起212と係止凹部214とが係
止されて、これにより、シフトコントロールスイッチ1
54が所定位置にソレノイド150へ取り付けられる
(図13を参照)。
【0086】本実施例では、シフトロックプレート16
6の上下方向の移動が上下2本の案内ピン172、32
で案内される構造であり、また、ストッパ178が回動
してシフトロックプレート166と係脱自在となる構造
であるため、第1実施例の案内片104、106や、水
平片116に相当するものは不要である。
【0087】また、シフトロックコントロールスイッチ
154では、スイッチカバー222(案内片104がな
い点を除き、第1実施例のスイッチカバー74と同様で
ある)に、コンタクトホルダ86を収容して、基板78
で蓋をしており、これは、第1実施例と同様である。
【0088】なお、突片182に設けられたスイッチ対
向片224(第1実施例の対向片80に相当する)に形
成され、コンタクトホルダ86の案内ピン84が係合す
る係合孔226(第1実施例の係合孔82に相当する)
は、ソレノイド150と反対側の一端が開放された形状
とされている。
【0089】他の構成は第1実施例と同様である。第2
実施例の構成によれば、ソレノイド150の動力入力コ
ネクタピン164と、シフトロックコントロールスイッ
チ154の信号出力コネクタピン96とは共にシフトロ
ックコントロールスイッチ154側にある。シフトロッ
クコントロールスイッチ154がシフトロックプレート
166と係合してソレノイド150に取り付けられた状
態では、コンタクタ158を介して動力入力コネクタピ
ン164とソレノイド150の動力入力端子に形成され
た端子板152とが接続される。動力入力コネクタピン
164と信号出力コネクタピン96とが単一の雌型コネ
クタで嵌合されて、ソレノイド150及びシフトロック
コントロールスイッチ154とシフトロックコントロー
ラとの配線がなされる。
【0090】これによっても、ソレノイド150及びシ
フトロックコントロールスイッチ154とシフトロック
コントローラとの間の配線にあたってシフトロックユニ
ット側では、雄型コネクタ(コネクタ筒と動力入力コネ
クタピン164と信号出力コネクタピン96とが雄型コ
ネクタをなす)が単一で足り、この分、構成部品が少な
くて済み、小型化が果たされる。
【0091】第1実施例では、雄型コネクタをなすべく
動力入力コネクタピン98を信号出力コネクタピン96
と並び位置することにより、係合ピン84を係合孔82
と係合してシフトロックコントロールスイッチ72を取
り付けるにあたって、シフトロックコントロールスイッ
チ72の位置決めを容易に行うことができるのである
が、本実施例では、それと異なり、シフトロックコント
ロールスイッチ154のソレノイド150への取り付け
状態にあるか否かに関わらず、動力入力コネクタピン1
64と信号出力コネクタピン96とが雄型コネクタをな
すべく並び位置し、シフトロックコントロールスイッチ
154のソレノイド150への取り付け状態でコンタク
タ158がソレノイド150の動力入力端子に形成され
た端子板152を圧接することにより、特に端子板15
2の長手方向において、コンタクタ158と端子板15
2との間に過度の位置関係精度を求める必要をなくすこ
とができる。
【0092】また、本実施例は、シフトロックプレート
が2本の案内ピン172、32で上下方向に移動案内さ
れる構成であるために、第1実施例の案内ピン32が1
本とされてまたシフトロックプレート28が案内ピン3
2回りに回動付勢されてソレノイドヘッド110の案内
突起112と当接する構成によって得られるものを除
き、第1実施例と同様な作用効果が得られる。
【0093】次に、第3実施例を図15に基づき説明す
る。第2実施例では、ブラケット170とシフトロック
プレート166との間において上下2本の案内ピン17
2、32が嵌合するのはいずれも案内孔168である
が、本実施例では、ブラケット250とシフトロックプ
レート252との間において上下2個の案内ピン32の
うち下方の案内ピン32が嵌合するのは案内溝254で
ある。案内溝254は、第1実施例の案内溝30と同様
にシフトロックプレート252と対向する面に上下方向
に延びて形成される。ただ、案内溝254は、シフトロ
ックプレート252の下端部に設けられ、溝下端は開放
されている。上方の案内ピン32が、案内孔168と連
通する大径孔176に貫通する状態で、下方の案内ピン
32は、案内溝254の溝開放下端の下側に、ここから
案内溝254内に入るべく位置する。この状態で、シフ
トロックプレート252を上方へ移動することにより、
上方の案内ピン32は案内孔168に嵌合し、下方の案
内ピン32は、案内溝254内に嵌合する。上方の案内
ピン32が案内孔168内を移動し、下方の案内ピン3
2が案内溝254を移動することにより、シフトロック
プレート252の上下方向の移動が案内される。
【0094】従って、本実施例は、シフトロックプレー
ト28が単一の案内ピン32で支持されてシフトロック
プレート28をソレノイドヘッド110前面の案内突起
112と摺接してシフトロックプレート28を案内ピン
32直角方向へ移動することによりシフトロックプレー
ト28の上下方向の移動を案内する第1実施例と異な
り、第2実施例と同様に、第1実施例の案内片104、
106や、水平片116に相当するものは不要である。
【0095】なお、2本の案内ピン32で移動案内され
る点を除けば、シフトロックプレート252は第1実施
例と同様である。
【0096】シフトロックコントロールスイッチ256
は、スイッチカバー222(第1実施例のスイッチカバ
ー74と、案内片104がない点を除き、同様である)
内に、コンタクトホルダ86を収容して、基板78で蓋
をしている。
【0097】ただ、シフトロックコントロールスイッチ
256のソレノイド38への取り付けは、取り付け具2
58がソレノイド38の支持枠62の上壁64、下壁6
6の取り付け片90に係合してなされる。取り付け具2
58は、第1実施例の外装カバー122の取り付け片1
24と同様の形状とされ、ソレノイド38の支持枠62
との間にシフトロックコントロールスイッチ256の延
長板88を挟み込むようにして支持枠62の取り付け具
258との係合がなされるのは第1実施例と同様であ
る。
【0098】また、ストッパ42がソレノイド38のプ
ランジャ40に取り付けられて、ストッパ42の段差4
6がシフトロックプレート252の突片44と係脱可能
とされるのは第1実施例と同様である。また、シフトロ
ックプレート252のスイッチ対向片260(第1実施
例のスイッチ対向片80に相当する)の係合孔262
(第1実施例の係合孔82に相当する)にシフトロック
コントロールスイッチ256の係合ピン84が係合すべ
くシフトロックコントロールスイッチ256がソレノイ
ド38へ取り付けられた状態で、ソレノイド38側の動
力入力コネクタピン98が、シフトロックコントロール
スイッチ256の延長板88のコネクタ筒94の筒底の
貫通孔100から筒内に突入して、信号出力コネクタピ
ンと共に雄型コネクタを構成するのは、第1実施例と同
様である。
【0099】上記構成によれば、シフトロックプレート
252が2本の案内ピン32で上下方向に移動案内され
る構成であるため、第1実施例の案内ピン32が1本と
されてまたシフトロックプレート28が案内ピン32回
りに回動付勢されてソレノイドヘッド110の案内突起
112と当接する構成によって得られるものを除き、第
1実施例と同様な作用効果が得られる。
【0100】次に、シフトロックユニットの第4実施例
を図16に基づき説明する。第1実施例では、ブラケッ
ト26が板状に形成されているが、本実施例では、ブラ
ケット400は箱状に形成される。
【0101】ブラケット400の一端部は、上方へ突出
し、この突出した部分では内部に、上下方向に延びる案
内溝402が形成され、案内溝402には、シフトロッ
クプレート404が収容される。案内溝402は、溝奥
406が幅広とされ、溝口408が幅狭とされ、幅狭と
された溝口408からはシフトロックプレート404の
一部に薄肉とされて形成された係合凹部36が外部へ突
出し、シフトロックプレート404の厚肉とされた他部
が、幅広とされた溝奥406で上下方向へ移動案内され
る。
【0102】シフトロックプレート404が突片44、
スイッチ対向片80を備える点は、第1実施例のシフト
ロックプレート28と同様である。また、シフトロック
プレート404の下端部には第1実施例の案内片106
と同形状の案内片109が同様に弾性的に撓み変形可能
に形成されるが、この案内片109は、案内突起106
がブラケット400の壁内面に付勢当接して、シフトロ
ックプレート404の案内溝402内でのがたつきを防
止する。
【0103】ブラケット400の他端部では、対向する
一対の垂直壁(第1垂直壁410、第2垂直壁412)
のうちの第2垂直壁412内面に、ソレノイド414が
取り付けられる。第2垂直壁412上下端からはそれぞ
れ、第1垂直壁410に向けて、腕片416、418が
一対づつ突設され、一方の腕片418は、その先端の爪
420が、ソレノイド414の支持枠422の上壁50
2、下壁504に凹設された凹部506に弾性的に上下
に係止されて、ソレノイドエンドを挟み込み、他方の一
対の腕片416は、ソレノイドヘッド110を挟み込
み、ソレノイド414が所定位置に取り付けられる。
【0104】ソレノイドコイル60の第1垂直壁410
と対向する面は、巻き線ターミナル接続部の保護を図る
ために、保護板424で覆われる。保護板424は、支
持枠422へ弾性的に係止されて装着される。
【0105】ソレノイド414のプランジャ40には、
ストッパ42が取り付けられ、ストッパ42がシフトロ
ックプレート404の突片44と係脱自在に移動し、係
合状態ではシフトロックプレートが下方へ移動できずシ
フトロックプレート404のシフトレバー軸方向下方へ
の移動を阻止し、離脱状態では下方へ移動できてシフト
ロックプレート404のシフトレバー軸方向下方への移
動を許容するのは、第1実施例と同様である。
【0106】また、ブラケット400の一端部から中央
部に掛けて、第2垂直壁412外面にはシフトコントロ
ールスイッチ426が取り付けられる。シフトコントロ
ールスイッチ426は、コンタクトホルダ76と、基板
78とを備え、基板78には、コネクタ部430が一体
的に形成される。基板78は、ブラケット400の一端
部で、第2垂直壁412外面に突出形成された矩形枠状
の枠片432内に位置し、コネクタ部430は、枠片4
32の縦辺部の中間部を欠落させてその欠落部434か
ら延出され、第2垂直壁412の中央部に到るように位
置する。
【0107】枠片432内では、第2垂直壁412に上
下方向に長い長孔77が形成され、また、枠片432内
では、第2垂直壁412と基板78との間に、コンタク
トホルダ76が介在され、コンタクトホルダ76の係合
ピン84が長孔77を貫通してシフトロックプレート4
04のスイッチ対向片80の係合孔82と係合し、コン
タクトホルダ76の移動接点86が基板38の固定接点
79と接触可能とされる。シフトロックプレート404
の上下方向の移動によりコンタクトホルダ76が移動
し、これにより移動接点86が異なる固定接点79と接
触して、シフトロックプレート404の上位置における
Pレンジを検出することができる。これは第1実施例と
同様である。
【0108】コネクタ部430は、コネクタ筒94を備
え、コネクタ筒94内には、第1実施例と同様に筒底の
肉厚中から信号出力コネクタピン96が突入されるとと
もに、筒底には、貫通孔100が形成される。
【0109】コネクタ筒94の筒底に対応して第2垂直
壁412には矩形孔436が形成され、シフトロックコ
ントロールスイッチ426の取り付け状態では、ソレノ
イド414の動力入力コネクタピン98が矩形孔436
からコネクタ筒94の筒底の貫通孔100を貫通してコ
ネクタ筒94内に突入する。これにより、信号出力コネ
クタピン96と動力入力コネクタピン98とが雄型コネ
クタをなすのは、第1実施例と同様である。
【0110】矩形孔436の縁には、第2垂直壁412
外面に腕片438が突出形成され、腕片438は先端に
爪440を備え、また、基板78の側縁とこれに対応す
る枠片432の縦辺部442と間には、凸部444と凹
部446とが形成され、腕片438の爪440が、コネ
クタ筒94先端の凹部448に弾性的に係止されるとと
もに、凸部444と凹部446とが弾性的に係止され
て、シフトロックコントロールスイッチ426が所定位
置に取り付けされる。
【0111】また、ブラケット400上部には、ストッ
パ42に形成されたシフトロック解除片118の斜辺部
120と対向して開口132が形成される。開口132
からは、別途部材を用いて斜辺部120を押すことがで
きる。これによりストッパ42をシフトロックプレート
404との離脱状態へ移動できるのは、第1実施例と同
様である。
【0112】なお、ブラケット400の側壁には、シフ
トレバー装置へ取り付けるための係合凸部448が形成
され、係合凸部448は、弾性的にスナップフィット可
能となる。また、溝口408はブラケット400の上下
に連続形成され、シフトロックプレート404は、ブラ
ケット400の下方から、すなわち、案内溝402に対
応してブラケット400の底面に形成された開口から、
案内溝402内へ挿入取り付けることができ、第1垂直
壁410には、ソレノイド414に対応して取り付け開
口508が形成され、取り付け開口508から、ソレノ
イド414をブラケット400内へ挿入取り付けること
ができる。
【0113】上記構成によれば、ブラケット400が箱
状とされ、ブラケット400内部にシフトロックプレー
ト案内部、ストッパ駆動手段取り付け部が設けられ、ブ
ラケット400外には検出スイッチ取り付け部が設けら
れて、合成樹脂で一体成形される。
【0114】これにより、ブラケットは金属製であって
プレス加工されるため材料のとり回し等に起因して大型
化となっていた従来のものに比して小型化される。
【0115】なお、シフトロックプレートの案内片は、
ブラケットの壁内面に当接付勢され、シフトロックプレ
ートの上下方向と直角方向の移動を阻止して、がたつき
の防止を図る。
【0116】また、シフトロッククコントロールッスイ
ッチ426では、第1実施例のシフトロックコントロー
ルスイッチ72がスイッチカバー74を備えるのと異な
り、ブラケット400の第2垂直壁412がスイッチカ
バー74の代用となり、その分、構成部品が削減され
る。
【0117】更に、シフトロックプレート404が案内
溝402で移動案内される構成であるため、第1実施例
の案内ピン32が1本とされてまたシフトロックプレー
ト28が案内ピン32回りに回動付勢されてソレノイド
ヘッド110の案内突起112と当接する構成によって
得られるものを除き、第1実施例と同様な作用効果が得
られる。
【0118】本発明は、上記各実施例に限定されるもの
ではなく、種々変更可能である。例えば、雄型コネクタ
をなすのに、第1実施例、第4実施例では、ソレノイド
側に動力入力コネクタピンを設け、シフトロックコント
ロールスイッチ側に信号出力コネクタピンを設けて、シ
フトロックコントロールスイッチの取り付け状態で、動
力入力コネクタピンと信号出力コネクタピンとが並び位
置する手段(手段イ)を用い、第2実施例、第3実施例
では、シフトロックコントロールスイッチ側に動力入力
コネクタピンと信号出力コネクタピンとを設けておき、
シフトロックコントロールスイッチの取り付け状態で、
コンタクタをソレノイドの動力入力端子の端子板へ接触
する手段(手段ロ)を用いているが、第1実施例、第4
実施例に、手段イに替えて手段ロを用い、第2実施例、
第3実施例に、手段ロに替えて手段イを用いてもよいも
のである。
【0119】また、ストッパをシフトロックプレートと
係脱自在とするのに、第1実施例、第3実施例、第4実
施例では、ストッパをソレノイドのプランジャに取り付
けて、プランジャの軸方向へ移動駆動する手段(手段
ハ)を用い、第2実施例では、ストッパをブラケットに
回動自在に取り付け、ソレノイドのプランジャでブラケ
ットを回動する手段(手段ニ)を用いているが、第1実
施例、第3実施例、第4実施例に、手段ハに替えて手段
ニを用い、第2実施例に、手段ロに替えて手段ハを用い
てもよい。
【0120】更に、ストッパ駆動手段としては、ソレノ
イドに限らず、他の手段が可能であり、検出スイッチと
しては、上記各実施例のシフトロックコントロールスイ
ッチに限定されない。検出スイッチはシフトロックプレ
ートと係合し、シフトロックプレートの移動位置によっ
てPレンジを検出するものであればよい。
【0121】また、ソレノイドが作動したときに、スト
ッパがシフトロックプレートと離脱するが、逆に、ソレ
ノイドが作動したときに、ストッパがシフトロックプレ
ートと係合状態にあるようにし、Pレンジにありブレー
キペダルが踏み込まれている状態でソレノイドの作動を
止めるようにしてもよい。
【0122】更に、上記各実施例では、案内ピン32、
172をブラケット26、170、250側に設け、案
内溝30、254、案内孔168をシフトロックプレー
ト28、166、252側に設けているが、逆に、案内
ピンをシフトロックプレート側に設け、案内孔、案内溝
をブラケット側に設けてもよい。
【0123】
【発明の効果】請求項1乃至請求項7に係る本発明のシ
フトロックユニットによれば、ストッパ駆動手段及び検
出センサとシフトロックコントローラとの間の配線にあ
たっては単一の雌型コネクタで足り、小型化が果たされ
る。
【0124】また、請求項5に係る本発明は、小型化が
果たされるのに加え、打音の発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るシフトロックユニッ
トの分解斜視図である。
【図2】第1実施例のシフトロックユニットが適用され
る、自動車のオートマチックトランスミッションのシフ
トレバー装置の正面図である。
【図3】第1実施例のシフトロックユニットにおいて、
ブラケットにシフトロックプレートとソレノイドとを取
り付けた状態を示す正面図である。
【図4】図3において、ソレノイドのプランジャにスト
ッパを取り付けた状態を示す正面図である。
【図5】図4において、ストッパがシフトロックプレー
トと離脱し、シフトロックプレートが下方へ移動した状
態を示す正面図である。
【図6】シフトロックコントロールスイッチをブラケッ
ト側から見た分解斜視図である。
【図7】図4において、シフトロックコントロールスイ
ッチをソレノイドに取り付けた状態を示す正面図であ
る。
【図8】第1実施例のシフトロックユニットの組立斜視
図である。
【図9】第1実施例のシフトロックユニットにおいて、
シフトロックプレートとブラケットとを示す分解斜視図
である。
【図10】第2実施例のシフトロックユニットの分解斜
視図である。
【図11】第2実施例のシフトロックユニットにおい
て、シフトロックコントロールスイッチを除いて示す正
面図である。
【図12】図11において、ストッパのシフトロックプ
レートとの離脱状態を示す正面図である。
【図13】図11において、シフトロックコントロール
スイッチをソレノイドに取り付けた状態を示す正面図で
ある。
【図14】図11においてシフトロック解除レバーを操
作した状態を示す正面図である。
【図15】第3実施例のシフトロックユニットの分解斜
視図である。
【図16】第4実施例のシフトロックユニットの分解斜
視図である。
【図17】従来のシフトロックユニットを適用した自動
車のオートマチックトランスミッションのシフトレバー
装置の正面図である。
【図18】従来のシフトロックユニットの組立斜視図で
ある。
【図19】従来のシフトロックユニットの分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
12 シフトレバー 14 グルーブドピン 16 ディテントプレート 28、166、252、404 シフトロックプレート 32 案内ピン(案内手段) 38、150、414 ソレノイド(ストッパ駆動手
段) 40、184 プランジャ(ストッパ駆動手段の移動駆
動軸) 42、178 ストッパ 58 押さえ片(弾性変形部) 72、154、256、426 シフトロックコントロ
ールスイッチ(検出スイッチ) 79 固定接点 84 係合ピン 86 移動接点 96 信号出力コネクタピン 98、161 動力入力コネクタピン 106 案内片(付勢手段) 110 ソレノイドヘッド(ストッパ駆動手段の固定
部) 118 シフトロック解除片(シフトロック解除部) 158 コンタクタ 400 ブラケット 402 案内溝(シフトロックプレート案内部) 432 枠片(検出スイッチ取り付け部) 446 凹部(検出スイッチ取り付け部) 438 腕片(検出スイッチ取り付け部) 416、418 腕片(ストッパ駆動手段取り付け部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバー操作によりグルーブドピン
    のディテントプレートとの係合位置を変えて行うオート
    マチックトランスミッションのシフト変更のうちのPレ
    ンジから他のレンジへシフト変更するのにグルーブドピ
    ンのシフトレバーの軸方向の移動を要するそのグルーブ
    ドピンのシフトレバー軸方向移動により移動するべくグ
    ルーブドピンと係合するシフトロックプレートと、 前記グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動により移
    動するシフトロックプレートの移動方向と交差する方向
    へ移動してシフトロックプレートと係脱自在とされ、シ
    フトロックプレートとの係合状態では、グルーブドピン
    のシフトレバー軸方向移動によるシフトロックプレート
    の移動を不可としてグルーブドピンのシフトレバー軸方
    向移動を阻止し、シフトロックプレートとの離脱状態で
    は、グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動によるシ
    フトロックプレートの移動を可能としてグルーブドピン
    のシフトレバー軸方向移動を許容するストッパと、 このストッパを駆動するストッパ駆動手段と、 前記シフトロックプレートと係合し、シフトロックプレ
    ートの移動位置によってPレンジにあるか否かの検出を
    行う検出スイッチと、 前記ストッパ駆動手段の動力入力端子に形成される動力
    入力コネクタピンと、前記検出スイッチの信号出力端子
    に形成され、検出スイッチのシフトロックプレートとの
    係合状態で動力入力コネクタピンと並び位置し、ストッ
    パ駆動手段及び検出スイッチと、ブレーキペダルを踏み
    込んでいない状態ではPレンジから他のレンジへのシフ
    トを阻止するべくストッパ駆動手段を制御するシフトロ
    ックコントローラとの間の配線にあたって、動力入力コ
    ネクタピンと共に単一の雌型コネクタで嵌合可能となる
    信号出力コネクタピンと、 を備えたことを特徴とするシフトロックユニット。
  2. 【請求項2】 シフトレバー操作によりグルーブドピン
    のディテントプレートとの係合位置を変えて行うオート
    マチックトランスミッションのシフト変更のうちのPレ
    ンジから他のレンジへシフト変更するのにグルーブドピ
    ンのシフトレバーの軸方向の移動を要するそのグルーブ
    ドピンのシフトレバー軸方向移動により移動するべくグ
    ルーブドピンと係合するシフトロックプレートと、 前記グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動により移
    動するシフトロックプレートの移動方向と交差する方向
    へ移動してシフトロックプレートと係脱自在とされ、シ
    フトロックプレートとの係合状態では、グルーブドピン
    のシフトレバー軸方向移動によるシフトロックプレート
    の移動を不可としてグルーブドピンのシフトレバー軸方
    向移動を阻止し、シフトロックプレートとの離脱状態で
    は、グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動によるシ
    フトロックプレートの移動を可能としてグルーブドピン
    のシフトレバー軸方向移動を許容するストッパと、 このストッパを駆動するストッパ駆動手段と、 前記シフトロックプレートと係合し、シフトロックプレ
    ートの移動位置によってPレンジにあるか否かの検出を
    行う検出スイッチと、 前記検出スイッチに設けられ、検出スイッチの信号出力
    端子に形成される信号出力コネクタピンと、 前記検出スイッチに設けられ、検出スイッチのシフトロ
    ックプレートとの係合状態で相接する相接手段を介して
    ストッパ駆動手段の動力入力端子と接続され、検出スイ
    ッチ及びストッパ駆動手段と、ブレーキペダルを踏み込
    んでいない状態ではPレンジから他のレンジへのシフト
    を阻止するべくストッパ駆動手段を制御するシフトロッ
    クコントローラとの間の配線にあたって、信号出力コネ
    クタピンと共に単一の雌型コネクタで嵌合可能となる動
    力入力コネクタピンと、 を備えたことを特徴とするシフトロックユニット。
  3. 【請求項3】 シフトレバー操作によりグルーブドピン
    のディテントプレートとの係合位置を変えて行うオート
    マチックトランスミッションのシフト変更のうちのPレ
    ンジから他のレンジへシフト変更するのにグルーブドピ
    ンのシフトレバーの軸方向の移動を要するそのグルーブ
    ドピンのシフトレバー軸方向移動により移動するべくグ
    ルーブドピンと係合するシフトロックプレートと、 前記グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動により移
    動するシフトロックプレートの移動方向と交差する方向
    へ移動してシフトロックプレートと係脱自在とされ、シ
    フトロックプレートとの係合状態では、グルーブドピン
    のシフトレバー軸方向移動によるシフトロックプレート
    の移動を不可としてグルーブドピンのシフトレバー軸方
    向移動を阻止し、シフトロックプレートとの離脱状態で
    は、グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動によるシ
    フトロックプレートの移動を可能としてグルーブドピン
    のシフトレバー軸方向移動を許容するストッパと、 軸方向へ移動駆動される移動駆動軸を有し、この移動駆
    動軸に前記ストッパが取り付けられるストッパ駆動手段
    と、 前記シフトロックプレートと係合し、シフトロックプレ
    ートの移動位置によってPレンジにあるか否かの検出を
    行い、ブレーキペダルを踏み込んでいない状態ではPレ
    ンジから他のレンジへのシフトを阻止するべくストッパ
    駆動手段を作動するための検出スイッチと、 案内ピンを有し、前記シフトロックプレートを案内ピン
    直角方向へ移動自在としかつストッパの移動方向へ案内
    ピン回りに回動自在とするとともに、前記シフトロック
    プレートを案内ピン回りに回動付勢する付勢手段を有
    し、シフトロックプレートをストッパ駆動手段の固定部
    と当接し、グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動に
    より移動するシフトロックプレートをストッパ駆動手段
    の固定部と摺接しながら案内ピン直角方向へ移動案内す
    る案内手段と、 を備えたことを特徴とするシフトロックユニット。
  4. 【請求項4】 箱状に形成され、 内部に設けられ、前記グルーブドピンの移動により移動
    する前記シフトロックプレートを移動案内するシフトロ
    ックプレート案内部と、 外部に設けられ、前記ストッパ駆動手段を取り付けるス
    トッパ駆動手段取り付け部と、 外部に設けられ、前記検出スイッチを取り付ける検出ス
    イッチ取り付け部と、 を有し、合成樹脂で箱状に一体成形されるブラケットを
    備える請求項1又は2に記載のシフトロックユニット。
  5. 【請求項5】 シフトレバー操作によりグルーブドピン
    のディテントプレートとの係合位置を変えて行うオート
    マチックトランスミッションのシフト変更のうちのPレ
    ンジから他のレンジへシフト変更するのにグルーブドピ
    ンのシフトレバーの軸方向の移動を要するそのグルーブ
    ドピンのシフトレバー軸方向移動により移動するべくグ
    ルーブドピンと係合するシフトロックプレートと、 前記グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動により移
    動するシフトロックプレートの移動方向と交差する方向
    へ移動してシフトロックプレートと係脱自在とされ、シ
    フトロックプレートとの係合状態では、グルーブドピン
    のシフトレバー軸方向移動によるシフトロックプレート
    の移動を不可としてグルーブドピンのシフトレバー軸方
    向移動を阻止し、シフトロックプレートとの離脱状態で
    は、グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動によるシ
    フトロックプレートの移動を可能としてグルーブドピン
    のシフトレバー軸方向移動を許容するストッパと、 軸方向へ移動駆動される移動駆動軸を有し、この移動駆
    動軸に前記ストッパが取り付けられるストッパ駆動手段
    と、 前記シフトロックプレートと係合し、シフトロックプレ
    ートの移動位置によってPレンジにあるか否かの検出を
    行い、ブレーキペダルを踏み込んでいない状態ではPレ
    ンジから他のレンジへのシフトを阻止するべくストッパ
    駆動手段を制御するための検出スイッチと、 前記ストッパと移動駆動軸との間に設けられ、移動駆動
    軸の移動にストッパを追随させる方向の付勢力を及ぼす
    弾性変形部と、 を備えたことを特徴とするシフトロックユニット。
  6. 【請求項6】 シフトレバー操作によりグルーブドピン
    のディテントプレートとの係合位置を変えて行うオート
    マチックトランスミッションのシフト変更のうちのPレ
    ンジから他のレンジへシフト変更するのにグルーブドピ
    ンのシフトレバーの軸方向の移動を要するそのグルーブ
    ドピンのシフトレバー軸方向移動により移動するべくグ
    ルーブドピンと係合するシフトロックプレートと、 前記グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動により移
    動するシフトロックプレートの移動方向と交差する方向
    へ移動してシフトロックプレートと係脱自在とされ、シ
    フトロックプレートとの係合状態では、グルーブドピン
    のシフトレバー軸方向移動によるシフトロックプレート
    の移動を不可としてグルーブドピンのシフトレバー軸方
    向移動を阻止し、シフトロックプレートとの離脱状態で
    は、グルーブドピンのシフトレバー軸方向移動によるシ
    フトロックプレートの移動を可能としてグルーブドピン
    のシフトレバー軸方向移動を許容するストッパと、 軸方向へ移動駆動される移動駆動軸を有し、この移動駆
    動軸に前記ストッパが取り付けられるストッパ駆動手段
    と、 前記シフトロックプレートと係合し、シフトロックプレ
    ートの移動位置によってPレンジにあるか否かの検出を
    行い、ブレーキペダルを踏み込んでいない状態ではPレ
    ンジから他のレンジへのシフトを阻止するべくストッパ
    駆動手段を制御するための検出スイッチと、 前記ストッパに一体的に形成され、ストッパの移動方向
    と交差する方向に押圧されるとストッパを前記シフトロ
    ックプレートとの離脱方向へ移動可能とするシフトロッ
    ク解除部と、 を備えたことを特徴とするシフトロックユニット。
  7. 【請求項7】 前記ストッパ駆動手段はソレノイドとさ
    れ、 前記検出スイッチは、固定接点と、前記シフトロックプ
    レートと係合してシフトロックプレートと共に移動する
    係合部と、固定接点と接触でき係合部と共に移動する移
    動接点とを有する、 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のシフトロ
    ックユニット。
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