JPH061578B2 - 回転ヘッド式テープレコーダーの記録装置 - Google Patents

回転ヘッド式テープレコーダーの記録装置

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JPH061578B2
JPH061578B2 JP62066627A JP6662787A JPH061578B2 JP H061578 B2 JPH061578 B2 JP H061578B2 JP 62066627 A JP62066627 A JP 62066627A JP 6662787 A JP6662787 A JP 6662787A JP H061578 B2 JPH061578 B2 JP H061578B2
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JP
Japan
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recording
signal
area
recorded
tracking
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JP62066627A
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JPS63231755A (ja
Inventor
陽昭 西田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、テープの各トラックにPCM信号が記録され
る情報の記録領域とは別にトラッキング領域を形成し、
このトラッキング領域にトラッキング制御のための各信
号を記録する回転ヘッド式テープレコーダーの記録装置
に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、回転ヘッド式デイジタルオーディオテープレコー
ダー(R−DAT)では回転ヘッドにてヘリカルスキャ
ンされるテープの各トラックのトレース中央部に情報の
記録領域を形成すると共に、この情報の記録領域の両側
に即ち各トラックのトレース始端部とトレース終端部と
に夫々トラッキング領域を形成し、この情報の記録領域
にPCM信号を記録し且つトラッキング領域にトラッキ
ング制御のための各信号を記録するようにしている。即
ち、斯るトラッキング領域にはパイロット信号が記録さ
れるパイロットエリアとシンク信号が記録されるシンク
エリアとが夫々設けられていると共に、この両エリア以
外に消去信号が記録されるエリアとが設けられている。
そして、斯るR−DATでは情報の記録領域に記録され
るPCM信号のエラーレートの面より使用最高周波数
(4.7MHz)の最大自己録再出力が得られる記録電流付近
で情報の記録領域、トラッキング領域を問わずに記録し
ていた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 ところが、斯るR−DATでは消去ヘッドを使用せずに
記録済みテープに新しい信号を重ね書き記録することで
以前の記録内容を消去する方式を採用しており、そのた
め回転ヘッドの特性のバラツキにより使用最高周波数
(4.7MHz)の最大自己録再出力が得られる記録電流が第
3図に示す如く異なって各信号の記録強さ、特にパイロ
ット信号(130KHz)の記録強さが異なった場合、重ね書
き記録時に以前のパイロット信号が消え残る虞れがあ
り、正常なトラッキングが行なえないと謂う問題があっ
た。
そこで、本出願人はトラッキング領域に記録される各信
号の記録電流を情報の記録領域に記録されるPCM信号
の記録電流とは独立に制御するようにした、即ち情報の
記録領域は従来通りそのエラーレートが最良になる電流
で記録し、トラッキング領域はそのパイロット信号の記
録強さが所定の強さになるような電流でパイロット信
号、シンク信号、消去信号を問わずに記録する方式を先
に提案した。然し乍ら、この記録方式に依れば確かにパ
イロット信号の記録強さは回転ヘッドの特性のバラツキ
に影響されることなく一定にすることが出来るが、トラ
ッキング領域全体をパイロット信号と同一の記録電流で
記録しているため、パイロット信号以外の信号、特にシ
ンク信号が通常よりも強く記録される場合があり、重ね
書き記録時に消去しきれず誤シンク検出を起こし、正常
なトラッキングが行なえないと謂う問題があった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は上記した問題点を解決するために、回転ヘッド
にてヘリカルスキャンされるテープの各トラックのトレ
ース始端部とトレース終端部とに夫々トラッキング領域
を形成し、この各トラッキング領域にトラッキング制御
のためのパイロット信号が記録されるパイロットエリア
とこのパイロット信号のサンプリングのタイミングを設
定するためのシンク信号が記録されるシンクエリアとを
夫々設けると共に、この両エリア以外に消去信号が記録
されるエリアとを設け、再生時のトラッキング制御を行
なわせる回転ヘッド式テープレコーダーにおいて、前記
各トラッキング領域の各エリアに夫々各信号を記録する
際、各信号の記録電流を独立に制御して各信号毎に所定
の記録強さが得られるように構成したものである。
(ホ)作用 上記した本発明の記録方式に依れば、重ね書き記録時の
問題、即ちD/Uの低下や誤シンク検出等の問題を生じ
ず、安定したトラッキング制御を行なわせることが出来
る。
(ヘ)実施例 以下、本発明の一実施例について図面と共に説明する。
即ち、本発明に依れば回転ヘッドによる記録時に、トラ
ッキング領域に記録される各信号の記録電流を情報の記
録領域に記録されるPCM信号の記録電流とは独立に制
御するようにすると共に、更にこのトラッキング領域の
各エリア夫々に記録される各信号、即ちパイロット信
号、シンク信号、消去信号夫々の記録電流も夫々独立に
制御するようにしたものである。そのため、例えば各R
−DATに塔載される回転ヘッドの特性に夫々バラツキ
があり、その使用最高周波数の最大自己録再出力が得ら
れるよう設定される記録電流が各R−DATで夫々異な
っても、トラッキング領域に記録されるパイロット信号
はその記録強さが各R−DATで一定になるようその記
録電流を制御することが出来るので、一方のR−DAT
で記録したテープをヘッド特性の異なる他方のR−DA
Tで重ね書き記録した際、以前のパイロット信号の消え
残りが大きくなってD/U(重ね書き記録のパイロット
信号と先行記録のパイロット信号の消し残りとの比)が
悪化すると謂った問題を生じる虞れもなく、良好なトラ
ッキング制御が行なえる。また、シンク信号や消去信号
の場合も同様で、各R−DATに塔載された回転ヘッド
の特性にバラツキがあっても、その記録強さを各R−D
ATで一定に且つパイロット信号の記録強さとも調整す
ることが出来るので、一方のR−DATで記録したテー
プをヘッド特性の異なる他方のR−DATで重ね書き記
録した際、以前のシンク信号の消え残りが大きくなり、
誤シンク検出の原因になると謂った問題を生じる虞れも
ない。
次に、第1図は斯る本発明を実現するための具体的なシ
ステム構成例を示し、(1)は所定のタイミングで順次パ
イロット信号、シンク信号、消去信号、PCM信号等が
入力される記録入力端子、(2)は記録入力端子(1)に入力
された各信号のレベルを可変する可変回路、(3)は記録
アンプ、(4)は再生アンプ、(5)は回転ヘッドシリンダー
のロータリートランス、(6)は回転ヘッド、(7)〜(10)は
パイロット信号、シンク信号、消去信号、PCM信号の
記録電流を夫々独立に制御するための調整用可変抵抗
器、(11)はパイロット信号、シンク信号、消去信号、P
CM信号の内何れの信号が記録入力端子(1)に入力され
るかによって前記調整用可変抵抗器(7)〜(10)を選択切
換し記録電流を各信号に応じた値即ち、所定の記録強さ
が得られる値に可変する選択回路である。即ち、例えば
今記録入力端子(1)にパイロット信号が所定のタイミン
グで入力されると、このパイロット信号の入力タイミン
グと期間を設定するゲートパルスが選択回路(11)の入力
端(a1)に印加され、この選択回路(11)がパイロット信号
用の調整用可変抵抗器(7)を選択して記録電流をパイロ
ット信号に応じた値(即ち、所定の記録強さが得られる
値)に可変することになる。従って、パイロット信号の
記録強さは回転ヘッドの特性のバラツキに影響されるこ
となく一定にすることが出来る。尚、第1図は一方の回
転ヘッド、例えばAヘッドについてのシステム構成例で
あり、他方のBヘッドについても同様のシステム構成が
必要である。
尚、第2図はAヘッド奇数トラックのトレース始端部側
のタイミングチャートで、(a)はパイロット信号(f1)用
のゲートパルス、(b)はシンク信号(f2)用のゲートパル
ス、(c)は消去信号(f4)用のゲートパルス、(d)はPCM
信号用のゲートパルスである。ここで、消去信号用のゲ
ートパルス(c)にはIBG用のゲートパルスも含まれて
いる。これはIBGには消去信号と同じ周波数の信号(f
4)が記録されるためである。
(ト)発明の効果 上述した如く本発明記録装置では、トラッキング領域の
各エリアに夫々信号を記録する際、各信号、即ちパイロ
ット信号、シンク信号、消去信号夫々の記録電流を独立
に制御して各信号毎に所定の記録強さが得られるように
したので、重ね書き記録時の問題、即ちD/Uの低下や
誤シンク検出等の問題を生じず、安定したトラッキング
制御を行なわせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略システム構成図、
第2図は一部テープパターンと対応させたタイミングチ
ャート、第3図はパイロット信号の記録強さのバラツキ
を示す特性図である。 (2)…可変回路、(7)〜(10)…調整用可変抵抗器、(11)…
選択回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドにてヘリカルスキャンされるテ
    ープの各トラックのトレース始端部とトレース終端部と
    に夫々トラッキング領域を形成し、この各トラッキング
    領域にトラッキング制御のためのパイロット信号が記録
    されるパイロットエリアとこのパイロット信号のサンプ
    リングのタイミングを設定するためのシンク信号が記録
    されるシンクエリアとを夫々設けると共に、この両エリ
    ア以外に消去信号が記録されるエリアとを設け、再生時
    のトラッキング制御を行なわせる回転ヘッド式テープレ
    コーダーの記録装置において、前記各トラッキング領域
    の各エリアに夫々記録する各信号の記録電流を各々独立
    して調整する調整手段と、該調整手段によって調整され
    た各信号のいずれかを選択する選択手段とを有すること
    を特徴とする回転ヘッド式テープレコーダーの記録装
    置。
JP62066627A 1987-03-20 1987-03-20 回転ヘッド式テープレコーダーの記録装置 Expired - Lifetime JPH061578B2 (ja)

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JP62066627A JPH061578B2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20 回転ヘッド式テープレコーダーの記録装置

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JP62066627A JPH061578B2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20 回転ヘッド式テープレコーダーの記録装置

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Publication Number Publication Date
JPS63231755A JPS63231755A (ja) 1988-09-27
JPH061578B2 true JPH061578B2 (ja) 1994-01-05

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ID=13321319

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JP62066627A Expired - Lifetime JPH061578B2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20 回転ヘッド式テープレコーダーの記録装置

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