JPH05963Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH05963Y2 JPH05963Y2 JP1984161544U JP16154484U JPH05963Y2 JP H05963 Y2 JPH05963 Y2 JP H05963Y2 JP 1984161544 U JP1984161544 U JP 1984161544U JP 16154484 U JP16154484 U JP 16154484U JP H05963 Y2 JPH05963 Y2 JP H05963Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video
- recording
- switch
- tape recorder
- recording current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 8
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 4
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000750 progressive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、音声信号を磁性層の深層に記録し、
ビデオ信号をその表層に記録するいわゆる深層記
録方式のビデオテープレコーダ（VTR）に関す
るものである。
ビデオ信号をその表層に記録するいわゆる深層記
録方式のビデオテープレコーダ（VTR）に関す
るものである。
VTRを長時間使用すると、ビデオヘツドが摩
耗してインピーダンスが減少するため記録電流が
増加し、またヘツドのデプスの減少によりヘツド
の能率が向上する傾向がある。
耗してインピーダンスが減少するため記録電流が
増加し、またヘツドのデプスの減少によりヘツド
の能率が向上する傾向がある。
深層記録方式を採用しているハイフアイ
（HiFi）VTRでは、記録時に音声信号の上にビ
デオ信号を重ねて記録するため、ビデオヘツドが
摩耗すると、ビデオ記録電流が増加して音声信号
が消される割合が多くなる。第２図はその状況を
示すもので、同図Ａはビデオヘツド摩耗前の状
態、同図Ｂはその摩耗後の状態をそれぞれ示す。
更に、ビデオヘツドの摩耗が進むと、音声信号の
再生（RF）出力が減少するに至る。しかるに、
従来はこれを簡単に防止する方法が考えられてい
なかつた。
（HiFi）VTRでは、記録時に音声信号の上にビ
デオ信号を重ねて記録するため、ビデオヘツドが
摩耗すると、ビデオ記録電流が増加して音声信号
が消される割合が多くなる。第２図はその状況を
示すもので、同図Ａはビデオヘツド摩耗前の状
態、同図Ｂはその摩耗後の状態をそれぞれ示す。
更に、ビデオヘツドの摩耗が進むと、音声信号の
再生（RF）出力が減少するに至る。しかるに、
従来はこれを簡単に防止する方法が考えられてい
なかつた。
ビデオヘツドが摩耗するとビデオ最適記録電流
が低くなり画質が劣化するが、ビデオヘツドの摩
耗進行による音声信号の再生出力の低下は、ビデ
オの画質劣化より著しく、画質が許容できる範囲
内にある場合でも、音質は音破れ等により聴くに
耐えない状態になる。
が低くなり画質が劣化するが、ビデオヘツドの摩
耗進行による音声信号の再生出力の低下は、ビデ
オの画質劣化より著しく、画質が許容できる範囲
内にある場合でも、音質は音破れ等により聴くに
耐えない状態になる。
したがつて、本考案の目的は、深層記録方式
VTRにおいてビデオヘツドの摩耗による音質及
び画質の劣化を簡単な方法で防止ないし改善する
にある。
VTRにおいてビデオヘツドの摩耗による音質及
び画質の劣化を簡単な方法で防止ないし改善する
にある。
本考案のビデオテープレコーダは、上記目的を
達成するために、記録増幅器の前に配置され、該
記録増幅器のビデオ記録電流の大きさを切り換え
る可変減衰器と、この可変減衰器の減衰量を離散
的に切り換える手動スイツチとを有し、ビデオヘ
ツド摩耗時に手動スイツチを切り換えてビデオ記
録電流を減衰しうるようにしたものである。
達成するために、記録増幅器の前に配置され、該
記録増幅器のビデオ記録電流の大きさを切り換え
る可変減衰器と、この可変減衰器の減衰量を離散
的に切り換える手動スイツチとを有し、ビデオヘ
ツド摩耗時に手動スイツチを切り換えてビデオ記
録電流を減衰しうるようにしたものである。
音声の再生出力レベル又は音質が或る限度以上
に低下したとき、スイツチを切換えてビデオ記録
電流を少なくすることにより、音質の劣化が防止
されると同時に、ビデオ記録電流が最適電流に近
付くことにより画質の劣化が改善される。
に低下したとき、スイツチを切換えてビデオ記録
電流を少なくすることにより、音質の劣化が防止
されると同時に、ビデオ記録電流が最適電流に近
付くことにより画質の劣化が改善される。
第１図は、本考案の好適な実施例を示す回路図
である。同図に示すように、ビデオ記録増幅器の
入力部に抵抗及びスイツチより成る可変減衰器を
おく。この可変減衰器は、抵抗値の異なる複数の
抵抗を並列に配置して一端を共通接続し、他端を
複数の切換え端子としてアームがこれを順次切換
えるスイツチを設けたものである。なお、２個の
ビデオヘツドは、VTRの回転ドラムに沿つて回
転する回転ヘツドである。
である。同図に示すように、ビデオ記録増幅器の
入力部に抵抗及びスイツチより成る可変減衰器を
おく。この可変減衰器は、抵抗値の異なる複数の
抵抗を並列に配置して一端を共通接続し、他端を
複数の切換え端子としてアームがこれを順次切換
えるスイツチを設けたものである。なお、２個の
ビデオヘツドは、VTRの回転ドラムに沿つて回
転する回転ヘツドである。
スイツチは手動切換えであるので、その切換え
時期を決める方法としては次の２通りが考えられ
る。
時期を決める方法としては次の２通りが考えられ
る。
(イ) ダビングを行うプリンタ等のようにVTR本
体にチエツク端子があつた場合は、これにレベ
ル計又はオシロスコープ等を接続し、音声の再
生出力レベルが所定値以下に低下したときを切
換え時期とする。
体にチエツク端子があつた場合は、これにレベ
ル計又はオシロスコープ等を接続し、音声の再
生出力レベルが所定値以下に低下したときを切
換え時期とする。
(ロ) 一般向けセツトのようにVTR本体にチエツ
ク端子がない場合は、試験的に録画再生して再
生音に音破れがないかどうかを確認し、音破れ
があるときを切換え時期とする。
ク端子がない場合は、試験的に録画再生して再
生音に音破れがないかどうかを確認し、音破れ
があるときを切換え時期とする。
上記いずれの場合も、ビデオ記録電流が減少す
る方向にスイツチを切換えることは、いうまでも
ない。
る方向にスイツチを切換えることは、いうまでも
ない。
なお、本考案は、上記実施例に限らず、実用新
案登録請求の範囲内において種々の変形・変更を
しうるものである。
案登録請求の範囲内において種々の変形・変更を
しうるものである。
本考案によれば、次の如き実用的効果が得られ
る。
る。
(a) ビデオヘツドの摩耗による音声信号の消し過
ぎを手動スイツチの切換えによつて抑えられる
ので、ビデオヘツドの摩耗による音質劣化を防
止することができる。
ぎを手動スイツチの切換えによつて抑えられる
ので、ビデオヘツドの摩耗による音質劣化を防
止することができる。
(b) ビデオヘツドの摩耗が進むと、ビデオ最適記
録電流が低くなるが、上述のようにスイツチを
切換えることによつてビデオ記録電流を最適値
に近付けうるので、ビデオヘツド摩耗による画
質の劣化を改善することができる。
録電流が低くなるが、上述のようにスイツチを
切換えることによつてビデオ記録電流を最適値
に近付けうるので、ビデオヘツド摩耗による画
質の劣化を改善することができる。
第１図は本考案の好適な実施例を示す回路図、
第２図はビデオヘツドの摩耗により音声信号が消
される状況を示す説明図である。
第２図はビデオヘツドの摩耗により音声信号が消
される状況を示す説明図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 音声信号を磁性層の深層に記録し、ビデオ信号
を磁性層の表層に記録するビデオテープレコーダ
において、 記録増幅器の前に配置され、該記録増幅器のビ
デオ記録電流の大きさを切り換える可変減衰器
と、 上記可変減衰器の減衰量を離散的に切り換える
手動スイツチとを有し、ビデオヘツド摩耗時に該
手動スイツチを切り換えて上記ビデオ記録電流を
減衰しうるようにしたビデオテープレコーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984161544U JPH05963Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984161544U JPH05963Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6176503U JPS6176503U (ja) | 1986-05-23 |
| JPH05963Y2 true JPH05963Y2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=30719448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984161544U Expired - Lifetime JPH05963Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05963Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5180203A (ja) * | 1975-01-10 | 1976-07-13 | Tokyo Shibaura Electric Co | Jikikirokusaiseisochi |
| JPS51145303A (en) * | 1975-06-09 | 1976-12-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic recording reproducer |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60140208U (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-17 | ソニー株式会社 | 磁気記録装置 |
-
1984
- 1984-10-25 JP JP1984161544U patent/JPH05963Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5180203A (ja) * | 1975-01-10 | 1976-07-13 | Tokyo Shibaura Electric Co | Jikikirokusaiseisochi |
| JPS51145303A (en) * | 1975-06-09 | 1976-12-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic recording reproducer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6176503U (ja) | 1986-05-23 |
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