JPH0731776B2 - デジタル信号記録方法 - Google Patents

デジタル信号記録方法

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JPH0731776B2
JPH0731776B2 JP61081612A JP8161286A JPH0731776B2 JP H0731776 B2 JPH0731776 B2 JP H0731776B2 JP 61081612 A JP61081612 A JP 61081612A JP 8161286 A JP8161286 A JP 8161286A JP H0731776 B2 JPH0731776 B2 JP H0731776B2
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JP
Japan
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recording
digital signal
magnetic
recorded
head
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JP61081612A
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昭行 吉田
秀人 鈴木
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Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B5/09Digital recording

Landscapes

  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、PCM信号の記録再生装置に適用されるデジタ
ル信号記録方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明はデジタル信号記録方法に関し、記録を行う磁気
ヘッドの磁気ギャップ幅を記録されるデジタル信号の最
短波長の1/2未満とすることによって、特に低域信号の
記録特性を低下させて低域信号の磁性層の深層への記録
を防止するようにしたものである。
〔従来の技術〕
高域信号の記録を必要とするデジタル信号の記録回路に
おいては、一般に定電圧型の駆動アンプが用いられる。
これはいわゆる定電流型のアンプを使用した場合には、
分布容量等の影響で高域信号を充分に伝達できないため
である。
ところで定電圧型の駆動アンプを使用している場合に、
ヘッドの摩耗等によってヘッドインピーダンスが低下す
るとこれに反比例して記録電流が増加することになり、
特に低域信号が磁性層の深層まで記録されてオーバーラ
イト特性が劣化してしまう。
すなわちデジタル信号記録では、一般に消去ヘッドを用
いずに、いわゆるオーバーライト記録によって前回の記
録信号を消去するようにしている。その場合に記録電流
が大きくなり、特に低域信号が磁性層の深層まで記録さ
れると、次の記録時に同じ部分の記録が高域信号であっ
たときに消去が完全に行われず、消去残りが生じて再生
時の信号に妨害を発生してしまうおそれがあった。
なお第2図は記録電流(mA)に対する再生出力(mV:記
録の深さに対応する)を示したもので、記録信号の周波
数(MHz)ごとにそれぞれ図示のような特性を示してい
る。この図において横軸に示した2種類の数字は、上段
が記録ヘッドに摩耗がないとき(ギャップの深さが60μ
m)、下段は摩耗してギャップ深さが46μmになった場
合で、約43パーセント記録電流が増加している。なお、
ギャップ幅は記録されるデジタル信号の最短波長の1/2
以上である。
そこでこの図において、摩耗がない状態で記録電流を例
えば55mAに定めると、このときの低域3〜8MHzの再生出
力は105mV前後で、これに相当する記録の深さであれば
オーバーライト特性に問題がない。ところが同じ55mAの
記録電流のままでギャップの深さが46μmに摩耗する
と、そのときの例えば3MHzの再生出力は150mV近くにも
なっており、これで記録が深層にまで及んでオーバーラ
イト特性が劣化していた。
なおこの特性の劣化は、記録される磁気テープの磁性層
の厚さが記録されるデジタル信号の最短波長の2倍以上
のときに生じる障害であって、それ以下の磁性層厚のと
きは問題はない。しかしながら通常の塗布型の磁気テー
プでは磁性層厚は最短波長の2倍以上となっていること
が多い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したように従来の技術では、記録ヘッドが摩耗した
とき低域信号の記録が深くなってオーバーライト特性が
劣化してしまう問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、記録されるデジタル信号の最短波長の少なく
とも2倍以上の磁性層厚を有する磁気テープに上記デジ
タル信号の記録を行う場合に、上記記録を行う磁気ヘッ
ドの磁気ギャップ幅を上記デジタル信号の最短波長の1/
2未満としたことを特徴とするデジタル信号記録方法で
ある。
〔作用〕
これによれば、磁気ヘッドの磁気ギャップ幅を記録され
るデジタル信号の最短波長の1/2未満としたことによ
り、低域信号の記録特性が低下され、これによって記録
電流の増加による記録深度の深まりが押えられるので、
オーバーライト特性を容易に改善することができる。
〔実施例〕
本発明においては、記録のための磁気ヘッドの磁気ギャ
ップ幅を、記録されるデジタル信号の最短波長の1/2未
満にする。なお従来のギャップ幅は1/2以上である。
ここで第1図は例えばギャップ幅を記録されたデジタル
信号の最短波長の1/4とした場合の記録電流(mA)と再
生出力(mV:記録の深さに対応する)の特性を示したも
ので、この図から明らかなように、特に低域信号の記録
特性が低下されると共に平坦にされている。
従ってこの例において、例えば記録電流を70mAとした場
合に、ヘッド摩耗前の3〜8MHzの再生出力は90mV前後で
あり、これに対して46μmに摩耗したときの再生出力は
90〜105mV程度になるだけで、これによってオーバーラ
イト特性が劣化するおそれがない。
こうしてオーバーライト特性の劣化が防止されるわけで
あるが、本発明によればヘッドのギャップ幅を変えるの
みで極めて容易に実施できる。
なおギャップ幅を狭くすることによって高域の記録特性
も低下しているが、図からも明らかなように記録電流を
従来の55mAから70mAにするだけで充分な記録特性を得る
ことができる。
また本発明はギャップ幅を1/2未満とすることで効果が
あるが、現実には1/4前後で最適である。これは、これ
より大きいとオーバーライト特性の改善が少くなり、こ
れより小さいとスペーシングロス等によって記録特性が
必要以上に低下されてしまうものである。
さらに本発明は記録ヘッドに適用されるものであり、再
生ヘッドについては従来と同様のヘッドを用いるのが望
ましい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、磁気ヘッドの磁気ギャップ幅を記録
されるデジタル信号の最短波長の1/2未満としたことに
より、低域信号の記録特性が低下され、これによって記
録電流の増加による記録深度の深まりが押えられるの
で、オーバーライト特性を容易に改善することができる
ようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の説明のための図、第2図は従来の技術
の説明のための図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録されるデジタル信号の最短波長の少な
    くとも2倍以上の磁性層厚を有する磁気テープに上記デ
    ジタル信号の記録を行う場合に、 上記記録を行う磁気ヘッドの磁気ギャップ幅を上記デジ
    タル信号の最短波長の1/2未満としたことを特徴とする
    デジタル信号記録方法。
JP61081612A 1986-04-09 1986-04-09 デジタル信号記録方法 Expired - Lifetime JPH0731776B2 (ja)

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JPS62239306A JPS62239306A (ja) 1987-10-20
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JPS6214302A (ja) * 1985-07-12 1987-01-22 Victor Co Of Japan Ltd 高密度磁気記録再生装置

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